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2016年8月31日 (水)

2016年8月の小出裕章ジャーナルなど&自由なラジオ Light UP!

 毎月、月末に表示するようにしておきます。

前月のは⇒2016年7月の小出裕章ジャーナルなど。 

 

20160829 報道するラジオ 「夏休み企画その6 子どもに伝える労働法」
tacc77
https://www.youtube.com/watch?v=Y2cghDztuY8

2016/08/29 に公開

概要:
■2016年8月29日【月】 夏休み企画その6 子どもに伝える労働法

ここ数年、「ブラック企業」「ブラックバイト」という言葉を、頻繁に聞くようになりました。
ブラックな働かせ方がなくならないのは、働く側に「労働法」の知識がなくて、雇用者の違法性に気づかなかったり、おかしいと気づいても声を上げなかったりすることも、背景にあります。
みなさんは、労働者にどんな権利があるか、学校などで教わったことがありますか?
今夜は、高校や大学に出向いて、寸劇を使って労働法の知識を伝えている、NPO法人「あったかサポート」の社会保険労務士3人に、スタジオにおいでいただきます。
飲食店の店長と学生アルバイトの会話、学生と労働相談員の会話の寸劇を、実際に演じていただき、労働時間・賃金・休憩時間・休日など、案外知らない労働関連の法律について、解説していただきます。
学生の方で、自分の職場の労働条件や労働環境について、疑問を持ったことがある方、質問やご意見を、メール・FAXで送ってください。

報道するラジオホームページ
http://www.mbs1179.com/hou/ 

 

20160827 自由なラジオ #22「小出裕章ライトアップジャーナル」
tacc77
https://youtu.be/gtx0LEA4LEE

2016/08/27 に公開

概要:
原発とテロ、特定重大事故等対処施設について

寄付・カンパは、
城南信用金庫 店番:大井支店 003 口座番号:普通 862014 ジユウナラジオ
郵便振替 00920-0-309110 口座名 自由なラジオ
ゆうちょ銀行四〇八店 普通6855587 シャ)自由なラジオまで

自由なラジオ Light Up!【公式】
http://jiyunaradio.jp/ 

Twitter【公式】
https://twitter.com/jiyunaradio 

 

20160822 報道するラジオ 「夏休み企画その5 子どもたちに伝える憲法」
tacc77
https://youtu.be/PMe2ggAwR5M

2016/08/22 に公開

概要:
■2016年8月22日【月】 夏休み企画その5 子どもたちに伝える憲法

憲法への関心が急速に高まっています。
先月の参議院選挙では、衆議院に続いて「改憲勢力」が3分の2以上となり、国会が憲法改正を「発議」することができる議席数を確保しました。
総理は秋の臨時国会から憲法論議が活発化することへの期待を表明しています。
憲法の中身で「国のかたち」は大きく変わります。
若い世代も憲法のことを十分理解してもらいたい。
精一杯わかりやすく憲法を説明します。
「檻の中のライオン」という本を書き、憲法を説明している弁護士の楾大樹(はんどうたいき・ひろしま市民法律事務所所長)さんにスタジオに来てもらい話を聞いていきます。

報道するラジオホームページ
http://www.mbs1179.com/hou/ 

 

20160815 報道するラジオ 「夏休み企画その4 子どもに戦争を伝える」
tacc77
https://youtu.be/98qM3GEA_a4

2016/08/15 に公開

概要:
■2016年8月15日【月】 夏休み企画その4 子どもに戦争を伝える

きょうは終戦の日。戦争体験者が減っていく中、子どもたちに、どのように戦争を伝えるかは大きな課題です。
今夜のゲストは、学校などで戦争の話を子どもたちに語る活動をしているジャーナリストで、「新聞うずみ火」代表の矢野宏さんと、大阪大空襲で全身大火傷を負った語り部の浜田栄次郎さん(87歳)です。
戦争でひどい目にあうのは、戦地に行く兵士だけではありません。子どもや女性も空襲で亡くなったり大怪我を負ったりして、戦後も苦しみ続けました。
戦争とは何なのか、空襲で子どもたちはどんな苦しみを経験するのか、矢野さんと浜田さんに、じっくり伺います。
ぜひ、子どもたちにも聞いてもらってください。
お二人に質問のある方は、メール・FAXでお寄せください。

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http://www.mbs1179.com/hou/ 

 

20160813 自由なラジオ #20「小出裕章ライトアップジャーナル」
tacc77
https://youtu.be/ewdFI157p70

2016/08/13 に公開

概要:
浜岡原発と大地震の問題について

寄付・カンパは、
郵便振替 00920-0-309110 口座名 自由なラジオ
ゆうちょ銀行四〇八店 普通6855587 シャ)自由なラジオまで

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20160806 自由なラジオ #19「小出裕章ライトアップジャーナル」
tacc77
https://youtu.be/DZB19BD6bpA

2016/08/08 に公開

概要:
京大付属病院での放射性物質火災について

寄付・カンパは、
郵便振替 00920-0-309110 口座名 自由なラジオ
ゆうちょ銀行四〇八店 普通6855587 シャ)自由なラジオまで

自由なラジオ Light Up!【公式】
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https://twitter.com/jiyunaradio 

↑の4分33秒の所から出てくる、河合弘之弁護士が監督した映画『日本と原発』上映会後の講演会動画の↓ご紹介。

【保存版】 河合 弘之 × 飯田 哲也 映画 『 日本と原発 』 シンポジウム in 大津 [ 2016.03.26 ]
Channel K
https://youtu.be/fW6e4eBaYbQ

2016/04/18 に公開

48分34秒〜52分32秒の部分は "河合弘之弁護士監督『自然エネルギー未来からの光りと風(仮題)』予告編" なのですが、音も出ず映像も見えずになってます。2分39秒の予告編ですが、映画としてのレベルも高くなかなか見応えがあります。↓以下動画です。

(動画挿入始め)
河合弘之弁護士監督『自然エネルギー未来からの光りと風(仮題)』予告編
再投稿
お散歩
http://www.dailymotion.com/video/x4qywse

投稿者 osanpodeonigiri
(動画挿入終わり)

2時間8分22秒〜、必聴、世界での自然(再生可能)エネルギーの動向、例としてドイツでの動きについて。
2時間13分42秒〜、面白い話しとして米軍が自然エネルギーを兵站(logistics)に使えると本格的に研究を進めている話し。現在は主に通信機器関係だが。
2時間18分12秒〜、現在自然エネルギーの絶対量が大きいのは中国。最初中国は日本に学ぼうと留学生を寄こした。日本はその当時技術的にはある程度高かったのだが本気でやっていなかったので中国は業を煮やしてドイツに乗り換え、2005年に爆発的に増やした。
2時間21分26秒〜、電力自由化と自然エネルギーについて。キーワード、優先接続、優先給電、FIT電源。

概要:(【保存版】 河合 弘之 × 飯田 哲也 映画 『 日本と原発 』 シンポジウム in 大津 [ 2016.03.26 ]の概要
先日、滋賀の大津にて、河合 弘之さん(映画『日本と原発』監督、弁護士)と 飯田 哲也 さん(NPO法人 環境エネルギー政策研究所・所長)による、映画『日本と原発』上映後の講演、および、鹿野 隆行さん(みんなで決めよう「原発」国民投票 運営委員長)による報告(「原発住民投票 ~伊方原発再稼働の是非を問う八幡浜市住民直接請求~」)、それに続くシンポジウム(「高浜原発再稼働と今後」)と、今回は約3時間、映像撮影をさせて頂きました。どうぞぜひご覧下さい。 [ 2016.04.14 / 清瀬 航輝 ]
 
日時 : 2016年03月26日(土) 午後04時30分 ~ 午後07時30分 頃
場所 : 大津市ふれあいプラザ 大会議室(滋賀県 大津市、明日都浜大津 5階)
主催 : 高浜原発再稼働について考える会
協力 : みんなで決めよう「原発」国民投票

 

20160808 報道するラジオ 「夏休み企画その3 子どもたちに伝える原爆」
tacc77
https://youtu.be/D5qr_3QNIU4

2016/08/08 に公開

概要:
■2016年8月 8日【月】 夏休み企画その3 子どもたちに伝える原爆

原爆投下から71年。8月6日は広島、あす9日は長崎。
きょうは、広島のRCC中国放送のスタジオと結んで放送します。
今年はオバマ大統領が広島を訪問し、広島を訪れる人が増えています。
RCCのスタジオには、子どもに原爆投下の話を伝えている広島平和ガイドの高橋信雄さんに来て頂いています。
また、福本晋悟アナウンサーが今日取材した広島を報告します。

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20160801 報道するラジオ 「夏休み企画その2 中高生に伝える政治」
tacc77
https://youtu.be/XXd59W-nS_E

2016/08/01 に公開

概要:
■2016年8月 1日【月】 夏休み企画その2 中高生に伝える政治

7月の参院選から、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられましたが、若者の投票率や政治に対する関心は、なかなか高まりません。
若者が政治を身近に感じられるようにするためには、何が必要なんでしょうか。
きょうは、朝日学生新聞社・編集部長の松本宏樹さんにスタジオにおいでいただき、朝日中高生新聞について、お話いただきます。
朝日中高生新聞は、毎週日曜日に発行され、中高生によくわかるニュース解説や、朝日新聞のコラム「天声人語」を題材に読者に作文を書いてもらうコーナー、さまざまな仕事の紹介、注目の芸能人のインタビューなど、多岐に渡る記事を掲載しています。
きょうは、奨学金問題や国会議員の選挙などについて、読者から寄せられた作文を紹介しながら、中高生に政治を伝える工夫と難しさをお話いただきます。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章

原子炉時限爆弾 広瀬 隆


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2016年8月24日 (水)

「国威発揚」の五輪憲章真逆解説にも腰を抜かしたが、くだんの刈屋富士雄 解説委員の『時論公論』頁が改竄されてて再度ビックリ。

 NHK解説委員刈屋富士雄による「国威発揚」の五輪憲章真逆解説にも腰を抜かしたが、くだんの刈屋の『時論公論』頁が改竄されてて再度ビックリ。変更したことの説明もなければ、「これは不適切」と気がついたのなら謝罪すべきだがそれもない

 これまでの流れとしては、
8月21日、籾井勝人会長に金玉抜かれた安倍様のNHKが「おはよう日本」中、「国威発揚」に違和感もいだかず良いものとして流した(説明は刈屋富士雄解説委員)。
8月22日、『時論公論』中、誰もこのキーワード「国威発揚」のヤバサに気がつかずディレクターもノーチェック、かつ解説委員刈屋富士雄も能天気に「国威発揚」を違和感もいだかず良いものとして使った。
これがヒトラーとの絡みでまずいよと気がついたツイがTwitterに流れた(初出は8月21日)
それにマスコミの一部が気がつき報道(初出は8月22日)
更にネットに広がり大騒ぎw。
慌てたNHKが『時論公論』頁を改竄までして隠蔽しようとした。
時既に遅くw、改竄・変更の証拠画像がさらにTwitterにアップされた(←今ここw)。
NHKは終わってますw。

参考:植草さんのココログで紹介されました。その植草さんのを阿修羅で赤かぶが紹介していますが、間接投稿の形をとることで植草さんのエントリーの表題を変更し、画像部分も省略してます。←(阿修羅のも全頁保存と全頁キャプチャ保存完了)

 

↓「おはよう日本」で説明する刈屋富士雄解説委員。
Cqcn6iwuiaaadrr

 

ドン引き「国威発揚」発言した『時論公論』刈屋富士雄の解説頁、証拠隠滅改竄前の画像を拡大・スクロールして見るなら

ドン引き箇所を削除した『時論公論』刈屋富士雄の解説頁、証拠隠滅改竄後の画像を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/28SOBA/status/769064114975023108

 

 平和、人権、差別撤廃は…もはや眼中にない「民族の祭典」ってツイートされちゃってますw。ヒトラーは国威発揚」の手段としてベルリン・オリンピックを使った(←雑談日記の、“ヒトラーが悪用したベルリン・オリンピック” 映像採録エントリに飛びます)。

https://twitter.com/manauwf/status/767140631944630272

 

福島原発の凍土壁破綻報道も黙殺 「国威発揚」ムード一色の異様 の記事を拡大・スクロールして見るなら

東京五輪に賛意や祝意を示さないと「非国民」扱いの怖さ 五輪バブルが弾けたら前回の東京五輪以上の大不況が来る の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/768341919743172609

 

 記事をいくつか採録。

2016年8月24日8時47分 紙面から
東京オリパラに水差す番組
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1699496.html

 ★リオ五輪が終わった。この後はパラリンピックが始まる。オリ・パラと2つで1つという考え方は定着したものの、先進国での五輪開催は新興国とは違う。パラリンピックの成功が東京オリパラの成否を分ける。ロンドン五輪の成功はパラリンピックの成功があったからと言われる。その後に東京が続けるかがひとつのポイントになろう。

 ★しかし、その先進国型五輪の成功という目標に水を差す番組があった。22日朝のNHKの番組でリオ五輪成果と課題として五輪開催5つのメリットという解説が同局解説委員・刈谷富士雄からあった。<1>国威発揚<2>国際的存在感<3>経済効果<4>都市開発<5>スポーツ文化の定着。だがオリンピズムの根本原則には「スポーツをすることは人権の1つである。すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。オリンピック精神においては友情、連帯、フェアプレーの精神とともに相互理解が求められる。その権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会のルーツ、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない」と全く逆の価値観を示している。

 ★ことにリオ五輪では初めて内戦や紛争で祖国を追われた10人が「難民選手団」として参加するなど、国威発揚や国際的地位など先の大戦でドイツのヒトラーがベルリン五輪を民族の祭典と称したことを繰り返してはならないと各国が協力していることを無視した説明だ。それにしても国威発揚が五輪のメリットの一番最初に掲げられるなら、東京オリパラはどんな大会になってしまうのか。(K)※敬称略

政界地獄耳

政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 

五輪メリットは「国威発揚」 NHKが憲章と真逆の仰天解説
2016年8月22日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188253/1

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NHKは五輪憲章を理解していないのか(C)日刊ゲンダイ

 ビックリ仰天した視聴者も多かっただろう。21日のNHKの番組「おはよう日本」。オリンピックを扱ったコーナーで、「五輪開催5つのメリット」としてナント! 「国威発揚」を挙げていたからだ。

「リオ五輪 成果と課題」と題し、刈谷富士雄解説委員が登場。刈谷解説委員は、まず、過去最多の41個のメダルを獲得したリオ五輪の日本勢の活躍について「目標を達成した」と評価。そして、2020年の東京五輪に向け、競技人口の底上げやスポーツ環境を整える必要性を訴えた。驚いたのは次の場面だ。

「何のためにオリンピックを開くのか。その国、都市にとって何のメリットがあるのか」と投げ掛けると、五輪のメリットとして真っ先に「国威発揚」を示したのだ。

 オリンピックを国威発揚の場にしたのがナチス・ドイツだ。聖火リレーの導入やサーチライトを使った光の演出など、ヒトラーは権力を世界に見せつけるため、徹底的に政治利用した。その反省から生まれたのが、オリンピック精神の根本原則を示した「オリンピック憲章」だ。JOC(日本オリンピック委員会)ホームページの「オリンピズムってなんだろう」と題したコーナーで、同憲章は〈オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない〉とある。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188253/2
 JOCもわざわざ、〈みんなはメダルの数を国別で数えたりして、ついついオリンピックを国同士の競争のように見てしまいがちだろう? でも、オリンピックで勝利をおさめた栄誉は、あくまでも選手たちのものだとオリンピック憲章では定めていて、国別のメダルランキング表の作成を禁じているんだよ〉と説明。「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会を奨励する」というオリンピック憲章の精神は、戦争や独裁政治、国威発揚とは相いれない。つまり、NHKの解説はオリンピック憲章の理念とは真逆なのだ。

 NHKを含む大メディアが「メダル41個で過去最高」と大ハシャギしているのも、本来であればオリンピック精神に反する行為なのだ。スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう言う。

「NHKがオリンピック憲章を理解していないことがハッキリした。そもそも国威発揚で国家間競争を煽るような勝利至上主義が、五輪のドーピングの問題を生み、スポーツ競技そのものを壊している。メディアならば、それをきちんと認識する必要があります。影響力があるテレビ、それもNHKが先頭に立って国威発揚をメリットに挙げてどうするのか。許されません」

 リオ五輪で、柔道の日本選手が「銅メダル」を獲得したにもかかわらず、「すみません」と謝罪していた姿に違和感を覚えた人は少なくなかったはず。これも勝利至上主義が招いた悪しき慣習だ。メディアがその片棒を担いでどうするのか。

  

 以下、資料として採録。

 最初にアップされていた改竄前の頁(改竄部分を説明しました

2016年08月22日 (月) 
「リオ五輪から東京2020へ」(時論公論) 
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/251068.html

刈屋 富士雄  解説委員

歴史的なメダルが連日誕生しました。寝不足になりながらもスポーツの持つ魅力に心揺さぶられた方も多かったと思います。閉幕したばかりのリオデジャネイロオリンピックを、二つの視点で振り返ってみたいと思います。

SOBA:(↓すべてクリックすると拡大します)
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前半は、日本選手団の総括、そして後半は、4年後の東京大会に向けて、リオデジャネイロ大会が問いかけたものを考えます。

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日本選手団の大会前のメダルの目標は、金メダル14個、メダル総数30個以上でした。金メダルの数は届きませんでしたが、メダル総数は目標を大きく上回り過去最多となりました。しかも歴史的なメダルが数多くありました。
感動の大きさや、メダルの総数から4年後の東京大会に向けて着実に歩みを続けているかのように感じますが、ロンドン大会の時と冷静にその内容を比べてみますと、金は増えましたが銀は減り、銅が増えています。そしてここが大きなポイントですが、ロンドンの時は、全競技26競技のうち、半分にあたる13競技でメダルを取りました。しかし今回は、2競技増えて28競技のうち、10競技に留まっています。
ロンドン大会では、日本のスポーツ界の層の広がりと厚さ、底上げに成功しつつある成果と評価する声も上がりました。その4年後の今回、メダル数は増えたにもかかわらず、メダルを獲得した競技数が減っていることを考えると、2020年に向け、ロンドン大会をホップ、リオ大会をステップにしたかったところですが、印象としては、またホップという感じです。
注目したい点は、ロンドン大会から4年たった今回表れた傾向、競技団体の二極化です。ロンドン大会からしっかりとつながっている競技団体と、つながっていない競技団体が分かれてしまいつつあるという点です。

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ロンドン大会に引き続いてメダルを確保した競技のうち、競技団体が組織としてロンドン大会からつながっている印象を受けたのは、水泳、体操、レスリング、バドミントン、卓球、そして柔道です。
つながらなかった競技は、前回メダルを取ったアーチェリー、フェンシング、ボクシング、バレーはメダル争いには加われず、女子サッカーは出場もできませんでした。
今回のメダル量産の最大の要因は、柔道の復活です。
ロンドンでは、国際化の流れについていけず惨敗した日本柔道が、わずか4年で復活への階段を上る姿を見せました。

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その復活のポイントは、(1)国際化への対応(2)ルール改正への適応(3)代表選考のオープン化などです。
国際化への対応というのは、世界の柔道は、各国に伝わる様々な格闘技の要素を取り入れ進化していたうえに、ポイントを重視していた流れができていました。この流れを選手に体感させ、国際大会で強かった選手を選考し、その選考会議をマスコミに公開して、改革の決意を見せました。組み手を重視するルール改正も追い風になりました。

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又、水泳と体操の大きな特徴は、代表選考基準が明確な点です。夢への道筋がはっきり示されていますので、全国どこからも挑戦できます。その結果、年齢の幅が広がり、10代から20代30代と層が厚くなっています。
バドミントンや卓球は、テニスの錦織選手も含めると、ラケット競技ですべてメダルを確保しました。これは、技術、俊敏性、戦術などの要素の強いスポーツは日本人に向いていることを証明しました。その流れでいえば、陸上男子の400メートルリレーも、バトンパスという技術を磨いたことで9秒台を並べた強豪チームを相手に見事な銀メダルを獲得しました。そしてレスリング、特に女子レスリングは、世界に先駆けて強化を進め、階級変更にいち早く対応しました。又吉田沙保里選手に憧れる若手が、吉田選手の練習を見て育つなど層が厚くなってきました。今回4連覇はのがしましたが、吉田選手の果たしてきた功績は計りしれません。
さて、一方前回ロンドン大会でメダルを取りながら、連続してのメダルをのがしたり、なかなかメダル争いに加われない競技団体は、この4年間で、あまり競技環境を変えることができなかったともいえます。競技団体をあげての次世代の育成強化が進みませんでした。これは単に競技団体のみの責任ではありません。日本のスポーツ界全体が取り組むべき最大の課題です。この課題に取り組むことなしに、メダルの数だけ増やそうとしても、その後何も残らないということになってしまいます。
2020年までに取り組む大きなポイント二つあげたいと思います。
 
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トップ選手の待遇改善と競技の環境づくりです。つまり頂点を引き上げ裾野も広げることです。
頂点が高くないと裾野は広がりません。ボルト選手やフェルプス選手のような数億円の年収をとは言いませんが、トップ選手が競技に専念出来、引退後のセカンドキャリアも選択の道が複数あるような環境が必要です。
2020年に向けて、プロなのか会社員なのか立場の分からない選手や、競技に専念出来ない選手が続出してきそうですので、競技団体が責任を持って管理していく体制づくりが必要です。
もう一つの競技の環境づくりですが、いろんな競技が楽しめる施設を全国に広げる必要がありますし、実は今が大きなチャンスです。スポーツ庁は、スポーツ産業戦略の中で、スタジアム・アリーナ改革をあげています。全国の体育館や競技場を、多機能型に転換し収益性のある施設へと生まれ変わらせるというものです。各競技団体はスポーツ庁と連携を図り競技施設の普及、それに伴うスポーツクラブ化を目指してほしいと思います。
更にナショナルトレーニングセンターの登場で、トップ選手の強化が進みましたが、次世代の選手の育成のためにナショナルトレーニングセンターの数を増やし、地方に増設することも、トップクラスの選手層を厚くすると同時に、将来にスポーツ文化の財産として残すためにも、検討する価値はあると思います。2020年以降に何を残せるかが、2020年に取るメダルの数よりも大切だと思います。

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さて、ここからは、「リオデジャネイロオリンピックが、問いかけたもの」について考えます。その問いかけは、何のためにオリンピックを開くのかということです。
今回リオデジャネイロから伝えられた競技以外のニュースは、マイナスのイメージばかりです。経済不況。続出する強盗被害。空席の目立つ会場・・・。
ロンドンオリンピックの後のアンケートで75%の人が、イギリスを訪ねてみたいと答えていますが、果たして今、リオデジャネイロを訪ねてみたいと答える人はどれくらいいるでしょうか。
ブラジルでオリンピックを開催したメリットとして、今のところ明言できるのは、男子サッカーで悲願の金メダルを取ったことです。この金メダルが、リオ大会唯一の成果としてブラジル国民に語り継がれることになってしまうかもしれません。
何のためにオリンピックを開くのか。国際的にはオリンピック精神の普及ですので、南米初の大会はそれだけで意味はあります。
しかし開催国のメリットは何でしょうか。1984年商業主義を導入したロサンゼルス大会以降言われてきた主なメリットは次の5点です。

SOBA:ここからが改竄・変更箇所部分。下記画像を削除し、その下の①の 国威発揚を削除。②以下を繰り上げ、⑤を 国民を元気に に変えて追加
J160822_08_0

① 国威発揚
② 国際的な存在感
③ 経済効果
④ 都市開発・街づくり
⑤ スポーツ文化の定着
です。
ロンドンは、都市開発費も含めておよそ3兆円を投入しましたが、この5点をすべて満たしていたとして、市民からも大きな批判の声は、おきませんでした。開催費用に見合った成果。東京も、何にいくら使うのか、改めて明確にする必要がありそうです。
この5つのポイントで、今回のリオデジャネイロが満たしている点は、今は、なかなか明言できないのが残念です。
今回のリオデジャネイロ大会を見て、今後オリンピックを開催したいという都市は減ってしまうかもしれません。
その点でも、今回はオリンピックの歴史の中で、曲がり角の大会と位置付けられそうです。そして、その曲がり角の先に東京があります。
東京は、オリンピックを招致する際、大震災からの復興した姿と平和、そして人類の未来を見せると約束しました。
オリンピックを開催することの意味を国内外に発信し、オリンピックの未来の形を示せるか。東京は、東京の未来と同時に、オリンピックの未来という大きな荷物を背負いました。

