静岡地裁決定要旨
・死刑判決で元被告が事件を起こした時に着ていたと認定された衣類は、捜査機関がねつ造した疑いがある。
・元被告は死刑の恐怖のもとで極めて長い間、身柄を拘束された。これ以上勾留を続けることは耐えられないほど正義に反する。
・死刑の執行と勾留を停止し、釈放を認めることを決定する。
僕は、今回の「死刑の執行と勾留を停止し、釈放」は遅すぎたと思ってます。2011年12月23日に、僕は以下記事を阿修羅投稿で紹介しています。下記記事中、静岡地検千葉雄一郎次席検事のDNAについての屁理屈は、今回の静岡地裁決定で完膚無きまでに退けられています。それにしても下記記事が地方版だけとは。
2011年12月23日
袴田事件:再審請求 DNA不一致 「有罪の証拠崩れた」 姉は再審祈り涙--弁護団会見 /静岡(毎日)
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20111223ddlk22040194000c.html
「袴田さんの有罪を立証する要の証拠が崩れた」。1966年に旧清水市(現静岡市清水区)で4人が殺害された「袴田事件」。無実を訴える袴田巌死刑囚(75)が犯行時、着ていたとされる5点の衣類に付着した血液のDNA型が、被害者のものと一致しなかった結果を受け、弁護団の小川秀世事務局長は、東京都内の弁護士会館で開いた記者会見で声を震わせた。姉の秀子さん(78)は、目に涙を浮かべながら「一日も早い再審開始が決定されるよう、祈っております」とまっすぐ前を見据えた。【平林由梨、平塚雄太、西嶋正信】
弁護側の記者会見には西嶋勝彦弁護団長、小川弁護士ら8人の弁護士と秀子さんが並んだ。また、布川事件で無期懲役判決を受けた後、今年6月に再審で無罪が確定した杉山卓男さん(65)や、支援者ら十数人も駆けつけた。
小川弁護士は「死刑事件で証拠の捏造(ねつぞう)が行われていたことがはっきりした。許せない気持ちでいっぱいだ」と声を震わせると、隣に座った秀子さんは小さく、何度もうなずいた。西嶋弁護団長は「機は熟した。裁判所がまだ慎重に判断したいということなら、速やかに鑑定人の尋問を行ってほしい」と訴えた。
同日昼過ぎ、秀子さんは東京拘置所(東京都葛飾区)に収容されている袴田死刑囚のもとを訪れた。しかし、「(袴田死刑囚は)関係ないと言っている」と担当者に説明され、面会はできなかった。DNA鑑定結果を聞いたのは夕方、会見場所の弁護士会館に着いてからだった。「長い長い闘いだから、わりと平常心で受け止めた」と振り返るが、会見で「長い46年間」と口にしたら、自然に涙があふれた。
また、裁判所が求めた血液型の鑑定などを行わなかった検察側の結果に対し、弁護団は「こんなこと初めて」「前代未聞だ、許されない」と厳しく指摘。袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会の事務局長、山崎俊樹さん(57)も「検察側の鑑定結果が不十分なもので失望している。積極的に鑑定したようには思えない」と不満をあらわにした。
袴田死刑囚の身柄拘束は45年近くと長期にわたる。拘禁反応が見られる他、認知症の疑いもあるという。秀子さんによると、最近は出された薬を飲まないという。西嶋弁護団長は「これだけ重大な結果が出ている。引き続き袴田さんを拘置することは不当だ」と述べ、26日にも静岡地検に釈放を求める申し入れを行うとした。
◇検察側「同一試料使い、なぜ食い違い」
DNA再鑑定の結果について、静岡地検の千葉雄一郎次席検事は「今回の二つの鑑定結果には相当の食い違いがあり、同一試料を使ってなぜこのような食い違いが出たのかも含め、その信用性について検討していく必要がある」とのコメントを発表した。
記者団の取材にも応じ、「科学的検証をせざるを得ない」として、今回の鑑定結果について中立的な専門家の意見をもとに検討していく考えを示した。
