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2012年3月30日 (金)

2012年3月分、東京新聞「こちら特報部」のリストです。

 2012年3月分、東京新聞「こちら特報部」の全記事リストです。「こちら特報部」のWeb記事は他の記事とは違い、リード部分の紹介と最後に【こちらは記事の前文です】と購読の案内が来るスタイルです。

 以前から、東京新聞は原発関連は勿論のこと、他の問題でも大手紙よりも頑張っていると注目していました。あとで「特報部」関連で何か調べる時の自分用のメモエントリーです。(2011年3・11発災月からアップ)

 

再稼働急ぐ背景に核燃サイクル計画
2012年3月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012033102000053.html

 日本原燃(青森県六ケ所村)は三十日、核燃料サイクル計画の一部であるプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場の建設工事再開を発表した。核燃サイクルは同村にある使用済み核燃料再処理工場(再処理工場)、福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」が中心だ。ともにトラブル続きで、見直し論が広がっている。しかし、政府が原発再稼働を急ぐ背景には、こうした“破綻事業”への執着もありそうだ。

  (出田阿生、上田千秋)

 

「まやかし」の消費増税 政権、官僚の言いなり
2012年3月30日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012033002000055.html

 「身を切る覚悟」と大見えを切ったのは誰だったか。野田政権は三十日に消費税増税法案を閣議決定し国会に提出する。だけど、ちょっと待ってほしい。議員歳費は削減していないし、低所得者対策もまだ。有効な歳出削減策はまったく示せていない。これでは国民を欺く「まやかし」といわれても仕方ない。 (佐藤圭、小倉貞俊)

 

尊厳死 なぜいま法制化の動き
2012年3月29日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032902000042.html

 患者が自らの意思で人工呼吸器の装着などの延命措置を望まず、自然な形で最期を迎える「尊厳死」。その法制化を目指してきた超党派の国会議員連盟が、医師が問われかねない責任の免除などを盛り込んだ法案を初めてまとめた。だが、難病患者や障害者からは「命の軽視につながるのでは」との懸念の声が上がっている。 (小倉貞俊)

 

復興は「仕事」から 雇用創出 被災地の試み
2012年3月28日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032802000091.html

 高い失業率にあえぎ、いまだに生活再建が難しい被災地。震災から一年が過ぎ、物資・金銭の支援だけでは立ちゆかない現実がある。カギとなるのが、雇用の創出だ。宮城県石巻市で今春、高齢者を雇って野菜を生産する農場が試験的にオープンする。被災者が働いて、自らの手で生活を立て直す。そんな夢の計画とは。(出田阿生)

 

原発再稼動という無謀 倫理の崩壊必至
2012年3月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032702000055.html

 東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)が二十六日に止まったことで、国内商業用原発のうち、運転中は北海道電力泊原発3号機のみとなった。一方、野田政権は原子力安全委員会の確認作業を受け、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を急いでいる。「政治判断」し、地元の合意を得て、ゴーサインを出す構えだ。だが、この性急な方針は倫理面からもうなずけない。 (上田千秋、小坂井文彦)

 

最高裁のシステム 落札率高止まりのワケ
2012年3月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032602000046.html

 最高裁判所発注のコンピューターシステム関連の一般競争入札で「一社応札」が続出し、100%を含む高い落札率が大半を占めていたことが明らかになった。最高裁は談合や予定価格の漏えいを否定し、「システムが特殊なため参加業者が少なくなる。現状ではやむを得ない」と主張する。しかし、予算の原資は国民一人一人の税金。落札率高止まりに本当に改善の余地はないのか。 (上田千秋)

 

「維新政治塾」が開講 橋下思想に地方共鳴
2012年3月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032502000061.html

 首長主体の政治塾創設が各地で「花盛り」だ。国政では政権交代が実現したものの、既成政党の期待外れもあり、地方でリーダーシップを発揮する首長の動向に注目が集まる。入塾希望者も増加の一途で、次期衆院選の「人材バンク」との期待もにじむ。二十四日には橋下徹大阪市長らによる「維新政治塾」も開講した。入塾を志した参加者は橋下政治塾に何を求めているのか。 (秦淳哉)