(刈屋 富士雄 解説委員)

 

 以下、改竄・変更箇所の再確認

1、「国威発揚」が表示されている“オリンピック開催のメリット”画像を削除。

2、その下の箇条書き部分を下記のように変更。

変更前。

① 国威発揚
② 国際的な存在感
③ 経済効果
④ 都市開発・街づくり
⑤ スポーツ文化の定着

↑の① 国威発揚を↓削除し、↑の② 以下を↓繰り上げ、↓⑤ 国民を元気に と変更して追加した。

変更後。

① 国際的な存在感
② 経済効果
③ 都市開発・街づくり
④ スポーツ文化の定着
国民を元気に

 

 以下、JOC(日本オリンピック委員会)ホームページ中にあるオリンピック憲章、オリンピック精神についての解説。このオリンピックの根本精神も理解せず、「国威発揚」を先ず第1にあげるのが公共放送NHKの解説者ってんですから恐れ入谷の鬼子母神w。

 

第3回 オリンピック憲章を読んでみよう II
http://www.joc.or.jp/olympism/education/20090201.html

(略)

オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない

 それってどういうこと?
 つまり、オリンピックは国同士の競争ではなくて、その競技に出場する選手やチーム同士の競争です、と定めているんだ。
 でも、表彰式では勝った選手の国の国旗をかかげたり、国歌を演奏したりしているよ。
 それは、メダルを獲得した選手たちをたたえるための、ひとつの方法としてやっているんだ。お父さんも含めて、みんなはメダルの数を国別で数えたりして、ついついオリンピックを国同士の競争のように見てしまいがちだろう? でも、オリンピックで勝利をおさめた栄誉は、あくまでも選手たちのものだとオリンピック憲章では定めていて、国別のメダルランキング表の作成を禁じているんだよ

 

 オリンピック憲章、オリンピック精神についての解説頁を証拠保存

(↓クリックすると拡大します)スクロールして見るなら
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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2016年8月12日 (金)

辺見庸 私事片々(08/09)汝アホ臣民ニ告ク 2016/08/08〜全保存 雑談日記Archive

 削除状態に気がついたのは12日夜半。私事片々を今までと同様、アーカイブ保存しておきます。エントリー中言及している相模原障がい者殺傷事件の琉球新報(共同通信配信)の記事も採録しました

 なお、辺見庸さんの(日録)私事片々の雑談日記Archiveを始めようと思ったメモなどはこちらで。辺見さんがよく言う「エベレスト」についてはこちらで

 以下、辺見庸ブログの(日録)私事片々をすべてアーカイブ保存しておきます。写真が多いので、2エントリーずつアップします(表示順は元ブログと同じく上から降順です) 今回は前回と同じく1エントリーだけ。

 

追記(9月17日):同じく胸がすく辺見さんの罵倒エントリー⇒辺見庸 (日録)私事片々2016/05/28〜から全保存 雑談日記Archive(オバマ広島訪問と安倍政権やマスコミについて、新藤兼人監督の映画『原爆の子』の紹介も

 

追加(9月6日):以下追加。8月27日にアップされ9月6日に削除されてました。

2016年08月27日
日録

私事片々
2016/08/27〜
http://yo-hemmi.net/article/441404513.html

『民主主義の内なる敵』

急いでやらなければならない仕事がたんとあるのに、ツヴェタン・トドロフの『民主主義の内なる敵』(大谷尚文=訳 みすず書房)を読みはじめたら、とまらなくなった。トドロフをむかつく〝楽観主義者〟と誤解してきた、わたしをふくむ絶望教信者(または口先だけのラディカリスト)をも、そうでないものをも、この本はいったんたちどまらせ、しばらくは虚心にかんがえさせる力がある。「民主主義」の幻を、たとえそれがファシズムの母胎であったにせよ、かいま見たような気にさせてくれる。「反共産主義者のなかでもっとも好戦的なのは、転向した旧共産主義者である」。然り。きのうはエベレストにのぼったが、けふはのぼらなかった。(2016/08/27)

 

参考:(補記2)までの最終確認は 8月12日14:23(←クリックすると拡大します、私事片々キャプチャ画像)。(補記3)は採録しきれなかったので阿修羅から採録この部分の追記→2016/08/15 8:50に(補記3)を含む私事片々を「2016年8月12日 11:25:52 GMT に取得」のグーグルキャッシュで拾えました。2016/08/12夜半にググった時にはキャッシュで出なかったものです。(ちなみにGMTと比べ日本時間は8時間前なので2016年8月12日 11:25:52 GMTは日本時間では2016年8月12日 03:25:52 )。

 阿修羅のでは最初の忠良ナル汝アホ臣民ニ告ク!では2段落目に違う所があり、忠良なる汝アホ臣民ニ告ク!(二白)は4段落全部で違う箇所があります(投稿日時が8月9日 23:23:06 なので、その後辺見さんが書き直したのが反映されていない)。辺見さんの書き直しは、僕が気がついただけでも、最初の「忠良ナル汝アホ臣民ニ告ク!」で3回、「忠良なる汝アホ臣民ニ告ク!(二白)」で1回、「忠良ナル汝アホ臣民ニ告ク!(補記2)」で1回。「補記」以下の阿修羅投稿は別投稿になっているので8月11日 08:42:42と、8月12日 10:51:01と、8月13日 15:38:51の投稿)辺見さんの書き直しが反映されているようです。(補記3)は自分自身が採録出来ていなかったので書き直しがあったのかなかったのか未確認(多分アップから削除まで時間がないので書き直しはなかったかも)。(補記3)部分でも阿修羅投稿で1箇所違っているのを2016/08/15 8:50に拾えたグーグルキャッシュで見つけました。「あこがれの中心として将来も敬愛することは日本人の高い道徳的教養でなければならない」部分の下線、阿修羅投稿のにはないです。すべて辺見さんの原文どおりにしておきました。

 

2016年08月09日
汝アホ臣民ニ告ク
http://yo-hemmi.net/article/440874162.html

私事片々

忠良ナル汝アホ臣民ニ告ク!

慶べ、國軆はけふ、めでたく護持せられたぞ。父、第124代天皇の罪咎はチャラになったぞ。ウルトラ極右政権はいっそう強化せられたぞ。政権支持率はまたアップしたぞ。防衛大臣もやる気マンマンだぞ。共産党も天皇制を支持しておるぞ。バカマスコミは挙げて國軆の精髄と美質を宣伝しまくり、皇室をとことん賛美しておるぞ。野党共闘はハナからインチキだぞ。ボケのトリゴエで勝てるわきゃない。そんなこたあ、みんな先刻承知だったぞ。ヌッポンゼンコクみんなイカサマだぞ。

オキモチなのだ。オキモチとオコトバだぜよ。オキモチって、どう書くか知ってるか。「お肝血」である。戦火でうしなわれたおびただしい「お肝血」を、10分間のオキモチ表明で無化してやったぞ。ざまあみろ!このうえは、誓って國軆の精華を発揚し、世界の進運におくれざらんことを期すべし。汝臣民、それよく朕が意を体せよ。ヌッポン、チャチャチャ。さあ、貧乏人はもっと飢えなさい。重度障がい者はもっとおびえなさい。在日コリアンも毎日ふるえなさい。忠良ナル汝アホ・ヌッポン臣民ドモニ告ク。おまえらは最低のクズ、カス、クソッタレだぜ。御名御璽
(2016/08/08)

忠良なる汝アホ臣民ニ告ク!(二白)

朕のオ・キ・モ・チ発表の真意がドアホどもにバレずによかったぜよ。朕のオキモチは「生前退(譲)位」のみにあらず。ましてや「生前廃位」などに毫もあらざるは、いまさら言ふまでもなひ。汝アホならびにボケ臣民よ、そしてド貧民どもよ、全文をしかと読んだのか。ポイントは「日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています」にあるのである。朕らはもはや象徴ではなひのだ。

朕と、戦争犯罪追及からあの手この手で必死こいてのがれた、父をふくむ皇祖皇宗はすでにして「いきいきとして社会(または、汝アホ臣民の胸中)に内在し」ておるのだ。かく、いけしゃあしゃあと宣わることのマジヤバい意味あいをしっかりと書きえた新聞がどこにあるか?一紙もないやろ。つまりやね、朕はぜったいの自信をもっておるのじゃ。どや、口腔部だか肛門部だかさえ判然としない顔の、あの独裁首相は「いきいきとして社会に内在し」てるか、どや?あの男は、ときいたれば打倒されるが、朕らは未来永劫、無公害・無添加・オーガニックのタダ飯食らって万世一系を全うするのである。

換言すれば、「いきいきとして社会に内在し」ている朕たちは、現行の極右政権よりも、共産党をはじめとするアホンダラ翼賛野党勢力よりも、はるかにはるかに〈勁く根深き虚構〉であるがゆえに、ここにめでたく國軆を護持しえて、バカでやみくもに忠良なる汝臣民の赤誠に信倚し、柄谷行人をしていたく「感銘」せしめ(失笑)、永遠に汝らボケナス臣民とともにある、すなわち、「天皇制は不滅だぜよ」と、このたびのオキモチをつうじて宣言したわけや。これすなはち、朕による朕らのための、堂々たる憲法違反なのだ。わかったか、ボケども!

貧しき下々は永久に貧しく、卑賤なる下々は永遠に卑賤に!これが皇祖皇宗からの天皇制のモットーである。だいいち、日々にひりだすウンコの質が汝らド貧民どもとはちがう。汝ら忠良にして貧しき臣民のクソは、マックとカップ麺ばっか食ってるから、もはや有機肥料にもつかへなひ。野菜は枯れるし、虫も死ぬ。汝ら忠良にしてド貧乏なる臣民は、文字どおり「生まれることは屁と同じ」(深沢七郎)なのである。朕、しかしながら、今後ともやさしくよりそってやるさかい、忠良なる柄谷のごとくに「有り難く」(爆笑)おもへ。御名御璽
(2016/08/09)

忠良ナル汝アホ臣民ニ告ク!(補記)

このたびのオキモチ発表は、たんなる偶然にせよ、相模原の障がい者殺傷とあい前後して生じた底昏い「事件」だとおもう。両者にはいかなる関係もないと言えば言えるけれども、殺傷事件の血煙ごしにオキモチを聞き、あるいはオキモチ発表の茫とした不気味さから重度障がい者の殺傷事件を想ってしまうのは、どうにもいたしかたのないことだ。象徴と言われようが天皇制は天皇制なのであり、〈かれらの血〉とわれらとの関係/無関係性をふりかえるとき、あるしゅの怖気と戦きをともなうのはなぜか。

障がい者の施設はいつも〈かれら〉の居住区から遠ざけられた。昭和天皇が各地を「巡幸」したとき、ヒノマルをうちふる子どもたちの前列には、きまって「健康および体格優良」なる児童がたたされた。現在の天皇の旅でも、当局は事前に、精神障がい者や認知症患者らを外出させないよう沿道の地域に直接間接、工作しているといわれる。スメラギにまつわることどもの湿った「襞」には、不可解な精神がうめこまれ、それじたい、しずやかに狂(たぶ)る 波動である。

このクニのゼノフォビア(xenophobia)は、おしなべて、こよなくスメラギを愛する。異様なほどに。スメラギはオキモチ発表にさいし、なぜそのことに言及しなかったのか。〈朝鮮人は死ね、朝鮮人は息するな〉――などと、だんじて言ってはならぬ、皇祖皇宗は半島よりきたやもしれないのだからと。スメラギが「いきいきとして社会に内在し」ているとは、どういうことか。みずから「内在」を言うとは、スメラギよ、とてもおかしい。

スメラギさんよ、あなたは虚構なのだ。虚構にすぎないのだ。卑怯で卑小な、ずるがしこい権力者たちがこしらえた、哀れなフィクションなのだ。そのようなものとして仮構された〈存在〉兼〈非在〉なのだ。われらとおなじ、そして奇しくも、障害者殺傷事件の青年と同様の、霊長目・直鼻猿亜目・真猿亜目・狭鼻下目・ヒト上科・ヒト科・ヒト亜科・ヒト族・ヒト亜族・ヒト属・ヒトであるにもかかわらず、虚構たることを強要されたひとなのだ。

であるなら、オキモチはやはり「お肝血」であるべきであり、スメラギはいつの日かついに、ヒトとして解放されなければならない。したがって「お肝血」発表では、退位ではなく廃位の希望を、すなわち、天皇制廃止の意向を言うべきであった。逆であった。スメラギはスメラギになりきり、権力者の思惑どおり、虚構を現実ととりちがえていた。ヒトであるならば、極右大臣たちへの認証式を欠席すればよかったのだ。「お肝血」とはそういうことだ。

さて、障害者殺傷事件の青年も、スメラギを敬愛していたのではないか。
(2016/08/10)

忠良ナル汝アホ臣民ニ告ク!(補記2)

豊葦原の千五百秋の瑞穂のクニの、ドジンどもは、某ドジン系紙の世論調査によるならば、こう思ったのだそうだ。スメラギが「生前退位」のオキモチを示唆したことは「よかった」と。そう答えたものが、ドジンぜんたいの93パーセントを占めた。だからどうしたというのだ。では、ドジン系紙幹部に問う。相模原の障がい者殺傷事件の青年は、死刑判決が相当と思うかどうか世論調査をしたら、やはり93パーセント以上のドジンどもが「イエス」と答えるのではないか。それはなにを意味するのか。

そらみつ倭の国を秋津島とふこの弧状ドジン列島においては、天皇制賛美と死刑制度賛成が黯然といまも並立しつづけている。なぜか?スメラギはかんがえたことがあるだろうか。あなたは、「賎視」や「不浄視」と天皇制の関係について、一個のまともなひととして、深く思いをいたしたことがあるのだろうか?「賎視」され「不浄視」された被差別地域の人民は、スメラギと同様に、生物学的には霊長目・直鼻猿亜目・真猿亜目・狭鼻下目・ヒト上科・ヒト科・ヒト亜科・ヒト族・ヒト亜族・ヒト属・ヒトであるにもかかわらず、あなたやあなたの父たちに一指でも触れることは言わずもがな、車列を沿道にたって見送ることさえ許されなかった。

中上健次はせめても率直であった。天皇制があるから差別が生じる。たんじゅんな事実である。そのような趣旨のことを生前ボソッとつぶやいた。同感である。相模原の障がい者施設は、なぜ相模原にあったのか。なぜ東京都千代田区ではないのか。豊葦原の千五百秋の瑞穂のクニの絞首刑は、スメラギ夫婦の誕生日、宮中の重要行事日程、慶弔日とかさならないように、かつ断乎として執行されているのはなぜか。「日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています」――これは、反転させれば、「賎視」「不浄視」「穢れ」といったドジン的因習の永続を宣言したにひとしい。

そこまでむずかしくかんがえるまでもないのかもしれないね。皇室典範をいじらずにやれることはある。若い皇族の方々にちょこっと「おためし労働」をやってもらってはどうか。たとえば「ブラック企業大賞」にノミネートされている、残業代未払い・過労死・自殺(事実上の他殺)があいつぐ企業でのバイトあるいは派遣労働。週連続7日間の深夜労働、午後3 時から午前3 時半の閉店まで12 時間の連続労働。休憩時間なし、休日出勤、強制的なボランティア活動、連日の罵倒・イジメ、懲罰のトイレ掃除、早朝研修……。

スメラギさんよ、スメラギを利活用する犯罪的政治家どもよ、「社会に内在」するのは、以上のような、とてつもない理不尽と貧困、それらと戦う意思をついえさせる「国民統合の象徴」という擬制だ。したがって、生前退位ではなく、生前廃位せよ。石牟礼さんよ、柄谷よ、あの方々は「善いひとだ」ではすまないのだ。ところで、リオ五輪が終わったら、まちがいなくくるだろう、あれが。絞首刑の執行が。たぶん、豊葦原の千五百秋の瑞穂のクニのドジンどもの、ほぼ全員が、あっけらかんと知らぬふりをするだろう。
(2016/08/11)

忠良ナル汝アホ臣民ニ告ク!(補記3)

たそがれどきに皇居のあたりをあるくと、ひどく馬糞くさいときがある。にほひは、こちらからカシコキアタリへの流れではない。馬糞臭はうたがひもなく、あちらからこちらへとただよってくる。やれありがたや、ありがたやと馬糞のにおいを胸いっぱいすっているのかどうかはしらぬが、ドジンどもはだれも文句を言わない。逆ならどうなのだ。こちら側の馬のクソ、ひとのクソのにほひが禁中にながれこんだら、連中、少しもさわがず、歌でも詠むといふのか。 秋風は 涼しくなりぬ 馬並(な)めて いざ野に行かな 萩の花見に 道々クソをひりつつ…。ありえない。旧内務省のエトスをうけつぐ当局と地域住民が、皇居ではなく、人民の側からのクソ異臭遮断に血道をあげるだろう。

新憲法担当国務大臣だった金森徳次郎は敗戦の翌年の国会答弁で、天皇を「国家の象徴とし、あこがれの中心として将来も敬愛することは日本人の高い道徳的教養でなければならない」と答弁している。慶べ、これらはいま、ついに全面的に実現されたのだ。マスコミは「オキモチ」「オコトバ」だけでなく「御下血」「御失禁」「御脱糞」「御放尿」「御放屁」「御認知(御ボケ)」までをも、推奨される皇室用語として「記者ハンドブック」に追加するかもしれない。そして天皇(制)を崇拝する「高い道徳的教養」をそなえたものどもが、ヒノマルや旭日旗をふって「朝鮮人は死ね!」「朝鮮人は息するな!」とわめくのだ。だが、かれらをなめてはならない。

農本ファシストで超国家主義者の橘孝三郎はたいへんな理論家であり、街頭で「朝鮮人は死ね!」などと叫んだりはしなかったらしい。しかし、五・一五事件に参加し「やむにやまれぬ至情」とか「聖なるか賊か是か非か問ふ勿れ、ただひたすらに祖国抱きて」とうたった。これについてあるひとは書いた。「いかなる行動も、至情から出ている限り、彼自身においては正当である」(藤田省三『天皇制国家の支配原理』1966年)。至言である。「聖なるか賊か是か非か問ふ勿れ、ただひたすらに祖国抱きて」――の「祖国」は、「勅命」「大君」「組織」「党」「会社」「天命」などと代替が可能である。「聖なるか賊か是か非か問ふ勿れ、ただひたすらに祖国抱きて」の精神は、このドジンコクにあってはかつて、左右の政治勢力(共産党も反共産党系も)の別ない、殺人をも許容する「至情主義」であった。天皇制に骨がらみ馴致されたその心性は、いまも基本的には変わっていない。

どうかおどろかないでいただきたい。障がい者殺傷事件のあの青年について、わたしは「いかなる行動も、至情から出ている限り、彼自身においては正当である」のセンテンスと「聖なるか賊か是か非か問ふ勿れ、ただひたすらに祖国抱きて」の、じつにバカげた一首をおもったのだ。7月26日未明の惨劇は、あの青年の「至情」の結果であり、まぎれもない蹶起でもあった。あれは倒錯した社会がこしらえた、未来を徴す血の影絵でもあった。その社会に、スメラギよ、あなたは「内在」し、なおも深く「内在」しつづけようというのか。
(2016/08/12)

  

 辺見さんが「汝アホ臣民ニ告ク」、(2016/08/10)「補記」以下で繰り返し言及している「相模原障がい者殺傷事件」の記事を採録(琉球新報)。記事はTwitterで知りました。記事紹介埋め込みツイートの前で保存した元記事画像のリンクをはり、その下でテキスト起こし。※

※辺見さんは記事紹介を「(09/02)障がい者殺傷事件」で予告していて、その後佐賀新聞のを紹介。ただし、佐賀新聞のは1段落目の11行1文字目がすべて消えてます。新聞切り取り時のミスか?

 「相模原障がい者殺傷 誰が誰をなぜ殺したのか(上)辺見庸 惨劇が照りかえす現在」の記事を拡大・スクロールして見るなら

 同、「底なしの穴の深さ」を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/rantyo3141/status/763585028433383424

 

 「相模原障がい者殺傷 誰が誰をなぜ殺したのか(下)辺見庸 痙攣する世界のなかで」の記事を拡大・スクロールして見るなら

 同、「冷静な探問こそ必要」を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/rantyo3141/status/763897607290621954

 

 以下、テキスト起こし(元記事にあった振り仮名は、その部分の次に丸括弧しルビ。元記事ではなかった行間スペースですが、読みやすい様に段落間に入れておきました)

(琉球新報 2016年8月11日)
相模原障がい者殺傷 誰が誰をなぜ殺したのか(上) 辺見庸

 相模原の障害者施設殺傷事件で、作家の辺見庸氏が事件についての思いをつづった原稿を寄せた。

 惨劇が照りかえす現在 底なしの穴の深さ

 わたしらは体に大きな穴を暗々(くらぐら)とかかえて生きている。その空(むな)しさにうすうす気づいてはいる。しかし突きとめようとはしない。穴の、底なしの深さを。かがみこんで覗(のぞ)きでもしたら、だいいち、なにがあるかわかったものではない。だから、穴などないふりをする。空しさは空しさのままに。穴は穴のままに、ほうっておく。いくつもの穴を開けたまま笑う。うたう。さかんにしゃべる。穴ではなく、愛について。ひきつったように笑い、愛をうたい、空しくしゃべる。黒い穴の底に、愛がころがり落ちてゆく。

 相模原の障がい者殺傷事件の容疑者はとっくにつかまっている。だが、誰が、誰を、なぜ殺したのか―こんな肝心なことが正直よくわからない。のどもとにせりあがってきているものはある。それを言葉にしようとする。言葉がボロボロとくずれる。白状すると、わたしは夜中に思わず嗚咽(おえつ)してしまった。闇にただよう痛ましい血のにおいにむせたのではない。人間にとってこれほどの重大事なのに、その "芯" を語ろうとしても、どうしてもうまく語りえないだけでなく、わたしの内奥の穴が、仮説という仮説をのみこんでしまうのだ。それで泣けてきた。

 惨劇からほの見えてくるのは、人には①「生きるに値する存在」②「生きるに値しない存在」―の2種類があると容疑者の青年が大胆に分類したらしいことだ。この二分法じたいを「狂気」と断じるむきがあるけれども、だとしたら、人類は「狂気」の道から有史以来いちども脱したことがないことになりかねない。生きるに値する命か否か―という存在論的設問は、じつのところ古典的なそれであり、論議と煩悶(はんもん)は、哲学でも文学でも宗教でもくりかえされ、ありとある戦争の隠れたテーマでもあったのだ。

 たぶん、勘違いだったのだろう。自他の命が生きるに値するかどうか、という論議と苦悩には、これまでにおびただしい代償を支払い、とうに決着がついた、もう卒業したと思っていたのは。それは決着せず、われわれはまだ卒業もしていなかったのである。あらゆる命が生きるに値する―この理念は自明ではなかった。深い穴があったのだ。考えてもみてほしい。あらゆる命が生きるに値すると無意識に思ってきた人びとでも、おおかたはあの青年へのきたるべき死刑判決・執行はやむをえないと首肯するのではなかろうか。つまり「生きるに値する存在」と「生きるに値しない存在」の識別と選別を、間接的に受けいれ、究極的には後者の「抹殺」をみんなで黙殺することになりはしないか。

 だとしたら…と、わたしは惑う。だとすれば、死刑という生体の「抹殺」をなんとなく黙過する人びとと、「抹殺」をひとりで実行したかれとの距離は、じつのところ、たがいの存在が見えないほどに遠いわけではないのではないか。少なくとも、われわれは地つづきの曠野(こうや)にいま、たがいに見当識をなくして、ぼうっとたたずんでいると言えはしないか。

