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2011年12月31日 (土)

SOBAが蕎麦を打つ、いつもの年越し蕎麦です。

 例年、買い置いていたそば粉を使っていたのですが、今回は大晦日前日の30日に購入してきました。理由は、冷蔵庫に置いておくと、ビニール袋に入っているとは言え粉が乾燥して水回しする時の加水量の加減が難しくなるからです。

 結果的にそれが良かったのか、上手い具合、比較的楽に打つ事が出来ました。正に「一鉢、二延し、三包丁」です。蕎麦粉は買い置きなどせず打つ直前に購入するに限ります。

Dscn19491、写真はもちろん僕(汗)木鉢、麺棒、そば切り包丁、小間板を持っているところ。前掛けと、はいているのは作務衣です。


Dscn19502、ヘソだしも上手くいきました。蕎麦玉です。


Dscn1955_23、延ばしを終わり、最後の切りが終わったところです。時間も8:05PM頃に打ち始め、途中何分か休みを入れ1時間弱の作業、去年の大晦日以来にしては上手くいきました。右上に見えるのは打ち粉の入ったビニール袋です。


Dsc_38344、@nigaoe 似顔絵が揚げた海老天をのせたところです。お椀は白川郷に行く手前の漆器工房で購入したお椀です。杯にまだ注いでいませんが、お酒は清酒で純米酒土佐の「酔鯨」、辛口でなかなか美味しかったです。


 

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12月首相動静です。TPPの次は、消費税増税、これら全て原発問題から目を逸らさせるための浅知恵かも、。野狸ウォッチ続行。

 関税自主権放棄のTPPだの、選挙も経ず、国民の信任も受けず消費税増税だのフザケルな。こんな民主党なんて選んでない。こんな民主党ならいらない。ぶっ壊せ。野狸ウォッチ続行。(マスゴミの世論調査でも野豚の支持率急降下

 追加して記録していきます。日付は12月31日にしておきます。「首相動静」は朝日と時事があります。先に時事の「首相動静」を採録しますが、採録をし忘れた時には朝日のを採録しておきます。

 なお、各動静記事末尾でリンク紹介されていた記事中や、その他Webで目に付いたものを資料として採録しておきます

※参考:オープン・ソース・インテリジェンス(OSINT)について

関連:
11月首相動静です。TPPだの、選挙も経ずに消費税増税の国際公約だの、売国・デタラメ一直線野田豚の記録続行です。

 

 一番下が1日、上が最新です。

首相動静(12月31日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120101-00000000-jij-pol

時事通信 1月1日(日)0時5分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後も来客なく、公邸で過ごす。
 1日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:1月1日(日)0時5分

 

首相動静(12月30日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111231-00000000-jij-pol

時事通信 2011年12月31日(土)0時4分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後4時22分、安住淳財務相、小宮山洋子厚生労働相、古川元久国家戦略担当相が入った。
 午後4時33分、小宮山、古川両氏が出た。同5時26分、安住氏が出た。
 午後6時から同7分まで、公邸前で報道各社のインタビュー。「消費増税について党内、政府内でまとまったが受け止めを」に「非常に大きな前進だった。政治改革、行政改革、経済の再生に同じように力を入れて改革をしたい」。
 31日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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前提条件明言せず=消費増税前の定数削減

最終更新:2011年12月31日(土)0時15分

 

首相動静(12月29日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111230-00000002-jij-pol

時事通信 2011年12月30日(金)0時28分配信
 28日夜、政府専用機でニューデリーのパラム空軍基地発。(現地時間)
 29日午前9時9分、日印首脳会談などを終え、インドから政府専用機で羽田空港着。同24分、同空港発。
 午前9時47分、皇居着。帰国の記帳。
 午前9時53分、皇居発。同10時3分、公邸着。
 午後0時56分、安住淳財務相、藤村修官房長官、財務省の勝栄二郎事務次官、古谷一之主税局長が入った。
 午後1時31分、全員出た。
 午後1時32分、民主党の前原誠司政調会長、藤井裕久税制調査会長、古本伸一郎税制調査会事務局長、藤村官房長官が入った。
 午後2時27分、藤村氏が出た。同35分、前原、藤井、古本各氏が出た。同36分、民主党の輿石東幹事長、樽床伸二幹事長代行が入った。
 午後3時1分、輿石、樽床両氏が出た。
 午後6時10分、民主党の前原政調会長、藤井税制調査会長、古本税制調査会事務局長が入った。
 午後6時26分、全員出た。同28分、公邸発。同30分、衆院第2議員会館着。同34分、同館内の民主党A会議室へ。同35分、民主党税制調査会と社会保障と税の一体改革調査会の合同総会に出席。
 午後11時45分、同総会終了。同48分、同室を出て、同51分、同所発。同52分、公邸着。「まとまった社会保障と税の一体改革素案は納得いくものか」に「…(無言でうなずく)」。
 30日午前0時半現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:2011年12月30日(金)0時39分

 

首相動静(12月28日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111229-00000005-jij-pol

時事通信 2011年12月29日(木)0時48分配信
(現地時間)
 27日夜、ニューデリーのホテル泊。28日午前、同所で起床。
 午前、大統領官邸で歓迎式典。国立墓園「ラージ・ガート」で献花、記帳。宿泊先のホテルでインドのクリシュナ外相と会談。昼、シンクタンク「インド世界問題評議会」の会合で講演。午後、インド経済団体主催昼食会に出席。
 午後、副大統領公邸でインドのアンサリ副大統領と会談。迎賓館「ハイデラバード・ハウス」でシン首相と日印首脳会談。日印共同声明に署名後、共同記者会見。シン首相主催の夕食会に出席。(了)

最終更新:2011年12月29日(木)0時48分

 

首相動静(12月27日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000008-jij-pol

時事通信 12月27日(火)7時24分配信
 午前7時6分、公邸発。同7分、官邸着。同8分、執務室へ。
 午前7時14分、執務室を出て南会議室へ。同15分から同27分まで、拉致問題対策本部。同30分、同室を出て首相会議室へ。同31分、安全保障会議開始。
 午前7時50分、同会議終了。同51分、同室を出て執務室へ。同54分、執務室を出て閣僚応接室へ。同56分、閣議室に移り、閣議開始。
 午前8時7分、閣議終了。同8分、同室を出て閣僚談話室へ。同18分、同室を出て大会議室へ。同19分から同45分まで、中央防災会議。同46分、同室を出て執務室へ。同9時12分、政府・民主三役会議開始。
 午前10時7分、同会議終了。
 午前10時24分から同30分まで、藤村修官房長官。同31分、執務室を出て、同32分から同34分まで、官邸エントランスで報道各社のインタビュー。「年内をめどに社会保障と税の一体改革の素案をまとめることは先送りしたのか」に「党の意見を年内にまとめるよう指示した」。同36分、官邸発。同56分、羽田空港着。同11時23分、日インド首脳会談などのため、仁実夫人とともに政府専用機でインドに向け同空港発。(了)

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最終更新:12月27日(火)12時4分

 

首相動静(12月26日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000000-jij-pol

時事通信 12月27日(火)0時6分配信
 午前、北京市内の宿泊先のホテル「長富宮飯店」発。人民大会堂で呉邦国全国人民代表大会常務委員長と会談。
 午前、北京市内の人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席と会談。会談後、同所発。北京首都国際空港着。政府専用機で同空港発。
 午後2時28分、日中首脳会談を終え、中国から政府専用機で羽田空港着。同45分、同空港発。同3時6分、皇居着。帰国の記帳。
 午後3時12分、皇居発。同22分、官邸着。同23分、執務室へ。
 午後4時10分、執務室を出て大会議室へ。同11分、原子力災害対策本部開始。
 午後4時38分、同本部終了。同39分、同室を出て、同40分、執務室へ。
 午後5時10分、執務室を出て、同11分、小ホールへ。同12分、地域主権戦略会議開始。
 午後5時52分、同会議終了。同53分、同ホールを出て、同54分、執務室へ。
 午後6時4分、執務室を出て特別応接室へ。同5分から同15分まで、東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会の中間報告書受け取り。同16分、同室を出て執務室へ。
 午後6時17分から同22分まで、竹崎博允最高裁判所長官。
 午後6時23分から同48分まで、財務省の勝栄二郎事務次官、古谷一之主税局長。
 午後6時49分から同7時4分まで、伊藤哲朗内閣危機管理監。同10分、藤井裕久民主党税制調査会長が入った。
 午後7時20分、古本伸一郎民主党税制調査会事務局長が入った。同39分、藤井、古本両氏が出た。同53分、執務室を出た。「社会保障と税の一体改革の素案は年内にまとまりそうか」に「頑張ります」。同54分、官邸発。同55分、公邸着。
 27日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月27日(火)0時14分

 

首相動静(12月25日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111226-00000002-jij-pol

時事通信 12月26日(月)1時27分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前10時29分から同30分まで、公邸前で報道各社のインタビュー。「日中首脳会談への意気込みは」に「朝鮮半島情勢の平和と安定に悪影響が出ないように緊密に意見交換、そして情報交換をしていきたいと思います」。同31分、公邸発。同55分、羽田空港着。同11時17分、日中首脳会談出席のため、政府専用機で中国に向け、同空港発。
(現地時間)
 午後、政府専用機で北京市の北京首都国際空港到着。同市内の農業展覧館を視察後、駐中国日本大使公邸で在留邦人と懇談。
 午後、北京市内の人民大会堂で歓迎式典に出席。同所で中国の温家宝首相と会談。
 夕、北京市内の人民大会堂で温家宝首相主催の夕食会。夜、宿泊先のホテル「長富宮飯店」着。同所で報道各社のインタビュー。同所泊。(了)

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最終更新:12月26日(月)1時29分

 

首相動静(12月24日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111225-00000000-jij-pol

時事通信 12月25日(日)0時8分配信
 午前8時1分、公邸発。同2分、官邸着。同3分、執務室へ。
 午前8時24分、執務室を出て首相会議室へ。同25分、安全保障会議開始。
 午前8時46分、同会議終了。同47分、同室を出て執務室へ。同50分、執務室を出て小ホールへ。同51分から同56分まで、予算編成に関する閣僚委員会。同57分、同ホールを出て閣僚談話室へ。同9時、同室を出て閣僚応接室へ。同1分、閣議室に移り臨時閣議開始。
 午前9時19分、閣議終了。同20分、同室を出て大会議室へ。同21分から同48分まで、沖縄政策協議会。同49分、同室を出て執務室へ。
 午前9時50分、中川正春文部科学相、枝野幸男経済産業相、細野豪志環境相、平野達男復興担当相、斎藤勁官房副長官、末松義規首相補佐官、経産省の松下忠洋副大臣、菅原郁郎産業技術環境局長が入った。同10時14分、中川、枝野、平野、松下、菅原各氏が出た。同17分、全員出た。同35分、執務室を出て首相会議室へ。同36分、斎藤官房副長官、山口壮外務副大臣、筒井信隆農水副大臣、長島昭久首相補佐官。別所浩郎外務審議官、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長、木下康司財務省国際局長、佐々木伸彦経産省通商政策局長が入った。
 午前11時19分、全員出た。同20分、同室を出て執務室へ。
 午前11時40分から午後0時15分まで、手塚仁雄首相補佐官。同17分、執務室を出て、同18分から同19分まで、官邸エントランスで報道各社のインタビュー。「八ツ場ダム建設継続は衆院選マニフェスト(政権公約)違反との声があるが」に「政権交代以降、4代の大臣の下で予断なく検証してきた結果。苦渋の決断だ」。同20分、官邸発。同21分、公邸着。
 午後1時55分、川上義博民主党参院議員が入った。
 午後2時13分、川上氏が出た。
 午後3時3分、民主党の輿石東幹事長、岡田克也前幹事長、藤村修官房長官が入った。
 午後4時、全員出た。
 25日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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「変節政権」に痛撃=消費増税にも暗雲

最終更新:12月25日(日)0時14分

 

首相動静(12月23日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000001-jij-pol

時事通信 12月24日(土)0時4分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前10時15分、公邸発。同27分、東京・銀座の理容室「銀座マツナガ」着。散髪。
 午前11時27分、同所発。同39分、公邸着。
 午後0時28分、公邸発。同35分、皇居着。仁実夫人とともに天皇誕生日祝賀の儀・宴会の儀に出席。
 午後1時52分、皇居発。同58分、公邸着。
 午後2時33分、亀井静香国民新党代表との与党党首会談開始。輿石東民主党幹事長、下地幹郎国民新党幹事長、田中康夫新党日本代表が同席。
 午後3時3分、党首会談終了。
 午後3時29分、政府・民主三役会議開始。
 午後4時50分、同会議終了。同51分、全閣僚との勉強会開始。
 午後7時24分、勉強会終了。
 24日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:12月24日(土)0時4分

 

首相動静(12月22日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000000-jij-pol

時事通信 12月23日(金)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時53分、公邸発。同54分、官邸着。同55分、執務室へ。
 午前8時59分、執務室を出て、同9時、特別応接室へ。同1分から同11分まで、歌手の近藤真彦さん、黒柳徹子ユニセフ親善大使らが表敬。同12分、同室を出て執務室へ。
 午前9時17分、玄葉光一郎外相が入った。同22分、佐々江賢一郎外務事務次官が加わった。
 午前9時39分、玄葉氏が出た。
 午前10時5分、佐々江氏が出た。同6分、平野達男復興担当相が入った。
 午前10時25分、平野氏が出た。
 午前10時49分、執務室を出て、同50分、特別応接室へ。同51分から同11時11分まで、インド紙インディアン・エクスプレスのインタビュー。同12分、同室を出て執務室へ。
 午前11時13分から同41分まで、長浜博行官房副長官、長島昭久首相補佐官、別所浩郎外務審議官、岡田秀一経済産業審議官。同45分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後0時4分、同室を出て執務室へ。
 午後0時11分、執務室を出て、同14分、官邸発。同29分、経団連会館着。同30分、同会館内の国際会議場へ。同32分から同40分まで、経団連評議員会であいさつ。同41分、同会議場を出て、同42分、同会館発。同54分、官邸着。同55分、執務室へ。
 午後2時4分から同20分まで、植松信一内閣情報官。同30分、執務室を出て大ホールへ。同31分から同49分まで、内閣・内閣府永年勤続者表彰式。同50分、同ホールを出て執務室へ。
 午後2時59分、執務室を出て、同3時、閣僚応接室へ。同1分、閣議室に移り、閣議開始。
 午後3時15分、閣議終了。同16分から同20分まで、山本庸幸内閣法制局長官への辞令交付。同21分、同室を出て大会議室へ。同22分から同28分まで、予算編成に関する政府・与党会議。同29分、同室を出て執務室へ。同30分、安住淳財務相、財務省の勝栄二郎事務次官、真砂靖主計局長が入った。
 午後4時3分、全員出た。同4分、大串博志内閣府政務官が入った。
 午後4時14分、大串氏が出た。
 午後4時24分、川端達夫総務相、後藤斎内閣府副大臣、福田昭夫総務政務官が入った。同46分、後藤、福田両氏が出た。
 午後4時59分、川端氏が出た。同5時、執務室を出て、同1分、大会議室へ。同2分、国家戦略会議開始。
 午後6時、同会議終了。同1分、同室を出て、同2分、執務室へ。
 午後6時3分から同19分まで、伊藤哲朗内閣危機管理監、植松内閣情報官。同20分から同32分まで、長島昭久首相補佐官。
 午後6時33分から同7時12分まで、手塚仁雄首相補佐官。同41分、執務室を出て、同42分、官邸発。同43分、公邸着。
 23日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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鳩山氏復党、慎重に検討=自民総裁

最終更新:12月23日(金)0時14分

 

首相動静(12月21日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111222-00000001-jij-pol

時事通信 12月22日(木)0時5分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時30分、公邸発。同31分、官邸着。同32分、執務室へ。
 午前10時53分から同11時18分まで、三谷秀史拉致問題対策本部事務局長代理。
 午前11時19分から同33分まで、内山晃民主党衆院議員。同34分から同39分まで、竹歳誠官房副長官。
 午前11時58分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後0時9分、同室を出て執務室へ。
 午後0時18分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後0時25分、同室を出て執務室へ。
 午後0時57分、執務室を出て、同58分、官邸発。同59分、国会着。同1時、衆院第1別館講堂へ。同2分から同14分まで、民主党両院議員懇談会に出席し、あいさつ。同15分、同講堂を出て国会発。同17分、官邸着。同18分、執務室へ。同22分から同50分まで、民主党税制調査会の藤井裕久会長、古本伸一郎事務局長。
 午後1時51分から同2時まで、手塚仁雄首相補佐官。同20分、執務室を出て小ホールへ。同21分から同45分まで、月例経済報告関係閣僚会議。同46分、同ホールを出て執務室へ。同50分、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午後3時20分、杉山氏が出た。
 午後3時50分、古川元久国家戦略担当相が入った。
 午後4時13分、古川氏が出た。同14分、筒井信隆農林水産副大臣が入った。
 午後4時28分、筒井氏が出た。同29分から同50分まで、伊藤哲朗内閣危機管理監、植松信一内閣情報官。
 午後5時1分、執務室を出て首相会議室へ。同2分、長浜博行官房副長官、長島昭久首相補佐官、別所浩郎外務審議官が入った。
 午後5時23分、全員出た。同40分から同6時15分まで、手塚首相補佐官。
 午後6時25分、執務室を出て、同26分、官邸発。同27分、公邸着。
 22日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月22日(木)0時14分

 

首相動静(12月20日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111221-00000000-jij-pol

時事通信 12月21日(水)0時5分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時44分、公邸発。同45分、官邸着。同46分、執務室へ。同54分、執務室を出て首相会議室へ。同55分、安全保障会議開始。
 午前9時36分、同会議終了。同37分、同室を出て執務室へ。同38分から同55分まで、長島昭久首相補佐官。
 午前10時、執務室を出て閣僚応接室へ。同1分、同室を出て閣議室へ。同2分、閣議開始。
 午前10時28分、閣議終了。同29分、同室を出て執務室へ。同30分から同40分まで、オバマ米大統領との電話会談。同45分から同48分まで、川端達夫総務相。同51分、同室を出て特別応接室へ。同52分から同11時まで、日本プロスポーツ大賞総理大臣賞状授与式。同11時1分、同室を出て南会議室へ。
 午前11時2分から同17分まで、和歌山県台風12号被災自治体などとの意見交換。斎藤勁官房副長官、本多平直首相補佐官同席。同18分、同室を出て執務室へ。同19分から同30分まで、手塚仁雄首相補佐官。同31分、同室を出て、同33分、官邸発。同43分、皇居着。宮中昼食会。
 午後1時29分、皇居発。同39分、官邸着。同40分、執務室へ。
 午後1時59分、執務室を出て特別応接室へ。同2時から同16分まで、政府広報のラジオ番組収録。同17分、同室を出て執務室へ。
 午後2時44分、執務室を出て大会議室へ。同45分から同47分まで、国と地方の協議の場に出席。同48分、同室を出て執務室へ。
 午後3時14分から同30分まで、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長。
 午後3時32分から同48分まで、小和田恒国際司法裁判所所長。
 午後4時4分から同35分まで、古川元久国家戦略担当相、石田勝之内閣府副大臣。同43分、安住淳財務相、藤村修官房長官、財務省の勝栄二郎事務次官、古谷一之主税局長が入った。
 午後5時30分、全員出た。同31分から同44分まで、防衛省の中江公人事務次官、折木良一統合幕僚長、松本隆太郎運用企画局長。長島首相補佐官同席。
 午後7時3分、執務室を出て、同4分、官邸発。「日米首脳電話会談はどうだったか」に「朝鮮半島情勢について悪影響が出ないように日米、日米韓緊密に連携していく」。同5分、公邸着。同6分から同10分まで、手塚首相補佐官。
 21日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月21日(水)0時14分

 

首相動静(12月19日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000001-jij-pol

時事通信 12月20日(火)0時4分配信
 午前7時53分、公邸発。同55分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の宴会場「桐」で大西隆東大大学院教授、永久寿夫PHP研究所常務と会食。
 午前7時57分、古川元久国家戦略担当相が加わった。
 午前9時30分、同所発。同32分、官邸着。同33分、執務室へ。同10時15分から同29分まで、手塚仁雄首相補佐官。
 午前10時30分、執務室を出て、同31分、小ホールへ。同32分から同11時10分まで、千葉日報社によるインタビュー。同11分、同ホールを出て、同12分、執務室へ。
 午前11時59分、執務室を出て、正午、官邸発。午後0時9分、東京・新橋での街頭演説の予定を中止し、官邸着。「金正日総書記が亡くなったとの報道だが」に「今、事実確認をするよう指示している」。同10分、執務室へ。同30分から同45分まで、藤村修官房長官、手塚首相補佐官。
 午後0時46分から同55分まで、長島昭久首相補佐官。同1時、執務室を出て、首相会議室へ。同1分、安全保障会議開始。同11分、同会議終了。同室を出て、執務室へ。同12分から同15分まで、山岡賢次国家公安委員長。同16分から同18分まで、長島首相補佐官。同2時40分から同45分まで、伊藤哲朗内閣危機管理監、植松信一内閣情報官。同50分から同3時まで、韓国の李明博大統領と電話会談。
 午後3時18分、政府・民主三役会議開始。
 午後3時50分、同会議終了。
 午後4時58分、防衛省の中江公人事務次官、西正典防衛政策局長、山内正和地方協力局長が入った。同5時、長島首相補佐官が加わった。同34分、全員出た。
 午後6時から同10分まで、伊藤内閣危機管理監、植松内閣情報官。同25分、執務室を出て、同26分から同28分まで、官邸エントランスで報道各社のインタビュー。「金正日総書記死去を受けた拉致問題への対応は」に「今回の事態がどう影響するか情報収集する」。同29分、官邸発。同30分、公邸着。
 20日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月20日(火)0時14分

 

首相動静(12月18日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111219-00000000-jij-pol

時事通信 12月19日(月)0時5分配信
 午前8時30分、宿泊先の京都市左京区のグランドプリンスホテル京都発。同47分、同市上京区の京都迎賓館着。同48分、「貴船の間」へ。同9時10分、「貴船の間」を出て「水明の間」へ。同11分、李明博韓国大統領との首脳会談開始。
 午前10時9分、首脳会談終了。同10分、「水明の間」を出て、李大統領とともに同館中庭を散策。同17分、中庭を出て、同19分、「貴船の間」へ。
 午前10時39分、「貴船の間」を出て「聚楽の間」へ。同40分から同46分まで、報道各社のインタビュー。同47分、「聚楽の間」を出て「貴船の間」へ。同54分、「貴船の間」を出て、同55分、同館発。
 午前11時8分、京都市右京区の龍安寺着。同22分から同38分まで、李大統領とともに龍安寺を視察。同50分、同所発。
 午後0時21分、京都市南区の新・都ホテル着。同ホテル内の日本料理店「京大和屋」で斎藤勁官房副長官、手塚仁雄、長島昭久両首相補佐官らと食事。
 午後1時40分、同ホテル発。同44分、JR京都駅着。同45分、特別室へ。
 午後1時59分、同室を出て、同2時3分、のぞみ232号で同駅発。
 午後4時23分、JR東京駅着。同27分、同駅発。同39分、公邸着。
 19日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月19日(月)0時14分

 

首相動静(12月17日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111218-00000001-jij-pol

時事通信 12月18日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後0時9分、公邸発。同11分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の日本料理店「水簾」で藤村修官房長官と食事。
 午後1時5分、同ホテル発。同19分、JR東京駅着。同30分、のぞみ39号で同駅発。斎藤勁官房副長官、手塚仁雄、長島昭久両首相補佐官同行。
 午後3時51分、JR京都駅着。同54分、同駅発。同4時35分、宿泊先の京都市左京区のグランドプリンスホテル京都着。
 午後5時51分、同ホテル発。同6時8分、京都迎賓館着。同9分、「貴船の間」へ。同10分から同23分まで、玄葉光一郎外相。同24分、「貴船の間」を出て同館玄関へ。同28分から同29分まで、李明博韓国大統領を出迎え。同30分、「琵琶の間」で李大統領と懇談。
 午後6時49分、「琵琶の間」を出て「滝の間」へ。同50分、首相主催の夕食会開始。
 午後8時49分、夕食会終了。同50分、「滝の間」を出て、同53分、同館発。同9時9分、宿泊先のホテル着。
 18日午前0時現在、宿泊先のホテル。来客なし。(
(了)

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最終更新:12月18日(日)0時14分

 

首相動静(12月16日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111216-00000031-jij-pol

時事通信 12月16日(金)8時7分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時30分、公邸発。同31分、官邸着。同32分、執務室へ。
 午前9時40分、執務室を出て大会議室へ。同41分から同56分まで、予算編成に関する閣僚委員会。同57分、同室を出て閣僚談話室へ。同59分、同室を出て閣僚応接室へ。同10時、同室を出て閣議室へ。同1分、閣議開始。
 午前10時20分、閣議終了。同21分、同室を出て執務室へ。
 午前10時30分、手塚仁雄首相補佐官が入った。同43分、斎藤勁官房副長官が加わった。同11時10分、手塚、斎藤両氏が出た。
 午前11時35分、執務室を出て首相会議室へ。
 午前11時57分、同室を出て執務室へ。
 午後0時25分、執務室を出て、同26分、官邸発。同34分、東京・麻布台の外務省飯倉公館着。同35分から同42分まで、同館内の談話室で北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表と拉致された横田めぐみさんの両親の滋さん、早紀江さん。同43分、同室を出てレセプションルームへ。同44分から同1時19分まで、在京の各国大使らを招いためぐみさんの拉致事件を描いたドキュメンタリー映画の上映会であいさつ。大使らと懇談。同20分、同所発。
 午後1時26分、官邸着。同27分、執務室へ。
 午後2時26分から同37分まで、竹歳誠官房副長官。同38分、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午後2時53分、杉山氏が出た。同54分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後2時55分、藤村修、斎藤正副官房長官、手塚首相補佐官、外務省の別所浩郎外務審議官、杉山アジア大洋州局長が入った。同3時10分、同省の八木毅経済局長が加わった。同23分、全員出た。同24分、同室を出て執務室へ。同31分、執務室を出て大会議室へ。同32分、原子力災害対策本部開始。
 午後3時50分、同本部終了。同51分、同室を出て執務室へ。
 午後4時、藤村官房長官、手塚首相補佐官が入った。同30分、藤村氏が出た。同45分、手塚氏が出た。同5時58分、執務室を出て、同6時、記者会見室へ。同1分から同31分まで、記者会見。同32分、同室を出て、同33分、官邸発。
 午後6時48分、東京・大手町の大手町ファーストスクエアウエストタワー着。同タワー内のレストラン「トップ オブ ザ スクエア 宴」で報道7社会の渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長ら報道関係者と会食。
 午後7時48分、同所発。同8時2分、公邸着。
 午後8時3分、民主党税制調査会の藤井裕久会長、中野寛成会長代行、党社会保障と税の一体改革調査会の細川律夫会長が入った。同20分、党税調の海江田万里筆頭副会長が加わった。
 午後10時31分、全員出た。
(了)

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最終更新:12月16日(金)22時49分

 

首相動静(12月15日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111216-00000001-jij-pol

時事通信 12月16日(金)0時5分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時51分、公邸発。同52分、官邸着。同53分、執務室へ。同9時10分、執務室を出て小ホールへ。同11分から同17分まで、パッケージ型インフラ海外展開関係閣僚会合。同18分、同ホールを出て、同19分、閣僚談話室へ。
 午前9時23分、同室を出て大会議室へ。同24分から同10時まで、総合科学技術会議。同1分、同室を出て執務室へ。同2分、古川元久国家戦略担当相、大串博志内閣府政務官が入った。
 午前10時25分、古川、大串両氏が出た。
 午前10時26分から同55分まで、細野豪志原発事故担当相、菅原郁郎経済産業省産業技術環境局長、深野弘行原子力安全・保安院長、鷺坂長美環境省水・大気環境局長。
 午前10時56分から同11時13分まで、党広報用の写真・ビデオ撮影。
 午後0時1分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後0時26分、同室を出て執務室へ。
 午後1時21分、執務室を出て、同22分、官邸発。同30分、東京・平河町のホテルルポール麹町着。同ホテル内の会議室「マーブルの間」で「先端加速器科学技術推進シンポジウム」に出席し、あいさつ。同44分、同所発。同52分、官邸着。同53分、執務室へ。
 午後2時1分から同24分まで、植松信一内閣情報官。
 午後2時25分から同47分まで、長島昭久首相補佐官。
 午後3時36分から同4時38分まで、安住淳財務相、財務省の勝栄二郎事務次官、真砂靖主計局長、古谷一之主税局長。同45分、執務室を出て、同46分、小ホールへ。同47分から同53分まで、国と地方の協議の場。同54分、同ホールを出て執務室へ。
 午後5時から同14分まで、手塚仁雄首相補佐官。
 午後5時15分、執務室を出て大ホールへ。同16分から同36分まで、奥田紀宏駐エジプト大使ら中東・北アフリカ大使会議、アフリカ大使会議出席者。同37分、同ホールを出て、同38分、執務室へ。
 午後5時52分、執務室を出て大会議室へ。同53分、国家戦略会議開始。
 午後7時3分、同会議終了。同4分、同室を出て閣僚談話室へ。同6分、同室を出て特別応接室へ。同7分から18分まで、西尾勝地方制度調査会長から「意見」の受け取り。同19分、同室を出て執務室へ。同22分から同26分まで、古川国家戦略担当相。同27分、執務室を出て、同28分、官邸発。同29分、公邸着。
 16日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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早くもささやかれ始めた6月解散説

最終更新:12月16日(金)0時13分

 

首相動静(12月14日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000001-jij-pol

時事通信 12月15日(木)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時21分、公邸発。同22分、官邸着。同23分、執務室へ。同24分、枝野幸男経済産業相が入った。
 午前9時31分、藤村修、斎藤勁正副官房長官が加わった。
 午前9時52分、全員出た。同10時から同17分まで、カナダのハーパー首相との電話会談。
 午前10時18分、川端達夫総務相、福田昭夫総務政務官、後藤斎内閣府副大臣、津川祥吾国土交通政務官、藤村官房長官が入った。
 午前10時47分、全員出た。同52分、玄葉光一郎外相が入った。
 午前11時23分、玄葉氏が出た。同28分、前原誠司民主党政調会長が入った。
 午前11時57分、前原氏が出た。
 午後0時3分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後0時27分、同室を出て執務室へ。
 午後0時41分から同44分まで、末松義規首相補佐官。
 午後1時17分から同57分まで、高橋憲一内閣府国際平和協力本部事務局次長。同58分、佐々江賢一郎外務事務次官が入った。
 午後2時40分、佐々江氏が出た。同41分、前田匡史内閣官房参与が入った。
 午後3時、前田氏が出た。同4分、石田勝之内閣府副大臣、大西隆日本学術会議会長、相沢益男総合科学技術会議議員が入った。
 午後3時10分、大西、相沢両氏が出た。同29分、石田氏が出た。同30分から同47分まで、西正典防衛省防衛政策局長。同56分、片桐裕警察庁長官が入った。
 午後4時21分、片桐氏が出た。
 午後5時17分、執務室を出て、同19分、官邸発。同20分、衆院第1議員会館着。同22分から同27分まで、民主党行政改革調査会であいさつ。同29分、同所発。同31分、官邸着。同32分、執務室へ。同36分、山岡賢次拉致問題担当相が入った。
 午後6時11分、山岡氏が出た。
 午後6時12分から同40分まで、手塚仁雄首相補佐官。同51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同7時1分、東京・新橋の日本料理店「一由」着。高木義明民主党選対委員長、細川律夫前厚生労働相と食事。長浜博行官房副長官同席。
 午後9時41分、同所発。同52分、公邸着。
 15日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月15日(木)0時13分

 

首相動静(12月13日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111214-00000000-jij-pol

時事通信 12月14日(水)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時9分、公邸発。同10分、官邸着。同11分、執務室へ。
 午前9時20分、執務室を出て大会議室へ。同21分、TPP交渉参加に向けた関係国との協議に関する関係閣僚会合開始。
 午前9時51分、同会合終了。同53分、同室を出て閣僚談話室へ。同59分、同室を出て閣僚応接室へ。同10時、同室を出て閣議室へ。同1分から同21分まで、閣議。同22分、同室を出て、同23分、執務室へ。同24分から同28分まで、古川元久国家戦略担当相。
 午後0時3分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後0時26分、同室を出て執務室へ。
 午後3時9分、執務室を出て、同10分、小ホールへ。同11分から同31分まで、モンゴルのデムベレル国民大会議議長との会談。同32分、同ホールを出て執務室へ。同33分、古川国家戦略担当相、大串博志内閣府政務官が入った。
 午後4時5分、古川、大串両氏が出た。同6分、枝野幸男経済産業相、斎藤勁官房副長官、経産省の安達健祐事務次官、高原一郎資源エネルギー庁長官が入った。
 午後4時23分、全員出た。
 午後4時54分から同5時7分まで、経団連の米倉弘昌会長、中村芳夫副会長、石原邦夫評議員会副議長。長浜博行官房副長官同席。同30分から同40分まで、英国のキャメロン首相との電話会談。
 午後5時45分から同6時15分まで、手塚仁雄首相補佐官。同27分、執務室を出て、同28分、官邸発。同29分、公邸着。同30分、民主党の橋本博明、花咲宏基両衆院議員らと食事。
 午後8時40分、全員出た。
 14日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月14日(水)0時13分

 

首相動静(12月12日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111213-00000000-jij-pol

時事通信 12月13日(火)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時28分、公邸発。同29分、官邸着。同30分、執務室へ。
 午後2時29分、執務室を出て、同30分、特別応接室へ。同31分から同47分まで、英国のハワード前保守党党首。長浜博行官房副長官、長島昭久首相補佐官、小寺次郎外務省欧州局長同席。同48分、同室を出て執務室へ。同56分、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午後3時29分、杉山氏が出た。同30分、執務室を出て、同31分、大会議室へ。同32分、国家戦略会議開始。
 午後5時1分、同会議終了。同2分、同室を出て、同3分、執務室へ。
 午後5時13分から同21分まで、藤井裕久民主党税制調査会長。
 午後5時30分から同6時13分まで、手塚仁雄首相補佐官。
 午後6時26分、執務室を出て、同27分、官邸発。同28分、公邸着。
 13日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月13日(火)0時16分

 

首相動静(12月11日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111212-00000000-jij-pol

時事通信 12月12日(月)0時3分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後も来客なく、公邸で過ごす。
 12日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:12月12日(月)0時3分

 

首相動静(12月10日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000000-jij-pol

時事通信 12月11日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後も来客なく、公邸で過ごす。
 11日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:12月11日(日)0時4分

 

首相動静(12月9日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111210-00000007-jij-pol

時事通信 12月10日(土)1時42分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時17分、公邸発。同19分、国会着。同20分、院内大臣室へ。同25分、閣議開始。
 午前8時42分、閣議終了。同43分から同55分まで、古川元久国家戦略担当相。同56分、同室を出て、同57分、国会発。同59分、官邸着。同9時1分、執務室へ。
 午前9時30分、斎藤勁、長浜博行両官房副長官、手塚仁雄首相補佐官が入った。
 午前9時50分、長浜氏が出た。
 午前10時6分、斎藤、手塚両氏が出た。同14分、安住淳財務相、財務省の勝栄二郎事務次官、中尾武彦財務官、木下康司国際局長、古谷一之主税局長が入った。同19分、藤村修官房長官が加わった。
 午前11時3分、中尾、木下両氏が出た。
 午前11時17分、全員出た。同20分、執務室を出て、同21分、官邸発。同22分、国会着。同24分、参院議長室へ。同25分、同室を出て参院議長応接室へ。同32分、同室を出て参院本会議場へ。同36分、参院本会議開会。
 午後0時11分、参院本会議を途中退席し、同12分、国会発。同14分、官邸着。同16分、執務室へ。
 午後0時17分から同22分まで、斎藤官房副長官。同26分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後0時45分、同室を出て執務室へ。
 午後1時30分、執務室を出て、同31分、官邸発。同33分、国会着。同34分、衆院本会議場へ。同42分、衆院本会議開会。
 午後1時53分、衆院本会議散会。同54分、衆院本会議場を出て院内内閣総務官室へ。同55分、同室を出て、同57分、国会発。同59分、官邸着。同2時、執務室へ。
 午後2時7分から同34分まで、植松信一内閣情報官。
 午後4時59分、執務室を出て記者会見室へ。同5時から同31分まで、記者会見。同32分、同室を出て、同33分、官邸発。同35分、国会着。同36分から同44分まで、各府省庁の国会内控室などへのあいさつ回り。同45分、国会発。同48分、官邸着。同49分、執務室へ。
 午後6時7分、執務室を出て、同8分、大会議室へ。同9分から同18分まで、予算編成に関する政府・与党会議。同19分から同22分まで、安住財務相。同23分、同室を出て、同24分、執務室へ。
 午後6時29分から同55分まで、藤村官房長官、西宮伸一外務審議官、鈴木正規環境省地球環境局長。
 午後7時1分から同25分まで、山口壮外務副大臣。
 午後8時26分から同47分まで、斎藤官房副長官。
 午後9時40分、執務室を出て、同41分、官邸発。同43分、公邸着。
 10日午前1時30分、公邸発。同32分、官邸着。同33分、執務室へ。
 午前1時44分、執務室を出て大ホールへ。同45分から同53分まで、政府税制調査会。同54分、同ホールを出て執務室へ。
 午前2時10分、執務室を出て閣僚応接室へ。同11分、同室を出て閣議室へ。同12分から同17分まで、臨時閣議。同18分、同室を出て、同19分、官邸発。同20分、公邸着。
 午前2時半現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月10日(土)2時46分

 

首相動静(12月8日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111209-00000001-jij-pol

時事通信 12月9日(金)0時13分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時10分、公邸発。同11分、官邸着。同12分、執務室へ。同14分、手塚仁雄首相補佐官が入った。
 午前8時48分、手塚氏が出た。
 午前9時47分、執務室を出て、同48分、官邸発。同51分、国会着。同52分、参院第34委員会室へ。同10時、参院外交防衛委員会開会。
 午前11時2分、参院外交防衛委を途中退席し、同3分、国会発。同6分、官邸着。同7分、執務室へ。
 午前11時16分、長島昭久首相補佐官が入った。
 午前11時29分、長島氏が出た。
 午前11時48分から午後0時2分まで、増子輝彦参院東日本大震災復興特別委員長。末松義規首相補佐官同席。同6分、執務室を出て、同7分、官邸発。同8分、公邸着。
 午後0時9分から同37分まで、奥野総一郎、花咲宏基両民主党衆院議員らと昼食会。同48分、公邸発。同50分、国会着。同52分、参院第1委員会室へ。同1時、参院東日本大震災復興特別委員会再開。
 午後4時9分、参院東日本大震災復興特別委を途中退席し、同11分、国会発。同13分、官邸着。同14分、執務室へ。同17分、執務室を出て特別応接室へ。同18分、亀井静香国民新党代表との与党党首会談開始。輿石東民主党、下地幹郎国民新党両幹事長同席。
 午後5時7分、同会談終了。同8分、同室を出て執務室へ。同9分、政府・民主三役会議開始。
 午後5時35分、同会議終了。同36分、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午後6時12分、杉山氏が出た。同30分、執務室を出て、同33分、大会議室へ。同34分、コスタリカのチンチジャ大統領との首脳会談開始。長浜博行官房副長官ら同席。
 午後7時5分、同会談終了。同7分、同室を出て南会議室へ。同8分から同20分まで、共同記者発表。同21分、同室を出て小ホールへ。同23分、首相主催夕食会開始。
 午後8時28分、夕食会終了。同29分、同ホールを出て、同30分から同31分まで、官邸玄関でチンチジャ大統領を見送り。同32分、官邸発。
 午後9時11分、千葉県船橋市の斎場「セレモ船橋駅北口ホール」着。仁実夫人とともに支援者の通夜に参列。同19分、同所発。
 午後9時57分、公邸着。
 9日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月9日(金)0時16分

 

首相動静(12月7日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000000-jij-pol

時事通信 12月8日(木)0時3分配信
 午前8時1分、公邸に長浜博行官房副長官、手塚仁雄首相補佐官が入った。
 午前8時55分、長浜氏が出た。
 午前9時25分、手塚氏が出た。同26分、公邸発。同27分、官邸着。同28分、執務室へ。
 午前9時46分、執務室を出て、同47分、官邸発。同49分、国会着。同51分、参院議長応接室へ。同57分、同室を出て参院本会議場へ。同10時1分、参院本会議開会。
 午前11時36分、参院本会議を途中退席し、同37分、国会発。同40分、官邸着。同41分、執務室へ。
 午後0時48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同51分、国会着。同53分、参院第1理事会室へ。同57分、同室を出て参院第1委員会室へ。同1時、参院決算委員会に出席。
 午後4時52分、参院決算委を途中退席し、同53分、院内大臣室へ。同56分、同室を出て、同59分、国会発。同5時1分、衆院第2議員会館着。同3分から同19分まで、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの写真展を横田滋さん、早紀江さん夫妻の案内で見学。拉致議連の平沼赳夫会長から署名簿を受け取る。山岡賢次拉致問題担当相ら同席。同21分、同会館発。同23分、官邸着。同24分、執務室へ。
 午後5時30分、執務室を出て貴賓室へ。同31分から同36分まで、大村秀章愛知県知事。同37分、同室を出て特別応接室へ。同38分から同50分まで、ハース米外交問題評議会(CFR)会長。長島昭久首相補佐官同席。同51分、同室を出て執務室へ。同6時15分から同42分まで、手塚首相補佐官。
 午後7時19分、執務室を出て、同20分、官邸発。
 午後7時40分、東京・戸塚町の早大大隈講堂着。
 午後7時59分から同8時19分まで、早大学生団体主催の講演会に出席し、講演。同21分、同所発。
 午後8時42分、公邸着。「久々の母校はどうだったか」に「良かったです」。
 8日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月8日(木)0時15分

 

首相動静(12月6日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000000-jij-pol

時事通信 12月7日(水)0時4分配信
 午前7時1分、公邸に長浜博行官房副長官、手塚仁雄首相補佐官が入った。
 午前8時11分、長浜、手塚両氏が出た。同12分、公邸発。同14分、国会着。同15分、院内大臣室へ。同21分から同28分まで、閣議。同29分から同32分まで、古川元久国家戦略担当相。
 午前8時55分、同室を出て、同56分、衆院第1委員室へ。同57分、衆院東日本大震災復興特別委員会に出席。
 午前11時59分、衆院東日本大震災復興特別委を途中退席し、正午、同室を出て、午後0時1分、国会発。同3分、官邸着。同4分、執務室へ。
 午後0時51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同54分、国会着。同55分、衆院本会議場へ。同1時3分、衆院本会議開会。
 午後1時19分、衆院本会議散会。衆院本会議場を出て、同20分、国会発。同22分、官邸着。同23分、執務室へ。
 午後1時48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同51分、国会着。同52分、参院第1委員会室へ。同55分から同57分まで、川端達夫総務相。同2時、参院予算委員会開会。
 午後5時39分、参院予算委散会。同40分、同室を出て、同42分、国会発。同44分、官邸着。同45分、執務室へ。
 午後5時46分から同56分まで、手塚首相補佐官。
 午後6時4分から同12分まで、山岡賢次拉致問題担当相、三谷秀史拉致問題対策本部事務局長代理。
 午後7時から同10分まで、斎藤勁官房副長官。同24分、執務室を出て、同25分、官邸発。同28分、公邸着。
 7日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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閣僚、議員はどんな人?=時事通信社「政界データブック(アンドロイド用アプリ)」
〔写真特集〕日赤、ハイチの復興支援

最終更新:12月7日(水)0時15分

 

首相動静(12月5日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111206-00000001-jij-pol

時事通信 12月6日(火)0時5分配信
 午前7時31分から同8時まで、公邸で手塚仁雄首相補佐官。
 午前8時20分、手塚首相補佐官が入った。
 午前8時49分、手塚氏が出た。同50分、公邸発。同52分、国会着。同54分、衆院第1委員室へ。同59分、衆院予算委員会開会。
 午前11時59分、衆院予算委休憩。正午、衆院第1委員室を出て、午後0時1分、国会発。同3分、官邸着。同4分、執務室へ。
 午後0時50分、執務室を出て、同51分、官邸発。同53分、国会着。同55分、衆院第1委員室へ。同1時、衆院予算委再開。
 午後1時30分、衆院予算委散会。同31分、衆院第1委員室を出て、同33分、国会発。同34分、官邸着。同35分、執務室へ。
 午後3時24分、藤井裕久民主党税制調査会長が入った。
 午後3時34分、藤井氏が出た。
 午後3時35分から同46分まで、末松義規首相補佐官。同5時から同15分まで、手塚首相補佐官。
 午後5時46分、執務室を出て、同47分、南会議室へ。同48分から同55分まで、トルコのババジャン副首相。同56分、同室を出て執務室へ。
 午後6時4分、政府・民主三役会議開始。
 午後6時54分、同会議終了。
 午後7時1分、執務室を出て大会議室へ。同2分、政府・与党社会保障改革本部開始。
 午後7時17分、同本部終了。同18分、同室を出て、同19分、執務室へ。同33分、同室を出て、同34分、官邸発。同35分、公邸着。
 6日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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「一方的質問」、自民に陳謝=民主

最終更新:12月6日(火)0時15分

 

首相動静(12月4日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111205-00000000-jij-pol

時事通信 12月5日(月)0時6分配信
 午前8時12分、公邸発。同23分、JR東京駅着。同30分、のぞみ17号で同駅発。
 午前10時50分、JR京都駅着。同54分、同駅発。同11時26分、京都市左京区の国立京都国際会館着。
 午後0時33分から同55分まで、会議室「Room157」で、茶道裏千家千宗室家元による茶会。ソマビア国際労働機関(ILO)事務局長、グテレス東ティモール副首相同席。
 午後1時11分から同28分まで、会議室「Room160」で古賀伸明連合会長と会談。小宮山洋子厚生労働相、太田俊明厚労審議官同席。
 午後1時43分から同57分まで、Room160で、ソマビア事務局長と会談。小宮山厚労相、太田厚労審議官同席。
 午後2時50分から同3時34分まで、会議場「RoomA」で、ILOアジア太平洋地域会議開会式に出席し、特別演説。同35分から同36分、山田啓二京都府知事。同37分、同所発。
 午後4時14分、JR京都駅着。
 午後4時35分、のぞみ376号で同駅発。
 午後6時56分、JR東京駅着。同7時1分、同駅発。同12分、公邸着。
 5日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月5日(月)0時15分

 

首相動静(12月3日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111204-00000002-jij-pol

時事通信 12月4日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後も来客なく、公邸で過ごす。
 午後5時52分、公邸発。同56分、東京・平河町のホテル「ルポール麹町」着。同6時、同ホテル内の宴会場「エメラルド」でベンチャー企業の経営者でつくる経済団体「政経倶楽部連合会」の会合に出席し、あいさつ。田嶋要民主党衆院議員同席。同17分、同所を出て、同18分、同ホテル発。同24分、公邸着。「一川防衛相に対する辞任論が拡大しているがどのように対処するか」に「…」。
 4日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月4日(日)0時15分

 

首相動静(12月2日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111203-00000001-jij-pol

時事通信 12月3日(土)0時4分配信
 午前7時51分、公邸発。同52分、国会着。同54分、院内大臣室へ。
 午前8時16分、閣議開始。
 午前8時42分、閣議終了。同44分、院内大臣室を出て、同46分、国会発。同47分、官邸着。同48分、執務室へ。
 午前9時49分、執務室を出て、同50分、官邸発。同52分、国会着。同53分、衆院第17理事会室へ。同10時8分、同室を出て衆院第17委員室へ。同14分、衆院外務委員会に出席。
 午後0時17分、衆院外務委を途中退席し、同20分、院内大臣室へ。
 午後0時58分、院内大臣室を出て、同59分、国会発。同1時1分、官邸着。同2分、執務室へ。同4分、古本伸一郎民主党衆院議員が入った。
 午後1時23分、古本氏が出た。
 午後1時24分から同44分まで、斎藤勁官房副長官、石井一参院予算委員長。同51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同54分、国会着。同55分、衆院本会議場へ。同2時2分、衆院本会議開会。同8分、衆院本会議散会。衆院本会議場を出て、同9分、国会発。同11分、官邸着。同12分、執務室へ。
 午後2時18分から同40分まで、渡辺浩一郎民主党衆院議員。
 午後2時47分、古川元久国家戦略担当相が入った。
 午後2時56分、古川氏が出た。同57分、前原誠司民主党政調会長が入った。
 午後3時43分、前原氏が出た。同4時30分から同51分まで、手塚仁雄首相補佐官。
 午後4時52分から同5時38分まで、中川正春文部科学相。同39分、執務室を出て特別応接室へ。同40分から同54分まで、国連開発計画(UNDP)のクラーク総裁。同55分、同室を出て執務室へ。同6時1分、中川文科相、枝野幸男経済産業相、藤村修官房長官、細野豪志原発事故担当相、平野達男復興担当相、斎藤官房副長官が入った。
 午後6時33分、全員出た。同45分、執務室を出て、同46分、官邸発。同48分、公邸着。
 3日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:12月3日(土)0時15分

 

首相動静(12月1日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000000-jij-pol

時事通信 12月2日(金)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時57分、公邸発。同59分、官邸着。同9時、執務室へ。
 午前9時10分、執務室を出て南会議室へ。同11分から同23分まで、中国の趙啓正全国政治協商会議外事委員会主任、大河原良雄世界平和研究所理事らの表敬。同24分、同室を出て執務室へ。同25分から同44分まで、斎藤勁、長浜博行両官房副長官、手塚仁雄首相補佐官。
 午前9時57分、安住淳財務相、財務省の勝栄二郎事務次官、真砂靖主計局長、古谷一之主税局長、田中一穂理財局長が入った。
 午前10時53分、全員出た。同54分から同11時19分まで、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長。
 午前11時25分から同51分まで、民主党の党規約・代表選挙規則検討委員会の細川律夫委員長、近藤昭一委員長代理、藤本祐司事務局長。
 午後0時50分、執務室を出て、同51分、官邸発。同53分、国会着。同54分、衆院本会議場へ。同1時2分、衆院本会議開会。
 午後1時20分、衆院本会議散会。同21分、衆院本会議場を出て、同22分、国会発。同23分、官邸着。同24分、執務室へ。
 午後2時30分から同53分まで、植松信一内閣情報官。
 午後3時15分から同47分まで、防衛省の下条みつ政務官、西正典防衛政策局長、杉本正彦海上幕僚長。
 午後4時、執務室を出て南会議室へ。同1分から同14分まで、長谷川俊輔北海道根室市長ら北方領土返還要求運動団体メンバー。同15分、同室を出て執務室へ。
 午後4時20分から同57分まで、藤村修、長浜正副官房長官、手塚首相補佐官。
 午後5時29分、執務室を出て記者会見室へ。同30分から同6時まで、記者会見。同1分、同室を出て執務室へ。
 午後6時40分、執務室を出て南会議室へ。同41分から同7時1分まで、西田恒夫国連大使、吉川元偉経済協力開発機構(OECD)代表部大使ら。同2分、同室を出て、同3分、官邸発。同4分、公邸着。
 2日午前0時現在、公邸。来客なし。
(了)

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最終更新:12月2日(金)0時15分

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 以下、資料として採録。

 

野田首相、早くも「支持率3分の1以下」 鳩・菅を上回る「転落」のスピード
2011/12/13 18:47
http://www.j-cast.com/2011/12/13116273.html

   朝日新聞の最新世論調査で、野田内閣の支持率は31%に下落した。「3分の1(約33.3%)」ラインを発足後わずか3か月あまりで下回った。民主党政権の鳩山、菅両内閣を上回る「スピード達成」で、朝日新聞は「政権には閉塞感が漂う」と指摘した。

   2011年12月13日付朝刊に載った朝日調査によると、野田内閣への不支持(43%)が支持(31%)を初めて逆転した。前回11月調査より、支持率は9ポイント下がっている。同様の「逆転」現象が、このところ読売新聞やNHK、FNN(フジテレビ系列)の世論調査でも明らかになっている。

朝日調査で「支持率31%」へ低下
News116273_pho01 野田内閣の「支持」と「不支持」が、各種世論調査で逆転した。

   朝日新聞によると、「支持率3分の1」ラインを割り込んだのは、鳩山内閣が発足の6か月後、菅内閣は5か月後だった。野田内閣の「3か月後」は、自民党の与党時代末期の福田、麻生両内閣以来の早いスピードだという。民主党政権では「最速」だ。

   支持・不支持率の数値自体には各社でばらつきがあるが、最新世論調査をみると不支持が支持を「初めて逆転」した傾向は共通している。

   読売新聞の調査結果(13日付朝刊)では、支持42%(前回比7ポイント減)、不支持44%。NHK(12日放送)は支持37%(同8ポイント減)、不支持42%、FNN(12日放送)は支持35.6%、不支持51.6%だった。

   いずれも、野田内閣になって初めて不支持が支持を上回っており、中でもFNN調査では不支持が過半数を占めているのが目を引く。不支持と支持のポイントの差は、読売の2ポイント差から朝日の12ポイント、FNNの16ポイントまでと幅がある。

   9月の野田内閣発足当時の支持率と今回とを比べると、朝日は53%から22ポイント減、読売は65%から23ポイント減と減少ポイント幅は似通っている。

(続く)
低下理由は発信力不足?自民との対話不足?