DNA鑑定は、足利事件で再審無罪の決め手になっている。千葉次席検事は、「(袴田事件は)そもそも古い事件で、DNA鑑定を想定した証拠品の取り扱いをしていない」と指摘。いろいろな人が触り、血痕が付いた部分も第三者のDNAが付着した可能性があるとして、「(足利事件と比べ)今回はあまりにも質が違いすぎる」と述べた。【仲田力行】
袴田事件:弁護団、早期再審訴え 不一致「工作疑わせる」
袴田事件:血痕再鑑定 弁護側「被害者と不一致」と判断
袴田事件
東日本大震災:ごみ焼却灰が秋田から返送 焼津の清掃工場に /静岡
東日本大震災:がれき受け入れ、島田で住民説明会 ほぼ全員が反対 /静岡
毎日新聞 2011年12月23日 地方版←それにしても地方版とは、いや地方版だから出せたのかも、。日本のマスコミの劣化が止まりません(SOBA)
「八木啓代のひとりごと」さんの——冤罪事件とは、「真犯人」を警察と検察が逃がしたということですよね——がなかなか強烈で必読です。江川紹子さんの——「刑事司法の理念からは耐え難い不正義」――袴田事件で再審開始&釈放を命じた決定を読む——は良くまとまっていて分かりやすいので後ろで資料として採録しておきます。
2007年2月26日放送/テレビ朝日報道ステーションから
告白 死刑判決の袴田事件元裁判官「私も無罪だと」
YouTubeは消されているのでmp3 Podcast。(Niftyが開くのが遅い場合はこちら⇒その1、その2 )
(クリックすると拡大します)
2分33秒の所から:
連日長時間の取調べ。16時間20分のことも、。(朝7時からとして、丸一日回って夜中の11時過ぎまでと言うこと。)
3分35秒から:
元裁判官「手続きの進行で、ある段階で、僕は無罪だと思った。」
(略)
5分50秒から:
ナレーション:「袴田死刑囚は刑が確定したのち、獄中から一人息子に手紙を送っている。」
必ず証明してあげよう。お前のちゃんは決して人を殺していないし、一番それを良く知っているのが警察であって、一番申し訳なく思っているのが裁判官であることを。
(クリックすると拡大します)
告白 死刑確定の袴田事件
元裁判官「私も無罪だと」
袴田事件で死刑判決を書いた熊本典道元裁判官(69)
「泣いているしかないと思います」
6分17秒の所から:
記者:袴田死刑囚にいま会えるとしたらどんな言葉をかけたいですか。
熊本氏「、、、恐らくね、言葉はないと思う。15分なり15分、目の前で頭下げて泣いてるしかないと思う。本人の、、。」
裁判官 石見勝四
裁判官 高井吉夫
裁判官 熊本典道
熊本氏以外、ほかの2人はすでに他界——
↑↓さらに詳しくは雑談日記の下記投稿で(当時の記事なども集めてます)
2007年11月14日 (水)
YouTube:無実の死刑囚・袴田巌さんの元裁判官熊本典道氏の異例の告白。またすぐ消されるかも。mp3でも保存。
上記放送の約2ヶ月後に静岡朝日テレビが23分33秒の放送の中で上記YouTube部分を全て含めて放送してます。以下動画です。
悔恨~袴田事件を裁いた男~ 2007年
http://www.dailymotion.com/video/x5hnplj
悔恨~袴田事件を裁いた男~ 2007年 投稿者 osanpodeonigiri
公開日: 04/09/2017
期間: 23:33
悔恨~袴田事件を裁いた男~ 2007年5月6日(日)深夜1時放送
最初から2分ほど音が小さくなってます。
関連:「日本の司法は中世レベルで世界の恥さらし」をいくつか。
2013年6月22日 (土)
Mrシャラップ人権大使上田の動画見るなら海外配信。&「国連・拷問禁止委が代用監獄等日本の人権に不合格」6年前の記事。
2013年8月 4日 (日)
偽造捜査報告書の犯罪者検事「田代不起訴」に見る日本の病理、など動画を2本。
2010年9月23日 (木)
郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で、大阪地検特捜の証拠改ざん、朝日の第一報から今日までの記事を採録。
ラジオ文化放送の録音です。聞きごたえあります。
【大竹まこと】袴田事件・警察の捏造?!~逮捕から48年で釈放!