 ナチズムは負けた。ニッポン軍国主義は滅びた。優勝劣敗の思想は消えうせた。天賦人権説はあまねく地球にひろがっている。だろうか?  ひょっとしたらナチズムやニッポン軍国主義の「根」が、往時とすっかりよそおいをかえて、いま息を吹きかえしてはいないか。7月26日の朝まだきに流された赤い血は、けっして昔日の残照でも幻視でもない。「一億総活躍社会」の一角からふきでた現在の血である。それは近未来の、さらに大量の血を徴(しる)してはいないか。

 あの青年はいま、なにを考えているだろうか。悪夢からさめて、ふるえているだろうか。かれにはヒトゴロシをしたという実感的記憶があるだろうか。「除草」のような仕事を終えたとでも思っているだろうか。生きる術(すべ)さえない徹底的な弱者こそが、かえって、もっとも「生きるに値する存在」であるかもしれない―そんな思念の光が、穴に落ちたかれの脳裡(のうり)に一閃(いっせん)することはないのだろうか。(続)

 

(琉球新報 2016年8月12日) 
相模原障がい者殺傷 「誰が誰をなぜ殺したのか」(下) 辺見庸

 痙れんする世界のなかで 冷静な探問こそ必要

 目をそむけずに凝視するならば、怒るより先に、のどの奥で地虫のように低く泣くしかない悲しい風景が、世界にはあふれている。「日本で生活保護をもらわなければ、今日にも明日にも死んでしまうという在日がいるならば、遠慮なく死になさい!」。先だっての都知事選の街頭演説で、外国人排斥をうったえる候補者が、なにはばからず声をはりあげ、聴衆から拍手がわいたという。かれは11万4千票以上を得票している。わたしの予想の倍以上だ。これと相模原の殺傷事件の背景を直線的にむすびつけるのは早計にすぎるだろう。けれども、動乱期の世界がいま、各所で原因不明のはげしい痙(けい)れん症状をおこしているのは否定できない。

 あの青年が衆院議長にあてた手紙には、愛と人類についての考えが、こなごなに割れた鏡のかけらのように跳びはねている。「全人類が心の隅に隠した想いを声に出し、実行する決意…」の文面が、ガラス片となって目を射る。「全人類が心の隅に隠した想い」とは、ぜんたいの文脈からして、重度障がい者の「抹殺」なのである。障がい者は生きるに値せず、公的コストがかかるから排斥すべきだというのが、人びとが「心の隅に隠した想い」だというのだろうか。これが「愛する日本国、全人類の為」というのか。ひどい、ちがう!と言うだけならかんたんである。

 凶行のあったその日も、その後も、世界はポケモンGOの狂騒がつづき、テレビは「真夏のホラー(映画)強化月間」に、リオ五輪中継。リアルとアンリアルのつなぎ目がはっきりしない。そう言えば、善意と悪意の境界もずいぶんあいまいになってきた。障がい者19人を手ずから殺(あや)めた青年に、犯行の発条(ばね)となる持続的な悪意や憎悪があったか、いぶかしい。戦慄(せんりつ)すべきは、殺傷者の数であるよりも、これが「善行」や「正義」や「使命」としてなされた可能性である。

 惨劇の原因を、たんに「狂気」に求めるのは、一見わかりやすい分だけ、安直にすぎるだろう。「誰が誰をなぜ殺したのか」の冷静な探問こそがなされなければならない。世界中であいつぐテロもまた「誰が誰をなぜ殺したのか」が、じっさいには不分明な、俯瞰(ふかん)するならば、人倫の錯乱した状況下でおきている痙れんである。そうした症状はなにも貧者のテロのみの異常ではない。

 米軍特殊部隊は2011年、パキスタンでアルカイダ指導者ウサマ・ビンラディンを暗殺したが、その前段で、中央情報局(CIA)のスパイがポリオ・ワクチンの予防接種をよそおってビンラディン家族のDNAを採取していたことはよく知られている。ワクチン接種がポリオ絶滅のためではなく、暗殺のために利用されたのだ。結果、パキスタンでポリオの予防接種にあたる善意の医療従事者への不信感がつのり、反米ゲリラの標的となって殺される事件がことしもつづいている。ポリオ絶滅は遅れている。それでも米政府はビンラディン殺害を誇る。「米国の正義」を守ったとして。

 正義と善意と憎悪と "異物" 浄化(クレンジング)の欲動が、民主的で平和的な意匠をこらし、世界中で錯綜(さくそう)し痙れんしている。7月26日のできごとはそのただなかでおきた、別種のテロであるとわたしは思う。あの青年は "姿なき賛同者" たちを背中に感じつつ、目をかがやかせて返り血を浴びたのかもしれない。かれが純粋な「単独犯」であったかどうかは、究極的にかくていできはしない。石原慎太郎元東京都知事は、前世紀末に障がい者施設を訪れたときに、「ああいう人ってのは人格があるのかね」と言ってのけた。新しい出生前診断で "異常" が見つかった婦人の90%以上が中絶を選択している―なにを物語るのか。

 「生きるに値する存在」と「生きるに値しない存在」の二分法的人間観は、いまだ克服されたことのない、今日も反復されている原罪である。他から求められることの稀(まれ)な存在を愛することは、厭(いと)うよりもむずかしい。だからこそ、その愛は尊い。青年はそれを理解する前に、殺してしまった。かれはわれらの影ではないか。(作家)

へんみ・よう 44年宮城県生まれ。96年まで共同通信記者として北京、ハノイ特派員などを歴任。「自動起床装置」で芥川賞、「もの食う人びと」で講談社ノンフィクション賞、詩集「生首」で中原中也賞、「眼の海」で高見順賞を受賞。近刊に「増補版1★9★3★7(イクミナ)」。

SOBA:記事中言及しているCIA関連記事を採録しておきました

 

 関連で "衆院議長宛て手紙 全文" (毎日新聞)を下記画像のうしろで採録。

植松聖の衆院議長宛て手紙の1枚目「衆議院議長大島理森様」
↓すべてクリックすると拡大(スクロールして見るなら
1469508678702

2枚目「植松聖の実態」(スクロールして見るなら
1469509162356

3枚目「作戦内容」(スクロールして見るなら
1469509162935

1枚目、2枚目、3枚目一括。(スクロールして見るなら
1469509643379

 

 以下記事では最初の段落末尾で(原文のまま)としていますが、抜け部分があります。その部分は補足しておきました。

相模原殺傷 衆院議長宛て手紙 全文 
毎日新聞2016年7月26日 18時07分(最終更新 7月26日 21時59分)
http://mainichi.jp/articles/20160727/k00/00m/040/020000c
Internet Archive
魚拓

(↓クリックすると拡大)スクロールして見るなら
20160726k0000e040215000p6
植松聖容疑者が大島衆院議長に宛てた手紙のコピー

相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が死亡するなどし、植松聖容疑者(26)が殺人未遂容疑などで逮捕された事件で、植松容疑者とみられる男が大島理森衆院議長に渡そうとしていた手紙の詳報は次の通り(原文のまま)。

<出頭前にほほえむ写真投稿か「世界が平和になりますように」> 

<多数が犠牲になった過去の事件> 

【現場の様子を写真で】 

<容疑者、教育実習中は「いい先生」> 

<津久井やまゆり園はどんな施設か> 

 衆議院議長大島理森様

 この手紙を手にとって頂き本当にありがとうございます。

 私は障害者総勢470名を抹殺することができます。

 常軌を逸する発言であることは重々理解しております。しかし、保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界の為(ため)と思い、居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。

 理由は世界経済の活性化、本格的な第三次世界大戦を未然に防ぐことができるかもしれないと考えたからです。

毎日記事では以下部分が抜けている
障害者は人間としてではなく、動物として生活を過しております。車イスに一生縛られている気の毒な利用者も多く存在し、保護者が絶縁状態にあることも珍しくありません。
(抜け部分終わり)

 私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です。

 重複障害者に対する命のあり方は未(いま)だに答えが見つかっていない所だと考えました。障害者は不幸を作ることしかできません。

毎日記事では以下部分が抜けている
フリーメーソンからなる(数文字黒塗り)が作られた(数文字黒塗り)を勉強させて頂きました。戦争で未来ある人間が殺されるのはとても悲しく、多くの憎しみを生みますが、障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えることができます。
(抜け部分終わり)

 今こそ革命を行い、全人類の為に必要不可欠である辛(つら)い決断をする時だと考えます。日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。

 世界を担う大島理森様のお力で世界をより良い方向に進めて頂けないでしょうか。是非、安倍晋三様のお耳に伝えて頂ければと思います。

 私が人類の為にできることを真剣に考えた答えでございます。

 衆議院議長大島理森様、どうか愛する日本国、全人類の為にお力添え頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。

    文責 植松 聖

毎日の記事では、手紙の2枚目、「植松聖の実態」を省略している)←の2枚目はこちら

 作戦内容

 職員の少ない夜勤に決行致します。

 重複障害者が多く在籍している2つの園を標的とします。
↑元文と違っている。元文は以下→重複障害者が多く在籍している2つの園(津久井やまゆり、(数文字黒塗り)を標的とします。)

 見守り職員は結束バンドで見動き、外部との連絡をとれなくします。

 職員は絶体に傷つけず、速やかに作戦を実行します。

 2つの園260名を抹殺した後は自首します。

 作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます。

 逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせて下さい。心神喪失による無罪。

 新しい名前(伊黒崇)本籍、運転免許証等の生活に必要な書類。

 美容整形による一般社会への擬態。

 金銭的支援5億円。

 これらを確約して頂ければと考えております。

 ご決断頂ければ、いつでも作戦を実行致します。

 日本国と世界平和の為に、何卒(なにとぞ)よろしくお願い致します。

 想像を絶する激務の中大変恐縮ではございますが、安倍晋三様にご相談頂けることを切に願っております。

植松聖

 (住所、電話番号=略)

 かながわ共同会職員

(共同)

  

 以下、毎日記事が省略していた【手紙2枚目】

植松聖の実態

私は大量殺人をしたいという狂気に満ちた発想で、今回の作戦を提案を上げる訳ではありません。全人類が心の隅に隠した想いを声に出し、実行する決意を持って行動しました。

今までの人生設計では、大学で取得した小学校教諭免許と現在勤務している障害者施設での経験を生かし、特別支援学校の教員を目指していました。それまでは運送業で働きながら(数文字黒塗り)が叔父である立派な先生の元で3年間修業させて頂きました。

9月車で事故に遭い目に後遺障害が残り、300万円程頂ける予定です。そのお金で(数文字黒塗り)の株を購入する予定でした。(数文字黒塗り)はフリーメイソンだと考え((数文字黒塗り)にも記載)今後も更なる発展を信んじております。

外見はとても大切なことに気づき、容姿に自信が無い為、美容整形を行います。進化の先にある大きい瞳、小さい顔、宇宙人が代表するイメージそれらを実現しております。私はUFOを2回見たことがあります。未来人なのかも知れません。

本当は後2つお願いがございます。今回の話とは別件ですが、耳を傾けて頂ければ幸いです。何卒宜しくお願い致します。

医療大麻の導入

精神薬を服用する人は確実に頭がマイナス思考になり、人生に絶望しております。心を壊す毒に頼らずに、地球の奇跡が生んだ大麻の力は必要不可決(※ママ、正確には不可欠)だと考えます。何卒宜しくお願い致します。私は信頼できる仲間とカジノの建設(数文字空き)過すことを目的として歩いています。

日本には既に多くの賭事が存在しています。パチンコは人生を蝕みます。街を歩けば違法な賭事も数多くあります。裏の事情が有り、脅されているのかも知れません。それらは皆様の熱意で決行することができます。恐い人達には国が新しいシノギの模索、提供することで協調できればと考えました。日本軍の設立。刺青を認め、簡単な筆記試験にする。出過ぎた発言をしてしまい、本当に申し訳ありません。今回の革命で日本国が生まれ変わればと考えております。

 

相模原殺傷
出頭直前に投稿か ツイッターにほほ笑む写真
毎日新聞2016年7月26日 12時57分(最終更新 7月26日 13時02分)
http://mainichi.jp/articles/20160726/k00/00e/040/197000c
Internet Archive 

20160726k0000e040194000p6
事件のあった津久井やまゆり園を捜査する鑑識員=相模原市緑区で2016年7月26日午前11時56分、徳野仁子撮影

 相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で26日、入所者ら多数が殺傷された事件で、植松聖容疑者(26)本人とみられるアカウントのツイッターに26日午前2時50分、スーツに赤色ネクタイを締めてほほ笑む金髪の男性の写真とともに「世界が平和になりますように。beautiful Japan!!!!!!」と書き込まれた。植松容疑者が出頭する直前に投稿した可能性がある。

<容疑者、教育実習中は「いい先生」> 

<近年、多数の犠牲者が出た主な事件> 

<津久井やまゆり園はどんな施設か> 

【現場の様子】 

【建物の位置関係】 

<「なぜこんな残酷なことが」>短時間の凶行 血まみれ負傷者次々 

 ハンドルネーム「聖」のアカウントの背景には「マリファナは危険ではない」の文字が見える画像がある。植松容疑者が津久井やまゆり園を退職したとされる今年2月には「会社は自主退職、このまま逮捕されるかも…」とのつぶやきが投稿されていた。また昨年1月は、般若やひょっとこの入れ墨が彫られた背中一面の写真を投稿し「会社にバレました。笑顔で乗りきろうと思います」などと書き込んでいた。【伊澤拓也】

 

↑↓上記記事中の関連画像。 “別名でページを保存” した画面で見ると、植松は2014年11月26日12時59分にTwitter登録し、初ツイートが2014年12月14日10時04分で、1年8カ月後の最後のツイートまでたった57個のツイ(その内3個がリツイート)。植松のは、時事系の僕のTwitterから見るなら気持が悪くなるようなタイムラインで、一言で言うとかなり低脳で幼稚。事件の2週間前 7月11日19時17分のツイ、今年 5月9日20時44分のツイ、同じく今年 3月17日14時08分のツイ なんてのもありますけれど、例えば2015年6月28日のツイで、飲み屋?の鍋の上で屈(かが)み尻の穴を手のひらで押さえパンツをズリおろした後ろ姿の写真なんてのもあります。百聞は一見ですが、さすがにアップはできませんw。

聖@tenka333 love & peace.
https://twitter.com/tenka333
Tenka333_twitter201608311308_ Twitterホームのトップ。

なお植松のアカウント@tenka333は凍結されていて既に見られない。


Tenka333_twitter201607260250_  “別名でページを保存” した画面からのキャプチャ。日付が7月25日(この表示はJSTでなくUTCでの表示、日本より9時間遅い)、ただしポインタを上に持って行きポップアップさせると7月26日02時50分になってます。


Tenka333_twitter201607260250スクロールして見るなら

すぐ下の↓次のツイート(7月23日21時12分のツイ)が見える、

同時刻にドイツで銃乱射。 玩具なら楽しいのに。 No gun,Yes toy


Tenka333_twitter201602191717↓2016年2月19日17時17分のツイ。

会社は自主退職、このまま逮捕されるかも...


Tenka333_twitter201501202041↓2015年1月20日20時41分のツイ。

会社にバレました。笑顔で乗りきろうと思います。25歳もがんばるぞ!!


 

 以下、毎日の写真集から抜粋。

相模原殺傷:障害者施設で19人死亡 26歳男逮捕 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/graphs/20160726/hpj/00m/040/001000g/1

20160726hpj00m040008000q9 事件のあった相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」=2016年7月26日午前7時4分、本社ヘリから


20160726hpj00m040009000q9 事件のあった相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」=2016年7月26日午前7時10分、本社ヘリから


20160726hpj00m040010000q9 事件のあった相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」に集まる救急隊員ら=2016年7月26日午前7時10分、本社ヘリから


20160726hpj00m040012000q9 事件のあった相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」=2016年7月26日午前7時31分、本社ヘリから


20160726hpj00m040015000q9 事件があった津久井やまゆり園の周辺には多くの緊急車両が止まっていた=相模原市緑区で2016年7月26日午前6時40分、長谷川直亮撮影


20160726hpj00m040030000q9 事件のあった相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」(右手前)=2016年7月26日午前7時51分、本社ヘリから


20160726hpj00m040032000q9 植松容疑者が出頭した際に乗っていた車=神奈川県警津久井署の駐車場で2016年7月26日午前8時47分、国本愛撮影(一部画像を加工しています)


毎日の写真集から抜粋はここまで。

 

2016-07-26
相模原殺傷:図説集 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/graphs/20160726/hrc/00m/040/002000g/1

20160726hrc00m040005000q9 津久井やまゆり園の周辺地図


20160726hrc00m040006000q9 津久井やまゆり園各棟配置図 スクロールして見るなら

SOBA:この図だけ道路側から見た感じになっており、東西南北が逆で、南西が上になっている。


20160726hrc00m040007000q9 津久井やまゆり園1階2階の各棟配置図 スクロールして見るなら

SOBA:道路より敷地が低いので正門から入る管理棟の玄関は2階。


20160727k0000e040224000p9 植松容疑者の動き スクロールして見るなら


 

 以下、僕が確認した画像。6で植松の動線(距離約140m)入り画像を作成。

 スクロールして見るなら
Security_camera_ 1、(動画の1分35秒の所から


 拡大スクロールして見るなら
Security_camera1 2、防犯カメラに映った遠くで光る車のライト。


 拡大スクロールして見るなら
Security_camera2 3、止まる寸前の車。


 拡大スクロールして見るなら
Security_camera3 4、植松聖の車と言われている乗用車が止まったところ。


 拡大スクロールして見るなら
Google_earth2_5、ガードレールと路面の「横断歩道又は自転車横断帯あり」の白塗り菱形表示・左の家の2階のドア・手すりと、4の画像を対比して同一箇所と特定。

なお動画で見ると奥から来て向かって右側ではなく左に停まった。走行車線で言うと逆方向。この写真を見ると右側の家には大きな窓があるのでこの家の居住者が車のライトで起床するのを避けたのかも。事前に調べてなければこの行動はあり得ない。

(↓クリックすると拡大)スクロールして見るなら
Google_earth6_ 6、1と4と5の画像と、毎日図説集 “植松容疑者の動き” の侵入箇所を参考にし、車をとめた場所から津久井やまゆり園までの植松の動線(距離約140m)を推定し地図に描画。


 

参考動画:

相模原事件から1ヵ月~広がる波紋20160827houdoutokusyu
再投稿
gomizeromirai
http://www.dailymotion.com/video/x4qlo5g

公開日: 08/27/2016
期間: 20:43

  

 辺見さんが「相模原障がい者殺傷 「誰が誰をなぜ殺したのか」(下)」の記事中で言及していたCIA関連の記事を以下資料として採録。関連動画もアップ。

「予防接種装ったCIA活動やめる」 米政権、批判受け
ワシントン=大島隆 2014年6月2日17時51分
http://www.asahi.com/articles/ASG5P3TKHG5PUHBI00N.html
Internet Archive 

 米オバマ政権が、予防接種を装ったCIA(中央情報局)の情報収集活動を今後は行わないと決めたことがわかった。パキスタンで医療チームがテロの標的となるため活動が困難になってポリオ(小児まひ)が広がり、国内外で批判が高まっていた。

 2011年に米軍がパキスタンに潜伏していたオサマ・ビンラディン容疑者を殺害した作戦を巡っては、CIAが、協力するパキスタン人医師を通じて、予防接種を装ってビンラディン容疑者の家族らからDNAサンプルを採取したとされている。

 この後からイスラム武装勢力が本当の予防接種もスパイ活動と疑うようになり、予防接種に携わる医療関係者が殺害される事件が発生。パキスタン政府や国連の活動が困難になっていた。

 こうした事態を踏まえ、米国の公衆衛生大学院12校の院長が昨年、予防接種を装った情報収集活動をやめるようオバマ大統領に書簡で要請した。これに対してモナコ大統領補佐官(テロ対策担当)が先月、「CIA長官が今後は予防接種プログラムを使った活動は行わないよう組織内に指示した」と回答した。(ワシントン=大島隆)

・スノーデン氏「米のスパイだった」 テレビに心境語る
・米、国連日本代表部を監視 スノーデン氏資料本を発売へ
・対テロ戦、ポリオ招く 予防接種拒み、子供に後遺症 パキスタン
・パキスタンの著名ジャーナリスト、路上で銃撃受け重傷
・ビンラディン容疑者の義理の息子、有罪 NY連邦地裁

 

ポリオの予防接種チームにまた襲撃、4人死亡 パキスタン
2014.11.27 Thu posted at 19:02 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35057144.html

パキスタン・クエッタ(CNN) パキスタン南西部バルチスタン州の警察は26日、州都クエッタでポリオの予防接種チームが武装勢力に襲われ、4人が殺害されたと発表した。

同市東部での犯行で、オートバイ2台に載った襲撃犯がチームに銃撃し、2人が現場で死亡、別の2人は搬送先の病院で亡くなった。

犯行声明は出ていない。

パキスタンの武装勢力は、同国アボタバードで2011年に起きた国際テロ組織アルカイダの最高指導者だったオサマ・ビンラディン容疑者暗殺事件後、ポリオの予防接種を敵視している。これ以降、予防接種チームへの攻撃はパキスタン内で多発していた。

米軍による暗殺作戦では、米中央情報局(CIA)が同容疑者の潜伏先を確認するためポリオ予防の名目で同居する親族からDNAサンプルの採取を図ったとされる。

バルチスタン州ではポリオ患者が増えていることから州政府が予防接種の運動を進めていた。今年の発生件数は14件となっている。

 

予防接種センター付近で爆発、14人死亡 パキスタン
2016.01.13 Wed posted at 18:13 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35076165.html

イスラマバード(CNN) パキスタン南西部バルチスタン州の当局者らによると、州都クエッタにあるポリオ予防接種センターの近くで13日、爆発があり、14人が死亡、十数人が負傷した。

州内相の話によると、死者のうち13人は警官で1人は民兵だった。

同日の時点で犯行声明は出ていない。

パキスタンでは2011年、米中央情報局(CIA)が国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者の潜伏先を確認するため、ポリオワクチンの接種を装って家族のDNA採取を図った。その後、接種チームが武装勢力に狙われる事件が続発している。

不信感や恐怖から、子どもへのワクチン接種を拒否する親も多い。昨年は少なくとも500人の親が、子どもに接種を受けさせる義務を怠ったとして逮捕された。

ポリオはワクチンの普及により、パキスタンなど一部を除く大半の地域で撲滅された。パキスタンは近年、新たに確認される患者数が最も多い国となっている。

 

「個人情報収集手法明らかに」
gingo chikato
https://youtu.be/YOHXeRiXFQA

2013/08/01 に公開

↑動画中出てくる↓記事。

XKeyscore: NSA tool collects 'nearly everything a user does on the internet' 
https://www.theguardian.com/world/2013/jul/31/nsa-top-secret-program-online-data
魚拓
Internet Archive

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完全版 1★9★3★7 イクミナ (上) (角川文庫)
完全版 1★9★3★7 イクミナ (下) (角川文庫)です。


 

辺見庸さんの『増補版1★9★3★7』と、
堀田善衛さんの『時間』(岩波現代文庫)です。 


 

辺見さんの『1★9★3★7』(イクミナ)です。 

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2016年8月10日 (水)

天皇が「お気持ち」で、生前退位に反対する安倍政権や日本会議へ反論! フジ産経が「改憲が必要」と詐欺的世論調査。

 以下2本採録。『天皇が「お気持ち」で生前退位に反対する安倍政権や日本会議へ反論! 象徴天皇を強調して戦前回帰けん制も』と、『フジ産経が「天皇の生前退位のために改憲が必要」のデマにもとづく詐欺的世論調査を実施! 安倍政権もグルか』

 

天皇が「お気持ち」で生前退位に反対する安倍政権や日本会議へ反論! 象徴天皇を強調して戦前回帰けん制も
エンジョウトオル 皇室
http://lite-ra.com/2016/08/post-2481.html

