※イージス艦と言うと、今回の事故の「あたご」の僚艦「こんごう」が去年12月17日ハワイ沖で海上迎撃ミサイル ハワイ沖で発射・標的迎撃実験に
成功のニュースがNHKも含めて賑やかに報道されました。しかし、実は大本営発表で防衛利権だと喝破した軍事ジャーナリストの神浦元彰さんの話しは参考に
なります。12/20(木)、TBSラジオのニュースさかさメガネ『新型ミサイル実験成功で、日本の防衛は万全になったのか?』(約10分、mp3のポドキャスティング・インターネット放送)
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「軍事ジャーナリストの神浦元彰さんの話し「SM3新型ミサイル実験成功は大本営発表で、防衛利権だ」12/20ニュースさかさメガネ。」
政治的な判断がからむ場合、初期報道にはいい記事が比較的多く出て、その後出なくなったり捻じ曲げられたりすることが多いと思っています。事故が起きた
のが19日午前4時頃、19日の夕刊には細かい話しはまだ間に合わないと思っていて、20日の朝刊の記事を注目してました。
案の定イージス艦と清徳丸の事故で、東京新聞20日朝刊最初の記事がWebではキャッシュも消されてます。
以下、2月20日東京新聞朝刊(27版)社会面の記事の表題です。
上野のホームレス支援 「お金じゃなく申し訳ない…魚どうぞ」 不明の哲大さん配達 「あんちゃん無事で」安否気遣う電話
「紙面からの一覧」で【社会】となっているのに、残っているのは一面の記事です。
上記以外の東京新聞20日朝刊社会面の表題は
監視ずさん 回避後手 「真実を話して」捜索の僚船仲間ら憤り
上記二つの東京新聞20日朝刊社会面記事は、http://www.asyura2.com/08/senkyo47/msg/470.htmlで読めます。
もう一つの東京新聞20日朝刊社会面囲み記事が下記です。手入力しました。
電灯全部つけていた/海自の説明はうそ 僚船乗組員
清徳丸の僚船の乗組員(六人)の記者会見での一問一答は次の通り。
――事故の連絡を受けるまでの経緯は。
「(19日)午前4時すぎ、前からイージス艦とみられる船がきた。回避しようとかじを切ると、その船がばっと明かりをつけた。午前6時すぎに組合から「清徳丸が事故をやったみたい」と連絡があった。連絡を取ったが応答はなかったので現場へ向かった。
――突然明かりをつけるまでは暗かったか。
清徳丸は港を出るときに、電気を四つつけていた。航海灯も船尾灯も全部つけていた。(あたご側は)ついていなかったと言っているみたいだが、全部でたらめだ。
――衝突の原因は。
二マイル以内に五隻くらい固まっていた。自分たちのレーダーで映るんだから軍艦のレーダーには確実に映っていると思う。見張り不十分だ。あたごのかじは、ほとんどまっすぐだったと思う。
――自衛隊に言いたいことは。
自衛隊はたるんでいる。文句を言いたい。自衛隊には本当のことを言ってほしい。うそをつかないでほしい。
なお、この囲み記事の部分については千葉版には21日づけでもう少し詳しく出たようです。Webで見つけました。
【千葉】(東京新聞)
僚船乗組員6人が会見 主なやりとり 『見張り不十分』『自衛隊たるんでる』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20080221/CK2008022102089230.html
2008年2月21日
行方不明になっている父子二人の捜索をしている僚船の乗組員六人が十九日夜、勝浦市の川津港で行った記者会見の主なやりとりは次の通り。
――事故の連絡を受けるまでの経緯は
きょう(十九日)の午前四時すぎ、前方からイージス艦とみられる船がきた。回避しようとかじを切ると、その船がばっと明かりをつけた。午前六時すぎに組合から「清徳丸が事故をやったみたい」と連絡があった。清徳丸と連絡を取ったが、応答はなかったので現場へ向かった。
――その船が突然明かりをつけるまでは暗かったか