   支持と不支持が逆転した理由分析については、どうもはっきりしない。

   朝日新聞は、「首相の発信力不足が支持率下落の大きな要因と言えそうだ」と分析している。

   朝日調査をみると、野田佳彦首相が意欲をみせている消費税増税については、賛成、反対ともに45%で、「これまでの調査と大きな変動はない」。一方、「首相として何をしたいか、伝わってくるか」との質問に「こない」と回答した人が71%に上ったことを指摘している。

   読売新聞は、自民支持層や無党派層の「野田離れ」を指摘した。

   野田内閣が当初、「野党の意見も聞く」姿勢を示したため、自民支持層の内閣支持率は61%あったが、次第に対決色が強まったことなどから34%に低下した、と分析している。一川保夫防衛相と山岡賢次消費者相の問責決議案が可決しても野田内閣が応じる姿勢を示さないことなどが影響しているとみている。

   また、具体的な分析は示されていないが、無党派層での支持率が下がったことも指摘している。

   8月末の民主党代表選で、野田氏が「私が首相になっても支持率はすぐ上がらないと思う」と演説したことなどを受け、首相周辺では「支持率に一喜一憂せず」と強気の声も出ている。

   一方、民主党内では、野田首相の消費税増税路線に反対する署名集めも始まっており、野田内閣の支持率低下が「署名賛同派」の追い風になる可能性も指摘されている。

 

内閣不支持43%、支持率を上回る 朝日新聞世論調査
2011年12月12日22時18分
http://www.asahi.com/special/08003/TKY201112120530.html

 朝日新聞社が10、11の両日実施した全国定例世論調査(電話)によると、野田佳彦内閣の支持率は31%、不支持率が43%となり、初めて不支持が上回った。問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次消費者相を首相が続投させたことについては「評価しない」人が59%に上った。

 11月の前回調査は支持率40%、不支持率33%。今回は、支持の男女差はほとんどないが、不支持の割合をみると女性の37%に比べて男性が48%と高い。

 不支持の人に4択で理由を聞くと、「実行力の面から」が前回の37%から48%に増え、最も多かった。

 一川、山岡両氏に対する首相の対応を「評価する」は25%。民主支持層でも「評価しない」52%が「評価する」41%より多い。

 内閣発足から3カ月。「首相として何をしたいのか、あなたには伝わってきますか」と尋ねると、71%が「こない」と答えた。内閣支持層でも「こない」が53%と過半数だった。

 社会保障の財源にあてるため、消費税を段階的に引き上げて2010年代半ばまでに10%にする政府の方針には、賛成、反対ともに45%で、これまでの調査と大きな変動はない。

 社会保障制度への信頼を4択で聞いた質問では、「あまり」と「まったく」を合わせて60%が信頼していないと回答。特に30~40代では7割前後に上った。信頼していない人ほど消費増税に反対し、信頼している人ほど消費増税に賛成する傾向にある。

 

野田内閣の支持率下落42%、不支持が上回る
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20111212-OYT1T00906.htm

201112129091041l  読売新聞社が10~11日に実施した全国世論調査(電話方式)によると、野田内閣の支持率は42%で、前回調査(11月12~13日実施)の49%から7ポイント下がった。

 不支持率は44%(前回38%)に上昇し、9月の内閣発足から約3か月で初めて支持率を上回った。

 内閣を支持しない理由は、「政策に期待できない」35%(同28%)、「首相に指導力がない」23%(同18%)などの順に多かった。野田首相が自らの政策や考えを国民に十分に説明していないとの答えは85%(同86%)を占めている。参院で問責決議が可決された2閣僚に関して「辞任すべきだ」との答えは、一川防衛相については62%、山岡消費者相は54%となり、いずれも半数を超えた。ただ、自民党が両氏が辞任しない限り、今後の国会審議に応じないとしていることに「納得できない」は71%に達した。
(2011年12月12日23時57分  読売新聞)

 

スタジオパーク 「年金・消費税と国民の視線」2011年12月13日 (火)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/200/103908.html#more

島田 敏男  解説委員

野田内閣が発足してから3か月余りがたちました。社会保障と税の一体改革などの難しい課題を抱え、野田内閣の支持率は、早くも支持と不支持が逆転しました。
きのうまとまったNHK世論調査をもとに、島田解説委員です。

Q)その野田内閣の支持率ですが、随分と下がったんですね?

A)そうなんです。発足後、4回目の月例調査で支持と不支持が逆転したんです。

P111213_01_1_thumb400x242180419 今回の調査で、野田内閣を支持すると答えた人は先月より更に8ポイント下がって37%、
逆に支持しないは一気に12ポイント上がって42%
という結果でした。

4回目の月例調査で不支持が支持を上回ったというのは、自公連立政権当時の福田、麻生両内閣と同じで、ねじれ国会で政権運営の主導権が握れない点では共通しています。

前の菅内閣の時は、もっと早くて、菅さん自身の唐突な消費税発言が反発を買って、内閣発足の翌月の調査で不支持が支持を上回りました。
 
Q)野田総理は失言はしていませんが、何が原因なんでしょう?

A)失言がないように、発言する場所と言葉を選んで慎重そのものなんですが、その点が政治指導者としての発信力不足だという指摘を招いています。

それに、先の臨時国会でも大震災の復興関連の案件以外では野党の協力を得られなくて、それが「実行力がない」という厳しい評価に繋がったようです。
 
Q)そこには野田総理が掲げる「社会保障と税の一体改革」も関係しているんですか?

A)そう思います。まず、こちらは年金の特例水準解消という課題に対する受け止めです。

今の年金は過去に行われた特例措置によって、物価などが下がったにも関わらず本来より2.5%高い水準で支給されていて、政府は段階的に引き下げる法案を準備しています。

P111213_01_m01thumb350x196180421 この改革に対し、賛成が23%、反対が47%、どちらともいえないが25%でした。
年代別に見ると年金を受け取る世代の60歳以上では反対が6割以上に上っています。

一方で、この見直しは若い世代の将来の負担を軽くするためのものなのに、20代・30代でも、賛成より「どちらともいえない」が多いんです。
協力を求める高齢世代に対しても、若い世代に対しても説明不足が目立つわけです。
 
Q)消費税率の引き上げの方はどうですか?

A)年金の支給抑制と比べると、一定の理解は得られているようです。

P111213_01_m02thumb350x196180423 野田総理は、税率と引き上げ時期を示した法案を、来年3月までに国会に提出する方針を表明していますが、これを評価するが44%、評価しないが47%で拮抗していました。

ただ、与党支持者では評価するが7割近くなのに対して、野党支持者と無党派層では5割以上が評価しないと答えていて対照的です。

野党の中で、元々消費税引き上げを主張していた自民党の支持者でも、野田総理の姿勢を評価しないが5割を超えていて、ここは谷垣執行部同様に政局優先かなという印象です。
 
Q)やはり社会保障と税の一体改革というのは、重い政治課題なんですね?

A)そういうことですね。そして重要課題の実現に向けて、当面の大きな障害になるのが参議院で問責決議を可決された二人の閣僚の進退問題です。

「軽率な言動が安全保障を脅かしている」とされた一川防衛大臣と「いわゆるマルチ商法との関わりについて十分な説明をしていない」とされた山岡消費者担当大臣。

P111213_01_m03thumb350x196180427 問責決議には法律上の拘束力はありませんが、調査では大臣を辞任すべきだが、一川大臣48%、山岡大臣47%で共に5割近くに上り、辞任する必要はないは僅かでした。

与党支持者でも、通常国会の空転を避けるために辞任すべきと考える人が4割います。
野田総理は、年明けには内閣改造も含め何らかの対応を迫られるのではないでしょうか。
 
Q)消費税の問題では、衆議院の解散・総選挙の時期も絡んできそうですね?

P111213_01_m04thumb350x196180429 A)野田総理は消費税引き上げ法案を成立させた後、実際に税率を引き上げる前に総選挙で国民に信を問う考えを示しています。これを支持する答えは14%にとどまりました。

法案の提出前や提出の時点で総選挙を行うべきだとする人が合わせて52%に上り、重要テーマなので早い時点で国民の意思を確認して欲しいという世論が現状では多数です

野田総理が、こうした数字を見て、どう判断するかです。
 
Q)選挙となると政党支持率が大きな要素ですが、今月はどうだったんですか?

P111213_02_0_thumb400x234180431 A)今月の政党支持率は民主16.9%、自民18.3%で、これに各党が続いています。

野田内閣の支持率と同様に民主党の支持率も下がり続け、野田内閣発足後初めて自民党が民主党を上回りました。でも、どちらも先月より下がっているんです。
 
Q)民主・自民両党に対する国民の視線が厳しくなっているんですね?

A)そうですね。そしてその厳しい目は、既成政党全体に向けられているようです。
それを裏付けるかのように、こんな数字もありました。

P111213_02_1_thumb280x154180433 先の大阪W選挙で勝利した橋下代表の「大阪維新の会」が、国政に進出することを望ましいと思うが59%で、望ましくないという答えの2倍に上りました。

大阪維新の会の政策は、今の所大阪地区限定で国政に関しては未知数ですが、これだけの期待感が存在しているわけです。

まさに国政の現状に対する批判ですので、与野党を問わず、国会に議席を持っている政党の仕事ぶりが、来年は厳しく問われることになりそうです。

 

【産経・FNN世論調査】
内閣支持率35.6%に急落 主な質問と回答
2011.12.12 17:52 (1/6ページ)[野田内閣]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111212/stt11121218000006-n1.htm

Stt11121218000006p1 官邸に入った野田佳彦首相=12日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は10、11の両日、合同世論調査を実施した。野田佳彦内閣の支持率は前回調査(11月12、13両日)から6・8ポイント下落し、35・6%となり、支持しないとの回答が14・5ポイントと大幅に増えて51・6%と初めて支持と不支持が逆転した。

 主な質問と回答は以下の通り。

(注)数字は%。カッコ内の数字は前回11月12、13日の調査結果。(-)は前回データなし。「他」は「分からない」「言えない」など。

【問】野田内閣を支持するか

支持する35.6(42.4) 支持しない51.6(37.1)

他12.8(20.5)

【問】どの政党を最も支持しているか

民主党   18.0(19.4) 自民党    19.7(20.9)

公明党    3.3 (3.4) みんなの党   8.8 (5.8)

共産党    3.1 (2.4) 社民党     0.6 (1.2)

国民新党   0.6 (0.5) たちあがれ日本 0.4 (0.5)

新党改革   0.0 (0.2) その他の政党  2.2 (1.7)

支持政党なし42.7(43.2) 他       0.6 (0.8)

(2/6ページ)
【問】野田政権への評価

《首相の人柄》

評価63.6(66.8) 評価しない29.0(20.0)

他 7.4(13.2)

《首相の指導力》

評価20.2(21.6) 評価しない72.9(55.4)

他 6.9(23.0)

《景気・経済対策》

評価15.9(18.7) 評価しない76.6(57.2)

他 7.5(24.1)

《外交・安全保障政策》

評価18.2(18.8) 評価しない69.6(54.6)

他 12.2(26.6)

《国民へのメッセージ発信》

評価21.7(27.4) 評価しない71.7(62.8)

他  6.6(9.8)

《東日本大震災での被災者対策・復興対策》

評価31.6(32.0) 評価しない62.7(54.1)

他 5.7(13.9)

《福島第1原発事故への対応》

評価18.6(22.1) 評価しない73.8(64.3)

他 7.6(13.6)

《TPP交渉への参加方針》

評価37.9(-) 評価しない47.3(-)

他 14.8(-)

《普天間基地移設問題への対応》

評価11.6(13.8) 評価しない78.5(62.8)

他 9.9(23.4)

《原発の輸出を続ける方針》

評価26.6(-) 評価しない60.4(-)

他 13.0(-)

《政治とカネの問題への対応》

評価17.0(20.1) 評価しない72.9(58.5)

他 10.1(21.4)

(3/6ページ)
【問】野田政権についてあてはまる考えは

《一川保夫防衛相は適任だ》

思う10.2 思わない83.8 他6.0

《山岡賢次国家公安委員長は適任だ》

思う15.5 思わない70.8 他13.7

《問責決議を受けた一川防衛相は自ら辞任すべきだ》

思う80.4 思わない16.1 他3.5

《問責決議を受けた山岡国家公安委員長は自ら辞任すべきだ》

思う73.3 思わない19.1 他7.6

《野田首相は両閣僚の任命責任を問われるべきだ》

思う45.2 思わない48.8 他6.0

《問責決議を受けた閣僚が関わる国会審議に応じないとする野党の姿勢は適切だ》

思う26.0 思わない66.4 他7.6

(4/6ページ)
【問】政府・与党は消費税率を数年後の2010年代半ばまでに段階的に10%に引き上げる方向で年内に素案をまとめる方針。次の考えはあてはまるか

《消費税率の引き上げは適切だ》

思う56.8 思わない41.9 他1.3

《消費税増税の前提として国会議員定数を削減すべきだ》

思う93.8 思わない5.3 他0.9

《小沢一郎元代表や小沢氏支持の議員らが消費税増税に反対しているのは適切だ》

思う35.4 思わない57.5 他7.1

《政権交代時に明示しなかった消費税増税は民主党の公約違反だ》

思う55.3 思わない40.9 他3.8

《消費税増税に反対の議員は新党をつくるべきだ》

思う31.8 思わない56.4 他11.8

【問】消費税増税の是非を問う衆議院選挙はいつがよいか

消費税関連法案を国会に提出する前42.5

消費税関連法案を国会に提出し成立する前22.8

消費税関連法案が成立した後で税率を引き上げる前18.6

税率引き上げを実施した後9.7

他6.4

(5/6ページ)
【問】今、日本の首相にふさわしいのは誰か(敬称略)

枝野幸男       5.7 (8.2) 岡田克也3.6(3.5)

小沢一郎       6.1 (4.5) 菅直人 0.9(0.6)

玄葉光一郎      0.2 (0.3) 仙谷由人0.2(0.5)

野田佳彦       6.9 (9.7) 細野豪志1.1(0.8)

前原誠司      11.7(10.3) 亀井静香0.9(1.2)

その他与党議員    1.2 (1.1)

安倍晋三       4.9 (4.0) 石原伸晃3.4(2.9)

石破茂        6.3 (8.2) 谷垣禎一1.8(1.7)

渡辺喜美       4.4 (2.9) 舛添要一3.6(3.5)

その他野党議員    2.6 (3.9)

ふさわしい人はいない31.7(28.3) 他   2.8(3.9)

【問】望ましい政権の枠組みは

民主党を中心とする政権11.2

自民党を中心とする政権11.5

民主、自民両党が参加する大連立政権27.7

政界再編を経たあとの既存の枠組みによらない政権44.1

他5.5

【問】大阪市長選に当選した橋下徹氏に次のことを期待するか

《橋下氏の国政への進出》

期待54.8 期待しない42.1 他3.1

《橋下氏が率いる「大阪維新の会」と既存政党との連携》

期待53.5 期待しない38.2 他8.3

《橋下氏と石原慎太郎東京都知事が連携した新党の創設》

期待47.9 期待しない44.4 他7.7

《橋下氏が目指す大阪府と大阪市などを再編統合する「大阪都」の実現》

期待69.5 期待しない23.8 他6.7

(6/6ページ)
【問】年明けの通常国会までに野田首相が行ったほうがよいと思うものは?

一川防衛相と山岡国家公安委員長の交代を含む大幅な内閣改造・党役員人事19.0

一川防衛相と山岡国家公安委員長の交代を含む小幅な内閣改造・党役員人事19.9

一川防衛相と山岡国家公安委員長のみの交代人事36.0

閣僚・党役員の交代は必要ない18.9

他6.2

【問】次の衆議院選挙はいつ頃行うのが適切か

来年前半のできるだけ早い時期32.4

来年後半までには行うべき27.0

衆院議員の任期満了、またはそれに近い再来年37.5

他3.1



 ■世論調査の方法

 調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。調査対象は全国の成年男女1000人。 

 

フォーサイト POLITICS
早くも囁かれ始めた6月解散説
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_8601

11825341 記者会見する野田佳彦首相。消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革について「年内をめどに取りまとめるべく、私が先頭に立ち、政府・与党内の議論を引っ張っていく決意だ」と強調した。その上で、大綱策定に先立ち、政府・与党で「素案」をまとめる考えを表明した=2011年12月1日、東京・首相官邸【時事通信社】

9月に発足したばかりの野田佳彦首相の政権運営に早くも黄信号が灯ってきた。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加、米軍普天間飛行場移設、さらに消費税増税問題や選挙制度改革……など数々の難問に直面した野田首相は、いずれの課題でも解決への糸口をつかむことができず、民主党はがたつき始めた。連立与党の一員である国民新党との間にもすきま風が吹き、与党の結束も崩れつつある。

 大阪市長・大阪府知事のダブル選挙でも惨敗し、有権者の既成政党離れは加速。まるで濁流に弄ばれる木の葉のように野田政権は揺れに揺れている。そんな中、政界では、野田首相が来年6月に一か八かの衆院解散・総選挙を実施せざるを得なくなる可能性が囁かれ始めた。

反旗を翻した小沢氏
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_8602

11676331 衆院本会議に臨む民主党の小沢一郎元代表=2011年10月28日、東京・国会内【時事通信社】

主要課題のうち、政権の命運にもっとも重大な影響を及ぼすと考えられているのが、野田首相自身が主導して進めている消費税増税問題である。

 野田首相が消費税を段階的に10%まで引き上げるとしているのに対して、野党各党は増税慎重論でほぼ足並みをそろえている。さらに、かつて民主党が「4年間は消費税を上げない」(鳩山由紀夫元首相)としていただけでなく、「今は議論すべきではない」(同)として、消費税増税について議論することさえ封印していたため、野田首相の増税方針に猛反発している。

 野田首相にとって、野党の反発以上に気がかりなのは、政権を支える足下の民主党内の大物議員から増税に「待った」がかかったことだろう。

 「消費税増税問題をきっかけに政権運営が不安定になり、それが野党に攻撃の種を与えるような形になって、解散総選挙につながっていったら、まだ民主党が政権交代してやろうとしたことの半分もできていない段階なのに、何のための政権交代だったのか」

 民主党の小沢一郎元代表は11月22日、小沢氏を支持する民主党所属衆院議員らで構成する「一新会」の定例会でこう言い放ち、野田首相の方針に反旗を翻した。

 小沢氏は、資金管理団体「陸山会」に絡む政治資金規正法違反事件の公判中である上、今年9月には、この事件で元秘書3人に有罪判決が出されて政治的な力を失いつつあった。さらに、野田首相が「小沢対反小沢」の党内対立の構図を嫌って、小沢系議員を人事で優遇したため、小沢氏は非主流派を統率する合理的理由を失い、発言も湿りがちだった。だが、野田首相の消費税増税方針をきっかけに猛然と牙をむき始めた。このままでは、民主党内は消費税問題をきっかけに再び事実上の分裂状況に陥る可能性がある。

所得税法附則第104条
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_8603

11824769 衆院本会議場で安住淳財務相(右)と話す野田佳彦首相=2011年12月1日、東京・国会内【時事通信社】

もちろん野田首相が増税に踏み切らざるを得ないと判断したのは理由のないことではない。政府は年々かさんでいく社会保障費の動向に対応せざるを得ないことに加え、財政再建を進める必要に迫られている。このまま放置すれば、日本の財政が破綻する危険性が指摘されているのも事実だ。

 だが、来年の通常国会で消費税増税に関する法案を成立させようという野田首相の方針はあまりにも急ぎすぎの感がある。

 なぜ野田首相はそこまでして増税を急ごうとしているのか。

 その理由のひとつとして、野田首相をはじめ、民主党執行部が挙げているのが、自民党政権時代に成立した所得税法附則第104条である。だが、その理屈はよく聞いてみると詭弁としか思えない内容だ。

 民主党が強調するのは、104条の中の次の文言である。 「遅滞なく、かつ、段階的に消費税を含む税制の抜本的な改革を行うため、平成23年度までに必要な法制上の措置を講ずるものとする

 たしかにこの条文に抵触しないためには、野田政権は来年3月までに消費税を増税する法案を成立させなければならないように見える。

 ところが、同じ104条には、消費税改革の前提条件として、次のような文章も盛り込まれている。

 「平成20年度を含む3年以内の景気回復に向けた集中的な取組により経済状況を好転させることを前提として……」

 つまり、野田首相がこだわる消費税増税の法案を成立させるためには「経済状況を好転させる」ことが必須条件になっているのだ。

2%成長なら経済回復?
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_8604

11814500 民主党税制調査会総会であいさつする藤井裕久会長(左から3人目)=2011年11月28日、東京・永田町の衆院第1議員会館【時事通信社】

そこで野田首相サイドからはかなり強引な発言が相次いでいる。たとえば、民主党税制調査会長を務める藤井裕久元財務相は11月22日、読売新聞のインタビューで次のように言い放った。
「(実質GDP成長率)2%なら経済回復だ」

 複数の民間調査機関は2012年度の経済成長率を2%前後と予測している。藤井氏はこうした調査を百も承知の上で、消費税増税を現実化するために、達成可能な成長率を提示したのだろう。たとえ低成長でも「これが経済回復だ」と言い張りたいのだ。だが、実際問題として、今の日本で104条の文言どおりに「経済状況が好転」していると実感している人はほとんどいないだろう。

 一方、野田首相は消費税増税の是非について、衆院選で国民の信を問うとしている。だが、その時期については、「増税を実施する前ではあるが、法案成立後」だとしている。つまり、増税法案を成立させ、その後に衆院解散・総選挙を実施、さらにその後に実際の増税があるという順序になる。だが、法案がいったん成立してしまえば、逆戻りできない可能性もある。また、どうせ衆院選で国民の信を問うのなら、なぜ法案成立前ではいけないのかという理由が判然としない。

「信念に近いものがある」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_8605

11786210 参院予算委員会で自民党の礒崎陽輔氏(右)の質問に答弁する野田佳彦首相=2011年11月21日、東京・国会内【時事通信社】

この点について、マスコミも野党も野田首相に噛みついている。

 フランス・カンヌで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席した野田首相が現地に同行した日本人記者団と懇談した際、こんなやりとりがあった。

 記者「なぜ法案を通す前まではいけないんですか」

 野田首相「なぜ、実施前ではいけないんですか」

 記者「法案が通ってしまえば元に戻すのは難しいのではないですか」

 野田首相「そんなことないんじゃないですか」

 堂々めぐりの議論だが、結局、野田首相がどうしても消費税を増税したいのだということだけは分かる。

 11月21日の参院予算委員会では、質問に立った自民党の礒崎陽輔参院議員との間で次のようなやりとりもあった。

 礒崎氏「衆院選で負けたら執行が止まるのか」

 野田首相「当然、民意を踏まえた対応があるということだと思う」

 まったくの詭弁である。野田首相は衆院選で敗北した場合には、民意を踏まえて対応すると言っているわけだが、衆院選敗北後は野田首相は首相の座にはいないだろうから、責任をもって民意を反映することができるわけがない

 「法案さえ通してしまえば、国民もあきらめるだろうと思っている」と自民党幹部は揶揄する。野田首相の消費税に関するこだわりぶりをみると本当にそうなのかもしれないと思えてくる。財務相時代に財務省の官僚から増税の必要性を入念にすり込まれたとも言われている一方、「将来の日本にとって消費税増税は必要。それを自分自身の手で実行したいという首相の名誉欲」(自民党税制調査会幹部)とも言われる。附則104条にある「経済状況の好転」という条件が満たされていなくとも、あるいは国民の信を問う衆院選の実施が法案成立後だという点をマスコミにつつかれても、とにかく増税に道筋をつけたいというのが今の野田首相である。民主党ベテラン議員はこう評している。
「野田首相は消費税については信念に近いものがある」

選挙準備を進める野党
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_8606

11828419 閣議に臨む野田佳彦首相=2011年12月2日、東京・国会内【時事通信社】

 だが、その信念を貫こうとすれば、民主党は分裂しかねない状況だ。消費税だけでなく、野田首相はTPP交渉参加にも強いこだわりをみせた。その結果、民主党内に修復不能とも思える亀裂が生じた。

 野田首相に襲いかかる課題はそれだけではない。米軍普天間飛行場移設問題では、田中聡沖縄防衛局長の失言問題でさらに混乱に拍車がかかり、解決は困難になりつつある。

 こうした政治状況になると、首相が強い指導力を発揮し続けることは難しくなってくるだろう。民主党内の分裂状況が解消されないかぎり、TPPと同様に、消費税増税も前に進めることはできない。国会で民主党内から造反者が出れば、増税法案が否決されて成立させられない可能性があるからだ。しかし、野田首相は消費税増税にこだわっているため、衆議院を解散して総選挙で消費税増税に対する国民の審判を仰ごうとするかもしれない。こうした予測に基づいて、政界では3月解散の可能性を指摘する声がある。

 だが、民主党内に一定の割合の増税反対論者がいるとすれば、そもそも野田首相は消費税増税法案の成立どころか、「法案のとりまとめすらできないのではないか」(公明党幹部)と予想する向きは多い。法案がまとまらなければ、当然、法案を国会に提出できないし、法案を成立させられない。

 そうなると、法案を成立させた後に衆院選で消費税増税の是非を問うという野田首相のもくろみは崩れる。だが、野田首相がどうしても消費税を増税したいのだとすれば、順番を逆にして、まず衆院を解散して国民の信を問い、その後に消費税増税法案のとりまとめに着手するという手はある。

 その場合は、来年の通常国会は以下のような見通しになる。まず、野田政権は3月までに法案を国会に提出することに失敗。しかし、4月以降もとりまとめの努力を続ける。だが、進展のないまま会期末の6月を迎える。その時点で野田首相は勝負をかけて衆議院解散に踏み切る。

 一部の野党幹部はそんなシナリオを予想している。実際、すでに公明党など複数の野党は選挙準備を整えつつあるのだ。

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※参考:オープン・ソース・インテリジェンス(Wikipediaより)

オープン・ソース・インテリジェンスまたはOSINTとは、公開情報(オープン・ソース:一般公開され利用可能な情報源)から収集された情報を元にする、(機密)情報収集の専門領域を指す。

概説

“合法的に入手出来る資料”を“合法的に調べ突き合わせる”手法で、情報源は政府の公式発表(プレスリリース)、マスメディ アによる報道、インターネット、書籍、電話帳、科学誌その他を含む。具体的には、対象国の軍の編制を割り出すために、対象国の新聞社交欄、ニュースの断 片、高級将校の異動発令などを丹念に集積し、分析するといった手法である。

細かいデータを少しずつ集めて分析するだけでも、相当な精度の情報が得られることがある。媒体入手・分析は駐在国公館で行なわれる事が多い。ラジオ放送は自国領内で受信する。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年12月30日 (金)

2011年12月分、東京新聞「こちら特報部」のリストです。

 2011年12月分、東京新聞「こちら特報部」の全記事リストです。「こちら特報部」のWeb記事は他の記事とは違い、リード部分の紹介と最後に【こちらは記事の前文です】と購読の案内が来るスタイルです。

 以前から、東京新聞は原発関連は勿論のこと、他の問題でも大手紙よりも頑張っていると注目していました。あとで「特報部」関連で何か調べる時の自分用のメモエントリーです。(2011年3・11発災月からアップ)

 

2011 墓碑銘
2011年12月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011123102000039.html

 どれほど世の中に愛された人、強烈な影響力を持った人でも、必ずその日はやってくる。激動の2011年を振り返れば、あの人もこの人もサヨナラを告げて旅立っていった。逝く年を惜しみつつ、生前の姿を思い起こしてみたい。 (敬称略)

 

2011年あのひとこと
2011年12月30日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011123002000058.html

 「戦後六十五年間経過した中で最も厳しい危機」(三月の菅直人首相会見)だったこの一年。大震災と原発惨事の被災者たちが発したつらい思いや、胸をえぐる叫びが年の瀬にこだまする。「絆」の大切さが語られたが、助け合いの言葉は明日の糧になることを思い起こそう。 (肩書、年齢は発言当時)

 

その後… 2011あの人・あの事故・あの事件<下>
2011年12月29日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122902000048.html

 宮城県石巻市で楽器店「サルコヤ」を経営する井上晃雄さん(82)が、東日本大震災で津波に流されたグランドピアノを再生。半年後の九月、そのピアノを使ったコンサートが市立小学校の体育館で開かれた。三カ月たった今、ピアノは店頭で街の復興を見守りつつ、次の“出番”を待っている。 (9月5日掲載)

 

その後… 2011あの人・あの事故・あの事件<中>
2011年12月28日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122802000069.html

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題は、見通しが立たない袋小路に入り込んでいる。野田政権は米国との関係を優先し、名護市辺野古への移設を強行しようとしている。沖縄の人々の怒りは弱まるどころか、激しくなる一方だ。 (6月17日掲載)

 

その後… 2011あの人・あの事故・あの事件<上>
2011年12月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122702000071.html

 東日本大震災という未曽有の大災害に見舞われた二〇一一年もあと五日。「こちら特報部」が今年伝えたさまざまなニュースの「その後…」を検証、三回にわたって掲載します。復興への兆しを感じさせる明るい被災地の話題があれば、泥沼にはまりこんだまま出口さえ見えないのが原発事故です。光と影を比べれば、やはり影が多いでしょうか。「来年こそ良い年を」と、これほど強く願った年の瀬もありません。皆さんの一年はいかがでしたか。

 

「お母さん革命」息長く 放射能から子ども守りたい
2011年12月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122602000045.html

 福島第一原発の事故後、「放射能から子どもを守りたい」との一心で各地域で立ち上がり、果敢に行動する母親たちの姿が目立った。それはたった一人から、仲間やグループ同士、インターネットによるネットワーク化まで見られた。行政に働きかけて動かした成果もあれば、厚い壁にあえぎ続けるケースも多い。アラブの春になぞらえた今年の社会現象の名は「お母さん革命」−。 (出田阿生、中山洋子、川崎支局・山本哲正)

 

水俣の経験から福島に伝えたいこと 水俣病被害者互助会の谷洋一事務局長に聞く
2011年12月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122502000039.html

 世界史に公害の恐ろしさを刻印した水俣病。歴史上のことと考えられがちだが、一九七〇年代生まれの未認定患者の存在など、公式認定から五十五年たった現在も被害の全容は不明だ。水俣病被害者互助会(熊本県水俣市)の谷洋一事務局長(63)は福島原発事故後、福島県内を走り回っている。この先、被ばくによる健康被害が出てきた場合に備え、水俣での教訓を伝えるためだ。谷さんに聞いた。 (上田千秋)

 

政府の「除染と帰郷」方針は東電と原子力ムラ、財務省の救済狙いか
2011年12月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122402000059.html

 政府は年間放射線量が20ミリシーベルト未満の地域を「居住できる」と宣言した。「除染と帰郷」を強調して、疎開や移住の選択を狭めるという従来の方針を踏襲した。これに対し、避難住民の意見は一色でないが、生活の場の自由な選択肢は保証されてしかるべきだ。だが、そうなっていないのはなぜか。背景には東京電力と原子力ムラ、財務省の「救済」を優先する政府の狙いが透けて見える。 (出田阿生、鈴木泰彦)

 

都と大阪連携 発送電分離の実現性
2011年12月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122302000038.html

 大阪市の橋下徹市長が株主提案で関西電力に発送電の分離を迫るとぶち上げた。東京電力の大株主である東京都も東電に同様の対応を迫る構えで、実現すれば電力自由化、さらには脱原発への大きな弾みとなる。しかし「地域独占」の既得権は電力会社の打ち出の小づちで抵抗は必至だ。東電は電気料金の値上げまで発表した。 (佐藤圭、上田千秋)

 

神宮外苑 絵画館の美観ピンチ 高層ビル背後から突出
2011年12月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122202000062.html

 日暮里富士見坂(東京都荒川区)から望む貴重な富士山の姿が喪失するとして注目を集めていた新宿区大久保に建設予定の高層複合ビル。今回新たに、明治神宮外苑のシンボル・聖徳(せいとく)記念絵画館(同区霞ケ丘町)の背後に突き出すような形で建つことが判明した。都は絵画館の眺望を保護するため後方で建設するビルの高さを制限しているが、効果について疑問の声が出ている。 (小倉貞俊)

 

「北の春」くるか 「アラブの春」から可能性を考える
2011年12月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122102000036.html

 二〇一一年は「アラブの春」で幕を開けた。一年前、チュニジアの路上で警官の横暴に憤った青年が自らの身に放った火は瞬く間に地域に広がり、同国に加え、エジプト、リビア、イエメンの独裁政権を倒した。北朝鮮の独裁体制はより堅固で、民衆が決起する隙間などないように見える。だが、アラブの春も想定外だった。アラブ諸国での政変の経緯から「北の春」の可能性を専門家らに聞いた。 (佐藤圭、秦淳哉)

 

金正日総書記急死 独裁政権 世界になお
2011年12月20日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011122002000047.html

 北朝鮮の金正日総書記の死亡は、「アラブの春」で独裁者が次々に去った今年一年を象徴しているかのようだ。ただ、北朝鮮の独裁体制が今後どうなるかは不透明。世界には依然として独裁政権が残っており、人々が反政府デモや抵抗運動を続けている国もある。国民を圧倒的な力で制御し、国際社会に背を向ける独裁者は、なぜいまだに存在し続けるのだろうか。 (小国智宏、鈴木泰彦)

 

福島「つるりん和尚」の決断 地域汚染土 預かろう
2011年12月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121902000058.html

 除染が進まない福島市で、一人の僧侶が決断した。住民たちの最大のジレンマは、削り取った土の置き場がないことだ。「だったら、その“悩み”を預かろう」。寺の土地で除染土を仮置きする申し出に、地元町会も動きだした。舌鋒(ぜっぽう)鋭く“お役所仕事”を斬り、独自の除染活動に取り組むのは「つるりん和尚」。怒れる僧侶が師走の福島を走る。 (中山洋子)

 

「脱」元年 振り返る 原発事故分析を発信 大沼安史さん
2011年12月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121802000052.html

 今年を歴史に刻む言葉を選ぶとしたら「3・(さんてん)11(いちいち)」だろう。大地震や大津波などによる多くの犠牲や痛みは現在進行形だ。中でも福島原発事故は世界に衝撃を与え、情報隠しと放射能による地球汚染は日本不信を植え付けた。この危機を、来(きた)る年に乗り越えていけるのか。国内外の原発事故報道を分析してきた仙台在住のジャーナリスト、大沼安史さん(62)を訪ねた。 (野呂法夫)

 

「事故収束」宣言であらためて問う東電の刑事責任
2011年12月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121702000046.html

 東京電力福島原発事故で、野田佳彦首相は16日、「事故の収束」を宣言した。現実はほど遠いが、事故への臨戦態勢が解かれたなら、東電への責任追及に本腰を入れるべきだ。「想定外の津波」を盾に同社は刑事責任を免れようとするが、放射性物質をこれだけまき散らして罪に問われないのは不可思議だ。焼き肉店の食中毒事件で強制捜査が入り、東電はおとがめなしでは、社会の倫理が崩壊しかねない。 (上田千秋、佐藤圭)

 

広がる官民格差放置 役人天国は不変なのか
2011年12月16日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121602000058.html

 一等地に豪華宿舎を構えて家賃は格安。給与は満額支給され、今冬のボーナスは4%超アップ、破格の年金制度はそのまま−。国家公務員のことだ。安住淳財務相は宿舎削減計画を発表したが、見るからに大甘。消費税や所得税などの増税ラッシュに加え、年金カットの痛みを国民に押し付けようとしながら、「役人天国」は不変なのか。国会議員のお手盛りに続き、国家公務員の優遇を検証する。 (中山洋子、秦淳哉)

 

福島原発 地震で配管亀裂?
2011年12月15日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121502000036.html

 東京電力が声高に主張し続ける「津波原因説」に風穴があいた。経済産業省原子力安全・保安院が、福島第一原発1号機の原子炉系配管に地震の揺れで亀裂が入った可能性のあることを認めたのだ。地震で重要機器が損傷したとなれば、津波対策だけでお茶を濁そうとする原発再稼働計画は破綻する。なぜ保安院は、今になって全原発が長期間停止しかねないような見方を示したのか。 (佐藤圭)

 

八ツ場ダムと自然災害  浅間山リスク薄い議論
2011年12月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121402000078.html

 八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)建設予定地の上流域にある第一級の活火山が浅間山だ。江戸時代の「天明噴火」では、土石なだれが吾妻川に流入し、泥流で多くの犠牲者を出した災害リスク地域でもある。東日本大震災で過去の自然災害が見直される中、ダム建設の是非を判断する前に、国土交通省はどのようなリスク想定論議を行ったのか。(鈴木泰彦、小倉貞俊、前橋支局・伊藤弘喜)

 

あらためて証拠の全面開示を 袴田事件、福井女子中学生殺害事件
2011年12月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121302000054.html

 一九六六年に一家四人が殺された袴田事件で、静岡地検は十二日、百七十六点の新証拠を開示した。八六年に福井市内で起きた女子中学生殺害事件では名古屋高裁金沢支部が先月三十日、開示された新証拠によって再審開始を決めており、袴田弁護団の新証拠への期待は大きい。国費で得た証拠は国民のもので、公開されて当然と思われがちだが、これまでは隠されがちだった。何が変わりつつあるのか。 (静岡総局・唐沢裕亮、福井支社報道部・土屋晴康、出田阿生、中山洋子)

 

反骨の写真家 福島菊次郎さん90歳 「被災福島 最後の照準」
2011年12月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121102000067.html

 「反骨の」、あるいは「伝説の」という形容句とともに語られる報道写真家がいる。福島菊次郎さん(90)。戦後、広島の原爆被害者と出会ったことで本格的に写真を撮り始め、一貫して反権力の立場から被写体と向き合ってきた。9月には、「僕の人生の最後の取材にしたい」と東日本大震災の被災地を訪問。福島さんのレンズがこれまで捉えてきたものとは何だったのか。 (上田千秋)

 

「八ッ場」建設是非 秒読み 矛盾満タン 政府見解
2011年12月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121002000056.html

 八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)建設の是非について、検証作業など全ての手続きが終わり、前田武志国土交通相の最終判断まで秒読みに入った。そんな中、先月末に政府が出した「公式見解」が波紋を広げている。国交省がダム建設の根拠としている洪水被害額の想定が、でたらめであることが明らかになったのだ。さらに建設受注業者に、大勢の同省OBが天下っている実態も浮き彫りになった。 (小倉貞俊、佐藤圭)

 

元海軍士官、西村克哉さんの70年 「2つの祖国」で揺れ続け、家族分断で生き抜いた
2011年12月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120902000068.html

 日米が4年近く戦い、多くの犠牲者を出した太平洋戦争。ちょうど70年前の8日の真珠湾攻撃が始まりだったが、この日を複雑な気持ちで迎えた人がいる。東京都世田谷区の元海軍士官、西村克哉さん(88)だ。日米の2つの国籍を持ち、当時は日本の親戚宅に身を寄せていた。米国で「ジャップ」、日本では「毛唐(けとう)」とののしられ、戦中・戦後を生き抜いた西村さんが見た「2つの祖国」とは。 (秦淳哉)

 

造ることで稼ぎ、壊れても稼ぐ… 大手ゼネコンが握る「除染利権」
2011年12月8日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120802000034.html

 その早さに驚く。被災地ではない。原子力ムラである。福島原発事故後の除染モデル事業は独立行政法人・日本原子力研究開発機構(原子力機構)が担うが、同機構が再委託する三つの共同企業体(JV)の幹事会社が原発建設の受注でトップ3を占める大手ゼネコンであることが分かった。そこには造ることで稼ぎ、壊れても稼ぐという「モラルなき構図」が浮かび上がる。 (上田千秋、小倉貞俊)

 

国会議員「優遇」 そのまま大増税か 国民の信頼得られる?
2011年12月7日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120702000049.html

 野田佳彦首相は消費税アップに向け「不退転の決意で臨む」と宣言したが、国会議員の破格の待遇は温存されたままだ。民間企業の5倍超もの給与・ボーナスに加えて、住宅や交通手段、秘書給与などお手盛りがいっぱい。「民主主義のコストとして必要」との意見もあるが、国民に痛みを強いる大増税案を議論しながら、国会議員は襟を正しているといえるだろうか。 (鈴木泰彦、上田千秋)

 

あいまい証言を連発 旧日本軍毒ガス被害中国「敦化事件」外務官僚ら出廷
2011年12月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120602000076.html

 東京地裁で五日、旧日本軍の毒ガス遺棄による被害「敦化(とんか)事件」の裁判が開かれた。二〇〇四年七月、中国の吉林省・敦化地区で、当時十二歳と八歳の少年二人が、遊んでいる最中に偶然毒ガス弾を見つけ、知らずに触って手足がただれ、深刻な後遺症を負った。この二人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟だ。遺棄毒ガス被害訴訟で初めて政府関係者証人が出廷。真実に迫るための証言が期待されたが、証人の二人はあいまいな発言を繰り返すばかり。戦後補償問題の解決の難しさをあらためて印象づけた。 (出田阿生)

 

世界ヒバクシャ展 6年ぶり再開へ 反核 父から娘へ継ぐ
2011年12月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120502000040.html

 広島、長崎をはじめ国内外の核被害を追った日本人写真家の作品展示を通じ、核のない世界の実現を目指すNPO法人「世界ヒバクシャ展」が、六年ぶりに活動を再開する。東京電力福島第一原発事故を受け、七日に東京都内で作品展示と講演を交えたフォーラムを開く。病に倒れた代表に代わって準備を進めるのはその娘。「原発事故が起きた今だからこそ、ヒバクの現実に目を向けてほしい」。二代にわたり“反核”を叫ぶ父と娘の思いを聞いた。 (鈴木泰彦)