 本日、公表された天皇自身の「お気持ち」を表したビデオメッセージだが、その中身は予想以上に踏み込んだものとなった。

 たんに高齢で天皇としての務めが十分に果たせなくなる懸念を表明しただけでなく、各地に出かけ国民の傍に寄り添うことこそが象徴天皇の役割であり、単純に公務を縮小するのは「無理があろう」と明言。「摂政」をおくという措置に対しても違和感を表明した。また、昭和天皇の崩御のときに起きた自粛が再現されることへの懸念を示し、大々的な葬儀についても「避けることは出来ないものか」とはっきり意思を表した。

 これは、明らかに安倍政権の周辺から出てきている「生前退位反対論」を牽制する意図があってのものだろう。

 実は7月にNHKが「生前退位ご希望」の第一報を打った際、菅義偉官房長官は報道に激怒し、そのあとも政府関係者からは「生前退位は難しい」という慎重論ばかりが聞こえてきていた。「国務を減らせば済む話」「摂政で十分対応できる」、さらに「天皇が勝手に生前退位の希望を口にするのは、憲法違反だ」という声も上がっていた。

 また、安倍政権を支える「日本会議」などの保守勢力からはもっと激しい反発が起こっていた。たとえば、日本会議副会長の小堀桂一郎氏は産経新聞で「生前退位は国体の破壊に繋がる」との激烈な批判の言葉を発している。

「何よりも、天皇の生前御退位を可とする如き前例を今敢えて作る事は、事実上の国体の破壊に繋がるのではないかとの危惧は深刻である。全てを考慮した結果、この事態は摂政の冊立(さくりつ)を以て切り抜けるのが最善だ、との結論になる」(産経新聞7月16日付)

 安倍政権の御用憲法学者で、日本会議理事でもある百地章・日本大学教授も朝日新聞にこう語っていた。

「明治の皇室典範をつくるときにこれまでの皇室のことを詳しく調べ、生前退位のメリット、デメリットを熟考したうえで最終的に生前譲位の否定となった。その判断は重い。生前譲位を否定した代わりに摂政の制度をより重要なものに位置づけた。そうした明治以降の伝統を尊重すれば譲位ではなくて摂政をおくことが、陛下のお気持ちも大切にするし、今考えられる一番いい方法ではないか」(朝日新聞7月14日付)

http://lite-ra.com/2016/08/post-2481_2.html
 安倍首相の周辺や日本会議が生前退位をヒステリックに否定したがるのは、それが彼らの極右思想の根幹と真っ向から対立するものだからだ。

 そもそも生前退位というのは、江戸時代後期以前の皇室では、しばしば行われていた。ところが、明治になって、天皇を頂点とする国家神道を国民支配のイデオロギー装置にしようと考えた政府は、大日本帝國憲法と皇室典範によって、この生前退位を否定、天皇を終身制にした。「万世一系」の男性血統を国家の基軸に据え、天皇を現人神と位置づける以上、途中で降りるなどということを許すわけにはいかない。終身制であることは不可欠だった。

 それは、この大日本帝國憲法の復活を最終目標にしている安倍首相と日本会議も同様だ。周知のように、自民党の憲法改正草案でも、日本会議の「新憲法の大綱」でも、天皇は「国家元首」と規定されている。彼らが天皇を神話的な存在に戻し、国民支配の装置として再び政治利用しようという意図をもっているのは明らかであり、生前退位を認めるというのは、その目論見が水泡に帰すこととイコールなのだ。

 しかし、天皇は今回のメッセージで、こうした日本会議や安倍首相が狙う戦前的な天皇制復活、天皇の国家元首化をきっぱりと否定した。

 それはたんに生前退位を示唆しただけではない。天皇はメッセージの間、何度も「憲法」「象徴」という言葉を口にした。

「天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました」
「天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます」

 さらに、天皇は「天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には」と、天皇を「機能」という言葉で説明した。

http://lite-ra.com/2016/08/post-2481_3.html
 つまり、「象徴天皇」があくまで国民の総意にもとづく「役割」であり、国民の声を聞き寄り添う「機能」を有している必要がある、と語ったのだ。そして、その“日本国憲法下の象徴としての天皇”のあり方を守るために、生前退位の必要性を示唆したのである。

 これは天皇を「国家元首」とする改憲をめざし、「万世一系、男系男子」にこだわる安倍首相や日本会議にとっては、ありえない言葉だっただろう。

 実際、この「お気持ち」表明の後、異常な早口で通り一遍のコメントを読み上げる安倍首相の様子は、明らかに不本意なときに安倍首相が見せるいつものパターンだった。

「安倍首相やその周辺の右翼連中はもともと、天皇陛下のことを『ヴァイニング夫人に洗脳されている、国体の破壊者だ』と言っていたくらいで、天皇陛下のお気持ちなんて一顧だにしていなかった。生前退位や女性宮家の問題もずっと裏で要望を出されていたのに無視されていた。それが今回、天皇に『国民へのメッセージ』というかたちで、問題を顕在化されてしまったうえ、憲法と象徴天皇制のありようまで語られてしまったわけですからね。いまごろ、はらわたが煮えくりかえってるんじゃないでしょうか」(ベテラン皇室記者)

 天皇が今回、この「お気持ち」を公表した裏には、単純に高齢化への不安から生前退位を実現したいという以上に、天皇という存在が皇太子の代になっても政治利用されないよう「日本国憲法における象徴としての天皇のありかた」を伝えておきたいという気持ちがあったと言われている。

 戦前回帰を企図する安倍政権がすんなりと生前退位を認めるとは思えないが、少なくとも国民にはその思いは伝わったのではないだろうか。
(エンジョウトオル)

 

フジ産経が「天皇の生前退位のために改憲が必要」のデマにもとづく詐欺的世論調査を実施! 安倍政権もグルか
小杉みすず 憲法 産経新聞 皇室
http://lite-ra.com/2016/08/post-2484.html

Fujisankei_160810
フジサンケイグループ公式サイトより

「天皇陛下の生前退位『制度改正急ぐべき』70・7% 『必要なら憲法改正してもよい』84・7%」(産経ニュース8日付)
「『生前退位』可能となるよう改憲『よいと思う』8割超 FNN世論調査」(FNNウェブサイト8日付)

 天皇がビデオメッセージで「お気持ち」を表明したその日、こんな驚愕の見出しをぶったのは、産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)だ。内容はいずれも、今月6、7日に産経とFNNが合同で実施した世論調査の結果を伝えるもの。これによれば、“天皇の「生前退位」のために憲法を改正すべき”という世論が8割を超し、圧倒的に改憲を支持しているように見える。

 だが、騙されてはいけない。これは、世論調査におけるトリックであり、フジサンケイグループが仕掛けた露骨なミスリードだ。

 それは、設問を見れば明らかだ。まず産経は13番目の設問としてこう記す。

〈Q13. 現在の皇室制度では、天皇が生前に退位し、天皇の位を皇太子に譲る「生前退位」の規定がありません。生前退位について、あなたは、政府がどのように対応すべきだと思いますか。次の中から、あなたのお考えに近いものを1つ選び、お知らせください。〉

 その回答として「『生前退位』が可能になるように制度改正を急ぐべきだ」が70.7%、「慎重に対応すべきだ」が27.0%、「わからない・言えない」が2.3%だったという。

 まあ、これについては、今月の他社世論調査の類似する設問でも同じく制度改正に高いポイントがでている(朝日新聞「(『生前退位』をできるようにすることに)賛成」が84%、読売新聞「(生前退位ができるように)制度を改正すべき」84%、など)。だが、問題はここからだ。産経の場合、続けてこんな14番目の設問を置いた。文章を注視してほしい。

〈Q14. 今後、天皇の「生前退位」が可能となるように、憲法を改正してもよいと思いますか、思いませんか。〉

 この設問に対して「思う」が84.7%で圧倒的多数を占めたというわけだが……って、ちょっと待て。設問をどう読んでも“天皇の「生前退位」には憲法改正が必須だ”ということが前提になっているが、それ自体が嘘八百なのだ。

http://lite-ra.com/2016/08/post-2484_2.html
 たしかに、天皇の地位やあり方は憲法で規定されている。たとえば皇位継承については、第2条で《皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する》とされ、また第5条においては《皇室典範の定めるところにより、摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行う》と定められている。

 だがこれは、つまるところ“皇位継承等については皇室典範という法律に則れ”としているだけで、第2条や5条が直接「生前退位」そのものを禁止しているわけではない。条文を読めば自明だ。

 そして、現行の皇室典範第4条では「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」と定められており、今上天皇の「生前退位」は想定されていない。逆に言えば、皇室典範を国会審議などの手続きを経て法改正すれば、施行日をもってただちに「生前退位」が可能となるのである。

 にもかかわらず、産経FNN合同調査の設問は、〈今後、天皇の「生前退位」が可能となるように、憲法を改正してもよいと思いますか、思いませんか〉と、「生前退位」には改憲が必要であるというふうにミスリードしているのだ。しかも、直前の設問は〈現在の皇室制度では、天皇が生前に退位し、天皇の位を皇太子に譲る「生前退位」の規定がありません〉というもの。皇室典範という言葉を一切出さずに規定の不備だけを訴え、次の設問で一気に憲法の問題にすり替えたのである。

 これはミスリードなんてものじゃない。世論を改憲に誘導するための完全な詐欺的行為だ。本サイトでは以前からフジサンケイグループによる恣意的世論調査の数々を指摘してきたが、今回のやり方はいくらなんでも酷すぎる。公共性の高い全国紙やテレビ局がこんなことをやって許されるのか。それこそ法律違反のレベルだろう。

 このトンデモ世論調査の裏にはもちろん、「生前退位」を逆に改憲に利用しようという保守勢力の意図がある。

 本サイトで何度も指摘してきたように、天皇を「国家元首」に戻し、その神性を国民支配のイデオロギーとして復活させたい保守勢力にとって、天皇は「終身制」が必須であり、「生前退位」は認められるものではない。

 しかし、各社世論調査が示すとおり国民は天皇の「生前退位」を肯定しており、その世論を無視することはできない。であれば、日本国憲法が「生前退位」発言を認めていないことにして、改憲に対する世論誘導に利用しよう。おそらくそう考えたのだろう。

http://lite-ra.com/2016/08/post-2484_3.html
 実際、フジサンケイグループと一部の保守勢力は「生前退位」を改憲にリンクさせようと必死だ。産経新聞は9日付紙面で、「『生前退位』私はこう思う」と題し、安倍政権の改憲イデオローグである櫻井よしこ氏のこんな談話を掲載している。

〈今回の事柄を、現行の皇室典範の枠の中で改定することを否定されていることも感じた。国民の側としては、よくよく考えなくてはいけない。〉
〈陛下がおっしゃった結果、皇室典範などを変えるという結論になるのは、よほど慎重でなければならないだろう。政治的利用の余地が生まれる可能性があるためだ。〉

 連中はいったいどんな読解力をしているのだろう。何度でも繰り返すが、天皇の「生前退位」それ自体は、憲法改正とはまったく関係なく、皇室典範改正で対応できるのだ。ところが、彼らは皇室典範改正を「政治的利用」だと言い、だからこそ憲法改正をすべきだというのである。そっちのほうがはるかに「政治的利用」だろう。ここまでくると、あなたたちの頭の中は大丈夫か、と心配になってくる。

 しかし、こうしたインチキな謀略世論調査、支離滅裂な改憲論を「トンデモ右翼がまたバカなことを」と笑って済ませるわけにはいかない。なぜなら、この国を支配し、現実に改憲に向けて邁進している安倍政権がそのトンデモ右翼と完全に一体化しているからだ。

 実際、この世論調査の結果に気をよくした安倍政権がそれこそ、悲願の改憲の最初に、天皇条項第1〜8条の改正を言い出す可能性もゼロではないだろう。現実にはそれは無理だとしても、改憲への抵抗感を取り除くためにこうした議論を煽ることはおおいにある。

 いや、そもそも今回のトンデモ世論調査は、そうした狙いをもった安倍官邸が自分たちと一体関係にあるフジサンケイグループを使って仕掛けたものなのかもしれない。

 そして、安倍政権と保守勢力はこれから、こうした詐欺的な世論操作を次から次へと打ち出してくるだろう。多くの国民、メディア関係者は「まさか改憲まではいかないだろう」とたかをくくっているようだが、今回の「生前退位のための改憲に賛成84.7%」という数字が示すように、情報操作のやり方次第では、一気に改憲賛成論が圧倒的多数を占めるように誘導することは可能なのだ。私たちはゆめゆめそのことへの注意を怠ってはならない。
(小杉みすず)

 

関連:
「天皇陛下、退位に強い思い 象徴のあるべき姿を表明」の動画と、Twitterの反響や日刊ゲンダイの記事など。 

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2016年8月 8日 (月)

「天皇陛下、退位に強い思い 象徴のあるべき姿を表明」の動画と、Twitterの反響や日刊ゲンダイの記事など。

 共同通信とANNの動画です。字幕のフォントなどの見やすさが若干違うので両方をアップしておきます。うしろでTwitterでの反響(最初に関連動画)と、日刊ゲンダイの関連記事を採録。また「おことば」中に出てくる「殯(もがり)」についてのWikipediaの説明も採録

 

天皇陛下、退位に強い思い 象徴のあるべき姿を表明 Japan's 82-year-old emperor indicates readiness to abdicate
KYODO NEWS 【共同通信社】
https://youtu.be/jW9ObpFgCP8

2016/08/07 に公開

概要:
天皇陛下は8日午後3時、象徴としての務めについてのお気持ちをビデオメッセージで表明し、生前退位の実現に強い思いを示された。82歳となり、次第に進む体の衰えを考慮し「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが難しくなるのではないかと案じています」と語り、国民に理解を求めた。

Japan's 82-year-old Emperor Akihito on Monday indicated his readiness to abdicate, voicing concern in a rare video message to the public that he could one day become unable to fulfill his role as the symbol of the state because of his age.

 

天皇陛下「お気持ち」表明 ビデオメッセージで公開(16/08/08)
ANNnewsCH
https://youtu.be/PiglYL2WdvY

2016/08/07 に公開

 

 以下、宮内庁のHPからです。

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(ビデオ)(平成28年8月8日)

108image1
おことばを述べられる天皇陛下

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことばのビデオを視聴することができます。(11分02秒)
プレーヤー     帯域
Windows Media Player     1Mbps     300kbps

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)

英文>へ

戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。

私も80を越え,体力の面などから様々な制約を覚えることもあり,ここ数年,天皇としての自らの歩みを振り返るとともに,この先の自分の在り方や務めにつき,思いを致すようになりました。

本日は,社会の高齢化が進む中,天皇もまた高齢となった場合,どのような在り方が望ましいか,天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら,私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。

即位以来,私は国事行為を行うと共に,日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を,日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として,これを守り続ける責任に深く思いを致し,更に日々新たになる日本と世界の中にあって,日本の皇室が,いかに伝統を現代に生かし,いきいきとして社会に内在し,人々の期待に応えていくかを考えつつ,今日に至っています。

そのような中,何年か前のことになりますが,2度の外科手術を受け,加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から,これから先,従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合,どのように身を処していくことが,国にとり,国民にとり,また,私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき,考えるようになりました。既に80を越え,幸いに健康であるとは申せ,次第に進む身体の衰えを考慮する時,これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないかと案じています。

私が天皇の位についてから,ほぼ28年,この間私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において,日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は,国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ,私がこの認識をもって,天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。また,天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇が健康を損ない,深刻な状態に立ち至った場合,これまでにも見られたように,社会が停滞し,国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして,天皇の終焉に当たっては,重い殯の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き,その後喪儀に関連する行事が,1年間続きます。その様々な行事と,新時代に関わる諸行事が同時に進行することから,行事に関わる人々,とりわけ残される家族は,非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが,胸に去来することもあります。

始めにも述べましたように,憲法の下,天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを,切に願っています。

 

 同じく宮内庁の頁からおことばの英文訳です。

Message from His Majesty The Emperor
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detailEn/12#41

Message from His Majesty The Emperor(August 8, 2016) (video)

108image1
His Majesty The Emperor

View the videos of a message from His Majesty the Emperor.(11:02) (Japanese)
Media Player     Bandwidth
Windows Media Player     1Mbps     300kbps

Message from His Majesty The Emperor(August 8, 2016)

<Japanese>

A major milestone year marking the 70th anniversary of the end of World War II has passed, and in two years we will be welcoming the 30th year of Heisei.

As I am now more than 80 years old and there are times when I feel various constraints such as in my physical fitness, in the last few years I have started to reflect on my years as the Emperor, and contemplate on my role and my duties as the Emperor in the days to come.

As we are in the midst of a rapidly aging society, I would like to talk to you today about what would be a desirable role of the Emperor in a time when the Emperor, too, becomes advanced in age. While, being in the position of the Emperor, I must refrain from making any specific comments on the existing Imperial system, I would like to tell you what I, as an individual, have been thinking about.

Ever since my accession to the throne, I have carried out the acts of the Emperor in matters of state, and at the same time I have spent my days searching for and contemplating on what is the desirable role of the Emperor, who is designated to be the symbol of the State by the Constitution of Japan. As one who has inherited a long tradition, I have always felt a deep sense of responsibility to protect this tradition. At the same time, in a nation and in a world which are constantly changing, I have continued to think to this day about how the Japanese Imperial Family can put its traditions to good use in the present age and be an active and inherent part of society, responding to the expectations of the people.

It was some years ago, after my two surgeries that I began to feel a decline in my fitness level because of my advancing age, and I started to think about the pending future, how I should conduct myself should it become difficult for me to carry out my heavy duties in the way I have been doing, and what would be best for the country, for the people, and also for the Imperial Family members who will follow after me. I am already 80 years old, and fortunately I am now in good health. However, when I consider that my fitness level is gradually declining, I am worried that it may become difficult for me to carry out my duties as the symbol of the State with my whole being as I have done until now.

I ascended to the throne approximately 28 years ago, and during these years, I have spent my days together with the people of Japan, sharing much of the joys as well as the sorrows that have happened in our country. I have considered that the first and foremost duty of the Emperor is to pray for peace and happiness of all the people. At the same time, I also believe that in some cases it is essential to stand by the people, listen to their voices, and be close to them in their thoughts. In order to carry out the duties of the Emperor as the symbol of the State and as a symbol of the unity of the people, the Emperor needs to seek from the people their understanding on the role of the symbol of the State. I think that likewise, there is need for the Emperor to have a deep awareness of his own role as the Emperor, deep understanding of the people, and willingness to nurture within himself the awareness of being with the people. In this regard, I have felt that my travels to various places throughout Japan, in particular, to remote places and islands, are important acts of the Emperor as the symbol of the State and I have carried them out in that spirit. In my travels throughout the country, which I have made together with the Empress, including the time when I was Crown Prince, I was made aware that wherever I went there were thousands of citizens who love their local community and with quiet dedication continue to support their community. With this awareness I was able to carry out the most important duties of the Emperor, to always think of the people and pray for the people, with deep respect and love for the people. That, I feel, has been a great blessing.

In coping with the aging of the Emperor, I think it is not possible to continue reducing perpetually the Emperor’s acts in matters of state and his duties as the symbol of the State. A Regency may be established to act in the place of the Emperor when the Emperor cannot fulfill his duties for reasons such as he is not yet of age or he is seriously ill. Even in such cases, however, it does not change the fact that the Emperor continues to be the Emperor till the end of his life, even though he is unable to fully carry out his duties as the Emperor.

When the Emperor has ill health and his condition becomes serious, I am concerned that, as we have seen in the past, society comes to a standstill and people’s lives are impacted in various ways. The practice in the Imperial Family has been that the death of the Emperor called for events of heavy mourning, continuing every day for two months, followed by funeral events which continue for one year. These various events occur simultaneously with events related to the new era, placing a very heavy strain on those involved in the events, in particular, the family left behind. It occurs to me from time to time to wonder whether it is possible to prevent such a situation.

As I said in the beginning, under the Constitution, the Emperor does not have powers related to government. Even under such circumstances, it is my hope that by thoroughly reflecting on our country’s long history of emperors, the Imperial Family can continue to be with the people at all times and can work together with the people to build the future of our country, and that the duties of the Emperor as the symbol of the State can continue steadily without a break. With this earnest wish, I have decided to make my thoughts known.

I sincerely hope for your understanding.

↑「おことば」中に出てくる「殯(もがり)」について。


http://ja.wikipedia.org/wiki/殯

殯(もがり)とは、日本の古代に行われていた葬儀儀礼で、死者を本葬するまでのかなり長い期間、棺に遺体を仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することにより、死者の最終的な「死」を確認すること。その棺を安置する場所をも指すことがある。殯の期間に遺体を安置した建物を「殯宮」(「もがりのみや」、『万葉集』では「あらきのみや」)という。

日本の古文書にみる殯

『古事記』、『日本書紀』では殯、『万葉集』では大殯とされ、貴人を殯にした記録や、それを連想させる記録が散見されるが、具体的な方法などは記録されていない。

『日本書紀』においては、一書の九で伊弉諾尊(いざなぎ)が伊弉冉尊(いざなみ)を見た際「伊弉諾尊欲見其妹 乃到殯斂之處」の殯斂や天稚彦(あめわかひこ)の殯「便造喪屋而殯之」(一書の一「而於天作喪屋殯哭之」)、巻8の仲哀天皇の崩御後にその遺体を武内宿禰による海路に穴門を通って豊浦宮におけるもの「竊收天皇之屍 付武内宿禰 以從海路遷穴門 而殯于豐浦宮 爲无火殯斂无火殯斂 此謂褒那之阿餓利」があり、その後数代して欽明天皇(欽明天皇32年4月15日(571年5月24日)崩御)32年5月に河内古市に殯し、秋8月に新羅の未叱子失消が殯に哀悼した「五月 殯于河內古市 秋八月丙子朔 新羅遣弔使 未叱子失消等 奉哀於殯 是月 未叱子失消等罷 九月 葬于檜隈阪合陵」と記述される。なおこのときは1年に満たない殯である。


隋書に記録された殯

『隋書』「卷八十一 列傳第四十六 東夷 俀國」には、死者は棺槨を以って斂(おさ)め、親賓は屍に就いて歌舞し、妻子兄弟は白布を以って服を作る。貴人は3年外に殯し、庶人は日を卜してうずむ。「死者斂以棺槨親賓就屍歌舞妻子兄弟以白布製服 貴人三年殯於外庶人卜日而 及葬置屍船上陸地牽之」とあり、また、『隋書』「卷八十一 列傳第四十六 東夷 高麗」(後の高麗王朝のことではなく高句麗のこと)には、死者は屋内に於て殯し、3年を経て、吉日を択(えら)んで葬る、父母夫の喪は3年服す「死者殯於屋内 經三年 擇吉日而葬 居父母及夫之喪 服皆三年 兄弟三月 初終哭泣 葬則鼓舞作樂以送之 埋訖 悉取死者生時服玩車馬置於墓側 會葬者爭取而去」とある。これらの記録から、倭国・高句麗とも、貴人は3年間殯にしたことが窺える。

なお、殯の終了後は棺を墳墓に埋葬した。長い殯の期間は大規模な墳墓の整備に必要だったとも考えられる。


殯の衰退
殯の儀式は大化の改新以降に出された薄葬令によって、葬儀の簡素化や墳墓の小型化が進められた結果、仏教とともに日本に伝わったと言われる火葬の普及もあり、急速に衰退する。 青森県の一部の地域では忌中の家の前に1.8メートルくらいの長さの木の棒を2本交差させて、X印にしたものを門に飾る地域もある。殯の風習が形を変えて残っているものと思われる。


現代の大喪における「殯宮」

殯宮は「もがりのみや」という名で天皇の大喪の礼に、また「ひんきゅう」という名で皇后・皇太后・太皇太后の斂葬の儀までの間、皇居宮殿内に仮設される遺体安置所の名として使用されることになっており、戦後に於いては昭和天皇や貞明皇后、香淳皇后の崩御の際に設置されている(ただし、太皇太后は現在の皇室典範にも定められているものの、実際には平安時代末期以降、現れていない)。

崩御後13日目に遺体を収めた棺は御所から宮殿内の殯宮に移御され、崩御後45日目を目処に行われる大喪の礼や斂葬の儀までの間、殯宮拝礼の儀を始めとする諸儀式が行われる。