 

放射線量高い福島・渡利中 斎藤嘉則校長「最後の年」回顧
2012年3月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032402000053.html

 東京電力福島第一原発から六十キロ離れた福島市渡利地区の放射線量は、避難区域と変わらないほど高い。昨年四月、地元の渡利中学校の校庭の数値で、世間の知るところとなった。教員生活最後の年に、「レベル7」事故への対応という重い責任を背負ってきた斎藤嘉則校長(60)。放射能との戦いに明け暮れた学校の一年とは-。 (中山洋子)

 

どうなる飯舘村の再建 帰村か移転か、揺れる住民たち
2012年3月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032302000046.html

 東京電力福島原発事故で、住民が避難を強いられた福島県飯舘村。菅野典雄村長は除染による帰村を目指すが、除染効果を疑問視する住民たちの中には村の移転を訴える声もある。村議会は帰村を基本にした復興計画を了承したが、住民らの気持ちは揺れている。山あいの寒村から、助け合いの精神で村おこしに成功した住民たち。その人間関係も、原発事故で寸断されかねない状況だ。 (中山洋子、秦淳哉)

 

原子力紛争審の賠償指針 手切れ金?実情無視
2012年3月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032202000066.html

 これは体のいい「手切れ金」なのか。政府の原子力損害賠償紛争審査会がまとめた事実上の最終指針。「帰還困難区域」の住民には一括で600万円。一方で、自主避難の住民は個別に東京電力と交渉しなければならない。今夏で精神的損害の賠償を打ち切られる人も。「帰りたくても帰れないのに」。避難住民の不安は募る。 (上田千秋、小坂井文彦)

 

「さいたさいたセシウムがさいた」講演会中止問題 詩人ビナードさん「原発への嫌悪伝えたかった」
2012年3月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032102000070.html

 さいたま市内で今月十日に予定していた詩人アーサー・ビナードさん(44)の講演会が中止された。表題の「さいたさいたセシウムがさいた」に、批判や抗議が主催者に寄せられたためだ。だが「過剰な反応」「地名にかけて、原発事故を風刺したタイトルにすぎないのでは」という声も聞かれる。ビナードさんの思いとは。(小坂井文彦)

 

がれき処理なぜ進まない お役所仕事が原因?
2012年3月20日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012032002000067.html

 東日本大震災で発生したがれきの処理が遅れている原因は、環境省や県の「お役所仕事」にある可能性が浮上した。焼却炉の新設を求める陸前高田市の申し出を岩手県が“門前払い”にしていたのだ。野田政権は、がれきを全国の自治体で受け入れる「広域処理」に血道を上げているが、被災地での処理体制を見直すのが先決ではないか。 (佐藤圭)

 

山口県下松市の全国最高齢長選 来月4選目指す
2012年3月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031902000033.html

 全国の現職市長では、最高齢の山口県下松(くだまつ)市の井川成正(しげまさ)市長(81)。四選がかかる来月の市長選に「死ぬまで青春」と言い切って、出馬する。対抗馬はいまのところ不在で、無投票当選の気配だ。ご当人は早くも「五選も出るか、わかりませんよ」。五期を全うすれば九十歳となり、全国の最高齢記録である八十八歳を抜く。地元では「そろそろ後進に道を」という声も耳にするが、ますます意気軒高だ。 (小坂井文彦)

 

都内の幹線道沿い、耐震診断義務化 対象建築は5000棟
2012年3月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031802000055.html

 東京都内の主要な幹線道路沿いに立つビルなどの耐震診断が四月から義務化される。都が制定した全国初の条例が施行されたためで、震災時、幹線道路をビル倒壊から守り、車両の通行ルートを確保することが目的だ。人命救助や避難などに必要な道路は条例で確保できるのか。すでに先行して始まった耐震診断の現場を見た。 (秦淳哉)

 

食品新基準値への反対意見 医学物理学会でも要請、根拠のICRP揺らぐ
2012年3月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031702000078.html