mogurin mogu
http://youtu.be/y7m1DIh2UFs
公開日: 2014/03/28
(ビデオニュース・コム)
2014年03月27日【袴田事件再審開始決定】袴田巌元被告保釈後弁護団会見videonewscom
https://www.youtube.com/watch?v=018yEEWDhDA
公開日: 2014/03/27
(始めに戻る)
以下、資料として採録。
「刑事司法の理念からは耐え難い不正義」――袴田事件で再審開始&釈放を命じた決定を読む
江川 紹子 | ジャーナリスト
2014年3月29日 0時17分
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140329-00034017/
画期的な決定だった。再審開始や死刑の執行停止だけでなく、拘置の執行を停止し、有罪判決の決め手となった証拠が「捜査機関によってねつ造された疑いのある」ことも明記されていた。これによって、死刑囚が再審開始決定を受けてすぐに釈放されるという、戦後初めての急展開となった。
釈放された袴田巌さんと姉の秀子さん
DNA鑑定の威力
本文は68ページ。再審請求審の決定書としては、さほど長くはない。裁判所の判断の説明はDNA鑑定から始まる。この決定書を読んで、改めてDNA鑑定が裁判所に与える影響は強い、と感じた。足利事件や東電OL事件も新たなDNA鑑定によって再審開始が決まったが、今回もDNA鑑定が再審開始の大きな根拠となった。
事件発生から時間が経過していることや保管状況などから、検察側は試料の劣化や捜査員らのDNAが付着するコンタミネーションの影響を強調したが、裁判所は(1)血液に由来するDNAは試料中に長い年月残存する。乾燥した場合はより残存しやすく、凝固した血液であれば、DNAは常温であっても安定的に保たれる。(2)一方、唾液や皮膚片等に由来するDNAは、数ヶ月も経過しないうちに検出されなくなる――などとして、退けた。
証拠開示の力
ただ、この決定はDNA鑑定だけに支えられているわけではない。DNAに関しては、弁護側と検察側の鑑定人で見解が異なる点もあった。それでも裁判所が弁護側鑑定を受け入れたのは、新たに開示された証拠類を見て、冤罪との心証を強くしたからだろう。
特に、殺害時に着ていたとされるズボンのサイズについての新証拠は衝撃的だった。
控訴審での着装実験で袴田さんはズボンをはくことができなかった※
※SOBA:NHKも3月27日 10時14分のニュースでこの写真を流しました。
原審控訴審で実験してみたところ、ズボンはきつすぎて袴田さんははくことができなかった。ズボンのタグに書かれた「B」という表示は、肥満体サイズを示すと受け止められ、はけなかったのは、味噌付けにされた後に乾燥されて生地が縮んだためとか、袴田さんが運動不足で太っただめだとか、そんな理屈をつけて、済ませてしまった。実際は、「B」は色を示す記号であり、ズボンは細身サイズだったことが、新たに開示された証拠で分かった。ズボンは、縮んだわけではなく、最初から袴田さんには小さすぎて、これを着て犯行に及ぶなどありえない話だったのだ。
弁護側や裁判所にとっては、「新証拠」「新事実」だったが、こうした証拠は衣類が「発見」されてまもなく作られていた。警察や検察にとっては、とっくに知っている事実だった。にも関わらず、その事実を隠し、裁判所の誤った判断を導いたのだ。
重大証拠のねつ造疑惑
このズボンを含む血染めの衣類5点は、公判段階に入ってから味噌樽の中から「発見」された。生地の色合いや血痕の色は、1年以上味噌に漬かっていたにしては不自然だった。有罪判決の最大の根拠となったこの衣類については、以前から捜査機関によるねつ造ではないかという疑惑が指摘されていた。
今回の再審請求審を担当した裁判官たちも、その疑いを強くもったようだ。決定書は、こう書いている。
〈ねつ造されたと考えるのが最も合理的であり、現実的には他に考えようがない。そして、このような証拠をねつ造する必要と能力を有するのは、おそらく捜査機関(警察)をおいて外にないと思われる。〉
決定書では、この推認のプロセスはかなり省略されている。事件の経過を知らずに決定書だけを読むと、唐突感を覚えるかもしれない。しかし、新たに出てきた証拠に加えて、証拠開示に至るやりとりなど、再審請求審を通じて見聞したすべてのことから、裁判官たちは「ねつ造」をもはや確信したのだろう。決定書の最後の20ページほどの中に十数カ所も「ねつ造」という表現が出てくる。ねつ造疑惑を「想像の産物」と切って捨てる検察側に対し、「あり得ないなどとしてその可能性を否定することは許されない」と厳しい批判を加えている。
裁判官の義憤
これ以外にも、自白調書のほとんどが任意性を否定されたり、ほかにもねつ造が疑われる証拠があるなど、決定書は不当・違法な捜査を問題にしている。
そのような捜査の結果、ねつ造の可能性が高い証拠によって誤った裁判が行われ、重大な人権侵害が発生した。それが見えてきたことで、裁判官の正義感に火がついたに違いない。
私は、これほどまでに、裁判官が義憤がこもった書面を読んだことがない。その怒りのほどは、たとえば次のような記述からうかがえる。
〈国家機関が無実の個人を陥れ、45年以上にわたり身体を拘束し続けたことになり、刑事司法の理念からは到底耐え難いことといわなければならない〉