現代に生きる殯の名残
通夜は殯の風習の名残で、殯の期間が1日だけ、あるいは数日だけに短縮されたものとする説もある。沖縄でかつては広く行われ、現代でも一部の離島に残る風葬と洗骨の風習は、殯の一種の形態と考えられる。

 

 以下、Twitterでの反響を見る前に関連動画を2本

 先ず1本目の動画。安倍のコメントが内容スカスカとTwitterで。また去る時の安倍のふて腐れた表情・態度がなってないとツイでは散散w。

天皇陛下「お気持ち」受け 総理「重く受け止める」(16/08/08) 55秒
ANNnewsCH
https://youtu.be/K1ZqsTV3_DQ

2016/08/08 に公開

 

 次に2本目の動画。第2次安倍内閣が制定した「主権回復の日」2013年4月28日式典会場。式次第になかった唐突な野太い銅鑼声に引きずられた万歳三唱、そして陛下と美智子様の困惑する表情(53秒〜)。(この部分、政府インターネットテレビでは、最初の野太いどら声万歳の音声を消してますw 全40分35秒で音が出るのは1分3秒から)。↓この動画ですが、既にググってもネットで消されてます。保存していたのをストレージサーバーにアップして見られるようにしておきました。

「主権回復の日」で政府式典、万歳三唱も 1分30秒
https://www.youtube.com/watch?v=WtcWy2xvWkU

Sサーバーにアップ ←MediaFireに保存。MediaFireはPCでは使い辛くなったのでipadを推奨。ipadで左記リンクをタップするとSafariの別頁が開き「Download(…MB)」の表示が出るのでタップする。黒い画面に変わり20秒から40秒待つと再生開始(時間帯、夜間は回線が混むので駄目

Sサーバーにアップ ←4sharedに保存。PCで4sharedならクリックし頁が変わり待つと自動的に再生(PCの場合、ポインタカーソルを映像画面に持って行くと右下にフルスクリーン切り換えマークが出る。ipadの場合は最初からフルスクリーン)。ipadならタップするだけで4sharedが開き再生(ただし、初めて4sharedを使う人の場合、「購入」と出るけれど、4sharedは無料Appなのでここでの購入はipad用語で単にダウンロード)。

ipad ←ipadの他、カバー等も AMAZON

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↑↓この動画の記事

「主権回復の日」で政府式典、万歳三唱も(28日17:16)
http://news.tbs.co.jp/20130428/newseye/tbs_newseye5318673.html
Internet Archive 

 61年前の4月28日、日本が独立を回復したことを受け、政府は「主権回復の日」の式典を東京で開きました。

 「主権回復の日」の式典は、1952年4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効し、日本が独立を回復したことを受けたものです。天皇皇后両陛下をはじめ、各都道府県の知事や国会議員らが出席しました。

 「本日をひとつの大切な節目とし、これまで私たちがたどった足跡に思いを致しながら、未来に向かって希望と決意を新たにする日にしたいと思います」(安倍晋三総理大臣)

 沖縄県の仲井真知事は式典を欠席しましたが、安倍総理は「沖縄が経てきた辛苦にただ深く思いを寄せる努力をなすべきだと訴えようと思う」と述べ、今後、沖縄県民の心情に最大限配慮していく意向を示しました。

 ところで、式典後、天皇皇后両陛下が退出する際、こんな一幕もありました。

 「天皇陛下万歳」

 政府関係者は「万歳三唱は全く予定になかったものだ」として困惑していますが、出席した沖縄県の関係者からは「政府からはお祝いの式典ではないと聞いていたのに、あれはいただけない」などと反発の声が上がっています。(28日17:16)

 

4・28政府式典:突然の「天皇陛下万歳」(沖縄タイムス)
2013年4月29日 10時06分
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-04-29_48644
Internet Archive 

 【東京】壇上の安倍晋三首相ら三権の長がそろって両手を上げ、声を合わせた。「天皇陛下万歳」。28日に開かれた「主権回復の日」の政府式典。天皇皇后両陛下が式典終了後に退場する際、出席者から突然声が上がり、出席した国会議員や政府関係者約390人の一部も同調。天皇陛下は壇上で一瞬立ち止まった

 式典に対して憲法改正への足がかりとする疑念の声が上がる中、政府が式典で強調した「未来志向」ではなく、戦前の光景に重なるような場面もあった。

 仲井真弘多知事に代わって参加した高良倉吉副知事は万歳をしなかった。「突然でびっくりした。あの場面でそうする必要はなかったかなと。ただ、積極的にしなかったわけではなく、反応できなかった」と終了後、報道陣に話した。

 約40分の政府式典は、安倍首相の独り舞台の様相でもあった。首相は舞台上に掲げられた大きな日の丸をバックに、約10分と最も多く時間を割いた。衆参両院議長、最高裁判所長官はそれぞれ3分。両陛下のお言葉はなく、残りは児童合唱団の歌声だけだった。

 首相は式辞で「沖縄の辛苦にただ深く思いを寄せる努力をなすべきだ」と強調し、沖縄戦や過重な基地負担に苦しんできた県民に一定の配慮を示した。

 しかし、直後に米軍のトモダチ作戦を持ち出し、「熾烈(しれつ)に戦った者同士が心の通い合う関係になった例は古来、稀(まれ)だ」と2月の日米首脳会談で語った「完全な日米同盟」をアピールするような文言を続けた。

 一方、児童合唱団が歌声を披露する場面でも不可解な空気が漂った。出席者に向かって舞台上で歌うのではなく、出席者と同じ舞台下から、天皇皇后両陛下や首相などが並ぶ舞台上に向かって「翼をください」などの歌を合唱した

 

2013年4月28日「主権回復の日」の会場で唐突な「天皇陛下万歳」に驚かれる天皇陛下と美智子皇后。
(↓クリックすると拡大します)スクロールして見るなら
20130428syukenkaifukunohi

https://twitter.com/28SOBA/status/763524091269611520

https://twitter.com/28SOBA/status/763271554578866177

 

https://twitter.com/GoHoo_WANJ/status/762951377995706368

 

https://twitter.com/sangituyama/status/762642472493121536

 

https://twitter.com/haratetchan/status/762571061212786688

 

https://twitter.com/shiikazuo/status/762556475336040448

 

https://twitter.com/levinassien/status/762807750464114688

 

https://twitter.com/levinassien/status/762806565661401093

 

https://twitter.com/levinassien/status/762805848968003584

 

https://twitter.com/hirakawamaru/status/762577098858901504

 

https://twitter.com/nakatanidesu/status/762600593206579200

 

https://twitter.com/28SOBA/status/762617587905605632

 

https://twitter.com/Sukuitohananika/status/762581451569188868

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 以下、日刊ゲンダイの関連記事紹介のツイートと紹介されている記事画像を資料として採録。最後の2本は「おことば」と関連はないですが、目についた記事だったので附録として採録。

 

「「お気持ち」に応えれば改憲戦略は先延ばししかない」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/763271968493740032

 

「口先のゴマカシはもう効かない 「生前退位」詭弁政権には命取り」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/763268691769171968

 

「【この国は70年前とどこが変わったのか】「お言葉」に騒然の世相と今後」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/762898554511691777

 

「【GPIFが実質筆頭株主30社】ニッポン株式会社に君臨 業界トップクラスがズラリ」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/762542847149035520

 

「もう崩れた安保法の「抑止力」 北からはミサイル 中国からは大船団」の記事を拡大・スクロールして見るなら

「稲田防衛相は最悪の起用だ 安倍政権が「中国脅威論」を煽れば戦争になる」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/762540032724832258

 

関連:
天皇が「お気持ち」で、生前退位に反対する安倍政権や日本会議へ反論! フジ産経が「改憲が必要」と詐欺的世論調査。 

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※原発関連で3冊:

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2016年8月 6日 (土)

日刊ゲンダイ(2016年8月3日から8月6日)「未来チャレンジ内閣」改め未来収奪内閣だ+その他記事をいくつかまとめ読み。

 安倍晋三仲良しこよしお子ちゃま内閣。スタート時の日刊ゲンダイのいくつかを採録。「おごる平家は久しからず」狡さだけは一人前の安倍晋三だが、暗愚な政治屋として歴史に刻まれるのは間違いない。(回りを仲良しこよしで固めるのは、実は心を許せて話せる友人が安倍晋三の回りには全然いないってことw。問わず語り逆の証拠。いい気になっている安倍晋三の末路は独裁者チャウセスクが相応しいw←頁内ジャンプ)

 

「【安倍政権】「未来チャレンジ内閣」改め未来収奪内閣だ 社会保障制度バンバン切り捨て」の記事を拡大・スクロールして見るなら以下同じ)。記事をうしろで採録

https://twitter.com/Trapelus/status/761597638919675904

 

「これから基地問題の論戦は格段にレベルアップする」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760732290196578304

 

「【民進党ドッチラケ代表選】政権転落〝A級戦犯〟がまたデカイ顔 「蓮舫代表」-「安住幹事長」で決まり」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761817355093614592

 

「築地移転や五輪選手村 混迷の元凶【東京都幹部職員】大手建設業者天下りリスト」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761830184391577604

 

「小池百合子 鉛筆ナメナメズサン訂正 12年分だけ複数事業を一括計上」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761824443932905472

 

「この国は五輪ですべてが狂ってしまった ついには総裁延長論」の記事を拡大・スクロールして見るなら

「五輪を大義名分にすれば何でもまかり通る危険な風潮」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761815568022315013

 

「【致死率50%】リオで蔓延 スーパーバクテリア 気になる日本の影響」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761599192577880064

 

「【やっぱり怪しい小池百合子の「政治とカネ」】政治資金で自著大量購入 出馬表明翌日に〝チョコ代金〟訂正」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761593983814344705

 

「【安倍首相の幼稚な性格浮き出る】〝バチバチ〟さや当て改造人事 小池都知事 VS. 丸川五輪相 石破 VS. 側近農相」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761593170484355072

 

「【安倍内閣「無能」「無名」「茶坊主」大臣を裸にする】(第1回)ウルトラ右翼 政調会長の評価はイマイチだったのに出世街道まっしぐら」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761592259238240259

 

「【都議時代に帝国憲法復活を主張】小池知事が抜擢 特別秘書は爆弾か」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761138899812950016

 

「【内閣改造】「身体検査」したのか 東京地検が狙う「新大臣」の疑惑」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/761137978190106627

 

「「決着」どころかこれから追及本番【口利きワイロ疑惑】甘利元大臣の厚顔」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760725253454696448

 

「安倍恐怖人事に沈黙の異様 茶坊主だけ優遇 逆らう者は干し上げる」の記事を拡大・スクロールして見るなら

「超タカ派の防衛相でますますナショナリズム高揚」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760723902708539392

 

附録:今日8月6日にふさわしいツイート。

 2016年8月6日、中国新聞TV欄のキャプチャ画像を保存。

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https://twitter.com/mikasaindustry/status/761677993890623488

 

テレビ欄「今を戦前にさせない」(東京新聞)
2016年8月7日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016080702000127.html

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中国放送が6日朝刊に載せたプロ野球中継のテレビ欄

 広島原爆の日から七十一年を迎えた六日、中国放送(広島市)は新聞朝刊のプロ野球中継のテレビ欄で、縦に読むと「今を戦前にさせない」となるメッセージを掲載した。

 広島県内で発売の地元紙や全国紙で、六日午後六時五十分からの広島-巨人戦の欄。本文最初の行を横に読むと「今思い出す野球に希望…」となるが、左端の頭文字を縦読みすると「今を戦前にさせない」との言葉が浮かび上がる。

 中国放送は二〇一四年に同様の方法で「カープ応援できる平和に感謝」、一五年には「86(8月6日)を次世代に伝える」とのメッセージを読者に送っている

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 以下、記事を資料として採録。

 

弱者切り捨て 安倍首相が「未来チャレンジ内閣」騙る笑止
2016年8月5日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187171/1

40ef8aca3303f411e63165a22880f4d5201 国民の未来を奪うな!(C)日刊ゲンダイ

「ヒロシ&キーボー」のヒット曲「3年目の浮気」の歌詞じゃないが、「バカ言ってんじゃないよ」と突っ込みを入れたくなった国民も多いだろう。安倍首相が3日に改造した内閣について「未来への責任を果たしていく。この内閣はいわば『未来チャレンジ内閣』だ」と名付けたことだ。

 前回の内閣改造時も、安倍首相は「1億総活躍社会」なんて言って勝手に盛り上がっていたが、今回ほど酷いネーミングはない。安倍政権が進めているのは「未来への責任を果たす」どころか、「未来を奪う」政策ばかりだからだ。

■安倍政権の現実は「未来収奪内閣」

 日本は今、超が付く少子高齢化社会に突き進んでいる。安倍首相が本気で「未来」を考えているのであれば、何よりも取り組むべきは「未来の安心」=社会保障制度の充実だろう。ところが、安倍政権がやっていることは真逆で、社会保障をバンバン削りまくっている。


 “狙い撃ち”されているのは高齢者だ。これまでも、70~74歳の窓口負担を1割から2割に引き上げ、療養病床の入院給食を1食260円から460円に引き上げるなどの制度改悪を進めてきたが、今後、さらなる引き締めを図る考え。とりわけ高齢者が震え上がっているのが、来年の介護保険法改正に向けて検討されている、車いすや杖といった福祉用具貸与の給付が「要介護3以上」になることだ。

「現在、要支援1、2の高齢者は介護保険を利用すれば月数百円で車いすをレンタルできます。これがすべて自腹になると費用は数十倍にハネ上がるほか、ヘルパーを依頼しなければならず、その費用負担も重くなる。日本福祉用具供給協会の調査だと、用具貸与からヘルパーに切り替えると、利用者の支払う金額は低く見積もっても総額1370億円増える。制度改正されたら、これまで気軽にレンタルしてきた車いすに乗れなくなるため、引きこもり状態になるお年寄りも出てくるでしょう」(都内福祉業者)


 同協会のホームページによると、全国の都道府県議会、市町村議会で福祉用具貸与制度の現行維持を求める意見書が可決されているが、安倍政権は知らん顔だ。

「未来の保障」であるはずの年金積立金だって、安倍政権は株式投資の比率を引き上げ、昨年度は約5兆円もパーにした。一体どこが日本の「未来」を見据えた政策なのか。経済評論家の荻原博子氏はこう言う。

「安倍政権が大事にしたい未来とは、安倍首相が総裁任期を延ばしてやりたい放題やろう――という自分たちの未来であって、国民生活の未来と何ら関係ありません」

 安倍政権には「未来収奪内閣」という言葉こそピッタリだ。

 

「蓮舫代表」無投票選出を企む民進“A級戦犯”5人組の思惑
2016年8月6日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/187286/1

D85506aeefdda81f16661ee479fdae2c201 初の女性代表へ(C)日刊ゲンダイ

 岡田代表の後任を決める民進党の代表選(9月15日投開票)に、岡田氏側近の蓮舫代表代行(48)が一番乗りで手を挙げた。5日の会見で「富士山から飛び降りる覚悟だ」と眉間にシワを寄せて決意を語ったが、代表選は行われず、蓮舫氏の「無投票選出」がすでに既定路線になりつつあるからドッチラケだ。水面下では蓮舫氏への一本化に向け、切り崩しが進んでいるというのである。

 代表選をめぐっては前原誠司元外相(54)や細野豪志元環境相(44)などいつもの面々の名前が挙がっており、若手の玉木雄一郎国対副委員長(47)も意欲を見せている。

「岡田代表が代表選への不出馬を表明した前日の7月29日、岡田代表、野田元首相、枝野幹事長、安住国対委員長、蓮舫代表代行の5人が集まり、その席でポスト岡田体制について〈蓮舫代表―安住幹事長〉で一致したという話が広がっています。5人組はライバルの立候補を封じ、無投票で蓮舫氏を代表にするつもりだとみられています」(民進党関係者)


 それにしても、岡田、野田、枝野、安住、蓮舫の5氏は政権転落の“A級戦犯”。それが、政策論争も経ずに順送りでトップの座を牛耳ろうなんてヒドイ話だ。しかも、その思惑もセコイのなんの。

「対抗馬といい勝負になれば、たとえ蓮舫代表代行が勝っても相手陣営を幹事長などで処遇しなければならなくなる。どうしても幹事長になりたい安住国対委員長が出馬の目を潰そうと動き回っているんです」(別の民進党関係者)

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「今回の代表選は大きく二項対立の構図が固まっています。野党共闘路線を維持する執行部系と、理念を練り直そうという保守系の争いですが、蓮舫代表代行はウイングが広いですし、今春から準備を進めてきた。結果的には蓮舫代表で決まりでしょう。ただ、無投票選出ではマスコミは取り上げないし、世間の関心も高まらない。国民に民進党の存在をアピールするせっかくのチャンスをフイにするなんて自殺行為です」

 民維合流から4カ月。なーんも変わっちゃいないのか。

 

 以下、安倍晋三が沖縄・高江でやっていること、動画を2件、その次にチャウセスクの末路(安倍晋三の未来w)。

【沖縄・高江】女性の首を締める機動隊
応援 報ステ
https://youtu.be/_GBrJqYhcmk

2016/07/21 に公開

沖縄・米軍ヘリパッド工事再開、反対住民らと激しい衝突 2016年7月22日(金)11:36
塩谷みどり
https://youtu.be/w6dNLNCsqjw

2016/07/21 に公開

 

 独裁者チャウセスクの末路w。

Nicolae Elena Ceausescu executed
wjr1ftkt
https://youtu.be/2pk2rxHTrsQ

2009/04/15 にアップロード

1分12秒〜、死刑宣告され処刑の場面まで。

1989年12月25日、特別軍事法廷でのニコラエ・チャウシェスクと妻エレナ・チャウシェスク。判決は死刑。
_45561218_ceausescus512

処刑直後の妻エレナ・チャウシェスク。
170

処刑直後のニコラエ・チャウシェスク
171

 

チャウシェスク政権の崩壊 市民が撮った革命の7日間

 

チャウセスク政権下で生み出された孤児問題。

チャウシェスクの子供たち 1/4 ルーマニア 1991

チャウシェスクの子供たち 2/4 ルーマニア 1991

チャウシェスクの子供たち 3/4 ルーマニア 1991

チャウシェスクの子供たち 4/4 ルーマニア 1991

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2016年8月 5日 (金)

手配写真・お化け屋敷にあらずw。ズラッと20人「未来チャレンジ内閣」顔を見れば品性が分かりますねw。

 「未来チャレンジ内閣」写真リストの前に、最初に関連ツイート。

 

https://twitter.com/28SOBA/status/761051396598751232

 

↓以下、2件のツイート関連の記事(←頁内ジャンプ)

https://twitter.com/28SOBA/status/760686646731956226

 

https://twitter.com/hiromi19610226/status/760367091094433793

 

↓ツイ元中の記事「政治資金でキャバクラ支出/鶴保元国交副大臣の支部」を後ろで保存w。

https://twitter.com/28SOBA/status/760710082720108544

 

写真特集 第3次安倍再改造内閣
2016年8月3日
http://mainichi.jp/graphs/20160803/hpj/00m/010/001000g/1

総理 安倍晋三
20160803hpj00m010001000q8

副総理、財務 麻生太郎
20160803hpj00m010002000q8

総務 高市早苗
20160803hpj00m010003000q7

法務 金田勝年 (凶相閲覧注意w)
20160803hpj00m010004000q8

外務 岸田文雄
20160803hpj00m010005000q8

文部科学 松野博一
20160803hpj00m010006000q7

厚生労働 塩崎恭久
20160803hpj00m010007000q7

農林水産 山本有二
20160803hpj00m010008000q7

経済産業 世耕弘成
20160803hpj00m010009000q8

国土交通 石井啓一 (公明党)
20160803hpj00m010010000q8

環境 山本公一
20160803hpj00m010011000q7

防衛 稲田朋美
20160803hpj00m010012000q8

官房 菅義偉
20160803hpj00m010013000q8

国家公安、防災 松本純
20160803hpj00m010014000q8

復興 今村雅弘
20160803hpj00m010015000q6

沖縄・北方 鶴保庸介
20160803hpj00m010016000q7

経済再生 石原伸晃
20160803hpj00m010017000q8

1億総活躍、働き方改革、拉致 加藤勝信
20160803hpj00m010018000q7

地方創生 山本幸三
20160803hpj00m010019000q8

五輪 丸川珠代 (↓クリックして拡大はお勧め出来ませんw)
20160803hpj00m010020000q9

 

第3次安倍再改造内閣
発足 働き方改革、年度内に計画 初入閣8人

毎日新聞2016年8月4日 東京朝刊
http://mainichi.jp/articles/20160804/ddm/001/010/185000c

20160804ddm001010040000p9
第3次安倍再改造内閣

 安倍晋三首相は3日、内閣改造を行い、皇居での認証式を経て第3次安倍再改造内閣が発足した。記者会見で首相は新たな布陣を「未来チャレンジ内閣」と名付け、重点課題として働き方改革を進める考えを表明。新設の働き方改革担当相を兼務する加藤勝信1億総活躍担当相を中心に、年度内に具体的な実行計画をまとめる方針を打ち出した。

 首相は「長時間労働を是正する。同一労働同一賃金を実現し、非正規という言葉をこの国から一掃する」と強調。加藤氏のもとに関係閣僚と有識者による会議を設け、最低賃金引き上げの環境整備や高齢者の就労促進も検討する。

 今回の改造で初入閣は世耕弘成経済産業相ら8人。女性閣僚は3人で改造前と同数だった。防衛相には首相に近い自民党の稲田朋美前政調会長が就任。麻生太郎副総理兼財務相、石原伸晃経済再生担当相の留任について、首相は「最優先課題は経済だ。未来への投資を行う補正予算案を秋の臨時国会に提出する。引き続き(政権の経済政策)アベノミクスのエンジンの役割を担ってほしい」と説明した。

 「ポスト安倍」候補のうち岸田文雄外相が留任したのに対し、石破茂前地方創生担当相は首相から閣内にとどまるよう要請され、固辞した。これに関して首相は「選挙で訴えた政策を結果として示さなければ一気に国民の信頼を失う。その責任は閣内にいようと閣外でいようと変わりはない」と述べ、石破氏をけん制した。

 自民党の二階俊博幹事長は3日の記者会見で、2018年9月までの首相の党総裁任期延長に改めて言及した。しかし、首相は会見で「任期は2年残っている。延長はまったく考えていない」と明言。首相はまた、在任中の憲法改正に重ねて意欲を示した。【佐藤慶】


第3次安倍再改造内閣 2016年8月3日発足

 ◆総理

安倍晋三(あべ・しんぞう) 61

党幹事長・幹事長代理、官房長官、首相。成蹊大=衆(8)山口4 無派閥

 ◆副総理、財務、金融 留任

麻生太郎(あそう・たろう) 75

総務相、外相、党幹事長、首相。学習院大=衆(12)福岡8 麻生派

 ◆総務 留任

高市早苗(たかいち・さなえ) 55

沖縄・北方担当相、党政調会長。神戸大=衆(7)奈良2 無派閥

 ◆法務 (初)

金田勝年(かねだ・かつとし) 66

大蔵省主計官、副外相、党総務副会長。一橋大=衆(3)秋田2 参(2) 額賀派

 ◆外務 留任

岸田文雄(きしだ・ふみお) 59

沖縄・北方担当相、党国対委員長。早大=衆(8)広島1 岸田派

 ◆文部科学 (初)

松野博一(まつの・ひろかず) 53

会社員、副文科相、党国対筆頭副委員長。早大=衆(6)千葉3 細田派

 ◆厚生労働 留任

塩崎恭久(しおざき・やすひさ) 65

日銀職員、副外相、官房長官、党報道局長。東大=衆(7)愛媛1 参(1) 無派閥

 ◆農林水産

山本有二(やまもと・ゆうじ) 64

弁護士、高知県議、副財務相、金融担当相。早大=衆(9)高知2 石破派

 ◆経済産業 (初)

世耕弘成(せこう・ひろしげ) 53

首相補佐官、官房副長官。米ボストン大院=参(4)和歌山 細田派

 ◆国土交通 留任

石井啓一(いしい・けいいち) 58

党副幹事長、副財務相、党政調会長。東大=衆(8)比例北関東 公明党

 ◆環境 (初)