 来月から食品中の放射性セシウムの新しい基準値が施行される。厚生労働省の引き下げ案を「過剰規制だ」として有力専門家が意見公募に反対意見の投稿を呼び掛けていたが、こともあろうか日本医学物理学会の会長名でも行われていた。背景にあるものは何か。 (小坂井文彦、中山洋子)

 

来月から中学で武道必修 文科省 駆け込み対策
2012年3月16日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031602000044.html

 間もなく始まる新年度、多くの中学校では、新たに必修となる武道の種目に柔道を選ぶとみられている。ところが、あまたあるスポーツの中でも、学校での死亡事故がとくに多いとされるのがほかでもない、柔道なのだ。事故に遭った子を持つ親は十分な事故対策を求めて声を上げているが、そもそも武道が必修化されたのはなぜだったのか、記憶をたどってみると…。 (小倉貞俊、中山洋子)

 

なぜ問わない?銀行の貸し手責任 主要取引銀行が東電に追加支援へ
2012年3月15日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031502000060.html

 東京電力の総合特別事業計画が今月末までにまとまる。これに先立ち、同社の主な取引金融機関は総額約1兆円の追加支援方針を、原発の再稼働や電気料金値上げを条件に固めた。だが、待ってほしい。東電は実質的に破綻しており、本来、銀行は債権放棄に応じるのが筋のはず。なぜ、国民に不安と値上げが押し付けられねばならないのか。「貸し手責任」の追及は本当にできないのか。 (出田阿生、上田千秋)

 

中間貯蔵施設 受け入れ要請 福島3町ジレンマ 最終処分場化を懸念
2012年3月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031402000054.html

 野田政権が、福島県の双葉、大熊、楢葉の三町に設置を要請した放射能汚染物の中間貯蔵施設。「三十年以内に県外で最終処分する」としているが、それをうのみにする住民は少ない。早期復興のためには必要な施設だが、住民の帰還は遠のく。原発事故の地元自治体は究極の選択を迫られている。 (小倉貞俊、小坂井文彦)

 

高成田仙台大教授に聞く 大震災支援1年
2012年3月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031302000055.html

 東日本大震災と復興の過程で露見したのはこの国の力や形だ。地方主権への合言葉とは裏腹に、かねて指摘されてきた中央省庁の縦割りの弊害も目立った。半面、ボランティアや非営利組織のNPOなど横軸の「市民の力」が公共サービスの一部を担う活躍は、明日の社会に光をともした。さらに市民の活力を生かす社会を広めようと、NPOを独自に「評価」する動きも出ている。 (出田阿生、上田千秋)

 

福島の「3・11」 怖さ 骨身に染みた 悩み 深まるばかり
2012年3月12日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031202000058.html

 東京電力福島第一原発事故により、地元・福島県の人たちはそれまでの日常から唐突に切り離されてしまった。降り注いだ放射性物質によって汚されてしまったふるさとは、一年程度では元に戻るはずはなく、その怒り、悲しみ、嘆きも継続している。脱原発集会に参加して声を上げた人、仮設住宅で祈りをささげた人…。同県郡山市内で声を拾った。 (秦淳哉、小倉貞俊)

 

混乱原因は「菅」より「官」 民間事故調報告書が伝えたこと
2012年3月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031102000050.html

 福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)が先月末、公表した調査・検証報告書。事故直後、混乱した政府対応の問題点として、菅直人前首相の「性格」を挙げた。この点を根拠に、にわかに「菅叩(たた)き」が再燃した。だが、冷静に報告書を読むと、最大の問題はそこにはない。問われたのは、情報を官邸に上げなかった経済産業省原子力安全・保安院幹部をはじめとする官僚たちの対応だった。 (小栗康之)

 

「福興」は商店街から 南三陸町の1年
2012年3月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012031002000068.html

 東日本大震災の津波によって町の中心部が壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町。何もかもを失った商店主らが、およそ一年をかけて、仮設の商店街を復活させた。その名も「南三陸志津川福興名店街」。「商店街から復興は始まる」という心意気だ。課題は多いが、商店主らは前を向く。(上田千秋)