〈拘置をこれ以上継続することは、耐え難いほど正義に反する状況にあると言わざるを得ない。一刻も早く袴田の身柄を解放すべきである〉
不正義に対する強い憤りがびんびんと伝わってくる。
検察は自ら策定した「検察の理念」を熟読せよ
疑惑を向けられているのは警察だけではあるまい。検察にも、証拠隠しを続けてきたうえ、ねつ造の隠蔽に加担したのではないかとの疑念が生じている。
このような批判や疑惑に、検察は誠実に対応しなければならない。異議申し立てをするなどして、これ以上確定判決の死守に汲々としたり、メンツにこだわったり、先輩たちをかばい立てるのではなく、今なお隠している全証拠を開示し、真相解明に協力する。これが、「公益の代表者」として検察がなすべきことだろう。
証拠改ざんの不祥事が発覚後、検察は改革の一貫として、倫理規定「検察の理念」を自ら策定した。その中に、次の一文がある。
〈権限行使の在り方が、独善に陥ることなく、真に国民の利益にかなうものとなっているかを常に内省しつつ行動する、謙虚な姿勢を保つべきである〉
本件に関わる検察官は、改めて熟読してもらいたい。
司法はこの事件を検証し、反省し、学ぶべきだ
袴田さんがボクサーだった時のトロフィーなど
また今回の決定は、裁判所の書面としてはこれまた珍しく、原審裁判所に対する批判めいた記述がある。それは、5点の衣類の発見経過に関してだ。
事件発生は1966年6月30日。その頃のタンク内の味噌は深さ30センチほどにまで減少していた。7月4日に警察の捜査員がタンク内を覗いたが衣類は発見できなかった。同月20日に従業員が味噌の仕込みを行うのにタンク内に入ったが、この時も発見されなかった。ところが、翌年の8月31日になって「発見」されるのだ。
決定書は、これを不自然ではないと評価して一審の有罪認定を維持した控訴審判決について、こう書いている。
〈まったくあり得ない訳ではないという意味でなら理解できるが、通常の用語としては、やはり不自然と判断するのが相当である〉
そして、この経緯がいかに不自然であるか、理由を具体的に述べている。この不自然さを見れば、裁判所は5点の衣類の扱いに、もっと慎重であるべきだったのではないか。そうすれば、袴田氏は遅くとも控訴審の段階で無罪となっていたのではないか。司法が、1人の人間の人生を奪ってしまったのでは…という裁判官たちの忸怩たる思いが、「刑事司法の理念からは到底耐え難い」という表現になったのだろう。
再審の手続とは別に、この事件では警察、検察、裁判所のどこにどのような問題があったのかを検証し、反省し、そこから教訓を学んでいかなければならない。それを現在行われている法制審議会特別部会の議論にも生かしてもらいたい。少なくとも、裁判が始まる前の早い段階から全面的に証拠開示を行う制度は、絶対に必要だろう。
自由の身となった袴田さんは、姉の秀子さんと共にホテルに宿泊。翌日の弁護団と秀子さんの記者会見によれば、釈放直後に比べて、袴田さんの自発的な発語が増えてきた、とのこと。長期の身柄拘束と死刑執行の恐怖によって病んだ心には、「自由」と「安心」という薬がなにより効くのだろう。とりあえずの「自由」は得た。再審が実際に開かれ、「安心」を手にするまでに、あとどれだけの時間が必要なのだろうか…。
(3月28日付東京新聞に掲載された拙稿に大幅加筆しました)
江川 紹子
ジャーナリスト
神奈川新聞記者を経てフリーランス。司法、政治、災害、教育、カルト、音楽など関心分野は様々です。
48年前の袴田事件 死刑囚の再審認める 動画あり、2分55秒
3月27日 10時14分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140327/t10013275881000.html
→魚拓2(お勧め 動画再生可)
→魚拓
動画 2分55秒(念の為に録音した音声です)
(SOBAコメント始め)
←頁中動画の2分3秒の所をキャプチャしました。犯行時に穿いていたズボンと検察が主張する着装実験の所です(控訴審での写真)。袴田さんにはズボンが小さすぎてはけないこの写真をNHKも流しました。
この動画の前後、2分1秒から2分9秒のところまでをフルスクリーンにしてキャプチャし、それを4コマのコマ送りgifにまとめました。
←56秒の所からアナウンサーは「取り調べに対して一旦自白しましたが、裁判では一貫して無実を訴えました」とサラッと言っているが、ここは他の民主主義国家ではとても考えられないような長期勾留と密室での長時間取り調べについて言及しなきゃ駄目でしょう(←頁内ジャンプします)。
(SOBAコメント終わり)
昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、静岡地方裁判所は死刑が確定していた袴田巌元被告について「犯行に使われたとされた衣類はねつ造の疑いがある」と指摘して再審=裁判のやり直しを認めました。
裁判所はあわせて元被告の釈放を認める決定も出しました。
昭和41年、今の静岡市清水区でみそ製造会社の専務の一家4人が殺害された事件では、当時、会社の従業員で強盗殺人などの罪で死刑が確定した袴田巌元被告(78)が無実を訴え、弁護団が再審=裁判のやり直しを求めてきました。