山本公一(やまもと・こういち) 68

愛媛県議、副総務相、党副幹事長。慶大=衆(8)愛媛4 谷垣G

 ◆防衛

稲田朋美(いなだ・ともみ) 57

弁護士、党副幹事長・政調会長、行革担当相。早大=衆(4)福井1 細田派

 ◆官房 留任

菅義偉(すが・よしひで) 67

総務相、党選対総局長・幹事長代行。法大=衆(7)神奈川2 無派閥

 ◆復興 (初)

今村雅弘(いまむら・まさひろ) 69

JR九州部長、副農相、党情報調査局長。東大=衆(7)比例九州 二階派

 ◆国家公安、防災 (初)

松本純(まつもと・じゅん) 66

官房副長官、党政調会長代理。東京薬大=衆(6)神奈川1 麻生派

 ◆沖縄・北方 (初)

鶴保庸介(つるほ・ようすけ) 49

副国交相、議運委員長、党参院政審会長。東大=参(4)和歌山 二階派

 ◆経済再生 留任

石原伸晃(いしはら・のぶてる) 59

テレビ記者、国交相、党幹事長、環境相。慶大=衆(9)東京8 石原派

 ◆1億総活躍、働き方改革、拉致 留任

加藤勝信(かとう・かつのぶ) 60

大蔵省企画官、官房副長官、内閣人事局長。東大=衆(5)岡山5 額賀派

 ◆地方創生、行政改革 (初)

山本幸三(やまもと・こうぞう) 67

大蔵省課長補佐、副経産相、党政調副会長。東大=衆(7)福岡10 岸田派

 ◆五輪

丸川珠代(まるかわ・たまよ) 45

アナウンサー、厚労政務官、環境相。東大=参(2)東京 細田派


 担当は▽副総理、財務、金融担当相=デフレ脱却▽総務相=マイナンバー制度▽文科相=教育再生▽経産相=産業競争力、原子力経済被害、原子力損害賠償・廃炉等支援機構▽国交相=水循環政策▽環境相=原子力防災▽官房長官=沖縄基地負担軽減▽復興相=福島原発事故再生総括▽国家公安委員長、防災担当相=海洋政策・領土問題、国土強靱(きょうじん)化、消費者・食品安全▽沖縄・北方担当相=クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策、情報通信技術政策▽経済再生担当相=税・社会保障一体改革、経済財政政策▽1億総活躍、働き方改革、拉致問題担当相=女性活躍、再チャレンジ、少子化対策、男女共同参画▽地方創生、行革担当相=規制改革、まち・ひと・しごと創生、国家公務員制度


 ※敬称略。経歴の後は当選回数、選挙区、党派(自民党議員は所属派閥)。網掛けは新
任・交代の閣僚、(初)は初入閣。


 ◆官房副長官

萩生田光一(はぎうだ・こういち)52=衆

野上浩太郎(のがみ・こうたろう)49=参

杉田和博(すぎた・かずひろ)75=事務

 ◆内閣法制局長官

横畠裕介(よこばたけ・ゆうすけ)64

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 以下、資料として採録。

 

https://twitter.com/28SOBA/status/761031611605356545

 

↑↓上記Twitter関連の記事w。

「未来チャレンジ内閣」改造に安倍総理 課題は経済(16/08/03)
ANNnewsCH
https://youtu.be/-_IWeGcsqSo

2016/08/03 に公開

↑↓上記動画の記事

「未来チャレンジ内閣」改造に安倍総理 課題は経済(2016/08/03 20:02)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000080606.html

 安倍総理大臣は新たな改造内閣について「未来チャレンジ内閣」と名付け、「最大のチャレンジは働き方改革だ」として、同一労働同一賃金などに取り組むと強調しました。

 安倍総理大臣:「最大のチャレンジは働き方改革であります。長時間労働を是正します。同一労働同一賃金を実現し、非正規という言葉をこの国から一掃します
 会見で、安倍総理は「最優先課題は経済だ」と述べたうえで、新たに創設した「働き方改革担当」に加藤勝信大臣を起用し、最低賃金の引き上げなども含めて今年度内をめどに具体的な案を取りまとめるとしました。また、今週に始まるリオデジャネイロ・オリンピックについて「閉会式に出席する」と表明しました。けがで交代する谷垣幹事長についても触れ、「感謝している」「一日も早く回復してほしい」と強調しました。

 

<再改造>「未来チャレンジ内閣」 首相、働き方改革強調
毎日新聞 8月3日(水)21時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000113-mai-pol

2016080300000113mai000view
記念撮影に臨む安倍改造内閣の閣僚ら=首相官邸で2016年8月3日午後7時51分、宮武祐希撮影

 安倍晋三首相は3日、内閣改造を行い、皇居での認証式を経て第3次安倍再改造内閣が発足した。記者会見で首相は新たな布陣を「未来チャレンジ内閣」と名付け、重点課題として働き方改革を進める考えを表明。新設の働き方改革担当相を兼務する加藤勝信1億総活躍担当相を中心に、年度内に具体的な実行計画をまとめる方針を打ち出した。

【写真特集】新内閣顔ぶれは? 全閣僚の写真

 首相は「長時間労働を是正する。同一労働同一賃金を実現し、非正規という言葉をこの国から一掃する」と強調。加藤氏のもとに関係閣僚と有識者による会議を設け、最低賃金引き上げの環境整備や高齢者の就労促進も検討する。

 今回の改造で初入閣は世耕弘成経済産業相ら8人。女性閣僚は3人で改造前と同数だった。防衛相には首相に近い自民党の稲田朋美前政調会長が就任した。

 麻生太郎副総理兼財務相、石原伸晃経済再生担当相を留任させたことについて、首相は「最優先課題は経済だ。未来への投資を大胆に行う補正予算案を秋の臨時国会に提出する。引き続き(政権の経済政策)アベノミクスのエンジンの役割を担ってほしい」と説明した。

 「ポスト安倍」候補のうち岸田文雄外相が留任したのに対し、石破茂前地方創生担当相は首相から閣内にとどまるよう要請され、固辞した。これに関して首相は「選挙で訴えた政策を結果として示さなければ一気に国民の信頼を失う。その責任は閣内にいようと閣外でいようと変わりはない。今後も協力していただけると確信している」と述べ、石破氏をけん制した。

 自民党の二階俊博幹事長は3日の就任記者会見で、2018年9月までの首相の党総裁任期延長に改めて言及した。しかし、首相は会見で「私の任期はまだ2年残っている。課題は山積しており、仕事を果たしていくことに全力を尽くしたい。任期の延長はまったく考えていない」と明言した。

 首相はまた、在任中の憲法改正に重ねて意欲を示したうえで「どの条文をどう変えるかは国民的な議論の末に収れんしていく。まずは(国会の)憲法審査会で、静かな環境で所属政党に関わらず議論を深めてもらいたい」と述べた。【佐藤慶】

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最終更新:8月4日(木)8時39分

 

下記Twitterのリンク先サンデー毎日の記事「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」の最初の頁を拡大・スクロールして見るなら
同じく、次の頁「(在特会が)首相の遊説に駆けつけ盛況演出」を拡大・スクロールして見るなら
同じく最後の頁「ネオナチも出入りする在特会デモ」を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/shinobun1208/status/760485929341493248

 

https://twitter.com/kininaru2014111/status/760774829259632640

 

↑上記Twitter関連の記事を以下2本。

稲田朋美議員 待機児童問題、夫婦別姓、徴兵制への思い
2016.05.13 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20160513_411471.html

201604inadatomomi 【徴兵制の復活はありえないと語る稲田朋美議員】

 政治は女性たちの声にどう応えるのか──。7月の参議院議員選挙を前に、憲法改正、安保法、そして待機児童問題など、生活と命にかかわる喫緊の課題が山積みだ。そこで、「女性宰相にもっとも近い」といわれる自民党の政調会長・稲田朋美議員(57才)を直撃した。

──安倍首相は「女性が輝く社会」を提唱している。女性は等しく「外で働け」と「キャリアを目指せ」と言われているようで戸惑う声も多い。

稲田:女性の活躍は第二次安倍政権の中心政策です。誤解されがちですが、私たちは“女性は外で働け”“専業主婦には価値がない”と主張しているのではなく、多くの選択肢のなかで各々が輝く社会を目指しています。第二次安倍政権で90万人の女性が、社会進出しましたが、非正規で待遇に恵まれないケースも多く、労働環境も改善したい。

── 一方で待機児童問題では、働きたくても働けない女性を生んでいる。大きなうねりを生んだ、「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログは政治への絶望を表明したもの。なぜ政治はこれまで切実な声を受け止められなかった?

稲田:表現はきついですが「日本死ね!!!」と絶望する気持ちはよくわかります。認可保育園は保育料が安く環境もよいけど、認可外は高い上に環境が認可に比べるとよくないところもあります。しかも、ポイント制のため保護者側が自分の希望するところに子供を預けられるとは限らない。政治が一刻も早く解消すべき問題だと思っています。

どうしても党本部のなかにいるとそうした声が届きにくいのは反省点です。今後は声なき声をすくい上げる仕組みを作ろうと思います。私自身、夫も弁護士で子供が生まれる直前に独立したので時間的にも融通が利きました。夫婦とも会社員だと子育てはとても大変です。

──女性の活躍を促す一方、稲田議員は、かねてより選択的夫婦別姓に反対している。矛盾しているようにも感じるが?

稲田:確かに女性が社会進出するほど旧姓を使うべき場面は増えます。ただ、家の中で両親と子供は同じ名前が望ましい。子供は選べませんしね。私たちは女性が望めば通称を使える社会を目指しています。

──稲田議員自身は、苗字を変える“痛み”はなかった?

http://www.news-postseven.com/archives/20160513_411471.html?PAGE=2
稲田:私は弁護士になって5年目に夫の姓に変えたのですが、抵抗はなかったですね。しかし、今は熟年結婚も増えていますし、より議論を深めていく必要がありますね。

──安保法に関しては、「二度と戦争をしてほしくない」という女性の反対の声が強い。

稲田:私はむしろ、安全や平和の問題は女性にしっかり説明したらわかってもらえると思います。女性は身の回りの愛する人を何より守りたいと望むはず。

 中国や北朝鮮の脅威が増すなか、日本だけでなく、日本を守るために行動している米国艦船が攻撃されてその危険が私たちに及ぶ差し迫った危険がある場合など、集団的自衛権を限定された範囲で認めることは、愛する人を守るために必要です。

──母親の中にはこの先、徴兵制が復活して子供が戦争に巻き込まれると心配する人もいる。徴兵制が復活しないと断言できるか。

稲田:私にも大学生の息子がいますが、赤紙で徴兵されるのは絶対に嫌です。憲法は徴兵制を認めていないし、今のハイテク化した軍隊に素人を入れても使いものにならず、徴兵撤廃が世界の流れ。日本で徴兵制の復活はありえません

※女性セブン2016年5月26日号

 

ポスト安倍・稲田朋美が「男子も女子も自衛隊に体験入学すべき」! 過去には「国に命をかける者だけに選挙権」発言も
安倍内閣 水井 多賀子 2015.10.30
http://lite-ra.com/2015/10/post-1632.html

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稲田朋美HPより

 またしても自民党議員から恐ろしい発言が飛び出した。今度の発言者は、自民党政調会長の稲田朋美氏。現在発売中の「女性自身」(光文社)11月10日号のインタビューにて、「男子も女子も自衛隊に体験入学するべき!」と語っているのだ。

 まず、稲田氏は安保法制について、

「まだ《戦争法案》とか、《徴兵制になるかもしれない》などという不安を持っている方たちには、しっかり説明を尽くすべきだと思います。どんな国でも自分の国を守るって必要。必要最小限の自衛権を行使できるようにしておくのは重要なことだと思います」

 と語るのだが、ここで「女性自身」の記者が、過去の稲田氏の発言を引き、その真意を問いただす。その発言とは本サイトでも以前に紹介した「正論」(産業経済新聞社)2011年3月号に掲載された対談でのものだ。

教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」「『草食系』といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」

 過去の自分の言葉をぶつけられた稲田氏は「……もう、かつてはすごく勇ましいよね(笑)」と笑ってごまかし、「徴兵制というのは、まったく憲法に違反していると思いますし、徴兵制で集めて国を守るというのもナンセンスだと思う」と弁解。だが、つづけて「でも、たとえば自衛隊に一時期、体験入学するとか、農業とか、そういう体験をすることはすごく重要だと思います」と言い出すのだ。

 自衛隊への体験入学と農業体験を一緒くたにして印象を和らげようとしているが、当然、聞き逃せる話ではない。記者がすかさず「それは男子だけですか?」と尋ねると、稲田氏は〈キッパリと〉こう話したという。

まあ、男子も女子もですね

http://lite-ra.com/2015/10/post-1632_2.html
 つまり稲田氏は、教育の一環として自衛隊の体験入学を男子・女子に限らず組み込むべきだ──と主張しているのだ。ここで記者は「若年層の貧富の格差が指摘される昨今、高い日当で募集されたりはしませんか?」と質問するのだが、稲田氏は一笑に付す。

「そういうことは考えないね、ぜんぜん。いま自衛隊の倍率は7倍ですよ。いろんな動機で入る人がいるでしょうが、基本的に災害から国民を守るとか平和活動をしたいと思う若者が多いと思います」

 そして、稲田氏は「一線で国を守りたいという若者もいますから」と言うのだが、お花畑思考とはまさにこのこと。実際、今年の自衛官各部隊の一般曹候補生募集は前年度から約2割も減らし、過去9年間でもっとも少ない2万5092人となった。しかも退職者も増加しており、安保法制の影響は数字に如実に表れている

 今後、このまま自衛官希望者が減少していけば、アメリカのように経済的に困窮している若者を狙い撃ちした「経済的徴兵制」に乗り出すのは必至だ。事実、すでに高校生へ自衛官採用案内を送りつけ、経済的メリットをやたらと強調。また、文科省の諮問機関「学生への経済的支援の在り方に関する検討会」では、奨学金延滞者への自衛隊インターンシップを防衛省は検討すべきという声も挙がっている。そのじつ、稲田氏の言う「体験入学」とは“徴兵の入口”にすぎないのだ。

 それに、稲田氏は「体験入学」などと言葉をやわらげたが、きっと本心では徴兵制を諦めてはいないだろう。というもの、稲田氏はあの安倍首相が惚れ込んだ“ウルトラタカ派”だからだ。

 稲田氏の父親は「頑張れ日本!全国行動委員会」の京都府本部顧問だが、彼女も弁護士時代から夫が愛読していた「正論」の読者欄に投稿するようになり、それがきっかけで「南京百人斬り裁判」に参加。そして、自民党の若手議員の会で講師を務めたところ、安倍晋三から「次の選挙があったら出てもらったらどうだろうか」と声がかかったという。

 そんな稲田氏の口癖は、「国を守る」。たとえば憲法改正についても、稲田氏はまず現行憲法を〈どこの世界に自国を自分で守らないと宣言する国があるでしょうか〉と批判。〈前文で書かれるべきは、日本という国が神話の時代から連綿と連なる歴史を保持し、四海に囲まれた自然豊かな風土を持つ日本が、どのような国を目指すべきなのかという理想が語られるべきです〉と述べる(総和社『中国が攻めてくる! 日本は憲法で滅ぶ』渡部昇一監修)。靖国参拝にしても、〈命をかけて国を守っても誰も感謝してくれないのであれば、誰が命がけで国を守ろうと思うでしょうか。これは日本という国家の存亡にまでかかわる問題です〉といい、靖国問題を〈国防ひいては主権という問題にまでかかわる〉と言い切る。

http://lite-ra.com/2015/10/post-1632_3.html
 さらに、渡部昇一氏と八木秀次氏との鼎談で、外国人参政権を猛批判するなかでは、こんなことも述べている。

「税金や保険料を納めているとか、何十年も前から日本に住んでいるとかいった理由で参政権の正当性を主張するのは、国家不在の論理に基づくもので、選挙権とは国家と運命をともにする覚悟のある者が、国家の運営を決定する事業に参画する資格のことをいうのだという“常識”の欠如が、こういう脳天気な考えにつながっているものと思います」
「「その国のために戦えるか」が国籍の本質だと思います」(PHP『日本を弑(しい)する人々』)

 日本国籍を有する者は、国のために命をかけて戦うことが当然。さらには国のために命をかけられる者だけが選挙権をもつ資格がある──。完全に、頭の中は戦前である。

 稲田氏はこうした過去の発言も、「かつてはすごく勇ましいよね(笑)」などとごまかすのかもしれないが、このような思想の持ち主が言う「自衛隊体験入学」がどういうものなのかは推して知るべしだろう。

 そしてもうひとつ忘れてはいけないのは、この人が「ポスト安倍」「安倍首相イチ押しの女性首相最有力候補」であることだ。今後、自民党政権がつづく限り、この陰々滅々とした空気は一層重くなっていくだろう。
(水井多賀子)

 

 ↓内田樹さんのエントリとル・モンドの元記事です。内田樹さんの元エントリは段落分けしていなかったので読みやすいように元記事どおり段落分けしておきました。元記事にあった途中の表題やリンクなどは(略)。

2016.08.05
ルモンドの記事から (内田樹の研究室)
http://blog.tatsuru.com/2016/08/05_1100.php

日本政府、ナショナリストを防衛相に任命
『ルモンド』8月3日
Philippe Mesmer (東京特派員)

日本の首相安倍晋三は側近を彼の政府に登用したが、とりわけナショナリスト的立場で知られる女性を防衛相に任命することによって彼の権力掌握を一層強化しようとしている
新内閣は8月3日水曜日に明らかにされたが、彼のスポークスマンである菅義偉、副総理兼財務相の麻生太郎、外相岸田文雄は留任した。

「アベノミクス(安倍の経済政策)を一層加速する」ための布陣と首相によって公式に紹介されている新内閣は参院選における自民党の大勝の三週間後に任命された。参院選によって自民党とその同盟者たちは両院で3分の2を制し、これによって安倍氏が憲法改定という彼の年来の野心を実現する可能が高まっている。

彼は防衛相に稲田朋美を任命した。このポジションを女性が占めるのは2007年第一次安倍政権の小池百合子以来である。稲田氏にはこの分野での経験がないが、自衛隊の海外派遣についての新しい枠組みを定めた2015年採択の安全保障関連法を運用するというデリケートな仕事を委ねられることになる。

経験不足にもかかわらず稲田氏が登用されたのは、彼女が首相の側近であり、「お気に入り」だからである。安倍氏は彼女を後継者候補とみなしているようであるが、それは二人のイデオロギー的な近接性による。彼は稲田氏を自民党の政調会長に2014年に任命した。通常経験豊かな議員が任ぜられるこのポストに、稲田氏は2012年から14年まで行政改革担当相を勤めたあとに就いた。
「安倍氏は彼の権力を継続したいと願っている」と上智大学の中野晃一教授は語る。「彼の念頭にあるのは稲田氏だけです。しかし、彼女にはこのポストのための準備がまだない。」

2005年に福井県から初当選したこの57歳の弁護士は安倍氏に近いそのナショナリスト的立場によって知られている。政界に入る前、彼女は1945年の沖縄戦の間の日本兵士のふるまいについての作家大江健三郎の著書によって名誉を毀損されたと感じた日本軍将校たちの弁護活動をしていた。

議員になってからは歴史修正主義の立場を繰り返し表明し、1937年の日本軍による南京大虐殺や、『慰安婦』の存在を否定している。2015年、終戦70年に際しては、謝罪しないと繰り返しアピールした

ウルトラナショナリストの組織である日本会議のメンバーであり、日本のアジアでの行動を「侵略」とすることを否定しており、戦争犯罪人を含む戦死者を祀っているために当否について議論の多い靖国参拝を擁護している。稲田氏はまた憲法改定についても意欲的である。こういった言動は中国、韓国との外交関係を必ずや紛糾させるであろう

内閣改造に際して、首相は議席を失った二閣僚(岩城光英法相・島尻安伊子沖縄担当相)を更迭した。残留を要請された石破茂は閣外に去った。彼は安倍氏の後継者に立つ野心を持っている。

首相は自民党内の彼の党派であり、党内最強派閥である清和会から複数のメンバーを入閣させた。とりわけ世耕弘成を林幹雄に代って経産相に登用した。

彼の権力基盤を強固なものとするために、首相は自民党に対する支配力をも強化している。清和会の細田博之を総務会長に、党重鎮でアベノミクスの支援者で、中国とのパイプを持つ二階俊博を、7月に自転車事故に遭った谷垣禎一に代えて幹事長に任命した。

二階氏は自民党内に彼自身の派閥を擁している。彼は久しく安倍氏の潜在的なライバルと見なされてきたが、数ヶ月前から安倍氏は手立てを尽くして二階氏を懐柔してきた。二階氏が安倍氏の総裁任期の延長に賛意を表したのはその成果である。安倍氏の自民党総裁任期は2018年9月に終わるが、安倍氏はその地位を維持したがっている。さしあたり2020年の東京五輪までは政権にとどまり、戦後最長の政権保持記録を更新しようと願っている。この記録の保持者は彼の大叔父である佐藤栄作の1964年から72年までというものである。

しかし、彼が側近と自分の派閥メンバーを政府内党内の要職に据えたのは2006年の彼の最初の内閣のときのことを思い出させる。当時、内閣の機能は自分たちの職責を果たせなかった人々の不手際によって停滞したのであった。

 

↑↓内田樹さんが紹介したル・モンドの元記事

A Tokyo, une nationaliste nommée à la défense
LE MONDE | 03.08.2016 à 11h54 | Par Philippe Mesmer (Tokyo, correspondance)
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2016/08/03/a-tokyo-une-nationaliste-nommee-a-la-defense_4977923_3216.html

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La ministre de la défense, Tomomi Inada, entourée des membres du nouveau cabinet, le 3 août, à Tokyo. KAZUHIRO NOGI / AFP

En nommant des proches à son gouvernement, dont une femme connue pour ses positions nationalistes à la défense, le premier ministre japonais, Shinzo Abe, renforce un peu plus sa mainmise sur le pouvoir. La nouvelle équipe, qui a été dévoilée mercredi 3 août, inclut les piliers de son administration, à commencer par son porte-parole, Yoshihide Suga, le vice-premier ministre et ministre des finances, Taro Aso, ou encore le ministre des affaires étrangères, Fumio Kishida.

Officiellement présenté par le premier ministre pour « accélérer la mise en place des abenomics » – sa politique économique –, le nouveau cabinet est nommé trois semaines après la large victoire du Parti libéral-démocrate (PLD, conservateur) aux élections sénatoriales. Depuis, ce parti et ses alliés détiennent les deux tiers des sièges aux deux Chambres, ce qui doit permettre à M. Abe de concrétiser sa vieille ambition de réviser la Constitution.

Tomomi Inada nie le massacre de Nankin par l’armée impériale japonaise en 1937 ou l’existence des femmes dites « de réconfort »

Il a choisi de confier le ministère de la défense à Tomomi Inada. Deuxième femme à occuper cette position après Yuriko Koike en 2007 – dans le premier gouvernement Abe –, elle n’a pas d’expertise particulière dans ce domaine. Elle sera pourtant chargée de mener la délicate mise en œuvre des législations sécuritaires votées en 2015, notamment le nouveau cadre d’intervention des Forces d’autodéfense à l’étranger.

Lire aussi :   La conservatrice Yuriko Koike, première femme à diriger Tokyo

Mais Mme Inada bénéficie de sa proximité avec le premier ministre, dont elle serait la « protégée ». M. Abe la considérerait même comme son potentiel successeur, en raison notamment de leur proximité idéologique. Il l’a nommée en 2014 à la tête du conseil d’analyse politique du PLD, un poste qui revient traditionnellement à des élus plus expérimentés, après qu’elle a détenu le portefeuille de la réforme administrative de 2012 à 2014. « M. Abe veut perpétuer son pouvoir, analyse Koichi Nakano, de l’université Sophia. Il n’envisage pas d’autres successeurs que Mme Inada, qui n’est toutefois pas encore prête pour le poste. »

Mme Inada multiplie les prises de position révisionnistes

Elue depuis 2005 du département de Fukui (centre), cette ancienne avocate de 57 ans est connue pour ses prises de position nationalistes, proches de celle de M. Abe. Avant de s’engager en politique, elle a notamment défendu des officiers nippons s’étant sentis diffamés par les écrits de l’écrivain Kenzaburo Oe sur leur comportement pendant la bataille d’Okinawa, en 1945.