 

昭和の先人「減災の知恵」 チリ津波後に堤防安全神話
2011年12月4日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120402000059.html

 高台移転や防災教育を組み合わせた「減災」「多重防御」の考え方は、3・11後に生まれたわけではない。専門家たちは、堤防などのコンクリート構造物だけでは今回のような千年に一度の大津波が防げないことを知っていた。悲劇を繰り返さないために、先人の試行錯誤に目を向けてみたい。国内最大級の巨大防潮堤を誇った岩手県宮古市田老地区を例に、今後の津波対策を展望してみた。 (佐藤圭)

 

再就職あっせん疑惑の国交次官
2011年12月3日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120302000040.html

 国土交通省の宿利正史事務次官による同省OBの天下りあっせん疑惑。同省の調査委員会は先月末、「国家公務員法違反の再就職あっせんはなかった」とする二度目の調査結果を公表したが、宿利氏は官房長時代の二〇〇七年、政府の有識者会議で再就職あっせんの実態を赤裸々に証言していた。国交省内で天下りシステムが脈々と引き継がれている可能性をうかがわせる。 (佐藤圭)

 

八ッ場ダムでも「やらせ」か 公募意見 96%全く同一
2011年12月2日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120202000049.html

 八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の建設の是非について国土交通省関東地方整備局が住民から公募したパブリックコメントで、寄せられた意見の96%に当たる五千七百三十九件が全く同じ文言で同じ体裁の賛成意見だったことがわかった。原発のやらせメールに似た大がかりな動員の可能性が高い。背景には、「安定水利権を得るため」としてダム建設事業に参画したい埼玉県の意向がのぞくが、利根川水系の水は余っており、県の説明は矛盾をはらんでいる。 (佐藤圭、小倉貞俊)

 

原子力協定 審議入り ヨルダンは地震国 テロも頻発
2011年12月1日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011120102000077.html

 「原発輸出」へとしゃにむに突っ走る野田政権。ヨルダンやベトナムなど4カ国との原子力協定を国会で承認するための一括審議が30日、衆院外務委員会で始まった。福島第一原発の事故は収束しておらず、原因究明もまだだ。国民の理解を得ているとは到底言えない中、「国際的信用」の名の下に、重要な国際間の取り決めを急いでいいのか。ヨルダンの現地事情をみた。(小国智宏、中山洋子)

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2011年12月20日 (火)

小沢さんの第11回公判(2011年12月20日)の記録記事を採録。筑波大弥永教授が期ズレ問題を明解解説。

 小沢さんの第11回公判関係の産経記事です。産経はニュアンスを変えてしまうような改ざんをする事があるので参考記事です。注意して読んで下さい。

 産経の公判記録記事中、「筑波大学の男性教授」と匿名で書かれている所は、日刊ゲンダイによれば筑波大の弥永真生教授(50)(明大在学中に司法試験、公認会計士試験、不動産鑑定士試験を次々と突破。その後、東大法学部に学士入学し、首席で卒業)の事です。徳山勝さんの「小沢裁判、公訴棄却が当然の理由」と併せ後ろで採録しておきます

関連:
産経の悪質改ざん部分と、(中塚議員紹介原文)2011年2 月22日小沢一郎「倫理委員会の皆さんへ 私の主張」

小沢さんの第10回公判(2011年12月16日)の記録記事を採録。あの証拠改ざん前田検事も証言炸裂。

 

参考:小沢さんの公判データ。

 次回傍聴したい場合や、確定判決後に判決文を調べたい時、事件名・番号などが参考になります。

裁判所名     東京地方裁判所  刑事第11部

事件名     政治資金規正法違反 平成23年特(わ)第111号 

 

【小沢被告第11回公判】
会計専門家「収支報告書は家計簿と同じレベル」
2011.12.20 22:13 (1/5ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/photos/111220/trl11122022180007-p1.htm

Trl11122022180007p1目を閉じて証人尋問に聞き入る小沢一郎民主党元代表(イラスト・勝山展年)


 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で20日、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第11回公判が開かれた。この日、証人として出廷したのは、筑波大学の男性教授。会計学の専門家だ》

 《陸山会は問題となっている土地について、平成16年10月に購入代金の支払いを終えたが、所有権移転の本登記を行ったのは翌17年1月。土地代金の支出は16年分ではなく、17年分の政治資金収支報告書に記載している。検察官役の指定弁護士は、これが「虚偽記載にあたる」と主張しているが、これに対して弁護側は本登記を基準にした記載に違法性はないとしている》

 《午後1時10分、明るい青色のネクタイを着けた小沢被告は入廷すると、裁判官らに向かい、一礼した。大善文男裁判長が開廷を告げる》

 《続いて、証人の教授が入廷。弁護側は商事法、制度会計を専門とする教授の略歴などについて確認した後、企業における会計処理の方法について質問を始めた。教授は、企業については情報提供先として想定されるのが投資家や債権者らで、財政見通しなどを含めた広範な財務状況の開示が求められるのに対し、政治団体は「より『固い』確実な情報を提供する目的がある」と指摘。「経済実態」を示す企業会計と対比させ、政治団体が開示すべき情報を「法的形式」という言葉で表現する》

 

【小沢被告第11回公判】
会計専門家「収支報告書は家計簿と同じレベル」
2011.12.20 22:13 (2/5ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111220/trl11122022180007-n2.htm

 弁護人「『法的形式』がより重視される理由はありますか」

 証人「形式であれば外部から見ても分かる状態で会計処理され、主観の見積もりが入りづらいです」

 弁護人「他にメリットはありますか」

 証人「(会計書類の)作成者も予想の見積もりを立てる必要がなく、簡単です」

 弁護人「専門知識がなくても『法的形式』であれば会計処理できると?」

 証人「おっしゃる通りです」

 《教授はすでに提出した意見書の中で、「法的形式」の観点に基づけば、本登記の時点で土地代金の支出を収支報告書に記載した陸山会側の対応に問題はなかった、としている》

 証人「不動産の引き渡し時を特定するのは難しい場合もある。客観的に確定される登記時が、中小企業であれば基準になります。むしろ、本登記していないものを収支報告書に計上することに問題が生じる可能性もあります」

 弁護人「資産取得と支出の計上時期は、同一年度であったほうがよいと考えますか」

 証人「支出だけ記載され、資産の記載がなければ、誤解を生む恐れがあります。例えば前年に5万円の手付金を払い、翌年に95万円で資産を取得したとしても、資産取得代金が『95万円』と記載されるべきではないと考えます」

 《教授は会計学の視点で、資金管理団体の帳簿について、一般企業と同様の厳格な基準で論じるべきではないと繰り返し強調する》

 

【小沢被告第11回公判】
会計専門家「収支報告書は家計簿と同じレベル」
2011.12.20 22:13 (3/5ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111220/trl11122022180007-n3.htm

 弁護人「政治資金規正法は、資金管理団体にどの程度のレベルの会計処理を求めていますか」

 証人「現金の収支がきちんとしているかどうかを求めているが、公認会計士も監査法人も通さない仕組み。非常に乱暴な言い方になるが、主婦が家計簿をつけるレベルにかなり近い。せっかくつけたから、配偶者に報告する、そういうイメージだ」

 《「主婦」は政治資金団体の会計責任者、「配偶者」は国や国民を指すのだろうか》

 弁護人「会計学の専門家でなくても作れるのが収支報告書ということですね」

 証人「会計だけでなく、法的な知識がなくても作成できるもの。(一連の土地売買が)終わっていないから記録しなくてもいい、という素朴な感覚を否定するルールを(政治資金規正法が)定めているとは考えられません」

 《弁護側の尋問が終わり、30分の休廷を挟んだ後、指定弁護士側の反対尋問が始まった。小沢被告は開廷時と同様に一礼して入廷し、肩を上げ下げしリラックスした様子で席に座る》

 《質問に立った指定弁護士は、教授の意見書は前提事実に問題がある、と指摘した。不動産会社と陸山会は16年10月に、同月内に売買が完了するとの契約を結んだが、登記は翌17年1月に行われた。弁護士側はその過程で「売買契約が売買予約契約に変更された」と主張、指定弁護士側は「売買契約は10月中に完了した」としているが、この争点が欠落している、という内容だ》

 

【小沢被告第11回公判】
会計専門家「収支報告書は家計簿と同じレベル」
2011.12.20 22:13 (4/5ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111220/trl11122022180007-n4.htm

 指定弁護士「売買予約契約に変更されたと理解したんですか」

 証人「変更と推測しました。若い頃には法学を勉強した身ですから。暗黙の理解で当然、契約内容の変更があると思ったが、意見書では会計学の専門家として、そのことに直接ふれていません」

 《指定弁護士は本登記を17年1月にする、という内容の司法書士あての委任状を廷内モニターに表示した。委任状は本登記日の「1月7日」部分が手書きされている。実質的には、16年中に売買に関するすべての業務が終わっていたとして、指定弁護士は教授に質問。これは、教授が意見書を提出した段階で持ち合わせていなかった情報で、指定弁護士側は判断の変更を迫っていく》

 証人「白紙で委任状が出されていたなら、(16年に)所有権の移転がなかったというのは無理がある、ということはありえます。しかし、(「1月7日」が)事後に埋められたのでなければ、やはり最終的に手続きが終わったのは1月7日となる。会計学的な評価は難しいです」

 《指定弁護士との押し問答が続くが、自説の撤回には頑として応じない教授。根負けした様子で質問が終わり、別の指定弁護士が質問に立つ》 

 《指定弁護士は16年分の収支報告書で、登記を終えていない別の不動産が、売買契約段階で記載されている点を指摘。矛盾を強調するが、教授は「16年分の収支報告書に土地購入を記載したくなかった、という動機1つでは、翌年の記載が合理性を欠くとはいえない」「矛盾の可能性はあると思うが、はっきりいう根拠がない」と繰り返し、指定弁護側に言質をとらせない》

 《指定弁護士の尋問が長引き、裁判官の尋問は閉廷予定の午後5時を過ぎて開始される。左陪席の裁判官は、土地取得と報告書の記載の「期ずれ」の問題について疑問を呈する》

 

【小沢被告第11回公判】
会計専門家「収支報告書は家計簿と同じレベル」
2011.12.20 22:13 (5/5ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111220/trl11122022180007-n5.htm

 裁判官「16年に取得した土地を17年分の収支報告書に記載してかまわないということですね」

 証人「そうです」

 裁判官「どの条文を解釈しているんですか」

 証人「取得年月日を書けという(政治資金規正法の)要求は、報告書を作成する人が、本登記した日を書くと理解されます。16年に土地取得を書けないのに、支出だけ書くのはアンバランスです」

 裁判官「でも、司法上は誤りなんですよね」

 証人「土地取得が(年内に完了していると)特定できていれば、誤りです」

 裁判官「後で誤りが分かっても、直さなくていいのですか?」

 証人「難しい質問です。企業が過年の誤りを一つ一つ訂正しているかどうか…」

 裁判官「誤りは直した方がいいですか」

 証人「直した方がいいか、そこまで要求されているかどうかは言い切れません」

《右陪席の裁判官も、この日の論点となった法解釈について改めて数点確認。大善文男裁判長は質問せず、審理を終えた》

 《次回期日は年明けの1月10、11日で、いよいよ小沢被告の被告人質問が行われる。大善裁判長から日程を告げられ、小沢被告は「わかりました」とはっきりと返答した》

 

二見伸明氏、集会発言、陸山会事件 不当判決糾弾
bengumin
http://youtu.be/zPaDDWuH3Jc

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 以下、資料として採録。

ますますアホらしい小沢裁判 会計、法律のカリスマ教授が決定的証言
【政治・経済】
2011年12月21日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/134322

「期ズレ」はまったく問題なし

B7e0453c320c7e6df42ccaec4dfb0a01 「資産取得と支出の記載時期は同一年分であるべき。問題となった収支報告書に記載を移したのは、当然の帰結だ」
 小沢裁判で、またもや決定的証言だ。20日の第11回公判に証人出廷したのは、筑波大の弥永真生教授(50)。明大在学中に司法試験、公認会計士試験、不動産鑑定士試験を次々と突破。その後、東大法学部に学士入学し、首席で卒業した経歴の持ち主だ。
「弥永氏は商事法と制度会計のエキスパート。商法や会社法に関する数々の著書は司法試験志願者のバイブルとなっています」(司法関係者)
 そんなカリスマ教授が、「会計学上は陸山会の土地購入に関する会計処理は許容範囲」と、お墨付きを与えたのだ。
 陸山会は04年10月に約4億円で土地を購入し、05年1月に所有権移転の本登記を行った。本登記に合わせて土地の取得や支出を05年分の収支報告書に記載。この「期ズレ」の問題で、小沢は元秘書3人との「虚偽記載」の共謀罪に問われ、裁判に縛られてしまった。
 しかし、弥永教授は「企業財務と収支報告書の会計基準には違いがある」と主張。上場企業なら、経営実態に即した迅速な会計処理が求められるが、政治団体には株主や投資家もいないし、収支報告書の会計基準は「主婦の家計簿レベルに近い」と証言した。
 不動産取得の計上時期も「土地の引き渡し時期を外部から確認できる登記時を基準とすべき」と語り、本登記前に代金を支払っても「『前払い』にあたる。記載義務はない」と明言した。
 さらに政治資金収支報告書が国民への情報公開を目的にしていることを強調し、「支出だけを記録してもそれに見合う資産計上がなければ、国民の誤解を招く。数年分をまとめて見て、初めてひとつの取引が判明するような作りでなく、資産取得と支出の記載時期が同一年分であることが望ましい」と指摘したのだ。
 検察官役の指定弁護士は「もっぱら報告書の記載を1年遅らせるために所有権移転の登記を翌年にずらした場合も、(こうした手法が)認められるのか」と問い詰めていたが、弥永教授は「動機は関係ない」と断言した。
 ますます、裁判は無意味となり、マンガの様相を呈してきた。

 

コラムと特集記事 > 徳山勝連載・コラム
小沢裁判、公訴棄却が当然の理由
http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?m=0&i=12

前回のコラムの最後に筆者は、「この裁判が公訴棄却にならなければ、裁判所も検察と『同じ穴の狢』だと云うことも明らかになる」と書いた。陸山会事件判決で、証拠も無いのに推認だけで有罪判決を下したことを考えると、裁判所も「同じ穴の狢」の疑いが非常に強いのだが、その一例だけで以って、裁判所も腐敗していると決め付ける訳にはいかない。そういう意味で、無罪ではなく、公訴棄却だと言うのだ。

無罪判決なら、検事役の指定弁護士は高裁に控訴できる。だが公訴棄却なら、控訴はできない。裁判所が「同じ穴の狢」なら、小沢氏の政治活動を制約するために、無罪判決として、控訴への道を残す。しかし良識有る裁判官なら、国民から選ばれた国会議員の政治活動を、これ以上制約することはしないはずだ。しかも、田代・前田両証言に加え、20日の公判でも公訴棄却に値する証言があったのだ。

20日の公判では、弁護側と指定弁護士の双方が証人申請した弥永筑波大教授(商事法、制度会計)が、会計学の観点から、陸山会の会計処理に問題はないとの見解を示した。即ち、陸山会が土地購入を、05年1月7日の土地登記日にしたことは虚偽記載に当たらないと証言した。これは、訴因にある「期ズレ」が犯罪ではないと言うことである。即ち、起訴状に犯罪が含まれて居ないことになる。

田代・前田両証言から、検察審査会の起訴相当に基づく公訴は、刑事訴訟法338条第4号に定める「公訴提起の手続がその規定に違反したため無効であるとき」に該当する。この法の趣旨は、憲法第31条*を担保するもので、違法捜査による公訴権濫用を抑制する。テレビの刑事ドラマで「違法に採取された指紋は証拠にならない」と言う台詞があるのは、そういうことである。

小沢裁判は、検察審査会の議決により公訴が提起された。即ち、検察審査会は【公訴提起の手続】そのものである。その検察審査会による2度目の起訴相当議決前に、検察が提供した捜査報告書が「虚偽公文書作成罪」という犯罪に該当するものだった。しかもその虚偽の捜査報告書が、審査員が起訴相当とした判断の根拠であった。こうなると「公訴提起の手続がその規定に違反した」としか言いようがないだろう。

そして20日の証言は、刑事訴訟法339条第2号に定める「起訴状に記載された事実が真実であっても、何らの罪となるべき事実を包含していないとき」に該当する。なお、338条は「判決で公訴を棄却しなければならない」とあり、339条は「決定で公訴を棄却しなければならない」とある。この違いは、前者が公判を最後まで維持するのに対し、後者は裁判官が公訴棄却を決定して公判が終了することにある。

ここまで明らかになったのだから、これ以上の公判継続は税金のムダ遣いだ。この裁判を速やかに終わらすために、裁判官は法339条第2号に則り、公訴棄却の決定をすべきだろう。だがそれだと、検察審査会の2回目の起訴相当議決が、1回目の議決内容と違うことについての裁判所の判断が示されないことになる。これを含め検察審査会の問題点が有耶無耶になる。今暫くは公判継続が望ましいのかもしれない。

一方、指定弁護士は、20日の弥永証言を認めることは出来ないと抵抗するだろう。
裁判官も339条の決定をするには慎重な検討を重ねるに違いない。そのため直ちに公訴棄却の決定はないだろう。処で、3人の指定弁護士はどうするかを注目したい。彼らが、弁護士法第1条に定める弁護士の使命、「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」を遵守するなら、公訴を取り下げるはずだ。

誰もが、特捜部による一連の捜査と検察審査会による二度の起訴相当による公訴が、小沢氏の政治活動を制約した事実を否定しないだろう。特にマスコミは「小沢クロ」を盛んに煽った。そのマスコミには、今の政治を批判する資格はない。彼らが真摯に反省するなら、ここに書いたこと以上に、公判での証言の意味を詳しく報道する責務があると自覚すべきなのだ。

*憲法第31条:何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。
<徳山 勝> ( 2011/12/21 18:30 )

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年12月17日 (土)

野田の欺瞞的な冷温停止・収束宣言関係の動画、記事など。

 最初に小出裕章さんのたね蒔きジャーナルを聞いてから、野田の冷温停止・収束宣言関係の動画、記事など。

 

20111221 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
tacc77
http://youtu.be/HR8RyPO8wOo

アップロード日: 2011/12/21

廃炉工程表を批判「水棺ができなければ溶けた燃料をとり出せない」小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/12/22/tanemaki-dec21/

4分28秒から、「収束宣言」の冷温停止"状態"について。

 

【原発】総理が事故収束宣言ノーカット 1/6(11/12/16)
ANNnewsCH
http://youtu.be/P5TpujzpNG0

アップロード日: 2011/12/16

野田総理大臣が午後6時から会見を開き、福島第一原発が冷温停止状態を達成したとして­、事故の収束を宣言しました。会見ノーカットです。

 

 官邸HPにあったテキストは後ろで


 以下、資料として採録。

 

最終更新:2011年12月17日(土) 6時45分
「冷温停止状態」宣言に厳しい論調も
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4904760.html

 16日に政府が発表した福島第一原発の原子炉の「冷温停止状態」、「事故収束」の宣言について、一部の海外メディアは厳しい論調で伝えています。

 「脱原発」を決めているドイツ。公共放送のZDFはメインニュースで、「“冷温停止”の発表は日本政府のプロパガンダだ」とする専門家のコメントを引用するなどして、溶けた核燃料が今も「高温」を保ち、不安定な状況にある可能性を指摘しています。

 また、東京の記者は「土壌も食糧も汚染され、福島の悲劇は終わっていない」と締めくくるなど、日本政府の発表を批判的に伝えています。

 また、ドイツの最も権威ある雑誌「シュピーゲル」のオンライン版は、「溶けた核燃料は高温を保っているはずで、安全な状況とは言い難い」との原子力専門家のコメントを引用し、冷温停止は「ごまかし」で「意図的なウソ」であると厳しく批判しています。

 アメリカの新聞、ニューヨーク・タイムズは、「冷温停止状態では全くない。収束に向かっていると印象づけるために言っているだけだ」という専門家のコメントを引用。安定状態だという政府の発表を多くの専門家は疑っており、事故に対する世論の怒りをなだめるために勝利宣言をしたのではないかと懸念しているとしています。

 また、現在でも多くの住民が避難していることを踏まえ、「福島の住民にとって、危機の終わりにはほど遠い」と指摘。「原発はブラックボックスのようで、中で何が起こっているか実際には分からない」という地元住民の不安の声を掲載しています。

 ワシントンポストも「問題の切迫性が小さくなっただけ」とした上で、「いまだに放射性物質が海に流出することもあり、一時しのぎの冷却装置は地震に脆弱だ」と厳しい論評となっています。

 フランス公共ラジオは、「発電所の事故そのものは収束に至った」との野田総理の言葉を引用した上で、「しかし、何も終わってはいない。周辺地域の除染作業には40年かかるとの専門家の予測もあり、原子炉6基の解体にも最大500億ドル(およそ3兆9千億円)の費用がかかる可能性がある」と今後の課題を強調しました。

 イギリスBBCは、福島第一原発で今月4日に汚染水が海に流出したことを例にあげ、「事故後の修理は一時しのぎのもので、予兆なく破綻する可能性がある」との専門家の声を伝える一方で、「当初の惨状からすれば、過去数か月間の進展は目覚ましいものがある」と一定の評価を与える専門家の見方も紹介しています。(17日05:33)

 

最終更新:2011年12月17日(土) 5時17分
野田首相、避難指示区域 見直しへ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4904500.html

 東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束へ向けた工程表の「ステップ2」完了を受け、野田総理は、避難指示区域の見直しを行う考えを示しました。住民の帰宅が長期的に困難な区域など新たに3つに分ける方向で検討しています。

 「避難指示区域の見直しについて、政府としての考え方を近々お示しする予定であります」(野田首相)

 記者会見で野田総理はこのように述べ、現在の警戒区域や計画的避難区域を見直す考えを示しました。

 具体的には、年間の放射線量が20ミリシーベルト未満の地域を早期の帰宅を目指す「避難指示解除準備区域」、20ミリシーベルトから50ミリシーベルトまでで帰宅まであと数年かかる見通しの地域を「居住制限区域」、さらに、年間50ミリシーベルトを超え、今後も長期間にわたり帰宅が難しいとみられる地域を「帰還困難区域」とする方向で検討を進めています。

 政府としては帰還困難区域での土地の買い取りなどを検討していて、今後、地元自治体とも意見交換しながら最終的な対応を決める考えです。(17日02:12)

 

最終更新:2011年12月17日(土) 1時20分
「4月めどに除染要員3万人以上確保」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4904365.html

 野田総理が16日、記者会見し、福島第一原子力発電所の事故の収束を正式に宣言しました。さらに、来年4月をめどに除染作業のために3万人以上の要員を確保すると語りました。

 「現場で実際に除染作業に従事する作業員につきましても、早急に教育体制を整備し、4月を目途に3万人以上を確保する予定としています」(野田首相)

 野田総理はこのように述べて、4月をめどに除染の作業要員など3万人以上を確保することや、除染のための費用として1兆円を超える額を用意する考えを明らかにしました。

 また、「廃炉に至る最後の最後まで全力を挙げて取り組む」と決意を語りました。

 そして、避難指示区域の見直しなどに関連して、今週末にも細野原発担当大臣らを福島入りさせ、関係自治体と協議する見通しを示しました。(16日18:58)

 

最終更新:2011年12月17日(土) 0時47分
野田首相、原発事故「収束」を宣言
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4904719.html

 野田総理は16日、記者会見を開き、「原子炉は冷温停止状態に達し、事故は収束した」と宣言しました。しかし、地元からは早速、疑問の声が上がっています。

 あの事故から9か月あまり・・・。

 「原子炉が『冷温停止状態』に達し、発電所の事故そのものは収束に至ったと判断される」(野田首相)

 16日、記者会見を開いた野田総理。福島第一原発事故について、「事故そのものは収束した」と言い切りました。

 「ステップ2が完了したことをここに宣言いたします」(野田首相)

 原子炉の圧力容器の底の部分が100度以下に保たれ、新たな放射性物質の外部への放出も抑えられていることなどがその根拠だといいます。しかし、福島の人々の反応は冷ややかです。

 「このあと何か問題発生したら、どうするのかな。信じられないというか、安心できないというか」(避難している大熊町民)
 「完了したって温度だけの話。国が完了する、東電が完了するってことは、どこかでうそついているなとしか思わない」(避難している大熊町民)

 「原発事故そのものは収束していません。ステップ2の発表という認識を持っています」(福島県 佐藤雄平知事)

 専門家も「冷温停止状態」という言葉には違和感があるといいます。

 「冷温停止状態という言葉は、 やはり誤解されやすいし、ある潜在的な危険性というものを見失うことになりかねない」(九州大学 工藤和彦特任教授)

 海外のメディアからも厳しい言葉が並びました。

 「溶けた核燃料は高温を保っているはずで、安全な状況とは言いがたい」(原子力専門家)

 原子力専門家のコメントを引用したドイツの雑誌「シュピーゲル」は、冷温停止は“ごまかし”で、“意図的なウソ”であると批判。

 また、ニューヨークタイムズは、「多くの専門家は政府の発表を疑っており、世論の怒りをなだめるために勝利宣言をしたのではないかと懸念している」と伝えました。

 「ステップ2が終わったから、政府のいろんな対応が手を抜いていくとか、福島の地から我々はどんどん力をそいでいくということは全くありません」(野田首相)

 こう強調する野田総理ですが、増え続ける汚染水の放出問題や、放射線量が高く帰宅困難な住民への対応をどうするのかなど、30年以上かかるとされる廃炉までの道筋は険しいものです。(16日23:36)

 

最終更新:2011年12月16日(金) 18時11分
「収束」「冷温停止状態」、今後の課題は
http://news.tbs.co.jp/20111216/newseye/tbs_newseye4904352.html

 政府は今回、原発事故の「収束」と「冷温停止状態」の達成を宣言しました。その言葉の「意味」と「今後の課題」について、専門家に聞きました。

 「冷温停止状態という言葉は、やはり誤解されやすいし、ある潜在的な危険性というものを見失うことになりかねないと懸念」(九州大学 工藤和彦特任教授)

 こう話すのは、原子炉工学が専門の九州大学の工藤和彦特任教授です。工藤教授は、「事態がより安全な方向に向かっていることは認める」としながらも、「溶けた燃料の状態が依然として把握できていないことを忘れてはならない」と指摘しています。

 「極めて起こりにくいとは思うが、(再臨界が)起こったらかなり怖いこと。それを即座に検出できるよう監視する体制を組んでほしい」(九州大学 工藤和彦特任教授)

 連続して核分裂が起こる「再臨界」が起きた場合でも迅速に対応できるよう、「中性子」の検出器を格納容器の周囲に設置したり、爆発の危険性を減らすために、水素濃度を今後、より細かく監視したりする必要があるといいます。

 「汚染水の海への安易な放出は行わない」(東京電力会見 15日)

 一方、原子炉建屋の外側でも課題は残っています。東京電力は15日、汚染水を浄化して海に放出する計画について、当面、放出を見送ることを決めました。今回の「事故収束宣言」について、地元・福島では・・・。

 「事故の収束は、町民が安心して元に戻れる状況になること」(渡辺利綱 大熊町長)

 「原発事故そのものは収束しておりません。ステップ2の発表と認識」(佐藤雄平 福島県知事)

 「収束はしてないでしょ。まだまだこれからですよね」(富岡町民)

 事故から9か月あまりでの収束宣言。しかし、原発が廃炉となるまで30年以上かかるとみられていて、復旧への道のりはまだ始まったばかりです。(16日17:19)

 

高線量地 5年居住困難で国購入 福島第一周辺
2011年12月13日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011121302100003.html
魚拓

 政府は十二日、東京電力福島第一原発周辺の放射線量の高い地域の民有地について、住民が希望すれば、借り上げるか買い上げる方針を固めた。対象は年間放射線量が五〇ミリシーベルト以上で、五年以上生活できないと政府が判断した地域。年内に方針を表明し、新たな区域指定を行った上で、住民の意向調査に乗り出す。

 現在の指定区域は原発から半径二十キロ圏内の政府が立ち入りを禁じている警戒区域と避難を要請している二十キロ圏外の計画的避難区域の二種類。住民からは「いつ帰宅できるのか、明確に示してほしい」との要望が強く、政府は放射線量に応じ(1)長期帰還困難(2)解除準備(3)居住制限-の三地域に再編し、帰宅の見通しを示すことにした。原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)が年内決定を目指し作業を進める。

 五年以上生活できない地域は長期帰還困難区域に指定。除染を進めてもいつ帰宅できるか見通しが立たないため、政府が土地を有償で借り上げるなどし、被災者の生活を支援する。二○一二年度予算案に必要経費を盛り込み、費用の一部は東京電力に負担させる。

 年間放射線量が二〇ミリシーベルト未満の地域は解除準備区域に指定。地元自治体などの受け入れ態勢も考慮し、来春以降に立ち入り禁止の指定を順次解除する。

 年間二〇ミリシーベルト以上五〇ミリシーベルト未満の地域は居住制限区域に指定。除染作業を積極的に行い、年間二〇ミリシーベルト未満になった段階で自治体と住民の帰宅時期を協議する。居住を認める基準値は国際放射線防護委員会が定める個人の被ばく上限を参考に決めた。

 

 野田佳彦首相は2011年12月16日夕方の会見で、「原発の事故そのものは収束に至ったと判断される」と表明したが、

 以下、2011年12月17日の各社社説。

2011/12/17 8:00
事故収束宣言 幕引きとはあきれ返る(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011121702000054.html
魚拓

 福島第一原発の「事故収束」を野田佳彦首相が宣言した。放射性物質の放出や汚染水の懸念も残り、絶対安全の保証はどこにもない。廃炉までの長き道のりを考えれば、幕引きとはあきれ返る。

 「原子炉は冷温停止状態に達し、事故そのものが収束に至った」と述べた野田首相の言葉に誰もが耳を疑ったことだろう。

 原発建屋内ではいまだに高い放射線量が計測され、人が立ち入れない場所もある。さっそく現場作業員から「政府はウソばかり」と批判の声が上がったほどだ。

 そもそも「冷温停止」という言葉は正常運転する原発で用いられる。「状態」というあいまいな文字を付けて宣言にこだわる姿勢は、幕引きありきの政治的な思惑からだろう。

 廃炉へ進める節目とすることや、「いつ戻れるのか」という避難住民を少しでも安心させようという狙いがあろう。全国の原発の再稼働はむろん、世界へ原発輸出を進める底意もうかがえる。

 だが、福島第一原発は「収束」どころか、溶け出した核燃料が格納容器内でどうなっているかもつかめず、ただ水を注ぎ込み、冷却しているにすぎない。

 循環注水冷却システムが正常に機能すればいいが、大きな地震が襲えば、再び不安定化する心配はつきまとう。綱渡り状態なのが現状ではなかろうか。

 放射能汚染水処理も難題だ。建屋への一日四百トンもの地下水流入は続いており、保管タンクはいずれ満杯になる。むろん海への放出など、漁業者や国際的反発などから安易に考えるべきでない。

 廃炉となると、核燃料取り出しに「十年以内」、炉の解体など最終的に「三十年以上」かかる見通しだ。その過程で放射能漏れなどの事故が起きる可能性もある。要するに課題山積なのだ。

 原発から半径二十キロ圏内の警戒区域と北西に延びる計画的避難区域を新たに三つの区域に再編する予定だ。年間放射線量が二〇ミリシーベルト未満を「解除準備区域」、二〇ミリシーベルトから五〇ミリシーベルトを「居住制限区域」、五〇ミリシーベルト以上を「長期帰還困難区域」に分ける。

 「解除準備区域」では除染とともに住民が戻れるようにするというが、子育て世代が安心して帰還できるだろうか。社会インフラの機能回復も見通せないままだ。

 収束宣言の内実は、原発事故の未知領域に足を踏み入れる「幕開け」といった方がいい。

 

2011/12/17 10:00
原発事故の「収束」宣言 先見えぬのになぜ急ぐ(中國新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201112170085.html
魚拓

 野田佳彦首相はきのう、東京電力福島第1原発の事故の「収束」を宣言した。原子炉が「冷温停止状態」になったためという。

 だが原子炉は依然として予断を許さない状況である。なぜ「事故そのものは収束した」と言い切れるのだろうか。

 これでは避難を余儀なくされている住民も到底、納得できまい。

 政府は冷温停止状態を、原子炉圧力容器の底の温度が100度以下で、放射性物質の放出が大幅に抑えられている—と定義する。確かに事故直後に比べれば、原子炉は少しは安定してきたようだ。

 とはいえ1号機は核燃料のほぼ全て、2、3号機は6割程度が圧力容器を貫通し、外側の格納容器に溶け落ちたと推定されている。メルトダウン(炉心溶融)だ。

 これらの燃料はいまだにくすぶっているとみられ、冷却を止めるわけにはいかない状況にある。

 しかも高い放射線量に阻まれ、1〜3号機の原子炉内部の詳細な様子は不明である。4号機の使用済み核燃料も撤去されていない。1号機は建屋カバーが設置されたものの、爆発した3、4号機の建屋はむき出しのままだ。

 地中部分の汚染状況もさっぱり分かっていない。

 冷温停止状態と宣言することで国民に無用の心配をさせまいという政府の判断は分からぬわけでもない。しかし、そうだとしても「事故の収束」とするのは早計にすぎないか。

 放射性物質の大気への放出は随分減ったとはいえ、今もなおわずかに漏れ続けている。

 放射性物質を除去する処理を施して循環させている冷却水にも課題が多い。建物の壁がひび割れ、1日数百トンの地下水が流入しているからだ。

 汚染水の流出事故も相次ぐ。今月に入っても処理装置から放射性ストロンチウムを含む水が海に漏れ出した。

 処理した水を海洋に放出する東電の計画に、漁業関係者が強く反発するのも当然だ。敷地内のタンクにたまり続けているが、来年前半には限界を迎えるという。

 放射性物質を完全に閉じ込められず、今後もその保障ができない状況にあることは、疑いようもないだろう。

 ここで事故への順調な対応を内外にアピールすることにより、食品などの風評被害を抑える効果はありそうだ。一方、安心感を醸成することで停止中の他の原発の再稼働につなぐ目的もあるとすれば、本末転倒というほかない。

 今回の宣言がただちに、避難している住民の帰郷につながるわけでもない。政府は年内に避難区域再編の考え方をまとめるようだが、放射線量のきめ細かい測定や、徹底した除染が前提になることは言うまでもない。

 原子炉から燃料を取り出すにもあと20年程度はかかるとされる。放射性物質を封じ込め、廃炉を達成してはじめて、事故は完全に収束したと言えるのではないか。

 

2011/12/17 11:00
冷温停止状態 再生への闘いはこれから(西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/278297

 政府は東京電力福島第1原発の原子炉が冷温停止状態に至ったと判断し、野田佳彦首相が、事故収束に向けた工程表のステップ2の終了を表明した。

 規定によると、冷温停止とは原子炉の冷却材が100度未満であることなど、幾つかの要件がある。だが、現状では炉内の様子を直接知ることはできない。圧力や温度といった間接データに基づいて「冷温停止状態」と表現しているものの、政治的判断との印象を拭えない。

 それでも、放射性物質の排出量は事故直後の千数百万分の1に低減するなど、最も危険な状態は脱したとみられる。厳しい環境下で仕事を続けてきた多くの原発作業員の努力に敬意を表する。

 今後は、壊れた原子炉の廃炉に向けた長い作業が始まる。政府は廃炉まで最長40年かかると見込んでいる。1979年の米スリーマイルアイランド(TMI)原発事故を参考に算出した目標値だ。

 ただ、炉心溶融した1―3号機の溶けた核燃料の回収が難題である。TMI事故も炉心溶融したが、燃料は原子炉圧力容器内にとどまった。今回の事故のように、その外側の格納容器にまで落ちた燃料の回収は世界に前例がないのだ。

 東電の解析によると、とくに1号機では溶けた燃料のほとんどが圧力容器から格納容器に落下し、コンクリート床を一部、侵食しているとみられる。

 こうした核燃料の回収は、すべて遠隔作業を余儀なくされる見通しだ。誰も経験したことがなく、困難で危険を伴う。作業機械や器具、手順・方法などは独自に開発しなければならず、国内外の技術や英知を集める必要があろう。

 さらに、取り出した核燃料の処分方法や処分場所なども未定である。気の遠くなるような作業が延々と続くが、何としても成し遂げなければならない。

 重要なのは避難住民への対応だ。

 現行では、原発から20キロ圏内で立ち入り禁止の「警戒区域」と、20キロ圏外の「計画的避難区域」が設定されている。政府は、これを年間放射線量に応じて3区域に見直す方向で検討している。

 (1)年間放射線量が50ミリシーベルト以上は長期間帰宅が困難な区域とし、土地買い上げなどを検討する(2)50ミリシーベルト未満20ミリシーベルト以上の区域は除染効果を見極めながら、規制解除を検討する(3)20ミリシーベルト未満の区域は生活空間の除染を進め、早期帰宅を目指す-などの方針を年内に示す予定だ。

 線引きの数値自体には異論を持つ被災者もいよう。しかし、汚染の実情に沿って対応を具体化しなければならない時期に来ているのは間違いない。代替地に生活の根拠を求めるにしろ、帰宅の日を待ち続けるにしろ、苦渋に満ちた「これまで」であり「今後」である。

 被災地再生への闘いはこれからだ。除染の現実は厳しく、放射性物質を含む廃棄物の一時保管場所の選定すら難航している。除染も廃炉作業も、政府と東電は総力を挙げて臨む必要がある。

 

2011/12/17 3:00
原発事故—「収束」宣言は早すぎる(朝日新聞)
http://www.asahi.com/paper/editorial20111217.html#Edit1
Internet Archive

 野田首相がきのう、記者会見で福島第一原発事故の「収束」を内外に宣言した。

 周辺の人々が避難生活を強いられていることや、本格的な除染などの課題が山積していることに触れ、事故炉に絞った「収束」だと強調した。

 だが、そうだとしても、この時点で「収束」という言葉を用いたことは早すぎる。

 いまは、急ごしらえの装置で水を循環させて炉の温度をなんとか抑えているだけだ。事故炉の中心部は直接、見られない。中のようすは、計測器の数値で推測するしかない。

 これでは、発生時からの危機的状況を脱したとは言えても、「事故の収束」だと胸を張る根拠は乏しい。

 そもそも、今回は炉が「冷温停止状態」になったと発表するとみられていた。首相が、この年内達成に努めることを国際社会に公言していたからだ。

 だが、それは事故収束に向けた工程表のステップ2の完了にすぎない。あくまで途中経過であり、過大にみてはいけない。

 「冷温停止状態」という見立てそのものにも、さまざまな議論がある。

 政府の定義では、圧力容器底部の温度が100度以下になり、大気への放射能漏れも大幅に抑えられたことをいう。

 だが、東京電力が先月公表した1号機の解析結果で、圧力容器の底が抜け、ほとんどの燃料が容器外へ落ち、格納容器を傷つけたらしいとわかっている。

 いまなお混沌(こんとん)とした炉内で、再臨界の恐れはないのか。巨大な地震に耐えられるのか。こうした懸念をぬぐい去ったとき、初めて「収束」といえる。

 敷地内の作業員らが日夜、危険な仕事を続けたことで、事故処理が進んだのは紛れもない事実だ。その結果、安定した冷却が続いているのなら、そのことを過不足なく説明すればよい。そのうえで「少しずつ前へ進もう」というメッセージを発信すれば十分なはずだ。

 「収束」という踏み込んだ表現で安全性をアピールし、風評被害の防止につなげたいという判断があったのかもしれない。しかし、問題は実態であり、言葉で取り繕うことは、かえって内外の信を失いかねない。

 いま政府がすべきは、原発の状況をにらみながら、きめ細かく周辺地域の除染をしつつ、人々の生活再建策を積極的に進めることだ。

 国民を惑わせることなく、厳しい現実をそのまま伝え、国民とともに事態の打開を図る。それが首相の仕事だ。

 

2011/12/17 3:00
冷温停止宣言 収束の正念場これから(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111217k0000m070113000c.html
魚拓

 世界に類のない重大事故発生から9カ月。政府が冷温停止状態を宣言したことで東京電力福島第1原発の事故対策が大きな節目を迎えた。

 原子炉の安定した制御は人々が待ち望んできたものだ。しかし、その実態は危ういバランスの上に乗ったものであり、本当の収束からはほど遠い。

 一方で、周辺住民の生活の立て直しは待ったなしの危機的状況にある。政府は、今回の政治的な宣言を機に、事故の真の収束と地域の復興の両方に、新たな覚悟を持って臨んでもらいたい。

 原子炉の状態は事故当初に比べれば確かに落ち着いている。しかし、冷温停止は健全な炉の停止状態を示すものだ。3基の炉心が溶融した重大事故の収束をこの言葉で測ろうとすること自体に大きな疑問がある。

 むしろ、今後、爆発現象や再臨界などの恐れがなくなったのかどうかを丁寧に説明すべきではないか。

 シミュレーションによると燃料は溶けて格納容器内に落下し床のコンクリートを侵食している。東電は落下した燃料も水で冷やされているとの見方を示しているが、推測に過ぎない。今後、燃料の正確な状態を把握していく努力がいる。

 原子炉建屋を覆うカバーもまだ1号機にしか設置されていない。他の原子炉への設置も急ぐべきだ。循環注水冷却系も急ごしらえのままで、汚染水の漏えいには十分な注意を払う必要がある。

 汚染水の処理にも不安がある。原子炉建屋には大量の地下水が流れこみ汚染水の増加につながっている。できるだけ早く手を打つべきだ。

 原発の安定を保つさまざまな設備について東電は3年程度の安全確保の方策も示している。国もお墨付きを与えているが、二重三重の安全装置が一気に吹き飛んだのが今回の原発事故である。二の舞いとならないよう対策には念を入れてほしい。

 今回の宣言を踏まえ、政府は近く警戒区域と計画的避難区域を3区域に再編するとみられる。線量の低い地域でも住民の帰還には除染や健康管理の徹底が大前提となるが、それだけではすまない。

 農業を営む人が多い地域だけに、生活基盤の立て直しとセットでなければ帰還は難しい。野田佳彦首相は土地の買い上げにも言及しているが、長期に帰還が困難な地域にどう対処していくかは政治がかつて直面したことの無い難題となる。

 政府は来年の通常国会に福島の復興に向けた特別措置法案を提出する。住民の声を最大限に尊重しつつ、福島の復興を長期的視点で具体化する。まだ終わりの見えない事故収束に向けた国の重い責務である。

 

2011/12/17 7:00
東日本大震災 「ステップ2」完了/英知結集し次の課題に挑め(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2011/12/20111217s01.htm
Internet Archive

 原子炉が「冷温停止状態」にあることが確認され、その維持が可能と判断された。紆余(うよ)曲折はあったものの、目標通り年内に達成できたことは、一定の評価をしてよいだろう。
 福島第1原発事故の収束作業で、政府がきのう、工程表の「ステップ2」の完了を宣言した。今後は「中長期的取り組み」の段階に移り、廃炉に向けた作業が始まる。
 だが、原子炉の中の状態は今も把握できていない。原子力安全委員会が指摘したように「何が起こるかきちんと予想することは難しい」のが実情だ。
 高濃度の放射性物質を含む汚染水の処理装置から、今月になって水漏れが相次いだことは、原発が依然として不安定な要素を残していることを示す。
 政府などは年内に、廃炉に向けた工程表と、当面最大の課題である避難した住民の帰還に向けた考え方を公表する予定だが、この先一層の困難が待ち受けていることは間違いない。
 事故収束への大前提となる安定状態を確保しつつ、迅速かつ慎重に、次の課題解決に向け歩を進めてもらいたい。
 ステップ2で目標とした冷温停止状態とは、通常の原発では冷却水温度が100度未満になることを指す。第1原発は正常な状態にないため、政府は新たに冷温停止の定義を決めた。
 原子炉圧力容器下部の温度が100度以下であることと、放射性物質の放出が抑えられ、原発の敷地境界での被ばく線量が年間1ミリシーベルトを下回ることだ。
 ところが、東電は先月末、メルトダウン(炉心溶融)した1号機の燃料が圧力容器から外側の原子炉格納容器にほぼ全て漏れ、底のコンクリートを最大65センチ浸食したとの解析結果を発表。2、3号機の燃料も6割程度が格納容器に漏れたとした。
 当然、冷温停止への影響を懸念する声が上がったが、経済産業省原子力安全・保安院は「格納容器全体、燃料全体としては十分な冷却が進んでいる」として、問題ないと指摘。
 さらに、汚染水を浄化して再び原子炉に戻す「循環注水冷却」のシステムについても、トラブルに備えて何重もの防御策が講じられていると評価、ステップ2完了の判断につながった。
 中長期的な取り組みとしては、使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを2年以内をめどに始めることや、事故収束に当たる作業員の処遇改善などが求められることになる。
 1〜3号機の溶融燃料の回収は10年以内の着手が目標。それまでに破損した格納容器を補修して水を張り、冠水状態にする必要がある。新工程表には、これらの作業手順が盛り込まれ、廃炉終了まで最長で40年かかることも明記される見通しだ。
 事故発生から約1カ月後に最初の工程表が示されてから8カ月。ステップ2完了で、収束作業は大きな転換点を迎えた。
 今後は一段と困難な取り組みを強いられる。ことに格納容器内の燃料回収は、世界的にも前例がない。真価を問われるのはこれからだ。英知を結集し、課題を一つずつ解決してほしい。

 

2011/12/17 2:00
「事故収束」宣言 完全封じ込めへ全力を挙げよ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20111216-OYT1T01301.htm

 野田首相が、東京電力福島第一原子力発電所の「事故収束」を宣言した。発生から9か月、ようやく応急措置を終えたということだろう。

 新段階への移行を国内外に発信する意義は大きい。

 壊れた炉心は、冷却水を浄化しながら循環注水し、100度以下の冷温停止の状態に維持している。多量の放射性物質が漏れ出す可能性は小さいという。

 だが、首相が「原発事故との戦いがすべて終わったわけではない」と言う通り、課題は多い。

 汚染地域の除染、住民の健康管理、賠償の三つを首相が挙げたのも妥当な認識だ。「力こぶを入れて解決を急ぐ」との決意を実行に移してもらいたい。

 政府は今後、原発周辺などに設けた住民の避難地域を再編する。住民が安心して故郷へ戻れる体制を早急に築きたい。

 原案では、放射能汚染の程度ごとに避難地域を三つに区分する。このうち年間に浴びる放射線量が最大でも20ミリ・シーベルトの地域は、電気や水道などが復旧すれば帰宅できる「解除準備区域」とした。

 さらに20〜50ミリ・シーベルトは「居住制限区域」、50ミリ・シーベルト超は「長期帰還困難区域」に指定する。

 政府は、除染の取り組みと同時に、汚染状況を踏まえ、地元自治体と協議しつつ、区域指定を急がねばならない。

 帰宅の可否を「20ミリ・シーベルト」で分けたのは、これを下回れば発がんリスクは十分低い、との判断からだ。他の発がん要因としては、例えば肥満も、200〜500ミリ・シーベルトの被ばくリスクに相当する。

 細野原発相が設けた「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」の議論で得られた知見を踏まえている。

 政府は、この「20ミリ・シーベルト」についても、除染により1〜2年で10、さらに5、1ミリ・シーベルト以下へと段階を踏んで軽減させる方針だ。時間をかけて環境を修復するという、現実を踏まえた対応だろう。

 今後は、原発の廃止という30〜40年に及ぶ難事業への取り組みが本格化するが、壊れた原発内に残る使用済み核燃料の取り出し、炉心や施設の解体などには高度な技術が要る。

 原子炉内の状況把握も、放射能汚染がひどく難航している。

 すでに、炉心の冷却などで出た汚染水の保管場所が来春までに満杯になる、と懸念されている。対策の見通しは立っていない。

 政府、東電は、長期の安全維持に一層気を引き締めるべきだ。

始めに戻る

 

 以下、海外紙や英字紙。

Japan’s Prime Minister Declares Fukushima Plant Stable
By HIROKO TABUCHI
Published: December 16, 2011
http://www.nytimes.com/2011/12/17/world/asia/japans-prime-minister-declares-fukushima-plant-stable.html
Internet Archive

TOKYO — Prime Minister Yoshihiko Noda of Japan has declared an end to the world’s worst nuclear crisis since Chernobyl, saying technicians have regained control of reactors at the Fukushima Daiichi nuclear power plant.