航海灯がいくつかついていた。また、清徳丸は港を出るときに電気を四つつけていた。航海灯も船尾灯も全部つけていた。(イージス艦側は清徳丸が)赤い電気はついていなかったと言っているみたいだが、全部でたらめだ。
――衝突の危険を感じたか
衝突の危険性があるからかじをとった。
――衝突の原因はどのようなことが考えられる
原因は分からないが、二マイル以内に五隻くらい固まっていたと思う。自分たちのレーダーで映るんだから、軍艦のレーダーには確実に映っていると思う。
――なぜイージス艦が船団を発見できなかったのか
見張り不十分だ。
――イージス艦のかじは
ほとんどまっすぐだったと思う。
――現場の状況と今までの捜索状況、見つかったものなどは
現場に着いたときは空が明るくなっていて、船が二つに分かれて流れていた。仲間の船が(吉清治夫さんの)シルバーのジャンパーを見つけた。ほかに船に積んだ道具、寝るための布団を一枚拾った。
――ジャンパーを見つけたときの心境は
心境とかは何もなく、頭の中が真っ白だった。事故に対しても感情が出てこなかった。
――自衛隊に言いたいことは
自衛隊はたるんでいる。文句を言いたい。自衛隊には本当のことを言ってほしい。うそをつかないでほしい。
追記:その後中日新聞の記事のキャッシュが出てきました。ネットで既に書かれまくりでかえって隠しても宣伝にならないと言うことでしょう。(笑)
イージス艦衝突 「真実を話して」 捜索の漁船仲間ら憤り【中日新聞】
2008年2月20日 13時45分
捜索から帰港し、会見する新勝浦市漁協の船長ら=19日午後、千葉県勝浦市で
写真
「自衛隊はたるんでいる」。十九日未明、千葉県南房総市の沖合で起きたイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故。帰港した僚船の仲間は、事故を
回避できなかった海上自衛隊に憤りを隠さなかった。新型エンジンを買ったばかりの船長、吉清(きちせい)治夫さん(58)と、東京・上野のホームレスの人
たちに魚を届け続けていた息子の哲大(てつひろ)さん(23)。冬の海に投げ出された「海の男」二人の帰還を、地元・千葉県勝浦市で、東京で、多くの人々
が祈った。
「清徳丸が真っ二つになったのを見た。イージス艦を避けようとして真横からぶつけられたと思う」。衝突現場近くで操船していた金平丸の乗組員市原仁さん(38)は、捜索活動を終えて戻った十九日夕、千葉県勝浦市の新勝浦市漁協川津支所でこう話した。
衝突の瞬間は休憩中で見ていなかったが、事故の数時間前に、明かりをつけて川津港を出港する清徳丸を見送ったばかり。間もない悲劇にショックを受けたという。
現場海域から戻った僚船の乗組員らは、同日夕に記者会見。口々に海上自衛隊側を批判した。
康栄丸の中ノ谷義敬船長は「護衛艦から見えなかったと話していると聞いたが、うそだ。本当のことを言ってほしい」と怒りをあらわにした。
同僚らは午前二時に出港して以降、ずっと海に出ていたため、疲労困憊(こんぱい)の様子。同漁協の外記(げき)栄太郎組合長は「小さな船を事故に遭わせ、二人の命を危険にさらしたことに文句をいいたい。自衛隊はたるんでいる」と、強い口調で話した。
外記組合長は同日夜、行方不明になっている吉清治夫さん、哲大さんの家族に面会し、捜索の状況を報告した。
外記組合長によると、「捜索したが見つからなかった。あす再開する」と報告すると、治夫さんの母や妻らは悲しそうな表情になった。母は「孫(哲大さん)がかわいそうだ。かわいそうだ」と繰り返し話し、憔悴(しょうすい)しきった様子だったという。
川津地区は四百軒余りの小さな集落。地元の女性らは同日、約五十人が港に集まり、うちわ太鼓をたたいたり、お経を上げたりして、二人の帰還を祈った。
治夫さんの友人らによると、治夫さんは以前はアワビ漁をしていたが、五十歳ごろに脳梗塞(こうそく)を患って以降、はえ縄漁に切り替えた。しっかりとした考えで漁業に取り組み、後継ぎの哲大さんを鍛えていたという。
治夫さんの小学生からの同級生で、漁船などを扱う鉄工会社を営む渡辺滋さん(58)によると、治夫さんは昨年、一千五百万円もする新型エンジンを買ったばかりだった。
■上野のホームレス支援■