Depuis son entrée au Parlement, elle multiplie les prises de position révisionnistes, niant le massacre de Nankin par l’armée impériale japonaise en 1937 ou l’existence des femmes dites « de réconfort ». En 2015, année des 70 ans de la fin de la guerre, elle a plusieurs fois appelé à ne pas s’excuser.

Membre de l’organisation ultranationaliste Nippon Kaigi, elle a également rejeté l’emploi du mot « invasion » pour qualifier l’action du Japon en Asie et défend les visites au controversé sanctuaire Yasukuni, qui honore les soldats morts pour la patrie, parmi lesquels des criminels de guerre. Mme Inada est également favorable à la révision de la Constitution. Des positions qui ne manqueront pas de compliquer encore plus les relations avec la Chine et la Corée du Sud.

Lire aussi :   Shinzo Abe annonce un nouveau plan massif de relance

Pour son remaniement, le chef du gouvernement s’est séparé des deux ministres ayant perdu leurs sièges aux sénatoriales, Mitsuhide Iwaki (justice) et Aiko Shimajiri (chargé des affaires d’Okinawa). Bien que sollicité pour rester au gouvernement, Shigeru Ishiba a choisi de le quitter. Ce poids lourd de la politique japonaise ambitionnerait de succéder à M. Abe.

Le premier ministre a par ailleurs intégré plusieurs membres de la Seiwakai, sa propre faction au sein du PLD et la plus puissante du parti, notamment Hiroshige Seko, qui remplace Motoo Hayashi au ministère de l’économie, le METI.

Battre le record de longévité au pouvoir depuis la guerre

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Le premier ministre japonais, Shinzo Abe (au centre), quitte sa résidence officielle pour se rendre au palais impérial, le 3 août, à Tokyo. KAZUHIRO NOGI/AFP

Egalement dans la perspective de conforter son pouvoir, le chef du gouvernement a renforcé son emprise sur le PLD. Outre la promotion de Hiroyuki Hosoda – un autre membre de la Seiwakai – à la tête du conseil général du parti, il a choisi Toshihiro Nikai, un baron du PLD favorable aux abenomics et disposant d’un excellent réseau d’amitiés en Chine, pour en occuper le secrétariat général en remplacement de Sadakazu Tanigaki, victime en juillet d’un grave accident de vélo.

M. Nikai dirige sa propre faction au PLD. Il fut longtemps considéré comme un rival potentiel de M. Abe, qui, depuis plusieurs mois, fait tout pour l’amadouer. Si bien que celui-ci serait désormais favorable à la prolongation du mandat de M. Abe à la tête du parti. De fait, M. Abe, dont le mandat de président du PLD se termine en septembre 2018, aimerait le conserver. Il souhaiterait rester au pouvoir au moins jusqu’aux Jeux olympiques de Tokyo de 2020 et battre le record de longévité au pouvoir depuis la guerre. Ce record est détenu par son grand-oncle Eisaku Sato, en poste de 1964 à 1972.

Mais ses choix de nommer des proches et des membres de sa propre faction aux postes-clés du gouvernement et du parti rappellent la gestion de son premier gouvernement en 2006. Le fonctionnement du cabinet avait été un échec, notamment par l’enchaînement des maladresses de personnalités qui maîtrisaient mal leurs attributions.

Philippe Mesmer (Tokyo, correspondance)
Journaliste au Monde

 

Japan picks defense chief who downplays wartime past
By MARI YAMAGUCHI
Aug. 3, 2016 2:47 PM EDT
http://bigstory.ap.org/article/4e2d357b6d2841c69a11bcde10870c0c/japan-pm-picks-revisionist-defense-chief-new-cabinet

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Japan's newly-appointed Defense Minister Tomomi Inada answers questions from reporters at the prime... Read more

TOKYO (AP) — A woman who has downplayed Japan's wartime actions and is known for far-right views was named defense minister in a Cabinet reshuffle Wednesday, a move that could unsettle Tokyo's relations with Asian neighbors with bitter memories of its World War II-era atrocities.

Tomomi Inada, a former reform minister who most recently was policy chief in the ruling Liberal Democratic Party, replaced Gen Nakatani as defense minister. She is the second female to fill the post.

Prime Minister Shinzo Abe changed more than half of the 19-member Cabinet in a bid to support his economic and security policies, as well as push for revising Japan's postwar pacifist constitution.

While keeping the economy as the top priority, Abe said he would do his "utmost to achieve a (constitutional) revision during my term," which ends in September 2018.


A lawyer-turned-lawmaker with little experience in defense, Inada is one of Abe's favorites. She regularly visits Yasukuni Shrine, which honors war dead including convicted war criminals, a gesture seen as an endorsement of Japan's militaristic past.

She also has defended Japan's wartime atrocities, including forcing many Asian women into sexual servitude in military-run brothels, and has led a party committee to re-evaluate the judgment of war tribunals led by the victorious Allies.

Her link to a notorious anti-Korea group was acknowledged by a court this year in a defamation case she lost. Inada also was seen posing with the leader of a neo-Nazi group in a 2011 photo that surfaced in the media in 2014.

Inada, 57, is a supporter of Abe's long-cherished hope to revise Japan's Constitution. She has said parts of the war-renouncing Article 9 should be scrapped, arguing that they could be interpreted as banning Japan's military.

Inada said she would try to protect peace and safety under the Japan-U.S. alliance, a cornerstone of Japan's security and diplomacy. At a news conference after her appointment, she refused to say if she planned to visit Yasukuni to mark the Aug. 15 anniversary of the end of World War II.

In Washington, State Department spokesman Mark Toner said the U.S. would sustain its close cooperation with the government of Japan.

Asked about the possibility of the new defense minister visiting the shrine, Toner told reporters: "We continue to emphasize the importance of approaching historical legacy issues in a manner that promotes healing and reconciliation. That's always been our position."

Inada called the test launch of a North Korean missile that fell into the sea off Japan's northwestern coast on Wednesday a serious threat. She said the security environment surrounding Japan is worsening "by the day." Yet, when asked about her suggestion in a 2011 magazine interview that Japan should consider possessing atomic weapons, she said the country at the moment is supposed to keep its military capability at a bare minimum and it's not the time to study the nuclear option.

Finance Minister Taro Aso, Foreign Minister Fumio Kishida and Chief Cabinet Secretary Yoshihide Suga were among key Cabinet members who retained their portfolios, while 10 ministers were replaced in the reshuffle. Many are not necessarily experts in their assigned portfolio, prompting opposition lawmakers to criticize Abe for dominating the Cabinet with like-minded supporters of his political views.

Abe, whose key policies include women's advancement, will have two other female Cabinet members, including one who will serve as Olympic minister after being shifted from environment minister. Tokyo is to host the 2020 Summer Games.

While campaigning for last month's upper house elections, Abe promised to focus on economic revitalization in the short term, and to later seek to revise the constitution.

Since he took office in late 2012, Abe has sought to boost growth by pumping massive amounts of money into the world's third-biggest economy. But lavish monetary easing and public works spending so far have failed to reignite growth as much as hoped.

The reshuffle was the third since Abe took office, and the first since October.
___

Follow Mari Yamaguchi at twitter.com/mariyamaguchi

Find her work at http://bigstory.ap.org/content/mari-yamaguchi

 

https://twitter.com/hiranok/status/760927940116815872

 

↑↓上記Twitterの記事。

Right wing woman takes Japan’s top defence job
Richard Lloyd Parry
The Times 8:12AM August 3, 2016
http://www.theaustralian.com.au/news/world/the-times/right-wing-woman-takes-japans-top-defence-job/news-story/e6d6086a680d6b80e788c1fe77c36419

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Japan's Prime Minister Shinzo Abe. Picture: AFP.

A woman who questions Japan’s widely acknowledged role in Second World War atrocities and who believes that it should consider acquiring nuclear weapons is expected to be named today as the country’s defence minister.

According to Japanese newspapers, Tomomi Inada will be appointed as part of a cabinet reshuffle, the first since Shinzo Abe’s victory in parliamentary elections last month.

The decision may further alienate China at a time of tension over a territorial dispute. The Chinese navy is running a live ammunition drill in the East China Sea involving hundreds of ships and submarines, apparently in preparation for a “cruel and short” war at sea.

Ms Inada, 57, a close ideological ally of Mr Abe, moves from the job of policy chief in his Liberal Democratic Party. She is associated with Nippon Kaigi, a right-wing organisation dedicated to refuting what it holds to be lies told about the wartime conduct of the Imperial Army.

She insists that the “comfort women” forced to service Japanese troops during the war — in effect sex slaves, many of them from Korea — were willing prostitutes legally recruited. She also questions estimates of the number of Chinese civilians killed by Japanese soldiers in the Rape of Nanking, and the legality of the post-war tribunal which convicted and hanged Japanese leaders as war criminals.

A regular worshipper at the Yasukuni shrine, where Japan’s war dead are revered as Shinto gods, Ms Inada has also been photographed alongside Kazunari Yamada, leader of the far-right National Socialist Japanese Workers’ Party. He wears a swastika armband and boasts of his friendship with Neo-Nazis around the world, insists that the Holocaust “couldn’t have happened” and speaks of “what great things Hitler did”.

In 2011 Ms Inada was barred from entering South Korea for her revisionist views of history. It is not clear whether this ban will be lifted if she is appointed defence minister.

In a parliament with a low proportion of female MPs, she is sometimes spoken of as a potential national leader. Mr Abe said in 2010: “When a Japanese woman becomes prime minister for the first time, it will be Tomomi Inada.”

The Times

 

Twitter関連の記事w。

政治資金でキャバクラ支出/鶴保元国交副大臣の支部
2014/11/28 22:05
http://www.shikoku-np.co.jp/national/political/20141128000587
魚拓 

 元国土交通副大臣の鶴保庸介参院議員(和歌山選挙区)が代表を務める自民党和歌山県参議院選挙区第2支部(和歌山市)が、女性が接客するキャバクラやラウンジの飲食代5回分、計約25万6千円を政治活動費として支出していたことが28日、2013年分の政治資金収支報告書で分かった。

 また12年の報告書でもラウンジやクラブの飲食代3回分、計約17万円を政治活動費として支出していたことも判明。会計責任者は「誤解を招く支出だった」としている。

 報告書や領収書によると、東京・六本木のキャバクラで13年2月に約8万8千円、6月に六本木の別のキャバクラで3万円などを支出

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2016年8月 4日 (木)

『「9条を守ることが1条を守る」と喝破した柄谷行人の慧眼』と、『今上天皇「最後の聖戦」~生前退位』問題。

 明仁天皇の「生前退位の意志表明」とも関連してくる熟読すべき重要な記事と思います(BBS投稿の採録)

 

2016.01.26 市民連合シンポジウム 基調講演 柄谷行人さん(哲学者)
市民メディア放送局
https://youtu.be/Co9d4Q0usSk

2016/01/25 に公開

2016.01.26 市民連合シンポジウム 基調講演 柄谷行人さん(哲学者)

↑↓上記講演の動画は、下記天木直人さんの記事中埋め込み動画の講演と同じものです。上記動画の方が音が若干聴きやすいです。また、画面の色が違って見えていますがDVDカメラの設定ミスと思います(色温度による被写体の色変化を補正する時のホワイトバランス調整ミス)

 動画表題が「2016.01.26」となっているのは、本来「2016.01.23」で、動画アップ者の間違い。動画中にもその日にちがちゃんと映っています(表題は正しい「2016.01.23」に直しておきました)。

 

「9条を守ることが1条を守る」と喝破した柄谷行人の慧眼 〔天木直人〕
2016年6月16日
http://www.cloudparty-japan.net/?p=3041

柄谷行人 「憲法9条の今日的意義」 市民連合 基調講演 2016.1.23
PlaceUniversity
https://youtu.be/nkjMyYaTwNE

2016/01/23 に公開

概要:
Kojin Karatani "Today significance of Article 9 of the Constitution," Citizens Union Keynote Speech 市民連合 「2016年をどう戦い抜くか」
http://mainichi.jp/articles/20151026/ddf/012/070/005000c

 9条の存在意義を認め、9条を守れと提言する一人に、柄谷行人(からたにこうじん)という哲学者がいる。

 その柄谷氏が、きょう6月14日の朝日新聞オピニオン面で、なぜ日本に憲法9条ができたのか、そしてそれが今日まで変えられなかったのか、誰もがそのことを今一度きちんと考えてみるべきだ、と語っている。

 そのインタビュー記事の中で私が注目したのは次の言葉だ。

 きわめて重要と思われるので、少し長くなるがそのまま引用したい。

 「憲法の制定過程を見ると、次の事がわかります。マッカーサーは次期大統領に立候補する気でいたので、何をおいても日本統治を成功させたかった。そのために天皇制を存続させることが必要だったのです。ただ、当時、ソ連や連合諸国だけでなく米国の世論でも、天皇の戦争責任を問う意見が強かった。その中であえて天皇制を存続させようとすれ ば、戦争放棄の条項が国際世論を説得する切り札として必要だったのです。だから、最初の重要なのは憲法1条で、9条は副次的なものに過ぎなかった。今はその地位が逆転しています。9条のほうが重要になった。しかし、1条と9条のつながりは消えていません。たとえば、1条で規定されている天皇と皇后が9条を支援している。それは9条を守ることが1条を守ることになるからです」

 まさしくその通りである。

 もし日本国民がこの事を正しく認識するなら、政治が憲法9条を変えようとしても、国民投票によって必ず否定されることになる。

 さらに柄谷氏は続ける。

 「今の国連で常任理事国になる意味はありません。しかし、国連で日本が憲法9条を実行すると宣言すれば、すぐ常任理事国になれます。9条は単に武力の放棄ではなく、日本から世界に向けられた贈与なのです。贈与には強い力があります。日本に賛同する国が続出し、それがこれまで第二次大戦の戦勝国が牛耳ってきた国連を変えることになるで しょう。それによって国連はカントの理念に近づくことになる。それはある意味で、憲法9条を持った日本だけにできる平和の世界同時革命です」

 これこそが私が強調してきたことだ。

 私は最強の同志を得た思いで、この朝日新聞の柄谷氏のインタビュー記事を読んだ(了)

 

↑↓上記天木さんのエントリ中紹介の朝日記事

(憲法を考える)9条の根源 哲学者・柄谷行人さん
2016年6月14日05時00分 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/DA3S12407144.html

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「なぜ日本に9条があるのか、どうして改憲できなかったのか、誰もが一度きちんと考えてほしい」=早坂元興撮影

 憲法改正論の本丸が「戦争放棄」をうたった憲法9条にあることは明らかだ。自衛隊が米軍と合同演習をするような今日、この条文は非現実的という指摘もある。だが、日本人はこの理念を手放すだろうか。9条には別の可能性があるのではないか。9条の存在意義を探り、その実行を提言する柄谷行人さんに話を聞いた。

 ――安倍晋三首相は歴代首相と違い、憲法改正の発議に必要な議席数の獲得をめざす意向を公にしています。改憲に慎重な国民は参院選の行方を懸念していますが、柄谷さんは講演などで「心配には及ばない」といっています。

 「昔から保守派は改憲を唱えていましたが、いざ選挙となるとそれについて沈黙しました。改憲を争点にして選挙をやれば、負けるに決まっているからです。保守派はこれを60年以上くりかえしているのです。しかし、なぜ9条を争点にすると負けてしまうのかを考えず、この状態はそのうち変わると考えてきたのです。それでも、変わらない。事実、改憲を唱えていた安倍首相が、選挙が近づくと黙ってしまう」

 「実は、そのようなごまかしで選挙に勝っても、そして万一、3分の2の議席をとったとしても、改憲はできません。なぜなら、その後に国民投票があるからです。その争点は明確で、投票率が高くなる。だから負けてしまう。改憲はどだい無理なのです」

    ■     ■

 ――安倍政権は今のところ憲法を変えられないので、解釈改憲して安全保障関連法を整え「海外派兵」できる体制を作った。そうなると9条は形だけになりますね。

 「しかし、この『形』はあくまで残ります。それを残したままでは、軍事活動はできない。訴訟だらけになるでしょう。だから、どうしても改憲する必要がある。だけど、それはできないのです」

 ――なぜ9条は変えられないといえるのですか。

 「9条は日本人の意識の問題ではなく、無意識の問題だからです。無意識というと通常は潜在意識のようなものと混同されます。潜在意識はたんに意識されないものであり、宣伝その他の操作によって変えることができます」

 「それに対して、私がいう無意識はフロイトが『超自我』と呼ぶものですが、それは状況の変化によって変わることはないし、宣伝や教育その他の意識的な操作によって変えることもできません。フロイトは超自我について、外に向けられた攻撃性が内に向けられたときに生じるといっています」

 「超自我は、内にある死の欲動が、外に向けられて攻撃欲動に転じたあと、さらに内に向けられたときに生じる。つまり、外から来たように見えるけれども、内から来るのです。その意味で、日本人の超自我は、戦争の後、憲法9条として形成されたといえます」

 ――9条は占領軍が敗戦国日本にもたらしましたが、日本人が戦争体験の反省から作ったと考える人もいます。そうではないと。

 「9条は確かに、占領軍によって押しつけられたものです。しかし、その後すぐ米国が再軍備を迫ったとき、日本人はそれを退けた。そのときすでに、9条は自発的なものとなっていたのです」

 「おそらく占領軍の強制がなければ、9条のようなものはできなかったでしょう。しかし、この9条がその後も保持されたのは、日本人の反省からではなく、それが内部に根ざすものであったからです。この過程は精神分析をもってこないと理解できません」

 「たとえば、戦後の日本のことは、ドイツと比較するとわかります。ドイツは第2次大戦に対する反省が深いということで称賛されます。が、ドイツには9条のようなものはなく徴兵制もあった。意識的な反省にもとづくと、たぶんそのような形をとるのでしょう」

 「一方、日本人には倫理性や反省が欠けているといわれますが、そうではない。それは9条という形をとって存在するのです。いいかえれば、無意識において存在する。フロイトは、超自我は個人の心理よりも『文化』において顕著に示される、といっています。この場合、文化は茶の湯や生け花のようなものを意味するのではない。むしろ、9条こそが日本の『文化』であるといえます」

    ■     ■

 ――近著では、戦後憲法の先行形態は明治憲法ではなく「徳川の国制」と指摘していますね。

 「徳川時代には、成文法ではないけれども、憲法(国制)がありました。その一つは、軍事力の放棄です。それによって、後醍醐天皇が『王政復古』をとなえた14世紀以後つづいた戦乱の時代を終わらせた。それが『徳川の平和(パクストクガワーナ)』と呼ばれるものです。それは、ある意味で9条の先行形態です」

 「もう一つ、徳川は天皇を丁重にまつりあげて、政治から分離してしまった。これは憲法1条、象徴天皇制の先行形態です。徳川体制を否定した明治維新以後、70年あまり、日本人は経済的・軍事的に猛進してきたのですが、戦後、徳川の『国制』が回帰した。9条が日本に根深く定着した理由もそこにあります。その意味では、日本の伝統的な『文化』ですね」

 ――9条と1条の関係にも考えさせられます。現在の天皇、皇后は率先して9条を支持しているように見えます。

 「憲法の制定過程を見ると、次のことがわかります。マッカーサーは次期大統領に立候補する気でいたので、何をおいても日本統治を成功させたかった。そのために天皇制を存続させることが必要だったのです。彼がとったのは、歴代の日本の統治者がとってきたやり方です。ただ当時、ソ連や連合軍諸国だけでなく米国の世論でも、天皇の戦争責任を問う意見が強かった。その中であえて天皇制を存続させようとすれば、戦争放棄の条項が国際世論を説得する切り札として必要だったのです」

 「だから、最初に重要なのは憲法1条で、9条は副次的なものにすぎなかった。今はその地位が逆転しています。9条のほうが重要になった。しかし、1条と9条のつながりは消えていません。たとえば、1条で規定されている天皇と皇后が9条を支援している。それは、9条を守ることが1条を守ることになるからです」

    ■     ■

 ――憲法9条はカントの「永遠平和のために」、またアウグスティヌスの「神の国」にさかのぼる理念にもとづくとされます。それが他ならぬ戦後日本の憲法で実現されたのは興味深いですね。

 「私は、9条が日本に深く定着した謎を解明できたと思っています。それでも、なぜそれが日本に、という謎が残ります。日本人が9条を作ったのではなく、9条のほうが日本に来たのですから。それは、困難と感謝の二重の意味で『有(あ)り難(がた)い』と思います」

 ――日本は国連安全保障理事会の常任理事国入りに熱心ですが、それは9条とどう関係しますか。

 「今の国連で常任理事国になる意味はありません。しかし、国連で日本が憲法9条を実行すると宣言すれば、すぐ常任理事国になれます。9条はたんに武力の放棄ではなく、日本から世界に向けられた贈与なのです。贈与には強い力があります。日本に賛同する国が続出し、それがこれまで第2次大戦の戦勝国が牛耳ってきた国連を変えることになるでしょう。それによって国連はカントの理念に近づくことになる。それはある意味で、9条をもった日本だけにできる平和の世界同時革命です」

 ――現状では、非現実的という指摘が出そうです。

 「カントもヘーゲルから現実的ではないと批判されました。諸国家連邦は、規約に違反した国を処罰する実力をもった国家がなければ成り立たない。カントの考えは甘い、というのです」

 「しかし、カントの考える諸国家連邦は、人間の善意や反省によってできるのではない。それは、人間の本性にある攻撃欲動が発露され、戦争となった後にできるというのです。実際に国際連盟、国際連合、そして日本の憲法9条も、そのようにして生まれました。どうして、それが非現実的な考えでしょうか」

 「非武装など現実的ではないという人が多い。しかし、集団的自衛権もそうですが、軍事同盟がある限り、ささいな地域紛争から世界規模の戦争に広がる可能性がある。第1次大戦がそうでした」

 ――無意識が日本人を動かすとすれば、国民はどう政治にかかわっていくのでしょう。

 「日本では、ここ数年の間に、デモについての考え方が変わったと思います。これまでは、デモと議会は別々のものだと思われてきた。しかし、どちらも本来、アセンブリー(集会)なのです。デモがないような民主主義はありえない。デモは議会政治に従属すべきではないが、議会政治を退ける必要もない。デモの続きとして、議会選挙をやればいいのです」

 「現在はだいたい、そういう感じになっています。野党統一候補などは、デモによって実現されたようなものです。このような変化はやはり、憲法、とりわけ9条の問題が焦点になってきたことと関連していると思います」

 (聞き手・依田彰)

    *

 からたにこうじん 1941年兵庫県生まれ。69年、文芸批評家としてデビュー。著書に新刊「憲法の無意識」のほか、「世界共和国へ」「世界史の構造」など。

 

↑↓上記天木さん紹介動画の概要中で紹介されている毎日の記事

今、平和を語る
戦後70年への伝言 哲学者・柄谷行人さん

毎日新聞2015年10月26日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/articles/20151026/ddf/012/070/005000c

20151026dd0phj000253000p51 哲学者の柄谷行人さん

国連の機能、9条の実行で強まる デモや集会、直接行動捨てるな

 国際連合が創設70年を迎えた。2度の世界大戦を防げなかった反省から国際平和への努力を宣言しているが、その機能を果たせていない。哲学者の柄谷行人さん(74)は、世界は「帝国主義的段階」に入ったと指摘し、哲学者カントの永遠平和の理念にもとづいている戦争放棄を掲げた憲法9条と国連の役割を今こそ見直すべきだと提唱する。「平和論が意味を持つ時代になった」と語る、柄谷さんに聞いた。