20111217worldjapanjapanpopup Franck Robichon/European Pressphoto Agency

Prime Minister Yoshihiko Noda  declared on Friday that the reactors at the Fukushima Daiichi nuclear power plant are now stable, but acknowledged that much work remained.

“Today, we have reached a great milestone,” Mr. Noda said in a televised address to the nation. “The reactors are stable, which should resolve one big cause of concern for us all.”

The declaration, nine months after a calamitous earthquake and tsunami set off a huge radiation leak, could set the stage for the return of more evacuees to affected areas.

But even before Mr. Noda’s announcement, some experts called the news premature, an attempt to quell continuing public anger over the accident and paper over remaining threats to the plant. The experts argue that the devastated plant remains vulnerable to large aftershocks, which could knock out the jury-rigged cooling system that helped workers bring the reactors into a relatively stable state known as a “cold shutdown.”

They also say the milestone of a cold shutdown, necessary before dismantling can begin, means less than usual because the nuclear fuel at three of the plant’s reactors has melted and some of it has apparently escaped the reactor vessels. That means that removing the fuel from the reactors, always a delicate process, will be much harder and more time-consuming.

Cold shutdown “is a term that has been trotted out to give the impression we are reaching some sort of closure,” said Hiroaki Koide, assistant professor at the Research Reactor Institute at Kyoto University and a prominent critic of nuclear power. “We still face a long battle of epic proportions, and by the time it is really over, most of us will be long dead.”

The government says dismantling the plant will take at least four decades.

Some experts even say that the restart of fission cannot be ruled out, but the Tokyo Electric Power Company, which runs the plant, has said any fission is not likely to be self-sustaining.

Although having the plant in a more stable state is good news, for many of the people of Fukushima — and even elsewhere in Japan — the crisis is far from over. More than 90,000 people remain displaced from the evacuation zone around the plant, and as the government begins lifting evacuation orders for some communities, many are refusing to return home.

“This does not ring true for us at all,” said Hirofumi Onuma, 52, deputy principal of a high school in Minamisoma, a city that like many places near the plant is contaminated, but not badly enough that the government has called for it to be abandoned. After a desperate cleanup effort in the city, the school was declared safe and reopened at the end of October. Still, only 350 of the 705 students have returned.

“The plant is like a black box, and we don’t know what is really happening,” Mr. Onuma said. “I feel no relief.”

People outside the most affected area remain worried about the country’s food supply.

Radioactive cesium, which could increase the risk of cancer, has been detected in a wide range of food products, including beef, tea leaves, mushrooms, baby formula and rice, the nation’s staple.

Prime Minister Noda, who came to power after his predecessor resigned amid public discontent over the crisis, has been trying hard to help the country return to a noncrisis footing. He is trying, for instance, to speed up the restarting of reactors around the country.

Only 8 of the nation’s 54 reactors are operating, as local communities resist the restarting of reactors closed for maintenance or inspection since the March disaster.

Even as he tried to move the country forward, however, Mr. Noda acknowledged on Friday that much work needed to be done. “Not all of our battles are over,” he said, “but we will fight to the end.”

Yasuko Kamiizumi contributed reporting.

 

Japan says stricken nuclear power plant in cold shutdown
http://www.reuters.com/article/2011/12/16/us-japan-nuclear-idUSTRE7BF06020111216
魚拓

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Leakage from evaporative condensation apparatus is seen inside the desalination facility at the tsunami-crippled Fukushima Daiichi nuclear power plant in Fukushima prefecture, in this handout picture taken December 4, 2011.

By Kiyoshi Takenaka and Shinichi Saoshiro

TOKYO | Fri Dec 16, 2011 7:59am EST

(Reuters) - Japan declared its tsunami-stricken Fukushima nuclear power plant to be in cold shutdown on Friday, taking a major step to resolving the world's worst nuclear crisis in 25 years but some critics questioned whether the plant was really under control.

The Fukushima Daiichi plant, 240 km (150 miles) northeast of Tokyo, was wrecked on March 11 by a huge earthquake and a towering tsunami which knocked out its cooling systems, triggering meltdowns, radiation leaks and mass evacuations.

In making the much-anticipated announcement, Prime Minister Yoshihiko Noda tried to draw a line under the most acute phase of the crisis and highlighted the next challenges: the clean-up and the safe dismantling of the plant, something the government says may take more than 30 years.

"The reactors have reached a state of cold shutdown," Noda told a government nuclear emergency response meeting.

"A stable condition has been achieved," he added, noting radiation levels at the boundary of the plant could now be kept at low levels, even in the event of "unforeseeable incidents."

A cold shutdown is when water used to cool nuclear fuel rods remains below boiling point, preventing the fuel from reheating. One of the chief aims of the plant's operator, Tokyo Electric Power (Tepco), had been to bring the reactors to that state by the year-end.

The declaration of a cold shutdown could have repercussions well beyond the plant. It is a government pre-condition for allowing about 80,000 residents evacuated from within a 20 km (12 mile) radius of the plant to go home.

Both Noda and his environment and nuclear crisis minister Goshi Hosono said that while the government still faced huge challenges, the situation at the plant was under control.

That provoked an angry response from senior local officials, Greenpeace and some reporters even as the Vienna-based U.N. nuclear agency welcomed "significant progress" at the plant.

"We hope that this will be a fresh step towards going back home but it does not change the fact that the path to bringing the crisis under control is long and tough," Fukushima governor Yuhei Sato said, according to the Asahi newspaper website.

Greenpeace dismissed the announcement as a publicity stunt.

"By triumphantly declaring a cold shutdown, the Japanese authorities are clearly anxious to give the impression that the crisis has come to an end, which is clearly not the case," Greenpeace Japan said in a statement.

Hosono acknowledged that there were some areas where it would be difficult to bring people back and said there could be small difficulties here and there, but he told a briefing: "I believe there will be absolutely no situation in which problems escalate and nearby residents are forced to evacuate."

The water temperature in all three of the affected reactors fell below boiling point by September, but Tepco had said it would declare a state of cold shutdown only once it was satisfied that the temperatures and the amount of radiation emitted from the plant remained stable.

Jonathan Cobb, an expert at the British-based World Nuclear Association, said the authorities had been conservative in choosing the timing of the announcement.

"The government has delayed declaration of cold shutdown conditions, one reason being to ensure that the situation at the plant was stable," Cobb said, adding that the evacuation zone should get progressively smaller as more of it was decontaminated.

Kazuhiko Kudo, professor of nuclear engineering at Kyushu University, said authorities needed to determine exactly the status of melted fuel inside the reactors and stabilize a makeshift cooling system, which handles the tens of thousands of tons of contaminated water accumulated on-site.

HUGE COSTS, ANXIETY

The government and Tepco will aim to begin removing the undamaged nuclear rods from the plant's spent fuel pools next year. However, retrieval of fuel that melted down in their reactors may not begin for another decade.

The enormous cost of the cleanup and compensating the victims has drained Tepco financially. The government may inject about $13 billion into the company as early as next summer in a de facto nationalization, sources told Reuters last week.

An official advisory panel estimates Tepco may have to pay about 4.5 trillion yen ($57 billion) in compensation in the first two years after the nuclear crisis, and that it will cost 1.15 trillion yen to decommission the plant, though some experts put it at 4 trillion yen ($51 billion) or even more.

Japan also faces a massive cleanup task outside the east coast plant if residents are to be allowed to go home. The Environment Ministry says about 2,400 square km (930 square miles) of land around the plant may need to be decontaminated, an area roughly the size of Luxembourg.

The crisis shook the public's faith in nuclear energy and Japan is now reviewing an earlier plan to raise the proportion of electricity generated from nuclear power to 50 percent by 2030 from 30 percent in 2010.

Japan may not immediately walk away from nuclear power, but few doubt that nuclear power will play a lesser role in future.

Living in fear of radiation is part of life for residents both near and far from the plant. Cases of excessive radiation in vegetables, tea, milk, seafood and water have stoked anxiety despite assurances from public officials that the levels detected are not dangerous.

Chernobyl's experience shows that anxiety is likely to persist for years, with residents living near the former Soviet plant still regularly checking produce for radiation before consuming it 25 years after the disaster.

(Additional reporting by Yoko Kubota, Fredrik Dahl in VIENNA and Nina Chestney in LONDON; Writing by Tomasz Janowski; Editing by Mark Bendeich and Robert Birsel)

 

16 December 2011 Last updated at 12:06 GMT
Japan PM says Fukushima nuclear site finally stabilised
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-16212057
魚拓

The crippled nuclear reactors at Japan's Fukushima power plant have finally been stabilised, Prime Minister Yoshihiko Noda has announced.

An earthquake and tsunami in March knocked out vital cooling systems, triggering radiation leaks and forcing the evacuation of thousands of people.

Mr Noda's declaration of a "cold shutdown" condition marked the stabilisation of the plant.

The government says it will take decades to dismantle it completely.

The six-reactor Fukushima Daiichi nuclear plant was badly damaged by the 11 March earthquake and tsunami. Blasts occurred at four of the reactors after the cooling systems went offline.

Workers at the plant, which is operated by Tokyo Electric Power Company (Tepco), have been using sea water to cool the reactors. Waste water has built up and some contaminated liquid has been released into the sea.

A 20km (12m) exclusion zone remains in place around the plant.

'Battle not over'

"The nuclear reactors have reached a state of cold shutdown and therefore we can now confirm that we have come to the end of the accident phase of the actual reactors," Mr Noda told a news conference.

Reaction

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Roland Buerk
BBC News, Tokyo

Retired teachers Yuji and Tetsuko Takahashi are among the tens of thousands of people forced to abandon their homes around the Fukushima plant. They were planning to watch the prime minister's announcement on the television. The set was donated to them by well-wishers like everything else in their government-provided Tokyo apartment - even the clothes on their backs.

"Even when we are told it has been shut down I can't believe it," says Tetsuko. "From the start the government officials have lied to us. One of the top officials said on TV that there was no meltdown, but it happened. The actual situation is much, much worse than we were told from the beginning."

The couple's main goal now is to return home, to get out of the 26th floor apartment and back to the garden they love. The exclusion zone could remain in force for years, but they are willing to brave the contamination. "We are old, 67 and 61," says Tetsuko . "So maybe the radiation would make the risk of getting cancer higher, but it would take five or 10 years. We are going to die before we get seriously ill."

"We are now moving from trying to stabilise the nuclear reactors to decommissioning them.

"The Japanese government promises to clarify the roadmap from here and do our utmost, while ensuring we operate the nuclear reactors as safely as possible, to decommission them."

The "battle is not over", he said, adding that the next phase would focus on the clean-up operation, including decontaminating the ground around the plant.

With the reactors stable, Mr Noda said the government would review the evacuation zones established in the immediate aftermath of the incident.

Earlier this year, the government said it was aiming for a cold shutdown by the end of the year.

This is where water that cools nuclear fuel rods remains below boiling point, meaning that the fuel cannot reheat.

Tepco has also defined it as bringing the release of radioactive materials under control and reducing public radiation exposure to a level that does not exceed 1mSv/year at the site boundary.

Speaking to cabinet ministers of his nuclear task force earlier on Friday, Mr Noda said: "We can now maintain radiation exposure at the periphery of the plant at sufficiently low levels even in the event of another accident."

But some nuclear experts have said that the repairs made to the plant after the accident are makeshift and could break down without warning.

Forty years

More than 80,000 people had to leave the area, but radiation levels in some places remain too high for them to return home.

Earlier this week, the government said it could take up to 40 years to fully decommission the plant and clean up surrounding areas.

Spent fuel rods and melted fuel inside the reactors must be removed. Waste water must also be safely stored.

Contamination has been found in foodstuffs from the region including rice, beef and fish, while radioactive soil has also been found in some areas.

Some experts have also warned that the plant could be further damaged if a powerful aftershock were to strike.

Engineers are also continuing to encounter new problems - last week Tepco officials confirmed that 45 cu m (1,590 cu ft) of water had leaked into the sea from a crack in the foundation of a water treatment facility.

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Japan declares Fukushima Daiichi nuclear plant stable, in ‘cold shutdown’
By Chico Harlan,December 16, 2011
http://articles.washingtonpost.com/2011-12-16/world/35285317_1_fukushima-daiichi-cold-shutdown-reactor-buildings
魚拓

TOKYO — The Japanese government on Friday declared that the Fukushima Daiichi nuclear plant had reached a stable state known as “cold shutdown,” a benchmark for progress in the fraught effort to decommission its reactors, expected to take four decades.

But the formal status change at the plant, experts cautioned, means only that its problems have become less dire; they have not disappeared. The plant still leaks radiation into the sea. Its makeshift cooling system is vulnerable to earthquakes. And the cleanup work remains dangerous, with many flooded and debris-strewn areas of the reactor buildings difficult even for robots to access.

In normal circumstances, a reactor in cold shutdown mode is entirely stable, its fuel intact, with no chance of a chain reaction. To achieve its version of a cold shutdown at Fukushima Daiichi, site of the worst nuclear accident in 25 years, Japan had to loosen the definition. Fukushima now meets the government’s requirements because temperatures at the bottom of the three damaged reactor pressure vessels have dropped below 100 degrees Celsius (212 degrees Fahrenheit). Airborne leaks into the environment have also been almost halted, with little chance of backsliding.

“We can now maintain radiation exposure at the periphery of the plant at sufficiently low levels, even in the event of another accident,” Prime Minister Yoshihiko Noda said. “We believe the Fukushima Daiichi accident has been brought under control.”

Noda’s announcement comes more than nine months after a 9.0-magnitude earthquake and a resulting tsunami flooded the Fukushima plant and knocked out several cooling systems, triggering three meltdowns. The declaration poses new questions for many of the 80,000 people who fled towns around the plant, about 150 miles northeast of Tokyo, since the government had made the cold shutdown a precondition for even considering reopening parts of the no-go zone to residents.

The Tokyo Electric Power Co., or Tepco, operator of the Fukushima plant, had pledged one month after the disaster to stabilize the plant by January. The effort involved thousands of workers, many from subsidiary companies, who used a soccer training complex as their base camp. They battled a series of unprecedented problems using risky, trial-and-error methods. Engineers needed months to install a reliable cooling system. They shipped in temporary storage facilities for fast-accumulating radioactive water. They installed a cover blanketing the Unit 1 reactor building.

The temperatures at the three damaged reactors now range between 38.1 and 67.8 degrees Celsius (100.6 and 154.0 degrees Fahrenheit), according to data Thursday from Tepco.

The next stage of work at Fukushima — starting the long-term cleanup — comes with a fresh set of challenges. Among other things, workers will have to move spent fuel rods to more stable storage areas and seal cracks that let contaminated water escape into the environment.

Tepco’s biggest challenge might be collecting the molten fuel. Much of that fuel, according to one Tepco simulation, probably burned through the inner chambers designed to hold it and dropped into the containment vessel. At one reactor, the spilled fuel nearly bored its way through the reactor building, stopping 15 inches shy of an outer steel wall.

According to an expert panel from the Japan Atomic Energy Commission, it could be 10 years before work can begin to remove the melted fuel. And some experts say that even the 40-year decommissioning timetable set by the government is optimistic. “It is not going to be a regular decommissioning process,” said Tetsunari Iida, a former nuclear engineer who directs the Institute for Sustainable Energy Policies. “It’s going to take hundreds of years.”

Japan must also decontaminate an area around the plant of some 930 square miles, according to the Environment Ministry. That process could clear the way for some evacuees to return home, if they are willing to take the risk.

Many areas within the no-entry zone — a 12-mile radius around the plant — will be uninhabitable for decades, maybe longer.

Japan is discussing a plan to categorize the off-limits areas more precisely, according to a recent report in the Mainichi Shimbun newspaper. In areas exposed to fewer than 20 millisieverts of radiation per year, the Japanese upper limit for citizen exposure, residents can make “preparations” to soon return. In areas exposed to between 20 and 50 millisieverts annually, residents will need to wait at least several years before returning. Areas exposed to more than 50 millisieverts annually will be labeled “difficult to return” zones, off-limits for decades.

In the early days after the earthquake, some Japanese officials privately feared an even more damaging scenario that could have rendered half of this island nation uninhabitable.

“Spine-chilling,” former prime minister Naoto Kan said after leaving office, reflecting on the possibility.

The Japanese government has consistently played down the severity of the accident in an attempt to maintain calm. That strategy has left many Japanese skeptical about government information on the nuclear accident. It has also turned public opinion against nuclear power, once a pillar of Japan’s energy strategy. At present, only eight of Japan’s 54 reactors are operating, with the majority shut down for maintenance and unable to restart in the face of local opposition.

Special correspondent Ayako Mie contributed to this report.

 

Friday, Dec. 16, 2011
Declaration, on time, finds skeptics
Officials: Cold shutdown has been achieved
http://www.japantimes.co.jp/text/nn20111216x1.html
Internet Archive

By KAZUAKI NAGATA
Staff writer

The government and Tokyo Electric Power Co. declared Friday the three crippled reactors at the Fukushima No. 1 plant are in cold shutdown and no longer leaking large amounts of radiation.

If the authorities are correct and cooling of the reactors is stable, it would be an important milestone in ending the world's worst nuclear accident since the 1986 Chernobyl crisis. But many skeptics believe the declaration is little more than political grandstanding, given the revised definition of what constitutes cold shutdown, and are concerned about the long-term stability of the critical coolant system.

A cold shutdown usually means the reactor-core coolant temperatures are below 100 degrees, and coolant water is not boiling and no more than small amounts of radioactive material are escaping the cores.

But reactors 1, 2 and 3 have been damaged and much of the melted fuel is believed to have penetrated through the pressure vessels and fallen to the bottom of the outer containment vessels. Tepco has been unable to take direct measurements of the temperatures at the bottoms of the containment vessels.

Still, the government declared the reactors are in cold shutdown because temperatures at the bottom of the pressure vessels, which are inside the containment vessels but have functioning sensors in place, are well below the boiling point.

Officials said that as of Friday the temperature of the atmosphere in the lower parts of the containment vessels were only 38.9 degrees in the reactor 1, 67.5 degrees in reactor 2 and 57.4 degrees in reactor 3.

This indicates the entire containment vessels, the last of line of defense to contain radioactive materials, have been safely kept cool through the injection of coolant water, according to Tepco.

The utility recently disclosed the result of a computer simulation that it says shows it is unlikely that melted fuel cores penetrated through the bottom of the containment vessels.

However, radiation levels are still too high to visibly confirm the actual conditions of the molten fuel believed to be at the bottom of the containment vessels.

But according to Tepco, the molten fuel is no longer hot enough to penetrate the last concrete layer of the containment vessels because little carbon dioxide has been detected in the atmosphere inside the vessels.

The radiation leakage from the three reactors remains below 1 millisievert per year at the border of the facility compound, Tepco said. This level was also cited as one of the reasons for the government to declare that cold shutdown has been achieved.

Experts are still concerned about the long-term stability of the overall coolant system, which is injecting water into the reactor cores, given the danger of another major earthquake or tsunami.

Tepco just this month experienced a leakage of about 150 liters of water containing strontium and other radioactive substances into the Pacific Ocean from a water processing facility.

Tepco also originally planned to clear out all of the contaminated water leaking from the reactors and flooded basement floors of the reactor buildings by the end of this year, but the plant still had about 86,000 tons of tainted water as of Tuesday.

It was found in September that groundwater was also flooding the basement floors, and the utility had no choice but to slow down the water processing to balance the level of water pressure.

Even so, Tepco and the government claimed they have completed "Step 2" of its "road map" to bring the crisis under control.

The main goals of the second phase are to achieve the cold shutdown, improve the stability of the reactor cooling system, reduce the amount of contaminated water and prevent further contamination of the sea.

Goshi Hosono, state minister in charge of the crisis, said during a news conference Nov. 17 that the government was carefully listening to opinions and evaluations from experts outside the government and Tepco, including the U.S. Nuclear Regulatory Commission.

Hosono said some experts had told him that the cold shutdown condition could have already been declared, but the government wanted to take the time to carefully evaluate the situation.

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 以下、官邸HPのテキスト。

平成23年12月16日
野田内閣総理大臣記者会見
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/actions/201112/__icsFiles/afieldfile/2011/12/16/16kaiken1.jpg?w=496&s=100000

平成23年12月16日
野田内閣総理大臣記者会見 動画あり(字幕付)、31分40秒
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/2011/1216kaiken.html

【野田総理冒頭発言】

 本日は、原発事故に関する大きな節目を迎えましたので、冒頭私から国民の皆さまにご報告をさせていただきます。

 福島の再生なくして日本の再生なし。就任以来私はこの言葉を何度も口にして参りました。福島の再生の大前提となるのは、原発事故の収束であります。3月11日に事故が発生して以来、まずは何よりも原子炉の状態を安定させるべく、国の総力を挙げて対応してきたところであります。原発の外の被災地域では、いまだに事故の影響が強く残されており、本格的な除染、瓦礫の処理、避難されている方々のご帰宅など、まだまだ多くの課題が残っていることは事実であります。他方、原発それ自体につきましては、専門家による緻密な検証作業を経まして、安定して冷却水が循環し、原子炉の底の部分と格納容器内の温度が100℃以下に保たれており、万一何らかのトラブルが生じても敷地外の放射線量が十分低く保たれる、といった点が技術的に確認をされました。

 これを受けて本日、私が本部長を務める原子力災害対策本部を開催をし、原子炉が冷温停止状態に達し発電所の事故そのものは収束に至ったと判断をされる、との確認を行いました。これによって、事故収束に向けた道筋のステップ2が完了したことをここに宣言をいたします。

 事故発生以来、福島の皆さまはもちろんのこと、全ての国民の皆さま、そして世界中の皆さまに多大なご心配をお掛けし、大変ご迷惑をお掛けをいたしました。申し訳ございませんでした。この度、原子炉の安定状態が達成されたことによって、皆さまに不安を与えてきた大きな要因が解消されることになると考えます。

 ここに至るまでに、数限りない方々の献身的な取り組みがありました。そのことに今改めて思いを致したいと思います。放射線被ばくの危険に曝されながら、命を削るような思いで事故発生当初に注水作業などに携わっていただいた消防、自衛隊、警察の関係者。夏場には熱中症の恐れもあった過酷な現場において、昼夜を問わず作業を続けていただいた作業員の皆さま。知見や技術を惜しみなく提供していただいた内外の企業や研究機関などの方々。日本を原発事故から救うために行われた英雄的とも言うべき献身的な行為の数々に、国民を代表して改めて感謝を申し上げます。

 また、原発の敷地内では、全国各地から届けられた無数の折り鶴や寄せ書き、横断幕などが今も飾られています。これらは厳しい局面で、現場での大きな心の支えになったのではないかと思います。関係者の懸命な取り組みに対して、国民各層から寄せられた温かい心遣いにも併せて感謝をいたします。

 これによりましてステップ2は完了いたしますが、原発事故との戦いが全て終わるわけではありません。これから原子炉については、事態の安定を目指す段階から、廃炉に向けた段階へと移行します。政府としては改めて今後のロードマップを明確にし、発電所の安全維持に万全を期しながら、廃炉に至る最後の最後まで全力を挙げて取り組んで参ります。原発の外での今後の課題は除染、健康管理、賠償の三点を徹底し、それによって避難を余儀なくされている住民の皆さまが安心して故郷にお戻りいただき、以前の生活を再建できる環境を一日も早く作り上げることであります。そのため、避難指示区域の見直しについて政府としての考え方を、近々お示しをする予定であります。

 続きまして、個別の課題と政府の対応について簡単に説明をいたします。

 まず第一は除染です。住民の皆さまがお戻りいただけるよう病院、学校などの公的サービスの再開を進めて参りますが、最大のカギとなるのは言うまでもなく放射線の徹底した除染であります。作業が少しでも早く進捗するよう予算と人員を大規模に投入をして参ります。予算につきましては、これまでに4640億円を確保しており、来年度の予算要求と合わせると当面の費用として1兆円を超える額を用意したいと考えています。事業の進捗次第でさらに必要となれば、国が責任を持って予算を確保いたします。人員につきましては、除染事業を推進する担当者を大幅に増員しまして、来年1月中に総計200人規模の態勢を整え、4月には400人規模といたします。現場で実際に除染作業に従事する作業員につきましても早急に教育体制を整備し、4月を目途に3万人以上を確保する予定としています。

 第二に住民の皆さまの健康管理の徹底であります。具体的には、内部被ばくを検査するホールボディカウンターにつきまして、福島県内に既に2台設置されているところでありますが、新たに5台を追加で購入し、検査を大幅にスピードアップいたします。また、とりわけ子どもたちの放射線による被ばく量や、健康に対する影響の把握には万全を期して参ります。既にこの10月から震災時に18歳以下であられた全ての福島県民を対象として、甲状腺検査を開始しているところです。11月中旬からは福島県立病院での検査だけではなく、医師や検査技師などからなる5つのチームを編成し、県内の学校や公民館などで巡回検査を行っています。毎月約1万人ペースで検査を受けていただいているところであります。さらに福島県内の学校、幼稚園、保育所、公園など多くの人が集まる場所においては設置希望のある全ての場所に線量計を置き、放射線量をリアルタイムで監視いたします。2月中旬までに2700台を整備をする予定となっています。併せて食の安全については、基準値が超えたものが決して流通することのないよう、きめ細かく検査を行う態勢を強化し、徹底をいたします。かつてお知らせした通り、私は官邸で福島産のお米をおいしくいただいています。国民の皆さまにおかれましても、福島の復興を応援するためにも、安全が確認された食品は安心して口にしていただきたいと存じます。

 第三に原発事故に伴って生じた被害の賠償についてであります。あくまで被害者の皆さまの立場に立って、迅速かつ適切に進められるよう国としても支援体制を整えています。具体的には、原子力損害賠償支援機構を通じ賠償に必要となる資金の供給を行うとともに、賠償を受けられる周辺住民の範囲についても、先般自主避難をされた方々も含め対象の拡大を決めたところであります。また、弁護士などのチームによる訪問相談も行っています。被災者の皆さまが賠償請求を円滑に進められるような支援を着実に進めて参ります。

 最後になりますが、福島の再生なくして日本の再生なし、との思いにいささかの揺るぎはございません。そのことを何度も何度も繰り返して申し上げたいと思います。これは、国家の挑戦であり、そして人類全体の挑戦でもあります。私は福島が、世界と日本の英知を結集し人々の勇気と意思の力で人類の未来を切り開いた場所として思い起こされる日が必ず来るものと信じています。福島では既に、再生可能エネルギーの推進や医療関連産業の集積といったプロジェクトによって、新しい福島をつくろうとする構想が生まれています。国としても地元と一体となって、こうした構想の実現を推進をして参ります。既に先般成立をした三次補正において福島再生のための基金を設けており、福島県内への企業立地促進に1700億円を用意するなど、総計5000億円を超える支援措置を講じたところです。さらに加えて、来年の通常国会に福島復興・再生特別法案を提出をいたします。地元のご意向をお伺いをしながら法案化作業を進めていきたいと考えています。今後とも住み慣れた故郷を離れざるを得ない皆さまが、一日も早くご自宅にお戻りになり生活を再建できるよう、政府一丸となって取り組みます。福島の再生にも全力を尽くして参ります。そうした決意を重ねて申し上げ、私からの冒頭発言とさせていただきます。 私からは以上でございます。

 

【質疑応答】

(内閣広報官)
 それでは、質疑に移ります。指名された方はまず所属と名前をおっしゃってからご質問をお願いいたします。
 それでは、どうぞ。
 それでは伊藤さん、どうぞ。

(記者)
 ジャパンタイムズの伊藤です。原発事故の収束についてお伺いします。
 福島第1原発の冷温停止が認定され、工程表のステップ2が終了したと宣言されましたが、今先ほど総理も仰ったとおり多くの課題があると思います。例えば、ついこの間もまた施設内で汚染水が流出する事案が発生したり、処理水保管タンクが来年前半にも満杯になる見通しも出ています。また、炉心の詳しい状況も分からず、避難した住民の方々の帰還のメドも立たず、問題は山積していると思います。また、福島の地元を初めとして、国内では今回の日本政府の事故処理や情報開示を巡ってある意味の不信感というものが出ています。そういう中で今回ステップ2の終了を宣言することに政権内では全く異論は出なかったのでしょうか。また、冷温停止の宣言が地元住民に前向きに受け止められるかどうか。総理はどのようにお考えでしょうか。お聞かせ下さい。

(野田総理)
 今いただいた、いわゆるステップ2の完了、冷温停止状態がどういうことかというのは、もともと、これは春に菅政権の時にまとめた、いわゆる事故収束に向けた道筋、ロードマップの中で定義として出てきているんですよね。それは先ほど冒頭発言で申し上げましたけれども、1つは圧力容器底部の温度が100℃以下になるという状況が確保されること、それから格納容器からの放射性物質の放出を管理できるようになって大幅に抑制できるということ、この2つの状況を維持するために循環注水冷却システム、その中期的な安全性が確保されること。こういう条件がありました。それぞれの条件を専門家からのご意見もお伺いをしながら、最終的には保安院にも確認をしていただいて、そして原子力安全委員会にもこの報告がなされて、全ての条件が満たされているということが確認をされたわけです。それを踏まえて、今日原子力災害対策本部、全ての閣僚が参加をしておりますけれども、この全ての閣僚が参加をしている中で、異議はなく、ステップ2の完了ということ、冷温停止状態を宣言をするということを、これはみんなで決めたということでございます。
 一方で、これも先ほどの冒頭発言で申し上げましたが、炉の問題は今こういう状況なんですが、それ以外の、今水回りのお話も色々ご指摘をいただきました。そのほか、除染であるとか、様々な瓦礫の処理であるとか、課題があることは、これは変わりません。したがって原発事故との戦いが終わったわけではないんです。終わったわけではないんですが、でも客観的事実に基づいて冷温停止状態にはなり得たということは、これはやっぱり一つの区切りであるということで、今日、宣言をさせていただいたということでございますし、廃炉にこれから至るまで、本当に最後まで息を抜かずに努力をしていかなければいけないと思いますし、ご指摘いただいた課題についても、あるいは情報の開示の問題も含めても、これまでの反省事項をしっかり反省をしながら、国の内外にきちんとこれからも説明し続けていきたいと考えております。

(内閣広報官)
 それでは、次の方。
 それでは坂尻さん、どうぞ。

(記者)
 朝日新聞の坂尻です。警戒区域など避難指示区域の見直し問題について伺います。今半径20キロ圏内は警戒区域で立ち入り禁止されておりまして、20キロ圏外では計画的避難区域、まだ住民の方々の避難が続いております。総理、今、冒頭発言でもございましたが、避難指示区域については、見直しの課題について近々、近くお示しをしたいということですけれども、方向性としてどういう見直しを考えていらっしゃるのかということをお尋ねします。もう1点目は、現場ではなお年間の放射線量が高い地域がございまして、長期間にわたって帰宅が困難になるのではないかという取りざたもされております。そうした土地はですね、国による借り上げですとか、買い上げですとか、そういう案も取りざたされているようですが、その帰宅が長期間にわたって困難になる方々に対して具体的な支援策というのはどのようなものをお考えなのでしょうか。この2点を伺わせていただきます。

(野田総理)
 被災地においては、未だになお、厳しい避難生活を余儀なくされている皆さんがいらっしゃいます。その事を思うと本当に胸が引き締められる、そういう思いでございますけれども、ステップ2が完了したことによって、先ほど申し上げましたけれども、警戒区域、および避難指示区域の見直しを行っていきます。これについては、福島県や関係市町村のお話もよくお伺いをしながら、密接に相談しながら速やかに検討を進めていきたいと思いますし、今週末には細野大臣、枝野大臣、平野大臣、関係大臣には福島県に入って、県や関係する市町村と、このことについての協議をさせていただきたいと考えているところでございます。
 もう一つのご指摘の、高線量地域の問題なんですね。ご指摘の通り、相当の期間にわたって帰宅が困難になるような区域が明らかになった場合、その場合には、これはやっぱり国として責任を持って中長期的な対応策を検討しなければいけませんが、今具体的に土地の買い上げとか、借り上げのご指摘もございました、そういうことも含めて、含めて、県や市町村とよく協議をしながら考え方を取りまとめていきたいというふうに思っております。

(内閣広報官)
 それでは、次の方。
 それでは佐藤さん、どうぞ。

(記者)
 日本テレビの佐藤です。今党内で議論している消費税の増税問題について聞きたいんですけれども、やはり総理は常々、年内をメドに素案を取りまとめると、不退転の覚悟で臨むとおっしゃっております。しかし依然としてやはり反対論は強いですし、署名も続いています、反対論のですね。さらに年内に取りまとめなくても良いんじゃないかと、そんなかっちり決める必要ないんじゃないかという声もやはり聞こえてきます。その当たり踏まえて、総理は年内をメドにとおっしゃっていますけれども、取りまとめ時期が年明けまでずれ込む可能性もあるのか、先送りする可能性もあるのかどうかという点を一つと、やはり素案とおっしゃって以降、素案というものはどういうものかというのが、民主党の方に聞いても、なにかかちっとしたものが分からないんですが、これはやはり政府・民主党の考え方をちゃんとまとめたものであるという認識でよろしいのでしょうか。以上、2点お願いします。

(野田総理)
 社会保障と税の一体改革は、これはもう、どの政権でも避けて通れないというのが基本的な認識です。しかも、法律で、附則の104条で年度内に法案を提出するということになっています。言葉通りです。そのために、先般の政府・与党の社会保障改革本部において、具体的に年内をメドに素案を出すこと、その素案というのは、今位置付けでありますけれども、政府・与党の社会保障検討本部で、改革本部で決めることですから、政府・与党で一体となってまとめた考え方ということであります。これは、当然のことながらその後野党に協議を持ち込む際の、我々はこんなことを考えているんですよというのが素案です。したがって、それがあんまりボーッとしたものだったら、顔を洗って出直してこいと言われるのは明らかでありますから、そうならないようなものを、ちゃんとたたき台として、我々はこう考えているということを打ち出すということです。そして、与野党の協議を経て、そして大綱にまとめていって、法案化の準備をして、そして年度内に法律を出すと。このスケジュール感はいささかの緩みもなくやらなければいけないというふうに思っておりますし、党内の空気等々、いろいろご指摘ありますが、私は基本的にはその流れの中で活発なご議論はあって然るべきだと思いますけれども、今のスケジュール感については皆さんに共有をしていただきながら、まとめていきたいというふうに考えております。

(内閣広報官)
 それでは、次の方。
 それでは伊藤さん、どうぞ。

(記者)
 AFP通信社の伊藤と申します。福島第1原発の国の管理の在り方について聞かせて下さい。原発事故収束を更に強力に推進するために、国の管理、国の関与を更に強化する、例えば1F(イチエフ)の国有化という考え方に総理は賛成ですか。

(野田総理)
 来年の春をメドに東京電力と原子力損害賠償支援機構が一緒に総合特別事業計画というものをまとめることになっています。その際に、円滑な賠償の実施が出来るように、幅広い可能性から様々な選択肢を検討するように指示をしているところでございますので、政府としてもあらゆる可能性を念頭に置いて検討するということでございまして、今ストレートに国有化というお話がございましたけれども、何かを別に今決め打ちをしながらその議論をしようということではありませんが、あらゆる可能性を念頭に置いて来年の春までにその議論をして集約をしていくということであります。

(内閣広報官)
 それでは、次の方。
 それでは山口さん、どうぞ。

(記者)
 NHKの山口です。今日総理、発電所の事故については収束という言葉を使われましたけれども、被災地から見ると、その言葉であってもなかなか容認できないという空気は強いと思うんですけれども、総理は収束という言葉を使うにあたって違和感を覚えるということはないでしょうか。

(野田総理)
 さっき整理をさせていただきました。いわゆる炉本体のオンサイトの問題は、冷温停止状態というのはどういうことなのかということは、この春にロードマップを作った頃から決めておりますので、その基準、定義に当てはまる状態になったかどうかということを検証してきた中で、さっき3つの観点申し上げましたけれども、それぞれが確認できたということですので、いわゆる第2ステップは完了したということは、これはもう今までの手順を踏まえても、考え方の一つのゴールとしても、これはご理解をいただきたいと思うんです。
 一方で、被災地の皆さんの感情としては、まだ除染があるじゃないか、賠償があるじゃないか、どうやったら生活再建できるんだ、どうやったら一日も早く故郷に戻れるんだというお気持ちがあるということは、これはだからオンサイトと違ってオフサイトの問題として、様々な引き続き課題があるということは、私もさっき受け止めたとおりであって、今回の事故の問題に対する対応はこれで終わったわけではないと。これで終わったことはないということを強く胸に秘めて、むしろ今申し上げたような課題については、これまで以上に力こぶを入れて解決を急いでいく、という、そういう整理の仕方で、是非被災者の皆さんにはご理解をいただきたいと思います。ステップ2が終わったから政府のいろんな対応が、手を抜いていくとか、福島の地から我々はどんどん力を削いでいくということは全くありません。これまで以上にやらなければいけないこと、さっき予算の話、人員のお話をしました。そういうことを徹底してやっていきたいというふうに考えております。

(内閣広報官)
 それでは、次の方。
 それでは高塚さん、どうぞ。

(記者)
 毎日新聞の高塚です。国家公務員給与の削減法案についてお聞きします。総理は先週の記者会見で、政党間協議を通じて年内に合意形成を図っていきたいという旨を表明されました。ただ協議はですね、膠着状態に入ってしまっていると思います。そこで、自民、公明が提案している人事院勧告を実施した上で給与の削減を図る、という提案を総理として受け入れるというお考えはないでしょうか。

(野田総理)
 この臨時国会の中でも公務員給与削減の法案、それから郵政改革法案、あるいは1票の格差、定数削減、これらは何とか与野党で合意形成をして結論が出れば、と思っていました。残念ながら会期内でその議論が終結をしないまま今日に至っていますが、特に今ご指摘いただいた公務員の給与をマイナス7.8%減額をするという、復興財源確保のための臨時異例の措置であります。そのことは今度、財源にも関わることなので是非野党の皆さまにもご理解をいただいて、早く結論が出るようにしなければいけないと思いますが、ご指摘のとおり自公は、まずは人勧を実施してからというご提起をされています。そこのところの折り合いが付けるかどうかを、今あまり進んでいないというご指摘ございましたけれども、今度政調会長を中心にですね、しっかりと議論していただいて、この公務員給与削減法案も、それから郵政の法案も年内になるべく与野党間の合意形成をして、そして来年の通常国会の早い段階で成立を期していくということが基本的な姿勢でございますので、何度でも協議を呼び掛けながら、今そのまま自公の提案を受け入れる気があるかどうか、ということでしたが、もちろん相手のご意見もよくお伺いしますけれども、我々も一つの考え方を持って提案した法律ですので、丁寧な擦り合わせをすることの中での合意形成をしていきたいというふうに思います。

(内閣広報官)
 それでは、次の方。
 それでは神保さん、どうぞ。

(記者)
 ビデオニュースの神保です。総理、春に作成したロードマップの定義に則って、このたび冷温停止状態ということを宣言されるということですが、その春の段階では、まだ東京電力も統合本部も原子炉がメルトダウン、およびメルトスルーしているということは認めておりませんでした。つまり、その段階では原子炉の中に、圧力容器の中に核燃料が入っているということを前提としていた定義が、そこで言う冷温停止だったわけですね。その後、メルトダウンが起き、メルトスルーが起きているということまで認めていて、今現在、圧力容器の中には核燃料がほとんど入っていない、あるいは全く入っていない可能性すら言われている時に、圧力容器の底部の温度が100℃以下になったので冷温停止という定義は、非常に違和感を持つ方も多いと思うのですが、それは総理どう考えているか。あるいは、外に出た燃料がどのような状態になっているかは実は誰にも分かっていない、ということが分かっている。にもかかわらず、今ここで冷温停止あるいは収束宣言というのをされるのは何故か拙速のような印象を受けるんですが、何故いま、あえてここで収束宣言など、出た燃料がどうなっているのか分からない状態でなぜ収束宣言をされるのか。その辺のお考えをお願いします。

(野田総理)
 圧力容器の底部、いわゆる底の部分の温度だけではなくて、格納容器全体の温度もそれぞれいろんな場所を測りながら出している結論で、圧力容器底部も勿論でありますけれども、格納容器全体も冷温の状態になっている。100℃以下になっている。しかもそれが安定的であるということを確認したことが今回のステップ2になっていて、別に圧力容器底部だけの話では、元々ロードマップにも書いてもございませんので、格納容器の全体の話も含めてそういう判断をしたということでございます。

(内閣広報官)
 それでは、次の方どうぞ。次の方どうぞ。
 では村尾さんどうぞ。

(記者)
 燃料棒のこと答えてないですよ。

(内閣広報官)
 すいません。円滑な進捗にご協力願えますか。それでは、村尾さんどうぞ。

(記者)
 燃料棒答えてないよ。

(内閣広報官)
 いいです。

(記者)
 読売新聞の村尾と申します。今後のエネルギー政策の進め方についてのご見解をお聞かせください。特に、原発の再稼働とか新規立地等についてのお考えもいただければ。

(野田総理)
 原発の再稼働はですね、まず事業者がストレステストを行う。そのストレステストの評価を原子力安全・保安院が行う。それについて今度は原子力安全委員会が確認をし、それらのプロセスを経た中で最終的には地元のご理解とか、国民のご理解とか進んでいるかどうかを含めて最終的には政治が最終判断をし、そしてその安全が確認をされるならば、政府が前面に立って地元のご説明に行って、その稼働に向けての取り組みを行う、というのがこれまでの何回も確認をしてきたプロセスでございますし、既に現時点で7つの案件ほどが、ストレステストの報告が出て参りました。それぞれ事業の今、例えば保安院で評価を今している段階でありますし、それをやはり公開性ということもあって説明会的なものもやっている。その中で保安院の今評価が出ようとする。そういう今プロセスにあるということでございます。それらをこれまでどおり粛々とやっていく中で、どれだけ稼働するものが出てくるかどうか、ということだと思います。

(内閣広報官)
 それでは時間も過ぎておりますので、これで記者会見を終了させていただきます。どうも大変ありがとうございました。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年12月16日 (金)

小沢さんの第10回公判(2011年12月16日)の記録記事を採録。あの証拠改ざん前田検事も証言炸裂。

 小沢さんの第10回公判関係の産経記事です。産経はニュアンスを変えてしまうような改ざんをする事があるのであくまでも参考記事です。なお「小沢茶番裁判すぐ中止しろ 特捜検察の恐るべきデタラメ次々暴露(日刊ゲンダイ)」「私が裁判官なら小沢さん無罪…前田元検事【読売】」など関連記事を後ろで採録しておきました

関連:
産経の悪質改ざん部分と、(中塚議員紹介原文)2011年2 月22日小沢一郎「倫理委員会の皆さんへ 私の主張」

小沢さんの第11回公判(2011年12月20日)の記録記事を採録。筑波大弥永教授が期ズレ問題を明解解説。

小沢さんの第9回公判(2011年12月15日)の記録記事を採録。虚偽捜査報告書検事の田代や、不当拘束検事民野も登場。

参考:

(↓クリックすると拡大します)
Photo ←小沢さんの第10回公判傍聴関連(東京地裁の傍聴券情報より)。


 次回傍聴したい場合や、確定判決後に判決文を調べたい時、事件名・番号などが参考になります。

裁判所名     東京地方裁判所  刑事第11部
日時・場所     2011年12月16日 午前9時5分 東京地方裁判所正門玄関1番交付所
事件名     政治資金規正法違反 平成23年特(わ)第111号
備考     <抽選>当日午前9時05分までに指定場所に来られた方を対象に抽選します。開廷時間は午前10時00分です。


【小沢被告第10回公判(1)】
「特捜部と小沢の全面戦争だ」 証拠改竄の前田元検事が初出廷
2011.12.16 12:04 (1/7ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612060003-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (10:00~10:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判が16日、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。大阪地検特捜部の証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事(44)が出廷し、証人尋問が行われる》

 《元秘書3人の公判を含め、一連の陸山会事件で前田元検事が法廷で証言するのはこれが初めて》

 《前田元検事は、陸山会事件で大久保隆規元秘書=1審有罪、控訴中=の聴取を担当。大久保元秘書は証人出廷した第6回公判で「大物の検事が来て、逆らうと何をされるか分からない恐怖を感じた」と証言した》

 《また、大久保元秘書は取り調べ時の前田元検事の様子について、「(事務官の立ち会いなしに)自分のノートパソコンを持ち込み、自分で調書を打ち込んでいた」などと証言。身ぶりをつけながら「ここで大久保さん登場!」と言ったり、調書を作りながら「今、作家の時間だから」「司馬遼太郎みたいなもんだ」と独りごちたりしていたという》

 

【小沢被告第10回公判(1)】
「特捜部と小沢の全面戦争だ」 証拠改竄の前田元検事が初出廷
2011.12.16 12:04 (2/7ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612060003-n2.htm

 《弁護側は大久保元秘書は威圧を感じて、事実ではない調書に応じたと強調している。郵便不正事件をめぐり、押収品のフロッピーディスクのデータを改竄した証拠隠滅罪で懲役1年6月の実刑判決を受け、受刑者となった前田元検事。自らが作成した供述調書についてどう語るのだろうか》

 《法廷は東京地裁最大規模の104号。傍聴席はほぼ満席だ。午前10時前、小沢被告が入廷する時間だ》

 裁判長「それでは被告人の入廷をお願いします」

 《傍聴席から向かって左側の扉から小沢被告が入廷する。紺スーツに銀色のネクタイ姿。弁護士2人に挟まれるように席に着く際、「すみません」と小さくつぶやいた》

 《続いて裁判長は証人の入廷を促す。向かって左側のドアが開き、係官に付き添われ、前田元検事が姿を現す。オレンジ色のフリース上着、青色のジャージー姿。頭は丸刈りで、証拠改竄事件で逮捕されたときに比べ、ややスリムになった印象だ。ゆっくりと証言台に立つと裁判長、指定弁護士側、弁護側に向かって3度頭を下げた》

 

【小沢被告第10回公判(1)】
「特捜部と小沢の全面戦争だ」 証拠改竄の前田元検事が初出廷
2011.12.16 12:04 (3/7ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612060003-n3.htm

