マスコミ批評

2014年7月10日 (木)

海外のBBCが報じたのに、2014.06.29「集団的自衛権反対・抗議の焼身自殺」を全く報じなかったNHKの異常、異様。

海外のBBCが報じたのに、2014.06.29「集団的自衛権反対・抗議の焼身自殺」を全く報じなかったNHKの異常、異様。 

 第一報も、その後の動画でのフォローもTwitterでした。図らずもネットパワーを再認識、その反面国内マスゴミの駄目さ・凋落を目撃できました。外国人の目にどう映ったかジェフ・キングストン氏の秀逸な論評紹介しておきます。またいくつかの記事もアップ

 それにしても異様なのは、遠い海の向こうのBBC(英国放送協会 British Broadcasting Corporation)でさえ報道したのにw、NHK(日本放送協会 英称:Japanese Broadcasting Corporation)が全く報道しなかったこと。ドイツの一般的な日刊新聞ディ・ヴェルト(Die Welt)がNHKを批判する記事を書いてます

関連:この「集団的自衛権反対・抗議の焼身自殺」と日本の情況について書いている、辺見庸「私事片々」(2014/12/12)、必読と思います。

 

SOBA:↓火がつきながら立ち上がり、消火放水があり、消防レスキュー隊員が引きずり落っことしているところまでの映像(マットを敷いているが、落ちた時は頭から落ち、マットの端から落ちて床に叩きつけられているのでかなり怪我をしたはず)。

1、
【閲覧注意】新宿駅南口 焼身自殺 2014/06/29 14:00頃 1分4秒
Mechinken
https://youtu.be/3STMFXPeVD0

2014/06/29 に公開

概要:【閲覧注意してください】 かなりショッキング!

2014/06/29 14:00頃 新宿駅南口
当初は橋の鉄骨上部で座っていましたが、起立し、持っていたガソリンをかぶり即座に点火。その直後(1~2秒後)からの撮影。
点火後、待機していた消防隊員が男性にめがけて、一斉放水(消火剤入り)開始。 
しかし、消火対象が遠いのと、小さいため、うまく男性に当たらず、またカソリンで火の勢いが強く鎮火せず。 
その後、男性は橋鉄骨上部でうつ伏せとなる。
レスキュー隊員一人が梯子で男性を引きずり落とした。
男性は落ちたのではなく、レスキュー隊員によって、橋上のマットに落とされ、その後、橋上で集中的に消火。

消防隊の迅速な対応に都民の一人として感謝します

通知 年齢制限があります(コミュニティ ガイドラインに基づく設定)。

 

SOBA:↑↓上記動画の反対側の上階駅ビル内喫茶店からの撮影なので、引き落とされた後、マットレスをかすり床に叩きつけられているのがよく分かる動画。

2、
【閲覧注意】【動画】6/29 新宿南口 焼身自殺未遂 Self suicide with fire at Shinjuku Sta. 1分20秒
World'sGreatestMoments
http://youtu.be/U0EX-tscRPo

2014/06/29 に公開

概要:29日午後1時すぎ、東京都新宿区のJR新宿駅南口付近で「男性が鉄骨の上によじ登っている。ガソリンのにおいがする」と110番通報があった。駅南口と新宿高島屋とを結ぶ横断橋の上にいた男性は午後2時すぎ、自分の体に火を付け、顔などにやけどを負って病院に搬送された。警視庁によると、男性は集団的自衛権の行使容認や安倍政権に抗議する主張を繰り返していたという。

 

SOBA:体から火が吹き上がる瞬間が分かる動画。

3、
(動画)新宿、焼身自殺の瞬間!! 1分42秒
The BEST
https://youtu.be/7wS8guYy2Y4

2014/06/30 に公開

政治 自民党 公明党 安倍晋三内閣総理大臣 集団的自衛権
プロ市民 左翼 新宿駅 東京都新宿区
防衛 憲法改正 解釈改憲 事件 事故 衝撃
警察 白バイ 消防 レスキュー隊 車
Japan Tokyo Shinjuku self-immolation

通知 年齢制限があります(コミュニティ ガイドラインに基づく設定)。

 

4、
(顔写真)新宿で焼身自殺!!安倍政権・集団的自衛権に抗議か? 1分3秒
The BEST
http://youtu.be/eCt4oPHuJYc

2014/06/29 に公開

 

5、
【閲覧注意】新宿駅南口のルミネで焼身自殺 1分7秒
Westina Retote
http://youtu.be/dVo2m5SMDws

2014/06/29 に公開

 

SOBA:以下、マスコミ配信のもの

6、
CCTVと言うのは中国中央電視台(China Central Television)
Man burns himself in Tokyo in protest  43秒
CCTV News
https://youtu.be/IR_WB9YFCEg

2014/06/29 に公開

概要:China's Xinhua News Agency is reporting that a man is badly injured after burning himself on Sunday at the crowded Shinjuku train station in Japan's capital Tokyo.

 

7、
新宿・焼身自殺未遂、多くの海外メディアが報道 50秒
TBS News-i
http://youtu.be/EhhY45MxGSg

2014/06/29 に公開

Sサーバーにアップ 

 動画中、BBCAP通信配信(←頁内ジャンプ)のニュースを紹介してます。
0005

 

8、
新宿駅前 一時騒然・・・男性が焼身自殺図る(14/06/29) 34秒
ANNnewsCH
http://youtu.be/pBmYlpAq9vI

2014/06/29 に公開

映像:視聴者提供 

Sサーバーにアップ 

 

SOBA:↓目撃者談「与謝野晶子の詩を読んでいた」←頁内ジャンプ

9、
新宿駅で"ガソリン"をかぶり・・・集団的自衛権に抗議(14/06/30) 2分44秒
ANNnewsCH
http://youtu.be/OhtXugLhk_8

2014/06/30 に公開

映像:視聴者提供 

Sサーバーにアップ 

 

10、
「集団的自衛権に反対」東京・新宿駅で男性が焼身自殺図る
TBS News-i
http://youtu.be/QN0UxDANqac

2014/06/30 に公開

Sサーバーにアップ 

 


 以下、国内各紙記事を資料として採録。なお、その前にジェフ・キングストン氏(テンプル大学日本校のアジア研究学科ディレクター)の論評が秀逸ですのでご紹介しておきます。↓表題下のリンク先は英文です。

(以下転載始め)

Self-immolation Protests PM Abe Overturning Japan’s Pacifist Postwar Order
http://japanfocus.org/events/view/222

(翻訳:乗松聡子)

安倍首相による日本の戦後平和憲法の転覆に焼身自殺行為で抗議
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2014/07/japanese-translation-of-jeff-kingstons.html

Jeff Kingston
ジェフ・キングストン

2014年6月29日、安倍晋三首相による日本の軍隊への憲法上の制約を取り除く企てに抗議して男性が自らに火をつけた。そしてその後数日間にわたり、何万もの市民が首相官邸前に集まり政府の動きに対する抗議を声高に訴えた。世論調査では、確実に右翼的な報道機関によって行われたものでさえ、安倍氏による平和主義の放棄に対し広がる反対と、集団的自衛権行使に対する支持はほとんどないことを示している。

この焼身自殺行為は、多くのスマートフォンのビデオに捉えられ、ソーシャルメディアで拡散された恐ろしい光景であった。私が日本に住んだ四半世紀のうちで最も珍しい政治的抗議の行為を、主流メディアは無視していたわけだから、これは望ましいことだったと言えるだろう。公共放送であるNHKニュースは全くこの出来事に触れもしなかった。これは明らかに「権力に汚名をかぶせるかもしれない具合の悪い真実は無視すること」というピョンヤン[北朝鮮]のルールを適用していたのだろう。

NHKはメディアとして支配的な位置を占めているので、そこが扱わなかったことの意義は大きい。「インデペンデント・ウェブ・ジャーナル」の岩上安身によると、報道管制は「政治案件だから」と、NHKの人間が岩上に漏らしたという。岩上はそれを受けて、NHKは「公共放送」ではなく「国営放送」であると皮肉を込めて言った。しかしテレビ朝日は焼身自殺行為の映像の一部を流し、翌朝は、ディスカッション形式を取るテレビの「ワイドショー」と呼ばれる諸番組がこの事件の詳細を、安倍による9条再解釈に関連づけて報道した。

事件が起こって間もなく、不特定の60代の男性が安倍による憲法の転覆について1時間ほど演説をした後、ガソリンをかぶって自らに火をつけたという概略の報道がメディア各社のウェブサイトに載った。その男性は病院に運ばれた。その後主要の新聞各紙に掲載されたこの事件についての報道は、ほとんどの場合社会面の片隅に埋もれていた。中日新聞はより掘り下げており、その男性が言った内容をもう少し詳しく述べ、男性が与謝野晶子の反戦詩「君死にたもうことなかれ」を引用していたことを伝えた。

この男性の自己犠牲的挑戦行為の象徴的な意味はソーシャル・メディアでは失われることはなかった。彼の「パフォーマンス」のビデオも与謝野の詩もたちまち広がった。主要メディアは概してこの事件を無視したか軽視し、スポットライトを当てることはなく、分析的報道でフォローすることもなかった。三島由紀夫が自分の極右的思想とクーデター計画に公の支持を得ることができなかったことから1970年に自殺したとき以来のもっとも劇的な政治的行為の一つであったにもかかわらずである。今回は、安倍による日本の戦後平和主義の驚くべき放棄という過激なクーデターはすでに決まっていたことなので、当時よりもその危険度はさらに高かったと言っても間違いないだろう。だからこそメディアの鈍く狭量な扱いがいっそう衝撃的なのである。6月30日に安倍の報道官 [菅官房長官のこと]は焼身自殺[未遂]について聞かれても軽くあしらう程度で、内閣は予定通り[憲法]再解釈[の閣議決定]を翌日行うと述べた。

7月1日、安倍が[憲法]再解釈という先制攻撃に出たことについてあるNHKの記者が私にインタビューしてきた。私が新宿での焼身自殺[未遂]事件について触れたところこのベテランの記者は唖然とした顔をして、一体何の話なのかと聞いてきた。このニュースはCNNやソーシャルメディアでも大きな扱いだったと私が説明したら、彼は聞いたこともないとのことだった。そして私が見せようとしても興味を示さなかった。日本におけるメディア検閲は心配すべきことではあるが、主要メディアの記者たちの無知と無関心はさらに大きな脅威かもしれない。

焼身自殺は弱者の武器であり、権威主義的権力を目の前にしての道義的権威の表明でもあり、通常は専制的国家に限って見られる最後の抵抗表現の手段である。チベットでは、中国による抑圧、文化的優越主義、経済的搾取に抗議して2009年以来わかっているだけでも130人が自らの体に火を放った。2010年には街頭の物売りの焼身行為による抗議が専制政治に対する全国的な革命のきっかけとなり、それが「アラブの春」へとつながった。しかし日本においては、安倍の思想的計略と秘密保護法を通じての民主主義回避、9条の空洞化と多数派の意見に逆らっての原発再稼働に対する抗議運動が増加しても「日本の春」は起こりそうにない。

間違いなく、安倍の九条再解釈は根本的な転換である。憲法による戦争禁止を覆したからだ。そうすることよって、国のアイデンティティの試金石となった戦後の平和主義的秩序を署名一つで転覆させてしまった。しかし安倍は憲法を改正する既存の手続きを迂回し、しかもそれを、憲法に定められているように憲法改正によってという正面玄関からではなく、一つの政令[閣議決定]という裏口を使うことによって日本の民主主義を愚弄し好き放題にやっているのである。

最高裁判所はずっと前にこの国が自衛のための能力を持つ権利を有するとの判決を下しており、したがって自衛隊は合憲とされているが、多くの日本人がこれに反対しこの判決に挑戦してきている。1981年、内閣法制局は、日本は集団的自衛権を有するが、9条があるのでそれを行使はできないと決定している。それ以来歴代の自民党保守内閣はこの解釈を支持し、憲法を尊重してきている。安倍はこの憲法を、米国が日本を弱く従属的な国のままにさせるために押しつけたものと感じていることから長年改憲をしたいと思い続けてきた。しかし国会で支配的な立場があるにもかかわらず改憲に必要なだけの支持が得られないことから、皮肉にも攻撃時に米国を防護することの必要性が生ずることを主な根拠の一つとし、絶対的命令によって憲法再解釈をすることを選んだ。

明らかにそのような防護をしたいと思う日本人はあまりいない。例を挙げれば、読売新聞は7月2日から3日にかけて行った世論調査で、米国領(グアムやハワイ)に向かって発射されたミサイルを自衛隊が撃ち落とすことに賛成かと聞かれたうち、賛成したのは37%のみで、反対が51%だった。ちなみに読売新聞は、安倍による集団的自衛権行使を容認するための9条の再解釈の熱心なチアリーダーであり、より都合のいい結果を引き出すための設問をするところだ。それだけにこの新聞社による世論調査で37%のみが賛成、51%が反対という結果が出たのは特記に値する。7月1日から2日にかけて行われた共同通信の世論調査では、集団的自衛権行使容認に反対が54.4%、賛成は34.6%であった。共同の調査では、73.9%が行使容認の範囲が広がる恐れがあると答えている。安倍が安心させようとして、そうはならないと言ったことに納得していないこと明らかだ。共同の調査では61.2%が日本が戦争に巻き込まれる可能性が高まるとしている。行使容認が戦争を防ぐ抑止力になるとの安倍の主張を拒否した形だ。これに賛成したのは34%であった。

SOBA:上記(安倍が安心させようとして、)で始まる部分、格助詞の「が」と「は」の使い方が変。↓下記なら分かりやすい
安倍が安心させようとして「そうはならない」と言ったことに納得していないこと明らかだ。

安倍は自衛隊の束縛を解いたが、共同の調査の結果によると回答者の73.2%が武力を伴う集団安全保障への自衛隊の参加はに反対した。

どちらの世論調査でも、回答者のうち圧倒的多数が、安倍が一方的に9条を再解釈したことに批判的である。読売の調査では、十分な議論がされたと同意したのは13%だけであった。両方[読売と共同]の世論調査で、80%以上が十分な議論がされていないと感じていた。

SOBA:(明らかにそのような防護を)から始まるここまでの前3段落中出てくる世論調査元頁をキャプチャ保存しておきます。

↓全てクリックすると拡大しますが、
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読売 調査日:2014年7月2-3日

「内閣・政党支持と関連問題」
2014年07月05日 10時38分
http://www.yomiuri.co.jp/feature/opinion/koumoku/20140705-OYT8T50001.html
魚拓 


2014070254 日経

集団的自衛権行使容認決定、反対が54% 共同通信世論調査
2014/7/2 20:36
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDE02002_S4A700C1PP8000/
魚拓 


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共同通信 7月1、2両日に全国緊急電話世論調査

内閣支持率、再び50%割れ 集団的自衛権に募る不信
1/2 ページ
2014年7月14日
http://www.kyodo.co.jp/pol-news/2014-07-14_861767/
魚拓 


50_2スクロールして見るなら)←パソコンの場合はこちらがお勧め

2/2 ページ
2014年7月14日
http://www.kyodo.co.jp/pol-news/2014-07-14_861767/2/
魚拓 



このように、保革を超えて、安倍が見苦しくも9条を骨抜きにしたことについて相当な動揺が広がり、集団的自衛権行使容認についてはほとんど支持がない。平和主義は国のアイデンティティの試金石であることから、ほとんどの日本人は安倍による9条放棄に反対している。さらに、政令[閣議決定]により9条をサボタージュすることは、両院の3分の2以上の賛成と国民投票の過半数を要するという、改憲に必要な手続きを政令により出し抜くことになる。したがってこのような手続きを回避して再解釈をすることは民主主義を侮る怪しい企てとみられる。このように、安倍は日本の平和主義憲法の心と魂ともいえる部分をを夜逃げのように盗み取っていったのである。

「チーム・安倍」は安倍の軍事主義的な計略に「積極的平和主義」とのブランドを付けた。しかしこのような見かけだけの詭弁に効果がなかったことは明らかであった。3か月におよぶ政治的劇場と集団的自衛権行使の果てしない宣伝を行っても、安倍はその前からすでに自分に賛成していた人々以外の人々を説得することはできなかった。実際すでに賛成している人々もほんの僅かである。

集団的自衛権を行使する諸条件は大変曖昧に定義されており、それらは日本の武力行使と戦争遂行に対して切られた白地小切手[無制限に可能となる]のようなものだ。公衆は、皆が危険な坂道であると理解しているものに安倍が国全体を無理やり引きずり込んでいると危惧している。戦場の混乱では引き際が不明瞭となり、同盟国を守るための限定的な行為は容易にエスカレートし制御がきかなくなる可能性がある。

結論を言えば、多くの日本人にとって、安倍は中国や北朝鮮よりも大きな脅威であると思われていることである。[憲法再解釈の]賛同者たちは、中国が領土論争で軍事力を高めており、北朝鮮がミサイル発射により好戦的な口調を強めていることで日本が危険地帯に置かれているからという理由で憲法の再解釈を正当化しようとしている。しかし日本の公衆はこれらの脅威を理解しつつも、それよりもさらに安倍を恐れているように見える。基本的に公衆は、安倍または後継者によって、米国の命令のもとにいつかどこかで自国が戦争に引きずり込まれると心配している。

昨年、「永遠の0」という映画がヒットしたが、その映画では主役が、戦争と、すでに負けている戦争に対し何の結果ももたらさない自爆攻撃で残酷にも若者たちの命を無駄にする特攻に対し内部からの抵抗を試み、力強い反戦のメッセージを発した。この映画に出てくる筋金入りの軍国主義者たちは狂った社会病質者のように描かれている。安倍はこの映画を好んだとされているが、彼はこの映画を本当に理解していたのだろうか。

安倍が自国の恐るべき軍隊を解き放とうとする動きは戦後日本の規範と価値を踏みにじるものだ。学校に通う子どもたちは教科書で戦争の悲惨さを学び、重点は主に日本の人々が戦時中味わった忌まわしい苦痛に置かれる。多くの子どもたちは修学旅行で広島や沖縄を訪れ、日本の戦争放棄をうたう憲法への支持を底上げさせるような生々しい反戦のメッセージに触れる。それとは対照的に、安倍は汚名を着せられた日本の戦時中の過去を復権させようとする試みでよく知られるようになったが、国の評判に泥を塗り米国や東アジアの近隣諸国を遠ざけ、自分の方になびく人間をほとんど獲得できなかった。

国際的には、米国は過去半世紀もの間日本に重圧をかけてやらせようとしてきたことを安倍がついに達成したことを歓迎した。安倍の陰険な手段が彼の憲法クーデターの評判を悪くしていることや、民主主義の原理をおとしめていることについて懸念はほとんどないように見える。目的さえ達すれば手段は何でもいいのだ。韓国は、日本への批判は控えめにするように米国から圧力を受けていることもあり、周辺地域からの反応は比較的抑えたものとなっている。しかし中国は日本の軍事主義の再起に注目を集めさせ、中国の脅威を捏造したと安倍を非難する機会を逃さなかった。安倍が反対を強圧で封じたこととそのタカ派ぶりを非難しているが、自国の反対派を全て鎮圧し20年にもわたって毎年二桁の軍事費増加をしてきた国にしては随分厚かましいものだ。ある意味では、中国はその覇権的な野心で、あり得る地域のブギーマン[注:欧米などで子どもたちが恐れる想像上の怪物]のように振る舞ってきたことで安倍の安全保障計略推進の後押しをしたと言える。

2014年7月1日は自衛隊創立の60周年であるが、戦後日本史の分岐点として歴史に残ることになるだろう―安倍が民主主義をハイジャックした21世紀の「屈辱の日A Day of Infamy」(注)として。それを安倍は9条と日本の戦後平和主義秩序を無節操な方法で放棄することによって、そして憲法規定の手続きを踏む度胸もなく専断によって達成したのだ。人々は安倍を恐れているが、それ以上に安倍は人々を恐れている。

注: A Day of Infamy - 1941年12月7日の日本の真珠湾攻撃についてルーズベルト大統領(当時)が使った言葉。2001年9月11日の同時多発テロのときも使われた。

ジェフ・キングストン
テンプル大学日本校のアジア研究学科ディレクター、『アジア太平洋ジャーナル:ジャパン・フォーカス』エディター。Natural Disaster and Nuclear Crisis in Japan: Response and Recovery after Japan's 311, Rougledge 2012 の編者、Contemporary Japan (2nd Edition), London: Wiley 2013 の著者。

(翻訳:乗松聡子)

(以上転載終り)

 

 各紙記事。

新宿駅前で焼身自殺図る 集団的自衛権反対を主張(中日新聞)
2014年6月29日 20時18分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014062990201443.html
Internet Archive 

 29日午後2時10分ごろ、東京都新宿区のJR新宿駅南口の歩行者用横断橋上で、拡声器で「集団的自衛権反対」などと主張していた男性が、自分の体に火を付け自殺を図った。病院に運ばれ、全身のやけどで1〜2カ月の重傷だが、命に別条はないという。

 新宿署によると、午後1時5分ごろに「男性が橋の鉄枠に乗り、拡声器でしゃべっている。ガソリンの臭いがする」と110番があった。男性は地上約20メートルの鉄枠の上に登っており、警察官が下りるように説得したが、約1時間後、ペットボトルに入ったガソリンのような液体をかぶり、ライターで火を付けた。

 男性は50〜60代でグレーの背広姿だった。同署で身元を調べている。現場は甲州街道に架かる横断橋。日曜日で多数の買い物客がおり、周囲は一時騒然となった。

 近くにいた大学生新開鴻起さん(21)によると、男性は鉄枠の上にあぐらをかいて座り「70年間平和だった」「戦争しない」「政教分離」などと話していた。「君死にたもうことなかれ」と、与謝野晶子の詩の一節を口にした後、火を付けたという。

 (中日新聞)※

※中日新聞の続報記事⇒「平和な日本 好きだった」 NHK触れず 報道温度差 ネットは賛否 

 

2014.6.29 17:40更新
新宿南口で男性が焼身自殺図る 「集団的自衛権の行使容認に反対」演説後
http://www.sankei.com/affairs/news/140629/afr1406290009-n1.html

 29日午後2時10分ごろ、東京都新宿区西新宿の歩道橋上で、男性がペットボトルに入ったガソリンのようなものを頭からかぶり、自分で火をつけた。男性は病院に搬送されたが、やけどを負うなどして重傷。搬送時に意識はあったという。

 警視庁新宿署は容体が回復次第、男性から事情を聴く方針。

 現場はJR新宿駅南口の「新宿ミロード」と「新宿サザンテラス」をつなぐ、「ミロードデッキ」と呼ばれる歩道橋。周辺では買い物客などが通行しており、一時騒然となった。

 同署によると、同日午後1時5分ごろ、現場周辺にいた男性警備員から「歩道橋の鉄枠の上に、50~60代でグレーの背広を着た男性が乗って、拡声器で何かをしゃべっている」と110番通報があった。

 署員が駆けつけたところ、歩道橋の上に組まれた鉄枠部分に座った男性が、拡声器を使い、集団的自衛権の行使容認や、安倍晋三首相の政策に反対する内容の演説をしていたという。

 男性は1時間以上にわたって手元の紙を読み上げた後、脇に置いていたペットボトル内の液体を頭からかぶり、ライターで火を付けたという。火は、駆けつけた消防隊員らに消し止められた。

 

新宿駅前で男性が焼身自殺図る? 集団的自衛権で抗議か
2014年6月29日20時39分
http://www.asahi.com/articles/ASG6Y55DBG6YUTIL01T.html
Internet Archive 

 29日午後2時すぎ、東京都新宿区西新宿1丁目のJR新宿駅南口付近の歩道橋上で、男性がガソリンとみられる液体をかぶり、ライターで火をつけた。男性は病院に運ばれたが、顔や手足にやけどを負う重傷。直前に集団的自衛権の行使容認などに反対する演説をしていたという。

    withnews:焼身自殺はかり、新宿駅南口が一時混乱

 新宿署によると、男性は60歳くらいで背広姿。ガソリンとみられる液体の入ったペットボトル2本と拡声機などを持って、地上約10メートルの歩道橋の屋根部分によじ登り、午後1時ごろに演説を始めたという。火は消防の救急隊員らによって消し止められた。

 現場はデパートや飲食店が密集する繁華街で、一時は300人近い人が集まって騒然としたという。

 

2014年06月29日
焼身自殺はかり、新宿駅南口が一時混乱。男性は命を取り留める
http://withnews.jp/article/f0140629001qq000000000000000G0010401qq000010208A
Internet Archive 

ガソリンとみられる液体かぶり、自ら火

 29日午後1時すぎ、東京都新宿区のJR新宿駅南口付近で「男性が鉄骨の上によじ登っている。ガソリンのにおいがする」と110番通報があった。駅南口と新宿高島屋とを結ぶ横断橋の上にいた男性は午後2時すぎ、自分の体に火を付け、顔などにやけどを負って病院に搬送された。警視庁によると、男性は集団的自衛権の行使容認や安倍政権に抗議する主張を繰り返していたという。

出典:朝日新聞デジタル

 

サザンテラスへの橋の上で抗議。一命は取り留めた模様

 新宿署によると、男性は50~60代くらいで背広姿。午後1時ごろから、横断橋の上で拡声機を使って1人で演説をしていた。その後、2本のペットボトルに入ったガソリンとみられる液体をかぶり、火を付けたという。消防のレスキュー隊員らによって火は消し止められ、男性の他にけが人はいなかった。