 

◎◎◎◎◎東京新聞HPのサイト内検索でも、ググりのsite:でも出なかった。がInternet Archiveで出した。

国の危機…自分が 「福島第一」作業員が語る1年
2012年3月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030902000051.html

 いまだ放射線量が高い過酷な環境のもと、事故処理作業が続く東京電力福島第一原発。先行きが見通せない中、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」で現場などの情報を事故直後から発信してきた地元出身の男性作業員が、発生から一年になるのを前に「こちら特報部」の取材に応じた。自宅へ帰ることすらまだかなわない自称「国策の被害者」の胸中は−。 (小倉貞俊)

↑の全文を↓で見つけた。

http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11187655762.html
「福島第一」作業員が語る1年~「収束」?建屋に来てみろ」
2012年3月9日

いまだに放射線量が高い過酷な環境の下、事故処理作業が続く東京電力福島第一原発。先行きが見通せない中、インターネットの短文投稿サイト「ツィッター」で現場などの情報を事故直後から発信してきた地元出身の作業員が、発生から一年になるのを前に「こちら特報部」に取材に応じた。自宅へ帰ることすらまだかなわない自称「国策の被害者」の胸中は・・・。(小倉貞俊記者)

※デスクメモ 福島第一原発へ再び出勤するよう指示されたその日、Aさんは日記に「最後の大仕事を果たそう」と綴っていた。「生きて戻れないかもしれないと覚悟していた。映画の話じゃないけれど、自分が故郷を守ろうと思っていた」。こんな人たちが、今も過酷な現場で汗を流している。それにひきかえ・・・。(木デスク)

■ツイッターで真実伝える

「今は、燻っている焚き火に水をかけ続けているような状態。心配しなくていいが、安心してはいけない。もちろん収束などしていない。解決までの道のりはまだ遠いことを、多くの人に知って欲しい」

険しい表情でそう語るAさんは、第一原発が立地する福島県大熊町で育った三十代。「協力企業」と呼ばれる東京電力の下請け会社社員で、ずっと地元の原発で働いてきた。

福島原発事故後、全国に放射能への恐怖が広がった。巷では、情報交換の新しい手段としてツィッターの利用者が急速に増加。匿名で情報を発信する原発作業員も現れた。そのうちの一人がAさんだ。

「ネット上には『核爆発だ』といったデマや、不安を煽る書き込みがあふれていた。リスクを冒してでも、真実を伝えなければと思った」

身元が特定されないよう、ツィッターでは「TSさん」と名乗り、デマを打ち消す一方、原発内部の復旧作業の様子などを投稿。当初はわずかだったフォロワー(読者)は、一万九千人にまで増えた。昨年暮れまでの投稿は、スマートフォン(多機能携帯電話)向けパソコン向けの電子書籍{福島原発現役作業員のツイッター」(マイクロコンテンツ社)にまとめられている。

■国の危機・・・自分が

震災当日、Aさんは第一原発でいつものように作業をしていた。強烈な揺れとその後の津波から逃げ、勤め先に自宅待機を命じられて帰宅。翌日以降しばらくは、他の住民と共に被災者の一人として避難所に身を寄せていた。やがて、勤め先から第一原発に戻るよう連絡が届いた。爆発で大破した原子炉建屋をテレビで見ていたので、大変な事態が進行していることはわかっていた。

「いわば”召集令状”だったが、誰かが作業をすることで国家の危機を回避できるのなら自分がやろう、と腹を決めていた」

当時の心境をそう振り返る。

「最後の日常。周りがすべてセピア色に見える」

ツイッターにこう書き込んだ翌日、目に飛び込んできたのは変わり果てた職場の光景だった。敷地内の膨大な瓦礫、横転した車、巨大な魚の死骸、完全防備の同僚たち・・・。屋外にわずか十分間いただけで被曝線量は一ミリシーベルトに達した。