 《裁判長から偽証罪などについての説明を受けると、「失礼します」と言って席に着いた。指定弁護士が立ち上がり尋問を始める》

 指定弁護士「あなたは検察官として、陸山会の事件の捜査を担当しましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「陸山会事件で証人として出廷するのは初めてですね」

 証人「はい」

 指定弁護士「捜査にあたって、あなたが作成した調書は証拠請求を撤回されていますね」

 証人「はい」

 指定弁護士「なぜ(証拠請求を撤回し、出廷しなかったの)ですか」

 証人「大きく分けて3点ほどあります」

 指定弁護士「説明をお願いします」

 証人「まずは1点目ですが、私は任意性が問題になる取り調べはやっておりませんが、私自身の(証拠改竄)事件もあり、色メガネで見られ、信用してもらえないであろうこと」

 「また、公の場に出ることは、さらし者になることなので、それは嫌だと思い、(証拠改竄事件の取り調べを行う)最高検の検事にも『出ない』『私の調書は使わないでくれ』と伝えました」

 指定弁護士「2点目は?」

 証人「私が法廷に出れば、私の(証拠隠滅)事件についても聞かれ、陸山会事件での争点になってしまう可能性があった」

 

【小沢被告第10回公判(1)】
「特捜部と小沢の全面戦争だ」 証拠改竄の前田元検事が初出廷
2011.12.16 12:04 (4/7ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612060003-n4.htm

 「陸山会事件の捜査では検察のやり方に問題があったと私は思っているが、法廷では偽証ができないので、聞かれれば、そのまま思っていることをすべて答えることになる。そうすれば、どんな話が出てくるか予断を許さない状況になる。だから検察は私を出さないことにした。これが2点目です」

 指定弁護士「3点目は?」

 証人「私の調書がなくても大久保の有罪は明らか。だから撤回するとした」

 《やや甲高い声でまくしたてる前田元検事。その発言には、“古巣”である検察への不信感がにじむ》

 指定弁護士「今回、出廷することにした理由は?」

 証人「大きく分けて2点あります」

 指定弁護士「1点目は?」

 証人「私の取り調べ内容について、(法廷で)大久保さんがいろいろ言っていますが、報道をみる限り、かなりデタラメであること。私は受刑中で社会的にはすでに死人。『死人に口なし』ということで、いろいろ好き放題言われているようだが、あまりに違う。特に(違法な取り調べにあたる)『切り違え尋問』を行ったという話は絶対に間違っている」

 

【小沢被告第10回公判(1)】
「特捜部と小沢の全面戦争だ」 証拠改竄の前田元検事が初出廷
2011.12.16 12:04 (5/7ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612060003-n5.htm

 指定弁護士「2点目は?」

 証人「今回の事件は検察による起訴ではなく、検察審査会の起訴議決を受けた起訴だったことです。私は当時の検察捜査にも問題があったと思っています。検察が起訴した事件ではありませんので、今回は検察の有利、不利を問わず、すべてお答えするつもりです」

 指定弁護士「陸山会事件の特捜部の捜査に問題があるといいますが、簡単に説明を」

 証人「簡単にというか…、いろいろあるが、筋が違うんじゃないかと思う」

 指定弁護士「それは捜査の方法か、(事件の)見立てについてか」

 証人「一番は見立てですが、私以外の検事の取り調べがどういうものだったのかについても聞いて知っていますので、それにも問題があったと思っています」

 指定弁護士「あなた自身の聴取に問題があったとは?」

 証人「思っていません」

 

【小沢被告第10回公判(1)】
「特捜部と小沢の全面戦争だ」 証拠改竄の前田元検事が初出廷
2011.12.16 12:04 (6/7ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612060003-n6.htm

 《検察は問題だが、自らに落ち度はなかったと強調する前田元検事。その後、指定弁護士は前田元検事に経歴を聞き、検事だった14、15年間のうち8、9年間は東京・大阪地検の特捜部に所属していたこと。半分以上を特捜部で過ごすのは「あまりなく、同期でも私1人だけ」(前田元検事)だったことなどを聞き出す》

 《陸山会事件の捜査当時、前田元検事は大阪地検特捜部に所属。前田元検事は、大久保元秘書らが逮捕された5日後にあたる1月20日に東京地検に応援に駆けつけ、翌21日から聴取にあたった経緯について語り始める》

 指定弁護士「捜査がどこまで進んでいるか。何を担当するかは事前に聞かされていなかった?」

 証人「そうです」

 指定弁護士「いつ知りましたか」

 証人「1月20日の段階で、捜査規模が拡大するというので、全国のいろんな検事が20人近く、東京地検10階の事務課に集合した。それから特捜部長、副部長にごあいさつするという流れだった」

 「副部長の□□検事(法廷では実名)の部屋に全員であいさつに行った際、『前田くんだけは残ってくれないか』といわれた。そこで副部長と2人でソファで差し向かいに座わり、その場で『大久保の取り調べをやってもらうから』といわれた」

 「事件について詳しくは知らず、『大久保ってだれですか』という気持ちでしたが、『分かりました』と答えた。その際、□□さんからの指示は『よく話を聞いてやってくれ』というようなことだけだった」

 指定弁護士「応援前に情報が伝えられないのは一般的なのですか」

 証人「この事件はマスコミが非常に注目していた。私は大阪では(聴取で供述を引き出す)『割り屋』といわれていましたので、マスコミから尾行もされていた。私の担当が事前に漏れると、いろいろ次の展開を憶測される恐れがある。このときは情報がコントロールされていたということだと思います」

 指定弁護士「捜査に関する資料はいつ入手しましたか」

 

【小沢被告第10回公判(1)】
「特捜部と小沢の全面戦争だ」 証拠改竄の前田元検事が初出廷
2011.12.16 12:04 (7/7ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612060003-n7.htm

 証人「まず、主任検事である■■さん(法廷では実名)の部屋で、その他大勢の20人の検事とは別に、業者からの金のやり取りに関する説明資料というかペーパーを渡された」

 「その際、■■キャップからは『この件は特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢をあげられなければ特捜の負けだ。恥ずかしい話だが、東京には割り屋がいない。だから大阪に頼ることになった』といわれた」

 指定弁護士「証拠資料については?」

 証人「資料を置いてある部屋があり、段ボール1箱ぐらいの事件記録のコピーが置いてあった」

 指定弁護士「資料としては少なくないですか。それですべてですか?」

 証人「すべての資料もなにも、恥ずかしながらその資料はほとんど見ていない。同期の検事や東京・大阪の人事交流で知った検事の部屋を回って、捜査の雰囲気など生の情報収集を行った」

 指定弁護士「翌日から聴取だから、生の情報収集が必要だったと」

 証人「そうです」

 《早口でまくしたてる前田元検事。「検察vs小沢の全面戦争」に向けた当時の特捜部の状況が克明に再現されていく》

 

【小沢被告第10回公判(2)】
「こんなところ、来とーなかった」 開口一番“子供店長”のまね 大久保元秘書しゃべらせようと
2011.12.16 12:30 (1/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612310005-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (10:20~10:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事が証人として出廷し、検察官役の指定弁護士が質問を続ける》

 《前田元検事は、陸山会の会計責任者だった大久保隆規元公設第1秘書(50)=1審有罪、控訴中=の聴取を担当した》

 《前田元検事は、当時の捜査は収支報告書の虚偽記載ではなく、大久保元秘書の公判が始まっていた西松建設の違法献金事件など「裏献金」に主眼が置かれていたと主張した》

 指定弁護士「大久保さんを取り調べを始める際、何か分かりましたか」

 証人「3点が分かりました」

 指定弁護士「3点とは何ですか」

 証人「まず1点目は、先行して公判が進んでいた西松事件では、(政治資金)収支報告書の虚偽記載については争っていないということです」

 《前田元検事は、冗舌に説明を続ける》

 《陸山会事件では、問題の土地の購入にあたり、小沢被告が4億円の資金を用意していたが、その後、りそな銀行からも定期預金を担保に、さらに4億円の融資を受けていた》

 

【小沢被告第10回公判(2)】
「こんなところ、来とーなかった」 開口一番“子供店長”のまね 大久保元秘書しゃべらせようと
2011.12.16 12:30 (2/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612310005-n2.htm

 証人「2点目は、当時問題となっていた(小沢被告の)4億円はどこから来たのか。私は(取り調べを始める際に)いろいろと(他の検事らに)ご用聞きをして調べました。すると、(検察内部では)5千万円は水谷建設、1億円は○○建設などとする筋を描いていました」

 《1億円の建設業者については「マルマル建設」とぼかし、具体名を出さなかった》

 証人「ただ、どうも現場を追いかけている業者を調べる担当検事らは、うまく裏献金の話を聞き出せていないと感じました」

 《3点目の説明を始める前に、指定弁護士側が横やりを入れる》

 指定弁護士「大久保さんについては、(事前に)何か聞いていましたか」

 証人「私の前に担当していた検事から、裏献金の事実を認めていると聞いていました。ただ、水谷建設から5千万円ではなく500万円とか、2千万円ではなく200万円とか、一ケタ少ない額だと聞いていました」

 

【小沢被告第10回公判(2)】
「こんなところ、来とーなかった」 開口一番“子供店長”のまね 大久保元秘書しゃべらせようと
2011.12.16 12:30 (3/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612310005-n3.htm

 指定弁護士「(先ほど話していた)3点目は何ですか」

 証人「本件(収支報告書虚偽記載については)はどうなのか。逮捕時の弁解や裁判官の拘留尋問の際、今は全面否認していますが、認否を留保していたということです。『よく思いだしてみます』などといった感じで…。そういう段階で(前任の検事から)バトンを受け継ぎました」

 指定弁護士「取り調べでは、何が重要だと感じていましたか」

 証人「(裏献金を)企業の方からつついても、水谷建設以外は話が出てこないので、受け取った側から話を引き出すことが重要だと思っていました」

 指定弁護士「収支報告書の記載に重点は置いていなかったのですか」

 証人「収支報告書の件は『目をつぶっていても有罪になるから』と、さほど幹部も力点を置いていませんでした。やはり企業献金に主眼が置かれていました」

 《続いて、指定弁護士は大久保元秘書への取り調べ状況の質問に切り替える》

 指定弁護士「(最初に取り調べを始めた際の)大久保さんは、どんな感じでしたか」

 証人「いつもですが、部屋に入ってきてイスに座るのですが、大久保さんは礼儀正しいと感じました。それと、初日はちょっと興奮しているなと感じました」

 

【小沢被告第10回公判(2)】
「こんなところ、来とーなかった」 開口一番“子供店長”のまね 大久保元秘書しゃべらせようと
2011.12.16 12:30 (4/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612310005-n4.htm

 指定弁護士「どのように興奮をしていましたか」

 証人「(担当の)検事が代わって、もしかしたら受け取ってもいない裏献金を無理やり受け取ったとされるのではないかという検察不信を抱いているようでしたし、実際に率直に(思いの丈を)ぶつけてきました」

 指定弁護士「大久保さんが気にしていたのは企業献金だったのですね」

 証人「500万円なり200万円なりを、受け取っているのは話していましたが、少なくともゼロが一つ少ない。趣旨もこれは小沢一郎がもらったものではなく、自分(大久保元秘書個人)がもらったものだと。陸山会や小沢さんではないので、小沢さんにも報告していないといっていました」

 《前田元検事の軽快な声が法廷内に響き続ける》

 指定弁護士「大久保さんの調べは、どう始めたのですか」

 証人「先ほども話しましたが、最初は興奮されていたので、不満があるなら、しゃべってもらおうと思いました。『前田検事はどう対応するのか』と思っていると感じましたので、開口一番に『私は、こんなところ、来とーなかった』といいました。天地人のドラマで、例の子供店長がいっていたセリフです」

 《前田元検事は、さらに話し続ける》

 

【小沢被告第10回公判(2)】
「こんなところ、来とーなかった」 開口一番“子供店長”のまね 大久保元秘書しゃべらせようと
2011.12.16 12:30 (5/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121612310005-n5.htm

 証人「(大久保元秘書は)この検事、今までと違うぞという感じでした。その後、私の経歴、どういうことをしてきたかを話して、徐々に誤解を解いていきました」

 「大久保さんが企業献金にアレルギーを持っていたので、ところで、逮捕時の弁解や拘留尋問の際にどう話していたのかも尋ねました」

 「認否を留保するということは、何か心あたりがあるんだなぁと感じました。(大久保さんは)『石川さんから何かいわれましたが、それを今思いだしているところです』との説明でした。(前任の検事が)ずっと調べて時間がたっているのに、思いだせていないのは、おかしいと感じ、言えない事情があるのかなと察しました」

 指定弁護士「(話を引き出すのに)何か水を向けましたか」

 証人「取り調べをする前には、連日朝、大久保さんは弁護士と面会していましたので、『弁護士さんとよく相談してください』と伝えました。思い出せないのは嘘でしょうといえば、大久保さんのプライドを傷つけてしまいますので…」

 指定弁護士「弁護士との面会を終えた2日目の取り調べの際、大久保さんに変化はありましたか」

 証人「今回の拘留事実(収支報告書の虚偽記載)を認めると話し始めました」

 《小沢被告は、少し目を開きながら、止まらない前田元検事の話に耳を傾けている》

 

【小沢被告第10回公判(3)】
小沢被告の弁解「ヘタクソ」 主任検事でも割れず「士気下がる」 前田元検事の“毒舌”止まらず
2011.12.16 13:23 (1/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121613240007-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (10:40~11:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、大久保隆規元公設第1秘書=1審有罪、控訴中=の取り調べを担当した前田恒彦元検事=証拠改竄事件で実刑確定=に対する、検察官役の指定弁護士の尋問が続いている》

 《前田元検事は昨年1月16日に逮捕された大久保元秘書の取り調べを21日から担当。22日に大久保元秘書が「陸山会事件への関与を認めた」ものの、調書作成が翌日の23日に延期された経緯について説明していく》

 証人「大久保さんが一生懸命言っていたのは、『自分の罪を軽くしようとして曖昧(あいまい)な発言を繰り返していた訳ではない、ご理解くださーい』ということだった。それで(22日に)『今の話を調書にしてもいいかな』と聞きました」

 指定弁護士「大久保さんはそれに対して」

 証人「待ってください、弁護士に相談させてくれ、と言いました」

 指定弁護士「その直前にも弁護士に接見していましたが、もう一度させてくれ、と?」

 証人「なぜ大久保さんが調書にこだわるかというと、西松(建設)の(違法献金)事件で(逮捕された際の調書は)裏献金の受領を認めたと読める調書で、『西松建設側からの献金』、と『側』という言葉を差し込んでいたんですね。本人は自白のつもりがなかったのに、その調書が後に足を引っ張っていると。それで検察の調書作成には慎重の上に慎重を期していました。私としても、むしろよく弁護士と相談してもらった方が、任意性の担保になると思い、(22日には)調書を取りませんでした」

 

【小沢被告第10回公判(3)】
小沢被告の弁解「ヘタクソ」 主任検事でも割れず「士気下がる」 前田元検事の“毒舌”止まらず
2011.12.16 13:23 (2/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121613240007-n2.htm

 《テンポよく、雄弁に当時の状況を振り返る前田元検事。翌23日、弁護士の接見後も大久保元秘書の供述に変化はなかったという》

 《大久保秘書は第5、6回公判で証人として出廷した際、前田元検事に「自白を強要された」「弁護士との接見は30分で、十分に打ち合わせができなかった」と強調している。指定弁護士はこのことについても質問する》

 証人「弁護士と打ち合わせできていない、という印象を受けたことはありません。30分は確かに短く感じられるかもしれないが、お恥ずかしい話、私も被告、受刑者の立場になりまして経験がある。昨日どんな話をしたか、調書がとられたか、30分あれば十分です。詰めた相談をしたければ手紙を出せばいいし、制限もありません」

 「私の経験でいうと、弁護士と接見して態度が硬くなる人はいます。弁護士は職務ですから調書に応じるな、と言いますし。しかし、大久保さんに関してはそういうことはありませんでした」

 指定弁護士「大久保さんに無理に圧力をかけ、調書化した、ということは全くなかった?」

 証人「そうですね。陸山会の収支報告書の事件については、私の(大久保元秘書についての)調書がなければどうしようもない、という状況ではなかった。そちらではなく水谷(建設)の裏献金問題が大事だった。(陸山会事件については自分が担当した段階で)ほとんど『半割れ(半分程度自白している状況)』で翌日(22日)に割れ、『弁護士に相談したい』『どうぞ』。それで、翌日(23日)に応じました。そういう流れです」

 指定弁護士「いわば、あっさりと調書を作成したと?」

 証人「企業献金の話とは比較にならないほど(態度が)柔らか。献金問題については固かったですが」

 

【小沢被告第10回公判(3)】
小沢被告の弁解「ヘタクソ」 主任検事でも割れず「士気下がる」 前田元検事の“毒舌”止まらず
2011.12.16 13:23 (3/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121613240007-n3.htm

 《調書が作成された23日、夜間の取り調べはいったん中断された。前田元検事はその間に、小沢被告が任意聴取後に開いた記者会見の様子を確認していたという。大久保元秘書は今回の第6回公判で「中断後、前田検事は『(小沢さんが)我々を欺こうとしている』などと憤った様子だった」などと述べ、前田元検事が威迫を強めたと証言している》

 指定弁護士「なぜ取り調べを中断したんですか」

 証人「私の記憶では、中断までにこの日の聴取を取り終えていました。それで、東京地検の■■キャップ(法廷では実名)に報告を上げようと、拘置所から電話をしました。ところがつながらない。報告する相手がいない。そんな中で、記憶では○○検事(同)からだったと思うが、情報が入ってきた。どうも、今日小沢の調べを■■がやっているらしい、それで連絡がつかない、と」

 「私はびっくり仰天でした。小沢の調べをやることは、捜査班の我々も教えてもらっていない。マスコミにかぎつけられるかもしれないので、トップシークレットで、秘密保持されていました」

 指定弁護士「大久保さんは『小沢さんの聴取までに自白しないと大変なことになる』と言われた、と話している。全くの嘘ですか」

 証人「完全にすりかえです。なぜ自白したか、調書にサインしたのか、私はその経緯もすべて録取しています」

 指定弁護士「初めて小沢さんの(任意)聴取(の事実)を聞いて、テレビの会見を見たんですね」

 証人「事実です。この日はもう調書をとっているから、これ以上調べなくてもいいや、と思って。(水谷建設の)献金問題については(大久保元秘書は)『コンクリートの塊』で、呼ばれて間もない私に『割ってくれ』(自白をとれ)と言われて割れる状況でもなかったので」

 指定弁護士「大久保さんは法廷で、中断後に前田さんが怒っていた、『どうなるか分からない』と話して供述を迫った、と証言しています」

 証人「でたらめですね。供述を迫ったといって(大久保元秘書が)何を話したんですか。(裏献金についての)調書もとってないじゃないですか」

 

【小沢被告第10回公判(3)】
小沢被告の弁解「ヘタクソ」 主任検事でも割れず「士気下がる」 前田元検事の“毒舌”止まらず
2011.12.16 13:23 (4/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121613240007-n4.htm

 《前田検事は翌24日に、■■主任検事が担当した小沢被告に対する聴取内容のコピーが回って来たと説明。印象について語る》

 証人「分かりやすくいうと、(小沢被告は)ヘタクソな弁解しているな、と。現場が見てどう思うかというと、小沢の取り調べを(■■主任検事が)直接やったのに、小沢を割れていない。否認で帰られている。主任だって割れないじゃん、と士気が下がる。主任だって割れないのに、捜査班が献金問題を割れるのか、と」

 《「ヘタクソ」呼ばわりされた小沢被告は、表情を変えることなく前田元検事の話に耳を傾けている》

 《陸山会事件についての自白調書を取った前田元検事は、24日以降は献金問題についての供述を引き出すのが困難と考え、いったん世間話をする手法に切り替えた。小沢被告の人となりについて語る大久保元秘書の様子が印象に残っているという》

 証人「私の印象では、大久保さんは小沢さんに心酔していました。握りこぶしで親指を上げる『サムアップ』のしぐさで、『親分』という言い方をしていました。小沢さんの過去の実績、『日米何とか交渉で、机を叩いて相手を一喝した』とか、縷々(るる)と話したり。あんた見たんですか、という感じでしたが」

 「それから菅(直人前首相)批判がすごかったですね。とんでもないやつだ、と、延々と。相当な(小沢被告の)シンパだな、と思いました」

 《話が尽きることのない前田元秘書。小沢被告は普段と変わらず無表情で、審理を見守っている》

 

【小沢被告第10回公判(4)】
「潮目を変える」はいい表現 自分の逮捕時にも「パクった」
2011.12.16 14:00 (1/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614010009-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (11:00~11:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事が出廷し、検察官役の指定弁護士が質問を続けている》

 《前田元検事は、陸山会の会計責任者だった大久保隆規元公設第1秘書(50)=1審有罪、控訴中=の聴取を担当した》

 《前田元検事は大久保元秘書が小沢被告に心酔していた様子などを語った。その後、指定弁護士側は平成22年1月の逮捕勾留時に作成した供述調書について質問を始める》

 指定弁護士「大久保さんからは、調書を書き直してくれと要望がありましたか」

 証人「ありませんでした」

 指定弁護士「自白の経緯を記した(平成22年)1月26日付の調書は何の問題もなく署名しましたか」

 証人「そうです」

 指定弁護士「弁護士の接見を受けて、もう1度内容を確認しましょうという話はありましたか」

 証人「なかったです。ただ、調書はよく見せてくれといわれ、大久保さんはものすごく丹念に確認していました」

 指定弁護士「大久保さんの調書のなかで『潮目を変える』とありましたが、この言葉はどちらが使いましたか」

 

【小沢被告第10回公判(4)】
「潮目を変える」はいい表現 自分の逮捕時にも「パクった」
2011.12.16 14:00 (2/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614010009-n2.htm

 《ここで指定弁護士は『潮目』という言葉について質問する。この点は第6回公判で大久保元秘書が証人出廷した際にも質問されており、東北出身の大久保元秘書らしい発言として取り上げられた。だが、大久保元秘書は自らの発言であったことを否定、「前田検事が思いついたのでは」と証言している》

 証人「大久保さんが『潮目を変えたい』と言った。潮目という言葉は特徴的だったので調書に入れた。なぜ入れたかというと、それまでの調べて、大久保さんが岩手県の出身で、議員もやっていたと。小学校の授業でもやりますが、三陸海岸の横の方で、暖流と寒流がぶつかるところ(潮目)がある。大久保さんは他にも面白い言い方をしていました。自分のことを『江戸家老』で、地元秘書を『城代家老』。政治献金を『ご浄財』と言っていました」

 指定弁護士「いずれも面白い表現だから調書に取り入れた?」

 証人「そうです。余談ですが、私も逮捕勾留されて、6日目くらいから話し始めましたが『潮目を変えたい』という表現をパクって使いました」

 指定弁護士「あなたが陸山会事件の取り調べでその言葉を知って、自分の供述でも使用したのですね」

 証人「言い方が面白いので使いました。大久保さんの生言葉です」

 

【小沢被告第10回公判(4)】
「潮目を変える」はいい表現 自分の逮捕時にも「パクった」
2011.12.16 14:00 (3/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614010009-n3.htm

 《次に指定弁護士側は平成22年1月30日に、前田元検事が大久保元秘書を取り調べた際のことについて質問する。弁護側が冒頭陳述で、前田元検事が「石川が(容疑を)認めている」という「真実に反する」内容を告げたとする部分だ。こうした調べは「切り違え尋問」と呼ばれ、違法捜査にあたる》

 指定弁護士「大久保さんは1月30日の取り調べの際に、『石川さんが(容疑を)認めているといわれた』と証言していますが、あなたは言いましたか」

 証人「分かりやすくいうと聞き違いです。そういうことはありません。1月30日以前に自白調書は存在している。これまで私が法廷に出てこないので、大久保さんに(その発言は)『違う』といえる人がいなかった。まあ、言う機会が設けられなかった」

 指定弁護士「あなたの取り調べ2日目で自白して、3日目に調書を作成していますね。切り違え尋問をする意味はありませんね」

 証人「そうですね。普通そんな尋問をしたら弁護士さんに接見して聞きますよね。『石川はこう言っているのですか』とか。当時、もし(切り違え尋問を)やっていたら、弁護士さんからクレームがあるはずです。でもそんなことはなかった」

 指定弁護士「切り違え尋問をする必要性もないし、そんな危険な行為をする意味がないということですか」

 証人「たった1日だけの調べではないので。今日無理しても翌日の調べがある。弁護士さんに伝わって『調書には絶対サインするな』とか言われるかもしれない。そんなこと(切り違え尋問)をするリスクがある事件ではない。それに私は大久保さんの話を聴いて調書にするだけ。事件を組み立てるのは主任(検事)の責任で、私の仕事ではない」

 指定弁護士「では切り違え尋問をする必要はない?」

 証人「する必要はない」

 

【小沢被告第10回公判(4)】
「潮目を変える」はいい表現 自分の逮捕時にも「パクった」
2011.12.16 14:00 (4/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614010009-n4.htm

 《弁護側と大久保元秘書の主張を、前田元検事は真っ向から否定した》

 指定弁護士「取り調べの検事同士で『こんなことをぶつけよう』とか、『なんて言っていた』という作戦会議はあるのですか」

 証人「作戦会議というと格好いいですが、『石川さんはなんて言っているの』とか話をすることはある。(当時取り調べをしていた検事の)期を具体的にいうと、池田さんを取り調べていた△△検事(法廷では実名)は2期上。□□検事(同)は10期上で副部長。(石川議員の聴取を担当した)○○検事(同)は私より期が下なので、結構ぶっちゃけた話はしていました。まあ一番話をしたのは○○ですね」

 指定弁護士「『潮目』という言葉は1月26日の調書にのっているが、大久保さんはその日に言ったのか」

 証人「26日の調書は何日間の調べをさかのぼっている。実際に発してから何日か経っている思う」

 《続いて指定弁護士側は東京拘置所での取り調べの様子について質問を行う。前田元検事は同拘置所では常駐の検察事務官がいないため、1人の事務官が複数の業務を行うことを説明。容疑者の取り調べの際に、検察事務官が取調室の席を外すのは日常茶飯事であることなどを説明した》

 指定弁護士「大久保さんんは(東京拘置所で)調書の中身をどのように閲読していましたか」

 証人「口で言うのは難しいが、1枚1枚カルタのように並べて読んでいた」

 《終始、流暢(りゅうちょう)な口調で話す前田元検事。ただ、1つの質問に対して1人で2、3分しゃべり続けることも多く、指定弁護士側も質問しにくそうだ》

 

【小沢被告第10回公判(5)】
裏献金立件“積極派”は特捜部長ら数人だけ…現場は「厭戦ムード」
2011.12.16 14:31 (1/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614320013-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


(11:30~12:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事に対する、検察官役の指定弁護士の証人尋問が続けられている》

 《大久保隆規元秘書=1審有罪、控訴中=の取り調べの状況についてただす指定弁護士に対し、前田元検事は冗舌に答えていく》

 指定弁護士「大久保さんは調書のチェックを念入りにしていたのですか」

 証人「そうですね。西松建設事件の時は軽率にサインしたのではないかと思いましたね。だから、過去の経験があったのでじっくり見るのは当然だと思いました」

 指定弁護士「調書の中に『規定事項』という言葉がありますが、大久保さんは『前田さんが作った言葉』といっていますが」

 証人「規定事項という言葉は、大久保さんが生で使った言葉です。(大久保元秘書の)前任の秘書の人がいて、『その人のころからの規定事項だったんですよ』という言い方でした。そういうことで自分の関与を薄めるというか、『規定事項ということで自分ではどうしようもなかった』という内容でした。彼のいっている言葉で入れています」

 

【小沢被告第10回公判(5)】
裏献金立件“積極派”は特捜部長ら数人だけ…現場は「厭戦ムード」
2011.12.16 14:31 (2/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614320013-n2.htm

 指定弁護士「詳細を見て大久保さんから何らかの申し入れはありましたか」

 証人「あったはずです。よく読んでいましたから」

 指定弁護士「大久保さんの申し入れを盛り込んで調書を作ったのですか」

 証人「そうですね」

 指定弁護人「今となって『検事が作った』などと言われるのは心外ですか」

 証人「心外ですけども、(被告が)しゃべったことが調書になるわけだけど、(罪を逃れるためには)検事が悪いとか、あるいは検察が悪いとか言わないといけないわけですよね。大久保さんがいろんなことを言っていますが、腹を立てているということはないです」

 《指定弁護士は、さらに細かい取り調べの状況について質問を続ける。大久保元秘書は法廷で前田元検事の調書作成時の様子は「作家のようだった」などと証言している》

 指定弁護士「話を全然聞かずに、調書を作ったのですか」

 証人「違います。聞きながら(パソコンに)入力していきました。私の入力よりも先に(大久保元秘書が)話を続けようとするので、『ちょっと待って』と言ったことはありました。この『ちょっと待って』と言ったときにパソコンを打っているところを、作文をしたと言いたいのでしょうけど、そんなことはありません」

 「大阪地検特捜部に当時いたわけだけども、『なんで自分が東京の事件に…』という思いはありました。だが仕事である以上、淡々と本人(大久保元秘書)の話を聞かなきゃね、と。もし全くのでたらめだったら、もっと本人にとって、もっとひどい内容になりますよね」

 

【小沢被告第10回公判(5)】
裏献金立件“積極派”は特捜部長ら数人だけ…現場は「厭戦ムード」
2011.12.16 14:31 (3/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614320013-n3.htm

 指定弁護士「調書作成の時に『私は作家。司馬遼太郎のようだ。調書作成は作家の時間だ』などと言ったのですか」

 証人「私も新聞報道で見てにやりとしました。確かに司馬遼太郎は尊敬していて、話をしたことはある。私は調書に雑談を盛り込んだりする。たとえば、本件では陸山会の名前の由来を聞いて、それを盛り込んでいる。大久保さんとも『雑談の話を入れるんですね』という話をしたことはありました」

 「司馬遼太郎の小説の何がおもしろいかというと、途中にうんちくが入る。そういうことがあったので、別の事件の被疑者から『(前田元検事が作成した調書は)横の話を入れているのがおもしろい』という評価されたこともありました。そういう話が出たので司馬遼太郎の話をした。『私が司馬遼太郎だ』と言ったというのは、大久保さんがすり替えているけど、実際にそうではないです。何度も言いますが作文であれば、本人にとって不利になるようにします」

 《調書作成について、かつての“エース検事”のプライドをのぞかせ、持論を展開する前田元検事。大久保元秘書の『調書は作られたもの』という主張を否定し続けている》

 《話題は、前田元検事がフロッピーディスクのデータを書き換えて逮捕された郵便不正事件の押収資料改竄事件に移った》

 指定弁護士「あなたは、ある事件の証拠に手を加え、検察を解雇され、服役中ですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「なぜ改竄したのですか」

 

【小沢被告第10回公判(5)】
裏献金立件“積極派”は特捜部長ら数人だけ…現場は「厭戦ムード」
2011.12.16 14:31 (4/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614320013-n4.htm

 証人「話すと5、6時間かかりますが、端的に言うと、検察の体面を保つことと、自身の保身のためです」

 指定弁護士「主任検事として大きなプレッシャーを感じていたのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「本件でもそうですか」

 証人「それは全然違います」

 「厚生労働省の事件では、大阪高検検事長が積極的で、単独犯ではあり得ないという雰囲気があった。一方で、本件では(ゼネコンからの)裏献金で小沢先生を立件しようと積極的なのは、東京地検特捜部特捜部長や■■主任検事(法廷では実名)など一部で、現場は厭戦(えんせん)ムードでした。東京高検検事長も立件に消極的と聞いていましたし、厚労省の事件とは比較になりませんでした」

 「大久保さんを取り調べましたが、『とても無理ですよね』と感じました。小沢先生を土曜日に取り調べて、当時の特捜部長だった佐久間(達哉)さんらが東京拘置所に陣中見舞いに来ました。そのとき、私と○○検事(法廷では実名)、△△検事(同)が向かい合って座っていました。佐久間さんは『雰囲気を教えてくれ』ということを言われました」

 「(前田元検事の上司だった)大阪地検の特捜部長であれば、怒鳴られて言えないけど、佐久間さんはそんなことはなかった。『大久保はどう?』と聞かれたので、『頑張ってみますけど難しいです』と暗に立件は無理と伝えました。他の検事も同じようなことを言っていたと思います。一部積極的な人もいたが、小沢先生まで行くことはないと思いました」

 

【小沢被告第10回公判(5)】
裏献金立件“積極派”は特捜部長ら数人だけ…現場は「厭戦ムード」
2011.12.16 14:31 (5/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121614320013-n5.htm

 「最初に、■■主任検事が小沢先生を割れませんでした。主任が負けて帰ってきたのに、そんな主任のもとで頑張ろうとは思いませんでした」

 指定弁護士「あなたは無理せずに適正に調書を作成したということですね」

 証人「はい」

 指定弁護士「東京地検の見立てがまずいと思ったのは、企業献金の筋の見立てが大きいですか」

 証人「そうですね。もっと小沢先生周辺や奥様の資金周りを調べるべきだと思いましたが、それができていなかった。4億円が企業からの献金と『妄想』する人もいたが、正直ついて行けなかったですし、ついて行きませんでいた」

 「個人的には、自由党が解党になったときの政党助成金がたまっているのでは、と考えました。これも妄想ですけど、(捜査が)変な方向に行っているなと思いました」

 《指定弁護士の証人尋問が終わり、大善文男裁判長が休廷を告げた。午前中の審理が終了するまで持論を展開し続けた前田元検事。その様子を、小沢被告はじっと聞いていた。午後の審理は午後1時半から再開し、弁護側の反対尋問が行われる》

 

【小沢被告第10回公判(6)】
小沢被告の言葉は「おうっ」が最大限「MAXだ」
2011.12.16 16:20 (1/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616210014-n1.htm

Trl11121616210014n1 前田恒彦元検事への証人尋問を聞く小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (13:30~14:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、約1時間半の休憩を挟んで、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事に対する弁護側の反対尋問が始まる》

 《前田元検事は、陸山会の会計責任者だった大久保隆規元公設第1秘書(50)=1審有罪、控訴中=の聴取を担当した。弁護側は、前田元検事が大久保元秘書に、陸山会の実際の会計事務を担当していた元秘書の石川知裕衆院議員(38)が収支報告書の虚偽記載を認めていると嘘の事実を告げたと主張している》

 《その上で、石川議員から収支報告書に関し、「小沢先生からお借りした4億円と深沢の土地購入の件は外しています」などと報告を受けたとする供述調書を作って、大久保元秘書に署名させたとしている。弁護側は、争点とされる調書の任意性について追及するとみられる》

 《大善文男裁判長が小沢被告の入廷を促した。小沢被告はいつもの通り、裁判長に深々と頭を下げ、弁護側の席に着いた。続いて、前田元検事が証言台に座った。前田元検事は、当時大阪地検特捜部に勤務。応援で大久保元秘書の取り調べを行うことになった。弁護側は、この点から確認していく》

 弁護人「誰から応援の指示を受けたのですか」

 証人「(証拠改竄事件で犯人隠避罪に問われている)大阪地検特捜部長の大坪(弘道)さんと副部長の佐賀(元明)さんです」

 弁護人「どのように?」

 証人「(実際に応援に入る前の)週末に部長の部屋に呼ばれましたところ、夕方に大坪さんと佐賀さんがビールを飲んでおりまして『まぁ、まず飲んでくれ』と言われました」

 

【小沢被告第10回公判(6)】
小沢被告の言葉は「おうっ」が最大限「MAXだ」
2011.12.16 16:20 (2/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616210014-n2.htm

 《午前の指定弁護士の尋問に続き、午後の弁護側による質問にも冗舌に答えていく》

 証人「そこで『すまんが行ってくれ』と…」

 弁護人「前田さんは、どうして自分が呼ばれたのだと思いますか」

 証人「東京地検からは大阪から4人ほしいと要請がありました。2人は私と後輩の検事(公判では実名も出す)の2人が名指しされ、あとは誰でもいいということでした。ただ、大阪も4人出すと回りませんから、週明けに2人で折り合いをつけたようです」

 弁護人「もう1人は後輩の検事ですね」

 証人「そうです」

 弁護人「○○事件(法廷では実名)を担当していたのではないのですか」

 証人「よくご存じですね」

 弁護人「(立件に向け)内偵していましたね」

 証人「内偵というか、着手のタイミングが合わないだけだった。私は知恵袋というか、(後輩の検事に)アドバイスをしていた。だから(この事件を)認識はしています」

 《少々かみあわない答えが続くが、男性弁護士は質問を続ける》

 弁護人「この事件は、どうなりましたか」

 証人「もちろん東京に行っている間は、できませんが、東京から戻り、もう一回頑張ろうと練ったが、すぐに厚生労働省の公判が始まり、他の事件はできないとなった」

 弁護人「今も立件されていませんね」

 証人「その通りです」

 弁護人「後輩の検事は陸山会事件の応援で何を担当していましたか」

 証人「捜査では身柄班とそれ以外の在宅班に分かれており、在宅班ではさらにゼネコン班など細分化している。下請け班のどこかに入っていたと思う。捜査体制表をクリアファイルに入れて保存しているが、それを見れば分かる」

 

【小沢被告第10回公判(6)】
小沢被告の言葉は「おうっ」が最大限「MAXだ」
2011.12.16 16:20 (3/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616210014-n3.htm

 弁護人「東京地検特捜部は大阪地検特捜部の捜査を中断させても応援を取るような上位にあるのですか」

 証人「本当にふざけるなという感じですよね。大阪は厚労省事件があっても東京から応援を借りることはないのに…」

 弁護人「東京地検の上級庁も(大阪地検から応援をもらうことを)把握していましたか」

 《前田元検事は、ここで東京地検特捜部長や最高検の担当検事らとのつながりがあり、自分が抜擢(ばってき)されたのではないかと、弁護人の質問の趣旨とは違う回答をする。このため、弁護人は再度同じ質問をするが、結局かみ合わず、他の質問に切り替える》

 《前田元検事は、午前中の公判で、他の検事が作成した調書を見ていたと証言した。また、「作戦会議」のような他の検事との打ち合わせもあったと明かした》

 弁護人「確認ですが、他の検事の調書も見ていたのですね」

 証人「はい」

 弁護人「作戦会議もしていたのですね」

 証人「作戦会議といえば大げさですが、休憩のときには、みんなで昼ご飯を食べるのですが、今は、石川(議員の調べ)はどうなってるのかなと聞くことはあった」

 弁護士「1日のうちどれくらいの時間ですか」

 証人「延べ時間のことですか。昼ご飯のときは15分なり20分なり…」

 弁護人「(石川議員を取り調べた)○○検事(公判では実名)は、どう話していましたか」

 証人「いろいろな話をしましたが…。小沢さんのプラスとマイナスもありますが、両方話していいですか?」

 弁護人「お願いします」

 

【小沢被告第10回公判(6)】
小沢被告の言葉は「おうっ」が最大限「MAXだ」
2011.12.16 16:20 (4/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616210014-n4.htm

 証人「石川さんが小沢さんに(虚偽記載を)報告した際、『おう』と言ったとする調書がありましたが、『生の話を記載したのか』と(○○検事に)尋ねたところ、『言っていることを記した』と話していましたね。ただ、『おう』と言っただけでは…と、『石川氏はもっと中身のある話をしていないのか』とも尋ねましたが、『(それで)いっぱい、いっぱい。MAX(マックス)だ』と。小沢さんの起訴は難しいなと感じた」

 《前田元検事は、いったん語り出すと止まらない。「MAX」というのは最大限、精いっぱいの供述という意味なのだろうか》

 《午前の公判で、上層部はゼネコンから5千万円の裏献金を受け取っていたと見立てていたと証言した》

 証人「○○検事も『石川さんが5千万円(の裏献金を)受け取っていた事実はないんじゃないか』と言っていた。副部長の□□検事(法廷では実名)も『おそらくない』という認識で、私のところも大久保さんが500万円を受け取ったのがMAXと言っている。(検事らの)士気は下がっていた。まぁ、とりあえず会議ではなく、こんな感じで他の検事と打ち合わせのようなものをしていました」

 弁護人「前田さんは○○検事に何と話しましたか」

 証人「政治資金収支報告書は、(陸山会の実際の会計担当者の)石川さんで、私(が担当していた大久保元秘書は)のマターは4億円の原資が何かということ。○○検事は難しいといっていたので、頑張れと(励ましていた)」

 《○○検事は前日の第9回公判に証人出廷して証言をしている》

 弁護人「○○検事は調べの検事同士は、一切取り調べの状況を話していないと証言しているが」

 証人「…」

 

【小沢被告第10回公判(6)】
小沢被告の言葉は「おうっ」が最大限「MAXだ」
2011.12.16 16:20 (5/5ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616210014-n5.htm

 弁護人「他の検事が作成した調書も見ていないと言っていたが、嘘ですか」

 証人「私の場合は、少なくとも小沢先生の調書や石川さんの調書など、当然受け取っていた。他の検事も同様だと思う」

 《男性弁護士の質問は続く。前田元検事が平成22年1月に、東京地検特捜部により行われた小沢被告の1回目の任意の事情聴取を事前に知らなかったとした証言を追及する》

 弁護人「事前に知らなかったのですか?」

 証人「保秘でした」

 弁護人「どうして保秘にする必要があるのですか」

 証人「40人の検事に事務官がつき、100人の捜査体制。そこにマスコミがやってくる。(東京に応援に来て)ウイークリーマンションを借りていたが、(調べから)戻ってくると、記者が待っている。『大久保さんの調べどうでしたか』と。私は口が堅いので完全無視を通したが、地方から来た事務官などもいる。小沢さんの聴取時期という重要な情報が漏れることもある」

 弁護人「マスコミに漏れると何か支障があるのですか」

 証人「マスコミは面白おかしく書くし、事情聴取の時期が漏れれば、口裏合わせをされることもある。いろんなことを考え、保秘にする」

 《大久保元秘書は、前田元検事から小沢被告の1回目の任意聴取の前に、大久保元秘書の調書を作成する必要があると迫られたと主張している》

 弁護人「事前に小沢さんの聴取日を知らなかったとなると、大久保さんに調書作成を迫る必要もないということになりますが…。間違いないですか」

 証人「間違いないですよ」

 《この証言を引き出した時点で、弁護人は小沢被告の任意聴取前の新聞各紙を示す。そこには、事前に聴取日を知らせる内容が記載されている》

 弁護人「これらの朝刊などは、聴取が近いことを記していますよね」

 証人「はい。そのようですね」

 弁護人「トップシークレットではありませんよね」

 証人「私自身は本当に知らなかったんですよ。調べ終えれば、ウイークリーマンションに帰る毎日で、新聞は読んでいませんでした」

 《前田元検事は、きっぱりと否定する。ただ、その後の2回目の小沢被告の任意聴取は、時期は不明ながらも事前に知っていたと証言した。小沢被告は目を細めてじっと前を向いている》

 

【小沢被告第10回公判(7)】
「証拠隠しは言ったっけ」「石川議員が『土下座』」…止まらぬ“暴露”
2011.12.16 16:40 (1/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616400016-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


(14:00~14:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、大久保隆規元公設第1秘書=1審有罪、控訴中=の取り調べを担当した前田恒彦元検事=証拠改竄(かいざん)事件で実刑確定=に対する弁護側の尋問が続いている》

 《男性弁護士は昨年1月、大久保元秘書の取り調べを行っている際に、前田元検事がすでに郵便不正事件をめぐる証拠改竄を上層部に報告していた点について経過を確認。続いて、東京地検特捜部の連絡態勢について質問するうち、多弁な前田元検事にリードされる形で、話はさまざまな方向に展開していく》

 弁護人「(大久保元秘書の聴取について)東京拘置所の取調室で、ファクスやメールで(上層部と)連絡を取っていたんですね」

 証人「(主任検事の)■■キャップ(法廷では実名)からあーしろこーしろ、と言われた、というのは、さして記憶はないんですよね。私の当時の役回りはある種、(供述を引き出す)職人としての能力を買われていたが、(勾留)初日から(大久保元秘書を)担当していたわけでもなく、とてもできない状況だったんですけどね。一方で石川(知裕衆院議員(38)=同=)さんを担当していた○○検事(法廷では実名)は相当プレッシャーを受けていたみたいで。私は調書の内容もタイミングも任されていましたけど、○○さんはキャップに調書の原案を上げて、『朱入れ』(手直し)をされていた。私はキャップにいろいろ言われた記憶はなくて、任されていたんです」

 

【小沢被告第10回公判(7)】
「証拠隠しは言ったっけ」「石川議員が『土下座』」…止まらぬ“暴露”
2011.12.16 16:40 (2/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616400016-n2.htm

 弁護人「午前中の尋問で、他の検事の取り調べにはいろいろ問題があった、と言ってましたよね。どんな問題があったんですか」

 証人「私がそう思う、ということで事実かどうかは別ですけどね。あいつ。あいつじゃねーや、(石川議員の取り調べを担当した副部長の)□□さん(法廷では実名)から聞いたのは石川さんが調べの途中で土下座した、と言っていたんですよね。(□□検事は、石川議員が水谷建設から)5千万円受け取ったやろ、と言ったら、石川さんが否定して、『この通り、受け取っていない証明として土下座もできる』ということで土下座した、と言っていたが」

 「私の素朴な感覚では、否認していた被疑者が次の日の朝に土下座して『嘘ついてました』というのはあり得るけど、普通はないでしょう。国会議員ですよ、当時。いかがなものかと」

 《前田元検事の“暴露”は止まらない》

 証人「それから、細かく正確ではないが、当時、確か石川さんが陸山会と関係なく、ウナギの養殖業者から賄賂をもらったという話があって。実は贈収賄にはあたらないんですけどね。それを贈収賄として調書を取って、『(収支報告書の)虚偽記載を認めなければ考えがあるぞ』と(□□検事が迫った)。それでも石川さんは頑張った。□□検事も『あいつ(5千万円を)受け取ってないんじゃないか』と話していた」

 《大久保元秘書は証人尋問で「担当検事が代わり、小沢さんを陥れようと無理な調べが始まるのではないか、と話した」「(前田元検事から)『あなたは(陸山会事件を)どうしたい』と聞かれた」などと証言。このことについて弁護側が事実関係を問いただすが、前田元検事はこのやり取りを否定した》

 

【小沢被告第10回公判(7)】
「証拠隠しは言ったっけ」「石川議員が『土下座』」…止まらぬ“暴露”
2011.12.16 16:40 (3/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616400016-n3.htm

 《続いて、男性弁護士は、指定弁護士側が事前打ち合わせ後に裁判所に提出した前田元検事の証言要旨をまとめた書面と、この日の発言の矛盾について追及する。だが、前田元検事は質問に含まれていない特捜部捜査の今回の問題点について言及を開始。以降は前田元検事の独擅場となる

 証人「1回目(の指定弁護士との打ち合わせでは)はざっくばらんに、捜査の問題点を含めて申し上げた。『私は小沢さんが無罪だと思う』『指定弁護士も職務上大変ですね』と。捜査にいろいろ問題があったことも言いましたし、証拠隠しのことも…言ったかな? 言わなかったかな?」

 弁護人「証拠隠しって何ですか」

 証人「要は、私が裁判官なら、『無罪』と判決を書く。証拠がすべて出されたとしても…」

 弁護人「いや、『隠された証拠』ってなんなんですか」

 証人「私が思っているだけですけどね。判決では検察審査会の起訴議決が妥当だったかどうかも審理されるわけですよね。そこで検察が不起訴と判断した資料として検審に提出されるもので、証拠になっていないものがあるわけですよ。例えば、(自分が取り調べを担当した)大久保さんの調書には全くクレームがないけど、石川さんの調書にはあるんです。弁護士からのクレーム申入書が。でも(指定弁護士との)打ち合わせのときに、指定弁護士は知らなかった。検審に提出された不起訴記録に入っていないから」