出典:朝日新聞デジタル

 ネット上では「男性が死亡した」との情報が一時流れたが、朝日新聞社会部の取材によると、男性は一命は取り留めた模様(29日17時現在)。

 

ツイッター上に大量の現場画像

 ツイッター上には、現場写真と見られる大量の画像が投稿された。

削除、リンク切れ。
https://twitter.com/katoooo_san/statuses/483103178452250624
    新宿南口。駅とサザンテラスを結ぶ橋の上に男の人が焼酎のボトル持って座り込んでる。 pic.twitter.com/2AShHln0XG
    — かとゆ (@katoooo_san) 2014, 6月 29


https://twitter.com/Hamming_Cat_/statuses/483113179950903296
    新宿南口駅前の鉄橋の上に男の人が居座ってる。上から撮影した動画。なんかお酒飲んで叫んでるー。 https://t.co/M7kqMYz8d4
    — 歌いねこ (@Hamming_Cat_) 2014, 6月 29


https://twitter.com/gogoboyz/statuses/483103466584154112
    新宿で人がガソリンか何かを持っている模様 pic.twitter.com/Qp6fLDWfcC
    — bambi 7/3 Nipponロックス (@gogoboyz) 2014, 6月 29
https://pbs.twimg.com/media/BrRUCmFCMAEEVSF.jpg:large


https://twitter.com/tmokhrs/statuses/483102087643803649
    新宿駅南口。警察来てる。 pic.twitter.com/yrdOpWN5RW
    — トリウム (@tmokhrs) 2014, 6月 29
https://pbs.twimg.com/media/BrRSxUZCIAAR1pj.jpg:large


https://twitter.com/shooogooon/statuses/483114025371176962
    これ!やばい! pic.twitter.com/b5BTQGBuRX
    — イシカワ~石川~ (@shooogooon) 2014, 6月 29
https://pbs.twimg.com/media/BrRdpTqCQAAhdhX.jpg:large


https://twitter.com/keiwankkkkkkkk1/statuses/483114420562718720
    新宿南口で凄いことが。 pic.twitter.com/YIVIOnqGAk
    — ケイワン (@keiwankkkkkkkk1) 2014, 6月 29
https://pbs.twimg.com/media/BrReAW4CYAAYiU6.jpg:large


https://twitter.com/holiwork/statuses/483116001861439489
    新宿南口が大混雑。何か燃えてる pic.twitter.com/R7HZhZdeoq
    — ホリワ~ク (@holiwork) 2014, 6月 29
https://pbs.twimg.com/media/BrRfcUaCYAAhUv6.jpg:large


https://twitter.com/hiyorin585858/statuses/483116826981707776
    新宿駅南口にいるんだけどなんで警察がこんなにw pic.twitter.com/PIcmvBg9kv
    — ひよひよりんりん (@hiyorin585858) 2014, 6月 29
https://pbs.twimg.com/media/BrRgMbgCAAAFgQg.jpg:large


×リンク切れ
https://twitter.com/odakyu_rushers/statuses/483116955310637058
    小田急新宿の南口、封鎖。鎮火はしたみたい pic.twitter.com/0u5we2jVx8
    — 寝台急行 万景峰 (@odakyu_rushers) 2014, 6月 29

 

ジャパンタイムズ

Shinjuku self-immolation act protests Abe’s democracy hijack(新宿の焼身自殺行為は安倍民主主義ハイジャックへの抗議)
by Jeff Kingston
Special To The Japan Times 
Online: Jul 05, 2014
http://www.japantimes.co.jp/opinion/2014/07/05/commentary/shinjuku-self-immolation-act-protests-abes-democracy-hijack/#.VoSEGPHWqdO

Last week a man set himself on fire next to Shinjuku Station to reportedly protest Prime Minister Shinzo Abe’s bid to lift constitutional constraints on Japan’s military forces. It was a gruesome spectacle captured on numerous smartphone videos and disseminated on social media. Good thing because the mainstream media practically ignored the most extraordinary act of political protest in the quarter century that I have lived in Japan. NHK news didn’t even mention the event, apparently playing by Pyongyang rules: Ignore the ugly truths that discredit the powers that be.

Self-immolation is a weapon of the weak, an assertion of moral authority in the face of authoritarian power, a last-resort demonstration of defiance normally confined to despotic states. Like in Tibet, where more than 130 people have set themselves on fire since 2009 to protest Chinese repression, cultural chauvinism and economic exploitation. Or like in Tunisia at the end of 2010, where a street vendor’s fiery protest sparked a national revolution against tyranny that inspired the Arab Spring. But a Japan Spring seems unlikely even as protests mount against Abe’s ideological agenda and moves to circumvent democracy through the special secrets law, the evisceration of Article 9 and restarting nuclear reactors in defiance of majority opinion.

Abe’s move to bulldoze through a reinterpretation of Article 9 of the Constitution to allow for collective self-defense is opposed by most Japanese. But he is getting his way by making a mockery of Japanese democracy in bypassing established procedures for amending the Constitution. Abe is like a thief in the night sneaking in the back door to steal the heart and soul of Japan’s pacifist Constitution, and this is what angers people. The absence of any substantive public consultation and the failure to pursue revision through the front door by securing Diet approval and holding a public referendum — procedures laid out in the Constitution — raises serious questions about Abe’s commitment to democratic principles and the sugarcoated militarism he touts as “proactive pacifism.”

This artful reinterpretation is a game changer and everyone knows it, because now Japan can wage war. Abe is frog-marching the nation down what everyone understands is a slippery slope. What may start as a limited action to protect allies can easily escalate out of control while the fog of war obscures the exit sign.

The various scenarios that the Liberal Democratic Party trotted out to convince New Komeito, its coalition partner, to abandon its core principle of pacifism provide useful political cover, but are unconvincing in the court of public opinion. Soka Gakkai, the lay Buddhist organization that mobilizes millions of votes for the coalition, warned New Komeito, its political offshoot, not to endorse reinterpretation, sensibly advising Abe to pursue revision through proper constitutional means rather than devious ploys. But New Komeito signed off on this dubious dodging of democratic process, apparently unwilling to relinquish the whiff of power even if it entails shirking its principles. But the once formidable Socialist Party (now the tiny Social Democratic Party) knows all too well the cost of abandoning core principles for the vagaries of political power. In a bizarre coalition including the LDP, the Socialist leader Tomiichi Murayama became prime minister (1994-96), but the price of power was renouncing the party’s long-standing view that the security pact with the United States was unconstitutional. The price of this apostasy was the implosion of the Socialist Party, as members voted with their feet and left the party in droves.

New Komeito’s leaders are hoping that they can convince members that their apostasy is really a pragmatic adjustment that actually imposes limits on Japan’s use of force. Good luck with that. Chances are that the religious basis of Soka Gakkai will insulate New Komeito from an exodus, but time will tell. Members I spoke with feel betrayed and resent the party’s flip-flop on pacifism, and a backlash is certainly possible.

The bottom line is that the Japanese public thinks that Abe is more of a threat to Japan than China or North Korea. Advocates justify reinterpreting the Constitution because Japan lives in a dangerous neighborhood, with China militarizing its territorial disputes and Pyongyang punctuating bellicose rhetoric by launching missiles. But even as the Japanese public understands these threats it appears that by a vast margin it fears Abe even more and doesn’t want to hand him a blank check on security.

Essentially, the public doesn’t trust Abe to prudently exercise the right to collective self-defense and is worried that he or some successor will somehow drag the nation into war somewhere, sometime at Washington’s behest. Once the principle is adopted, all of those reassuring scenarios the LDP has conjured up over the past month suggesting that some shackles remain on Japan waging war will fade into oblivion. Team Abe’s political theater over reinterpreting the constitution has not managed to convince anyone who was not already convinced of the wisdom of doing so. Sophistry aside, Abe wants to unleash the nation’s formidable military forces, and this is what the public opposes.

Japanese pacifism and Article 9 are touchstones of national identity that reflect the prevailing norms and values that Abe is trampling. Students learn about the horrors of war in their textbooks, focusing mainly on the dreadful wartime suffering of the Japanese population. Many also visit Hiroshima and Okinawa on school trips, where they encounter graphic antiwar messages that bolster support for Japan’s war-renouncing Constitution.

Last year the box office hit about kamikaze, “Eien no Zero (The Eternal Zero),” delivered a powerful antiwar message, as the protagonist tried to subvert the war effort and what he dismissed as an inhumane waste of young men’s lives on suicide missions that would have no bearing on the outcome of a war already lost. The hard-core militarists in the film are portrayed as raving sociopaths.

Abe is said to have liked the film, but did he get it?

July 1, 2014, will go down in history as a watershed in Japan’s postwar history, the day of infamy when Abe hijacked democracy by renouncing Article 9 and the nation’s pacifist postwar order in an unscrupulous manner, achieving by fiat what he didn’t dare try through established constitutional procedures. Apparently he fears the people as much as they fear him.

Jeff Kingston is the director of Asian Studies, Temple University Japan.

 

 その後の続報記事

東京新聞(中日新聞東京本社が発行する新聞)
2014年(平成26年)7月8日(火曜日)11版 28頁
集団的自衛権に反対 焼身自殺未遂男性 「平和な日本 好きだった」 NHK触れず 報道温度差 ネットは賛否(ニュースの追跡)

(↓クリックすると拡大します)スクロールして見るなら
Shousin

男性が焼身自殺を図った直後の現場の歩道橋=6月29日午後、東京・JR新宿駅南口付近で

 安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定する直前、これに反対する一人の男性が東京都内で焼身自殺を図った。一命は取り留めたものの、重篤な状態が続いている。過去にも、抗議の最終手段として自死を選んだ人は少なくない。どう受け止めればいいのか。(荒井六貴、榊原崇仁)

 自殺未遂を起こしたのは、さいたま市桜区の無職男性(六三)。六月二十九日午後一時ごろ、JR新宿駅南口付近の歩道橋の鉄枠上部によじ登った男性は、用意した紙を見ながら拡声器で演説を始めた。

 目撃者によると、男性は「七十年間平和だった日本が本当に大好きでした。集団的自衛権で日本が駄目になってしまう」などと主張。歌人の与謝野晶子が日露戦争に従軍した弟を思ってつくった詩「君死にたまふことなかれ」の一部を朗読した後、ペットボトルに入れたガソリンのような液体をかぶり、ライタで火を付けた。駆けつけた消防隊に救出されたが、顔や手足にやけどを負う重傷。四日現在の情報では都内の病院に入院中だが、警察も事情が聴けない状態だ。

 新宿署などの調べでは、男性が政党や政治団体に所属していた形跡は確認できていない。一部テレビ局には、今回の件を予告するような文書を送っている。

 男性の自宅は、JR埼京線沿線の三階建てワンルームマンション。一人暮らしだったとみられ、駅などで集めた雑誌を売るなどして生活費の足しにしていたようだ。同じマンションに住む男性(六七)は「あいさつしても、返してくれないぐらいの無口な人。毎日同じ時間帯に自転車で出かける生活だった。きちょうめんな印象を受けた」と話す。

 本紙をはじめ新聞各社は、今回の件を六月三十日付朝刊で報じているものの、ほとんどが社会面下段のベタ記事扱いだった。

 一方、NHKは全く伝えていない。広報局の担当者は本紙の取材に「個別のニュース判断についてはお答えしかねる」とコメントした。外交評論家の孫崎享氏は「安倍政権にこびを売っていると思われても仕方ない」と批判する。

 報道各社の自粛ぶりとは対照的だったのがネット上の反応だ。「その瞬間」の画像や動画がアップされたほか、「勇気ある行動」「狂喜の沙汰」「涙が止まりません」「理解不能」と賛否の声が渦巻いた。

 日本でも自殺による抗議がなかったわけではない。一九六七年には「ベトナム戦争で米軍の爆撃を支持するのは非人間的」と訴える男性が官邸前で焼身自殺した。ネット上では、そうした過去のケースと重ね合わせて見る向きも多い。

 にもかかわらず、なぜ慎重な報道が目立つのか。歯止めの一つになっているのが世界保健機関(WHO)がまとめたメディア関係者向けの手引きだ。センセーショナルに自殺を報道しない▽自殺を問題解決法であるかのように扱わない-などを求めている。法政大の水島宏明教授(ジャーナリズム論)は「命は何よりも大事。自殺の助長を防ぐ観点は決して忘れてはならない」と指摘する。

 ただし、CNNやAFP通信、ロイターなど海外メディアはこぞって大々的に報道した。上智大の田島泰彦教授(メディア法)は「今の日本の政治にとって最も重要な政治的問題が集団的自衛権。海外メディアはその点を踏まえ、通り一遍の対応に終始しなかったのだろう」とみる。日本のメディアには「自らの命を絶つという究極の方法を選んでまでなぜ抗議しなければならなかったか。その点を丁寧に掘り起こす必要がある」と注文した。

 

衝撃の現場、今は素通り 集団的自衛権に抗議、焼身自殺未遂から2カ月
2014年9月2日05時00分 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/DA3S11328518.html

As20140902000223_comm 男性が焼身自殺を図った歩道橋「ミロードデッキ」=1日夜、東京都新宿区、内田光撮影

 集団的自衛権の行使を認める閣議決定の2日前。東京・JR新宿駅南口の歩道橋で63歳の男性が焼身自殺を図った。集団的自衛権の行使に反対する演説をした直後だった。歴史的な転換となる決定から1日で2カ月。男性の足跡と今を記者がたどった。

 日曜日の昼下がり。背広を着た痩せぎすな男性が地上約10メートルの歩道橋鉄枠上であぐらをかき、拡声機を構えた。「集団的自衛権の行使容認は憲法違反」。約1時間、手元の紙を見ながら演説した後、ペットボトルに入れたガソリンをかぶってライターで火をつけた。

 消防隊に救助され一命は取り留めたものの、全身やけどを負った。

 夏物セールの買い物客らで人だかりができ、通りを埋めた人たちが撮った画像がツイッターなどで拡散した。「強烈なメッセージ」「共感しない」。ネット上には賛否の書き込みがあふれ、現場に花を手向ける人もいた。

 CNN、BBCなどの海外メディアもこぞって報じ、憲法の平和主義と集団的自衛権の関係を説明したり、「焼身自殺による抗議は日本では極めてまれだ」と伝えたりした。

 6月29日のことだ。

    ◇  ◇

 さいたま市桜区に男性の自宅はあった。3階建てのワンルームマンション。部屋はカーテンが閉じたままだ。同じ階にある別の部屋に入れてもらった。バス・トイレ付きの6畳一間。家賃は4万円台だという。

 住民(67)によると、男性は一人暮らしだった。近所の住民たちと交流せず、入居してから約4年半、一度も声をかけてくることはなかったという。「こちらからあいさつをしても返さない、影のある人だった」

 毎朝5時過ぎ。男性は大きな袋を二つ抱えて自転車で出ていった。この住民は、JR大宮駅のホームでゴミ箱から漫画雑誌を拾い集める男性を見かけたことがあるという。

 7月半ば、記者は朝の大宮駅で雑誌用のゴミ箱を物色する初老の男性に話を聞いた。ここで雑誌拾いをしていた人を知らないか――。焼身自殺を図った男性の名前を伝えた瞬間、この男性は驚いた様子を見せた。

 5年ほど前まで新宿で雑誌拾いをするホームレス仲間だったという。コンビニで酒とつまみを買い、2人で語らうこともあった。競艇や競馬の予想などたわいもない会話。社会や政治への不満も聞いたことがなかった。

 「彼の背広姿なんて見たことない。人間が変わっちゃったのかと思った」

    ◇  ◇

 過去の新聞記事に男性の名を見つけた。リーマン・ショック後の2009年12月、大宮駅近くで開かれた生活困窮者向けの無料相談会の記事だった。白内障でタクシー運転手をやめて安定した職に就けず、路上生活になった、とあった。

 相談会に協力した市民団体「反貧困ネットワーク埼玉」のメンバーを訪ねた。男性は生活保護を申請したが、「親族を頼れないか」「まだ働ける」と役所に追い返されたと語ったという。弁護士ら専門家が同行して交渉し、申請が通った。ワンルームマンションの住まいもこのときに得た。

 支援活動をする高野昭博さん(59)も元ホームレスだ。男性と同様、相談会がきっかけで一時期、生活保護を受けていた。「家でも外でも一人。自立できない情けなさ、保護打ち切りへのおびえ……。保護を受けて数年目が危ないんです」

 支援活動で関わった約200人のうち、20人近くが家に引きこもったまま、孤独死した。自殺も3人いた。「男性も社会とのつながりを失い、閉塞(へいそく)感を抱えていたのではないか。最後に自分の存在を知らせたい、そんな心境にあったのでは」と推し量った。

    ◇  ◇

 集団的自衛権や平和への思いを知る人には行き当たらなかった。本人は都内の病院の集中治療室にいて面会謝絶。新宿署によると、自宅に関連する本などはなく、思想性をうかがわせる証拠や証言は得られていない。40年ほど前に離婚して妻子と別れた。故郷・青森の親族も「縁を切っている」と答えたという。

 あれから2カ月。

 集団的自衛権関連の法案は秋の臨時国会には提案されず、来春の統一地方選後の通常国会に先送りされる見通しになった。

 ツイッター上では今も、「焼身自殺を図った人はどうなったのだろ」などと気遣うつぶやきが散発的に投稿される。だが、街行く人は誰ひとりとして歩道橋を見上げなかった。橋の真下で宝くじを売る男性(69)が言った。「もう話題にする人もいない。何事もなかったかのようだよ」。歩道橋にはかすかにすすけた焼け跡が残っていた。(井上恵一朗)

 ◆キーワード

 <集団的自衛権をめぐる現状> 安倍政権は集団的自衛権の行使など、安全保障に関わる法案を来年の通常国会に一括して提出する方針だ。法案は自衛隊法、武力攻撃事態対処法、周辺事態法など、十数本にのぼる見通しだ。一方で日米両政府は年末をめどに、自衛隊と米軍の基本的な役割分担を定める「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の再改定作業を進めている。

 

 与謝野晶子(Wikiより)
Akiko_yosano_younger

(転載始め)
君死にたまふことなかれ
旅順口包圍軍の中に在る弟を歎きて
與謝野 晶子
http://www.geocities.jp/sybrma/index.html
http://www.geocities.jp/sybrma/62yosanoakiko.shi.html

あゝをとうとよ、君を泣く、
君死にたまふことなかれ、
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも、
親は刃(やいば)をにぎらせて
人を殺せとをしへしや、
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや。

堺(さかひ)の街のあきびとの
舊家(きうか)をほこるあるじにて
親の名を繼ぐ君なれば、
君死にたまふことなかれ、
旅順の城はほろぶとも、
ほろびずとても、何事ぞ、
君は知らじな、あきびとの
家のおきてに無かりけり。

君死にたまふことなかれ、
すめらみことは、戰ひに
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の血を流し、
獸(けもの)の道に死ねよとは、
死ぬるを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思(おぼ)されむ。

あゝをとうとよ、戰ひに
君死にたまふことなかれ、
すぎにし秋を父ぎみに
おくれたまへる母ぎみは、
なげきの中に、いたましく
わが子を召され、家を守(も)り、
安(やす)しと聞ける大御代も
母のしら髮はまさりぬる。

暖簾(のれん)のかげに伏して泣く
あえかにわかき新妻(にひづま)を、
君わするるや、思へるや、
十月(とつき)も添はでわかれたる
少女ごころを思ひみよ、
この世ひとりの君ならで
あゝまた誰をたのむべき、
君死にたまふことなかれ。

1.詩の本文は、「名著複刻詩歌文学館<連翹セット>『戀衣』」(昭和55年4月1日発行・初刷。日本近代文学館刊行)によりました。
2.原本は、明治38年1月、本郷書院発行です。
3.句読点、踊り字、ルビは、原本通りです。ただし、ルビを( )に入れて示しました。原本は、勿論、縦書きです。
4.「をとうと」の仮名遣いは、歴史的仮名遣いでも現代仮名遣いと同じく「おとうと」ですが、原本通り「をとうと」にしてあります。
5.初出は、『明星』明治37年9月号で、初出の題は「君死にたまふこと勿れ」、また、初出では句読点が全くなく、「旅順口包圍軍の中に在る弟を歎きて」は、括弧内に記されている由です。(関良一校訂・注釈・解説『近代文学注釈大系近代詩』有精堂、昭和38年9月10日発行・昭和39年12月20日再版発行による。)
 ○初出の『明星』掲載の本文と『戀衣』の本文との比較を次に示します。
初出の『明星』には、題が「君死にたまふこと勿れ」と、「なかれ」に漢字が使ってあること、読点が全くなく、「旅順口包圍軍の中に在る弟を歎きて」が括弧(丸括弧)内に入れられていることは、上述の通りです。その他の相違は、次の通りです。
『明星』                『戀衣』
(第2連) ほろびずとても何事か  ←→ ほろびずとても、何事ぞ、
( 同 ) 君知るべきやあきびとの ←→ 君は知らじな、あきびとの
(第4連) 母のしら髮はまさりけり ←→ 母のしら髮はまさりぬる。

 なお、関氏の上掲書によれば、『晶子詩篇全集』(実業之日本社、昭和4年刊)には、「旅順口包圍軍の中に在る弟を歎きて」→「旅順の攻圍軍にある弟宗七を歎きて」、「舊家をほこる」→「老舗(しにせ)をほこる」、「家のおきてに無かりけり」→「家の習ひに無きことを」、「母の白髮はまさりぬる」→「母の白髮は増さりゆく」となっているそうです。
○日本ペンクラブ『電子文藝館』の「反戦・反核」のコーナーで、初出の『明星』掲載の形が見られます。(ただし、第5連の「少女」に「をとめ」とルビが振ってありますが、『明星』の本文には「少女」にルビはついていません。)
6.第4連の「しら髪」は「しらが」、第5連の「少女」は「をとめ(おとめ)」、「誰」はこの詩が文語体なので「たれ」と清音に読みます。若い人たちのために補足しておきます。
7. 参考までに、『定本 與謝野晶子全集 第九巻』(詩集一)(講談社、昭和55年8月10日第1刷発行)所収のものを、次に掲げておきます。この詩の形は、『晶子詩篇全集』(実業之日本社、昭和4年刊)によるものと思われます。

(以下略)
(転載終わり)

(ジェフ・キングストン氏の記事、その他記事資料に戻る

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 以下、海外メディア

「安倍政権への抗議で焼身自殺はかる」 海外メディアの報道を比較
The Huffington Post
投稿日: 2014年06月30日 13時27分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/29/abe-protester-sets-himself-alight_n_5542424.html

6月29日に東京・新宿南口で男性が焼身自殺を図った事件を、アメリカのニューヨーク・タイムスやイギリスのBBCなど、海外メディアも続々報じた。各メディアががどのように報じたのか、下記に紹介する。

■フィナンシャル・タイムズ(イギリス)

イギリスのフィナンシャル・タイムズは「安倍政権への抗議者が東京で焼身自殺図る」と題した記事で、日本国憲法の改正手続きを解説。日本国民の半数以上が集団的自衛権に反対しており、憲法の改正は両議院の3分の2位上の賛成を経て国民投票にかけなければいけないとされているが、安倍政権は憲法の解釈を変えようとしているとスペースを割いて報道した。

さらに記事は、「第2次世界大戦以来、一度も変更が行われていない憲法の改正を、安倍首相が強行しようとしていると評論家が批判している」と続けた。

■BBC(イギリス)

イギリスのBBCは、「アメリカによって制定された日本国憲法は、戦争や武力国際紛争を解決する手段として武力による威嚇や使用を禁じている」と説明。「日本は優れた軍隊を有している」としながらも、憲法によって活動内容が厳しく制限されている状況を「ダブルスタンダード」という表現で報じた。

記事では日本国内で意見が分裂している状況を報じているが、「憲法の解釈変更は、アメリカを喜ばせる」との特派員の分析も掲載している。

■ニューヨーク・タイムズ(アメリカ)

アメリカのニューヨーク・タイムズは、「秩序ある東京ではめったに起きないような恐ろしい光景」という書き出しでこのニュースを報じた。「安倍首相は中国などの脅威から守るために軍事拡張を唱えるが、野党はアメリカ主導の戦争に日本が巻き込まれる可能性があると抗議している」としている。

■ワシントン・ポスト(アメリカ)

アメリカのワシントン・ポストは、「かつて日本には『切腹』という儀式があったが、過去数十年間は殆どみられない」と日本文化を紹介。政治への抗議自殺で最も知名度が高いものとして、「1970年に自殺した、右翼の小説家・三島由紀夫」を取り上げた。

■アルジャジーラ・アメリカ

中東に本拠地を置くアルジャジーラの英語版は、アメリカと日本の安全保障状況を詳しく報じている。

「第2次世界大戦後、日本が東アジアやポリネシアで力で席巻していた状況を排除するため、日本が武力の行使を禁じる憲法をアメリカが起案した。日本は優れた軍隊を有しているにもかかわらず、制約が多い」と説明。しかし、「アメリカが主導するイラクや、平和維持活動において、日本は非戦闘員として協力している」と記した。

記事は、「日本の保守派は、中国などの脅威に対応するため、安全保障政策をより柔軟にするべきと主張しているが、このことが、中国をいらだたせることになっている」と述べている。さらに記事は、「アメリカが日本の動きを歓迎するのは、アメリカは日本を守る必要があるにもかかわらず、アフガニスタンやイラクなどの戦争によって、軍事力が割けなくなっている状態であるためだ」と指摘した。

記事は日本の軍事拡大について、2014年4月に台湾の約110キロ離れた与那国島に、日本がレーダー基地の建設を始めことも記している。

 

 BBC(イギリス)

29 June 2014 Last updated at 11:44
Japanese man sets self on fire over military rule change
http://www.bbc.com/news/world-asia-28077429

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The incident took place on a bridge at the busy Shinjuku station in central Tokyo

A man set himself on fire in central Tokyo in protest at a proposed law which could allow Japan to deploy its military overseas.