この中では犯行の際に元被告が着ていたと判決で認定された「5点の衣類」が本人のものだったかどうかが最大の争点となりました。
27日の決定で静岡地方裁判所の村山浩昭裁判長は「DNA鑑定の結果から5点の衣類は犯人が着ていたものではなく、捜査機関によって後日ねつ造された疑いがある」と指摘して再審を認めました。
また、裁判長は「極めて長期間、死刑の恐怖のもとで身柄を拘束され続けてきた。これ以上勾留を続けることは正義に反する」と指摘して、袴田元被告の死刑の執行と勾留を停止し、釈放を認める決定も出しました。
死刑囚の再審を認める決定は9年前・平成17年の、いわゆる「名張毒ぶどう酒事件」以来、6件目です。
これまでの5件のうち、名張事件は後に決定が取り消されましたが、ほかの4件はその後、いずれも再審が開始され、無罪となっています。
袴田元被告の姉「粘りに粘った結果」
再審の開始が決まった直後、袴田元被告の姉の秀子さんは「無実を信じて粘りに粘った結果だと思う。とにかくうれしいのひと言しかありません。きょうのこの日とこれまで支援してくださった方々に感謝いたします」と話しました。
袴田被告の弁護団長「熱い思いかなう」
袴田元被告の弁護団の西嶋勝彦弁護団長は裁判所の前で「再審開始となりました。袴田さんの熱い思いがついにかないました」と短く報告しました。
そして、再審の開始と死刑の執行の停止と釈放を命じた裁判所の決定を読み上げると、支援者たちは大きな歓声を挙げ、拍手をしていました。
予想外の決定
静岡地方裁判所が再審の開始を認める決定を出したことについて、静岡地方検察庁の西谷隆次席検事は「予想外の決定であり、本庁の主張が認められなかったのは誠に遺憾である。上級庁とも協議のうえ、速やかに対応したい」と話しています。
また、静岡県警察本部はNHKの取材に対して「再審の決定についてはコメントを差し控えたい。内容を精査して今後の対応を考えたい」としています。
[関連ニュース]
・ 死刑執行後の再審 地裁がきょう判断 (3月31日 5時36分)
・ 再審 DNA鑑定の信用性が焦点に (3月28日 4時24分)
・ 袴田さん釈放 再審決定は捜査機関批判 (3月27日 19時09分)
・ 袴田事件 再審・釈放決定の特徴は (3月27日 19時09分)
・ 袴田事件最大の争点 衣類の鑑定結果は (3月27日 15時54分)
[関連リンク]
◇ 時論公論 「東電社員殺害事件 再審無罪後に残るもの」 解説委員室ブログ (11月6日)
◇ 東電女性社員殺害事件 再審の衝撃 クローズアップ現代 (6月7日)
◇ 時論公論 「"再審の壁"名張毒ぶどう酒事件」 解説委員室ブログ (5月25日)
袴田事件の再審認める「証拠ねつ造の疑い」 動画あり、3分50秒
3月27日 12時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140327/t10013280161000.html
→魚拓2(お勧め 動画再生可)
→魚拓
動画 3分50秒
昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で、静岡地方裁判所は死刑が確定していた袴田巌元被告の再審=裁判のやり直しを認める決定を出しました。
また、裁判所は「捜査機関が証拠をねつ造した疑いがあり、無実の人を陥れて長期間拘束を続けたことになる」と当時の捜査を厳しく批判し、釈放を認める異例の決定を出しました。
昭和41年、今の静岡市清水区でみそ製造会社の専務の一家4人が殺害された事件では、当時、会社の従業員で強盗殺人などの罪で死刑が確定した袴田巌元被告(78)が無実を訴え、弁護団が再審=裁判のやり直しを求めてきました。
最大の争点は事件の1年2か月後に現場近くのみそタンクで見つかり、判決で元被告が着ていたと認定された「5点の衣類」が本人のものかどうかという点でした。
決定で静岡地方裁判所の村山浩昭裁判長は「元被告が犯行時に着ていたとされた、シャツの血液が、本人のDNAと一致しないという鑑定結果は信用できる。ズボンはサイズが合わない可能性があるほか、衣類の色も長期間みその中に隠されていたにしては不自然だ」と指摘しました。
そして「犯行に使われたとされた衣類は、捜査機関によるねつ造の疑いがある」と結論づけて再審を認める決定を出しました。
また、裁判長は「人権を顧みることなく元被告を犯人として追及し、無実の個人を陥れて、長期間、拘束を続けたことになる」と当時の捜査を厳しく批判したうえで、「これ以上の勾留は正義に反する」と指摘して、袴田元被告の死刑の執行と勾留を停止し、釈放を認める異例の決定も行いました。
静岡地方裁判所が再審の開始を認める決定を出したことについて、静岡地方検察庁の西谷隆次席検事は「予想外の決定であり、本庁の主張が認められなかったのは誠に遺憾である。上級庁とも協議のうえ、速やかに対応したい」と話しています。
また、静岡県警察本部は「決定内容を聞いていないのでコメントは差し控えさせていただく」と話しています。
死刑囚の再審認める決定は6件目
死刑囚の再審を認める決定は、9年前・平成17年の、いわゆる「名張毒ぶどう酒事件」以来、6件目です。
死刑が確定した事件で初めて再審が認められたのは、昭和25年に香川県で63歳の男性が自宅で殺害されて金が奪われた「財田川事件」です。