 

【小沢被告第10回公判(7)】
「証拠隠しは言ったっけ」「石川議員が『土下座』」…止まらぬ“暴露”
2011.12.16 16:40 (4/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121616400016-n4.htm

 「私はクレームが来ていないから胸を張って任意性がある、と言えるんですけど。石川さんの調書に問題があったんじゃないですかね。(石川議員の取り調べに対する)クレームはバンバンあったくらいの印象がある。指定弁護士も調査したら1、2通見つかったと言っていたが、私の印象ではもっとあると思いました。それが証拠に含まれていれば、審査会が見て、調書の信用性は減殺されるわけですよね」

 《前田被告は息つく間もなく、小沢被告を無罪と考える根拠として、立件材料がそろわなかった点を説明する》

 証人「それに、この事件では捜査態勢が、途中でものすごく拡充されたんですよ。(元秘書ら逮捕者の取り調べを行う『身柄班』に対して)『業者班』。ゼネコンや下請けの捜査員を増やした。でも、(作成された)調書が、まー、ないでしょ? 大久保さん、小沢さんに裏金を渡しているという検察の想定と違う取り調べ内容は、証拠化しないんです。どうするかといえば、メモにしている。手書きのその場のメモということでなく、ワープロで供述要旨を整理していた」

 「水谷(建設)で言えば、4億円の原資として5千万円は水谷かもね、となっても、残りの3億5千万円については分からない。何十人の検察官が調べて、出てこない。検審にそれが示されれば、水谷建設の裏献金の信用性も、減殺されていたはず。想定に合わなければ証拠にならないというのがこれまでの検察で、私も感覚がずれていて、厚労省の(証拠改竄)事件を起こすことにもなった

 《昨日の敵は今日の友。前田元検事の思わぬ“援護射撃”に小沢被告は興味深そうに耳を傾けている》

 

【小沢被告第10回公判(8)】
「別の質問をされた方がいいですよ」弁護側に反論、法廷から失笑
2011.12.16 17:07 (1/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617070017-n1.htm

Trl11121616210014n1 前田恒彦元検事への証人尋問を聞く小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (14:30~15:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事が証人として出廷し、弁護側が質問を続ける》

 《捜査の現場でのメモの取り扱いの話など、たびたび質問されていないことにまで言及を始める前田元検事。弁護人側は質問の方向を修正するため、話を東京拘置所での取り調べ方針に戻す》

 弁護人「話を戻しますが、検察事務官に(取り調べの際に)席を外させるのは秘密保持のためということを言っていますが、回数は多かったのですか」

 証人「東京拘置所の仕組みを説明しますと…」

 弁護人「それはいいんです。前田さんの判断で事務官の席を外させることはありましたか」

 証人「部屋から出てくれとは言ったことがない。大久保さんが『他の人に話をしにくいな』という話題のときには、事務官が雰囲気を察して(自ら)席を外した。特捜部の事務官はアホではないので」

 弁護人「(大久保元秘書の)調書にある『検事調書は証拠価値が高い』というのは大久保さんから出た言葉ですか」

 証人「それは私が書いたんですよ」

 弁護人「どういうときに言ったんですか」

 証人「大久保さんがそのような趣旨で話したので私が書きました」

 

【小沢被告第10回公判(8)】
「別の質問をされた方がいいですよ」弁護側に反論、法廷から失笑
2011.12.16 17:07 (2/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617070017-n2.htm

 弁護人「証拠価値という言葉は専門的な言葉ですが、大久保さんはどういう話をしていたのですか」

 証人「『自白というのは意味がある。サインすることは被疑者として重要。検事の調書は気をつけないといけない』という話だった」

 弁護人「それは大久保さんが言ったのですか」

 証人「そういう趣旨で言っていた」

 《弁護側は、前田元検事が作成した調書の中に、大久保元秘書が供述したのではない部分があるとみて、細かな表現について逐一確認を行っていく。前田元検事が作成した調書の信頼性が問われるだけに、注目が集まる点だ》

 弁護人「先ほどから出ている『潮目を変えたい』という言葉ですが、特徴的だから調書に使ったということですね」

 証人「はい。面白い言葉だったので」

 弁護人「このときの供述調書は、大久保さんが(その後に)供述をひっくり返す可能性があるということで作成したのですね」

 証人「はい。将来的にあると思っていました」

 弁護人「なぜこのような言葉を取り入れたのですか」

 証人「あの、私は検事15年で、特捜は8、9年やってますし、バカではないですから。話を取り入れて信頼性を高めるという意味で取り入れたんです」

 《徐々にヒートアップして口調も反論調になる前田元検事。説明する際も右手を振り回すなどボディーランゲージを交えている。質問する弁護人も気押され気味だ》

 

【小沢被告第10回公判(8)】
「別の質問をされた方がいいですよ」弁護側に反論、法廷から失笑
2011.12.16 17:07 (3/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617070017-n3.htm

 弁護人「潮目という言葉ですが、普通は『潮目を変えたい』とは使わず、潮目とは自然に変わっていくものではないですか」

 証人「それは重箱の隅です。答えても前に進みません。別の質問をされた方がいいですよ」

 《人を食ったような前田元検事の回答に傍聴席から失笑が漏れる》

 弁護人「あなたは潮目という言葉を『パクった』とおっしゃいましたね」

 証人「はい」

 弁護人「あなたは逮捕勾留され、取り調べを受けたのは今回(証拠改竄事件)が初めてですね」

 証人「はい」

 弁護人「(大阪地検元特捜部長の)大坪(弘道)さんと(元副部長の)佐賀(元明)さんを尊敬していましたよね」

 証人「…」

 《意味ありげな沈黙に、再び笑いが漏れる廷内。前田元検事は「まあそうですね」と答えた》

 弁護人「2人の関与を認めるのは重大な決意でしたね」

 証人「上司を刺すということなので、そうですね」

 弁護人「その重大な決意をしたときにどうして大久保さんを思い出し、潮目という言葉を使ったのですか」

 証人「大久保さんを取り調べて調書をとった(平成22年)1月30日は、私が佐賀さんに報告した日。1、2月のことは頭に残っている」

 弁護人「あなたは取り調べで『話を作るならばもっとひどいことを書く』と発言したことがありますが、自分で話を作ったことはありますか」

 証人「ないです」

 

【小沢被告第10回公判(8)】
「別の質問をされた方がいいですよ」弁護側に反論、法廷から失笑
2011.12.16 17:07 (4/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617070017-n4.htm

 弁護人「ない? 被疑者から聞いてない話で調書を作ったことは1度もないのですか」

 証人「作文ということだと思いますが、聞いた内容を書くのはすべて作文になりますが」

 弁護人「真実と虚構がありますが、虚構の調書は書いたことはないのですか」

 証人「はい」

 弁護人「(郵便不正事件の)村木(厚子)さんの事件では証拠を改竄しましたよね」

 証人「その通り」

 弁護人「証拠として『いやらしい』からということでしたよね」

 証人「その通り」

 弁護人「証拠の改竄は、証拠隠滅罪にあたることはご存じですよね」

 証人「その通り」

 弁護人「他の証拠と整合するように変えましたね」

 証人「その通り」

 弁護人「村木さんの事件以外で証拠改竄をしたことはありませんか」

 証人「ありません」

 《自身が有罪判決を受けた事件以外では証拠の改竄をしていないと主張する前田元検事。弁護側はさらに追及する》

 弁護人「今まで一度もないのに、村木さんの事件の1回だけ。たまたま朝日新聞に見つかったのですか」

 証人「誰が出したかは分からないが、これは改竄を知っている(検事の)誰かが外に漏らした。たまたまではない」

 弁護人「では1回限りのことが発覚したということですか」

 証人「悪いことはやっぱりできませんね」


 《実刑判決を受けながら悪びれる様子もなく、あっけらかんとする前田元検事。別の場面では大善文男裁判長が「聞かれたことだけに答えてください」と注意するなど、質問をはぐらかすケースも多い。これまでの公判を無表情で通してきた小沢被告も、目を開いて前田元検事の話を聞くなど、興味を持っているようだ》

 

【小沢被告第10回公判(9)】
データ改竄の上申書「ほぼ全部作り話、真っ赤な嘘」とあっけらかん
2011.12.16 17:49 (1/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618020019-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (15:00~15:17)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は前田恒彦元検事に対する弁護側の反対尋問が続けられている》

 《男性弁護士が証拠改竄(かいざん)事件や、過去に捜査を担当した事件を例に挙げ、前田元検事の作成した調書の信用性について追及。これに弁護側が「本件とは関係ない」と何度か異議を申し立てるなど、やりとりは紛糾している》

 弁護人「大久保(隆規元秘書)さんに、『予備知識がないから話を作れない』と言いましたか」

 証人「予備知識? 私が? 大久保さんに『話を作る』って言ってないですよ」

 弁護人「言ってないんですか?」

 証人「言ってないです。西松建設事件ってどんな事件かというのは聞きました。作るというのは、作文という意味ですか」

 弁護人「そういうことですかね」

 証人「言っていないです!」

 《供述調書の偽造を意味する「作る」という言葉に、猛烈に反発する前田元検事。質問をする男性弁護士に向かって、これまでよりも大きな声で否定した》

 《続いて、弁護側は前田元検事自身の証拠改竄事件についてただした》

 弁護人「平成20年1月29日、(大阪地検特捜部の同僚の)国井弘樹検事から、他の検事に改竄を話したと電話がありましたね」

 証人「はい」

 弁護人「2月1日か2日には、国井検事とデータの一部を書き換えてしまった可能性があるという筋書きについて話をしましたか」

 証人「2日ですかね。筋書きの話は事実です」

 

【小沢被告第10回公判(9)】
データ改竄の上申書「ほぼ全部作り話、真っ赤な嘘」とあっけらかん
2011.12.16 17:49 (2/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618020019-n2.htm

 弁護人「この筋書きは東京拘置所で(大久保元秘書の取り調べと)平行して作りましたか」

 証人「いや、そうではないです。調べの合間というか、取り調べの部屋には誰もいない状態で作りました。当時上司だった佐賀(元明・元大阪地検特捜部副部長)さんに『嘘の筋書きを作っておけよ』といわれて作りました」

 弁護人「嘘の筋書きを文章化したのは2月8日ですね」

 証人「そうですね」

 《ここで、弁護側はこの嘘の筋書きを書き並べた上申書を証拠として示そうとするが、指定弁護士側はこれに反発。「本件とどう関わりがあるか、供述を取ってから示すべきだ」と主張した》

 《一方、弁護側は「信用性を争うために必要」と再反論するが、大善文男裁判長は、上申書を示さずに本件との関わりをただすように弁護側に指示した》

 弁護人「大阪に帰って上申書を書いたんですか」

 証人「そうですね。でも、やっぱり(上申書を)示した方がいいと思うんですよ。もっと他に聞くことがあると思いますから。何があったのか、全て話そうと思ってここに来ていますから」

 《すこしあきれたような口調でこう口にする前田元検事。弁護側と指定弁護士側の緊迫したやりとりを一気に覆すような発言に、傍聴席から笑いが漏れる。大善裁判長がここで直接、前田元検事に質問した》

 裁判長「上申書がどういうものか覚えていらっしゃいますか」

 証人「(データの書き換えが)実際は故意犯だったのを、過失犯だったかのように嘘の筋書きを書いたものです」

 裁判長「内容は記憶にあるのですね。では、弁護側はそのまま質問を続けてください」

 

【小沢被告第10回公判(9)】
データ改竄の上申書「ほぼ全部作り話、真っ赤な嘘」とあっけらかん
2011.12.16 17:49 (3/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618020019-n3.htm

 弁護人「ご希望に添って簡潔に質問します。上申書には『フロッピーのデータを過誤により改変した可能性があります』と書いてありますよね」

 証人「ほぼ全部作り話です。真っ赤な嘘ですね、本当に」

 弁護人「『コピーデータの上書き保存の際、遊び感覚で適当な数字を入れた』というのも作り話ですか」

 証人「そうですね」

 《前田元検事は過失でデータを書き換えたとする上申書を「真っ赤な嘘」と正直に、むしろあっけらかんとした様子で虚偽だと認めていく。この一連のやりとりに傍聴席からは再び笑いが起きた。小沢被告も、にやにやと笑みを浮かべている》

 《しかし、指定弁護士側がここで再び異議を申し立てた》

 指定弁護士「これ以上詳細に踏み込む必要はないと考えます」

 弁護人「本件の取り調べと近接した時期に、検察官として改竄を隠蔽する話をしているんです。関連性はあることは明らかです」

 《大善裁判長は、他の裁判官と小声で話し合い、こう弁護側に告げた》

 裁判長「すでに出ている話だと思いますし、この辺でいいのでは…」

 弁護人「では、もう一つだけお願いします」

 裁判長「では、お願いします」

 弁護人「上申書の中で、『音楽を聴きながら作業していたので、データを上書きしたときに小さい回転音がするのですが、ヘッドホンをしていたので回転音に気づかなかった』とありますが、こういうディテールも嘘ですか」

 証人「音楽を聴いて作業することはありますが、前提が嘘だから、細かいことも嘘です」

 弁護人「(当時の大阪地検の)小林(敬)検事正にも上申書に沿って報告しましたか」

 証人「はい。小林検事正の聞き取りのあと、『報告書にしてくれ』といわれ、上申書を報告書として書き換えました」

 

【小沢被告第10回公判(9)】
データ改竄の上申書「ほぼ全部作り話、真っ赤な嘘」とあっけらかん
2011.12.16 17:49 (4/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618020019-n4.htm

 弁護人「最初から検事志望だったんですか」

 証人「司法修習生時代ですか。はい」

 弁護人「検事になって14年間勤めたんですね」

 証人「そうですね」

 弁護人「そのうち特捜部は9年ですか」

 証人「はい、約9年です」

 弁護人「あなたは『私の行為で検察の信頼が失墜してしまった負い目を感じている。ですが、特捜部も検察も愛しています』と話されていたようですが」

 証人「はい」

 弁護人「今でもそうですか」

 証人「今でも愛しているからこそ、今、改革が進んでいますが、2点を改革すべきだと思います。一つは、手持ちの資料は全て開示する。検察に不利な証拠があったことが後に判明することは、今の“流行”みたいなものです。私の件をきっかけに大きく検察組織を変えるなら、検察だけの判断で『この証拠は出さない』というのはやめるべきです

 「もう一つは、強制だろうが、任意だろうが、捜査の様子は可視化すべきです。今回の件でも、大久保さんにはかなりデタラメを言われた。検事が改竄したか、しないかなんてのは不毛なやりとりなんです。だから、可視化を進めるべきです。供述調書も作らずに、録音録画する。そこまで検察が改革に踏み込めるかどうかです。検察、特捜は今でも愛しています」

 「今は被疑者から自白を取った検事が悪いかのように思われている。確かに自白を取ることは被疑者にとってつらいことだけど、真実を引き出そうというのが検察。それが突然、公判で『言ってない』とか供述が覆っておかしくなって、(裁判で証人として)呼ばれる。それは心外です。それを避けるために可視化すべきです」

 弁護人「大久保さんのときは可視化しましたか」

 証人「可視化されていません」

 弁護人「終わります」

 《弁護側が質問を終え、男性弁護士が座ろうとすると同時に、前田元検事の「(可視化を)すればいいのに」というつぶやきが、マイクにのり、法廷に響き渡った。傍聴席からは、また笑いが漏れる》

 《ここで、弁護側の反対尋問は終了し、約30分間の休廷に入った。再開は午後3時50分からで、指定弁護士からの最終尋問が15分間行われることが告げられた》

 

【小沢被告第10回公判(10)】
トイレで小用しながら「割れた?」 与太話で情報交換
2011.12.16 18:01 (1/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617500018-n1.htm

Trl11121612060003n1大善文男裁判長(中央)の前で証言する前田恒彦元検事(左)と、証言に耳を傾ける小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (15:50~16:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、約30分の休憩を挟んで、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事に対する検察官役の指定弁護士の再尋問が始まった》

 《前田元検事は、今公判で、平成22年1月に東京地検特捜部によって行われた小沢被告の任意の事情聴取を事前に知らなかったと証言した。指定弁護士はこの点をまず確認する》

 指定弁護士「まず1点。事前に、(小沢被告を近く聴取するという)報道があったにもかかわらず、知らなかったのですね」

 証人「そうです」

 指定弁護士「小沢被告側の弁護人と日程調整もするのですね」

 証人「先ほど、私は検察幹部がマスコミに漏らしたような話もしましたが、弁護士が記者に漏らすことも考えられます。ただ、いずれにしましても、私は知らず、驚いたということです」

 指定弁護士「検察はトップシークレットで下の者には伝わっていなかったのですね」

 証人「そうですね」

 《続いて、指定弁護士が事前に前田元検事に面会し、どのような内容の質問を本日行うのかを裁判所に提出した書面について尋ねていく》

 

【小沢被告第10回公判(10)】
トイレで小用しながら「割れた?」 与太話で情報交換
2011.12.16 18:01 (2/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617500018-n2.htm

 《前田元検事が公判で書面に記されている取り調べの場面と、若干違う証言を繰り返している。前田元検事は当時、大阪地検特捜部で勤務。東京地検からの応援要請を受けて、途中から陸山会の会計責任者だった大久保隆規元公設第1秘書(50)=1審有罪、控訴中=の聴取を担当した》

 指定弁護士「書面では、大久保さんに対し『(事件の)予備知識もないので(供述調書に)嘘を書けないし、正直に話してほしい』との内容になっているがこちらも違うのか」

 証人「『話を作ることはないので』と、このようなニュアンスは指定弁護士の先生に説明したような気がしますが、手持ちがないので嘘を作るというようなやり取りを大久保さんとした記憶はありません」

 指定弁護士「大久保さんに対し、『あなたはどうしたい?』と質問したとも書面にありますが…」

 証人「私の記憶では、少なくとも指定弁護士の先生に、そう言ったという記憶はありません」

 《指定弁護士は、前田元検事が作成した大久保元秘書の調書についての細部の再確認も行う》

 指定弁護士「調書にはあなた(前田元検事)の発言が、(真実を語る)背中を押したとする内容もありますが…」

 

【小沢被告第10回公判(10)】
トイレで小用しながら「割れた?」 与太話で情報交換
2011.12.16 18:01 (3/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617500018-n3.htm

 証人「(そういうやり取りが調書に)あったか、すら覚えていない。あったのではないかと言われれば、書いているので、あるのでしょうが…。私は、ものすごく些末なことだと思いますが」

 《前田元検事は、公判で他の検事が作成した調書などの資料も見ていたと証言。さらに、陸山会の実際の会計事務を担当していた元秘書の石川知裕衆院議員(38)の聴取を行った○○検事(法廷では実名)に捜査状況を尋ねていたことを明かした。指定弁護士側はこの点も確認する》

 指定弁護士「○○検事が実際に資料を取り寄せていたことは確認しましたか」

 証人「確認はしていません」

 指定弁護士「調べ官の横のつながりは定期的にありましたか。例えば、ミーティングとか」

 証人「ミーティングとかはありません。ただ、みな東京拘置所に出勤し、夜遅くまで缶詰なので、一緒に過ごす時間が多くなるわけですよね。私は△△検事(法廷では実名)とは面識がありましたが、○○検事と副部長の□□検事(同)とは面識がなかった。最初はぎこちないが、一緒に昼ご飯を食べるにつれ、いろいろと聞くようになる。与太話で『今どんな感じ。認めているの?』とかを自然と聞く。トイレで小用をたしているときとか、『割れた?』とかも聞く。割れないと思っているものの、割ってほしいというのが事実ですし」

 

【小沢被告第10回公判(10)】
トイレで小用しながら「割れた?」 与太話で情報交換
2011.12.16 18:01 (4/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121617500018-n4.htm

 《続いて、弁護側が簡単な事項を確認し、指定弁護士側、弁護側双方の前田元検事への尋問が終了。左陪席の裁判官の質問に移行した》

 裁判官「前任の検事からの本件、政治資金収支報告書虚偽記載について、具体的にどのように引き継ぎを受けたのですか」

 証人「本件そのものの認否については、文言はどうあれ、留保しているという趣旨だった」

 裁判官「あなたが尋ねた際、(大久保元秘書は虚偽記載について)『思いだしているところだ』と説明したのですよね」

 証人「はい」

 裁判官「その後、認めた際には、どのようだったのですか」

 《問題の土地を購入する際、小沢被告は4億円の資金は用意していたが、その後、りそな銀行からも、定期預金を担保に、同額の4億円の融資を受けている。土地の登記は、代金を支払った翌年の1月にずらされている》

 証人「結局、自分が考えたことではなく、『石川(議員)がこういうスキームを作った』と。石川(議員)いわく『これが小沢先生のためになる』と説明を受けたと話していました」

 《裁判官の質問が続く》

 

【小沢被告第10回公判(11)完】
検察は皆「小沢」と呼び捨て 小沢被告も苦笑い
2011.12.16 18:18 (1/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618190020-n1.htm

Trl11121616210014n1 前田恒彦元検事への証人尋問を聞く小沢一郎民主党元代表(イラスト・井田智康)


 (16:20~17:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第10回公判は、大久保隆規元公設第1秘書=1審有罪、控訴中=の取り調べを担当した前田恒彦元検事=証拠改竄(かいざん)事件で実刑確定=に対する裁判官の尋問が続いている》

 《左陪席の裁判官は、前田元検事が大久保元秘書の取り調べ初日に、「あなたは事件をどうしたいんだ」と尋ねた事実があったのかを確認し、前田元検事は記憶になく、あったとしても事実に反する供述を誘導する趣旨ではなかったことを強調する》

 《裁判官は続けて、佐久間達哉・東京地検特捜部長が東京拘置所を訪れ、事件についての見立てを説明した状況について尋ねていく》

 証人「(見立ては)妄想かもしませんが。小沢、小沢先生には申し訳ないが、検察はみな小沢と呼び捨てにしていますが、(特捜部長は)『小沢は当然分かっている』と。ダム工事の謝礼を秘書個人に渡すわけがない、そういう金だから(収支報告書の虚偽記載で)隠す、という見立て。だから(土地購入の原資が)業者からの4億円でなければ、見立ては崩れると」


 裁判官「(石川議員の取り調べを担当した)○○検事(法廷では実名)も聴いていたんですね」

 証人「会議室で。そうです」

 《左陪席の裁判官は最後に、この日、前田元検事が長々と続けた捜査批判について質問する》

 裁判官「今日は陸山会事件についての捜査の問題点を話されていましたが、何か言い残したことはありますか」

 証人「はははっ。抽象的な質問ですね。えーと…」

 

【小沢被告第10回公判(11)完】
検察は皆「小沢」と呼び捨て 小沢被告も苦笑い
2011.12.16 18:18 (2/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618190020-n2.htm

 裁判官「あ、なければ結構です」

 《続いて右陪席の裁判官が質問する。はじめに、大久保元秘書が容疑を認める調書に署名した昨年1月23日、同日に小沢被告の任意の聴取が行われることを事前に知っていたかどうかについて尋ねる。大久保元秘書は「小沢先生の聴取前に容疑を認めるよう強要された」と主張、前田元検事は「『トップシークレット』で聴取の予定自体を知らなかった」と反論している》

 裁判官「弁護側が示したように、(前々日と前日の)21日と22日にも新聞報道がありました。見ていないんですね」

 証人「はい。新聞自体一切見ていないし、普段から買っていません」

 裁判官「インターネットのニュースでも見ていませんか」

 証人「当時一番関心があったのは(自身が捜査に関与していた)厚労省(の郵便不正事件)でしたが。それも見た記憶がありません」

 裁判官「事務室とか、他の検事が話題にしていませんでしたか」

 証人「当日までありませんでした」

 《大久保元秘書は証人尋問で、弁護士を信用しないよう繰り返し言われ、「マインドコントロール」を受けた、と話していた。右陪席の裁判官はこの点についても尋ねる》

 裁判官「弁護士を信頼し続けると不利になると、大久保さんが印象を受ける言い方をしたことはありませんでしたか」

 証人「信頼してはいけないとは言っていません。ただ、小沢さんの記者会見で同席していた弁護士が、大久保さんの弁護士と一緒であることを知って、『利益相反』だということは言いました。私だけでなく、他の検事も言っていた。『なぜあなたの弁護士が小沢さんの弁護士をしているんだ』と大久保さんに言ったことはあります。それに…」

 裁判官「他にはありませんね」

 

【小沢被告第10回公判(11)完】
検察は皆「小沢」と呼び捨て 小沢被告も苦笑い
2011.12.16 18:18 (3/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618190020-n3.htm

 証人「ありません」

 《すぐに話が脱線する前田元検事を止めようと証言を遮る裁判官ら。最後に、大善文男裁判長が質問する》

 《関心を向けたのは、前田元検事の取り調べの中で、大久保元秘書に対する威迫の有無。石川知裕衆院議員(38)=同=や池田光智元秘書(34)=同=の供述調書の作成状況を把握していたことを確認し、質問する》

 裁判長「他の人がここまで話しているというのは、頭に置いて調べているわけですね」

 証人「『当て調べ』(他の被疑者の供述を聞かせる取り調べ手法)ということなら、それはやっていません。信用性の問題があり、(他の秘書らの)嘘の可能性もある。当てるのは怖い。大久保さんが言っていることも、合っているか分からないですから」

 裁判長「頭に入っていれば、心理として供述をぶつけることはありませんか」

 証人「心理としてはあるが、やってはいけないときもある。実際にやるかは別です」

 《大善裁判長は、昨年1月23日、前田元検事が小沢被告の会見をテレビで見た後、小沢被告に対し激しく憤っていたという大久保元秘書の証言について尋ねる》

 裁判長「小沢被告の会見をテレビで見てから、大久保さんに感想をぶつけたことはありますか」

 証人「会見に大久保さんの弁護士が同席していた。それを言ったのは間違いありません。中身で明確にこう言った、という記憶はありませんが、何か(感想を)言っても不思議ではない状況とは思います」

 裁判長「小沢さんや共犯の処分の見通しについて、大久保さんに話したことはありますか」

 証人「ないですけれども。大久保さんは私を見て、検察は小沢さんを起訴しないと推測したかもしれない。私がこれまでの検事に比べて『やる気ないな』という感じだったので。私が逆の立場ならそう思う。キリキリやらないので、小沢さんを起訴しないと考えられてもおかしくないです」

 

【小沢被告第10回公判(11)完】
検察は皆「小沢」と呼び捨て 小沢被告も苦笑い
2011.12.16 18:18 (4/4ページ)[小沢被告 第10回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111216/trl11121618190020-n4.htm

 《裁判長の質問はここで終了。弁護側が補足として、会見のテレビを見て、小沢被告と大久保元秘書の弁護士が同一であることに気づいた理由を質問し、前田元検事は「複数の検事から、弁護士が同じということを話で聞いていた。誰に、いつ聞いたかは覚えていない」と返答した》

 《証人尋問がすべて終了し大善裁判長は5分間の休廷を告げる》 

 《午後4時48分。休憩を挟み、審理が再開した。大善裁判長が、弁護側が申請していた証拠書類3点を採用した。内容は石川議員らの取り調べを行った検事2人に関するものだ。弁護側は2人がかかわった別の事件で、容疑者の取り調べで威迫や利益誘導があったと指摘。この公判で証拠として出されている2人が作成した調書について、信頼性が疑われるとしている》

 《大善裁判長は新たな公判期日として来年2月17日に審理を追加した。指定弁護士が請求した石川議員、大久保元秘書、池田元秘書の供述調書の採否の判断を行うとしている》

 《この日の審理はすべて終了した。これまでの公判とは違い、多弁な前田元検事の話を聞いたり、苦笑したりしていた小沢元被告。すでに10回もの公判を経験しているほか、この日は自分とかかわりのない証人だっただけに、緊張はなかったようだ》

 《しかし、閉廷後はいつものように無表情に戻り、退席する傍聴者や報道陣の様子を目で追っていただけだった。次回公判は20日午後1時10分から。指定弁護士側、弁護側の双方が申請した会計学の専門家が証人として出廷する予定だ》

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 以下、関連記事を資料として採録。

小沢茶番裁判すぐ中止しろ 特捜検察の恐るべきデタラメ次々暴露
【政治・経済】2011年12月17日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/134259

09157c83d374d9158084b0d1e0e65877 <この国の検察、警察はデッチ上げで犯罪、犯人を捏造している>

 一体この裁判は何なのか。強制起訴された小沢一郎元代表(69)の裁判がグチャグチャになってきた。
 16日の第10回公判には、例の村木事件でフロッピーを改ざんして有罪になった元検事の前田恒彦受刑者(44)が証人として出廷。大久保隆規元秘書を取り調べた担当として呼ばれたのだが、口にしたのは、2年前当時の東京地検特捜部の驚くべき内情だった。「裏金があったと“妄想”を描いている(特捜)幹部もいた」と平気で証言し、「私が裁判官なら(小沢)無罪と判決を書く」とまで言い放ったのだ。もはや地検特捜部は捜査機関の体をなしていない。瓦解も同然だ。こんなデタラメ検察がつくり上げた小沢裁判を続ける必要があるのか。

<これは莫大な税金ムダ遣いの典型だ>

 青のジャージーに安っぽい蛍光色のフリースを羽織り、刑務官に付き添われて出廷した前田元検事。丸刈りの頭髪には白髪が交じり、「大阪特捜のエース」がウソみたいに変わり果てた姿だった。それ以上に法廷を驚かせたのは、前田が昨年1月、陸山会事件で大久保秘書を取り調べるため、大阪から東京地検に応援に呼ばれたときの状況だ。前田は着任早々、事件を担当する木村匡良主任検事(49)からこう言われたという
これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなければ我々の負けだ!
 まるで昔の軍人かヤクザの親分のセリフだが、ここに小沢捜査の本質が凝縮されている。「ジャマな小沢は必ず抹殺する」――。そういう決意表明なのだ。何が何でも小沢を逮捕するという予想通りのシナリオが最初からあったのだ。
 16日の前田証言がそれを裏付けてもいた。当時の特捜部幹部は水谷建設などのゼネコン企業から小沢サイドへの裏献金を洗い出すことに血眼になっていた。しかし、現場の検事がいくらゼネコン担当者や下請け業者から聴取しても裏金の存在が出てこない。「当時の雰囲気を言うと、現場は厭戦ムードでした」と前田はこう証言を続けた。
陸山会事件を積極的に小沢さん(立件)までつなげたがっていたのは、当時の佐久間特捜部長と木村主任検事、大鶴次席検事ら一部の幹部でした。次の(大林)検事総長(当時、東京高検検事長)も乗り気ではありませんでした。それでも(部長らは)1億や2億、場合によっては4億円を出してこいと(現場に)言ってくるのです。私は佐久間部長に、想定しているスジ(ストーリー)を聞いてみました。夢みたいな話、妄想を語られました。私は率直に『裏献金は難しい』と言いました。ほかの検事も『無理』と言っていました
 一部の幹部が、消極的な部下のシリを叩き、ありもしない「裏金1億円」ストーリーをデッチ上げる。組織が狂気に向かって突っ走る、恐るべき姿が目に浮かぶようだ。

<特捜部は検察審査会にも不利な証拠を隠した>

 もちろん、エラソーに証言する前田本人も、村木元厚労省局長の冤罪事件で証拠を改ざんし、逮捕されたデタラメ検事、いわば同じ穴のムジナである。この日も、自分が作成した大久保調書の正当性はシャーシャーと主張し続けたが、そんな前田でさえ、驚き呆れるほどの東京地検特捜部の結論ありき捜査だったのだ。
 午後になると、前田はフリースを脱いで、ますますヒートアップした。さながら独演会で、「検察が検察審に提出したもので証拠になっていないものがある。石川(知裕)議員の調書には問題があったんじゃないですか。弁護士からクレームがバンバンあった印象があります」「ゼネコンや下請けの捜査員を増やしたのに調書がないでしょう? 裏金を渡しているという検察の想定と違う取り調べ内容は証拠化しないんですよ」などと、恐るべきことを次々と暴露していった。これだと、どんな事件もデッチ上げられ、誰でも犯人にされてしまう。あっちこっちで村木事件がつくられているのだ。
 そんな一方的な検察資料をもとに、検察審査会の一般人11人は、小沢不起訴を「不当」と議決し、現在の小沢裁判となっているのだから、恐ろしい。ムチャクチャだ。
 そして、冒頭の「私が裁判官なら無罪と判決を書く」となったのだが、小沢裁判を傍聴し続けているジャーナリストの江川紹子氏が言う。
最大の問題は、検察が証拠を隠したり調書を作らなかったために、検察審査会に正確な情報が伝わらず、正しい議決に結びつかなかった可能性があることです。もちろん、国民の判断を誤らせてきた新聞やTVメディアの責任も重大です
 前日の公判では証人台に立った田代政弘検事(44)の証言が問題になった。小沢強制起訴の最大の根拠である石川議員を再聴取した際の捜査報告書を、以前の“記憶”とゴチャ混ぜにして捏造していたことが明らかになった。検察と一体になって小沢叩きを展開した読売新聞までが、1面トップで「検事報告に虚偽」「有罪立証にダメージ」と書かざるを得ない非常事態になってきた。もはや勝負ありだ。
 検察のデッチ上げ体質、証拠隠しはバレバレである。この先いくら小沢裁判を続けたところで、「無罪」は動かなくなった。いくら「推認」好きの裁判長だとしても、小沢をクロにすることは無理だ。それならサッサと裁判を中止すべきだ。こんな茶番裁判に莫大な税金を使い、小沢一郎を幽閉して何の意味があるのか。百害あって一利なしだ。

 

私が裁判官なら小沢さん無罪…前田元検事【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111217-OYT1T00031.htm

 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢一郎民主党元代表(69)の第10回公判は、16日午後も東京地裁で大阪地検特捜部元検事・前田恒彦受刑者(44)(証拠改ざん事件で服役中)の証人尋問が続いた。

 前田元検事は捜査中に、元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)(1審有罪、控訴)の取り調べを担当した元東京地検特捜部の田代政弘検事(44)から、小沢被告の虚偽記入への関与を石川被告が認めたことを知らされたと証言した。

 元会計責任者・大久保隆規被告(50)(同)を担当していた前田元検事は、弁護側の尋問に対し、田代検事と情報交換しながら取り調べに当たっていたと説明。その際、田代検事から、虚偽記入の報告を受けた小沢被告が「おう」と述べたと石川被告が供述していると聞いたとし、「もっといい話はないのか」と尋ねると、田代検事は「これでマックス(最大限)の供述だ」と答えたと述べた。前田元検事は、石川被告の供述状況からみて、小沢被告との共謀の立証は困難とも思っていたといい、「私が裁判官なら小沢さんの無罪判決を書きます」と述べた
(2011年12月17日06時18分  読売新聞)

 

元特捜検事が虚偽の捜査報告書…小沢氏側が指摘
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20111215-OYT1T01056.htm?from=popin

 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢一郎民主党元代表(69)の公判が15日、東京地裁で開かれ、元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(44)が昨年5月、同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)(1審有罪、控訴)を保釈後に再聴取した際、石川被告が述べていない内容を捜査報告書に記載していたことが明らかになった

 報告書は東京第5検察審査会が小沢被告に対する起訴議決を出す際、審査の対象としていた。今後の公判の行方に影響を及ぼす可能性もある。

 石川被告は昨年1月の逮捕後、田代検事の取り調べを受け、小沢被告の了承を得て政治資金収支報告書に虚偽記入をしたとの供述調書に署名。同年5月17日の任意の再聴取でも同様の内容の調書が作成された。

 この日の証人尋問で、小沢被告の弁護側は、田代検事が作成した同日付の捜査報告書には、石川被告の発言として「検事から、有権者から選ばれた国会議員なのに、ヤクザの手下が親分をかばうようだと言われたことが効いた」などと記載されていると指摘。一方、石川被告が再聴取を隠しどりした録音記録にはそのやり取りがないとして、田代検事を追及した

 これに対し、田代検事は「数日をかけて、思い出しながら報告書をまとめる際、勾留中のやり取りなどと記憶が混同した。虚偽ではない」と釈明した。
(2011年12月16日03時08分  読売新聞)

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2011年12月15日 (木)

小沢さんの第9回公判(2011年12月15日)の記録記事を採録。虚偽捜査報告書検事の田代や、不当拘束検事民野も登場。

 小沢さんの第9回公判関係の産経記事です。産経はニュアンスを変えてしまうような改ざんをする事があるので参考記事です。注意して読んで下さい。この公判の重大部分、検察官の捜査報告書偽造が疑われる、記録記事中で産経が○○検事と匿名にしている所は元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(44)の事です(現新潟地方検察庁所属)。

 なお、下記「関連:」でも紹介している検察官民野健治が騙して誘き出し子供を人質に10時間恫喝取り調べをした女性秘書、その石川知裕議員女性政策秘書とやり取りする部分がこの9回公判の最後で出てきます

関連:
産経の悪質改ざん部分と、(中塚議員紹介原文)2011年2 月22日小沢一郎「倫理委員会の皆さんへ 私の主張」

騙して誘き出し子供を人質に女性秘書を10時間恫喝取り調べの検察官民野健治は、職権濫用、いや特別公務員暴行陵虐罪だろう。

小沢さんの第10回公判(2011年12月16日)の記録記事を採録。あの証拠改ざん前田検事も証言炸裂。

小沢さんの第8回公判(2011年12月8日)の記録記事を採録。

 

参考:小沢さんの公判データ。

 次回傍聴したい場合や、確定判決後に判決文を調べたい時、事件名・番号などが参考になります。

裁判所名     東京地方裁判所  刑事第11部

事件名     政治資金規正法違反 平成23年特(わ)第111号 

 

【小沢被告第9回公判(1)】
石川議員に隠し録りされた特捜検事が初出廷 「調書に訂正ない」
2011.12.15 11:56 (1/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121511590003-n1.htm

 (10:00~10:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判が15日、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。元秘書の取り調べで「特捜部は恐ろしいところだ」と発言したと弁護側が主張する東京地検特捜部の男性検事らが出廷し、証人尋問が行われる予定だ》

 《この検事は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の聴取を担当。石川議員は保釈後の昨年5月、任意聴取の様子を隠し持ったICレコーダーに録音。この内容が第2回公判で再生されている》

 《ICレコーダーには、検事が「石川さん、録音機持ってない? 下着の中とか入ってない?」などと録音を警戒する様子や、「(以前の取り調べと供述が)変わると『何でだ』ってなって、めんどくせーからさ」などと発言する様子が記録されていた》

 《弁護側は冒頭陳述で、この検事が「特捜部は恐ろしいところだ。何でもできるところだぞ。捜査の拡大がどんどん進んでいく」などと石川議員を威迫したと主張、供述調書の任意性を争っている》

 《検察官役の指定弁護士側は証人尋問を通じて「取り調べに強制はなかった」と立証したい考えとみられる》

 《法廷は東京地裁最大規模の104号。傍聴席には空席が目立つ。午前10時前、まもなく小沢被告が入廷しそうだ》

 裁判長「それでは被告の入廷をお願いします」

 《傍聴席から向かって左側の扉から小沢被告が入廷する。紺のスーツにネクタイ姿。裁判長に向かって一礼をすると、弁護士2人に挟まれるように席に着いた。座るやいなや目を閉じた》

 

【小沢被告第9回公判(1)】
石川議員に隠し録りされた特捜検事が初出廷 「調書に訂正ない」
2011.12.15 11:56 (2/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121511590003-n2.htm

 《続いて、裁判長は証人の入廷を促す。右側のドアが開き、○○検事(法廷では実名)が入廷する。紺のスーツ姿。短髪で、体形は小柄ながら厳ついイメージ。顔をしかめ、うつむきながら証言台に立った。裁判長が人定質問を行う》

 裁判長「お仕事は?」

 証人「検察官です」

 《裁判長が偽証罪などについて説明。○○検事が嘘を言わないとする宣誓を行うと、男性指定弁護士が立ち上がり尋問を始めた》

 指定弁護士「現在の勤務地は?」

 証人「新潟地方検察庁です」

 指定弁護士「陸山会事件の捜査はいつ担当しましたか」

 証人「平成21年7月下旬から、22年5月下旬だったと思います」

 指定弁護士「石川議員の調書を改めてごらんになりましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「調書に訂正すべき内容はありましたか」

 証人「必ずしも説明が十分伝わらなかったところはあると思うが、事実関係として訂正することはありません」

 《自らが作成した調書に間違いはないことを自信たっぷりに宣言した。指定弁護士は、○○検事が21年12月27日、22年1月13、14日に石川議員の任意聴取を行い、15日に逮捕、2月4日の勾留満期まで取り調べを行ったことを確認する》

 

【小沢被告第9回公判(1)】
石川議員に隠し録りされた特捜検事が初出廷 「調書に訂正ない」
2011.12.15 11:56 (3/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121511590003-n3.htm

 指定弁護士「(逮捕後に)石川議員の窓口となったのはだれでしたか」

 証人「☆☆弁護士(法廷では実名)のグループと、◎◎弁護士(同)のグループということだったと思います」

 指定弁護士「弁護士グループが2つあったということですね。なぜ分かりましたか」

 証人「石川議員から聞いたからです。逮捕当日は☆☆弁護士ともう1人の弁護士が接見しましたが、グループが2つあり、アドバイスが違うので非常に困惑していますと言っておられました。また、札幌の弁護士がおり、◎◎弁護士のグループかと思いましたが、(石川議員が)『自分の知り合いで個人的に頼んだ』といい、厳密に言えば3グループあったようです」

 指定弁護士「接見はしていましたね」

 証人「それぞれのグループが1日1回。計2回接見しておりました」

 指定弁護士「接見を意識して取り調べをしましたか」

 証人「意識しました。取り調べの内容が弁護士に伝わり、どんな録取をしたかも伝わる。アドバイスも当然受けると予測されました」

 《指定弁護士はその後、取り調べ時の様子について聞く》

 指定弁護士「取り調べの内容はどのように決めますか」

 証人「被疑事実と証拠、主任検事の指示に基づきますが、その日に何を取り調べるかは私の判断で決めました」

 

【小沢被告第9回公判(1)】
石川議員に隠し録りされた特捜検事が初出廷 「調書に訂正ない」
2011.12.15 11:56 (4/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121511590003-n4.htm

 指定弁護士「大久保(隆規元秘書)さん、池田(光智元秘書)さんも逮捕されましたが、それぞれの供述調書を渡されたことは?」

 証人「ありません」

 指定弁護士「供述内容について口頭で知らされたことは?」

 証人「主任検事からピンポイントで、(他の2人が)こういったことを話しているので、(石川議員に)確認してほしいといわれたことはあります」

 指定弁護士「(22年)1月23日に小沢被告の(任意の)取り調べがあったことはご存じでしたか」

 証人「私は知りませんでした。極秘事項ですので知っているのはごく一部だけ。私は報道レベルで知っていたというだけです」

 《弁護側は取り調べの際、他の被告が自白したという嘘の事実を告げて供述を引き出す「切り違え尋問」によって自白を強要させられたと主張している。指定弁護士側は、特捜部内での情報の取り扱いについて確認したいもようだ》

 指定弁護士「取り調べの対象が事実と違う供述をした場合にはどうしますか」

 証人「真実を話させるためにどうするかということですか」

 指定弁護士「はい」

 証人「抽象的にはなりますが、事実と異なる供述をするには、それなりの理由があると思います。その理由を突き止めたうえで、それを取り除くのですが、あとはケース・バイ・ケースとしか言いようがありません」

 

【小沢被告第9回公判(1)】
石川議員に隠し録りされた特捜検事が初出廷 「調書に訂正ない」
2011.12.15 11:56 (5/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121511590003-n5.htm

 指定弁護士「調書の作成方法はどうなっていますか」

 証人「取り調べたことを口頭で伝え、事務官がパソコンに入力します。それをプリントアウトして(取り調べの対象者に)渡し、私は画面をみて読み上げます。その後、原稿を黙読させます」

 指定弁護士「問題がなければ署名をすると?」

 証人「はい」

 指定弁護士「事務官は取り調べにはいつも立ち会いを?」

 証人「基本的にはそうです。本件では1、2回、石川議員から事務官に席を外してほしい、と申し入れがあり、そうしたことがありましたが」

 指定弁護士「そのとき、(石川議員は)重要な話を?」

 証人「内容について思い出すことはできませんが、事件の上ではたいした話ではなく、むしろプライベートなことだったと思います」

 指定弁護士「調書の内容は事前に準備しますか」

 証人「項目ぐらいは書き留めますが、事前に原稿を用意することはありません」

 《小沢被告はじっと目を閉じて聞いている。質問は聴取の内容に移る》

 指定弁護士「(小沢被告が元秘書に渡した)4億円の原資について、特捜部はどのように考えていましたか」

 証人「ゼネコンから渡ったお金ではないか、という捜査でした」

 

【小沢被告第9回公判(1)】
石川議員に隠し録りされた特捜検事が初出廷 「調書に訂正ない」
2011.12.15 11:56 (6/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121511590003-n6.htm

 指定弁護士「具体的には?」

 証人「水谷建設から計1億円の金が渡っているのではないかということです」

 指定弁護士「それはだれの供述をもとに?」

 証人「水谷建設の元社長の供述だったと思います」

 指定弁護士「ほかのゼネコンからは?」

 証人「細かい金銭の授受は出てましたが、水谷建設のように億単位の話は聞きませんでした」

 指定弁護士「石川議員には何を聞きましたか」

 証人「平成16年10月に5千万円の現金を受け取ったのではないか。また、17年3月に水谷建設から小沢事務所に5千万円が渡ったという事実を知っているのではないかということです」

 指定弁護士「石川議員の取り調べで、建設関係の取り調べが占めた割合は?」

 証人「記録はつけていませんが、私の感覚では半分ぐらいは水谷建設の話を聞いていたのではないかと思います」

 指定弁護士「1億円をもらったか、もらってないかを聞くのに、それほど時間はかからないかと思いますが」

 証人「押し問答でずっと続けていたわけではありません。水谷建設と小沢事務所の関係、秘書とゼネコンの関係などについても逐一聞いておりました」

 指定弁護士「石川議員は5千万円の授受について、どう供述を?」

 証人「当初から一貫して『そうしたことはない』ということでした」

 

【小沢被告第9回公判(1)】
石川議員に隠し録りされた特捜検事が初出廷 「調書に訂正ない」
2011.12.15 11:56 (7/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121511590003-n7.htm

 指定弁護士「ゼネコンと小沢事務所の関係については?」

 証人「小沢事務所のなかでゼネコン対応は大久保さんが行っていた、と。自分は口も出せないし、手も出せないと言っていました」

 指定弁護士「石川議員の取り調べでは十数通の調書を作成しましたね。供述していないことを調書にしたことは?」

 証人「ありません」

 指定弁護士「供述した通りのことを調書にしたと?」

 証人「実際には広範囲に、生々しい話をしていました。それをすべて調書にしたわけではなく、承諾が得られるところで調書にしたと思います」

 《指定弁護士の質問によどみなく答えていく○○検事。小沢被告はじっと目を閉じたままだ》

 

【小沢被告第9回公判(2)】
「八方美人で正論に弱い」 石川議員は横柄だった!?
2011.12.15 12:29 (1/6ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512310004-n1.htm