The man was taken to hospital after being hosed down but his condition was not immediately known, officials said.

Japan's government could make the change to its pacifist constitution as early as next Tuesday.

The US-drafted constitution bans war and "the threat or use of force" to settle international disputes.

Witnesses said the middle-aged man, wearing a suit and tie, climbed onto a pedestrian bridge at Tokyo's Shinjuku station.

"He was sitting cross-legged and was just talking, so I thought it would end without incident," one eyewitness told Reuters. "Then all of a sudden his body was enveloped in fire."

Reports said the man used a megaphone to shout for over an hour about the change to Japan's constitution.

Video shown on national television in Japan showed the flames being extinguished by officers.
'Double standard'

Japan has well-equipped and well-trained armed forces but there are severe restrictions on them being deployed abroad.

Under Article 9 of its post-war pacifist constitution, Japan is blocked from the use of force to resolve conflicts except in the case of self-defence.

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Mr Abe has said Japan must change to adapt to a new security environment

But Japan's Prime Minister Shinzo Abe says he wants a new interpretation of the constitution to be agreed on.

The move has split opinion inside the country. Critics of the move warn against what they see as increasing militarism, while conservatives argue that the restriction is a double standard forced upon Japan.

Mr Abe's plan has led to criticism from China, whose relations with the Japan have become strained over territorial disputes in East China Sea.

Correspondents say the move will likely please the US, with whom Japan has a long-standing security treaty.

 

 AP通信(Associated Press アメリカ)の配信記事。

Man sets himself on fire at busy train station in Tokyo
By Associated Press June 29, 2014 | 6:32am
http://nypost.com/2014/06/29/man-sets-himself-on-fire-in-apparent-protest-in-tokyo/

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Investigators and firefighters work at the scene where a man has set himself on fire, on a pedestrian walkway at Tokyo's busy Shinjuku railway station, Sunday, June 29, 2014. Photo: AP

TOKYO — A man set himself on fire at Tokyo’s busy Shinjuku railway station on Sunday in what appears to be a rare violent political protest.

The man, who appeared in his 50s or 60s, was taken to the hospital after suffering serious injuries, said Daiji Kubota, an officer at the Shinjuku police station. He said the man’s identity and the reason for the self-immolation was under investigation.

Footage of the incident on Twitter and other social media showed a man clad in a suit and tie sitting on a small mat along the metal framework above a pedestrian walkway with two plastic bottles of what looked like gasoline beside him.

Witnesses were quoted as saying the man spoke through a megaphone to protest the government’s moves to change Japan’s defense policy, doused himself with gasoline and set himself alight as hundreds of people watched from below and from nearby buildings.

Television reports showed firefighters pulling the man down onto the pedestrian bridge walkway and using hoses and a fire extinguisher to put out the fire before loading the victim into an ambulance.

Japan’s Cabinet is expected on Tuesday to approve a proposal calling for the right to “collective self-defense,” which would allow Japan to play a more assertive role in international security amid China’s growing military presence and rising regional tensions. Japan currently limits its participation even in U.N. peacekeeping activities to noncombat roles.

Critics say the shift undermines the war-renouncing Article 9 of Japan’s Constitution, and opposition groups have staged constant but peaceful protests outside Prime Minister Shinzo Abe’s official residence.

Japan has had very few self-immolations in past decades despite a long history of suicides by ritual disembowelment, or seppuku, dating back to the feudal era. The most high-profile suicide for political reasons in the modern era was by Yukio Mishima, a right-wing author considered to be one of Japan’s greatest novelists, who killed himself in front of the headquarters of Japan’s Self Defense Forces in 1970 after an unsuccessful coup attempt.

WARNING: The video below is graphic and extremely disturbing.

Man sets himself on fire in Shinjuku, Tokyo.
Maerchen Koenig
https://youtu.be/i-NVYzqUVbI

2014/06/29 に公開

 

 フィナンシャル・タイムズ(イギリス)

Abe protester sets himself alight in Tokyo street
By Ben McLannahan in Tokyo
http://www.ft.com/cms/s/0/325d1d6c-ff89-11e3-8a35-00144feab7de.html#axzz368TuAKTh

A man set himself on fire in the centre of Tokyo on Sunday, apparently in protest against prime minister Shinzo Abe’s plans to loosen rules on how Japan’s military can be deployed.

The self-immolation, in full view of shoppers in the busy district of Shinjuku, came as Mr Abe’s party is nearing a deal with its coalition partner, the Buddhist-affiliated party Komeito, to approve a proposal that would allow Japan to play a more assertive role in international security.

Japanese march against defence policy shift
Financial Times
https://youtu.be/FUi0WIWkGRA

2014/07/01 に公開

Under the proposal, known as “collective self-defence”, Japan would be allowed to join allies in battle even in the absence of a direct threat to its own territory. Mr Abe has argued that the move is needed amid conflicts in the South China Sea that have pitted China against Vietnam and the Philippines, mentioning them alongside Japan’s stand-off with China over islands in the East China Sea.

Yet polls suggest that more than half of Japanese people are opposed to the move, which Mr Abe has described as a “reinterpretation” of the country’s pacifist constitution, rather than an amendment which would require two-thirds approval from both houses of parliament and then a national referendum. That has angered critics who argue that Mr Abe is forcing through a fundamental shift in Japan’s military posture, one that has been maintained more or less unaltered since the second world war.

The protest on Sunday came after days of demonstrations outside Mr Abe’s residence. According to online footage and witness reports, the man sat cross-legged on the girders of a pedestrian footbridge near the south exit of Shinjuku station, and spoke for about an hour through a megaphone against Mr Abe’s plans.

As firefighters began to scale the frame of the bridge just after 2pm, the man doused himself in what appeared to be petrol and set himself alight. He was then pulled on to mattresses below, hosed down and carried away to hospital.

A spokesman for Shinjuku police said the man’s injuries were serious, but not life threatening. He said the man appeared to be aged about 60.

Additional reporting by Mitsuko Matsutani

 

 ニューヨーク・タイムズ(アメリカ)

Japanese Protester Sets Himself on Fire at Train Station in Tokyo
By MARTIN FACKLER JUNE 29, 2014
http://www.nytimes.com/2014/06/30/world/asia/japanese-protester-sets-himself-on-fire-in-tokyo.html?_r=1

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Investigators and firefighters at the site where a man set himself on fire at the Shinjuku railway station in Tokyo on Sunday. Credit Kyodo News, via Associated Press

TOKYO — In a ghastly spectacle of a sort rarely seen in this orderly city, a man set himself on fire in front of horrified crowds at Tokyo’s busiest train station on Sunday in what appeared to be a lone protest against efforts to weaken Japan’s antiwar Constitution.

The police provided few details about the man, who survived with burns all over his body after being rushed to a Tokyo hospital. Firefighters appeared either to have been warned or to have discerned the man’s intentions, because they were on hand to douse him quickly with water once he set himself on fire with a liquid that looked like gasoline.

The self-immolation took place in broad daylight in front of hundreds of onlookers, who used cellphones and other devices to post graphic videos and photos of it on social media sites.

The images show a thin, middle-aged man in a dark suit who sat cross-legged atop the scaffolding of a pedestrian bridge in front of the busy Shinjuku train station.

At first, he used a megaphone to speak to gathering crowds.

While there is no audio with most of the images, several postings said the man told the crowd that he opposed efforts by Prime Minister Shinzo Abe to loosen restrictions in the Constitution on the use of military force, which is interpreted as allowing Japan to act only in self-defense.

Mr. Abe has called for a new interpretation that would allow the armed forces also to contribute to the defense of allied nations under attack, something they cannot now legally do.

While Mr. Abe says Japan needs more robust military alliances to offset the growing might of China, opponents on the left have staged small street protests to warn that the change could embroil Japan in distant, American-led wars.

After making his appeal, the man then suddenly set himself on fire. One video, shot from a window overlooking the bridge, showed the man engulfed in yellow flames while he sat cross-legged, as if meditating.

Firefighters, who were waiting below, quickly sprayed him with their hoses.

One rescuer then clambered up to knock the still-burning man
off the scaffolding and onto the center of the bridge in front of firefighters, who doused him for several seconds before treating him.

 

 ワシントン・ポスト(アメリカ)

Man sets self afire in Tokyo in apparent protest
http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/man-sets-self-afire-in-tokyo-in-apparent-protest/2014/06/29/129e4a62-ff72-11e3-88d5-46d41ee66c75_story.html

Japanselfimmolation0bd47
Investigators and firefighters work at the scene where a man has set himself on fire, on a pedestrian walkway at Tokyo’s busy Shinjuku railway station, Sunday, June 29, 2014. A man set himself on fire at the station on Sunday in an apparent political protest. The man, who appeared in his 50s or 60s, was taken to the hospital after suffering serious injuries, said an officer at the Shinjuku police station. He said the reason for the self-immolation was under investigation. (Kyodo News/Associated Press)

By Associated Press June 29

TOKYO — A man set himself on fire at Tokyo’s busy Shinjuku railway station on Sunday in what appears to be a rare violent political protest.

The man, who appeared in his 50s or 60s, was taken to the hospital after suffering serious injuries, said Daiji Kubota, an officer at the Shinjuku police station. He said the man’s identity and the reason for the self-immolation was under investigation.

Footage of the incident on Twitter and other social media showed a man clad in a suit and tie sitting on a small mat along the metal framework above a pedestrian walkway with two plastic bottles of what looked like gasoline beside him.

Witnesses were quoted as saying the man spoke through a megaphone to protest the government’s moves to change Japan’s defense policy, doused himself with gasoline and set himself alight as hundreds of people watched from below and from nearby buildings.

Television reports showed firefighters pulling the man down onto the pedestrian bridge walkway and using hoses and a fire extinguisher to put out the fire before loading the victim into an ambulance.

Japan’s Cabinet is expected on Tuesday to approve a proposal calling for the right to “collective self-defense,” which would allow Japan to play a more assertive role in international security amid China’s growing military presence and rising regional tensions. Japan currently limits its participation even in U.N. peacekeeping activities to noncombat roles.

Critics say the shift undermines the war-renouncing Article 9 of Japan’s Constitution, and opposition groups have staged constant but peaceful protests outside Prime Minister Shinzo Abe’s official residence.

Japan has had very few self-immolations in past decades despite a long history of suicides by ritual disembowelment, or seppuku, dating back to the feudal era. The most high-profile suicide for political reasons in the modern era was by Yukio Mishima, a right-wing author considered to be one of Japan’s greatest novelists, who killed himself in front of the headquarters of Japan’s Self Defense Forces in 1970 after an unsuccessful coup attempt.

 

 アルジャジーラ・アメリカ

Man self-immolates in Tokyo to protest expansion of Japan military options
http://america.aljazeera.com/articles/2014/6/29/japan-defense-fire.html

Protest comes as Japanese prime minister pushes for broader defense in face of a rising China and volatile North Korea
June 29, 2014 10:05AM ET

A man in Japan set himself on fire at a busy intersection in Tokyo on Sunday in an apparent protest against Prime Minister Shinzo Abe's plans to broaden Japan’s military capabilities, police and witnesses said.

Authorities hosed down the unidentified man and carried him away, according to witness accounts and pictures posted to social media. It was not immediately clear whether he survived.

Japan is poised for a historic shift in its defense policy by ending a ban that has kept the military from fighting abroad since World War II. Abe's cabinet could adopt a resolution as early as Tuesday revising a long-standing interpretation of the constitution in order to lift the ban.

According to witnesses and social media posts, the man appeared to be wearing a suit, glasses and a tie. He sat atop a pedestrian bridge and spoke through a megaphone to protest plans to end a ban on exercising “collective self-defense,” or aiding a friendly country under attack.

A police spokeswoman confirmed the incident, which took place near bustling Shinjuku station, but would not provide further details.

Ryuichiro Nakatsu, an 18-year-old student, said, “he was sitting cross legged and was just talking, so I thought it would end without incident. But when I came back to the same place 30 minutes later, he was still there. Then all of a sudden his body was enveloped in fire.”

“He was yelling against the government, about collective self-defense,” he said.

After World War II and during its occupation of Japan, the U.S. government drafted a constitution aimed at declawing a power that had just several years before swept across swaths of East Asia and Polynesia.

The planned change in defense strategy marks a major step away from U.S.-imposed post-War War II pacifism and widens Japan's military options. Under its constitution the country has had a limited, non-combatant role as part of the U.S.-led occupation of Iraq, and in peacekeeping operations.

Although Japan still boasts modern military equipment today, it can’t use it under the agreement.

Japanese conservatives say the constitution war-renouncing Article 9 has excessively restricted Japan's ability to defend itself. They also argue that a changing regional power balance — including a rising China — means Japan's security policies must be more flexible.

The move will likely rile an increasingly assertive Beijing, whose already delicate ties with Japan have chilled due to a maritime dispute, mutual mistrust and the legacy of Japan's past military aggression. Washington will welcome the move, having long urged Japan to become a more equal partner in the alliance between the two countries.

Since the end of World War II, the United States has maintained a strong military presence in Japan, tasked with protecting the country from international adversaries. The arrangement is costly for the U.S., which has seen its forces stretched thin over the last decade by wars in Afghanistan and Iraq.

Japan began its first military expansion at the western end of its island chain in more than 40 years in April, breaking ground on a radar station on a tropical island off Taiwan. The move risks angering China, locked in a dispute with Japan over nearby islands, which they both claim.

 

 ディ・ヴェルト(ドイツ)

 以下、独紙ディ・ヴェルト( Die Welt)の29.06.14付け記事(2014年6月29日付け、欧州の殆どの国は年月日ではなく日月年の順)。
表題は「Selbstverbrennung gegen Japans Re-Militarisierung 日本再軍備に反対する焼身自殺 」。記事末尾赤字の部分でNHKを批判してます(翻訳しておきました)。

29.06.14
Selbstverbrennung gegen Japans Re-Militarisierung
http://www.welt.de/politik/ausland/article129598508/Selbstverbrennung-gegen-Japans-Re-Militarisierung.html

Der nationalistische Premierminister Shinzo Abe will die Verfassung neu interpretieren, um den militärischen Spielraum Japans zu erweitern. Sein Volk ist dagegen. Ein Bürger protestierte nun radikal.

Von Sonja Blaschke, Tokio

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Foto: AP
Er kletterte auf ein Brückengeländer und wetterte per Megafon gegen die Neuinterpretation der Verfassung. Dann setzte sich der etwa 50- bis 60-jährige Mann in Brand. Polizei und Feuerwehr, hier im Einsatz, konnten ihn knapp retten


Ein Mann in den Fünfzigern hat sich am Sonntagnachmittag vor Hunderten Passanten an einem belebten Tokioter Bahnhof selbst in Brand gesetzt. Augenzeugenberichten zufolge hatte er zuvor eine Stunde lang per Megafon gegen die Politik von Premierminister Shinzo Abe gewettert, der eine Neuinterpretation der japanischen Verfassung durchsetzen will. Sie würde Japan das Recht zur kollektiven Selbstverteidigung geben und damit den pazifistischen Charakter der Verfassung infrage stellen. Medienberichten zufolge soll der Mann mit schweren Verletzungen überlebt haben. Kurz nach dem Vorfall begannen Fotos und Videos davon auf Twitter und Facebook zu kursieren.

Gegen 13 Uhr war der in einen grauen Anzug gekleidete unscheinbare Mann auf das Geländer eines Fußgängerübergangs zwischen zwei Kaufhäusern geklettert. Dort setzte er sich in den Schneidersitz, ein Megafon vor sich, eine Tasche und zwei Plastikflaschen neben sich. "Da sitzt ein seltsamer Typ am Südausgang von Shinjuku", twitterte jemand. Mehrere Passanten beschwerten sich über den "Idioten", dessentwegen der Südausgang von Shinjuku, einer der belebtesten Pendelbahnhöfe Tokios, bald von Polizei abgeriegelt wurde. "Wie lästig", regten sich mehrere online auf. "Der sagt irgendwas mit dem Megafon, was keiner versteht", schrieb ein anderer. Viele vermuteten in den Plastikflaschen Alkohol und glaubten, der Mann sei betrunken.

Auf einmal ging alles ganz schnell. Polizei und Feuerwehr waren schon vor Ort, konnten aber nicht verhindern, dass sich der Mann mit Brennstoff übergoss und mit einem Feuerzeug anzündete. Augenzeugen stellten Bilder des Brennenden ins Internet, manche waren von Kaffeetischen aus im Kaufhaus darüber aufgenommen worden. Helfer versuchten noch, ihn mit Wasser aus Feuerwehrschläuchen zu löschen. Dann stürzte er von der Brücke in die Tiefe. Beim Transport ins Krankenhaus soll er bei Bewusstsein gewesen sein und mit schweren Verbrennungen überlebt haben. Über seine Identität ist bisher nichts bekannt.

Im Streit mit China tritt Abe robuster auf

Augenzeugen berichten, wie er die japanische Regierung dafür kritisierte, Japan die "Ausübung des Rechts auf kollektive Selbstverteidigung" zu ermöglichen. Dadurch soll das japanische Militär mehr Spielraum erhalten, und anders als bisher auch Verbündete im Angriffsfall verteidigen dürfen. Dies verhinderte bisher der Artikel 9 der pazifistischen Verfassung Japans, die seit 1947 gültig ist. Die Mehrheit der Bevölkerung steht den Vorhaben Abes kritisch gegenüber. Trotzdem will die von der liberaldemokratischen Partei geführte Regierung am Dienstag formell die Uminterpretation von Artikel 9 im Kabinett beschließen. Nach langen Diskussionen hatte man sich zuvor mit dem skeptischen Koalitionspartner, der Neuen Gerechtigkeitspartei, auf eine Formulierung geeinigt.

Beobachter vermuten, dass Abe Japan stärker aufrüsten möchte. Er ist für seine nationalistischen Töne bekannt und provozierte China im Inselstreit unter anderem mit dem Besuch des Yasukuni-Schreins, wo auch Kriegsverbrecher des Zweiten Weltkriegs verehrt werden. Dies hatte seit mehr als zehn Jahren kein japanischer Premier mehr getan. Im Konflikt um die Senkaku-Inseln, die in China Diaoyu heißen, sieht sich Japan immer offensiveren Auftreten der chinesischen Luftwaffe und Marine gegenüber. Abe beantwortet Provokationen robuster als seine Vorgänger. Hardliner in Japan fordern eine Aufrüstung bis hin zur atomaren Bewaffnung. Bisher ist dies aber in dem Land der Atombombenabwürfe von Hiroshima und Nagasaki ein weitverbreitetes Tabu.

Selbstverbrennungen sind in Japan extrem selten. Trotzdem verzichtete der öffentlich-rechtliche Fernsehsender NHK auf einen Bericht darüber in den Hauptnachrichten um 19 Uhr Ortszeit, also fünf Stunden nach dem Vorfall. An der Neutralität des Senders kamen in den letzten Monaten immer mehr Zweifel auf. Er wird seit einem halben Jahr von einem Mann geführt, der von Premierminister Abe persönlich ausgesucht wurde.

↑↓以下、この部分翻訳。

焼身自殺は日本では非常に稀です。それにもかかわらず公共テレビNHKは事件発生5時間後、現地時間19:00のメインニュースで(NHKニュース7のこと)レポートする事を放棄した(“集団的自衛権反対・抗議の焼身自殺”である事件に関しての報道する義務を果たさなかった)。NHKの中立性へのより多くの疑問がここ数ヶ月問題になっていた。彼は(NHK会長:籾井勝人のこと)安倍首相に選ばれたのだが、すでに(事件が起きる現在まで)半年間在任している」※

※:籾井勝人は、2013年12月20日に、仕事上の繋がりのあった石原進経営委員の推薦を受け、NHK経営委員会で第21代会長に選出された。2014年1月25日、NHK会長に就任。

 

 ロシアのスプートニク (通信社)

29 June 2014, 14:38
Man in Tokyo sets himself on fire, protests Japan's militarization
http://sputniknews.com/voiceofrussia/news/2014_06_29/Man-in-Tokyo-sets-himself-on-fire-protests-Japans-militarization-4635/

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© Collage: Voice of Russia

A man in Japan set himself on fire at a busy intersection in Tokyo on Sunday in an apparent protest against Prime Minister Shinzo Abe's plans to ease limits of the country's pacifist constitution, police and witnesses said. Japan is poised for a historic shift in its defense policy by ending a ban that has kept the military from fighting abroad since World War II.

It was not immediately clear whether the man survived.

Abe's cabinet is expected to adopt as early as Tuesday a resolution revising a long-standing interpretation of the US-drafted constitution to lift the ban after his ruling party finalizes an agreement with its junior partner.

A police spokeswoman confirmed the incident, which took place near bustling Shinjuku station, but would not provide further details. Witnesses said the man, seated on pedestrian bridge, used a megaphone to protest plans to end a ban on exercising "collective self-defense", or aiding a friendly country under attack.

"He was sitting cross legged and was just talking, so I thought it would end without incident. But when I came back to the same place 30 minutes later, he was still there. Then all of a sudden his body was enveloped in fire," said Ryuichiro Nakatsu, an 18-year-old student who witnessed the incident.

"He was yelling against the government, about collective self-defense," he said.

Witnesses said the man was hosed down and carried away.

The planned change in defense strategy marks a major step away from post-war pacifism and widens Japan's military options.

Conservatives say the charter's war-renouncing Article 9 has excessively restricted Japan's ability to defend itself and that a changing regional power balance including a rising China means Japan's security policies must be more flexible.

The change will likely rile China, whose ties with Japan have chilled due to a maritime row, mutual mistrust and the legacy of Japan's past military aggression, but will be welcomed by Tokyo's ally Washington, which has long urged Japan to become a more equal partner in the alliance.