その後も、昭和23年に熊本県で夫婦2人が自宅で殺害された「免田事件」。
昭和30年に宮城県で住宅が全焼して一家4人が遺体で見つかった「松山事件」。
昭和29年に静岡県で当時6歳の女の子が連れ去られて殺害された「島田事件」があります。
この4つの事件は裁判をやり直した結果、いずれも無罪の判決が言い渡されました。
一方、昭和36年に三重県で女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」は、平成17年にいったん再審を認める決定が出た後、別の裁判官が取り消しています。
この事件については、その後再審を認めない判断が最高裁判所で確定したため、弁護団が新たに再審請求を行っています。
再審認められるケース相次ぐ
ここ数年、科学的な鑑定や新たに開示された証拠が決め手となって殺人など重大な事件で再審が認められるケースが相次いでいます。
このうち、無期懲役が確定した事件では平成17年に茨城県で1人暮らしの男性が殺害された「布川事件」で男性2人の再審が認められたほか、平成21年には栃木県で当時4歳の女の子が殺害された「足利事件」で再審が認められました。
そして、おととしには平成9年に東京電力の女性社員が殺害された事件で、ネパール人の男性に対する再審が認められ、いずれもやり直しの裁判で無罪が確定しています。
足利事件と東京電力の女性社員が殺害された事件では、新たにDNA鑑定が行われて別人のDNAと判明したことが大きな理由となりました。
また、布川事件では検察が開示していなかった無罪をうかがわせる当時の証言が明らかになったことなどが再審の決め手となりました。
死刑囚の勾留停止は初めて
死刑が確定した事件について再審開始決定の段階で、死刑囚の勾留を停止し、釈放を認める判断を裁判所が出したのは今回が初めてです。
法律では再審開始の決定をしたときには裁判所は刑の執行を停止することができると定められています。
しかし、死刑囚の場合、停止する対象は死刑の執行で、勾留については明確な規定がありません。
これまで確定した死刑判決が再審で無罪となった4つの事件でも勾留されていた人が拘置所から出たのは再審の裁判で無罪判決が言い渡されたあとでした。
今回、裁判所が「これ以上、勾留を続けることは耐え難いほど正義に反する」と強い姿勢を示し、袴田被告の釈放を裁量で認めた決定を検察が受け入れるのかどうか焦点となります。
[関連ニュース]
・ 死刑執行後の再審 地裁がきょう判断 (3月31日 5時36分)
・ 再審 DNA鑑定の信用性が焦点に (3月28日 4時24分)
・ 袴田さん釈放 再審決定は捜査機関批判 (3月27日 19時09分)
・ 袴田事件 再審・釈放決定の特徴は (3月27日 19時09分)
・ 袴田事件最大の争点 衣類の鑑定結果は (3月27日 15時54分)
袴田さん釈放 再審決定は捜査機関批判(NHK)
3月27日 19時09分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140327/k10013295391000.html
→魚拓
袴田さん釈放 再審決定は捜査機関批判
昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定し、27日再審=裁判のやり直しが認められた袴田巌さんが、逮捕から48年たって東京拘置所から釈放されました。
再審を認めた決定は、捜査機関が証拠をねつ造し、死刑の恐怖のもとに身柄を拘束した疑いがあると強く批判しました。
袴田巌さんは、昭和41年、今の静岡市清水区でみそ製造会社の専務の一家4人が殺害された事件で強盗殺人などの罪で死刑が確定し、無実を訴えて再審=裁判のやり直しを求めた結果、27日静岡地方裁判所で認められました。
裁判所は決定で元被告が事件を起こした時に着ていたとかつての死刑判決で認定された衣類について、捜査機関がねつ造した疑いがあると指摘しました。
再審請求の審理のなかで行ったDNA鑑定などをもとに、事件から1年以上たってみそタンクの中から見つかった衣類は、犯人のものでも袴田さんのものでもない可能性が強まったという判断でした。
さらに裁判所は、「元被告は死刑の恐怖のもとで極めて長い間、身柄を拘束された。これ以上勾留を続けることは耐えられないほど正義に反する」と指摘して死刑の執行と勾留を停止し、釈放を認める異例の決定をしました。
検察は再審を認めた決定を取り消すよう不服を申し立てる方針ですが、勾留を続ける法的な根拠がなくなったとして釈放の準備を進めていました。
これによって、裁判で無実を訴え続けながら死刑が確定した袴田さんは、昭和41年に逮捕されて以来、48年たって東京拘置所から釈放されました。
死刑囚の再審を認める決定は、9年前、平成17年の、いわゆる「名張毒ぶどう酒事件」以来、6件目で、裁判所が再審開始の決定を出した段階で死刑囚の勾留を停止し、釈放を認めたのは今回が初めてです。
これまでに死刑囚の再審が認められた5件のうち、名張事件はのちに決定が取り消されましたが、ほかの4件はその後、いずれも再審が開始され、無罪となっています。
袴田さんは釈放を実感
袴田巌さんの弁護団は、袴田さんが釈放されたあと、午後7時すぎから都内で記者会見しました。