(10:20~10:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の取り調べを行った○○検事(法廷では実名)が証人として出廷し、検察官役の指定弁護士が質問を続ける》

 《弁護側は、○○検事が取り調べで「特捜部は恐ろしいところだ」「これくらい書いても小沢さんは起訴にならない」などと威迫や誘導を行ったと主張している》

 《指定弁護士は、○○検事の取り調べの状況を尋ねていく》

 指定弁護士「(石川議員が取り調べの中で)どの程度、真実を語っていたと思いますか」

 証人「感覚ですが、私としては7割くらいは、本当のことを話していたと感じていました」

 指定弁護士「真実ではない3割とは、どういうことですか」

 証人「小沢被告の関与の度合いを薄く証言しているのではないかと感じていました」

 指定弁護士「信頼関係は築けたと思っていますか」

 証人「ええ、当時はそのように思っていました。少なくとも、被疑者と検事の対立関係はありませんでした」

 

【小沢被告第9回公判(2)】
「八方美人で正論に弱い」 石川議員は横柄だった!?
2011.12.15 12:29 (2/6ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512310004-n2.htm

 《石川議員は保釈後の平成22年5月、東京地検特捜部の任意聴取の際、ICレコーダーで、○○検事の取り調べの内容を隠し録音していた》

 指定弁護士「録音では、先輩と後輩の親しい関係のやりとりもありますが…」

 証人「まぁ、そこまでは、行きませんが、大学が同じで、高校時代にやっていたスポーツも同じで私自身は親しみを感じていました」

 指定弁護士「雑談には、どれくらいの時間を割いていましたか」

 証人「計っていないので分かりませんが、それほど多くはありません。ただ、雑談をする際は、形だけのものにはしていませんでした」

 指定弁護士「形だけにしないというのは、どういうことですか」

 証人「石川さんの出身地の話や、両親ら家族の話、小沢被告の書生になった後の苦労話などです」

 指定弁護士「石川議員の著書の中では、(先輩の)衆院議員の話も出てくるが…。雑談の中で、何か記憶に残っていますか」

 証人「本当かどうかは分かりませんが、石川さんは(先輩議員らから)『事実は認めてはいけない』とか『日本の政治、小沢先生のために、(石川議員が)防波堤にならなければならない』などと言われたと話していました」

 《指定弁護士は、取り調べの状況を尋ねていく。小沢被告は、うっすらと目を開けて前を見据え、質問に耳を傾ける》

 

【小沢被告第9回公判(2)】
「八方美人で正論に弱い」 石川議員は横柄だった!?
2011.12.15 12:29 (3/6ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512310004-n3.htm

 指定弁護士「石川議員は取り調べの当初のころは、どんな感じでしたか」

 証人「ひと言でいって私は『横柄(おうへい)だな』と感じていました」

 指定弁護士「具体的には?」

 証人「石川さんの説明に『納得できない』と異議を唱えると、『検事が納得できようが、納得できまいが関係ない』という感じでした」

 指定弁護士「これまで証人は、いろんなタイプの被疑者に接してきたのでしょうが、石川議員は、どんなタイプですか」

 証人「これも決めつけは難しいですが、八方美人かつ正論に弱いと感じていました。自分は立派な人間で誠実でありたいという気持ちが強いと判断していました」

 《指定弁護士の質問に対し、○○検事は、はっきりとした口調で答えていく》

 指定弁護士「そういう性格と判断した石川議員に対して、どう接しようと思ったのですか」

 証人「最初に『(私は)フェアにやる』と説明しました。また、黙秘権もあり言いたくなければ言わなくても構わないが、正直に事実を話し、積極的に嘘をつくのはやめてほしいと約束しました」

 指定弁護士「そう説得して、徐々に信頼を得ていったのですね」

 証人「石川さんは国民から負託を受けた国会議員であり、その議員がいい加減な話をすれば、選挙民を裏切ることになると説得しました」

 

【小沢被告第9回公判(2)】
「八方美人で正論に弱い」 石川議員は横柄だった!?
2011.12.15 12:29 (4/6ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512310004-n4.htm

 指定弁護士「具体的に本件では真実を語っていると感じていましたか」

 証人「先ほども話しましたが、真実に近い話はしていたと思います。ただ、いろいろな事情があって、譲れないところもあったのでしょう」

 《続いて、指定弁護士は具体的な供述調書の細部についての質問に切り替えた。問題の土地の購入に際し、小沢被告は4億円の資金を用意していたが、その後、りそな銀行からも定期預金を担保に4億円の融資を受けていた。石川議員は公判でこの計8億円について「小沢被告から預かった4億円を担保に4億円を借りたので、記載は借りた4億円の1回でいいと認識していた」と証言している》

 指定弁護士「石川議員は取り調べでも、このような説明をしていたのですか」

 証人「まったくありません」

 指定弁護士「証人は、このような説明が成り立つと思っていますか」

 証人「(成り立つとは)考えられません。政治資金収支報告書には、政治団体の収入すべて、つまり8億円を記載しなければなりません」

 《平成16年の収支報告書には、4億円の借入金が収入として記載されている》

 指定弁護士「この4億円を、石川議員はどの4億円と説明していましたか」

 証人「りそなの4億円です」

 

【小沢被告第9回公判(2)】
「八方美人で正論に弱い」 石川議員は横柄だった!?
2011.12.15 12:29 (5/6ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512310004-n5.htm

 指定弁護士「小沢被告の4億円については?」

 証人「記載していないと説明していました」

 指定弁護士「収支報告書の小沢被告への説明については、(石川議員は)どう説明していましたか」

 証人「平成17年3月の提出前に原案と収支報告書の一覧を、東京・赤坂の事務所の部屋の机に並べ、小沢被告に説明したと話していた記憶があります」

 《石川議員は、公判で小沢被告は年1回、年末に収支一覧表を見せて関係5団体の収入と支出を説明するだけで、政治資金収支報告書を見せることはなかったと主張している》

 指定弁護士「年末の説明については」

 証人「12月下旬の忘年会の際に、法人と個人献金の増減を報告していたと言っていました」

 指定弁護士「この際に収支一覧表を見せたといっていましたか」

 証人「そういう話はありません」

 《問題の土地の不動産登記は、代金の支払いを終えた平成16年10月から、翌年1月にずらされている。石川議員は、これを前任秘書の樋高剛衆院議員からアドバイスを受けたと証言していた。指定弁護士は、この点も確認していく》

 指定弁護士「樋高議員の事件の関与について、何か話していましたか」

 証人「まったく供述していません」

 

【小沢被告第9回公判(2)】
「八方美人で正論に弱い」 石川議員は横柄だった!?
2011.12.15 12:29 (6/6ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512310004-n6.htm

 指定弁護士「樋高議員について、どう話していましたか」

 証人「確か、登記をずらすことは、樋高議員らと話をしているときに、石川議員が思いついたと」

 指定弁護士「本件への関与については」

 証人「(樋高議員は)まったく関与していないといっていた。むしろ、私の方が(樋高議員の)関与を疑ったくらいでした。すべて自分(石川議員)で思いついたとは、考えられなかったので…」

 《○○検事は、淡々と石川議員の主張を否定する証言を続ける。小沢被告もじっと、やりとりに耳を傾け続ける》

 

【小沢被告第9回公判(3)】
「特捜部は恐ろしい組織」発言 石川議員に「うんうん相づち打っただけ」
2011.12.15 12:48 (1/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512490005-n1.htm

 (10:40~11:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の聴取を担当した○○検事(法廷では実名)への証人尋問が続いている》

 《検察官役の指定弁護士は、石川議員が逮捕される前日の平成22年1月14日の任意聴取の状況について、証人の○○検事に尋ねていく。○○検事は石川議員ら3秘書の公判にも証人として出廷。今回問題となっている土地購入の4億円について、22年1月14日の取り調べで、石川議員が政治資金収支報告書の記載について「書き忘れではなく、意図的に記載しなかった」と供述した経緯を証言している。指定弁護士は改めて聴取の概要を確認し、石川議員の印象について尋ねる》

 証人「石川さんはその都度言い分が変わり、前後の発言が矛盾していた。私は『1つ1つについて有利、不利を考えて話をするから、つじつまが合わなくなる。事実を話せばつじつまが合う』と説得しました」

 指定弁護士「それで、石川さんに変化があったんですか」

 証人「説明に窮し、黙り込んでいる時間も長かったですが、結局『自分のことは認める』と言いました」

 指定弁護士「どういう意味ですか」

 証人「虚偽記載は書き忘れではなく、意図的に不記載にしたということです」

 

【小沢被告第9回公判(3)】
「特捜部は恐ろしい組織」発言 石川議員に「うんうん相づち打っただけ」
2011.12.15 12:48 (2/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512490005-n2.htm

 《証人の検事は、石川議員がこの日の調書について「1日待ってほしい」とためらったが、説得して署名させたこと、小沢被告の関与については「一切関係ない」と否認していたことを説明。指定弁護士に調書内容について感想を問われ、答える》

 証人「不合理な弁解を引っ込めたという段階。真相に迫っているとは、およそ言えませんでした」

 《翌15日に逮捕された石川議員。これまでの公判では、この15日の前後に「特捜部は恐ろしい組織なんだから、何するか分からないぞ」と検事から威迫を受けたと主張している。証人の検事はこの発言について改めて否定する》

 指定弁護士「このような発言をする状況でしたか」

 証人「いいえ。そもそも石川議員の供述は内容自体が不合理で、有効性が期待できませんでした。それに、政権与党の幹事長に関する捜査で、取り調べは慎重に慎重を期していました。任意の取り調べでは録音される危険もあるし、『足下をすくわれることを言うな』と、上司から口酸っぱく言われていました」

 「石川議員には当然弁護士もついているので、不合理な言辞は使えません。弁護士を通じて抗議を受ければ、取り調べしづらくなります」

 

【小沢被告第9回公判(3)】
「特捜部は恐ろしい組織」発言 石川議員に「うんうん相づち打っただけ」
2011.12.15 12:48 (3/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512490005-n3.htm

 指定弁護士「聴取後に本人や弁護士から、威迫があったと抗議を受けましたか」

 証人「私自身受けていませんし、(上司の)主任検事からも抗議があったとは聞いていません」

 《ここで、指定弁護士は石川議員が昨年5月の任意の再聴取で、証人の検事とのやり取りをひそかに録音した「隠し録音」を再生する。雑音も入るが、「『早く認めないと、ここは恐ろしい組織なんだから、何するか分かんないぞ』と諭してくれたことがあったじゃないですか」と話す石川議員に対し、検事が「うんうん」とうなずく音声が、廷内に響く》

 指定弁護士「石川議員の発言を理解して『うんうん』と答えたんですか」

 証人「録音を聞くまで、この(「恐ろしい組織~」という石川議員の)発言自体を記憶していなかったほどです。理解、承認して『うん』ではなかったと思います」

 指定弁護士「発言に応答したのではないと?」

 証人「再生を聞いてもわかる通り、この前後でも私は『うーうー』と相づちを打っている。流れの1つである、というのがお分かりになると思います」

 《指定弁護士は石川議員に対する威迫がなかったことを、念押しして尋ねる》

 

【小沢被告第9回公判(3)】
「特捜部は恐ろしい組織」発言 石川議員に「うんうん相づち打っただけ」
2011.12.15 12:48 (4/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121512490005-n4.htm

 指定弁護士「威迫を受けて調書に署名した、と石川議員はそういう主張をしています」

 証人「全くありませんでした。(石川議員が)承諾した範囲で調書を取っていますが、実際の取り調べでは(石川議員は)もっといろいろなことを言っています。水谷建設の問題については、完全に否認を続けていました。そういう石川さんの態度からしても、威迫はありませんでした」

 《「一部(収支報告書の虚偽記載)について威迫の影響を受け、一部(『裏献金』問題)について主張を貫いているのは不合理だ」と、○○検事は繰り返し強調する。指定弁護士は続いて、石川議員が逮捕された15日の状況について質問していく。小沢被告は関心を示すやり取りも見当たらない様子で、終始目をつぶっている》

 

【小沢被告第9回公判(4)】
「最低目標 水谷」特捜検事がノートに記載 1億円の裏献金「備忘のため」
2011.12.15 13:59 (1/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121514010006-n1.htm

 (11:00~11:35)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の取り調べを行った○○検事(法廷では実名)が証人として出廷し、検察官役の指定弁護士が質問を続けている》

 《指定弁護士は引き続き石川議員が逮捕された平成22年1月15日の状況について質問を続けている。その際、○○検事が小沢被告の関与などを聞いたことについて質問をしている》

 指定弁護士「どうして小沢被告が関与していると考えたのですか」

 証人「陸山会は小沢被告の資金管理団体ですし、融資申請書や約束手形に自署があった。当然、何らかの関与があると考えた」

 指定弁護士「石川さんの供述について、ご記憶はありますか」

 証人「いろいろとありましたが、どんな話があったかを個条書きに話すのは難しいですが」

 指定弁護士「取り調べにあたりメモは作成されていましたか」

 証人「走り書きにはしてありました」

 

【小沢被告第9回公判(4)】
「最低目標 水谷」特捜検事がノートに記載 1億円の裏献金「備忘のため」
2011.12.15 13:59 (2/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121514010006-n2.htm

 《指定弁護士は「記憶喚起のため」として○○検事に取り調べメモを見せることを求め、裁判長がこれを認める。ノートのコピーが廷内の大型モニターに映し出され、指定弁護士は平成22年1月16日のメモについて質問を行う》

 指定弁護士「一番下に『そうか、そうしてくれ』と書かれているのは」

 証人「石川さんが小沢被告に登記をずらすことを報告して『そうか、そうしてくれ』と言われたという供述です」

 指定弁護士「この『ちゃんと戻すんだぞ』という部分は?」

 証人「石川さんが小沢被告に4億円を借りた際に言われたことだと思います」

 指定弁護士「その下に『最低目標 水谷』と書いてあるのはどういうことですか」

 証人「水谷建設の(計1億円の裏献金)問題や、石川さんは西松事件のときに段ボールを持ち出した疑いがあったので、取り調べで聞かなくてはいけないという私の備忘のためです」

 《メモを元に、当時の状況を克明に語る○○検事。指定弁護士の質問は、逮捕翌日にあたる22年1月16日の取り調べ内容を調書にしていない点を尋ねる》

 指定弁護士「調書にしなかったのはどうしてですか」

 証人「民主党代表選が近いという部分など、客観的事実かどうかわからない部分や抽象的な部分があったし、石川さんの供述が具体的に進展すると思いましたし。また、この日は午前中に弁護士の接見があったりして、取り調べが夜だけだったこともあります」

 

【小沢被告第9回公判(4)】
「最低目標 水谷」特捜検事がノートに記載 1億円の裏献金「備忘のため」
2011.12.15 13:59 (3/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121514010006-n3.htm

 指定弁護士「1月17、18日にも(調書を)作成していないのはどうしてですか」

 証人「石川さんが拒否したからです。弁護士に署名を拒否するように言われたからと」

 指定弁護士「19日には作成しましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「(調書を作成するときに石川議員は)本件4億円の原資のくだりについて何か言ってましたか」

 証人「調書の作成を始めたときに『それは困る。直接、見聞きしたことではない』と言っていた」

 《この日の調書には、4億円の原資について、石川議員が「小沢被告が政治活動の中で何らかの形で蓄えた簿外の資金で、表に出せない資金だと思った」と証言したことなどが書かれている》

 指定弁護士「調書作成時に石川さんから何か言われましたか」

 証人「『これで小沢先生は共謀の共同正犯ですかね』とふっかけられた」

 指定弁護士「あなたは何と答えましたか」

 証人「事実なら仕方ないと言ったら、『仕方ないではすみませんよ!』とくってかかられた。なので他の証拠と合わせてみて、共謀の成立に十分、不十分があるので何とも言えないと答えた」

 

【小沢被告第9回公判(4)】
「最低目標 水谷」特捜検事がノートに記載 1億円の裏献金「備忘のため」
2011.12.15 13:59 (4/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121514010006-n4.htm

 指定弁護士「それについて何と言われましたか」

 証人「『検事はどう思いますか』といわれた。今後、具体的に供述が進展すると思っていたので、これだけでは(共謀の成立は)厳しいのではと言った」

 指定弁護士「平成22年1月30日の調書ですが、4億円の(支出記載の翌年への)先送りは(小沢被告への)報告、了承を得たとありますね」

 証人「はい」

 指定弁護士「石川さんは他の検事に何と答えてましたか」

 証人「『了解なくやったので小沢先生は知らない』ということでした」

 指定弁護士「それは誰から聞きましたか」

 証人「小沢被告の取り調べを担当した検事から聞きました」

 《質問は石川議員の保釈後の平成22年5月17日に行った任意聴取に移る。この際の取り調べ内容は、石川議員が隠し録音し、その内容は第2回公判で廷内でも再生されている》

 指定弁護士「次に平成22年5月17日の石川さんの調書です。検察審査会の議決を受けての取り調べですね」

 証人「はい」

 指定弁護士「石川さんの供述はどうでしたか」

 証人「従前通りだったと思います」

 指定弁護士「この日、石川議員には、どういうことを聞こうと思っていましたか」

 証人「水谷建設のことや、小沢被告の事件への関与について従前の供述を維持するかどうかについて聞こうと思っていました」

 

【小沢被告第9回公判(4)】
「最低目標 水谷」特捜検事がノートに記載 1億円の裏献金「備忘のため」
2011.12.15 13:59 (5/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121514010006-n5.htm

 指定弁護士「それまでのメディアでの石川さんの言動は?」

 証人「後退していました」

 指定弁護士「当日の石川議員の取り調べで何か考えていましたか」

 証人「起訴後に会っていなかったので、まずは近況を聞いて信頼関係を築こうと思っていました」

 指定弁護士「録音されているとは思っていなかった?」

 証人「はい」

 指定弁護士「実際の録音テープはあなたも聞かれましたか」

 証人「はい」

 指定弁護士「どう思いましたか」

 証人「全体で聞いてもらえれば、おかしなことをしていると非難されるものではない」

 指定弁護士「この日の取り調べで石川議員は従前通りの供述を変えようとしていましたか」

 証人「それはありました。1点は『(収支報告書の記載の先送りを)登記をずらすのが主目的で4億円を隠すためではない』ということ。2点目は『収支一覧表の作成は3月ではなく12月だった』ということ」

 指定弁護士「登記の先送りについては、(録音の中で)10回くらい(石川議員の供述が)出てきています。どう思いましたか」

 証人「合理的であれば調書に取り入れるが、合理的ではなかった。なので、調書を作ろうと思ったがとりやめた」

 

【小沢被告第9回公判(4)】
「最低目標 水谷」特捜検事がノートに記載 1億円の裏献金「備忘のため」
2011.12.15 13:59 (6/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121514010006-n6.htm

 《ここで指定弁護士は録音テープのやりとりを書面に起こした証拠を取り出し、質問を始める》

 指定弁護士「取り調べの中であなたが『めんどくせーからさ』と言っていますが、これはどういう趣旨の発言ですか」

 証人「この日突然、収支一覧表の話をしてきたので、また根拠のない話をし始めたなと思いました」

 指定弁護士「小沢被告がどうしたら起訴されないかを話しましたか」

 証人「そうではありません。真実に近い内容を供述してほしかった。起訴を避けるために、こうしろとは言っていない」

 指定弁護士「石川さんが新たに調書に入れようとしたところは、あなたとしては、調書に入れるとどうなると思いましたか」

 証人「起訴の可能性が高まることはあっても、低くなることはないと思いました」

 《ここで、弁護側が「誰の起訴」と質問をはさみ、指定弁護士は「小沢さんの」と答えた》

 指定弁護士「石川さんはなぜこのようなことを調書に入れさせようとしたと思いますか」

 証人「石川さんがそう言うことで、小沢被告の起訴を回避したかったのではないかと思います」

 指定弁護士「あなたはそうすることで逆に起訴の可能性が高まると思っていたんですね」

 証人「私はそう思っていました」

 

【小沢被告第9回公判(4)】
「最低目標 水谷」特捜検事がノートに記載 1億円の裏献金「備忘のため」
2011.12.15 13:59 (7/7ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121514010006-n7.htm

 指定弁護士「あなたが石川さんに、従前の供述を維持させようと思ったのは問題なかったということですか」

 証人「問題ありませんでした」

 《○○検事は、石川議員がひそかに録音していた昨年5月の任意の聴取について、「より真実に近い供述をさせようと録音にあるようなことを言った」と説明。○○検事は、石川議員に対する取り調べは、「石川さんの立場に立っているというスタンス」だったと強調した》

 指定弁護士「最後に聞きますが、石川さんが同意していないことを調書にしたことはありましたか」

 証人「それはありません」

 《○○検事は、はっきりとした口調で言い切った》

 《ここで午前の審理は終了した。大善文男裁判長は午後1時からの再開を告げ、○○検事に退廷を促した。○○検事は足早に法廷をあとにした》

 

【小沢被告第9回公判(5)】
「組織として本気になれば」と再逮捕示唆 特捜検事「客観的な意見」
2011.12.15 15:17 (1/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515180007-n1.htm

 (13:00~13:30)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、約1時間半の休憩を挟んで、再開した。証人として出廷した○○検事(法廷では実名)に対する弁護側の反対尋問が行われる》

 《傍聴人が席に着いた後、小沢被告は午後1時すぎ、やや遅れて入廷した。裁判長への一礼もいつもより軽めで、足早に弁護側の席に向かい、弁護士らに「すみません」と一声かけてから席に着いた。何らかの理由で遅くなったようで、少し息が上がっていた。続いて○○検事が入廷し、証言台に座った。小沢被告は気持ちを落ち着けるように、目をぎゅっと目をつむり、鼻をこすった》

 《男性弁護士が立ち上がり、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=への取り調べについて、○○検事に質問を始めた。まず男性弁護士は、○○検事が検察官役の指定弁護士側の証人として出廷するために、指定弁護士と事前に打ち合わせをしたか尋ねた。○○検事は今年11月から4回にわたり、東京地検で、毎回午後1時から5時ぐらいまでの間、打ち合わせをしたと答えた》

 《さらに弁護側は、事前にどのような資料を見たかも尋ね、○○検事は自らが聴取した石川議員の検察官調書などを事前に見たと答えた》

 弁護人「(打ち合わせで)録音(石川議員が取り調べを隠し撮りしたテープ)は再生しましたか」

 

【小沢被告第9回公判(5)】
「組織として本気になれば」と再逮捕示唆 特捜検事「客観的な意見」
2011.12.15 15:17 (2/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515180007-n2.htm

 証人「1回あったと思います」

 弁護人「今までその時以外に、聞いた機会はありましたか」

 証人「あります」

 弁護人「いつごろですか」

 証人「録音が存在すると分かった直後に説明を求められたので、そのときに聞きました」

 弁護人「通して聞いたのはそのときだけですか」

 証人「その1回です」

 《弁護人は録音を書面に書き起こした「反訳書」を見たかと尋ね、○○検事は見たと答える》

 《さらに、捜査報告書について尋ね、○○検事は、石川議員の取り調べを行った平成21年12月から22年5月17日までの間に、3~5通を作ったと答えた。捜査報告書は自身の判断や主任検事の指示で作るとも答えた》

 弁護人「あなたが、陸山会事件にかかわったのは、21年7月から22年5月下旬でよろしいですか」

 証人「はい」

 弁護人「この事件は、収支報告書の虚偽記載と不記載についてと、ゼネコンからのお金の授受ということで、2つの事件があったのですか」

 証人「(小沢被告が提供した)4億円の原資が問題になっていたので、収支報告書の内容とゼネコンからの金銭授受について両方問題になっていました」

 弁護人「裏付けの課程で、水谷建設(の1億円の話)が出てきたのですか」

 証人「はい」

 弁護人「水谷建設のお金の授受について、検察は事件として立件しましたか」

 証人「立件してないと認識しています。客観的にはどうか分かりませんが」

 

【小沢被告第9回公判(5)】
「組織として本気になれば」と再逮捕示唆 特捜検事「客観的な意見」
2011.12.15 15:17 (3/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515180007-n3.htm

 《続いて弁護側は○○検事が事件に関連してどのような捜査を行ったか尋ねた。○○検事はゼネコンや下請けの従業員、石川議員の後援者など関係者への聴取を行ったと答えた。さらに、弁護側は石川議員の後援者の取り調べについて詳しく尋ねた。○○検事は、21年秋以降に、東京と北海道・帯広の関係者3人を聴取したと答えた》

 弁護人「地検の同僚が、ほかの関係者の取り調べをしているというのは知っていましたか」

 証人「ゼネコンや下請けの関係者は多く呼ばれていると思っていたので、聴取は行われていると思いました。しかし、いつ誰が、誰を調べているかは分かりませんでした」

 《○○検事は、事件を担当していた主任検事を通じて、関係者がどんなことを供述しているかを聞く機会もあったと答えた》

 弁護人「石川さんの周囲にいる秘書に対する聴取は聞いたことがありますか」

 証人「全く知りませんでした」

 《続いて弁護側は、石川議員への取り調べの内容について尋ねていく》

 弁護人「あなたは石川さんに対して『この事件はどう収めるかだ』と言ったことはありますか」

 証人「ありません」

 弁護人「『特捜部はこわい』『捜査が広がる』『何するか分からないぞ』というような、石川さんにそう理解されるような言葉を言ったことはありますか」

 証人「言ったことはありません」

 弁護人「22年5月17日の取り調べの反訳書の72ページで『地検の怖さは身をもって分かりました』と石川さんが言っていましたが、石川さんがそう感じてるとは思いましたか」

 

【小沢被告第9回公判(5)】
「組織として本気になれば」と再逮捕示唆 特捜検事「客観的な意見」
2011.12.15 15:17 (4/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515180007-n4.htm

 証人「思いませんでした」

 弁護人「石川さんは『地獄の20日間』と言っていますが、石川さんがそういう状況にいると感じたことはありますか」

 証人「現職の国会議員ですし、相当つらい期間ではあると思っていました。とくに最初の5日間は相当落ち込んでいました」

 弁護人「『特捜部が納得しないと、他にも強制捜査を及ぼさないといけなくなる』というようなことを石川さんに言ったことはありますか」

 証人「言ったことはありません」

 弁護人「直接的ではなくても、そう取られることを言ったことはありませんか」

 証人「ありません」

 《○○検事は弁護側の質問に対し、きっぱりとした口調で言い切った》

 《弁護側は反訳書を○○検事に見せる》

 弁護人「(石川議員の再逮捕について)『組織として本気になったときに、全くできない話かっていうとそうでもないわけじゃない』と言いましたか」

 証人「言いました」

 弁護人「それに類する話を、(石川議員の)身柄拘束中に言っていませんか」

 証人「石川さんが再逮捕を心配して、私に聞いてきたことがありました。私は『分からない、やれる可能性がないとは言えない』と客観的な意見を言いました」

 《弁護側は石川議員が録音したテープの内容について質問を続けた。小沢被告は微動だにせず、目をつぶったままだ》

 

【小沢被告第9回公判(6)】
捜査報告書は「虚偽」!? 説得経緯…隠し録音と大きな隔たり
2011.12.15 15:45 (1/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515460008-n1.htm

 (13:30~14:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の取り調べを行った○○検事(法廷では実名)の弁護側の証人尋問が続いている》

 《石川議員は保釈後の平成22年5月、東京地検特捜部の任意聴取の際、ICレコーダーで、○○検事の取り調べの内容を隠し録音していた。○○検事は、この日の任意聴取の内容を記した捜査報告書を作成しているが弁護側は、この報告書と録音の差異を問いただしていく》

 弁護人「平成22年5月17日の取り調べで、あなたは捜査報告書を書いていますね」

 証人「書きました」

 弁護人「何日に書きましたか」

 証人「5月17日に書き始めまして、何日かかけて完成させたと思います」

 弁護人「何ページの報告書ですか」

 証人「5、6ページだったでしょうか」

 弁護人「あなたが書いたものでしょう」

 証人「5、6ページか、もう少し多い10ページだったか。いずれにしましてもそれくらいだったと思います」

 弁護人「それを何日もかけたのですか」

 証人「別の仕事もしながら、合間、合間に作成しましたので…」

 弁護人「中身は覚えていますか」

 証人「だいたいは把握しています」

 

【小沢被告第9回公判(6)】
捜査報告書は「虚偽」!? 説得経緯…隠し録音と大きな隔たり
2011.12.15 15:45 (2/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515460008-n2.htm

 《ここで男性弁護士は、○○検事に、捜査報告書を示す》

 弁護人「1ページ目にあなたの署名と押印があるが、間違いありませんか」

 証人「はい」

 弁護人「東京地検特捜部長あてになっているが」

 証人「そうです」

 《続いて、男性弁護士は捜査報告書の中身を示す。石川議員は11万人の有権者の投票を受けて当選したが、大半は「小沢一郎の秘書」というのではなく、個人を信頼して投票したはずだと、○○検事に言われたことを契機に、調書のサインに応じた-とする内容が具体的なやり取りとともに記載されている。だが、実際の録音にはこうしたやり取りは残っていない》※

※SOBA:この部分は重大。公判記録記事では「(要旨)捜査報告書は記憶を元にあとで混同して書いた」とある。なお産経の公判記録記事中、○○検事と匿名にしている所は元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(44)のこと(現新潟地方検察庁所属)。

 弁護人「やり取りがないのに、どうして(捜査報告書には)記されているのですか」

 証人「やり取りがあったと認識して書いた」

 弁護人「実際のやり取りと異なるのが、記載されたことですか」

 証人「この日の取り調べを一言一句記載したのではなく、思いだし、思いだし記載した。拘留中に話したことや、保釈後に話したことの記憶が混同していたと思う

 弁護人「もう一度聞きますが、5月17日から数日で書いたのですね」

 証人「はい」

 弁護人「5月17日には、どこまで書いたのですか」

 証人「それは記憶にはありません」

 弁護人「虚偽の捜査報告書を書いたのではありませんか」

 証人「そうではありません」

 

【小沢被告第9回公判(6)】
捜査報告書は「虚偽」!? 説得経緯…隠し録音と大きな隔たり
2011.12.15 15:45 (3/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515460008-n3.htm

 《弁護人は繰り返し差異を質問し、捜査報告書の信用性がないことを強調したい構えだ》

 《続いて、弁護人は○○検事が石川議員に「(虚偽記載を認める供述を覆し)逆の供述をすれば、火に油を注ぐことになる」などと話したことを追及していく》

 弁護人「(任意聴取の際には)こう伝えたことがありましたね」

 証人「はい」

 弁護人「繰り返し述べましたね」

 証人「それは、石川さんが従前通りの主張だといいながら、実際に調書のサインの段階になると、『4億円を隠すつもりはなかった』などと覆す。その中で何度かやり取りがあった」

 《ここで、弁護人は再び捜査報告書に話題を戻す》

 弁護人「何のために捜査報告書を作っていたのですか」

 証人「調べが終われば、作るように、と指示されていました」

 弁護人「指示はだれからか」

 証人「主任検事です」

 弁護人「あなたは、何日かかけて作るうちに、記憶が混同して、やり取りのない内容を記したということでしたね」

 証人「かいつまんで言えばそうです」

 弁護人「これが検察審査会の小沢さんの起訴議決にも影響を与えた可能性があったと分かっていましたか」

 証人「協議の内容については、分かりません」

 弁護人「可能性の話ですよ」

 証人「可能性の話ならば…」

 

【小沢被告第9回公判(6)】
捜査報告書は「虚偽」!? 説得経緯…隠し録音と大きな隔たり
2011.12.15 15:45 (4/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121515460008-n4.htm

 《男性弁護士は、検察審査会の議決の理由に、捜査報告書の内容を挙げている点を紹介し、追及していく》

 弁護人「理由に捜査報告書の内容が挙がっていることは認識していましたか」

 証人「議決自体は見ていないが、報道レベルでは知っていました」

 《続いて、男性弁護士は隠し録音のやり取りを追及していく》

 《○○検事が任意聴取の際に「石川さんの供述がさ、やっぱり功を奏したんでしょ…」などと言った隠し録音の部分を紹介した》

 弁護人「功を奏するというのは?」

 証人「小沢さんが起訴されないことを指したと思います」

 弁護人「なぜ、そんなことを言ったのか」

 証人「石川さんに同調するように言っただけで、事実だという趣旨で言ったのではありません」

 《○○検事は、石川議員を取り調べる際、「フェアプレーで本当のことを言ってほしい」と約束していたとされる》

 弁護人「フェアプレーであると言いながら、あなた自身は事実を認識できないことを話すのですか」

 証人「客観的な事実は分からない。(小沢被告の)起訴を望んでいなかった石川さんに同調した形で話しただけです」

 《さらに、弁護人は隠し録音の『功を奏した』と話す別の部分も取り上げ、○○検事に尋ねていく。小沢被告は、じっと前を向き姿勢を崩さない》

 

【小沢被告第9回公判(7)】
「12月だろうが、3月だろうが変わんねーからさ」 弁護側「検察官調書ってそういうものですか」
2011.12.15 16:17 (1/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516180010-n1.htm

 (14:00~14:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の聴取を担当した○○検事(法廷では実名)に対する弁護側の証人尋問が続いている》

 《弁護側は、昨年5月、小沢被告の強制起訴の前に行われた石川議員に対する任意の事情聴取で、石川議員がひそかにやり取りを録音していた「隠し録音」の発言を廷内モニターに表示。「僕は小沢一郎を裁判にかけたいと思っていないわけ、前から言っているようにね」という発言から、順番に質問していく》

 弁護人「『われわれ(○○検事と石川議員)の作戦で、小沢さんは起訴になっていない』とあなたは言っています。小沢さんを不起訴にする、という共通目的を持っていると理解されますが」

 証人「石川さんの立場に立って取り調べをしています。そう理解されるでしょう」

 弁護人「事実ではないんですか」

 証人「私は石川さんにも小沢さんにも近くありません」

 弁護人「では、石川さんの立場に立って、『○○検察官と石川被疑者は小沢氏の不起訴という共通目的を持っている』とするのは、積極的に嘘をついていることにならないですか」

 証人「…。あのー、別に石川さんをだまそうとしたわけではないですし、積極的に嘘をつくというのは当時全く考えられません。実際、石川さんもそう思わなかったんじゃないですか。検事が不起訴を望む、なんて」

 

【小沢被告第9回公判(7)】
「12月だろうが、3月だろうが変わんねーからさ」 弁護側「検察官調書ってそういうものですか」
2011.12.15 16:17 (2/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516180010-n2.htm

 《次に表示されたのは、「法律家としては、(小沢被告の)共謀の認定はちょっときついという話はしたよね」という部分だ》

 弁護人「具体的にどういうやり取りの中でこの話をしたのか、正確に言葉通り説明してください」

 証人「(石川議員が逮捕される前の、小沢被告への報告・了承を認めた昨年)1月11日の調書作成を終えた後、石川議員から『これで(小沢被告も)共謀共同正犯ですね』と議論をふっかけられて。『共謀の認定もいろいろあって、総合的に考えて十分という場合もあるし、この供述だけでは(認定が)厳しいという考えもある』と言いました」

 「そうすると、石川さんから『○○検事の考えはどうか』と尋ねられたので、『個人的にはきつい気がする』という話をしました」

 《続いて、土地購入原資の4億円に対する、○○検事の「汚い金だっていうのは、検察が勝手に言ってるだけで、水掛け論になるから相手にしなくていい。証拠ないんだから。別に」という発言がやり玉に挙がる。石川議員の調書の信用性を確認するというより、取り調べ手法への批判に主眼が置かれているような印象を受ける》

 弁護人「『4億円は汚い金』という証拠がない、と石川さんに伝えたんですね」

 証人「あの…、言葉ではそうです。言葉の勢いで言ってしまいました。証拠がない、というのは事実に反します」

 弁護人「あなた、4億円の出所の重要性をよく知っていて、前年から捜査していたんですよね。取り調べの半分は水谷建設の件に費やしている。そういう重要なことを、取り調べの検察官が勢いでいいますか?」

 

【小沢被告第9回公判(7)】
「12月だろうが、3月だろうが変わんねーからさ」 弁護側「検察官調書ってそういうものですか」
2011.12.15 16:17 (3/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516180010-n3.htm

 証人「このときは、そうですね」

 弁護人「嘘をついたんですね」

 証人「嘘ではありません。(隠し録音を文書に起こした)反訳書を見ると、言い過ぎたな、と。言い過ぎを後悔しているということです」

 「この日は石川さんに水谷建設のことを聞いても仕方がない、と思っていました。否定する一方だったので。しかし、石川さんが水谷の話をほじくり返すので、止めさせようとして、そう話しました」

 《「自分で言うのもなんだけど、なかなかうまい表現だと思うよ」。小沢被告から受け取った4億円の原資について石川議員が「小沢先生が政治活動の中で何らかの形で蓄えた簿外の資金であり、表に出せない資金」と認識していた、とする石川議員の調書の表現について、○○検事の“作文”だった可能性を示す発言だ。男性弁護士はここで、さらに攻勢を強めていく》

 弁護人「『簿外の金』とは、あなたが言いだしたんですか」

 証人「違います。…訂正します。私が言い出したか、石川議員が言い出したかは分かりません。ただ、『簿外の金』という表現で、会話がかみ合っていたのは事実です」

 弁護人「『自分で言うのも何だけど』とは?」

 証人「固有名詞を隠して、丸めて表現しているところを言っています」

 

【小沢被告第9回公判(7)】
「12月だろうが、3月だろうが変わんねーからさ」 弁護側「検察官調書ってそういうものですか」
2011.12.15 16:17 (4/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516180010-n4.htm

 《さらに、弁護側は、石川議員の小沢被告との「報告・了承」時期について、石川議員が調書の訂正を求めた際の「12月だろうが、3月だろうが変わんねーからさ、また変わると、なんでじゃあ変わったのってなっちゃうからさー。めんどくせーからさ」という発言を引用する》

 弁護人「検察官調書ってそういうものですか? 不合理な話が出ても何のやり取りもないまま?」

 証人「実際の報告が(平成16年)12月だった、という話はこの日に初めて出ました。客観的な証拠に矛盾するし、根拠もなく不合理でした。だから、『まあまあ(仕方がないです)』と石川さんが(訂正を)あきらめたんだと思いました」

 《男性弁護士はさらに、午前中の公判で「石川さんの話は7割が本当、3割が虚偽と認識していた」とする○○検事の発言の意味を改めて尋ねる》

 証人「1点付け加えると、取調官というのは被疑者が本当のことを言っていると思いたいんです。自己弁護の気持ちはあったと思います」

 《小沢被告はモニターと○○検事に交互に目をやり、審理に集中している様子。法廷で明らかにされるのが極めて珍しい検察官取り調べの詳細に、関心を持ったのだろうか》

 

【小沢被告第9回公判(8)】
「寝ているとき以外は事件のこと考えていた」 特捜検事、色をなして反論
2011.12.15 16:48 (1/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516490012-n1.htm

 (14:30~15:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された 民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の取り調べを行った○○検事(法廷では実名) が証人として出廷し、弁護側の反対尋問が行われている》

 《男性弁護士は石川議員が保釈後の平成22年5月17日に行われた取り調べの隠し録音を記した「反訳書」の内容について、○○検事に質問を続けている》

 弁護人「石川さんと小沢さんの共謀について、あなたの調書を主要な証拠として認定できると考えてましたか」

 証人「そこは分かりません」

 弁護人「通常ならば取調官なら膨大な証拠があるので意見を言うことはできるのではないのですか」

  《ここで検察官役の指定弁護士側が異議を唱える。「小沢被告と石川議員の共謀が成立するかどうかの正否を検察官に尋ねるのは不適当」というのが理由。だ が、弁護側は「5月17日の取り調べについて話す中で、当時の取調官が共謀が成立するかどうかの認識を持っているかどうかは重要な判断だ」と理由を説明。 大善文男裁判長は異議を棄却した》

 弁護人「では改めて。5月17日の取り調べに当たり、共謀は当然認められると思っていましたか」

 

【小沢被告第9回公判(8)】
「寝ているとき以外は事件のこと考えていた」 特捜検事、色をなして反論
2011.12.15 16:48 (2/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516490012-n2.htm

 証人「…そこは何とも言えないところですが。この供述だけでは厳しいかなというのが率直な印象でした」

 《ここで弁護側の反対尋問が終わり、指定弁護士の再尋問が始まった》

 指定弁護士「1月19日に作成された調書について、4億円の原資についてはどういう記載となったかご記憶にありますか」

 証人「『小沢先生が政治活動の中で何らかの形で蓄えた簿外の資金であり、表に出せない金』ということでした」

 指定弁護士「ここで『簿外の金』と使われていますが、どちらから出た言葉か記憶にないですか」

 証人「どちらともなく出たと思います」

 指定弁護士「(『政治活動の中で』の意味について)もう少し詳しく覚えていますか」

 証人「経世会、新生党、新進党、自由党、民主党など、(小沢被告が関係した)政党などが離合集散する中で、という表現だったと思います」

 指定弁護士「(昨年)5月17日の取り調べは、1日で終わることになっていましたか」

 証人「そういうふうに聞かされておりました」

 指定弁護士「調書を作成されないこともありますが、この日は調書を作成したいという気持ちはありましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「当初、収支一覧表について石川議員は『3月』に小沢被告に見せて説明したとしていたが、石川さんの供述がぶれたので調書に記さなかった」

 証人「はい」

 

【小沢被告第9回公判(8)】
「寝ているとき以外は事件のこと考えていた」 特捜検事、色をなして反論
2011.12.15 16:48 (3/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516490012-n3.htm

 指定弁護士「石川さんが『12月』に作成して見せたと言ったときにどう思いました」

 証人「まだ根拠のない弁解を始めたなと思いました」

 指定弁護士「石川さんはそういうことを繰り返すことがある」

 証人「はい」

 《指定弁護士の再尋問はここで終了したが、弁護側が再度、質問を行うこととなった。弁護側は、○○検事が平成22年1月に石川議員を取り調べた際に作成したメモを大型モニターに映し出す。記載されている数字から、メモは1月15日午後6時15分から午後11時31分に作成されたことが分かる》

 弁護人「実際に石川さんの調書を作成したのは何日でしたか」

 証人「1月19日でした」

 弁護人「メモの中で、石川さんが話した政党の固有名詞が出ていないのはなぜですか」

 証人「客観的事実がない。後で調べたら分かると思っていました」

 弁護人「石川さんが供述していたけれども、その日は調書も取らない。3日も経ったらあなたの記憶が混濁するのではないですか」

 証人「何党が何党に変わったかは重要ではないと思っていた。この供述自体も半信半疑だったので」

 《弁護側は、○○検事が取り調べメモに記載していない内容を、3日後の調書作成の際に思い出すことができるのかを追及。調書の信憑(しんぴょう)性を揺るがしかねない質問に、○○検事も色をなして反論する》

 

【小沢被告第9回公判(8)】
「寝ているとき以外は事件のこと考えていた」 特捜検事、色をなして反論
2011.12.15 16:48 (4/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121516490012-n4.htm

 弁護人「半信半疑であれば、なおさら供述を照らし合わせることが必要ではないのですか」

 証人「そんなことを言ったら、調書に書いてないことはたくさんありますよ!」

 《弁護側の質問は終了。だが、最後の部分に納得がいかない指定弁護士が再度、質問を行う》

 指定弁護士「あなたは調書を書く際に、石川さんの供述を覚えていますね」

 証人「はい。寝ているとき以外はこの事件のことを考えていましたので」

 指定弁護士「詳細なメモを作る人もいると思いますが、あなたはどうですか」

 証人「被疑者の一挙手一投足を見ています。いちいちメモを取りながらやっていたら取り調べにならない」

 《指定弁護士側、弁護側とも、これ以上の質問はないようだ。続いて裁判所からの質問に移る。まず左陪席の裁判官が質問する》

 裁判官「それでは私から質問します。確認になりますが、副部長の□□検事(法廷では実名)についてですが、上下関係では□□検事が上になるのですか」

 証人「私の上はそうですが、その上に特捜部長がいます」

 《○○検事も落ち着きを取り戻し、冷静な口調で質問に答えていく。裁判官の質問が続く》

 

【小沢被告第9回公判(9)】
「危険な調べという自覚は?」 裁判官の指摘に検事「軽口でした」
2011.12.15 17:06 (1/3ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517070016-n1.htm

 (15:00~15:15)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、証人として出廷した○○検事(法廷では実名)に対する裁判官の質問が行われている》

 《左陪審の裁判官が、平成22年5月17日の取り調べで、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=が供述を覆すことで、「小沢被告の起訴の可能性が高まる」という見通しを○○検事が持った根拠について尋ねた》

 証人「合理的であればいいんですけど、不合理な弁解をすれば、検察審査会は国民が判断するとあって、より起訴の可能性が高まるという見通しを持ちました」

 裁判官「あなたの上司や同僚で、そういったことを言っていたのですか」

 証人「いえ」

 裁判官「『認めれば小沢被告が起訴にならない』という発言は、少し危険な取り調べをしているという自覚がありましたか」

 証人「そうですね。一般的には言わないですし、言葉のとらわれ方によっては…」

 裁判官「当時はその認識がありましたか」

 証人「当時ですか?」

 《常に歯切れのいい○○検事が言葉に詰まった。少しの沈黙の後、再び答え始めた》

 

【小沢被告第9回公判(9)】
「危険な調べという自覚は?」 裁判官の指摘に検事「軽口でした」
2011.12.15 17:06 (2/3ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517070016-n2.htm

 証人「そうですね。見通しを述べただけなので、取り調べをしているときに危険とか危険じゃないとか考えてはやっていないですね」

 裁判官「当時は考えてなかった、と」

 証人「はい」

 《裁判官は念を押すように尋ねた》

 裁判官「そのときに録音をされているということが分かっていたら、こういう説明はしませんでしたか」

 証人「しなかったと思います」

 《左陪審の裁判官の質問が終わり、続いて右陪審の裁判官が質問した》

 裁判官「5月17日の捜査報告書は、供述内容よりも詳しかったですが、何を元にして作ったのですか」

 証人「私の記憶です」

 裁判官「メモなどは取らなかったのですか」

 証人「一切取っていません」

 裁判官「1月には取っていたが、5月17日は取ってないんですか」

 証人「そうですね」

 裁判官「記憶を喚起するものもなく、報告書を作られたんですか」

 証人「そうですね」

 《続いて、大善文男裁判長が質問に入った。裁判長も、逮捕直後と5月17日の取り調べについて尋ねた。○○検事はよどみなく答える》

 裁判長「ほかの共犯者はこう言っているということを石川さんに告げて、取り調べをしたことはありますか」

 

【小沢被告第9回公判(9)】
「危険な調べという自覚は?」 裁判官の指摘に検事「軽口でした」
2011.12.15 17:06 (3/3ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517070016-n3.htm

 証人「大久保(隆規元秘書=一審有罪、控訴中=)さんの供述を主任検事から聞いて、石川さんに聞いた(質問した)ことはあります」

 裁判長「続いて5月17日の取り調べなんですが、『作戦が功を奏す』というようなことを言っていますが、石川さんは、作戦の中身について分かると思っていましたか。双方に共通の理解があったんですか」

 証人「私も、軽口といえば軽口でした。厳密に話したとは言えません」

 裁判長「最後になりますが、反訳書の中で石川さんが『東京地検特捜部の恐ろしさが、身をもって分かりました』と言っていますが、あなたはそれを聞いたときに、石川さんはどういうことを言っていると思いましたか」