『お金じゃなく申し訳ない…魚どうぞ』
「魚のあんちゃん、無事でいてくれ」-。「清徳丸」に乗っていた吉清哲大さんは、東京・上野公園のホームレスを支援するため、ここ四年ほど一年に三-四
回、自分で取った魚を届けていた。「哲」「魚のあんちゃん」と慕うホームレスやボランティアたちはひたすら安否を気遣う。
「お金や米でなくて申し訳ないが、この魚を役立ててほしい」
ボランティアでホームレスを支援する東京都荒川区の「赤銀杏(ぎんなん)会」の石崎克雄会長(60)のもとに、哲大さんがそう言って現れたのは四年ほど
前。以来しばしば、サバやイワシなどを詰めた発泡スチロールの箱をトラックで届けるようになった。一回に約三十箱に上った。調理師の免許を持つ石崎さんは
連日、料理や弁当をつくり上野公園のホームレスに配っているが、「フライや煮魚にしたり。ありがたい限り」と話す。
石崎さんは「哲は優しくてきっぷのいい若者。自分の家族みたいに接していた」と哲大さんの人柄を語る。料理の配達役も引き受けてくれ、「酒の席で『早く嫁さんもらえ』と言うと、いつも苦笑いを浮かべる」。
笑顔を絶やさないが、仕事の話題になると表情がきりっと締まり、「おやじ(治夫さん)の後を継ぐけれど、もっと大きな船を買って仲間と一緒に漁に出たい」と夢を口にしたという。
行方不明のニュースを見て、赤銀杏会の事務所にはホームレスの人たちから心配する電話が寄せられている。「ショックといら立ちで足が震えてくる。何とか無事でいてほしい」。石崎さんは、祈るような気持ちで救出を待っている。(藤浪繁雄)
(東京新聞・中日新聞)
(以上転載終わり)
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※以下余談:昨日はバス旅行で河津桜を見物してきました。
峰大橋から豊泉橋方向を望む。遠くから見ると3から4分咲きの感じ。Kawadu river and line of Kawadu cherry.
近づいて華やかな河津桜を楽しみました。Prunus lannesiana Wils. cv. Kawazu-zakura
真下からもパチリ。
ソメイヨシノとは違ったしっとりした感じがなかなか素敵でした。
河津川の水面のキラキラをバックに一枚。
河津桜の原木。
説明の掲示。
菜の花がかなり咲いていて風は冷たかったですが天気にも恵まれのんびりした一日を過ごしました。
カナダde日本語登録のTBP「自民党」は、雑談日記のこのエントリーを削除。同じ自Endでも、TBP「自民党政治」では検閲のような削除はしません。
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←その後、カナダde登録のTBP「自民党」が削除したのを確認。TBP「自民党」は内容ではなく属人的な理由で検閲しているようです。まるで北朝鮮。日共系のTBが多いようですが、自Endしたはいいが北朝鮮のような社会なんてのは御免こうむります。
雑談日記登録の自End、TBP「自民党政治」は検閲のような削除はやりません。(エロTBのアラシは削除します)

自分たちの努力を信じて、いろいろ各自工夫して、廃案にするまでガンバだ!

12月21日参院自・民国対今国会見送りするも油断大敵
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自Endポスターバナー作戦、第8作目と第1作目
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陰謀リテラシーかく乱にトンデモを混ぜるのはあるかもネ(政治に陰謀・謀略はつきもの。最近の闇雲否定論者は工作員かな?)
雑談日記作。(^^;(笑)
「新聞テレビは『95%の小さな真実』の報道で『5%の大嘘』を目くらましする」
喜八ログさんのオリジナル「新聞テレビは『95%の小さな真実』を報道し『5%の大嘘』を正当化する」を「目くらましする」と大和言葉を使いリメークしました。
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