 −−まず「帝国主義的段階」です。月刊誌「世界」(岩波書店)9月号に寄稿された「反復強迫としての平和」に、このように書かれました。<ヘゲモニー(覇権)国家が存在するとき、自由主義的段階である。ヘゲモニー国家が衰退し、多数の国が次のヘゲモニーの座をめぐって争う状態が、帝国主義的段階に入る。次に、ヘゲモニー国家が成立すると、自由主義的になる。したがって、自由主義的段階と帝国主義的段階は交互にあらわれる。そして、これは大体120年の周期で生じる>

 柄谷 私がいう帝国主義や自由主義は、ふつう世間でいわれている意味とは違うので、もう一度説明します。たとえば、18世紀ヨーロッパでは、経済的にヘゲモニーをもつ国家だったオランダが没落したあと、帝国主義段階に入った。そのとき起こったのがナポレオン戦争です。このあと、勝利したイギリスがヘゲモニー国家となり、自由主義時代が続いた。しかし、19世紀末には、イギリスのヘゲモニーが失われ、英・独・米国が争う状態が続いた。つまり、帝国主義段階に入った。通常、帝国主義と呼ばれるのはこの時代です。このあと、アメリカがヘゲモニー国家となり、自由主義段階に移行した。しかし、1980年以後、アメリカが経済的に没落し始めた。そして、次のヘゲモニーをめぐる争いが始まった。ゆえに、帝国主義段階に入ったといえます。

 現在、アメリカは没落しつつあります。次のヘゲモニーを握るのは中国あるいはインドでしょう。ただ、その前に、資本主義そのものが終わってしまう可能性がありますが。はっきり言えるのは、ヘゲモニーをめぐる世界的な争いがこれから続くということです。世界は今、「帝国主義的段階」に入った。120年周期という観点からみれば、現在は120年前に似ているといえます。

 −−そのとき日本は、朝鮮半島をめぐって日清戦争(1894年)の渦中にありました。

 柄谷 朝鮮王朝をめぐる日本と清朝との戦争ですね。この時期、清朝は巨大な帝国でした。120年後の現在、日中韓はその時と似た状況にあります。日清戦争の20年後に第一次世界大戦が起きたことを考えると、今こそカントの永遠平和論を見直すべきだと思います。カントがそれを考えたのは、18世紀末の帝国主義的状況においてです。その後、カントの平和論が読まれたのは、19世紀末です。日本でも詩人北村透谷がカント的平和論を唱えたのですが、日清戦争の始まる3カ月前に自殺してしまった。カントの平和論を必要とする状況は、反復的なのです。

 −−カントは「戦争を起こさないための国家連合こそ、国家の自由とも一致する唯一の法的状態である」(「永遠平和のために」池内紀訳、集英社)と語り、柄谷さんの著書「柄谷行人インタヴューズ2002−2013」(講談社文芸文庫)には、次の一文があります。<カントは人間の理性や善意が国際連合をもたらすのではなく、敵対性が、攻撃性がそれをもたらすのだといったのです。実際、第一次大戦後、さらに、第二次大戦後に、国際連合が不十分なものであれ、実現されています。戦争の結果です。それがカントのいう「自然の狡知(こうち)」というものです>

 柄谷 カントは、その理念である「世界共和国」に至る現実的な第一歩として、フランス革命の後の戦争を予感して永遠平和論を書き、国家連合を提唱しました。カントの構想は2度の世界大戦を経て国際連合を生んだ。日本の憲法9条は、カントの永遠平和論にもとづくものです。それは決して単独平和主義ではなく、国連のような存在を前提としています。したがって、憲法9条は世界史的に最先端を行くものです、もし本当に実行するならば。

 −−戦後70年を迎え、国連は無力化し、安全保障関連法で憲法9条は傷つきました。

 柄谷 国連は2度にわたる世界戦争の結果として人類の大変な犠牲の上に成立したシステムです。帝国主義的段階に入った今こそ、憲法9条と国連を活用しなければ、人類の未来はあり得ないですよ。

 −−具体的には。

 柄谷 憲法9条が明記している戦争放棄とは、軍事的主権を国連に譲渡するものです。それは「贈与」です。贈与には力があるのです。日本が憲法9条を実行するということを国連で声明すれば、それに賛同する国がどんどん出てくるでしょう。それによって国連を再編成していくことが、カントの説いた永遠平和への第一歩となります。

 −−そこで期待されるのは、安保法制に反対する大規模なデモを続けた若者たちでしょうか。

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安全保障関連法の成立から1カ月を機にデモ行進し、同法の廃止を訴える参加者ら=京都市中京区で2015年10月19日午後7時、小松雄介撮影

 柄谷 私は60年安保闘争に参加しましたが、日米安保条約が自動成立すると、デモの参加者は虚脱状態になってしまった。しかし、今回はそういうことがないので、心強く思っています。

 −−著書「政治と思想 
1960−2011」(平凡社ライブラリー)に、こうあります。<個人が主権をもった主体として存在するためには、どうすればよいか。それは割合、簡単です。直接行動、すなわち、議会選挙以外の政治的行為をもとめることです。つまり、それは、デモのようなかたちでのみ実現されると思います。議会選挙があるのだから、デモで政局を変えようとするのは、民主主義的でない、という人たちがいます。しかし、代議制だけならば、民主主義はありえない、それは、寡頭制になってしまいます>

 柄谷 憲法21条に「集会・結社・表現の自由」とありますが、デモは集会に含まれるのです。デモが抑圧されるなら、集会が抑圧される。だから日本ではデモが必要です。脱原発を求めるデモ以来、デモをすることが根づいてきたと思います。集会・デモは、英語でいうと、アセンブリです。議会もアセンブリだから、元は同じなんですよ。デモも選挙も根は同じです。次の選挙は、争点を「憲法9条」に絞る。デモと同じように選挙をやればよい。そして、勝利すれば、日本は世界で輝く国になり得ます。<聞き手・専門編集委員、広岩近広>=次回は11月30日掲載予定

 ■人物略歴
からたに・こうじん

 1941年兵庫県生まれ。東京大経済学部卒業、67年に同大大学院英文学修士課程修了。法政大教授、近畿大教授、コロンビア大客員教授などを歴任し、批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。「定本 柄谷行人集」(全5巻 岩波書店)、「世界史の構造」(岩波現代文庫)、「世界共和国へ」(岩波新書)など著書多数。

 

柄谷行人
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柄谷行人
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 天木直人さんのツイートから知ったエントリ。

今上天皇「最後の聖戦」 ~生前退位は日本人を守る最終兵器となるか!?~〔不破利晴〕
2016年7月28日
http://www.cloudparty-japan.net/?p=3057

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Introduction:参院選に引き続き、世間では実に不毛な都知事選が展開されているが、そのような中で天皇陛下(今上天皇)による「生前退位」のニュースが飛び込んできた。これは新鮮な情報体験でもあった。さすがに、あらゆるメディアがこれに反応した。
 このニュースは驚きと衝撃として捉えられ、一時的に都知事選のニュースを完全に吹き飛ばした感がある。メディアは「まだ元気なうちに後継者にバトンを渡し、今後の行く末を見守りたい」といった天皇陛下の健康面を中心とする論調でこのニュースの経過を説明しているが、事の本質は全く別のところにあると私は睨んでいる。

譲れない「世界平和」

 天皇陛下の想いは「憲法9条」にあると私は信じている。
 言うなればこれは、「今上天皇による最後の聖戦」といった位置づけにあると思うのだ。
 先の参院選で改憲勢力が3分の2を超え、いよいよ憲法改正が明確に射程に入った。安倍首相が憲法改正、とりわけ憲法9条改正を目論んでいるのは誰の目にも明らかだが、それを最も憂いているのは他ならぬ天皇陛下だと私は思うのだ。

 参院選の結果に触れ、天皇陛下は覚悟を決められたのではなかろうか。

 生前退位するということは、現在の皇太子にバトンを渡すということ。そして皇太子が憲法9条を守りたいという想いは、無論、天皇陛下同様であることは疑いようもない。

 新天皇が生まれる際は、極めて荘厳な儀式が執り行われることだろう。その席で新天皇は全国民に向け、メディアの前で宣誓を行うことになるだろう。その誓いは、日本国憲法の象徴天皇に始まり、憲法の基本原則(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)に触れ、そして世界平和を語ることになるはずだ。

 特に、世界平和は現在の天皇陛下にとって譲れない一線であり、新天皇もそのことについて熱く語ることになるであろうことは間違いない。

 その時、特に強く強調するのが、紛れもなく「憲法9条」のはずなのだ。なぜならば、「日本国憲法=憲法9条」と言い切っても構わないからだ。

 憲法改悪の危機を迎える最中、そのような「象徴的」出来事が起きればどうなるか?憲法9条改正の気運など吹っ飛ぶのではなかろうか?

 憲法9条を失うことは日本国憲法を失うことであり、それは日本人にとって天皇陛下をも失うことの「象徴」として、潜在意識で捉えられるだろう。

 なぜなら、憲法9条の精神により、日本及び世界平和を願う天皇陛下の存在そのものが、実は憲法9条を「象徴」する実体であると、我々日本人の無意識の構造の中にどうやらビルドインされてしまった気配を感じるからである。

 であるばらば、自民党の安倍政権による稚拙で些末な悪意に満ちた憲法改悪といった事態に、我々日本人は絶対に耐えられないはずなのだ。

 つまり、天皇陛下の生前退位は憲法9条を守り、さらには日本人を守るための最終兵器なのではなかろうか。

陛下に手も足も出ない安倍首相、できるのは「報道管制」のみ?

 私は、実際問題、天皇陛下がそこまで考慮した上で今回の大ニュースに至ったと考えている。確かに、以前から健康面の不安はあったには違いないが、まさに機は熟したという想いで、今回のタイミングを計ったように思われるのだ。まさに「今上天皇 最後の聖戦」である。

 しかも、今回の生前退位のニュースにおいては、憲法に抵触しないぎりぎりの線で天皇陛下は安倍首相を叱咤激励しているように思われる。この天皇陛下の見識の高さは、安倍首相など到底及ぶものではない。

 その意味において、間違いなく参院選、都知事選後に大きな「大転換」、つまりは政治の「パラダイムシフト」が訪れることになるだろう。それを皮膚感覚で感じている私という存在がある。

 もはや天皇陛下も反安倍政権になったようなものだ。端的に言えば、安倍晋三なる者は天皇陛下が眉をひそめる“売国奴” のような存在なのである。そのような輩が唱える“美しい国” など詭弁でしかない。

 そして、さすがの安倍晋三も生前退位については手も足もでない状態になっており、今こうして、このニュースについては報道管制を敷いている。

 しかし、見ているがいい。このような所業は必ずや安倍晋三を苦しめることになる。日本人は政治家の言動には全く微動だにしないが、天皇の言うことにはさにあらず、といった面がまだ残っている。日本の政治家にとって天皇はアンタッチャブルであり、国民にとってもアンタッチャブルなのである。

 結果、誤解を恐れずに言わせてもらえば、日本人を動かすのは、昔も、そして今も「天皇」だったと言うことができる。これも長い歴史を経た一つの結論である。そして私はこのような複雑かつ微妙な状況を大歓迎している。

 日本の政治は、ますます面白くなってきている。

 

関連:
(ビデオニュース・コム)なぜ天皇の生前退位がそれほど大問題なのか 他ドットコムのを4本。

明仁天皇の「生前退位の意志表明」は安倍政権と日本会議の改憲=戦前回帰に対する最後の抵抗だった! &関連記事など。 ←関連外信記事(ニューヨーク・タイムズ、ル・モンドなど)やTwitterでの反響など追加したまとめ。

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2016年8月 3日 (水)

マル激放送800回記念トークライブ「何でもあり」への抗いのすすめ&相模原障害者殺傷事件・日本社会の中に潜む事件の遠因を考える

 ビデオニュース・コムの動画です。

 

【5金スペシャルPart1】マル激放送800回記念トークライブ 「何でもあり」への抗いのすすめ
videonewscom
https://youtu.be/M-O7gJdShAk

2016/07/30 に公開

概要:
http://www.videonews.com/ 

マル激トーク・オン・ディマンド 第799回(2016年7月30日)
マル激放送800回記念トークライブ 「何でもあり」への抗いのすすめ

 5週目の金曜日に特別企画を無料でお届けする恒例の5金スペシャル。マル激は2001年2月16日の第1回放送以来、間もなく第800回の放送を迎えるにあたり、7月24日に東京・渋谷のロフト9でトークイベントを開催した。今回の5金は、このイベントの模様をお送りする。

 マル激がスタートした2001年2月、日本は自民党の森喜朗政権。首相の度重なる問題発言や失政で内閣の支持率が一桁台に落ちる中、記念すべき第1回放送でマル激は、青少年社会環境対策基本法を通じた政府による表現規制と記者クラブに代表されるメディアの構造問題を中心に議論をしている。

 第1回放送の2001年2月16日から米・同時テロがあった2001年9月11日までの間、マル激は27回の番組を放送しているが、そこでは、手を変え品を変え繰り出される政府による表現規制の企てや、記者クラブに代表されるメディアの構造問題、小泉政権の発足による政治保守から経済保守への権力の移行、靖国参拝問題と歴史修正主義、狂牛病に代表される地球環境と食の安全問題などが議論されていた。その多くは、依然として今も解決されていない。

 ところが2001年9月の同時テロによって、世界の流れが大きく変わった。それがマル激の番組のラインナップからもはっきりと見て取れる。

 同時テロとその後に始まったアメリカによる「テロとの戦い」の名のもとに行われた報復戦争によって、それまでマル激が扱おうとしていた世界や日本が抱えていた問題の多くが、一旦は優先順位が下げられ、水面下に潜ってしまい、テロや安全といった目先の問題への対応が優先されることになった。同時に日本は、憲法上の制約と対テロ戦争における自衛隊の担うべき役割についての終わりなき論争に明け暮れることになる。

 第800回放送を迎えるにあたり、改めて今日の日本や世界を俯瞰した時、マル激が2001年の第1回放送から2001年9月の第27回放送までの間に議論したテーマが、何一つとして解決していないことには驚きを禁じ得ない。同時テロはそれまで日本や世界が抱えていた問題に一旦蓋をしてしまった。そして、今、それから15年が過ぎ、テロがややもすると常態化するようになった今、改めて世界を再点検してみると、そもそもテロを生む遠因にもなっていた世界の諸問題が、実は何一つとして解決できていなかったことが明らかになる。

 問題は問題として直視し、解決していくしかない。しかし、15年にわたるテロとの戦いによって疲弊した世界の市民社会は、もはや15年前の状況とは大きく異なっている。その間、格差は拡大し、中間層は解体され、メディアの堕落は進行するなど、社会全体が大きく劣化してしまった。市民社会は問題に対峙するための多くのツールを失っている。15年前のようにナイーブに一つ一つの問題に真正面から取り組むだけでは、おおよそ問題の解決は望めそうにない。

 実際、市民社会は何度となく問題を解決すべく努力はしてきた。しかし、そのたびに徒労感だけが残った。努力すればするほど、問題の解決が容易でないことをより痛感させられる経験を経て、市民社会全体がやや諦めの境地に入っていることも否めない。

 しかし、ここで「何でもあり」のモードに身を委ねてしまえば、世界は堕ちるところまで堕ちることになる。

 15年前われわれはまだ、理想的な世界の実現を夢見ていた。いくつか問題はあるが、努力をすれば問題は解決できるし、そうすれば世界は理想的とまでは言わないまでも、素晴らしいものにできると考えていた。

 その考え方自体が間違っていたわけではない。しかし、世界は理想とは程遠い状態にあり、それは実は15年前も同じだった。社会が内包している様々な問題が可視化されていなかっただけだった。

 同時テロ以降の15年間で、社会はメッキが剥がれ、元々内包されていながらそれまで可視化されていなかった問題が一気に噴き出した。

 もはや、「あの素晴らしい世界をもう一度」などというスローガンは通用しそうにない。いつかは争いも貧困もない完璧な世界が実現するなどという幻想は早く捨てた方がいいのかもしれない。しかし、そんな「クソのような世界」が、これまで何とか回っていたのは、市民一人ひとりの不断の努力の賜物だった。「クソのような」と「クソ」には大きな違いがある。その努力をやめた時、世界は本当に「クソ」になってしまう。

 20世紀の人類の発展を支えた民主主義と資本主義、そしてそこから派生した様々な思想や法制度、社会制度などのセーフティネットやツールが、今大きな岐路に差し掛かっていることはまちがいない。これまでのような20世紀の幻想を前提とする発想では到底解決できない困難な選択が、われわれを待ち受けている。しかし、それはわれわれのこれまでの理想が間違っていたのではなく、いよいよその真価が問われる局面を迎えているということではないか。

 今回、800回という節目を迎えるにあたり、東京・渋谷のLOFT9 Shibuyaの新規開店に合わせて行われたトークライブでは、15年前の第1回の放送から、何が変わり何が変わっていないのかを検証した上で、なぜ今、われわれの当初の問題意識の再確認が重要な意味を持つのかを、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)


【5金スペシャルPart2】マル激放送800回記念トークライブ 「何でもあり」への抗いのすすめ
videonewscom
https://youtu.be/75QdIvkSg30

2016/07/30 に公開

 

相模原障害者殺傷事件・日本社会の中に潜む事件の遠因を考える 神保哲生
videonewscom
https://youtu.be/VJfc6H5qJIw

2016/07/29 に公開

概要:
http://www.videonews.com/ 
ニュース・コメンタリー (2016年7月30日)
 相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件の容疑者が、「障害者は安楽死させるべきと考えて殺した」などと話していることが明らかになり、社会に衝撃が走っている。中でも最も大きな衝撃を受けたのは、障害者自身だった。

 障害者の多くが、生産活動における効率や生産性が絶対視される風潮の中で、必ずしも効率よく仕事ができない自分たちが社会から取り残されたり、そんな自分たちに対して批判的な眼差しが向けられていることを感じていたと、日本障害者協議会の藤井克徳代表は語る。そうした中で今回の事件は起きた。

 「社会的に生産性が乏しいと、価値がない人間と断定されてしまう。今の社会にもそんな風潮があるように思います」と自身が全盲の藤井氏は語る。「今回のような犯罪に対して、社会の中に共感を覚えたり同調する人が出ることを恐れています。」

 藤井氏はナチスドイツが「T4作戦」で障害者の大量虐殺を図ったことに触れ、今回の事件の容疑者の考え方の根底には、ナチスの優生思想があることは明らかだという。T4も最初は障害者から始まり、その対象が病人や同性愛者などに拡大されていった。そして、最後はユダヤ人600万人の大虐殺にまで行きつくことになる。

 社会が不安定になればなるほど、人々は不満のはけ口を探し始める。典型的な社会的な弱者の障害者は恰好の標的となる。

 「もし障害者が居なくなれば、社会は次の厄介者を探し出す。それは高齢者かもしれないし、病気の女性や子供かもしれない。」そのような弱者探しの連鎖を続けて何になるのかと藤井氏は問う

 今週のNコメはジャーナリストの神保哲生が藤井氏のインタビューをもとに、相模原事件が社会に投げかけた大きな課題の正体を考えた。

(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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2016年8月 2日 (火)

日刊ゲンダイ(2016年7月28日から8月2日)都知事選関連+その他気になる記事をいくつかまとめ読み。

 以下、Twitter埋め込みの日刊ゲンダイの記事です。拡大しなくても読める記事(1件)以外の記事はすべて埋め込みTwitterの上に「拡大・スクロールして見るなら」とリンク表示し、読めるようにしておきました

 

福島第1原発「凍土壁」の失敗で東京五輪返上が現実味」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/758195634386067456

↑↓このツイの記事

永田町の裏を読む
福島第1原発「凍土壁」の失敗で東京五輪返上が現実味
2016年7月28日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186504

9b137330f5b7be3d6ae0c44df5ea8318201
6月のタービン建屋の浸水(東京電力提供)

 7月19日に開かれた原子力規制委員会の有識者会合で、東京電力が福島第1原発の汚染水対策の決め手となるはずだった「凍土壁」建設が失敗に終わったことを認めた。本来なら各紙1面トップで報じるべき重大ニュースだが、ほとんどが無視もしくは小さな扱いで、実は私も見落としていて、民進党の馬淵澄夫の25日付メルマガで知って慌てて調べ直したほどだ。

 これがなぜ重大ニュースかというと、安倍晋三首相は13年9月に全世界に向かって「フクシマはアンダー・コントロール。東京の安全は私が保証する」と見えを切って五輪招致に成功した。これはもちろん大嘘で、山側から敷地内に1日400トンも流れ込む地下水の一部が原子炉建屋内に浸入して堆積した核燃料に触れるので、汚染水が増え続ける。

 必死で汲み上げて林立するタンクにためようとしても間に合わず、一部は海に吐き出される。そうこうするうちにタンクからまた汚染水が漏れ始めるという、どうにもならないアウト・オブ・コントロール状態だった。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186504/2
 それで、経産省が東電と鹿島に345億円の国費を投じてつくらせようとしたのが「凍土壁」で、建屋の周囲に1メートルおきに長さ30メートルのパイプ1568本を打ち込んで、その中で冷却液を循環させて地中の土を凍結させて壁にしようという構想だった。

 しかしこの工法は、トンネル工事などで一時的に地下水を止めるために使われるもので、これほど大規模な、しかも廃炉までの何十年もの年月に耐えうる恒久的な施設としてはふさわしくないというのが多くの専門家の意見で、私は14年1月に出した小出裕章さんとの共著「アウト・オブ・コントロール」(花伝社)でこれを強く批判していた。馬淵もこの問題を何度も国会質問で取り上げて、別のやり方への転換を主張してきた。

 凍土壁は6月にほぼ完成したが、汚染水がなかなか減らず、規制委は「壁になりきらず、隙間だらけで地下水が通り抜けているのでは」と疑問を突きつけた。慌てた東電は「凍土が形成されていないかもしれない箇所にセメントを流し込む」などの弥縫策をとったが、やはりダメで、19日の会合でついに「完全遮蔽は無理」と告白した。つまり、安倍の大嘘を後付けのにわか工事で隠蔽しようとした政府・東電のもくろみは失敗したということである。

 これが国際的に知れ渡れば、リオのジカ熱どころではない、選手の参加取りやめが相次ぐに決まっている。東京五輪は返上するしかないのではないか。

 

↓「ほとんど思いつきに見える小池知事の公約」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760377631703347200

 

↓「野党共闘フイにする【鳥越惨敗】ウラA級戦犯 懲りない面々」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760372019443576832

 

https://twitter.com/Trapelus/status/760369096714182656

 

↓「【小池 初登庁】都議会あいさつ回り 自民 つれない仕打ち ドンも姿を見せず」「【さあ新知事のお手並み拝見】五輪「選手村」予定地 【都民の共有資産】222億円の穴があく」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760368124868702208

https://twitter.com/Trapelus/status/760367368505655296

 

↓「【「二階幹事長」で一気に現実味】改憲に向けてまっしぐら 11月解散シナリオ」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760363793620672512

 

↓「日銀が踏み込んだ悪魔の選択 なぜこんな暴挙が黙認容認されるのか」の記事を拡大・スクロールして見るなら

↓「万策尽きてバブルを招く悪魔の選択にすがる」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760363056186597376

 

↓「橋下維新 恐々【暴走が始まった】上西議員がバクロするカネとスキャンダル ツイッターで次々」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760004754646847488

 

↓「【GPIF 大損なのに】国家公務員共済は安全運転で運用益」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/760003452281819136

 

↓「風が吹いたらお休みで雪が降ったらオシマイだ【行くに行けない豊洲市場】」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/759295940947611649

 

↓「市場は追加緩和に失望しただけ 現実味を帯びてきた日銀黒田総裁の「散り際」 安倍政権に三くだり半で」の記事を拡大・スクロールして見るなら

https://twitter.com/Trapelus/status/759293676438769664

 

↓「巷に溢れる小池圧勝予想を徹底検証 怪しい世論調査と醜聞報道は謀略なのか」の記事を拡大・スクロールして見るなら

↓「改憲勢力とカルト右翼の高笑いが鳴り響く」の記事を拡大・スクロールして見るなら

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↓「沖縄高江が「警察国家」となっている」の記事を拡大・スクロールして見るなら

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原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

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