 

 中国上海の新浪(SINA.COM、「新浪網」とも)

日本民众为何通过自焚抗议解禁集体自卫权?
2014年07月01日11:03
http://news.sina.com.cn/w/zg/hwgc/2014-07-01/110359.html

  6月29日,日本东京都JR新宿车站南口的天桥上,一名60岁左右的男子用扩音器高呼“反对集体自卫权”等口号后自焚,他身上的火随即被扑灭并被送往医院,最后生还。

  日本民众对于解禁集体自卫权多持反对意见,而安倍内阁却始终置民意于不顾,最终催生了自焚抗议这种极端事件。法新社在6月30日的报道中写道:“此类自焚抗议事件在日本极其罕见。”

  提到日本人因政治原因导致的自杀,首先联想到的便是日本著名小说家三岛由纪夫。1970年11月,三岛由纪夫出于其极端激进的政治思想,选择日本传统自杀手法——切腹终结了自己的生命。


越战期间的自焚

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日本男子自焚抗议解禁集体自卫权

  日本的自杀文化由来已久,在二战时期甚至以切腹自杀为荣,但以自焚来表达政治诉求是极其少见的。在此次事件之前,较为轰动的自焚式自杀事件需追溯到上个世纪六十年代——由比忠之进自焚事件。当时日本在越南战争中支持美国,并通过后勤支援等方式间接参与了战争,这引起了日本国内反战势力的强烈反对。在时任日本首相佐藤荣作明确表明支持美国并出访越南、美国等国家之后,学生组织与自卫队机动队两次在羽田机场发生激烈冲突,史称“羽田事件”。

  1967年11月11日,佐藤荣作访美前夕,即第二次羽田事件的前一天,阻止佐藤访美的游行示威非常激烈,在游行结束后,73岁的世界语学者由比忠之进在永田町的首相官邸前淋汽油自焚。他的遗书同时也是一封写给首相佐藤荣作的抗议书:“对于我这个不属于当事者越南或美国的人来说,自焚或许会被他人嘲笑,但是那些为了真正的世界和平以及为了越南问题早日得以解决而努力的人会证明我的死不是没有用的。”

  古稀老者以自焚形式抗议,给战后沉浸在经济复国劲头中的日本民众带来了极大的冲击,却依然没有打动鹰派作风的首相佐藤荣作,就在由比忠之进去世十几分钟后,佐藤荣作首相访美的专机从羽田机场起飞了。


解禁集体自卫权令安倍支持率下滑

  此次反对解禁集体自卫权的自焚事件中,以如此决绝的方式与政府抗争,相信都是控诉无门下的百般无奈之举,犹如半个世纪前的历史重演,一样的壮士悲歌,却又一样的无法撼动首相的“铁石心肠”。

  自解禁集体自卫权的最后一道防线公明党“崩溃”,宣布同意修改宪法解释解禁集体自卫权后,解禁集体自卫权便成了安倍一手把持之下的“黑箱”操作之物。

  据日本媒体报道,对于行使集体自卫权本身,反对者认为是与保卫和平的社会呼声背道而驰,此举不仅使日本宪法的和平主义原则变得有名无实,还可能使日本卷入战争。而对于安倍政府在短期内通过内阁会议批准修改宪法解释以解禁集体自卫权,反对者则认为,这是安倍内阁企图在不经过充分讨论和国民允许的情况下单方面改变国家宪法的行为,政府依靠独断做出决议将会严重破坏民主程序。

  朝日新闻于6月21日、22日进行了全国舆论调查,结果显示安倍内阁的支持率从上一次5月调查时的49%下滑至43%,是2012年12月第二次安倍内阁成立以来的最低值,不支持率则上升到了33%。事实证明,安倍在解禁集体自卫权问题上的一意孤行已影响到了自己的支持阵营,此次新宿自焚事件又将削弱安倍多少选票,目前尚不得而知,但希望这把火多少能给安倍一点警醒,遏制其鹰派右翼思想的膨胀。

  (新浪驻日本观察员 唐光)

 

 もはや日本は、「これは」と思う映像は隠す、見せない、歪曲、情報統制、大本営発表の暗黒国家、個人が映像記録しネットで広めるしかないです。ビデオカメラ です。

 

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2014年3月31日 (月)

(ビデオニュース・コムが2本)袴田事件再審決定関連。1、当時のリーク報道の酷さについて。2、最高裁がリーク公認判決。

袴田事件再審決定・捜査情報を垂れ流したメディアに警察・検察を批判する資格があるか
videonewscom
http://youtu.be/kQz7pc2IevY

公開日: 2014/03/29

5分45秒あたりから、

20140331_153316 ←1966年(昭和41年)、起訴前9月7日の毎日新聞。


20140331_153422 ←記事を拡大した所。「葬儀の日も高笑い“ジキルとハイド”の袴田」警察のリークをそのまま書いた記事。


20140331_153744 ←1966年(昭和41年)、起訴前8月18日の毎日新聞。逮捕される前、これから調べる者を実名報道している毎日記事。「袴田を連行、本格取調べ 夕刻までに逮捕 不敵なうす笑い」


20140331_154123 ←1966年(昭和41年)7月4日の毎日新聞。


16分56秒から、下記「即時抗告審・最終意見書」でも言及されているマスコミのリーク報道のひどさについて。

平成6年(く)第209号 再審請求即時抗告申立事件
請求人 袴田巌
即時抗告審・最終意見書
2001(平成13)年8月3日
↑↓検索で探しました。
http://www.hakamada.net/-saishuikensho.pdf

18分17秒、↑↓上記資料によれば下記部分は「1966年9月9日起訴された日に」では「1966年9月12日」記事のようです。

1966年9月9日起訴された日に、毎日新聞静岡支局長名で出た論評記事。「悪魔の様な人間とはこんな人間を言うのだろう」「常人の物差しでははかり知れない異常性格者」「残忍な手口」「情操がかけ一片の良心も持ち合わせていない」

↑↓はらしい。

1966 昭和41年 9月12日 毎日新聞 "『科学捜査』の勝どき" 静岡支局長佐々木武雄 七段抜き 「論評」

 

平成6年(く)第209号 再審請求即時抗告申立事件
請求人 袴田巌
即時抗告審・最終意見書
2001(平成13)年8月3日
http://www.hakamada.net/-saishuikensho.pdf

↑↓の57pから61p。

七 捜査報道の問題、報道機関への捜査当局によるリーク

1 「捜査報道」の機能

 本件では、「請求人の犯人性」を作り上げて行く過程で、「捜査報道」の果たした役割が甚だ大きい。

 「一家4人殺害・放火」という凶悪犯罪事件において、捜査報道、特に被疑
者を検挙した後の報道が、しばしばセンセーショナルなものになりがちである
ことは、現在でも全く同様であり、特に「犯罪報道の問題性」が一般的に認識
されていたとはいい難い本件当時においては尚更のことである。

 実際、本件における捜査報道をみると、請求人に対する頻繁な顔写真の掲載、逮捕後の「呼び捨て報道」は勿論、「袴田、だんまり戦術」(静岡新聞8月20日朝刊)、「葬儀の日も高笑い――“ジキルとハイド”の袴田」(毎日新聞9月7日朝刊見出し)など、徹底した「請求人犯人視報道」がみられる。このような報道姿勢は、「請求人犯人説」へと積極的に世論形成を図ると同時に、関係者・証人に対する予断・偏見を増幅し、とどのつまりは捜査当局自らが自縄自縛に陥ってゆく結果になるのである。


2 意図的な情報提供(いわゆるリーク)

 本件の特徴は、節目ごとに捜査当局ないしは「請求人犯人説」を強く主張していた特定捜査官による意図的な情報提供(いわゆるリーク)がなされた形跡が顕著に存在することである。

 その顕著な例が、7月4日の請求人に対する任意取調べに関する毎日新聞の報道である(毎日新聞7月4日夕刊)。

 同紙は、『従業員「H」浮かぶ』との5段抜きの大見出しを掲げた上、『血染めのシャツを発見』という小見出しをつけ、さらにリードにおいても「Hを有力容疑者とみて証拠固めをしている」と述べ、請求人に対する嫌疑を煽ると共に、『放火に使った?油類なども押収』という小さな記事が置かれている。また、翌日の朝刊にも『アリバイ、血こんを追及』『従業員「H」を取調べ』との見出しがあり、請求人の身上のほか、「Hの部屋から血染めのパジャマ、作業衣のほかガソリン、帳簿類百余点を押収した」「犯行後、現場を脱出した際、負傷し、寮に戻ってパジャマに着換えるとき血がつきその足で現場に再び行ったことも考えられる」として、「付着した血こんが被害者の方と一致するかどうかが重要なカギになる。」といった内容の記事が掲載されている。

 しかし、現実にはパジャマの血痕はごく微量であって、到底、「血染めのパジャマ」などとは言えず、請求人の部屋からガソリンが発見された事実はない(三角部屋からの混合油の押収を誤解・曲解したのであろう)。

 同様に「帳簿類百余点」を押収した事実もない。また、犯行後の行動を想定した記事も見られる。

 このうち、請求人が重要参考人であったことや、パジャマの血痕付着の事実は他紙(朝日、読売、静岡)にも見られる点で、公式発表がニュースソースであったのであろう。しかし、それ以外の部分は「毎日」のみの報道であり、特に帳簿類の押収は訴訟記録には全く見当たらない事実である。

 それのみならず、他紙と比較するとき、「毎日」の記事には請求人を犯人と断定し、或いはその「異常性格」を強調する姿勢が殊更に強いことに気付かされる。もとより、朝日・読売・静岡の各紙にもそのような傾向は少なからず見受けられるのであるが、「毎日新聞」の報道姿勢は、ここでは異常に突出しているのである。

 確かに、請求人は本件の比較的初期の頃から嫌疑をかけられていた。しかし、嫌疑濃厚な人物が、一応、存在するとしても、一部新聞のみが突出して殊更にその嫌疑を強調するというのは余りにも異常である。しかも、地元紙である静岡新聞が相当のスペースを本件に割くことは理解できないではないが、全国紙たる「毎日新聞」の報道は、他の全国紙2紙と比べても、かなりのスペースを割き、記者座談会まで行なっている(9月8日静岡版)ように、本件に対して異常に強い関心を示している。

 この事実は、本件取材を担当した毎日新聞記者が初期捜査の段階から「袴田犯人説」を採る捜査官と密接な繋がりを持ち、公式発表とは別に、何らかのルートで捜査情報を得ていた事情を強く推測させる。


3 厳しい「マスコミ判決」

 この「毎日新聞」静岡支局は、請求人が起訴された直後である昭和41年9月12日付けで「『科学捜査』の勝どき」と題する同紙静岡支局長佐々木武雄名義で、七段抜きの「論評」を登載した。それによれば、

 「一家4人強盗殺人事件は、容疑者袴田巌の自供で解決した。… …動物にも愛情はある。(袴田は)その片鱗をも持ち合わせていないのだから、『悪魔のような』とはこんな人間を言うのだろう。… …この事件は何と言っても科学的捜査の勝利である。現場に残されていた資料は放火に使った油ようのもの、会社で外勤者に配布した従業員用の雨カッパ、それに袴田の部屋から押収した血染めのパジャマ、… …こうした困難な状況を克服して、みごと検出に成功した鑑識課の労苦と技術は高く評価されてよい。… …今度の捜査は、現場に残された科学的資料にメスを加えながら、動機とアリバイの面から容疑者を絞り、別件逮捕という好ましくない手段を避け、正面から堂々と攻めあげたもので、近代捜査の定石をいった典型的な例だろう。… …袴田は、とても常人のモノサシでははかりしれない異常性格者である。残忍な手口、状況証拠を突きつけられてもガンとして20日間も口を割らなかったしぶとさ、頑強さと反社会性とは犯罪者に共通した性格だが、袴田の場合はとくに極端である。彼の特色と言えば、情操が欠け、一片の良心も持ち合わせていないが、知能だけは正常に発達していることである。」とまで「論評」している。

 「毎日新聞」は、まさに検察官よりも狂信的な「袴田犯人説」の信奉者として、静岡版であるとはいえ、「支局長論説」の形で「袴田犯人説」を堂々と明らかにした。

 「支局長論説」は、「請求人犯人説」を遂行した捜査陣に対しては、「科学的捜査の勝ちどき」「困難な状況を克服してみごとに検出に成功した鑑識陣の労苦と技術」「近代捜査の定石を行った典型的な例」等、捜査陣に対しては最大限の賞賛の言葉を並べ立てている。しかし、これら本件捜査に対する一方的な賛辞は、原一審判決によって、「このような本件捜査のあり方は、『実体的真実の発見』と言う見地からはむろん、『適正手続の保障』という見地からも、厳しく批判され、反省されなければならない。本件のごとき事態が二度と繰り返されないことを希求する」と手厳しく否定され、「本件捜査の杜撰さ」が判決文によって宣言されたのである。

 その反面、請求人は、「起訴された」と言うだけで、裁判が始まる以前から「毎日新聞」と言う一公共報道機関により、「常人のモノサシでは測りしれない異常性格者」「残忍な手口」「状況証拠を突きつけられてもガンとして20日間も口を割らなかったしぶとさ」「極端な頑強さと反社会性」「情操が欠け一片の良心も持ち合わせていない」「知能だけは正常に発達した悪智恵者」「悪魔」であるとの趣旨の強烈な「新聞判決」を頂戴したことになる。

 そしてその背景には、脆弱な証拠構造を熟知しながらも、敢えて請求人を起訴し、一旦、起訴した以上は、何が何でも袴田裁判を有利に導こうとする警察・検察のリークと強いマスコミ誘導が存在したことは、今や、紛れもない歴史的事実となっている。

概要:
http://www.videonews.com/
ニュース・コメンタリー (2014年03月29日)
袴田事件再審決定
捜査情報を垂れ流したメディアに警察・検察を批判する資格があるか

 袴田事件のメディア報道について、どうしても拭えない違和感がある。
 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」で、死刑が確定していた元プロボクサー袴田巌氏の再審が決定し、48年間勾留されてきた袴田氏の釈放が認められた。
 メディアは再審の決定と釈放を喜ぶ袴田氏や姉の秀子さん、そして弁護団や支援者ら関係者の喜びの声を盛んに報じている。まだ、当時の警察による捜査がいかに杜撰だったかを指摘し、刑事捜査のあり方を改めて問い直す論説やコメントを掲載したり放送している新聞やテレビ番組も多く見られる。
 それらは何れも正しい指摘だと思う。しかし、一連のそうした報道から一つだけ大きく抜け落ちているものがある。今、袴田被告の喜ぶ姿や捜査の不当性をもっともらしく報道しているマスメディア自身は、当時この事件をどう報道していたのかという点だ。
 残念ながら当時のテレビ報道の内容は確認できないため、当時の新聞報道しか把握できていないが、当時の新聞各紙の縮刷版を見ると、ご多分に漏れず1966年の事件当時、新聞各社はまだ捜査段階から袴田氏を実名で報道し、「血染めのパジャマ」「ジキルとハイド」「異常性格」など、明らかに捜査官からのリークと思われる情報を垂れ流していた。特に毎日新聞の突出した暴走ぶりが目についた。
 こうした報道がどの程度捜査や裁判に影響したかを推し量ることは容易ではないが、少なくとも当時のメディア報道が、警察・検察側の捜査官と一体化して、事件を作っていく構図に加担していたことは、いかんとも否定のしようがない。
 結果的にその捜査がこのたび静岡地裁の村山浩昭裁判長によって、「捜査機関に捏造された疑いがある」とまで断罪されたことを、メディア各社は重く受け止め、その反省を今後の報道に反映させる義務を負っているのではないか。
 ジャーナリストの神保哲生が袴田事件の事件発生当時の報道を検証し、その問題点を考えた。

 

最高裁は捜査官のリークを肯定するのか・弘中惇一郎氏(弁護士・村木厚子氏リーク裁判代理人)
videonewscom
http://youtu.be/Po8E_PPp9gY

公開日: 2014/03/29

5分36秒、リークの構成要件。
20140331_171245

概要:
http://www.videonews.com/
ニュース・コメンタリー (2014年03月29日)
最高裁は捜査官のリークを肯定するのか
弘中惇一郎氏(弁護士・村木厚子氏リーク裁判代理人)

 郵便不正事件で無罪となった元厚労省局長の村木厚子さんが、検察による報道機関へのリークによって社会的名誉を傷つけられたとして起こしていた国家賠償訴訟で、最高裁は3月25日、村木さん側の上告を棄却する決定を下し、村木さんの敗訴が確定した。
 この裁判は、郵便不正事件で逮捕・起訴され、後に捜査官による証拠の改ざんが行われていたことが明らかになり無罪判決を受けた村木さんが起こしていたもので、既に別の裁判で不当な逮捕・起訴に対する国家賠償が認定されていた村木さんが、唯一裁判所が認定していなかった検察のリークによる名誉の毀損に対して、損害賠償を求めたもの。
 最高裁第三小法廷は上告を棄却する旨だけを記したわずか3行の決定文を発表することで、高裁判決を支持した。
 村木さん側は供述調書の内容と酷似した報道が行われていたことから、検察官がマスメディアに情報をリークしたことは明らかであると主張したが、東京高裁の原優裁判長は2013年4月10日の判決で、「情報漏洩をしたと目される大阪地検の職員が特定されておらず、当該職員が情報を漏洩した時期、態様、及び目的等について具体的な事実を認定するに足りる的確な証拠がない」と、リークをした検事の名前や場所、目的などが特定されていないことを理由に、リークの存在を認定しなかった。
 報道機関による捜査情報のリークは、身柄が拘束されて反論ができない被告を追い込む要素や、本来であれば被疑者に味方するはずの証人の証言にマイナスの影響を及ぼすなど、公正な刑事裁判を妨げる恐れがある。また、そもそも誰が言ったかも明らかにならないリークでは、事実と異なる情報がリークされ報じられても、誰にも責任が及ばないため、虚偽の情報や誇張された情報が報じられることが多い。リークの垂れ流しが冤罪を生みやすい土壌を作っている面があることも否定できない。
 今回の決定では、最高裁の判決がリークの正当性を認めたのではなく、村木さんの主張ではリークがあったことが証明されていないとする高裁判決を支持したものに過ぎないということは踏まえておく必要があるだろう。しかし、最高裁が支持した高裁判決は、リークの存在を証明するためには、事実上リークをした捜査官の名前が特定されていることを条件としていることから、事実上、リークを容認したとも受け止められる内容で、問題が多い。
村木さんの代理人を務める弘中淳一郎弁護士は、「誰がリークしたかが特定されなければリークの損害賠償を問えないとなると、今後(リークよって名誉が傷つけられたことへの)責任追及が難しくなる。裁判所がこの問題に対する理解が極めて不十分だったと言わざるを得ない」と語り、この判決が結果的にリークを放置することにつながることへの懸念を表明した。
証拠の改ざんまで露呈し、特捜部幹部2人と主任検事の逮捕にまで至った郵便不正事件では、無罪となった元厚労省局長の村木厚子さんに対する不当な逮捕、勾留、起訴などの損害賠償として、国は村木さんへ約3770万円を支払っている。しかし、不当な行為の中身として村木さん側が示した捜査情報のリーク報道については国側が責任を認めなかったために、村木さんが国に330万円の損害賠償を求める裁判を起こして争っていた。
なぜリークが問題なのか。最高裁判決は今後の刑事事件報道にどのような影響を及ぼすのかなどを、弘中惇一郎弁護士にジャーナリストの神保哲生が聞いた。

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2014年都知事選、2月6日(木)18:00練馬駅北口での細川さんの脱原発podcast小泉さんの脱原発podcast演説と観衆の“間の手”掛け声が何ともいい感じ。お勧めです。

 ↓2月2日銀座4丁目街宣での一コマです。暖かい時もあれば、1月26日池袋東口や、1月29日の三鷹や吉祥寺の様に厳寒の日もありました。街宣最終日2月8日は、雪で電車が遅れ僕は新宿まで行く事が出来なかった。暖かい日でも街宣車の上は確実に風が強く寒い、伊達や酔狂では出来ません。細川(76)小泉(72)148歳元総理コンビのファイトに感謝し、脱帽の都議選でした。
Dsc_7356_

 以下動画では、さらに小泉氏の脱原発について詳しくジックリ聴く事が出来ます。

2013年11月12日
脱原発は郵政民営化の比ではない壮大な事業•小泉元首相が日本記者クラブで講演
videonewscom
http://youtu.be/QOXsnZiTjwk

↑SOBA:動画の40分4秒の所からの以下部分はかなり重要。
 河野太郎代議士から贈呈された「新しい火の創造 エイモリー・B・ロビンス (著)」について。米国が脱原発が必要だと説いている。2050年には脱原発・脱石油・脱石炭・脱天然ガス。うかうかしていると日本の先を越して米国が脱原発を進めるかも知れない。

 

 気象庁の震央分布図(→頁アーカイブ)、こんな所で原発なんて危険きわまりない(石橋克彦氏、地震学)。汚染水ダダ漏れだからオリンピック開催もふさわしくない。( Japan is situated in a volcanic zone on the Pacific Ring of Fire. It's also located near major tectonic plate boundaries, where's an un-wise place for 54 reactors. and now Osensui is not under control. So Japan and Tokyo is Unworthy of 2020 Olympic Games. )。震央分布図がある新頁

(Epicenter distribution map)
W

 震災後3年、「汚染水はアンダー コントロール」やオリンピックにはしゃぐ真性馬鹿安倍晋三への福一の現場作業員からの怒りの声(←20140314MBS報道するラジオ)

「汚染水ダダ漏れ日本の五輪召致馬鹿騒ぎ糾弾」バナー、Oh No OSENSUI. Tokyo is Unworthy of 2020 Olympic.
↓click, popup & enlarge anime
「汚染水ダダ漏れ日本のオリンピック召致馬鹿騒ぎは世界の恥さらし」バナー


 

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2006/06 Japanese Chief Cabinet Secretary Shinzo Abe(2005/10/31 - 2006/9/26 ; Prime Minister 2006/9/26 - 2007/9/26, 2012/12/26 - )sent a message to Moonie's mass wedding blessing ceremony. Abe have appeared on cover page of cult Unification Church's monthly magazine "SEKAI SHISO". Moonie also support Shinzo Abe.

 

 「3経済団体代表者によるごり押し圧力と、元々原発推し進めた自民党の僕たちは原発やめないもん」糾弾バナー。
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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2010年5月17日 (月)

2010年5月16日のたかじんのそこまで言って委員会メディア論(機密費も)も面白かった。

8・30の勝利⇒7・11天王山決戦勝利!
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 同じ日の三井環さんが出るテレビ朝日「ザ・スクープ・スペシャル」!14時〜15時25分にぶつけるかの様な時間帯でしたが、こちらもなかなか面白かったです。

↓既にリンク切れ。再度YouTubeにアップされる可能性が有るのでメモしておきます。

YTV or ytv(讀賣テレビ放送)2010年5月16日(日)たかじんのそこまで言って委員会(13:30から15:00まで)【司会】やしきたかじん 辛坊治郎

たかじん委員会_100516_1.m4v
http://www.youtube.com/watch?v=w9zWUzwD-q0

たかじん委員会_100516_2.m4v
http://www.youtube.com/watch?v=hCG_PAdP4no

上杉:機密費問題、三宅さん出てましたよね。(5分8秒から)

 

たかじんのそこまで言って委員会 (3/8) 2010年5月16日放送
http://www.youtube.com/watch?v=8YMZbboME3Y

三宅(始めから)

上杉:2000年5月31日号フォーカスに三宅さん機密費で出た。(3分30秒から)

瀬島:機密費実際に見た。(9分56秒から)

 

たかじん委員会_100516_4.m4v
http://www.youtube.com/watch?v=TW9c6spk0fA

BPOについて。(Broadcasting Ethics & Program Improvement Organization、略称BPO:放送倫理・番組向上機構)

 

たかじん委員会_100516_5.m4v
http://www.youtube.com/watch?v=K0QFxwoiTKk

瀬島:昔は面白のがあった。田原:コンプライアンスが面白くなくした。(始めから)

タケシ(3分40秒から)

原口総務相登場(9分38秒から)

 

たかじん委員会_100516_6.m4v
http://www.youtube.com/watch?v=N9RQSxreU4s

原口(1分38秒から)

メディアの今後、悲鳴をあげるマスゴミの現状。(6分20秒から)

 

たかじんのそこまで言って委員会 (7/8) 2010年5月16日放送
http://www.youtube.com/watch?v=BDQLNVy-3p4

田原、上杉、Twitterについて。リアルタイムで世論調査ができてしまう。(1分20秒から)

 

たかじんのそこまで言って委員会 (8/8) 2010年5月16日放送
http://www.youtube.com/watch?v=k1ULQ0D8UD0

※阿修羅の関連記事。
【機密費問題】「たかじんのそこまで言って委員会」にて
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/484.html
投稿者 サラヴァ 日時 2010 年 5 月 16 日 18:39:49: 0ZE/3zygJ4YoM

 

↓こちらもリンク切れ。

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 1/8
http://www.youtube.com/watch?v=4jb-Ty1CKDc

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 2/8
http://www.youtube.com/watch?v=SA9FPTFBhyQ

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 3/8
http://www.youtube.com/watch?v=GfHufYv4-Xs

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 4/8
http://www.youtube.com/watch?v=VyWNm4J8nvA

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 5/8
http://www.youtube.com/watch?v=hGjf10h_sI4

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 6/8
http://www.youtube.com/watch?v=_iDDIuZEKXY

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 7/8
http://www.youtube.com/watch?v=imLHk-0cE8M

10.05.16 そこまで言って委員会 メディア論スペシャル 8/8
http://www.youtube.com/watch?v=jarpFbBolxs

 

 みんなの人民裁判の党、浅尾慶一郎の「真実は語っても減らないから、いいと言うまで証人国会喚問応じろだと」バナーです。(関連

↓クリックすると拡大します。
みんなの人民裁判の党、浅尾慶一郎の「真実は語っても減らないから、いいと言うまで証人国会喚問応じろだと」

俺たちが君達 を応援している。断固ファイトだ、世直しをやろう!

知裕ファイト、千代 美ファイト断固闘うぞ! 

↓クリックすると拡大します。(歌なら、ゆず 栄光の架橋
ネチネチネチネチ、検察はネオネチか、裏金天下りの糞検察は消えろバナー

石川知裕ファイト、北海道11区総支部ファイト!!!知裕ファイト、断固闘うぞ!

ネチネチネチネチ、検察はネオネチか、糞検察は消えろバナー

小林千代美ファイト、北海道5区総支部ファイト!!!千代美ファイト、断固闘うぞ!バナー

ネチネチネチネチ、検察はネオネチか、糞検察は消えろバナー

 ココログのようなタイプのブログならコピーアンドペーストで表示させる事が出来ます。

バナーを使う場合はファイル名を変えないで下さい。(バ ナー管理の都合です)

 

 植草さんの主権者国民レジスタン ス戦線結成の呼びかけ に賛同します。

 幅300px。二コマのコマ送りタイプです。

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自End!(自エンド)8・30「祝!政権交代」勝利記念バナー、国民が主人公の政治を

 

 

 政権交代確定後、31日午後に制作したバナーです。植草バナー「心を一つにし断固闘う」シリーズ最後のバナーです。

「政権交代後、一歩前進慢心せず断固実現主権者は私たち」版。

政権交代後、一歩前進慢心せず断固実現主権者は私たち 政権交代後、一歩前進慢心せず断固実現主権者は私たち

 

クリックで拡大、「攻撃されているのは~」コマの説明
攻撃されているのは小沢氏ではない権力による民衆の希望への攻撃なのです

守ってあげたい / 荒井由実

 ↓大林宏は、関係者によるとw(笑)、 漆間と連携・共謀し民主党党首小沢氏を選挙直前を狙い国策捜査。また5月から導入の米国猿まね裁判 員制度では盛んに広報していた。さらに郵政詐欺選挙直後のどさくさには共謀罪導入をしよう としていた。その人物像は治安維持法下の特高警察あるいは思想検事。(関連

↓クリックで和製ヒムラーの漆間巌
国策捜査、裁判員制度、共謀罪の推進者大林宏糾弾バナー

国策捜査で自公の犬、検事総長樋渡利秋糾弾バナー

 主権者国 民の上に検察がいて政治を壟断するかの状況は許せない。腐敗法務官僚法匪を粛正せよ!