「二重、三重に講じられた対策のどれかで過酷事故は防げると思い込んでいた。東電同様、私も自然を舐めていた」

Aさんはそう話し、唇を噛んだ。

■「収束」?建屋に来てみろ

五月の大型連休あたりまで、現場は復旧作業が迷走し、大混乱だった。作業は平時とは異なるものばかりで、しかもマニュアルなどは皆無。東電から何次にもわたる下請け業者への指揮系統も交錯した。

「ホースを一本引っ張るだけでも、複数の支持が飛び交い、誰の言うことを聞いたらいいのかわからないので仕事が進まない。現場にあるといわれた部品が、行ってみたらそこになかったなんてことは日常茶飯事。すぐに被曝限度を超えて線量計が鳴り出したが、聞こえないふりをするしかなかった。そうでなければ作業にならない」

多額の損害賠償を見越して支出を抑えるためか、東電はメーカーに部品だけを発注し、取り付けは専門外だが単価が安く済む下請けに行わせていた。その結果、施行ミスが頻発した。

「短期間で効果的に人員と予算を投入していれば、作業はもっと早く進んだはず」

予算不足が工事に与えている悪影響は他にもあるのではないか、とAさんはいぶかる。例えば、原子炉格納容器から漏れ出す汚染水を冷却水として再注入するため浄化する仮設の循環装置。水を送るホースが凍結や雑草の貫通により破損し、何十件もの水漏れが発生した。

「仮設ではなく、予算を投じて金属製の頑丈な配管にしておけばそんなことはなかった」「原子炉建屋を覆うカバーを設置できたのはまだ1号機だけ。他は放射性物質の飛散を防ぎきれていない」

■廃炉に数十年 被曝量は・・・

廃炉に向けた政府の工程表では、完了までに三十~四十年と試算する。しかし、格納容器の底に溶け落ちた核燃料の取出しなどは新技術の開発が必要で、想定通りに行くかは未知数だ。

まだまだ働き続けることになる職場の労働環境にも、不安は付きまとう。何より心配なのは被曝量だ。Aさんの場合、現在の基準では「五年で一〇〇ミリシーベルト」が上限だが、すでに七〇ミリシーベルト超。それでも指示があれば、今後も線量の高いエリアに向かう覚悟でいる。

「十数年後には、ベッドの上でもがき苦しんでいるかもしれない。事情は人それぞれだけれど、作業員仲間のほとんどは故郷への思いと、使命感に燃えて現場に戻ってきた。そして、自分の健康や将来をあきらめながら働いている」

だからこそAさんは、「収束」を唱えて事態を小さく見せようとする政府や東電の姿勢に憤る。

「収束したというなら、なぜ私たちはこんなに被曝してるのか。原子炉建屋に来てみろと野田首相に言いたい」

筋金入りの原発推進派だったAさんは昨年九月、ツイッターで「脱原発」を宣言した。

「安定した職場として満足していたが、被災者になったことで考えが変わった。第一原発に作業員の六割は地元出身者。みな気持ちは同じはず」

そんな思いとは裏腹に、経済産業省原子力安全・保安院が大飯原発、伊方原発の安全評価(ストレステスト)の一次評価を「妥当」とするなど、再稼働に向けた環境整備は着々と進む。

「福島の処理が終わる前にどこかで事故が起きたら、日本は終わる。福島県民の姿は明日の我が身かもしれないのに、立地市町村は危機感がなさ過ぎる」

Aさんは苛立ちを隠さない。

「今まで、都心などで行われる脱原発デモには『安全圏にいるだけの人に言われたくない』と反発を感じたこともあった。でも、声を上げてもらうことこそ大事だと思い直した。関心を失わないで欲しい。少なくとも今後四十年間、国民全体で向き合っていかねばならない問題なのだから」

 

AIJ消えた年金どうする 「国の補填を」悲鳴 中小怖い連帯責任
2012年3月8日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030802000057.html

 AIJ投資顧問(東京)が、八十四の厚生年金基金などから運用を委託された約二千百億円の大半を消失させていた問題。巨額の年金資金が消えた真相はいまだ謎に包まれているが、サラリーマンが定年退職後にもらう“虎の子”をなくされた基金や企業は、加入者にどのように説明し、今後どう対処するつもりなのか。 (出田阿生、小坂井文彦、上田千秋)