拘置所の中で釈放に立ち会った弁護士は、「釈放の決定が出て、1階の応接室で待っていたところ、職員に連れられて40年ぶりにアクリル板ではなく生身の袴田さんと会うことができたので、皆で喜び合った。袴田さん自身は釈放については理解していたが、泣いて喜ぶという感じではなく淡々としている印象だった」と述べました。
また、釈放後に袴田さんと車の中で一緒だった弁護士は、「袴田さんは拘置所を出てからほとんどしゃべらずに外を見ていた。途中、駐車場で止まって外に出た時に、歩き出した袴田さんに向かって『釈放されたって分かるでしょ』と話しかけたら『ありがとう』と答えた。これを聞いて釈放されたことを実感しているのだと分かった」と述べました。
弁護団によりますと、袴田さんも姉の秀子さんも車に乗っていて、酔ってしまったということで、きょうは都内のホテルで休養し、あす以降、体調が整えば、静岡に戻り、今後については支援者などと相談して決めたいとしています。
弁護団は「信頼できるところで心と体のケアをしてもらいたい」と話しています。
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48年ぶり袴田巖さんを釈放 証拠“ねつ造の疑い”
TBS系(JNN) 3月27日(木)17時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140327-00000030-jnn-soci
48年ぶり袴田巖さんを釈放 証拠"ねつ造の疑い"
tbsnewsi
http://youtu.be/yotXGRoRcUk
↑→mpg
静岡県で一家4人を殺害したとして死刑が確定していた袴田巖さんが27日、半世紀ぶりに釈放されました。
静岡県で一家4人を殺害したとして死刑が確定していた袴田巌さん(78)について、静岡地裁は「捜査機関が証拠を捏造した可能性があり、無罪を言い渡すべきだ」として、再審=裁判のやり直しを決め、同時に刑の執行停止と釈放を命じました。これを受け、袴田さんは、姉の秀子さんに付き添われ27日夕方、東京拘置所から釈放されました。
「『外に出たい』ということで、袴田さんが歩き出したものですから、『釈放されたことはわかるでしょ?』と何度も言うと、『ありがとう』と言った」(袴田さんの弁護団)
「『寝よう』と言って、ツインのベッドで休ませました。(袴田さんは)まっすぐになって寝ていた。『ビール飲む』と言っている。しばらくしたら飲ませたい」(姉・秀子さん)
弁護団によりますと、袴田さんは28日午前に、滞在先の都内のホテルを出発し、病院に入院する予定です。(27日23:55)
最終更新:3月28日(金)10時6分
TBS News i
「袴田事件」再審決定 静岡地裁、証拠衣類「ねつ造の疑いある」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00265540.html
静岡県で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」。無罪を主張する袴田 巌元被告(78)の裁判をやり直すかどうか、審理が続けられてきた。27日の裁判では、犯行時に着ていたとされた焦点の衣類について、「ねつ造された疑いがある」と厳しく指摘。静岡地裁は、再審開始を認めるとともに、拘置停止を決定した。逮捕から48年、袴田元被告は、釈放された。
釈放からおよそ4時間半後の午後10時ごろ、東京都内のホテルで撮影された写真には、白い長袖のシャツ姿で、姉の秀子さん(81)とVサインのポーズを取る袴田 巌元被告の姿があった。
姉の秀子さんらは、釈放されたことを祝って、ケーキとビールを用意したが、袴田元被告は、疲れていたためか、「いらない」と言い、手をつけなかったという。
逮捕から48年。
27日、裁判のやり直しが認められ、東京拘置所から釈放された袴田元被告。
27日午後5時20分すぎ、長年、無実を訴え続けてきた姉・秀子さんらとともに車に乗り込み、東京拘置所をあとにした。
袴田元被告の弁護団は「これから釈放されるかもしれないよということを伝えたんですが、『そんなのうそだ』とか、全然もう『袴田事件終わったんだ』とか。(表情は)淡々とというか、特に笑ったりとか、喜んだりとかっていうことはなく、死刑囚としての地位を解かれなかった彼の精神状態から考えれば、にわかに信じられないと」と語った。
取り調べ時の肉声テープによると、警察官が「君の現在の心境というものはどうかな?」と質問すると、袴田元被告は「大変に恐ろしいことをやったと思ってます」と答えていた。
48年前の1966年6月、静岡・清水市で、みそ製造会社の専務一家4人が自宅で殺害され、放火された事件。
当時30歳だった袴田元被告が、強盗殺人などの疑いで逮捕され、「袴田事件」と呼ばれた。
袴田元被告は、取り調べの段階では犯行を認めたものの、裁判では、一貫して無罪を主張した。
しかし、事件から14年後の1980年、死刑が確定した。
当時、重要な物的証拠とされたのが、事件から1年2カ月後に現場近くのみそタンクから見つかった5点の衣類。
白い半袖シャツの右肩に残された血痕が、袴田元被告と同じB型であったことから、当時、裁判所は、袴田元被告の犯行着衣と認定した。
しかし、27日、再審開始を決定した静岡地裁は、この5点の衣類について、「捜査機関がねつ造した疑いがある」と指摘した。