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※追記:その後、特捜の佐久間達哉が在米日本大使館1等書記官で赴任していたと言う話がネットで出てます。米 国と言えば連想するのはCIA。
国策捜査を白状した漆間巌官房副長官(事務)元警察庁長官(笑)

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2009年12月28日 (月)

日本のマスコミが非常に歪んでるとは前から思ってたけど、偶然見つけた海外記事と比べての検証が非常に興味深い。

日本のメディアによるレスリング男子選手のメダル投げ捨て表現について (2008.08.17)

※SOBA:下記写真以外動画の紹介などもあります。さらに詳しくは上記リンク先でお願いします。それにしても日本のマスコミは歪んでいると言うよ り以前に病んでいると言う方があってるかも知れません。それほどまでしてゆがんだ情報を与え洗脳してわれわれをどこに連れて行こうとしているのでしょう か。

20080817medal ←選手がメダルを手放す寸前の写真。

SOBA:日本のメディアが「投げ捨てた」と表現したのとは様子が全く違っています。愛するレスリングのマットに静かに置いて抗議の意志を表しているようにしか僕にも見えませね。
 上記リンク先の筆者は書きます。

(以下引用始め)

私自身は「メダルを置いて去る」行動事態について是非を問う気は有りません。 事実とは異なる表現で一斉に書き立てている日本のメディアに対しての怒りの方が強いです。 日本のメディアはNHKを含めて中国や韓国に対して事実を報道しない傾向が有ります。 ここでも、この事が証明されました。海外メディアで性格に「置く」と言う表現を使っているようです。 そして、情報源が海外からのニュースの転載をしているサイトでは、喩え日本のサイトでも多くが「置く」と言う表現になっています。

如何でしょうか?この体制から「投げ捨てる」と言う行動は不自然ですよね。どう見ても「投げる」と言う表現は間違っています。「物静かに置いて行く」と言う表現が適切だと思われます。

これら写真や動画を御覧頂ければお解かりかと思いますが「会場にメダルを返却した」との表現の方が適切だと思います。どう見えも「投げ捨てた」等の 卑劣な表現は該当しないでしょう。「自らの競技種目で戦った聖域に返却する」と言う方が適切だと思います。この事からも、決してメダルを蔑ろに扱ったわけ ではないことが伺えます。これは純粋な抗議の意思表示です。レスリングと言うスポーツ自体には最大の敬意を払っている様子が伺えます。

この事からも「投げる」や「捨てる」という卑劣な表現を使う日本のマスコミにおいては、完全に印象操作を目的とした偏向報道と言えるでしょう。

(略)

- 悪意を感じられる記事の見出し -

スウェーデン選手の銅を剥奪=表彰式でメダル投げ付ける〔五輪・レスリング〕
(時事通信)[ 2008年8月16日21時47分 ]

銅メダル投げつけスウェーデン選手失格、メダルはく奪
読売新聞[ 2008年8月16日23時00分 ]

<五輪レスリング>銅メダルマットに投げつけ、はく奪処分
毎日新聞(16日 20時23分)

「銅」なんかいらんわ! レスリング表彰式で激怒、メダル投げ捨てる
産経ニュース(2008.8.14 22:35)

アブラハミアンの銅はく奪 五輪表彰式でメダル投げ捨て
NIKKEI NET(19:30)

判定抗議で銅メダル投げたレスリング選手、失格ではく奪
CNN.co.jp(2008.08.16 Web posted at: 20:06 JST Updated - CNN)

- 事実にそった表現を用いている記事の見出し -

五輪=男子レスリング、判定に不満で選手がメダル受け取らず
ロイタ[ 2008年8月15日11時43分 ]

五輪の男子レスリング、判定めぐり選手がメダル置いて立ち去る
Excit.eニュース(2008年8月15日)

五輪の男子レスリング、判定めぐり選手がメダル置いて立ち去る
ASCII.jp(2008年08月15日 11時48分更新)

男子レスリング、判定に不満で銅メダル受け取りを拒否
AFP BB News(2008年08月15日 08:21)

五輪の男子レスリング、判定めぐり選手がメダル置いて立ち去る
日刊アメーバーニュース(8月16日 10時16分)

(以上引用終り)

 

自End!(自エンド)8・30「祝!政権交代」勝利記念バナー、国民のための政治を

 

 2005・9・11郵政選挙からの臥薪嘗胆の日々、あの頃の気持ちを忘れず頑張ることが出来ました! 

 政権交代確定後、31日午後に制作した新しい2種類のバナーです。植草バナー「心を一つにし断固闘う」シリーズ最後のバナーです。

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政権交代後、一歩前進慢心せず断固実現自End 政権交代後、一歩前進慢心せず断固実現自End

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攻撃されているのは小沢氏ではない権力による民衆の希望への攻撃なのです

守ってあげたい / 荒井由実

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※追記:その後、特捜の佐久間達哉が在米日本大使館1等書記官で赴任していたと言う話がネットで出てます。米国と言えば連想するのはCIA。
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2008年1月19日 (土)

「命、安全に関する情報は貴重だから欲しい人は金を出せ」って発想もすごいが、約2年前にマスコミが報道しなかったってのも、

 ある火山学者のひとりごと15472のところで紹介されてます。

 普通は、「国民の命安全に関することだから、当然無償で提供する」と言う発想になるのじゃないですか。

 下記でご紹介する、なんとも倒錯した発想にも驚きますが、この議事要録が約2年前のもので、いままでマスコミが報道していなかったと言うのも驚きです。

 今現在、ある火山学者のひとりごと さんのところしか検索でヒットしません。

※マスコミが機能してないならブログ連鎖で広げるしかない。

※「争点は郵政民営化、郵政民営化すればすべて良くなるんです」と言う、小泉の詐術ワンフレーズ選挙が2005年(平成17年)9・11。熱病のように多 くの国民が小泉を支持したその約半年後に、こんなひどい事が総理官邸で話されていたんですね。報道しなかったマスコミの各記者はジャーナリストの 看板を下ろした方がいい。

Excite5  追記:このエントリーをアップしてから3時間後の現在、「第8回行政減量・効率化有識者会議」をGoogleで検索するとたくさん出てきてます。さすがGoogleだ(笑)。左はExciteで5件。Googleもお昼にはこんな感じだった。 (以下散歩から帰宅後追記)さっきはあまりにもドバッとGoogleで出てきたので頭が混乱してしまいました。他の検索と混同しました。散歩しながら記憶 を反芻していたらハッキリ思い出しました。そのままコピペで貼り付けて検索したら全然出てこなかったのです。見事なくらい。そこでと言うことで「第8回」の あとに半角スペースを入れたりして試したのでした。それでも該当の記事、その他ファイルの情報は出てこなかったのでした。


Yahoo5  左はYahoo。


関連投稿
ネットコントロールの恐怖、Yahooは検索結果を急に変更した。恣意的な操作をしていったい我々をどこに連れて行こうとするの?
Yahoo!、「自民党政治」検索で「TBP自民党政治」がまた元の1位に戻ってるが29日前後にいったい何があったのか?
ブログの大海の中で航海するためにはサーチエンジンは必須⇒ブログサーチ(検索)エンジンリスト、自信を持ってお勧めします。


 以下、資料として採録。(ファイル保存もしておきました。)

第8回行政減量・効率化有識者会議 【議事要録】
http://www.gyoukaku.go.jp/genryoukourituka/dai8/gijiyouroku.pdf

※ 総人件費改革に関する議論について、議事要録を公表します。
● 日時: 平成1 8 年4 月7 日( 金) 9 : 0 0 ~ 1 2 : 2 0
● 場所: 総理官邸4 階大会議室
● 出席者
〔委員〕
飯田亮( 座長)、逢見直人、翁百合、樫谷隆夫、菊池哲郎、富田俊基、船田宗男、
宮脇淳、森貞述の各委員
〔内閣官房〕
坂篤郎内閣官房副長官補、松田隆利行政改革推進事務局長、上田紘士公務員室長
ほか
〔法務省〕
寺田逸郎民事局長、後藤博民事局総務課長、余田武裕民事局総務課補佐官
〔国土交通省〕
宿利正史自動車交通局長、久米正一自動車交通局技術安全部長、花角英世自動車
交通局技術安全部管理課長、梶原景博気象庁次長、羽鳥光彦気象庁総務部企画課
長、長田太大臣官房総務課長
● 主な議題
○ 法務省からのヒアリング( 登記・供託関係)
○ 国土交通省からのヒアリング( 自動車登録関係)
○ 国土交通省からのヒアリング( 気象庁関係)
○ 配置転換、採用抑制等の枠組み( 行革推進本部了承) について

【議事要録】
○ 座長 それでは、ただ今から「行政減量・効率化有識者会議」の第8 回会合を開
催します。
本日は、大変御多用のところ御参集いただきまして、ありがとうございます。
本日は、小幡委員、高原委員、朝倉座長代理が欠席となります。
それでは、議事に入りたいと思います。
( 報道関係者退室)

(略)

 こういうことによって、地域の住民の安全、安心ができるということだったら、もっと積極的にそういうデータの活用をしていただかないと、自分のと ころのデータだけが正しいんだということになってしまったら、全国いろんなところで、民間も含めて、持っているデータというものは、それによって更に精度 の高い一連の流れをやっていただく。

 そして、最後にもう一つ。先ほど、委員もおっしゃいましたように、本当にこれは国家公務員がやらなければいけないかどうかというところへ、どうしても帰着しまうんです。

○ 気象庁 地方自治体の各施設、実は4, 0 0 0 か所ほどもう既に使わせていただいております。市町村のデータについても、そういう意味では、使うべく検討させていただきたいと思います。

 ただ、私どもは気象観測のデータを使うということについては、リアルタイムで情報が入ってくる体制が必要ですので、そういう部分で使えるものもあれば、使えないものもあるということで、使えるものについては積極的に私どもは使っていきたいと思っております。

○ 委員 発想の問題というか、7 ページなどを見ても、これだけ危ないところによく日本人は住んでいるなと、気象庁は大変だと思うんですが、気象庁が持っているデータというのは、これだけ危ない国においては、ものすごい貴重品であって、重要なデータだと思うんです。

 私などが思うのは、それをただで使わせているというのは、物すごいもったいない感じがしま す。これだけの危ないところに住んでいたら、有用な情報にある程度対価を払うということは当然の話でありまして、そういう方向でやっていた方が、国際的に は条約がありますから、外との接触部分はそうもいかないのですけれども、中ではそれをやった方が、気象庁が今、せっかくの大きな飛躍をする機会を与えられ ているのに、自ら拒否しているような感じがします。今まで役所だからこういうことでしたという、狭まってくる発想で、もうそういう のをやめて、人のため、人類のため、どうやって日本に安全をつくるのか、そのためにはどうしたらいいかと考えると、むしろ独法になってある程度自由にやっ た方が、収入も上がるし、よくなるようなイメージを受けるんですけれども、そのようなものではないですか。

○ 気象庁 そういう考え方もあるのかもしれませんが、実は気象庁の情報で一番高く売れるのは、防災気象情報、例えば台風の進路、豪雨の状況、それと先ほど緊急地震速報の話をいたしましたけれども、10 秒でも2 0 秒でも前に地震がきますよという防災情報は、大変価値の高い情報だと思っておりますけれども、これについては私ども、広く国民一般に等しく提供すべきものであろうとも思っております。

 先ほど、委員からお話がありましたように、気象の観測データとか、または予測データもそうなんですが、世界各国と無料でやりとりをしておりますの で、日本で有料化しても、日本として、例えばアメリカとか台湾とか中国には無料で出さなければいけない。無料で出せば、今はインターネットですぐ情報は 戻ってきてしまうことがあるのではないかと、実際上はなかなか難しいのかなと思います。

○ 委員 今、やっていないのですから、できない理由は幾らでもある。そちらの方向で考えた方が得ではないかということです

○ 座長 いろいろと御意見を賜ったのですが、感想的なことを申し上げますと、気象庁さんというのは、もう少し、非常に弾力的で門戸が開いているのかと思ったら、独 法の論議などにしても、非常にカメの甲羅のようになってはね付けるという感じがするんです。それは、それなりの理由があるんです。

 ですけれども、やはりもう少し体質的に官尊民卑なのか、地方軽視なのか、自分のところだけが正しくて、ほかのやり方はだめなんだよという印象です。間違っていたら謝りますが、今、聞いていて何か、そういう頑なな印象があるんです。やはり、独法化の検討というのは、是非していただいて、独法化したら、今までの価値観で考えてきたよりも、もっといいものが開けるかもしれないという可能性もあるわけですから、研究所関係の独法化はもちろん、全体的な独法化についても御検討いただく価値があると感じます

 測候所の無人化の推進などで、委員から話が出て、それは地元の関係で難しいんだとか何とか言う。これは、何かを変えるときは何でも難しいんです。 今までどおりが、一番難しくないんです。やはり、その難しさを乗り越えないと、合理化というのはできないのではないですか。これは、現在の人員を少なくす るのでも、やはり難しさを乗り越えなければできないんだと思います。

 やはり、測候所の無人化というのは、いわゆるそういう時代ですから、測候所をなくすことによって地元とのいろんな問題があるというのだったら、そ れは何か補完的なもので考えてでもやっていかなければいけない。虚心坦懐にお考えをいただきたいと思うんですが、委員の皆さん、いかがですか。私はそうい う感じを持ったんです。皆さんうなずいていただいて、ありがとうございます。

 そういったことで、もう一遍、委員の人たちの意見を十分に理解をして、再検討して、そしてそれの結果を事務局に書面で出していただきたいと思いま す。もし、それがどうも今までも余り変わらないではないかと、やはりカメの甲羅ではないかということであれば、もう一遍、再ヒアリングをせざるを得ないと いうことになると、こちらも気が重いのですが、そちらも気が重いでしょうから、きっちりとした検討と回答をしていただきたいと思います。よろしくお願いを いたします。

○ 気象庁 十分検討させていただきます。私どもは、カメの甲羅ではございませんので、柔軟に対応していきたいと思っておりますが、私の顔が固いのかもしれません。柔和な説明をした方がよかったのかもしれませんが、検討させていただきます。

○ 座長 私も言い過ぎてしまいましたが、よろしくお願いします。

(以下略)


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自分たちの努力を信じて、いろいろ各自工夫して、廃案にするまでガンバだ!
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12月21日参院自・民国対今国会見送りするも油断大敵 

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「自Endポスターバナー作戦」遂行中! 

 代表的な検索エンジン8個で「自民党政治」と検索してみたら、TBP「自民党政治」はすべて1位か3位、つまりトップ頁です。しかし、TBP「自民党」の「自民党」はずっとあとのページ・順位でないと出てきません。追記:「自民党」もその後猛追で順位を上げてきてます。ともにガンバ。(笑)詳しくは前記リンク参照。

電子投票法は12月11日衆院本会議可決、12月12日参院委員会では採決できず(政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会)。12月21日参院自民・民主国対今国会見送りで合意

 自Endポスターバナー作戦、第8作目。
自公の「電子投票よろぴく、念のため自書式も準備とか(笑)」なんて思いっきりBOOだ、自Endバナー
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陰謀リテラシーかく乱にトンデモを混ぜるのはあるかもネ(政治に陰謀・謀略はつきもの。最近の闇雲否定論者は工作員かな?)
雑談日記作。(^^;(笑)

「新聞テレビは『95%の小さな真実』の報道で『5%の大嘘』を目くらましする」
喜八ログさんのオリジナル「新聞テレビは『95%の小さな真実』を報道し『5%の大嘘』を正当化する」を「目くらましする」と大和言葉を使いリメークしました。

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2007年12月 7日 (金)

お待たせ、これが東京新聞「蜜月の終焉」シリーズ中Webに出ていない記事、守屋前次官の「米への対抗心持ち続け」その他。

 Web版に出ていない「蜜月の終焉」シリーズ2、3、7、8です。

関連投稿
守屋関連、東京新聞(紙)に出てるけど、Webになくて中日新聞にあったりとか、蜜月シリーズでWebで抜けてるのがあったりとか。
中日新聞の守屋関連、「蜜月の終焉」シリーズを中心にして資料として採録。

※守屋との対比で、従米ケツなめのマダム寿司・小池が浮上なんてことならまさに漫画。
長崎原爆8月9日にライスと私は姉妹ですとか、退任時に「I shall return 」マッカーサーのセリフとか結構分かりやすい人ですね。(笑)バナー 「私と貴女は姉妹です、私は日本のライス、マダム寿司と呼んで」、携帯電話で危機管理(笑)バナー
podcast:「マダム寿司」と記者のお愛想笑い

「読んdeココ」でスキャン→テキスト化しました。「読んdeココ」が読み取り間違いのところは気がつく限り直しておきました。もし更に見つかれば、また訂正します。阿修羅のヘタレコピペ投稿者へ、そういう訳なので転載しないように。もったいぶっているのではなく、読み取り間違い⇒訂正漏れの記事が出回るのが嫌なのがその理由、


 以下、新聞紙からおこした記事です。

蜜月の終焉2 前次官逮捕 米への対抗心持ち続け【東京新聞】11月30日

 「日米対等じゃあない」。収賄容疑で逮捕された前防衛事務次官の守屋武昌は、酒を飲むと必ずそう言った。

 明かしたのは東京都内で会社を営む男性(63)。宮城県塩釜市出身。高校、大学と同級の親友だ。

 「戦後六十年たっても米軍基地が残り、日本の航空機が自由に飛ぶこともできない」。在日米軍の再編を「ライフワーク」と公言し、「米国に強い対抗心を持っていた」(親友)という防衛官僚・守屋の原点は、故郷の塩釜にあった。

  ■  ■

 守屋が生まれた翌年の一九四五年、塩釜港からは米進駐軍の兵士三千八百人が上陸。隣接する多賀城村(現・多賀城市)にあった旧日本軍の海軍工廠(こうしょう)跡は一大駐屯地と化した。

 内務省(当時)の官僚などを経て衆議院議員になり、初代塩釜市長を兼務していた父・栄夫が四六年、公職追放の身に。

  軍需品の陸揚げ港に指定された塩釜港は、五〇年に朝鮮戦争が始まると、米上陸用舟艇の利用が急増。守屋が六歳になる年だ。「塩釜港の上陸用舟艇から出てき た戦車がガラガラと音を立てて町中を走り、米兵が乗った車が次々と多賀城のキャンプに向かうのをみんな見ていた」。親友は当時の町の喧嘩(けんそう)を振 り返る。

 五三年に朝鮮戦争が停戦。多賀城から五七年に米軍が撤退するまで、守屋は幼少期のほとんどを「米軍占領下」で過ごしたことになる。

 守屋は中学校での成績は「四百人ほどいた学年でいつも一、二番」(中学の同級生の女性)。高校は仙台市の名門校に進学した。

  親友は高校時代の守屋について「父親を尊敬していた。学校から帰宅したら、まず父親の部屋に『ただいま帰りました』と言いに行っていた。国に尽くすという 意識がすごく強かった。父親の影響だろう」と話す。守屋は大学卒業後、いったん企業に就職したが一年目で退職。国家公務員試験に合格し、防衛庁(現・防衛 省)に入庁している。

  ■  ■

(クリックすると拡大します) 20071130img011 
塩釜港に軍需物資を陸揚げする進駐軍「宮城県の昭和史・下巻」(国立国会図書館所蔵)から


 防衛官僚のトップに上り詰めて故郷に錦を飾り、「われわれにとってはスーパースター」(中学の同級生の男性)になった守屋だが、親友と酒を酌み交わすと 「日本の情報網はすごく弱い。相手(米国)は何重もの鉄のよろいを着ていて、おれたちは裸でやるんだ」と嘆くこともあったという。

 防衛専門商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸(69)から、恒常的に接待を受けていたことが表面化した後はこう釈明した。

 「米国の情報を取るには商社しかない。彼らと腹から昵懇(じっこん)になっていなければ情報は入ってこないんだ」

 最初の証人喚問前日の十月二十八日。親友が守屋に電話をかけた。「宮崎とは友達になってしまっていたから…。便宜を図る関係になかった」。越えてはならない一線を守屋はとうの昔に越えてしまっていた。(文中敬称略)

 同じく新聞紙からおこした記事です。

蜜月の終焉3 前次官逮捕MD導入、脚本も演出も【東京新聞】12月1日

 二〇〇二年十二月十七日、米国の首都ワシントン。防衛庁長官の石破茂(現防衛相)は国防総省の会見で「将来における開発、配備を視野に入れたうえで検討を行いたい」と述べ、ミサイル防衛(MD)システム導入に踏み込んだ。

 この日、ホワイトハウスでは〇四年度と〇五年度の二年間かけて、米本土を守るMDを初期配備するとの大統領談話が発表された。この発表に石破の訪米をぶつけ、用意周到にコメントを準備したのは当時、防衛局長だった守屋武昌(六三)=収賄容疑で逮捕=だった。

 「出遅れないよう米国と足並みをそろえるには、積極的な意思を示す必要があった」と話した守屋はこう続けた。「レーガン政権から始まったMD開発に米国は十兆円を投じた。同盟国として支援するのは当然だ」

 翌年十月、防衛費の予算案をめぐり、MD導入に積極的な防衛局と、他の装備品予算を優先する管理局が対立した。守屋はあっという間に自民党国防族からMD導入への理解を取り付けたが、「防衛費が侵食される」と制服組は不満だった。

  ■  ■

 靖国神社に近い都内の中国料理店。陸海空幕僚監部の防衛部長が顔をそろえた。呼び出したのは自民党副総裁(当時)の山崎拓。週刊誌で女性スキャンダルが取り上げられたためか、マスクで顔を隠していた。

 「予算が足りなくなったら、国が面倒をみるから」と、山崎はたたみかけた。「防衛庁長官を務めた山崎氏は『防衛庁のドン』。制服組が逆らえるはずがない」(関係者)。山崎が守屋の「守護神」だったことは、防衛庁では公然の秘密だった。

  日本政府がMD導入を閣議決定するのは、この年の十二月十九日。シナリオを書き、役者まで選んでMD導入を演出した守屋。だが、自衛隊法上の「隊員」にす ぎない防衛官僚が政治家を誘導し、安全保障政策を左右するのは明らかにシビリアンコントロール(文民統制)を踏み越えていた。

  ■  ■

 今年八月、防衛相小池百合子と次官就任四年目の守屋が、次官人事をめぐり鋭く対立。首相官邸まで直訴に及ぶ官僚らしからぬ行動に「自分を何様だと思っているんだ」との批判が閣僚からも出た。

  「これからは常任顧問になって毎日、防衛省に来る」。退官直前、そう宣言して報道官を狭い顧問室に移動させ、広い報道官室を〝占拠″した守屋は、後任の防 衛相高村正彦(現外務相)に示された退去期限の二週間を一日前にした九月十三日、ひっそり防衛省から消えた。(文中敬称略)

 同じく新聞紙からおこした記事。

蜜月の終焉7 前次官逮捕 「ゴマすり」小泉政権で頭角【東京新聞】12月5日

Img012昨年6月、訪米した際に飯島首相秘書官(当時、右から2人目)の隣で記念写真に納まる守屋容疑者=旧防衛庁作成のパンフレットから


 「スピーチの途中から感動の言葉が出席者から飛び交い、終わったときには全員がスタンディングオベーションで拍手が鳴りやみませんでした」

 防衛事務次官にしては珍しく米国へ行こうとしなかった守屋武昌(63)=収賄容疑で逮捕=は一度だけ訪米した。二〇〇六年六月から七月にかけての六日間。米大統領ジョージ・ブッシュと首脳会談に臨む当時の首相小泉純一郎への同行だった。

 「防衛庁(当時)の次官がなぜ」。外務省に驚きが広がったが、守屋が防衛庁広報課に作製させた訪米記「世界の平和と繁栄のための協力」をみると、ナゾは簡単に解ける。

 夕食会前のスナップ写真。タキシードにちょうネクタイの守屋の隣に立つのは、首相秘書官だった飯島勲だ。実力者の飯島に食い込んだ守屋は、小泉政権で存在感を強めた。

 冒頭の言葉は、訪米記に守屋が書いた巻頭言。防衛費三十一万円で作った冊子を通して小泉に「ゴマをすった」とみることもできる。

 「野中さんから出入り禁止になったよ」。親しかったはずの元自民党幹事長野中広務との関係悪化を強調するようになったのは、当時の橋本派の勢力をそぐことに執念を燃やす小泉の首相就任直後だった。

 守屋は一九九六年に内閣審議官に就任。沖縄の基地問題をめぐり、建設利権に強い橋本派に人脈を広げた。一度見れば忘れない容姿と人懐こい笑顔。「あの顔で『すみません』と謝られると怒れない。『じじい殺し』だね」と自民党議員。

 守屋は橋本派だった梶山静六、野中広務、下地幹郎の名前を出して政界人脈を誇示したのに、小泉政権下になると距離を置いたことを強調した。

 「機を見るに敏」。守屋カラーは部下の登用にも表れる。

 守屋から四千五百万円を投資目的で預かったとされる前防衛政策課長の河村延樹。守屋が防衛政策課長時代の部下として親交を深めた。河村は同期で最初に課長になった。防衛省筆頭課の防衛政策課長は四カ所目の課長ポストに当たる。

 怪文書がばらまかれ、防衛省内で広まったセクハラ問題は、出世の妨げにならなかった。幹部は「異動の話が出ると守屋さんがつぶした。キャリア官僚は二回外に出なければならないが、彼が出たのは一回だけ。手元に置く必要があったのだろうか」

 河村は守屋から預かったとされる四千五百万円の投資先について、防衛省の聴取に口をつぐむ。守屋は「河村が『守屋さん守屋さん』とやってくるんだよ」と話したことがある。自らが得意とする「ゴマすり」に相好を崩した。(文中敬称略)