 

共通番号制 導入急ぐ政府 情報の悪用 横行危惧
2012年3月7日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030702000048.html

 野田政権が導入を急ぐ共通番号(マイナンバー)制度。国民全員に番号を割り振り、政府が所得や病歴などの個人情報をひも付けし、行政機関などで利用する制度だ。政府は正確な所得の把握などのメリットを強調。震災時の活用もうたう。しかし、震災時に本当に役立つのか。情報漏えいや番号の悪用などの不安も依然、消えていない。 (小坂井文彦、小栗康之)

 

避難区域再編と原発事故被害者の現実~広野町の現場から考える
2012年3月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030602000076.html

 東京電力福島原発事故で、政府は来月、避難区域を再編し、それに伴って賠償の新指針を示す。すでに「緊急時避難準備区域」の指定を解除された福島県広野町は1日、町役場を元の庁舎に戻した。復興への胎動だが、引き換えに政府は同町を賠償対象から外す議論をしている。来月の避難区域見直しにも、賠償総額を減らす狙いはないのか。区域再編と被害者の現実に深い溝が垣間見える。(出田阿生、中山洋子)

 

南米音楽奏者、原発事故避難生活の川俣・山木屋小とCD制作
2012年3月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030502000031.html

 福島第一原発事故で避難生活を続ける福島県川俣町の山木屋小学校5年生の児童たちが、南米の民族音楽・フォルクローレ奏者の木下尊惇(たかあつ)さん(49)と一緒に、明日に向けて歌を作った。曲名は「わ」。和と輪の意味を込めた。木下さんは「震災が気付かせた大切な人のつながりを、子どもたちが体現してくれた。山木屋だけでなく、世界の『わ』につながってほしい」と、今月中に1000枚のCDを完成させる。 (小坂井文彦)

 

石巻日日新聞の1年 生活情報 きめ細かく
2012年3月4日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030402000051.html

 東日本大震災で輪転機が止まる中、手書きの壁新聞で被災者に情報を伝え続けた宮城県石巻市の地域紙「石巻日日(ひび)新聞社」。大幅な部数減や広告収入の落ち込みで経営は厳しいが、地域と寄り添う姿勢に揺るぎはない。この一年、どんな思いで紙面を作ってきたのか。今後の復興の課題は何か-。現場で奮闘する記者たちに会いに行った。 (佐藤圭)

 

女性宮家を考える 皇室存続に危機感 結婚適齢期迫り、議論急ぐ
2012年3月3日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030302000039.html

 女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」創設に向けた議論が始まった。政府の有識者ヒアリングに出席した識者二人は、いずれも賛成の意見を述べたが、反対派からは早くも「創設ありきだ」と反発の声が出ている。政府は早ければ年内にも方向性を出したい意向だが、課題も多くめどはまったく立っていない。 (秦淳哉、佐藤圭)

 

全機停止中の伊方原発 再稼働の突破口 「NO」
2012年3月2日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030202000048.html

 東京電力福島原発事故から、まもなく一年。この間、定期点検を機に次々と各地の原発が運転を止めた。四月下旬には「原発運転ゼロ」になるが、一方で再稼働を目指す動きも慌ただしい。関西電力大飯原発に次いで、ストレステスト(安全評価)の審査が進む四国電力伊方原発3号機。再稼働への障害が少ないと値踏みされる伊方原発の地元では、懸念する声が高まっていた。 (中山洋子)

 

取り残される被災者 石巻を歩く
2012年3月1日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012030102000049.html

 東日本大震災の大津波で死者・行方不明者数が最大だった宮城県石巻市。がれき撤去が少しずつ進み、一見、街並みは元に戻ってきたようにみえる。だがその陰で、不便な場所にある仮設住宅や浸水跡が残る自宅で暮らし、不自由を強いられている被災者が大勢いる。「世の中は被災地を忘れてしまったんだろうか」-。地元の支援団体に同行すると、苦悶(くもん)の声が聞こえてきた。 (出田阿生)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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