その根拠となったのは、DNA鑑定だった。
今回の再審請求の審理の中で、検察側、弁護側双方が、衣類のDNA鑑定を実施した。
いずれも、付着していた血痕のDNA型に、袴田元被告のものと一致するものはなかった。
そのうえで、静岡地裁は、「捜査機関によりねつ造された疑いのある重要な証拠によって有罪とされ、極めて長期間、死刑の恐怖の下で身柄を拘束されてきた。これ以上拘置を続けるのは、耐え難いほど正義に反する状況にある」とし、死刑のみならず、拘置の執行も停止し、釈放を認める異例の判断を示した。
再審開始の決定に、袴田被告の姉・秀子さんは、「本当にありがとうございます。ただうれしい、それだけでございます」と語った。
また、袴田元被告が、かつてプロボクサーだったことから支援を続けてきた日本ボクシング界からも喜びの声が上がった。
無罪を訴え続けてきた輪島功一さんは「(再審決定をボクシングの試合に例えると?)うまいねー。逆転KOだよ」と話した。
また、元WBC世界王者の内藤大助さんは「声、上げましたよ。『やったー』と」と話した。
そして、WBC世界王者の八重樫 東さんは「感動しちゃいけないかもしれませんけど、ちょっと感動した部分がありますよね」、「ずーっと続けてきた活動が実ったっていう意味では、すごく励みになるニュースでしたね」と話した。
釈放された袴田元被告は27日夜、東京都内のホテルに宿泊し、体調がよければ、28日にも静岡に帰るものとみられている。
再審決定を受けて、検察は、即時抗告する方針で、今後、審理は東京高裁に移される。
(03/28 00:03)
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2014年都知事選、2月6日(木)18:00練馬駅北口での細川さんの脱原発podcast、小泉さんの脱原発podcast←演説と観衆の“間の手”掛け声が何ともいい感じ。お勧めです。
↓2月2日銀座4丁目街宣での一コマです。暖かい時もあれば、1月26日池袋東口や、1月29日の三鷹や吉祥寺の様に厳寒の日もありました。街宣最終日2月8日は、雪で電車が遅れ僕は新宿まで行く事が出来なかった。暖かい日でも街宣車の上は確実に風が強く寒い、伊達や酔狂では出来ません。細川(76)小泉(72)148歳元総理コンビのファイトに感謝し、脱帽の都議選でした。
以下動画では、さらに小泉氏の脱原発について詳しくジックリ聴く事が出来ます。
2013年11月12日
脱原発は郵政民営化の比ではない壮大な事業•小泉元首相が日本記者クラブで講演
videonewscom
http://youtu.be/QOXsnZiTjwk
↑SOBA:動画の40分4秒の所からの以下部分はかなり重要。
河野太郎代議士から贈呈された「新しい火の創造 エイモリー・B・ロビンス (著)
」について。米国が脱原発が必要だと説いている。2050年には脱原発・脱石油・脱石炭・脱天然ガス。うかうかしていると日本の先を越して米国が脱原発を進めるかも知れない。
気象庁の震央分布図(→頁アーカイブ)、こんな所で原発なんて危険きわまりない(石橋克彦氏、地震学)。汚染水ダダ漏れだからオリンピック開催もふさわしくない。( Japan is situated in a volcanic zone on the Pacific Ring of Fire. It's also located near major tectonic plate boundaries, where's an un-wise place for 54 reactors. and now Osensui is not under control. So Japan and Tokyo is Unworthy of 2020 Olympic Games. )。震央分布図がある新頁。
(Epicenter distribution map)
震災後3年、「汚染水はアンダー コントロール」やオリンピックにはしゃぐ真性馬鹿安倍晋三への福一の現場作業員からの怒りの声(←20140314MBS報道するラジオ)
「汚染水ダダ漏れ日本の五輪召致馬鹿騒ぎ糾弾」バナー、Oh No OSENSUI. Tokyo is Unworthy of 2020 Olympic.
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2006/06 Japanese Chief Cabinet Secretary Shinzo Abe(2005/10/31 - 2006/9/26 ; Prime Minister 2006/9/26 - 2007/9/26, 2012/12/26 - )sent a message to Moonie's mass wedding blessing ceremony. Abe have appeared on cover page of cult Unification Church's monthly magazine "SEKAI SHISO". Moonie also support Shinzo Abe.
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