 同じく新聞紙からおこした記事。

蜜月の終焉8 前次官逮捕 辺野古移設地元どう喝【東京新聞】12月6日

 さんご礁が広がり、国の天然記念物ジュゴンが生息する沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸域。米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)の移設先として、二〇一四年までにⅤ字形滑走路の完成が予定されている。

 移設に執念を燃やしたのが、防衛省前事務次官の守屋武昌だった。

  「日本の指導者たちはこの美しい海を見た途端、必ず基地建設を止めるでしょう」。建設に反対する地元の男性(85)はそう語る。戦争で負傷して帰還。戦後 は海を子や孫の世代に残すと誓ってきた老人は言葉少なに語った。「(守屋は)地位におぼれてしまった。美しい国を傷つけた」

 本土返還後も在日米軍基地の面積の75%を負担する沖縄。県民にとって基地は「整理・縮小」を願う存在であるとともに、振興策とつながった生活の糧でもある。「アメとムチ」を使い分け、政府が基地を押し付けているとの疑念はぬぐえない。

 「受け入れが決まったのに(進んでいない)、地元は本当にやる気があるのか」。名護市の実力者の男性は数年前、守屋から那覇空港の近くに呼び出され、どう喝されたという。

 滑走路建設に伴う環境影響評価(アセスメント)を受け入れないことを理由に地元振興策を凍結させ、県民の気持ちを逆なでした人物―。それが地元の守屋評だ。

 辺野古沿岸への移設に躍起になる守屋の姿は、地元の人の目には異様に映った。いつしか「地元の建設業者と結託して私腹を肥やしている」とのうわさが広がった。

 名指しされた名護市の建設会社会長は「地元振興のため(滑走路建設に)賛成しているが、守屋氏の意を受けたわけではない。陥れようとしているだけだ」と反論。別の石材業者の社長も「彼に会ったことは一度しかない」と否定した。

 「守屋の第一の部下」といわれ、定年を一年延長した那覇防衛施設局(現沖縄防衛局)元幹部は、守屋と業者を仲介したともささやかれた。元幹部は「守屋さんは国益や沖縄県の権益を考えて動いた。便宜や見返りがあったとかは絶対にないと信じている」と語った。

 建設反対の民意を示した住民投票の直前、施設局の職員数十人が各戸に受け入れを求めるチラシを配ったこともある。地元の活性化を期待し、あえて賛成派に回った六十代男性ですら「(施設局は滑走路を)無理に押しつけている感じがする」とまゆをひそめた。

 防衛商社から接待を受け、妻とともに収賄容疑で逮捕された守屋の底なしの疑惑は、東京から約千五百㌔離れた辺野古にも瞬時に伝わった。地元の人たちは異口同音に口にした。「名護の恨みをこれで晴らしたと思っている人はいっぱいいるだろう」
    (文中敬称略)

 同じく新聞紙からおこした記事。

蜜月の終焉9 前次官逮捕 エンジン選定 茶番劇【東京新聞】12月7日

 「GE(ゼネラル・エレクトリック)が有利なのは最初から分かっていた」。二〇〇二年末、防衛省技術研究本部(技本)が公募した航空自衛隊次期輸送機(CX)のエンジン提案に参加し、別のメーカーの製品を推したある商社幹部は苦笑しながら、振り返った。

 幹部によると、GEの有利をはっきり認識したのは公募前後のころ。防衛庁(当時)の機体開発の関係者から「そちらのエンジンは機体に合っていない。相当頑張らなきゃ難しいよ」と言われたからだ。

 「飛行機はエンジンありき。機体の主契約を狙ったあるメーカーのCXモデル図は、現在のCXとは全然違う。そのメーカーは系列商社と組み、ほかの米社製エンジンを推していた。エンジンが違えば機体にも影響が大きい」と幹部は語る。

 選定手続きが始まる前後には、すでにエンジンはGEに内定していたのではないか―。この商社幹部の推測を裏付けるように、複数の空自OBは「〇三年の春にはGEに決まっていた」「空中警戒管制機などで実績のあるGEを前提に機体を設計するのは当然だ」と証言する。

  〇三年八月、正式にGEを選定した「装備審査会議」。議長を務めた事務次官の守屋武昌(63)=収賄容疑で逮捕=はなぜか、「提案書受領から五カ月もたっ ている」「提案内容の確認はいつまでかかったのか」「選定の通知はいつか」と質問した。「事実上セレモニーにすぎない」(元技本関係者)会議で、なぜ、守 屋は「時間」や「通知」を気にしたのか。

 同省元幹部は「GEで内定なのに、なんでモタモタしたんだと言いたかったのでは」と推測。別の元幹部は「GE側に守屋が選定を通知したと言われているが、筋論としておかしい。技本がやるべきだ」と疑問視する。

  その会議の翌日、守屋は、当時GE代理店だった山田洋行の元専務宮崎元伸(69)=贈賄容疑で再逮捕=からゴルフ旅行接待を受けた。一方、機体開発の主契 約会社・川崎重工の顧問だった空自幹部OB二人は、この後、山田洋行の顧問に就任した。奇妙な符合。制服組の元トップは「そんなの〝お礼″に決まってる」 と吐き捨てるように言った。

 不可思議な「内定」をめぐる動きは、航空機ばかりではない。

 今年九月に行われた海上自衛隊の五千㌧級護衛艦船体の技術提案公募では、エンジンについて何ら公式の動きがないのに「ロールスロイス製エンジンが、今年三月には事実上内定していた」(防衛省幹部)という。

 東京地検特捜部は、守屋がこの内定に待ったをかけ、GE製エンジンも検討するよう指示していたことが、便宜供与にあたるとみて調べている。だが、「内定」自体、競争入札を原則とする政府調達の公式にはあてはまらない。

 航空機でも、艦船でも、エンジンが最初に決まっているなら、正規の選定過程は「茶番劇」にすぎない。その裏側で暗躍したのは誰か。主役の一人を守屋が演じていたとしても、一人芝居でなかったことは間違いない。  (文中敬称略)

     =おわり

 この企画は半田滋、小嶋麻友美、大村歩、稲垣太郎、寺岡秀樹が担当しました。


 前に「自End!:明日からの守屋喚問を10倍楽しむために、愛川欽也パックインJのMP3ファイルをiポッドなどで何回か聞き予習しておこう。」でご紹介した、下記の番組と比べると現在のまるでワイドショーのようなニュースはなんとも違和感です。

 守屋証人喚問で国会は(00:48:43)

(C)朝日ニュースター
守屋前防衛事務次官の証人喚問が決まった。補給支援特措法案の先行きは? (10月27日放送)

ICレコーダーやiポッドを使う人向けの、MP3録音ファイル

始めから(約16分)

中間から(約16分)

最後まで。(約16分)

「自Endポスターバナー作戦」遂行中!

 代表的な検索エンジン8個で「自民党政治」と検索してみたら、TBP「自民党政治」がすべて1位か3位、つまりトップ頁で出てきました

「自Endポスターバナー作戦」7作目「胡散臭いKY国対大島と国会喚問前タイミング守屋防衛省元事務次官を塀の中隔離、トカゲの尻尾切りいい子ちゃん自民イメージアップ 作戦進行中⇒粉砕」バナーです。
「国会喚問前タイミング守屋防衛省元事務次官を塀の中隔離、トカゲの尻尾切りいい子ちゃん自民イメージアップ作戦進行中⇒粉砕」バナー

 「自Endポスターバナー作戦」1作目、自End!:民主を励まし、クリンチ作戦・連立デマ謀略の自民を嗤うバナーです。
自End!:民主を励まし、クリンチ作戦・連立デマ謀略の自民を嗤うバナー

5作目、「2005・9・11小泉郵政詐術選挙の337議席、2代続けて負託(衆院選)なし、強行採決やりたい放題?公明党、池田大作の責任は大きい」バナーです。今、創価・公明党へのピンポイント攻撃が必要だと考えます。(笑)
2005・9・11小泉郵政詐術選挙の337議席、2代続けて負託(衆院選)なし強行採決やりたい放題?バナー

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開票(電子投票システム)急ぐより、選挙(衆院選)を急げ!
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中日新聞の守屋関連、「蜜月の終焉」シリーズを中心にして資料として採録。

 「守屋関連、東京新聞(紙)に出てるけど、Webになくて中日新聞にあったりとか、蜜月シリーズでWebで抜けてるのがあったりとか。」で書いたように、Web版では「蜜月の終焉」シリーズの2、3、7、8が出てきません。

 「守屋の米への対抗心」の源が幼少期育った塩釜での、「米軍占領下」体験(※)の話しとか、MD導入時の話しとか、「ゴマすり」小泉政権で頭角を 現し秘書飯島との関係とか、辺野古移設で地元恫喝の話しとか、なかなか興味深い記事なので、時間があれば「読んdeココ」で読み取り→テキスト化したいと 思ってます。。
※塩釜隣接の多賀城村には1945年に上陸してから1957年に撤退するまで米進駐軍がいて、ガラガラ音を立てて町中を走る姿を守屋少年は見て育ったと言う。

※守屋との関連で、従米ケツなめのマダム寿司・小池が浮上なんてことならまさに漫画。
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【関連】策めぐらし君臨、転落 不祥事使い“焼け太り” 自分の手で定年延長【東京新聞】

2007年11月29日 朝刊

 収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された前防衛事務次官の守屋武昌容疑者は、「省」昇格前の防衛庁をめぐる不祥事を巧みに利用し、“焼け太り”した。権力の階段を上るきっかけとなったのは、一九九八年に明るみに出た調達実施本部の背任事件だった。

 当時、守屋容疑者は防衛施設庁施設部長。事件で更迭された官房長の後釜に指名され、周囲から「三階級特進だ」と驚きの目でみられたが、布石は打っていた。

 九六年、内閣審議官として沖縄特別行動委員会(SACO)にかかわり、沖縄振興策をまとめて建設利権に強い当時の自民党橋本派に食い込んだ。官房長への抜てきは橋本派の防衛庁長官だった額賀福志郎氏(現財務相)の“引っ張り”といわれた。

 二〇〇二年に発覚した情報公開請求者の個人情報リストの作成問題。「この責任は誰がとるんだ」。防衛局長になっていた守屋容疑者は会議で、国会混乱の責任は官房長の柳沢協二氏(現内閣官房副長官補)にあると主張した。

 柳沢氏は更迭され次官レースから消えた。「守屋はずばり本質を突く。誰も逆らえなかった」と防衛庁OB。

 柳沢氏の部下だった課長は、後に守屋派と呼ばれる人物。必要な情報は柳沢氏に上がらなかった。

 翌年、事務次官だった伊藤康成氏の勇退を前に地震が発生。対策会議に防衛施設庁長官だった嶋口武彦氏が酒に酔って出席した事実が週刊誌に書かれたことを理由に、首相官邸は伊藤氏が推す嶋口氏の次官就任を認めなかった。

 この晩、守屋容疑者は防衛庁近くの料亭でやはり酒を飲んで会議に出席したが、腹心の部下が週刊誌に話したのは嶋口氏の飲酒だけだった。

 次々にライバルを蹴(け)落とし、守屋容疑者は〇三年、事務次官に就任。二年後、防衛施設庁長官の山中昭栄氏の次官就任が確実視されていた。とこ ろが、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、意見の合わない山中氏を次官室に呼び出した守屋容疑者は「大臣(大野功統防衛庁長官)の意向だ。辞めてく れ」と通告した。

 今年三月の定年退官前には、「では、誰が次官をやるんだ」と繰り返し、定年延長を実現させた。

 謀略の果てに次官になり、延命工作が効いた四年間の長期政権。今年一月には省への昇格が実現した。

 首相官邸で開かれた最初の全省庁次官会議で、守屋容疑者は末席から省にふさわしい上席に移った。「防衛省の事務次官」。入庁以来の夢は晩年になって果たされた。

  (編集委員・半田滋)
幸子容疑者 夫を『坊や』扱い

 夫とともに、収賄の身分なき共犯の疑いで逮捕された守屋幸子容疑者は、旧防衛庁で事務次官の秘書をしていた時、守屋容疑者に見初められ結婚した。守屋容疑者を「坊や」と呼ぶこともあったといい、“剛腕次官”といわれた夫に劣らぬ存在感があった。

 関係者の話では、幸子容疑者はかなりのゴルフの腕前で守屋容疑者以上に熱心だったという。明るく快活な性格で、ゴルフ接待の際に使ったという偽名「松本明子」は、「明るい人だから」との理由で宮崎容疑者が名付けたとされる。

 宮崎容疑者はこうした妻の存在に早くから着目。ゴルフや飲食の接待に加え、海外土産などの贈り物攻勢で信頼を得て夫妻を取り込んでいった。

 十月の衆院証人喚問で守屋容疑者は、宮崎容疑者から妻の分も合わせてゴルフセットをもらっていたと証言。「赤坂のカラオケクラブに連れて行かれたと言っていた」と述べ、妻への接待があったことも認めた。

 防衛省幹部職員の妻たちでつくる親睦(しんぼく)団体「美鳩会(みはとかい)」でも、次官の妻として取り仕切っていたという。


【防衛利権 蜜月の構図】 “焼け太り”豪腕転落 逮捕の守屋前防衛次官【中日新聞】

2007年11月29日

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東京地検の取り調べに向かう、前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(右奥)=28日午前10時5分、東京都新宿区で
写真

 防衛省を去ってわずか3カ月、大物次官が転落した。東京地検特捜部は28日、収賄容疑で守屋武昌前事務次官(63)と妻幸子容疑者(56)を逮捕 した。ライバルをけ落とし、防衛省に長年君臨した守屋容疑者。「女次官」と呼ばれ、省内でも存在感を示した幸子容疑者。「裏切りだ」「がっかりした」。山 田洋行の元専務宮崎元伸容疑者(69)による夫婦丸抱えのゴルフ接待に、防衛省内からは怒りの声が上がった。巨大な防衛利権をめぐり何が行われていたの か。解明を目指し、政界への波及もにらんだ捜査が本格化する。

 前防衛事務次官の守屋武昌容疑者は「省」昇格前の防衛庁をめぐる不祥事を巧みに利用し、“焼け太り”した。権力の階段を上るきっかけとなったのは、1998年に明るみに出た調達実施本部の背任事件だった。

 東北大を卒業後、71年に旧防衛庁に入庁した守屋容疑者は当時、防衛施設庁施設部長。事件で更迭された官房長の後任に指名され、「3階級特進だ」と驚きの目で見られたが、布石は打っていた。

 96年、内閣審議官として沖縄特別行動委員会(SACO)にかかわり、沖縄振興策をまとめて建設利権に強い当時の自民党橋本派に食い込んだ。官房長への抜てきは橋本派の防衛庁長官だった額賀福志郎氏(現財務相)の「引っ張り」といわれた。

 「この責任は誰がとるんだ」。2002年に発覚した情報公開請求者の個人情報リストの作成問題。防衛局長になっていた守屋容疑者は会議で国会混乱の責任は官房長の柳沢協二氏(現内閣官房副長官補)にあると主張。

 柳沢氏は更迭され、次官レースから消えた。「守屋はずばり本質を突く。誰も逆らえなかった」と防衛庁OB。柳沢氏の部下だった課長は、後に守屋派と呼ばれる人物。必要な情報は柳沢氏に上がらなかった。

 翌年、事務次官だった伊藤康成氏の勇退を前に地震が発生した。対策会議に防衛施設庁長官だった嶋口武彦氏が酒に酔って出席した事実が週刊誌に書かれたことを理由に、首相官邸は伊藤氏が推す嶋口氏の次官就任を認めなかった。

 この晩、守屋容疑者は防衛庁近くの料亭でやはり酒を飲んで会議に出席したが、腹心の部下が週刊誌に話したのは嶋口氏の飲酒だけだった。

 次々にライバルをけ落とし、守屋容疑者は03年、事務次官に就任。2年後、防衛施設庁長官の山中昭栄氏の次官就任が確実視されていた。ところが、 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、意見の合わない山中氏を次官室に呼び出した守屋容疑者は「大臣(大野功統防衛庁長官)の意向だ。辞めてくれ」と 通告した。

 今年3月の定年退官前には「では、誰が次官をやるんだ」と繰り返し、定年延長を実現させた。延命工作が効いた4年間の長期政権。今年1月には省への昇格が実現した。

 首相官邸で開かれた最初の全省庁次官会議で、守屋容疑者は末席から省にふさわしい上席に移った。「防衛省の事務次官」。入庁以来の夢は晩年になって果たされた。

  (編集委員・半田滋)


【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉>1 前次官逮捕 「ミライズを」異様な執着【中日新聞】

2007年11月29日(東京新聞紙では『蜜月の終焉1 前次官逮捕 「随契」異様な執着 代理店変更で"協力"』

 「一人を以(もっ)て国興り、一人を以て国滅ぶ」。この言葉を座右の銘とした防衛省の前事務次官守屋武昌容疑者(63)が二十八日、妻の幸子容疑 者(56)とともに収賄容疑で逮捕された。「永田町の寝業師」「ミスター防衛省」…。さまざまな異名を持つ官僚トップは、防衛専門商社「山田洋行」の元専 務宮崎元伸容疑者(69)による夫婦丸抱えのゴルフ接待にまみれていた。大物次官の腐敗に切り込んだ東京地検特捜部。巨額の資金が動く防衛利権の「闇」に どこまで迫れるか。 

 「おれと宮崎の関係をいろいろ言うやつがいる。でも、やましいことは何もないから」。今年三月、防衛事務次官の守屋武昌が唐突に言い放った言葉に、防衛省幹部は戸惑った。

 航空自衛隊次期輸送機(CX)の機体メーカーやエンジン製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)、防衛省の担当者らが集まる会議に、宮崎元伸が設立した日本ミライズの社員が出席していたことが判明。経緯を調査した幹部が守屋に説明した時だった。

 当時のエンジン販売代理店は山田洋行。部外者であるミライズの出席を問題視する報告に、守屋は反発した。守屋と宮崎の癒着が明るみに出たのは、それから約七カ月後。「関係」を弁明し、ミライズをかばう守屋に幹部は異様さを感じた。

 「これは何かある。まずい」

   ■   ■

 既に守屋は宮崎に「協力」していた。昨年十二月、宮崎が連れてきたGE本社の軍需部門最高責任者と約五十分間にわたって次官室で面談した。「通常の表敬訪問なら十五分程度。かなり異常だ」と同省関係者は驚く。

 山田洋行から十五億円超の損害賠償訴訟を起こされ、銀行からの融資の保証もないミライズにとってGEとの代理店契約獲得は至上命令だった。

 「次官とこんなに仲がいいんだ、とGEに見せつける効果があったのでは。守屋もそれに協力したということ」と同省の元幹部は語る。GEが山田洋行からミライズへの代理店変更を決めたのは、そのすぐ後だった。

   ■   ■

 代理店移行がGEから正式に伝えられた今年四月、省内は揺れた。ミライズは高額の入札に参加できない「Dランク」企業だったからだ。だが、守屋は ミライズとの随意契約に固執した。一般競争入札を原則とする調達制度への変更を説明する担当者に「なぜ随契じゃだめなんだ」と何度も声を荒らげた。

 見かねたある幹部は、大臣、事務次官、局長らが集まる定例会議で「CXのエンジン契約は法律順守、契約順守、手続き順守の三原則でやっていく」と発言した。“超法規的”にミライズとの随意契約を迫る守屋に対してクギを刺したのだ。

 その幹部は言う。「次官しか意味が分からなかったはずだ。彼はひと言も話さなかった」

 当時の防衛相久間章生が、商社抜きの調達を検討するよう担当者に指示したことを聞くと「大臣に従ってそんなことをする必要があるのか」と激怒。しかし、やがて「おれはこの件には関与しない。淡々と進めるように」と突き放したという。

   ■   ■

 このころ一部報道で山田洋行とミライズの“内紛”が取り上げられた。競争入札に納得し、大臣の指示への反発を撤回したのは「ミライズ寄りと見られた姿勢を打ち消したかったのでは」と同省の元幹部は推測する。

 その時、すでに特捜部は内偵捜査を開始。次官の後任人事をめぐり、守屋が元防衛相小池百合子と激しく対立した八月には、両社の社員の聴取に踏み切った。

 「日の出」(サンライズ)の意を込めた「日本ミライズ」。宮崎と守屋の蜜月は終焉(しゅうえん)した。深い闇の中から、夜明けを見ることはなかった。(文中呼称略)

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<蜜月の終焉> 残された重い再編負担【中日新聞】

2007年12月3日(東京新聞紙では12月2日付けで『蜜月の終焉4 前次官逮捕 米軍のため「財源」残す』

 「米企業と比べて不利にならないでしょうか」。今年8月2日、東京都港区の会議場で開かれた米海兵隊のグアム移転事業説明会。ゼネコンや商社、銀行など受注を狙う270社が防衛省の説明を聞いた。海外での実績のない業者も出席し、質問が飛んだ。

 日米両国は昨年5月、米軍再編に最終合意した。目玉の一つが、沖縄に駐留する米海兵隊員約8000人と家族約9000人分のグアムへの移転だ。日 本政府の「思いやり予算」で米軍施設を建設するほか、約3500戸の住宅地を、政府と民間が共同出資する事業主体で建設、運営する。

 総額60億9000万ドル(7300億円)。防衛省が初めて建設する「海外の米軍基地」は、同省最大の公共事業でもある。米軍再編の指揮を執ったのは、事務次官だった守屋武昌(63)=収賄容疑で逮捕=だ。仕事ぶりが気に入らない幹部は更迭し、側近に対米交渉を任せた。

 守屋流の米軍再編は成功したのか。

 米軍は、米国の準州であるグアムをアジア・太平洋の「要石」と位置づけ、空軍、海軍を中心に軍事拠点化を進めている。海兵隊についても太平洋軍司 令部が作成した「グアム統合軍事開発計画」(GIMDP)には、沖縄から移転する司令部や補給部隊だけでなく、いずれ実戦部隊が配備される将来像が描かれ ている。

 在日米軍の再編が、米軍のグアム拠点化計画と重なり、日本が財源として便利に利用された可能性は否定できないのだ。

 米軍再編の合意文書には、米側が強く求めた「沖縄の再編は一つのパッケージ」の一文がある。防衛省がグアムの基地建設を進めても、難航する普天間移設が足踏みすれば、グアム移転も頓挫せざるを得ない。

 その場合、米軍はグアムと沖縄という2カ所の拠点を手に入れ、都合よく使い分けることが可能になる。そうなれば米軍再編のスローガンだった「基地負担の軽減」は実現しない。

 グアム移転事業は、守屋への贈賄容疑で再逮捕された宮崎元伸(69)が社長を務めた防衛商社「日本ミライズ」も参入を希望した。昨年9月まで宮崎が専務だった同「山田洋行」も説明会に参加している。

 守屋が残した米軍再編という巨大プロジェクトの日本側負担は、米側の試算で3兆円にもなる。これを来年度から最終年度の2014年度までの7年間で割ると、防衛費からの支出は毎年4000億円以上。米軍のための防衛費になりかねない。 (文中呼称略)


【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉> アメをなめムチを使う【中日新聞】

2007年12月4日(東京新聞紙では12月3日付けで『蜜月の終焉5 前次官逮捕 アメとムチ報道も規制』)

 防衛省は先月22日、米軍再編によって負担が増える自治体に支払われる米軍再編交付金の総額が46億円に上ると発表した。根拠は、収賄容疑で逮捕 された守屋武昌(63)が事務次官当時、国会で成立した米軍再編推進法。支払われるのは基地受け入れを了承した自治体だけで、反対した自治体へは1円も交 付しない。

 あからさまな「アメとムチ」に、守屋の個性が表れている

 陸上自衛隊のイラク派遣を目前にした2004年1月13日、防衛庁(当時)は陸海空幕僚長による定例会見を廃止すると主要新聞・通信、テレビ各社が加盟する防衛記者会に通告した。

 イラクでの武器使用基準や派遣日程が報道されたことに、首相官邸から対応を求められた守屋が、情報漏れの犯人を制服組と決めつけた“見せしめ”だった。

 「庁内で対応を考えているころ、僕は中国に行っていた」。守屋は人ごとのように話したが、この日午前、次官室に陸海空幕僚長を呼んで会見廃止を伝えたのは、ほかならぬ守屋だった。

 会見廃止の理由に挙げた「(記者から)質問が出ない」は、でたらめと暴かれ、翌日には会見廃止を撤回したが、今度は約5000万円かけて、庁内の主要部署に記者が出入りできないようインターホン付きのドアを設置した。

 自分が知らないところで暴露記事が出ることは許さなかった。記者との面会内容を文書で提出させる“犯人捜し”は日常的。その一方で、情報を頻繁にリークし、メディアを通じて自身の進めたい防衛政策の既成事実化を画策した。

 防衛庁の省昇格条件として廃止した防衛施設庁に替わり、「防衛装備庁」を新設する“焼け太り”もひそかに計画したが、制服組の反対で失敗に終わった。

 記者会との緊張関係は、最近まで続いていた。「不退転の決意でやる」という守屋の意向で、防衛省は記者会を庁舎10階から1階に移転させようとした。10階は背広組の内局があり、防衛大臣室や次官室にも近い。報道陣の締め出しが狙いとみられた。

 「あれはもういいや」。今年6月、守屋は突然、記者会の移転案を放り出した。東京地検特捜部による内偵捜査の開始が防衛省に伝わったころだ。

 8月30日の退任会見。防衛専門商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸(69)=贈賄容疑で再逮捕=とのゴルフを質問され、回答に詰まった。ゴルフ、宴会、北海道や九州の旅行。宮崎の差し出した「アメ」をしゃぶりつくし、「ムチ」は省内で存分に使った。(文中呼称略)


【防衛利権 蜜月の構図】 「ゴルフ代払わず」供述 守屋容疑者、偽証の疑い【中日新聞】

2007年12月4日

 前防衛次官汚職事件で、収賄容疑で逮捕された守屋武昌容疑者(63)が、防衛専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=贈賄容疑で再 逮捕=から受けたゴルフ接待について、東京地検特捜部の調べに対し、「1万円のプレー代は支払っていなかった」と供述していることが、関係者の話で明らか になった。

 特捜部は12回に上る丸抱えのゴルフ接待旅行(約389万円相当)を収賄容疑で立件したが、時効にかからない5年間の日帰りのゴルフ接待についても、わいろと認定する方針を固めたもようだ。

 守屋容疑者は10月29日の衆院証人喚問で、宮崎容疑者からのゴルフ接待について▽11年前の旧防衛庁防衛政策課長時代から始まった▽妻の幸子容 疑者(56)が同行することもあった-などと証言。その上で「宮崎さんから社員は1万円でプレーができるので、あなたも1万円でいいと言われ、毎回1万円 を支払った」と説明していた。

 関係者によると、守屋容疑者は、プレーを始めた当初は支払った時期はあったものの、最近は自分で1万円を渡すことはなく、自己負担はなかったとい う内容の供述をしているという。「毎回のプレー代として1万円を払っていた」とした証人喚問の証言と明らかに矛盾しており、偽証の疑いが濃厚になってき た。

 山田洋行の米津佳彦社長は11月15日の参考人招致で、ゴルフ接待が最近8年間で300回を超え、費用は1組当たりの合計で1500万円以上にのぼると指摘。守屋容疑者からの支払いを示す記録は残っていなかったとも証言していた。

 守屋容疑者が証人喚問で「1万円を払った」と証言していたため、特捜部はわいろの趣旨が薄まると判断、先月28日、収賄容疑として立件しやすい丸抱えのゴルフ旅行12回分に絞って、収賄容疑で守屋容疑者夫妻を逮捕していた。

 守屋容疑者からの支払いがなかったことで、百数十回に及ぶとみられる日帰りのゴルフ接待もわいろとして認定する方針を固め、関係者から事情聴取を進めている。


【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉> 「鶴の一声」ヘリ購入【中日新聞】

2007年12月5日(東京新聞紙では12月4日付で『蜜月の終焉6 前次官逮捕 100億円ヘリ独断で選定』

 収賄容疑で逮捕された前防衛事務次官の守屋武昌(63)は「防衛省の天皇」と呼ばれた。絶大な権力ゆえに、行動をいさめる部下はいなかった。

 今年の夏、次期輸送機(CX)のエンジン納入疑惑が報道されたころ、防衛省で政府専用ヘリコプター「スーパーピューマ」の後継機選定疑惑が再びささやかれた。

 政府専用ヘリは、1986年の東京サミットを前にフランスから3機購入され、陸上自衛隊の特別輸送隊が要人輸送に使用している。

 2004年11月、天皇、皇后両陛下が新潟県中越地震の見舞いの際に搭乗された。「騒音がひどい。ドアが小さく、陛下が頭を下げて乗り降りした」との話が広がり、防衛庁(当時)は“皇室への配慮”からも新しい機体の購入を決める。

 「守屋さんが言い出した。誰も口を出せなかった」(幹部)

 しかし、わずか3カ月前の同年8月には機体を修理して使い続けることが決まり、翌年度の概算要求書に改修費を計上していた。それが守屋の「鶴の一声」で方針変更されたことになる。

 補正予算で1機購入することとなり、政府専用ヘリと同じ仏ユーロコプター社の「EC225」と、伊アグスタ社「EH101」、米シコルスキー社「S92」の3機種が候補に挙がった。

 しかし、緊急性を要する“買い替え”であることを理由に、事務次官だった守屋を議長とする航空機機種選定会議は1度も開かれないまま、「EC225」に決定した。3機とも買い替えられ、合計100億円もするヘリが正式な手続きを経ずに導入された。

 「EC225」は、愛称こそ旧型機と同じスーパーピューマだが、中身はまったく違う高性能機。「(海上自衛隊の掃海ヘリである)EH101にすれば、隊員教育などで経費削減が図れたのに…」と選定を疑問視する声が上がったが、うやむやに終わった。

 防衛省の隊舎の一角に民間業者が経営する食堂がある。

 守屋の部下だった人物の知り合いが経営者とされる。昼食時の混雑が一段落するころ、黒塗りの公用車で守屋が乗り付ける。一人でトンカツ定食やみそラーメンを食べ、迎えの公用車で次官室へ戻る。わずか300メートルの距離を歩かない。

 防衛施設庁の施設部長だった1998年、庁舎の新宿移転が決まっていたにもかかわらず、2階の自室まで廊下や階段のじゅうたんを敷き直させた。「天皇」と呼ばれた独裁者のエピソードは事欠かない。 (文中呼称略)


「自Endポスターバナー作戦」遂行中!

 代表的な検索エンジン8個で「自民党政治」と検索してみたら、TBP「自民党政治」がすべて1位か3位、つまりトップ頁で出てきました

「自Endポスターバナー作戦」7作目「胡散臭いKY国対大島と国会喚問前タイミング守屋防衛省元事務次官を塀の中隔離、トカゲの尻尾切りいい子ちゃん自民イメージアップ 作戦進行中⇒粉砕」バナーです。
「国会喚問前タイミング守屋防衛省元事務次官を塀の中隔離、トカゲの尻尾切りいい子ちゃん自民イメージアップ作戦進行中⇒粉砕」バナー

 「自Endポスターバナー作戦」1作目、自End!:民主を励まし、クリンチ作戦・連立デマ謀略の自民を嗤うバナーです。
自End!:民主を励まし、クリンチ作戦・連立デマ謀略の自民を嗤うバナー

5作目、「2005・9・11小泉郵政詐術選挙の337議席、2代続けて負託(衆院選)なし、強行採決やりたい放題?公明党、池田大作の責任は大きい」バナーです。今、創価・公明党へのピンポイント攻撃が必要だと考えます。(笑)
2005・9・11小泉郵政詐術選挙の337議席、2代続けて負託(衆院選)なし強行採決やりたい放題?バナー

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守屋関連、東京新聞(紙)に出てるけど、Webになくて中日新聞にあったりとか、蜜月シリーズでWebで抜けてるのがあったりとか。

 もちろん、中日新聞と東京新聞は同じ系列で記事もほとんど同じなのだが、Webでの出し方が違っていたりする。

 守屋関連では、10月25日から11月15日までの「蜜月の構図」シリーズ、11月29日からの「蜜月の終焉」シリーズなどある。なかなか力の入った記事なのでちゃんとWebでも出した方が宣伝にもなると思うのだが、。

 特に後者の「蜜月の終焉」シリーズの2、3、7、8などはWeb検索で出てこない。しかしそれぞれ、「守屋の米への対抗心」の源が幼少期育った塩 釜での、「米軍占領下」体験(※)の話しとか、MD導入時の話しとか、「ゴマすり」小泉政権で頭角を現し秘書飯島との関係とか、辺野古移設で地元恫喝の話 しとか、なかなか興味深い記事がある。
※塩釜隣接の多賀城村には1945年に上陸してから1957年に撤退するまで米進駐軍がいて、ガラガラ音を立てて町中を走る姿を守屋少年は見て育ったと言う。

 出す記事と出さない記事が変にあったりすると、良い記事の分だけ却って評判を落としませんかね、東京新聞・中日新聞様。(笑)

※上記「蜜月の終焉」シリーズの2、3、7、8を時間があれば「読んdeココ」で読み取り→テキスト化したいと思ってます。ただし、ちょっと面倒で すし、阿修羅のヘタレなコピペ専門投稿者が転載しないか心配でいささか気が重い。(笑)理由は前にも書いたようにスキャナからの読み取り間違いが時々ある からです。気がつく限り直してはいても、見落としもあります。読み取り間違い⇒訂正漏れの記事が出回るなんて嫌ですからね、。ブログが気がつけば即効で直 せるのに比べて、阿修羅は直せずシステム的にお粗末過ぎ。

※守屋との関連で、従米ケツなめのマダム寿司・小池が浮上なんてことならまさに漫画。
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 まず、【防衛利権 蜜月の構図】シリーズを資料として採録。

【防衛利権 蜜月の構図】 守屋前次官の4年間検証 官邸の威を借り増長【中日新聞】

2007年10月25日

  防衛省の守屋武昌前事務次官の業者との癒着ぶりが次々と明らかになり、衆院での証人喚問が29日に行われることになった。気にかかるのは、業者の意向が当 時の防衛政策になんらかの影を落としていなかったかという点だ。「おねだり王」の足跡を振り返り、検証する。(山川剛史、鈴木伸幸)

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◆在日米軍再編

 守屋氏の在日米軍再編問題解決への思い入れは相当なものがある。当然、米軍基地が集中し再編問題の核となる沖縄県とのかかわりも深い。1996年に日米政府が米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)返還で合意して以降、沖縄を度々訪問し、現地の政財界ともパイプも持つ。

  普天間の代替施設となる名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部への移転計画をめぐっては、米政府との間でL字形滑走路案をとりまとめ、地元から市街地の 上空を軍用機が飛ぶことに猛反発が起きると、離着陸時の滑走路を別にする現行案のV字形に転換。この案を米国に認めさせることにも成功した。

  しかし、沖縄から米軍基地が減るわけではない。反発は根強く、県や名護市からは建設地を沖合にずらす要望が出ている。建設に向けて政府が県に送った環境影 響評価の方法書の取り扱いについても平行線。守屋氏の「ライフワーク」は一向に実を結ばず、イライラが募っていたようだ。

 今年5月、辺野古に環境現況事前調査のための機器を設置した際には、反対住民の妨害から守るため掃海母艦「ぶんご」を派遣。地元からは「自衛隊が沖縄に銃口を向けた」とさらに反感を強める結果になった。

  そして小池百合子元防衛相との対立。騒動の間、次官交代は仲井真弘多・沖縄県知事から小池氏への提案だったとの説が何度か流れた。小池氏は「女子の本懐」 (文春新書)で「知事に政府の役所の人事について話すわけがない」と否定し、仲井真知事も「別の組織の話で、常識では考えられない」と一笑に付した。

 ただ、こうした情報が乱れ飛ぶほど沖縄では守屋氏への評判ががた落ちだったのも事実だ。今回の業者との癒着が浮上してからは、沖縄ではさらにうわさ話が出回っている。

 「守屋氏の息がかかった連中は、政府による北部振興策や米軍がらみの建設工事でも土建業者らとつるんで甘い汁を吸っていたとの話だ。後ろで指示していたのが守屋氏だったとの話で持ちきり。沖縄のことを考えないから、そんなことを言われるんだね」(名護市の事情通)

  守屋氏は異例ずくめの防衛事務次官だった。通常なら1、2年で交代する官僚トップのポストを4年余りも務めた。2006年6月には小泉純一郎元首相の最後 の公式訪米に防衛庁高官として初めて随行。首相外遊に外務省以外の事務次官が同行するのは極めてまれで、翌年1月には防衛庁の長年の念願だった「省」昇格 を見届けた。

 防衛省では「天皇」とまで呼ばれ、剛腕を振るった守屋氏。今年8月には、小池元防衛相が守屋氏への相談なしに同氏の退官を発表した際には、それを巻き返す政治力までも発揮した。

 どうして、そこまでの力を持てたのか-。「自衛隊のイラク派遣がきっかけで強化された小泉元首相の飯島勲秘書官との関係」を指摘するのは軍事評論家の神浦元彰氏。
◆自衛隊派遣

  自衛隊のイラク派遣は人道復興支援と安全確保支援が目的で、活動は非戦闘地域に限定されていたはずだが、実態としては戦闘地域と非戦闘地域の境界はあいま い。「自衛隊が活動しているところが非戦闘地域」(小泉元首相)という、むちゃくちゃな論理には、防衛庁(当時)内部からも反発があった。そんな中、派遣 実現に向けて小泉政権が最大限に活用したのが「飯島-守屋ライン」という。

 「あくまでも推測の域をでないが、自衛隊のイラク派遣を容認する代わりに、防衛庁の省昇格を認める-という密約があった可能性がある。守屋氏には、それぐらい強引なところがある」と神浦氏は指摘する。

  インド洋上で自衛隊補給艦から米艦船へ給油するためのテロ特措法の延長でも飯島-守屋ラインの影がちらつくとある関係者は指摘する。給油はアフガニスタン でのテロ対策を目的としているが、イラク向け作戦への流用疑惑は以前からあり、特措法の延長が国会審議されるたびに、民主党は給油先を明らかにするよう求 めていた。それを防衛庁が無視できたのもバックに小泉元首相が控える飯島-守屋ラインがあったからという。
◆商社との癒着

 ゴル フ接待で問題となっている防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)が守屋氏に接近したのは、守屋氏が戦闘機調達などを担当する航空機課長に就任した 1990年からとされる。守屋氏と関係が深い山田洋行の元専務は昨年、独立して別の専門商社「日本ミライズ」(東京都港区)を設立。同社が、山田洋行に代 わり、自衛隊の次期輸送機(CX)のエンジン製造元、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の日本代理店となった背景にも、守屋氏の政治力が見え隠れする。

 関係者によると「山田洋行の幹部は、エンジンの販売に加えメンテナンスを含めれば1000億円ビジネスといわれる“GE利権”を持っていった元専務の独立を面白く思っておらず、ゴルフ接待の情報をマスコミに流して守屋氏に反撃に出た」とする見方が強い。

  神浦氏はこう分析する。「飯島氏との関係を背景に守屋氏はある意味、やりたい放題やってきた。それが過信となり『山田洋行の軍需部門はおれが育てた。元専 務には独立させてやった』ぐらいに思っていたのでは。だが、参院選の自民敗北で潮目は変わり、飯島氏の神通力も落ちて、守屋落としはもう誰も止められなく なっている」


【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉> 厚い“友情”25年間【中日新聞】

2007年11月9日

東京拘置所に入る山田洋行の宮崎元伸元専務を乗せた車=8日午後7時25分、東京都葛飾区小菅で
写真

 東京・六本木にそびえ立つ地上45階建ての超高層オフィスビルの一室。4年前、1人の中年女性が「山田洋行」専務の宮崎元伸(69)に面会を求めた。

 応対した同社幹部は丁寧に応接室に招き入れた。女性は、当時、防衛庁(当時)事務次官になった守屋武昌(63)の妻だった。自衛隊OBだったこの同社幹部は、守屋の妻を前から知っていた。

 宮崎も顔を出し15分ほど3人で談笑した。「どうして宮崎さんを知っているんですか?」。幹部が聞くと、守屋の妻は親しげに答えた。

 「若いころからの付き合い。宮崎さんはうちで朝ご飯を食べていたんですよ」。買い物の途中にも、気軽に立ち寄るほどの親密な関係だった。

 その後、幹部は東京・神楽坂の高級住宅街にある守屋の自宅にも招かれる。「沖縄の(米軍基地)問題で苦労している」。酒が入ると冗舌になる守屋に対し、宮崎は時折、笑みを浮かべながら黙って話を聞いていた。

   ■   ■

 「守屋さんがぺーぺーのころに、人から紹介された。25年の付き合いになる。友人の関係が強かった」。宮崎は四半世紀に及ぶ“蜜月”をそう説明する。個人的な付き合いを強調する裏に、猛烈な接待攻勢が潜んでいた。

 200回を超えるゴルフやマージャン、焼き肉-。証人喚問で守屋は職務権限にかかわる微妙な質問には明確な答えは避けたが、接待の内幕を明らかにした。夫婦でゴルフバッグをもらったことも。宮崎側の負担は100万円単位では収まらないだろう。

  「宮崎さんは『守屋さんの奥さんは、だんなよりゴルフがうまい』と言っていたが、まさかこんなにゴルフに行っていたとは」。喚問をテレビ中継で見た防衛省 OBは絶句した。守屋を頂点とする防衛省内での人脈づくり。逮捕前、宮崎はその真意を本紙の取材に明かした。「外国の企業からすると、防衛省とうまくやっ ている、信頼関係ができていると見てくれる。防衛省に行っても、(幹部が)会ってくれなければ、商品の売り込みもできない」

   ■   ■

 「24時間仕事している」「物腰は柔らかく無口だが、腹はすわっている」。山田洋行関係者はやり手営業マンの素顔をこう評する。「1人を籠絡(ろうらく)すると、徹底的に付き合う。一つの窓が開くと、どんどんそこから人脈を広げていった」

 長年の家族ぐるみの付き合いの結果、極まった守屋との癒着。宮崎が独立してつくった日本ミライズが、山田洋行から米ゼネラル・エレクトリック(GE)社の代理店契約を奪ったことについて、守屋は今年7月、本紙の取材に気色ばんだ。

 「選んだのはGEだ。なんで一生懸命頑張っている企業を応援しないのか。山田洋行は悔しかったら、GEから商権を取り返せばいい」。次官として明らかに一線を踏み越えた発言だった。(文中敬称略)


【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉> ミライズに固執【中日新聞】

2007年11月10日

 音楽隊が奏でる勇壮なマーチが響く中、両翼に大きなエンジンをかかえた白い機体が姿を現した。7月上旬、岐阜県の川崎重工業岐阜工場。防衛省が開発した航空自衛隊の次期輸送機(CX)の試作第一号が初めて公開された。

  同時にお披露目された海上自衛隊の次期哨戒機(PX)と合わせ、開発費は計約3450億円。1機約100億円のCXは40機余り生産される計画だ。「防衛 省にとって久々のビッグプロジェクト。歴代長官も顔を見せ、華やかな式典だった」。出席した防衛省幹部はそう振り返る。

   ■   ■

  CXのエンジンは米ゼネラル・エレクトリック(GE)製の「CF6」。1999年6月に防衛専門商社「山田洋行」が、販売代理権を獲得した。業務上横領容 疑で東京地検特捜部に逮捕された「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)が熱心な営業活動を繰り広げた結果といわれた。

 「エンジンに目を付けたのは宮崎の才覚だ。機体は納入すればしばらく利益が出ないが、エンジン部品は毎年のように交換があって収益になる」(山田洋行関係者)

 CXのエンジンにCF6採用が決まったのは2003年8月。代理店の山田洋行は05-06年に5基、計約39億円(付属部品を含む)を防衛省との随意契約で受注した。CXエンジン本体は1基約6億円。部品を含めると全体で1000億円の商権といわれる。

  しかし、「宮崎商店」といわれた山田洋行に異変が起きた。経営をめぐる対立から昨年9月、宮崎は日本ミライズを設立。GEエンジンの担当者もそっくり移籍 した。「エンジンの性能を知り尽くした人が、こぞって移ってしまった。商品が分かる人でなければ一緒に仕事はできない」(GE日本法人幹部)。代理店は切 り替えられた。

 GEのミライズへの信頼度は高かった。仮に正式に契約が切れる今年7月末以前に入札があっても、「山田洋行には代理店証明を出さない」と防衛省に宣言。強固なGEの姿勢に、防衛省は入札日を7月末以降に設定するしかなかった。

   ■   ■

 「なぜミライズとの随契(随意契約)じゃだめなんだ」。CX試作機向けの残る1基のエンジンについて、競争入札の見通しを説明する部下に、防衛事務次官の守屋武昌(63)が声を荒らげたのはこれより少し前だ。

 同省は、本年度から随意契約を見直し、一般競争入札を原則とすることにしていた。ミライズには大規模装備品の入札参加資格はないが、入札には「GEとの代理店契約」との要件があった。

 「入札不調になれば随契に移行し、結果的に受注できるのはミライズだけ。なぜ初めから随契にこだわるのか、不思議だった」。ある幹部は守屋の言動をいぶかる。

 GEがなぜミライズとの代理店契約に固執したのか。CX調達に絡んで守屋が宮崎に便宜供与を図った事実は-。特捜部が解明すべき点は多い。 (文中敬称略)

※守屋との関連で、従米ケツなめのマダム寿司・小池が浮上なんてことならまさに漫画。
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【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉> 裏金資料 自ら提出【中日新聞】

2007年11月11日

 「オーナーが海外の投資ファンドに山田洋行を100億円で売ろうとしている」。昨年1月、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の社内に衝撃が走った。

  同社は1969年、当時のオーナー山田正志(83)の不動産会社から独立。トラクターを扱っていた地味な会社を、年商約350億円の専門商社に成長させた のは、元専務の宮崎元伸(69)=業務上横領容疑などで逮捕=だった。しかし、山田の動きは、宮崎にも「寝耳に水」だった。

   ■   ■

 山田洋行が浮上するきっかけとなったのは、大手商社「日商岩井」(現・双日)の副社長らが79年、東京地検特捜部に外為法違反容疑などで逮捕、起訴されたダグラス・グラマン事件だった。

 78年12月の米国証券取引委員会の告発を機に、当時の米グラマン社の早期警戒機、米マクドネル・ダグラス社の戦闘機の売り込みに絡み、日本の政府高官に多額の資金が流れた疑惑が浮上した。

 特捜部の捜査で、大手商社と政界を結ぶ汚職の輪郭は浮かんだが、日商岩井の常務の自殺で全容解明の道は閉ざされた。「航空機部門で圧倒的な力を誇った日商岩井の失脚で、防衛業界は戦国時代になった。大手商社に代わって参入するチャンスが生まれた」(防衛省幹部)

 宮崎は、航空自衛官だった人脈を武器に、防衛省幹部や米防衛メーカーに食い込んだ。将来の幹部候補である防衛庁(当時)運用課に配属された背広組を、営業攻勢を仕掛けて取り込んでいった。その中に、後に防衛事務次官に上り詰める守屋武昌(63)がいた。

   ■   ■

 順風満帆だった山田洋行に、バブル崩壊が暗い影を落とす。

  山田が買い進めた不動産が不良債権化し、親会社の「弥生不動産」(中央区)は約113億円の債務を抱え、整理回収機構(RCC)に移管された。2004年 3月、RCCと和解が成立したが、大株主だった山田は、債務弁済のためとはいえ宮崎ら他の役員に無断で、山田洋行を約100億円で売却しようとしたのだ。 泥沼の内紛の始まりだった。

 「このままでは会社が身売りされてしまう」。宮崎は、MBO(現経営陣による株式買い取り)で経営権を渡すよう山田に迫った。だが、交渉は決裂し、宮崎は、38年間勤めた山田洋行を去った。

 昨年9月、宮崎は「日本ミライズ」(港区)を設立した。約40人の社員が移籍した。営業の核を失った山田洋行側は、約15億円の損害賠償訴訟を起こした。

   ■   ■

 「宮崎憎し」から山田洋行は、宮崎と守屋との癒着を示すゴルフ接待などに関する書類や、米現地法人を舞台にした裏金づくりに関する財務資料を特捜部に提出したといわれる。

  「絶対に表に出してはならない裏の部分は、どの商社にもある。それを捜査機関に率先して提供するとは…。商社としての山田洋行は死んだ」。宮崎の逮捕直 前、山田洋行関係者はしみじみと語った。「本当に責任を負うべきなのは山田正志だ。宮崎は義憤を感じて飛び出した。今でも宮崎を商社員の赤穂浪士だと思っ ている」

 海外メーカーは代理店契約の見直しを進めており、山田洋行、日本ミライズ両社とも経営危機に直面している。「“漁夫の利”を得るのはどこだろうな」。防衛省幹部がつぶやいた。

  (文中敬称略)


【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉> 海外取引 商社任せ【中日新聞】

2007年11月14日

 「なんで商社が必要なんだ。直接、防衛省がやればいい。検討してみろ」。今春、東京・市谷の防衛省内の大臣室で、担当者に装備品の輸入調達方法の見直しを求める当時の防衛相久間章生の声が響いた。

  商社は輸入立国である日本独特の企業形態だ。年間2000億円に上る輸入品を購入する同省も、商社を介在して海外メーカーから購入する「一般輸入」が、米 軍から直接購入する「FMS」の契約額を上回る。メーカーが限られることから、防衛省の装備品は随意契約が目立つ。2003年度の86・9%を最高に、毎 年、随意契約が7-8割を占める。輸入装備品ではその傾向はさらに強まる。

 海外メーカーの販売代理権を得られれば、ほぼ確実に防衛省の契約が取れる-。そこに目を付けたのが防衛専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸(69)だった。

   ■   ■

  大手商社の“縄張り”を破り、新参の山田洋行が頭角を現したのは1990年代。同社は米ゼネラル・エレクトリック社(GE)のエンジンの代理権を三井物産 から奪い取るなど、次々と大手商社から商権を引きはがしていった。「海外メーカーの支店長を丸抱えで籠絡(ろうらく)した」といううわさも業界で広がっ た。

 異端視されつつも業績を伸ばした背景には、防衛省OBの天下り受け入れがある。衆院調査局の資料によると、06年4月現在、同社には常勤8人を含む13人の防衛省OBが在籍。全社員が150人にすぎなかった同社で、天下り率は、他の商社やメーカーと比べて際だっている。

 なぜ、天下りを受け入れるのか。「防衛省がどんな装備品の納入を検討し、どんな防衛政策を考えているのか情報をつかんでくれる」(商社の幹部)。そこに“官業癒着”の構図が浮かび上がる。

   ■   ■

 1970年代のロッキード事件、ダグラス・グラマン事件の時も、商社を通じた調達の見直しが唱えられた。しかし、納入遅延などのトラブルが続発、やがて商社は息を吹き返した。

 今回の疑惑を受け、現防衛相石破茂も商社が介在するシステムの見直しに言及した。しかし、関係者の多くは「実際は難しい」と口をそろえる。

  「語学や商習慣、法律に精通する人間を防衛省で育てる必要がない。トラブルが発生した場合、商社が間にいた方が対応しやすい」(防衛省の担当者)。軍事 ジャーナリストの清谷信一も「調達部門の人員と職員の能力では、防衛省に海外の情報収集やマーケティングを任せるのは無理」と話す。

 日本独特の商社の存在は「必要悪」なのか。いまシステムを抜本的に見直さなければ、新たな山田洋行を生み出す余地を残すかもしれない。 (文中敬称略)

【防衛利権 蜜月の構図】 <蜜月の終焉> 「空白の1日」を突く【中日新聞】

2007年11月15日

 「誰がそんなことを言っているんだ。絶対にそんな事はない。天地神明に誓ってない」。今年7月上旬、防衛省11階の事務次官室。隣接する応接室で前事務次官守屋武昌(63)は声を荒らげた。

 (防衛省の)防衛計画課長河村延樹(47)=肩書は当時=から「2500万円を借りたのではないか」。その質問への回答は怒声だった。「僕は27万人の事務方トップだ。次官がそういうことをやるんだったら、僕は次官を辞めている」。守屋はそう胸を張った。

 4カ月後。河村は2002年8月、守屋に1100万円の預金小切手を渡したことを認めた。1997年ごろ、守屋が投資のために河村に預けた金の返済金の一部だった。

 河村はマンションを処分して、守屋に「損失補てん」したことになる。守屋の「側近中の側近」とされる河村は「将来の次官」として出世レースのトップを走る。

 「普通なら自己破産だ。高級公務員といわれる者がこういうことで世間はどう思うか」と防衛相の石破茂は強い不快感を表明した。

   ■   ■

  業務上横領容疑などで逮捕された防衛専門商社「山田洋行」の元専務宮崎元伸(69)をめぐって東京地検特捜部は今春から、内偵捜査してきた。8月からは、 関係者の聴取を開始。9月には米司法当局に捜査共助を要請し、検事を米国に派遣した。ターゲットの1人は宮崎との癒着関係を続けてきた守屋だ。

 特捜部にとって予想外の事態が起きたのは、前首相安倍晋三の突然の退陣表明だった。11月1日のテロ対策特別措置法の期限切れが迫る中、政局は混迷を深め、守屋への過剰なゴルフ接待も明るみに出た。

 政局への影響を抑えるため、ぎりぎりまで宮崎逮捕の着手時期を探ってきた法務・検察当局が、着手を決めたのは逮捕前日の今月7日だった。

  衆院に続き、参院外交防衛委員会での守屋の証人喚問は今月8日の予定だった。ところが7日の与野党間の協議で、守屋に加えて宮崎の証人喚問を15日に行う ことで合意。9日に正式決定されることになった。「正式に宮崎の喚問が決まれば着手できない。政局次第で再び延期になる可能性もある。もう待てない」(検 察幹部)。特捜部は正式に宮崎の証人喚問が決まる前日の「空白の1日」を突き、宮崎の逮捕に踏み切った。

   ■   ■

 巨額な装備品をめぐる防衛省の暗部は、これまで疑惑のまま解明できなかった。特捜部は宮崎の逮捕を「入り口」に、守屋に対する贈収賄事件の摘発を目指すが、巨額の防衛装備品調達をめぐり、守屋から宮崎に対する便宜供与の解明が焦点となる。

 「守屋とは25年前からの付き合い」と言う宮崎。癒着が深く長いほど、わいろの趣旨が薄れてしまうという難しさがつきまとう。守屋への具体的な便宜供与を宮崎から引き出すことができるかどうか。捜査の行方はそこにかかっている。 (文中敬称略)=おわり

    ◇

 この企画は、荒井六貴、小嶋麻友美、加藤文、沢田敦、中沢誠、大村歩が担当しました。


「自Endポスターバナー作戦」遂行中!

 代表的な検索エンジン8個で「自民党政治」と検索してみたら、TBP「自民党政治」がすべて1位か3位、つまりトップ頁で出てきました

「自Endポスターバナー作戦」7作目「胡散臭いKY国対大島と国会喚問前タイミング守屋防衛省元事務次官を塀の中隔離、トカゲの尻尾切りいい子ちゃん自民イメージアップ 作戦進行中⇒粉砕」バナーです。
「国会喚問前タイミング守屋防衛省元事務次官を塀の中隔離、トカゲの尻尾切りいい子ちゃん自民イメージアップ作戦進行中⇒粉砕」バナー

 「自Endポスターバナー作戦」1作目、自End!:民主を励まし、クリンチ作戦・連立デマ謀略の自民を嗤うバナーです。
自End!:民主を励まし、クリンチ作戦・連立デマ謀略の自民を嗤うバナー

5作目、「2005・9・11小泉郵政詐術選挙の337議席、2代続けて負託(衆院選)なし、強行採決やりたい放題?公明党、池田大作の責任は大きい」バナーです。今、創価・公明党へのピンポイント攻撃が必要だと考えます。(笑)
2005・9・11小泉郵政詐術選挙の337議席、2代続けて負託(衆院選)なし強行採決やりたい放題?バナー

リンクをはるか雑談日記作成明示なしのバナー利用はお断りします。なおサイドエリアに表示させる場合と違い、エントリー中のバナー表示はコピペだけで簡単に表示できます。

開票(電子投票システム)急ぐより、選挙(衆院選)を急げ!
らんきーブログさん。

命落とすな、自公を落とせ!
わんばらんすさん。

政権交代は、あらゆる改革につながる本丸
村野瀬玲奈の秘書課広報室さん。

「確かな野党」から「確かな連立」へ!
らんきーブログさん。

「新聞テレビは『95%の小さな真実』の報道で『5%の大嘘』を目くらましする」
喜八ログさんのオリジナル「新聞テレビは『95%の小さな真実』を報道し『5%の大嘘』を正当化する」の「正当化する」を「目くらましする」とし、リメークしました。この場合は、漢語での簡潔な表現より、大和言葉の方がスッと腑に落ちる気がしたからです。

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2007年11月 8日 (木)

小沢氏会見、「読売」大新聞様は事実をねつ造するだけではなくて、記事自体もカメレオンのように変造していくんですね。(笑)

 Rolling Beanさんが『「誹謗中傷批判」を撤回したという読売新聞~』で紹介してくれたのを読まなければ気がつかない所でした。

 読売新聞と言うのは事実をねつ造するだけではなくて、記事自体もカメレオンのように変造していくんですね。(笑)まずは(下記記事参照)でキャプチャもした22時6分配信23時52分配信の同じ記事を比べて見てください。

◎小沢氏会見「マスコミの誹謗中傷」に関してのポイント。

1、当事者の一方の小沢氏、及び秘書などにも一切マスコミからの取材の申し込みすらなかった。

2、小沢氏から積極的、主体的に(党首会談を)持ちかけた事実はない。小沢氏主導で連立の話をしたかのような報道は、その意味においては事実と反するので、それについては撤回するつもりはない。

3、それ以外の(政治的抹殺等)言い回しが過ぎていたのなら撤回する。

◎悪辣な読売記事(下記記事参照)。

 読売の第一段落部分で言及しているのは、小沢氏が言った内、上記「3」の部分にしか過ぎない。しかし、表題とあいまって「小沢氏から積極的、主体 的に(党首会談を)持ちかけ、連立話をした」かのように印象付け、ミスリードしている。表題では『「誹謗・中傷報道」批判を撤回』と断言しており非常に悪 質。

 しかも第一段落部分のところ、22時6分の配信では「事実上撤回する考えを示した。」となっていたものが、23時52分の配信では「事実上」が抜けおち「撤回する考えを示した。」と断言していて極めて悪質だ。これではマスコミと言うよりも便所紙イエロー新聞だろう。


(クリックすると拡大します)

1226 Rolling Beanさんがキャプチャしてくれた22時6分配信の記事。


小沢代表、会見で「誹謗・中傷報道」批判を撤回
特集小沢ショック

 民主党の小沢代表は7日の記者会見で、「大連立」をめぐる報道に関し、「私を政治的に抹殺し、明白な誹謗(ひぼう)中傷報道だ」などの表現を4日の記者会見で使ったことについて、「私の言葉や、言い回しが過ぎていたとするなら、そこは撤回する」と述べ、事実上撤回する考えを示した。

  小沢氏は、自民、民主両党による連立政権構想の経緯について説明し、「2か月前だったか、さる人から呼び出され、食事をともにしながら、話をした。その内 容は、お国のため、『大連立』をというたぐいの話だった」と述べ、今年9月の福田政権の発足前から、党首会談を仲介した人物と「大連立」構想について話し 合っていたことを認めた。小沢氏は仲介した人物との会談の中で、「そういう(大連立の)たぐいの話は現実に政権を担っている人が判断する話で、私どもがと やかくいう話ではない」と述べたという。

 また、小沢氏は、10月30日の最初の党首会談の直前にも、首相の代理人と接触し、大連立をめぐって協議していたことを認めた。

  具体的には、小沢氏は、首相の代理人から「首相も是非連立をしたい」と言っていると言われ、「首相から直接、話を聞くのが筋だ」と答えたことを説明した。 ただ、小沢氏は「私から(党首会談を)持ちかけ、積極的、主体的に党首会談をしたかのような報道は、全く事実に反する」と主張した。
(2007年11月7日22時6分  読売新聞)

22352 23時52分配信の記事、雑談日記でキャプチャしました。


小沢代表、会見で「誹謗・中傷報道」批判を撤回
特集小沢ショック

 民主党の小沢代表は7日の記者会見で、「大連立」をめぐる報道に関し、「私を政治的に抹殺し、明白な誹謗(ひぼう)中傷報道だ」などの表現を4日の記者会見で使ったことについて、「私の言葉や、言い回しが過ぎていたとするなら、そこは撤回する」と述べ、撤回する考えを示した。

  小沢氏は、自民、民主両党による連立政権構想の経緯について説明し、「2か月前だったか、さる人から呼び出され、食事をともにしながら、話をした。その内 容は、お国のため、『大連立』をというたぐいの話だった」と述べ、今年9月の福田政権の発足前から、党首会談を仲介した人物と「大連立」構想について話し 合っていたことを認めた。小沢氏は仲介した人物との会談の中で、「そういう(大連立の)たぐいの話は現実に政権を担っている人が判断する話で、私どもがと やかくいう話ではない」と述べたという。

 また、小沢氏は、10月30日の最初の党首会談の直前にも、首相の代理人と接触し、大連立をめぐって協議していたことを認めた。

  具体的には、小沢氏は、首相の代理人から「首相も是非連立をしたい」と言っていると言われ、「首相から直接、話を聞くのが筋だ」と答えたことを説明した。 ただ、小沢氏は「私から(党首会談を)持ちかけ、積極的、主体的に党首会談をしたかのような報道は、全く事実に反する」と主張した。
(2007年11月7日23時52分  読売新聞)


 なお、下記『「誹謗中傷批判」を撤回したという読売新聞~』で紹介しているエントリー中のリンクはリンクが変です。www.asahi.comとなるべきところがblog.ameba.jpになってます。amebaがやっちゃってるのでしょうか。

なお、全文は以下のasahi.comのサイトから読むことができます。

asahi.com 07/11/7

    「むげにお断りできず」 小沢代表一問一答全文(上)

    「気力がぷっつんした」 小沢代表一問一答全文(中)

    仲介役「名前言えぬ」 小沢代表一問一答全文(下)

 記事は何ヶ月かすると消える場合があります。元記事を丸ごと保存することが大事です。以下、雑談日記で元記事をそのまんま保存しておきます。


 以下、11月7日小沢氏記者会見。資料として再録。

「むげにお断りできず」 小沢代表一問一答全文(上)

2007年11月07日17時54分

 民主党の小沢一郎代表は7日午後、両院議員懇談会で辞意を撤回し、代表を続ける意思を正式に表明した後、引き続き党本部で記者会見した。

 会見では冒頭、小沢代表が「先ほどの両院議員懇談会でのごあいさつで、私の思いは申し上げたつもりです。みなさまから質問を受けたいと思います」と話し、質疑応答が行なわれた。

 ――今後、次の衆議院選挙までの間に自民党との連立を進める考えはないのか。

 私の辞意表明に対し、代表代行、幹事長を中心に党内のいろんなご意見を集約して頂いて、翻意を促された。そのみなさまのご厚意に感銘を抱き、あの日から、私の会館、事務所にも連日、数百人の国民の皆さんからおしかり、激励のお話があり、今日にいたった。

 (大連立を進めないといった)条件は私の方からも党の方からも話はしておりません。ただ、連立問題について言えば、役員会でもそのことは考えに入 れずに総選挙でがんばる、というのが今日の結論であり、みんなの総意でありますので、ただひたすら総選挙に向けて全力でがんばっていこうということであり ます。

 ――連立構想を小沢代表がもちかけた、という報道が「事実無根の中傷」であるとの発言を撤回していただきたい。報道が間違っていると言うのであれば、その経緯を小沢代表から明らかにしてほしい。

 私は当事者の一方のはずであるが、私には取材の申し込みすらありませんでした。複数の関係者からの情報に基づいて、と書いているが私や民主党のことを含んでいない。それは公平ではないのではないか、という意味で申し上げました。

 私は政治家同士で内々で話したことについてこれまで一切外部にもらしたことはないが、2カ月前だったか、さる人からお呼び出しをいただき、食事を共にしながらお話をした。

 「お国のために大連立を」というたぐいの話だったが、私はまず、「われわれ民主党は、参議院選挙で国民のみなさんから大きな議席を与えて頂いた。 全党、衆議院も力をあわせてがんばろう、勝てる、という雰囲気の中であります」と申し上げた。それから「そういうたぐいの話は現実に政権を担っている人が 判断する話であって、私どもからとやかく言う話ではありません」と申し上げた。

 先月半ば以降、また連絡があり、「福田総理もぜひそうしたいとの考えだ。ついては、総理の代理の人と会ってくれ」という話があった。私も、むげに お断りできる相手の方ではないので、じゃあ参りますと言って指定の場所に行き、「本当に総理はそんなことを考えているのか」と質問すると、「総理もぜひ連 立をしたい、ということだ」。「では、あなたも本気か」とその総理の代理という方に質問したら、「おれも本気だ」という話でした。

 総理がその気であれば、総理から直接お話をうかがうのがスジではないでしょうか、と話を返しました。そしてあの党首会談の申し入れとなった、とい うのが事実であり、それが誰であり、どこであったかいうのは調べれば分かりますが、私の口からは申しません。それが事実であり、経過であります。

「気力がぷっつんした」 小沢代表一問一答全文(中)

2007年11月07日19時42分

 民主党の小沢一郎代表が7日午後、党本部で行った記者会見での質疑応答の中盤部分は、以下の通り。

 ――4日の会見でけじめをつけると言った。続投するにあたり、役員からの不信任は解消されたのか。辞意表明は軽率だったのではないか。

 私は昨年、代表に就任して以来、心身共にただひたすら、7月29日の参議院選挙に向けて、限界まで頑張ってきた。その意味では体も精神面も、かな りくたびれていた。最後の衆議院選挙で勝たなければ、離党して以来14、5年、私の政治家としての議会制民主主義を定着させたいという思いで、もう一踏ん 張り頑張らないといけないし、体などにむちを打ってきた。

 先のようなことになり、不徳のいたすことから党に迷惑をかけた。そういう思いが強くて、気力を張りつめていたものが途切れたというか、ぷっつんした。そのため、これ以上、表に立っていれば党に迷惑をかけ、国民に迷惑をかける。けじめをつけなきゃと心がいっぱいになった。

 その後、3人の皆さん、同僚の皆さん、何よりも毎日、個人事務所に、数百人からおしかりや励ましをいただいた。それがあいまって、おまえは仕事を 捨てて、やめちゃうのかという話がありまして、その点については忸怩(じくじ)たる思いがあって、党内の皆さんが総選挙まで頑張れ、ということだったの で、戦いのペースに気持ちが戻ったわけではないが、頑張ろうと、今日に臨んだ。

 ――党の力量不足に関して、メディア批判と党内分析を混同している。今後取材に積極的に応じて、民主党のこれからについて透明性を確保すべきではないか。

 私の無精や口べたで誤解があるなら反省し、わかりやすく丁寧にいろんな場面に応じていきたい。

 力量不足という意味は、政権を担当するうんぬんという話ではなく、選挙で自民党に勝てるほどではないということ。政権担当能力がないと言ったわけ ではなく、実際に、年金、農業、子育ての問題について、われわれの主張を現実の行政に実現していければ、誰も政権担当能力がないとは言う人はいなくなるの では。言葉足らずで、誤解が生じたのなら、反省しなければならない。

 ――自民党は特措法新法での修正を打診しているが、修正協議に応じないのか。国会では対決路線を保つのか。今後、党首会談にどう対応するのか。

 特措法に対しては、金めの問題は足して2で割るのができるが、基本的な考え方の違いですので、そういう手法は通じないと思っている。

 私は、一国の総理から話をしたいと言われて、話さないというのは筋道が違うと思っていた。それで会談に応じた。誤解のもとになってはいけないの で、明確に中身を役員会で検討してもらってから応じるか、応じないかを決めなくてはならない。基本的には今後、党首会談をやるようにはならないと思ってい る。

仲介役「名前言えぬ」 小沢代表一問一答全文(下)

2007年11月07日19時43分

 民主党の小沢一郎代表が7日午後、党本部で行った記者会見での質疑応答の後半部分は、以下の通り。

 ――仲介役は読売新聞の渡辺恒雄氏か。報道に対する抗議の中での「誹謗中傷」発言は撤回するか。

 具体的な名前は私の口からは言えない。私から主体的に党首会談で連立の話をしたかのような報道は、その意味においては事実と反するので、それについては撤回するつもりはない。その他について、私の言い回しが過ぎていたのなら撤回します。

 ――党首会談、大連立について2カ月前から話があったと説明したが、1日の宇都宮市の会見では「そういうことは考えていない」と言っていたが、整合性はどうなるか。

 水面下で話がなされていたと表現されていると、私が主体的にかかわっているように聞こえる。言葉遣いは気をつけて頂きたい。

 私は、あなたとは会えない、というたぐいの人ではないので、会った。その人は「お国のためだ」と熱っぽく話したと思います。(これに対して私は、 民主党は)参議院も勝って元気づいて、衆議院選挙に勝つという雰囲気だと言った。私どもは連立のうんぬんを言う立場ではないと言った。

 ――小沢代表は二大政党制は政党ではなく国民が決める、と主張していたはず。選挙を経ていない、党首会談で大連立を否定しなかったのは、なぜか。

 (党首会談では)特措法の話から入った。安保政策、平和に貢献するということについて総理大臣が、今までの政府の考えを、憲法を180度転換する確約をしました。総理にとって連立が前提でしょう。

 政治は国民のためにいいことをやるというのが、最終目標。年金でも農業でも、基本的な考えは全く違うが、我々の主張が一つでも実行できるなら、そ れもひとつの方法ではないか。政策協議をするというのはいいんじゃないか、ということを役員会に諮ったら反対だったので、やめた。もし、政策が実行できれ ば、政権担当能力が証明される。そうすれば、選挙に勝って、政権をとって、それによって二大政党制になると思ってやった。

「私にとって最後の一戦」小沢代表の辞意撤回理由全文

2007年11月07日18時37分

 民主党の小沢一郎代表が、同党両院議員懇談会で辞意撤回を正式に表明した。鳩山由紀夫幹事長の説明と小沢代表の発言は以下の通り。

 【鳩山由紀夫幹事長】 小沢代表が新たな気持ちで続投して頂く決意を固めて頂きました。(よっしゃー、拍手)。ご意見一つ一つをすべて小沢代表に ご覧頂いた。菅、輿石代行と共に、我々の思いはこうだと皆様方の思いを説明した。両院議員の皆様の、日本を、国の未来を大変心配する中、恥を忍んでと。参 院選挙は勝利したが、いつ解散総選挙があるかもしれない。国民が期待する政治をつくりだすために、小沢代表に新たな決意で臨んでもらいたい。私どもが日本 のおやじと敬愛する小沢代表にリーダーシップを果たして頂くようお願いし、私の報告とする。

 【小沢一郎代表】 このたび党首会談をめぐり、国民、民主党の支持者、党員、同僚議員に多大のご迷惑をおかけしたことを心よりおわびする。皆様のご叱正(しっせい)を頂き、二日間沈思黙考し、私の政治生命を来たるべき総選挙にかけると決意した。

 ご承知の通り、いまだなお、不器用で口べたな東北気質だ。振り返るとそれが今回の混乱の一因では。当初から党員、国民に私の思いを打ち明け、丁寧に説明すべきでなかったかと思う。国民、党員、同僚の皆様に私の思いを率直に語る。

 私は14年前、自民党を離党し、日本に議会制民主主義を定着させ、国民のための政策を実現する仕組み作りを目指した。これが14年間の私の唯一の 行動原理で将来も変わることはない。次の総選挙で民主党政権を実現しなければ死んでも死にきれないと必死だった。幸い先の参院選で参院の第一党という極め て重い地位をいただいたが、その大勝利の瞬間から二つの思いが深くなった。

 一つ目は次の衆院総選挙では何としても必ず勝利し、絶対に民主党政権を樹立しないといけないが、参院選勝利後の楽観的考え方では勝利がおぼつかな い。前回の3倍の議席で勝つことが絶対条件だ。この厳しい現実を直視しないで総選挙勝利はあり得ない。参院選勝利の余勢で勝てるほど甘くはない。正直参院 選の全国遊説では、日常活動をもっとやれと厳しく言われた。自民党に負けない活動で国民の理解、支持を得てもっともっと強くなるのが総選挙勝利の最低条件 だ。

 次の総選挙は敗北は許されない。その責任の重さと党の現状への危機感を私は毎日かみしめてきた。次の総選挙が私にとって最後の一戦であることは間違いない。

 衆院では自民党が圧倒的多数を占める衆参ねじれ国会で、マニフェストで約束した国民生活第一の政策をどうやって実現するかだ。参院の同僚が一生懸 命努力して法案を作り、いくつかの法案が可決し衆院に送付されるが、ねじれ国会では年金、子育てといった民主党の主要政策は実現困難だ。これで国民に許さ れるか、次の総選挙に勝ち、ねじれを解消するまでお待ち頂きたいと言い続けられるだろうか。国会の半分を担う民主党の責任への思いが深くなった。

 この二つを同時に解決する方法はないか。場合によっては、政権の一翼を担えば、私たちの主要政策がいま実現し、政権担当能力を目に見える形で国民 に示し、総選挙で勝つ可能性が高まるのではと考えた。最難関の安全保障で最大限の譲歩を示し、連立を打診されたとき、二つの課題を解消する一つの方法と考 え、政策協議について役員会に話した。しかし政策協議に応じず、政権交代を目指すとの声が多く、私は直ちに福田首相に伝えた。

 今思えば、それで総選挙に向けて頑張ろう、私が先頭に立つと、まとめればよかったと考え、反省している。しかし、その後いろんな憶測や誤解で混乱 が生じたのでけじめをつけないといけないと思い、代表辞職願を提出した。いかにも不器用なやり方だった。しかしそれにもかかわらず三役、衆参両院議員が混 乱を治めてくれた。心から感謝する。みなさまのご厚意に私も新たな覚悟を持って答えないといけない。もう一度代表を務め、最後の決戦にあたりたい。どうぞ 皆さんご協力お願い申し上げます。

 そして、本日を再スタートの第一歩とし、菅さん、鳩山さん、輿石さんとともに衆院選挙対策本部を立ち上げ、衆参一体の選挙協力態勢を確立したい。

 一年半前、私は自分が変わらないといけないと約束した。死にものぐるいで頑張る。みんなで政権交代に向けて頑張ろうではありませんか。

 最後に国民におかれても、政権交代を実現し、国民生活第一の政策を実行するためのご支持をお願いします。


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2007年11月 6日 (火)

与党には甘く、野党にはやたら厳しい日本のマスゴミ。「今のままでは衆院選を勝てない」発言を何度も言うノータリン荒川強啓。(笑)

 欧米では政権党には厳しくがジャーナリストとしては普通のことのようだ。そうでなければチェック機能も果たせずジャーナリストとしての甲斐がないということなのだろう。

 ところが日本では逆で、与党には甘く、野党にはやたら厳しいのが日本のマスゴミである。

20071106  さっき、TBSラジオ荒川強啓のデイキャッチを聞いていたら、4日の小沢氏会見での「今のままなら民主党は衆院選に勝てない」発言をしつこく繰り返し繰り返し取り上げていた。「こんな発言をするようでは党首としては相応しくないのでは」とか、。

 そんなの小沢氏でなくても別に珍しいことでもないだろう。叱咤激励や引き締める意味で自民党だろうがどこの政党だろうがやっていることだ。

 時に「かなりの手ごたえがありそうだ」と励まし、時には「今のままでは苦戦しそうだ」と引き締めるなんてのは当たり前のことだろう。

 それよりも何よりも、「敵を知り」、それ以上に「己を知らなければ」戦いに勝てる訳もなかろう。現実をありのままに認識できず、おいしい現状認識しかできないようならそれこそリーダー失格なんじゃないの。そんなリーダーが最近までいたな。安倍というのが、。(笑)

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