 証人「自分が逮捕されて勾留されていることについて言っていると思いました」

 裁判長「それだけですか」

 証人「はい」

 《ここで○○検事に対する証人尋問が終わり、○○検事は足早に退廷した。30分間の休廷後に弁護側の証人として、石川議員の政策秘書の女性が出廷し、証人尋問が行われる予定だ》

 

【小沢被告第9回公判(10)】
「ホニャララの被疑者として取り調べる」 特捜調べに女性秘書“絶望”
2011.12.15 17:58 (1/5ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517590017-n1.htm

 (15:45~16:15)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、約30分の休廷を挟んで、石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴中=の政策秘書の女性に対する、弁護側の質問が始められる》

 《弁護側は、東京地検特捜部が平成22年1月に女性から任意で事情聴取した際に、被疑事実とは異なる内容の調べを行ったと主張している。さらに、女性が保育園に子供を迎えにいかなければならなかったのに、午後1時から午後11時まで取り調べを行い、石川議員に心理的な圧迫を与えたと主張している》

 《大善文男裁判長が小沢被告の入廷を促す。小沢被告は裁判長の前を通る際に深々と一礼し、弁護側の席着いた。その後、女性が入廷し、証言台に着いた。女性は黒のスーツに身を包み、黒の長い髪をきちんと整えている。女性弁護士が立ち上がって質問を始める》

 弁護人「出身地はどこですか」

 証人「北海道です」

 弁護人「最終学歴を教えてください」

 証人「立命館大学文学部です」

 弁護人「卒業は、いつですか」

 証人「1998(平成10)年9月です」

 弁護人「その後は?」

 証人「民主党の国会議員秘書をしています」

 弁護人「公設秘書ということですか」

 証人「はい」

 弁護人「だれの秘書ですか」

 証人「石川知裕の政策秘書です」

 弁護人「いつからですか」

 証人「2007(平成19)年3月27日です」

 

【小沢被告第9回公判(10)】
「ホニャララの被疑者として取り調べる」 特捜調べに女性秘書“絶望”
2011.12.15 17:58 (2/5ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517590017-n2.htm

 弁護人「当選したときからということですね」

 証人「はい」

 《女性弁護士は経歴から確認し、女性秘書は小さいながらもはっきりした声で質問に答えていく》

 弁護人「政策秘書とは、どのような仕事ですか」

 証人「政策の立案やアシスタント、スケジュールの管理などです」

 弁護人「仕事場は?」

 証人「議員会館です」

 弁護人「家族構成を教えてください」

 証人「夫と子供2人です」

 弁護人「子供はおいくつですか」

 証人「7歳と5歳です」

 弁護人「保育園に入れているのですか」

 証人「はい。保育園です」

 弁護人「家事は夫婦で分担しているのですか」

 証人「夫は平日、湯河原にいますので、平日は私が家事をしています」

 弁護人「そうした状況はいつからですか」

 証人「7年前からです」

 《女性弁護士は質問を繰り返しながら徐々に、問題に触れていく》

 弁護人「あなたは東京地検特捜部の調べを受けていますね」

 証人「はい」

 弁護人「何回ですか」

 証人「2回です」

 弁護人「最初の調べはいつですか」

 証人「昨年の1月26日です」

 弁護人「どのように呼ばれたのですか」

 証人「その日の午前10時に、▲▲(法廷では実名)と名乗る人から、私の携帯に電話がありました」※

SOBA:「▲▲(法廷では実名)」の所はあの悪名高い検察官民野健治のこと

Photo ←被疑者ではなく参考人で呼んだだけなのに、無理やり帰さず夫への電話も許さず、買ってこさせたペットボトルのお茶に120円、払ってください」と言った検察官民野健治。

関連エントリー:
騙して誘き出し子供を人質に女性秘書を10時間恫喝取り調べの検察官民野健治は、職権濫用、いや特別公務員暴行陵虐罪だろう。


 弁護人「何と?」

 証人「午後1時45分に検察庁に来てくれということでした」

 弁護人「何のためとの説明でしたか」

 証人「何のためか分かりませんでしたので、『資料の返却ですか』と尋ねました」

 

【小沢被告第9回公判(10)】
「ホニャララの被疑者として取り調べる」 特捜調べに女性秘書“絶望”
2011.12.15 17:58 (3/5ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517590017-n3.htm

 弁護人「すると?」

 証人「『はい』と言っていました」

 弁護人「今までにも資料の返却に(検察庁に)うかがうことあったのですね。これまでとの違いはありましたか」

 証人「はい。普段は時間を一方的に指定することはありませんでしたので、心配になりました。なので3回ほど、資料の返却か確認しましたが、そうですとのことでした」

 《女性弁護士は呼び出し段階から不審な点があったと強調したい構えだ》

 《女性秘書は資料の返却と思っていたため、軽装で名刺入れなどが入る小さなバッグ1つだけを持って指定された時間に行ったと主張。財布も持っていなかったという。だが、受付を終えると9階の検事の部屋に通された。自己紹介して初めて▲▲が検事であることを知ったとする。▲▲検事は身長は180センチぐらいで、眼鏡をかけ、女性秘書は「かっぷくがよかった」と証言した。▲▲検事は、まず女性秘書に対して「何で呼ばれたか分かりますよね」と切り出してきたという》

 弁護人「あなたは何と答えたのですか」

 証人「…。何で呼ばれたのか分かりませんと、資料の返却ですよねと逆に尋ねました」

 弁護人「▲▲検事の答えは?」

 証人「違いますと。あなたにお話ししてもらわないとならないことがあると言っていました」

 《続いて、女性秘書は名前や戸籍などを紙に記入させられたという》

 弁護人「その後は?」

 証人「取り調べを始めると告げられました」

 弁護人「何についての取り調べですか」

 

【小沢被告第9回公判(10)】
「ホニャララの被疑者として取り調べる」 特捜調べに女性秘書“絶望”
2011.12.15 17:58 (4/5ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517590017-n4.htm

 証人「ホニャララ、ホニャララの被疑者として取り調べると」

 弁護人「ホニャララとは何ですか」

 証人「わざとゴニョゴニョと聞きづらくしていましたし、被疑者のところだけ大きくしていましたし…」

 《その後、▲▲検事は六法全書を開いて、黙秘権を説明し、聴取を始めたという。女性秘書は再び容疑を尋ねたが、▲▲検事は答えなかったとする。そして、持ち物を検査され、携帯電話も目の前でディスプレーを見せ、消すことを要求され、女性秘書は従ったと主張する》

 弁護人「(記入した経歴を記した)紙について質問がありましたか」

 証人「はい。紙に基づいて経歴を確認していきました」

 弁護人「その後のやりとりは?」

 証人「資料の返却に来ただけと思っていたので、取り調べならば、連絡をさせてほしいと懇願しました」

 弁護人「(▲▲検事の)反応は?」

 証人「駄目だと」

 弁護人「理由は?」

 証人「あなたに権利はないと。被疑者なら、せめて弁護士にも連絡させてくれと言いましたが、それもできないと言われました」

 弁護人「それで何と?」

 証人「▲▲検事は、私に『自分のことは自分が分かっているだろうから、自分から話せ』と。ただ、まったく思い当たることがなかったので黙っていました」

 弁護人「膠着(こうちゃく)状態が続いたのですね。▲▲検事の反応は?」

 証人「一方的に自分が検事になった理由などを話していましたが、だんだんとイライラされて、何で黙っているのかとヒステリックになりました」

 

【小沢被告第9回公判(10)】
「ホニャララの被疑者として取り調べる」 特捜調べに女性秘書“絶望”
2011.12.15 17:58 (5/5ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121517590017-n5.htm

 《その後も、膠着状態が続き、2、3時間が経過したという。ここで、女性秘書は1回目のトイレ休憩を許され、こっそりと携帯で連絡を取ろうとしたが、圏外で無理だったという》

 弁護人「どう感じましたか」

 証人「絶望を感じ、被疑者を受け入れるしかないと考えました。そして、話せることは話すので、質問してほしいと訴えました」

 《その後も具体的な質問はされず、保育園への子供の迎えを誰かに頼まなければならないと、外部への連絡を懇願し続けたという》

 《だが、▲▲検事は「人生そんなに甘くはない」「自分が悪いんだから泣いても無駄だ」などとして、なかなか応じなかったとする。ただ、ようやく夫への連絡や事務所への連絡を許され、質問が始まった》

 証人「資料を出してきてそれを元に質問がありました」

 弁護人「資料とは」

 証人「通帳のコピーのようなものでした」

 弁護人「誰の名義か分かりましたか」

 証人「やり取りの中で石川の政治団体のものだと分かりました」

 《通帳には、女性秘書が何かを書き込んだ跡があったという》

 弁護人「どんなことを聞いてきたのですか」

 証人「何を問題にしているのか分かりませんでした。(書き込みは)あくまでも私のメモ。収支報告書は帳簿を見てつけるので、それを持ってきてほしいと言いました」

 弁護人「すると」

 証人「▲▲検事は事務官に指示して押収した段ボールを何個か持ってこさせていました」

 弁護人「帳簿は見つかったのですか」

 証人「入っていませんでした」

 弁護人「帳簿が入っていないことも知らなかったのですね」

 証人「はい」

 《女性弁護士と女性秘書のテンポのよいやり取りが続く。小沢被告は女性秘書の横顔を見つめながら、公判の推移を見守っている》

 

【小沢被告第9回公判(11)】
「こんなかわいい子供たちが…犯罪者の子供に…」 にやにや顔で女性秘書を「圧迫」
2011.12.15 18:37 (1/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121518380018-n1.htm

 (16:15~16:45)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の政策秘書の女性に対する弁護側の証人尋問が続いている》

  《昨年1月26日に東京地検特捜部の参考人聴取を受けた女性秘書は「参考人」ではなく「被疑者」として扱われ、保育園に子供を迎えにいかなければならない のに、午後11時ごろまで帰してもらえなかったとされる。弁護側は「特捜部は何でもできるところだ、捜査の拡大がどんどん進む」という心理的な圧迫を石川 議員に与えたと主張している》

 《女性秘書は、取り調べを担当した▲▲検事(法廷では実名)から、家族の写真が入ったUSBメモリのデータを見せるよう要求されたといい、その時の状況を「悲惨」だとして詳細に語っていく》

 弁護人「▲▲検事は家族の写真を見て、何と言ったんですか」

 証人「(▲▲検事は)『こんな…かわいい子供たちが…』」

 《女性秘書は涙で声を詰まらせ、続ける》

 証人「『犯罪者の子供ということになったら、どう思うだろうね』、と…」

 弁護人「どんな表情でしたか」

 証人「にやにやしながらでした」

 《女性秘書はそのやり取りの際、すでに午後8時を回っていたと説明。▲▲検事は家に帰ることも、電話で連絡を取ることも認めなかったという》

  証人「どうしても帰りたい、と言ったら、(▲▲検事は)『人生そんなに甘くないよ』と。せめて子供が無事に家にいるか、確認させてほしいとお願いしました が、初めのうちは『そんな権利はない』と。そのうちに私が過呼吸のようになり、『夫になら電話してもいいぞ』と許されました」

 

【小沢被告第9回公判(11)】
「こんなかわいい子供たちが…犯罪者の子供に…」 にやにや顔で女性秘書を「圧迫」
2011.12.15 18:37 (2/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121518380018-n2.htm

 《午後9時を回っても、夕食をとらないまま取り調べは続いたという。朦朧(もうろう)とする意識の中、女性は座る姿勢について強い叱責を受けたエピソードを語り始める》

 証人「机の下に手を置いて、ぎゅっと握っていました。急に机をボンッとたたかれて『話を聞く態度じゃない』と注意されました。さらにその後、背もたれに体を寄せると、またボンッと机をたたかれ、『人の話を聞く姿勢じゃない。背筋を伸ばせと言われました』」

 弁護人「(同席する)検察事務官の様子はどうでしたか」

 証人「夕方くらいからコックリコックリしていて、午後7時半以降は机に足を投げ出して寝ていました」

 弁護人「▲▲検事は注意しないんですか」

 証人「しません」

 弁護人「聴取のメモは誰がとっていたんですか」

 証人「誰も取っていません。事務官のノートパソコンも閉じたままになっていました」

 《午後10時を回り、取り調べはすでに9時間を超える。女性秘書はようやく弁護士に連絡をとり、「脱出」するまでの経緯を語っていく》

 証人「もう帰ります、と強く主張したところ、▲▲検事は『本当に、本当に、石川(議員)の心証が悪くなってもいいんだな。石川がどうなってもいいんだな』と、立ち上がって何度も言いました」

 弁護人「それで思いとどまったんですか」

 証人「帰れる権利はあると思い、弁護士に電話しました。体は硬直し、手が震え、(携帯電話の)電源を入れるのも大変でした」


 弁護人「▲▲検事はどうしていましたか」

 

【小沢被告第9回公判(11)】
「こんなかわいい子供たちが…犯罪者の子供に…」 にやにや顔で女性秘書を「圧迫」
2011.12.15 18:37 (3/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121518380018-n3.htm

 証人「『そんなことをしていいと思っているのか』と大声を出されましたが、制止を振り切りました」

 弁護人「さすがに手は出してこなかったですか」

 証人「はい」

 弁護人「弁護士に何と言われましたか」

 証人「(午後10時をすぎ)そんな時間に検察庁にいることに驚いた、と言われました」


 《すぐに主任検事に抗議した弁護士から、間もなく女性に着信があったという》

 証人「『(主任検事が)あなたはもう帰ったと言っている。本当に検察庁にいるのか』と聞かれました。そこで携帯電話を▲▲検事に渡しました」

 弁護人「2人のやり取りは聞こえましたか」

 証人「(弁護士の)先生は大声で抗議していたので聞こえました。『参考人として呼んだのか、被疑者として呼んだのか』と聞かれ、▲▲検事は『参考人』と答えていました」

 《弁護士と▲▲検事のやり取りが終わっても、女性秘書の期待に反し、部屋を出ることはかなわなかったという》

 証人「無事帰れると思って立ち上がったところ、ドアの前で通せんぼされ『座れ』と言われました。私を見下ろしてにやにやし、『弁護士に頼ってもムダだということが分かったでしょ』と続けました」

 《その後、午後11時ごろになり、部屋にかかってきた内線電話で▲▲検事の態度が急変。女性は家に帰ることを許されたという。所持金もなく、歩いて議員会館に戻ったと振り返る》

 《精神状態が不安定になり、左耳も聞こえない状態になったという女性秘書は、翌日に約束されていた取り調べをキャンセル。質問に立つ女性弁護士は、女性秘書が通院した際の診断書を示し、取り調べで受けたショックの大きさを強調する》

 

【小沢被告第9回公判(11)】
「こんなかわいい子供たちが…犯罪者の子供に…」 にやにや顔で女性秘書を「圧迫」
2011.12.15 18:37 (4/4ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121518380018-n4.htm

 《同月31日に2度目の取り調べを受けた女性秘書は、聴取に応じた理由について「弁護士から『聴取を拒否すれば逮捕されるかもしれない。石川議員に何があるか分からない』と説得された」と説明。最後に、取り調べが与えた子供への影響を問われ、再び声をふるわせる》

 証人「取り調べからしばらくの間、保育園に送っても私の足から離れませんでした。『ママがまた帰ってこなくなる』と、泣いて離れませんでした」

 弁護人「子供は当時、いくつでしたか」

 証人「3歳と5歳です」

 《ここで弁護側の証人尋問は終了。検察官役の指定弁護士側が女性秘書に尋ねていく》

 《指定弁護士は、女性に対する聴取の目的が、陸山会事件とは別に、石川議員の政治資金収支報告書の虚偽記載疑惑にあったことを確認。女性が管理していた石川事務所の銀行通帳の中で、献金を受けた相手の名前などが記されたメモ書きが消されている点について尋ねる》

 弁護人「石川さんの政治資金として入金されたものが、収支報告書に記載されていない。その入金者の名前をあなたが消した、という問題があったんじゃないですか」

 証人「やっていないので、そういう認識はありませんでした」

 弁護人「検察側はそういう認識で聴取していたんではないですか」

 証人「そういう疑いで取り調べをしている、と2回目の取り調べで説明を受け、納得しました」

 弁護人「事実として、通帳のメモを消したことはありますか」

 証人「あります」

 《午後5時近くになり、小沢被告も肩や首を繰り返し動かすなど、疲労の色がにじむ》

 

【小沢被告第9回公判(12)完】
家族写真入りUSBメモリも押収 弁護士「検察は何するか分からない」
2011.12.15 18:53 (1/3ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121518540019-n1.htm

 (16:45~16:55)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第9回公判は、証人として出廷した元秘書の石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴中=の政策秘書の女性に対する、検察官役の指定弁護士側の質問が続いている》

 指定弁護士「取り調べのときは陸山会とは全く関係のない話を聞かれたのですね」

 証人「関係ない話でした」

 《男性の指定弁護士の質問が終わると、隣に座る別の男性指定弁護士が「では私から」と立ち上がり、質問を続ける》

 指定弁護士「あなたは大学卒業後、すぐに政治家の秘書になられたのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「あなたが秘書として勤めた方を具体的に教えてください」

 証人「はい。(元)参院議員の円より子、衆院議員の田名部匡代、衆院議員の橋本清仁、衆院議員の首藤信彦。そして石川知裕です」

 指定弁護士「計何年勤めていますか」

 証人「13年です」

 指定弁護士「秘書という仕事柄、家に帰るのが遅くなることがありますか」

 証人「あります」

 指定弁護士「体を壊したことはありますか」

 証人「円事務所にいたときに3回入院しました」

 

【小沢被告第9回公判(12)完】
家族写真入りUSBメモリも押収 弁護士「検察は何するか分からない」
2011.12.15 18:53 (2/3ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121518540019-n2.htm

 指定弁護士「石川議員の秘書になって経理を担当をしていましたか」

 証人「経理は最初の事務所からやっていました」

 指定弁護士「マスメディアへの対応もやりましたか」

 証人「スケジュール調整もあるのでやりました」

 指定弁護士「あなたは石川議員の会計帳簿を作成していましたか」

 証人「…会計帳簿とは、どういうものですか」

 指定弁護士「政治資金規正法上の会計帳簿です」

 証人「私が管理する団体に関しては担当していました」

 指定弁護士「資金管理団体についてはやりましたか」

 証人「はい」

 指定弁護士「石川議員から『こうしろ』という指摘されることはありましたか」

 証人「ないです」

 指定弁護士「石川議員が会計帳簿をごらんになるときはいつですか」

 証人「提出前の3月になります。団体によっては6月になりますが」

 指定弁護士「それについて石川議員が『間違っている』ということはありますか」

 証人「ないです」

 《2人目の指定弁護士の質問が終わると、3人目の男性指定弁護士が「よろしいですか」と立ち上がり、質問を始める》

 指定弁護士「平成22年1月26日に検察庁に呼ばれたときのことですが、『返却物があるから取りに来てくれ』ということでしたね」

 

【小沢被告第9回公判(12)完】
家族写真入りUSBメモリも押収 弁護士「検察は何するか分からない」
2011.12.15 18:53 (3/3ページ)[小沢被告 第9回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111215/trl11121518540019-n3.htm

 証人「はい」

 指定弁護士「あなたの(子供の写真が入った)私物のUSBメモリが検察庁にあった」

 証人「はい」

 指定弁護士「そのときすでに石川議員の事務所が差し押さえられていたのですか」

 証人「そうです。強制捜査を受けていました」

 指定弁護士「あなたにどういう容疑がかかっているのか分からなかったですか」

 証人「分からなかったです」

 指定弁護士「(石川議員の)弁護士から『あなたが行かないと逮捕とか、石川議員に何かあるかもしれない』と言われましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「弁護士はあなたが逮捕される可能性があることを知っていたのではないのですか」

 証人「☆☆弁護士(法廷では実名)はオウム事件の弁護にもかかわったので『検察は免許証記載の住所地と住民票の住所が違うだけで逮捕する。何をするか分からない恐ろしい組織だ。対応した方がいい』と言われたからです」

 《指定弁護士側の質問が終了した。弁護人側もこれ以上の質問はせず、大善文男裁判長が政策秘書の女性の退廷を促した。女性秘書は弁護側に一礼し、落ち着いた足取りで出口に向かう。顔は緊張のためか上気して、赤みがさしていたように見えた》

 《大善裁判長が本日の審理の終了を告げた。小沢被告はこれまでの公判と変わらず、終始無表情を貫いた。次回は16日午前10時から。大久保隆規元秘書=1審有罪、控訴中=の聴取を担当し、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事が証人として出廷する》

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 以下、資料として採録。

 最初に元長崎地方検察庁次席検事、郷原信郎さんのツイート(流れ順にしました)。次にツイート中で紹介されている読売記事。

[元特捜検事が虚偽の捜査報告書…小沢氏側が指摘(読売)] http://bit.ly/vY9Mwn 特捜検察にとって極めて重大な問題、その深刻さの度合いは、大阪地検特捜の前田検事事件以上かもしれない。田代検事個人がやったことではなく、組織的な背景がある。(続く
12月16日

続き)そもそも、以前の取調べの際のやり取りを改めて被疑者から確認して報告書にするというのは、取調べ検事の側で自発的に行うこととは思えない。前の取調べ状況について報告書にすれば良いはず。何か、特別の意図を持って上司から指示されたのではないか。(続く
12月16日

続き)もしそれが、検察審査会をだまして小沢氏を強制起訴に持ち込むために作成されたとすると、検察審査会の起訴強制制度の根幹を揺るがす重大な問題。
12月16日

 

元特捜検事が虚偽の捜査報告書…小沢氏側が指摘
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111215-OYT1T01056.htm

 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢一郎民主党元代表(69)の公判が15日、東京地裁で開かれ、元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(44)が昨年5月、同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)(1審有罪、控訴)を保釈後に再聴取した際、石川被告が述べていない内容を捜査報告書に記載していたことが明らかになった。

 報告書は東京第5検察審査会が小沢被告に対する起訴議決を出す際、審査の対象としていた。今後の公判の行方に影響を及ぼす可能性もある。

 石川被告は昨年1月の逮捕後、田代検事の取り調べを受け、小沢被告の了承を得て政治資金収支報告書に虚偽記入をしたとの供述調書に署名。同年5月17日の任意の再聴取でも同様の内容の調書が作成された。

 この日の証人尋問で、小沢被告の弁護側は、田代検事が作成した同日付の捜査報告書には、石川被告の発言として「検事から、有権者から選ばれた国会議員なのに、ヤクザの手下が親分をかばうようだと言われたことが効いた」などと記載されていると指摘。一方、石川被告が再聴取を隠しどりした録音記録にはそのやり取りがないとして、田代検事を追及した。

 これに対し、田代検事は「数日をかけて、思い出しながら報告書をまとめる際、勾留中のやり取りなどと記憶が混同した。虚偽ではない」と釈明した。
(2011年12月16日03時08分  読売新聞)

 

陸山会事件公判:供述しない内容記載…石川議員の担当検事
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111216k0000m040084000c.html

 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の東京地裁(大善文男裁判長)での第9回公判は、15日午後も東京地検特捜部検事として元秘書の衆院議員、石川知裕被告(38)=1審有罪、控訴中=を取り調べた田代政弘・新潟地検検事(44)への証人尋問が続いた。石川議員の保釈後の再聴取状況をまとめた捜査報告書に、実際には存在しない供述が記載されていると弁護側に追及され、説明に窮する場面があった

 弁護側が追及したのは、石川議員が元代表の関与を認めた捜査段階の供述を維持した理由について述べたとされる部分。「『選挙民は小沢元代表の秘書だから投票したわけではない』という検事の言葉が効いた」との内容で、元代表を起訴すべきだとした東京第5検察審査会の2回目の議決も重視した部分だが、石川議員による5時間超の「隠し録音」には存在しない

 田代検事は「一言一句記載したわけではない。思い出しつつ作成した。勾留中に話したことと記憶が混同していた」と釈明したが、裁判官も報告書作成の経緯を疑問視。「取り調べメモは一切とっていなかった」との田代検事の説明に、裁判官が「記憶喚起をする物もなく捜査報告書を作ったのか」とただすと、田代検事は「はい」と認めた。【和田武士】

毎日新聞 2011年12月15日 23時38分(最終更新 12月16日 1時16分)

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2011年12月 8日 (木)

小沢さんの第8回公判(2011年12月8日)の記録記事を採録。

 小沢さんの第8回公判関係の産経記事です。産経はニュアンスを変えてしまうような改ざんをする事があるので参考記事です。注意して読んで下さい。

関連:
産経の悪質改ざん部分と、(中塚議員紹介原文)2011年2 月22日小沢一郎「倫理委員会の皆さんへ 私の主張」

小沢さんの第9回公判(2011年12月15日)の記録記事を採録。虚偽捜査報告書検事の田代や、不当拘束検事民野も登場。

小沢さんの第7回公判(2011年12月7日)の記録記事を採録。

 

参考:小沢さんの公判データ。

 次回傍聴したい場合や、確定判決後に判決文を調べたい時、事件名・番号などが参考になります。

裁判所名     東京地方裁判所  刑事第11部

事件名     政治資金規正法違反 平成23年特(わ)第111号 

 

【小沢被告第8回公判(1)】
数々の武勇伝…石川議員は「伝説的な先輩」 
2011.12.8 11:53 (1/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120811550005-n1.htm

Trl11120811550005p1 民主党の小沢一郎元代表


 (10:00~10:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判が8日、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。前回に引き続き、会計事務を担当していた池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=の証人尋問が行われる》

 《池田元秘書は、石川知裕衆院議員(38)=同=の後任の事務担当。前回の公判で池田元秘書は、平成16年の土地購入の支出を17年分の政治資金収支報告書に記載することについて「(小沢被告に)説明したことはありません」と共謀を否定した》

 《小沢被告の関与を認めた捜査段階の調書については「検事に抗議したが、押し切られた。この程度で累が及ぶことはないと思った」と事実でない調書に署名したと主張した》

 《また、収支報告書の作成については「経理全般は任されていたので私の判断で行っていた」と説明。陸山会など関連政治団体の収支の概要について小沢被告に「毎年、報告していた」としつつも「(小沢被告は)全体としてきちんと回っているかということだけに興味を示されていた」と細かい報告はしていなかったことを強調した》

 《今回の公判では弁護側の反対尋問などが行われる。すでに弁護側の“筋書き”に沿った証言をしているが、弁護側はどう話を展開していくのだろうか》

 《法廷は東京地裁最大規模の104号。傍聴席にほぼ満席。裁判長の呼びかけで小沢被告が入廷する》

 《紺のスーツに金バッジが光る。裁判長に向かって一礼した後、弁護団を率いる弘中惇一郎弁護士ら男性弁護士2人に挟まれる位置に座った》

 《続いて、裁判長は証人の池田元秘書の入廷を促す。ダークスーツ姿の池田元秘書は、小沢被告と目を合わせることのないまま、証言台に立った》

 

【小沢被告第8回公判(1)】
数々の武勇伝…石川議員は「伝説的な先輩」 
2011.12.8 11:53 (2/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120811550005-n2.htm

 《裁判長が偽証罪などについて説明し、証言台の前に座るように促した。男性弁護士が立ち上がり、質問を始める》

 弁護人「まずは職業を教えてください」

 証人「学生をしております」

 弁護人「秘書を辞めてですか」

 証人「はい」

 弁護人「なんの勉強を」

 証人「税理士の勉強をしております。専門学校に週5回通っています」

 弁護人「生活費はどうしていますか」

 証人「妻が働いておりましてお願いしているのと、足りない分は両親にお願いして生計を立てております」

 弁護人「奥さまの仕事はパートですか」

 証人「はい」

 弁護人「家族構成は?」

 証人「34歳の妻と、5歳の娘の3人です」

 《続いて男性弁護士は大学生活について聞く》

 弁護人「専攻は?」

 証人「政治学を専攻していました」

 弁護人「法学・民法の授業は受けましたか」

 証人「一般教養で民法総論とかいう科目がありましたが、あまり学校に行かず、あまり授業を受けた記憶がございません」

 弁護人「会計学は?」

 証人「学んだ経験はございません」

 《小沢被告は険しい表情で目を閉じている。男性弁護士は、前任だった石川議員について聞く》

 弁護人「石川さんはどういった存在ですか」

 証人「(早稲田大の政治サークルの)鵬志会の4つ上の先輩で、入学時は5年生でした。小沢事務所で、すでに働いていました」

 弁護人「上下関係にきびしいサークルだったと聞きますが」

 証人「(石川議員は)雲の上のような存在で、伝説的先輩という印象でした」

 弁護人「伝説的とは?」

 証人「すでに小沢事務所で活躍されていましたし、さまざまな武勇伝があり、すごい人だと思っていました」

 弁護人「サークルは文化系というより体育会系?」

 証人「はい」

 

【小沢被告第8回公判(1)】
数々の武勇伝…石川議員は「伝説的な先輩」 
2011.12.8 11:53 (3/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120811550005-n3.htm

 《続いて、男性弁護士は自らが有罪となった事件について聞く。事前に打ち合わせがあったのだろうか。質問を聞き返すこともほとんどなく、受け答えはスムーズに進む》

 弁護人「事件で禁錮1年猶予3年の判決を受けていますが、どう感じました?」

 証人「内容そのものは納得いかない部分もありましたが、執行猶予がついていた。家族にも迷惑をかけており、できれば早く終わらせたいという心境でした」

 弁護人「では、なぜ控訴を?」

 証人「判決の内容に事実でないことがあった。私の大久保(隆規元秘書)さんへの報告・了承など、意思疎通や共謀が認められた判決で、やはり違うと思って対応しました」

 《男性弁護士は質問を変え、話題は小沢事務所での秘書生活に移る》

 弁護人「秘書業務は何が中心でしたか」

 証人「東京では主に(小沢被告関係の)5団体の経理事務、資金集め、選挙活動が中心でした」

 弁護人「選挙活動とは?」

 証人「衆参、地方を含め、現地の事務所に入り込んでサポートします」

 弁護人「資金集めは?」

 証人「政治資金パーティーの開催、寄付金のお願いなどの活動です」

 弁護人「経理事務は?」

 証人「事務所にいた女性スタッフに日頃の支出、入金作業をお願いし、私は月1回、請求書の送付や領収書の処理などを指示し、あとは女性が行っていました」

 弁護人「仕事上、政治活動と経理事務の割合は?」

 証人「政治情勢にもよりますが、経理はほとんど女性に任せていたので『10対1』で選挙が大事でした」

 《男性弁護士は、大久保元秘書と経理業務上は接点がなかったことなどを確認。小沢被告との関係について聞く》

 弁護人「小沢さんの関心事項はなんでしたか」

 証人「政局や政治などさまざまでしたが、私から見て選挙のことが何より大事で、そのことに強い関心を持たれていたと思います」

 

【小沢被告第8回公判(1)】
数々の武勇伝…石川議員は「伝説的な先輩」 
2011.12.8 11:53 (4/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120811550005-n4.htm

 弁護人「それ以外のことについては?」

 証人「事務所業務や運営については、ほとんど関心を持たれてなかったと思います」

 《その後、男性弁護士は、池田元秘書が「朝の顔見せ」と呼ばれる会合で小沢被告のスケジュール調整などを行っていたことや、車の運転などをしていたことを確認する》

 《続いて前任だった石川議員との業務の引き継ぎ状況について確認していく。池田元秘書は、17年1月に小沢事務所に入所後、石川議員に随行して仕事を学んだと証言。石川議員が、17年9月の衆院選への出馬が決まった後には「忙しくてピリピリしていた」などと述べる》

 弁護人「石川さんは何を中心に業務の引き継ぎを行いましたか」

 証人「とくに人間関係のことで、一緒に外回りをして、人脈関係の引き継ぎを中心にやっておりました」

 弁護人「具体的には?」

 証人「相手の性格とか、こう接しないといけないというのを細かく引き継ぎました」

 弁護人「事務的なことは?」

 証人「合間合間に思い出したように少しずつ教えていただきました」

 弁護人「5団体の収支報告書の作成については?」

 証人「まとめて時間をとった感じでなく、時間が合うときがあれば一緒に作業をしてお手伝いをしながら教えていただきました」

 「(小沢一郎)東京後援会と(小沢一郎)政経研究会は一緒に(収支報告書を)作った記憶がありますが、陸山会と誠山会は時間もなく、部分的に手伝ったという感じです」

 弁護人「引き継ぎはいつごろ行いましたか」

 証人「17年1月から3月のうちに受けました」

 弁護人「4月以降は?」

 証人「(収支報告書の作成)作業がなくなり詳しく聞いたことはありませんでした」

 《厳密な業務の引き継ぎ、意思疎通が行われていなかったということを印象づけたいのだろうか。小沢被告はじっと目を閉じ、厳しい表情を浮かべている》

 

【小沢被告第8回公判(2)】
政治団体口座は20個くらい…小沢被告からの4億円「どこにあるか分からない」
2011.12.8 12:18 (1/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120812190007-n1.htm

Trl11120812190007p1民主党の小沢一郎元代表


 (10:20~10:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の反対尋問が続けられている》

 《池田元秘書は平成17年に政治団体の経理を担当する東京・赤坂に異動。石川知裕衆院議員=同=から業務の引き継ぎを受けていた。池田元秘書は、石川議員にまとめて疑問点を尋ねるため、ノートに質問事項を羅列していた》

 弁護人「なぜ、まとめて聞いていたのですか」

 証人「いちいち、ひとつひとつ聞くのは煩わしいこともありましたし、なかなか上下関係が厳しく、聞ける際にまとめて聞こうと」

 弁護人「(問題の東京都世田谷区)深沢の土地の平成17年の収支報告書への計上について、石川さんから、どのような指示を受けていましたか」

 証人「平成17年1月7日に登記したので、それにあわせて陸山会の資産に土地を記載することと、支出を計上することをいわれました」

 弁護人「その石川さんの指示は、普段と何か違うようなことはありましたか」

 証人「当然の処理で、問題があるとは思いませんでした」

 弁護人「話を聞いた時間は、どのくらいですか」

 証人「4、5分だったと思います」

 弁護人「(疑問点を石川議員に尋ねる)池田さんのノートには、土地に関する記載もある。どうして確認しようとしたのですか」

 証人「1月7日に登記したことを確認しようとしたのだと思います」

 《弁護人は、池田元秘書や石川議員が特に変わった事務をしていないことを強調していく》

 弁護人「収支報告書の作成の際、小沢さんに、土地代の計上について報告しましたか」

 証人「いいえ」

 

【小沢被告第8回公判(2)】
政治団体口座は20個くらい…小沢被告からの4億円「どこにあるか分からない」
2011.12.8 12:18 (2/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120812190007-n2.htm

 弁護人「なぜですか」

 証人「石川さんから指示を受け、当然の処理をしているので、報告する必要はないと思っていました。仮に報告する必要があるのであれば、(自身に指示を出した)石川さんが、すでにしているはずですし」

 《ここで弁護人は、土地購入に際し、小沢被告が元秘書に渡した4億円についての質問に切り替える》

 弁護人「小沢さんからの4億円は石川さんから、どう説明を受けましたか」

 証人「(小沢被告の関係5団体のいずれかに)『入っているからな』とか『あるからな』といわれましたのと、『いずれ返さなければならないからな』の2点をいわれました。(時間にして)数十秒だったと思います」

 弁護人「その1回きりですか」

 証人「はい」

 弁護人「4億円は、どのような性質のものだと思っていましたか」

 証人「代議士個人のお金を預かっていると思っていました」

 弁護士「なぜ個人のものだと思ったのですか」

 証人「(小沢被告から)借り入れがあるとか、利息があるとかなど、まったく(石川議員から)聞かされていませんでしたし、契約書もなかったので、単なる預かり金があると思っていた」

 弁護人「小沢さんから、『返せ』といわれれば…」

 証人「当然、返さなければならないと思っていました」

 弁護人「返済の原資は何をあてようと思っていましたか」

 証人「(政治5団体の)どこにいくら入っているか分からなかったので、政治団体全体で4億円を下回らないように注意していました」

 弁護人「捜査段階でも池田さんは『預かり金』と説明したのですか」

 証人「いいえ。うまく説明できませんでした」

 弁護人「いつから、そう説明するようになったのですか」

 証人「保釈後です。弁護人に相談して認識を説明したところ、『それは預かり金ではないか』といわれ、そのように認識するようになりました」

 

【小沢被告第8回公判(2)】
政治団体口座は20個くらい…小沢被告からの4億円「どこにあるか分からない」
2011.12.8 12:18 (3/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120812190007-n3.htm

 弁護人「石川さんから4億円がどこにあるのか。説明はありましたか」

 証人「具体的な説明もなく、後に通帳を見てもよく分かりませんでした」

 弁護人「5団体で、通帳はいくつあるのですか」

 証人「20個(口座)くらいあったので、確か(通帳は)事務所に100とか200とか、数え切れないくらいありました」

 弁護人「4億円の趣旨について、石川さんから何か引き継ぎを受けましたか」

 証人「特に聞いていません」

 弁護人「深沢の土地に関係があるとは?」

 証人「聞いていません」

 弁護人「(石川さんに)なぜ(4億円の趣旨を)尋ねなかったのですか」

 証人「当時、岩手から東京に来て間もなく、全体の状況が分からないので受け身でした。また、代議士個人のお金なので、よく分からない自分が詮索するのもいかがなものかと、積極的に聞きませんでした」

 《弁護側は、小沢被告からの4億円で定期預金を組み、それを担保にりそな銀行から4億円の融資を受けていたと主張している。弁護人は、りそなの4億円融資についても尋ねていく》

 弁護人「りそなの4億円については、石川さんからどのように引き継ぎを受けていましたか」

 証人「陸山会が土地を購入する際に銀行から4億円の定期で小沢先生の名前を経由して4億円をお借りした、と」

 弁護人「返済時期については」

 証人「1年後に半分の2億円を返済しなければいけない、(返済)するようにと。残り2億は、その後に返済するような説明でした」

 弁護人「小沢さんの4億円と一緒に説明を受けたのか」

 証人「別のときです」

 弁護人「りそなの融資に関する説明は時間にして、どのくらいですか」

 証人「4、5分です」

 弁護人「小沢さんを経由する理由は聞いていないのですか」

 証人「便宜上とか、そんな感じだったと思います」

 

【小沢被告第8回公判(2)】
政治団体口座は20個くらい…小沢被告からの4億円「どこにあるか分からない」
2011.12.8 12:18 (4/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120812190007-n4.htm

 弁護人「あまり記憶に残っていないと?」

 証人「はい」

 《りそな銀行から受けた4億円の融資に関し、池田元秘書は平成17年10月に2億円、翌18年3月に2億円を返済している。原資は定期預金を切り崩した》

 弁護人「定期預金は小沢さんの4億円が原資になっているとの認識はありましたか」

 証人「いいえ」

 弁護人「なぜ、定期を崩したのか」

 証人「定期は政治団体のお金を集めて作ったと聞いていたので…。2億返済するのに際して、(石川議員は)『1年後にまた他団体から集めないといけない』と気にしていたが、私は定期を崩せばいいと内心思っていた。そのときから(石川さんと)認識がずれていたのかもしれません」

 弁護人「どうして定期預金を担保にりそなから融資を受けたのか。石川さんは何といっていましたか」

 証人「金利が安いと聞いていました」

 《続いて、弁護人は小沢被告への政治団体の収支報告の説明状況について、池田元秘書に確認する》

 弁護人「5団体の収支報告は、どのようにしていましたか」

 証人「毎年12月の銀行がしまる暮れに、その年の1年間の収入と支出、差額を報告していました」

 弁護人「報告は何か書類を見せながらやっていたのですか」

 証人「概算の表を作っていました」

 弁護人「一覧表は(小沢被告に)渡していましたか」

 証人「手渡していません」

 弁護人「収入と支出の差額は何のために説明したのですか」

 証人「事務所がきちんと回っているのかを示すためです」

 弁護人「小沢さんの関心は、そこにしかなかったのですね」

 証人「はい」

 弁護人「一覧表は12月以外にも示すことはありましたか」

 証人「1回きりです」

 《弁護人は、小沢被告の収支報告書への関与度合いの薄さを強調したい構えだ。小沢被告は、じっと目を閉じたまま微動だにしない》

 

【小沢被告第8回公判(3)】
「純額で報告しろ!」 小沢被告の関心は収支の「プラマイ」
2011.12.8 13:01 (1/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120813030008-n1.htm

Trl11120811550005p1 民主党の小沢一郎元代表

 (10:40~11:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の証人尋問が続いている》

 《質問に立った弁護士は、池田元秘書が毎年末、小沢被告に関連政治団体の収支を報告していた状況について確認していく。池田元秘書が作成した、各年の陸山会の収支一覧表を次々と廷内の大型モニターに示す》

 弁護人「年末にまとめるための日々のデータ入力は、いつやっていたんですか」

 証人「月に1回くらい、女性スタッフがまとめて打ち込んでいました。それを私が12月にまとめ、小沢代議士に報告していました」

 弁護人「同じ年に、形式の違う一覧表が作成されています。これは何のためですか」

 証人「(小沢被告の)政治団体間の(資金の)移動があり、さっきの表には実態と違う大きな数字が入っています。代議士に収入と支出を報告に行ったら、(小沢被告が)『ちょっとおかしい』という感じで。純額で報告しろ、といわれて作り直しました」

 弁護人「先ほどの表では収入が1億1861万円、こちらの表では3895万円となっている。だいぶ少ないですね」

 証人「政治団体間の移動を除いた金額なので」

 弁護人「(小沢被告は)純粋に外部からの収入を知りたかったと?」

 証人「そうです、はい」

 弁護人「同じ日に作り直して、報告し直したんですね」

 証人「はい」

 《普段の公判では目をつぶり、無表情の小沢被告が、モニターに目をやるなど熱心にやり取りに耳を傾けている。収支に対する関心は確かなようだ》

 

【小沢被告第8回公判(3)】
「純額で報告しろ!」 小沢被告の関心は収支の「プラマイ」
2011.12.8 13:01 (2/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120813030008-n2.htm

 《弁護士は年末の報告後、年度末に作成される政治資金収支報告書についても報告をしていたか尋ねていく。問題の土地購入にからむ収支報告書の虚偽記載・不記載を小沢被告が了承していたかどうか、という裁判の重要なポイントだ》

 弁護人「収支報告書の原案を、小沢代議士に報告しましたか」

 証人「いいえ。一覧を報告するようにとしか(前任の会計担当者の)石川(知裕衆院議員(38)=同=)さんからも聞いていませんし、3月に収支報告書を見せるように、とも言われていませんでした。石川さんが在籍していた当時、報告に立ち会ったこともありませんでした。小沢代議士が知りたい情報は伝えているので、改めて形式的なものを報告する必要がありませんでした」

 弁護人「小沢さんの知りたい情報とは?」

 証人「収支のプラスマイナスで、資金がちゃんと回っているか、ということです」

 《池田元秘書は、会計責任者の大久保隆規元公設第1秘書(50)=同=への報告についても、改めて明確に否定していく》

 弁護人「大久保さんにも報告をしていないんですか」

 証人「はい。していません」

 弁護人「なぜですか」

 証人「会計責任者だが名義上で、大久保さんから聞かれることもなく、興味もない様子だったので」

 弁護人「どうして大久保さんが名義上の責任者と認識したんですか」

 証人「(大久保元秘書が)会計業務に携わったこともなく、全く畑が違う。そういう意味です」

 弁護人「小沢代議士の政治団体以外でも、会計責任者に名目だけの人がいるケースがありましたか」

 証人「テレビのニュースでも聞いたことがありました。(小沢被告の)地元(岩手)に長くいた際には、地方の名士が選挙の責任者、会計責任者となり実務は別の人、ということもあったので、ありえるのかなと漠然と思っていました」

 

【小沢被告第8回公判(3)】
「純額で報告しろ!」 小沢被告の関心は収支の「プラマイ」
2011.12.8 13:01 (3/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120813030008-n3.htm

 《弁護士は続いて、小沢氏の関係政治団体の収支報告書作成の詳細について尋ねていく。池田元秘書は小沢一郎東京後援会、小沢一郎政経研究会、誠山会、陸山会の順番で作成していたとし、理由について「簡単な順番で片付けていた」と説明。弁護士は今回の起訴内容に含まれる17年分について、先に片付いているはずの政経研究会の収支報告書の最終更新日時が、選挙管理委員会への提出期限当日となっている点について質問する》

 弁護人「政経研究会の最終更新は18年3月28日の午前9時23分になっています。陸山会の収支報告書の完成は、これより前ですか後ですか」

 証人「後だと思います」

 弁護人「なぜ政経研究会の収支が、陸山会に影響するんですか」

 証人「そのころに、今問題になっている、数字が合わないところに気づきました」

 《前年の土地購入にからみ、数字上の収支にずれが生じていたことから、池田元秘書は帳尻を合わせるため、17年分の収支報告書に各政治団体から寄付があったと記載した。池田元秘書は17年より前に「仮」で受け取っていた寄付を17年に「確定」させた、と説明しているが、池田元秘書自身の判決では虚偽記載・不記載だったことが認定されている》

 証人「寄付を確定させる処理をして、政経研究会の支出を陸山会の収入にしました。それと同時か、その直後に、陸山会の収支報告書が完成したと思います」

 弁護人「そうすると、17年分の陸山会の収支報告書は完成させたその日に提出したんですね」

 証人「はい、そうです」

 《小沢被告は、収支報告書の話に移ってからは、とたんに関心を失った様子で、時折、顔をしかめながら池田元秘書の話に耳を傾けている》

 

【小沢被告第8回公判(4)】
「気が狂わんばかりに怒鳴り、そして懇願された」 検事調べの“異常性”強調
2011.12.8 13:54 (1/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120813570009-n1.htm

Trl11120813570009p1第5回公判のため東京地裁に入る民主党の小沢元代表=30日午前9時29分


 (11:00~11:30)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、証人として出廷した池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の質問が続いている》

 《男性弁護士は、小沢被告が秘書に渡す際に「ちゃんと返せよ」と言って用意した4億円について質問を重ねる。小沢被告には平成19年5月に返済されており、その経緯を問う》

 弁護人「どうしてこの時期に返済したのですか」

 証人「3月か4月ごろに寮が完成して、区切りが付いたので、その話を小沢代議士に報告する際に、返済することになりました」

 弁護人「マスコミによる詮索を意識しましたか」

 証人「マスコミは関係なく、区切りと言うことで返済しました」

 弁護人「返済したことで、陸山会など5団体の資金に不都合は生じましたか」

 証人「事務所を回す上では、問題はありませんでした」

 弁護人「小沢さんに4億円を戻したことは、19年の収支報告書に記載していませんね」

 証人「はい」

 弁護人「なぜですか」

 証人「個人のカネを戻したという認識で、記載する必要はないと考えました」

 弁護人「その説明は小沢さんにしましたか」

 証人「していません」

 弁護人「大久保(隆規元秘書)さんには?」

 証人「していません」

 弁護人「どうして説明しなかったのですか」

 証人「通常の処理をしたと思っていましたし、記載内容については、小沢代議士も大久保さんも興味を持っていなかったので、必要ないと思いました」

 弁護人「小沢さんの4億円を定期にして、預金担保融資を受けるとの説明を石川さんから受けていませんか」

 証人「記憶にありません」

 

【小沢被告第8回公判(4)】
「気が狂わんばかりに怒鳴り、そして懇願された」 検事調べの“異常性”強調
2011.12.8 13:54 (2/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120813570009-n2.htm

 弁護士「小沢さんの4億円は預金で、りそな4億円は余剰金で返済する。石川さんと池田さんの認識にズレがあったということですか」

 証人「はい」

 弁護人「どういった点で認識にズレがあったのですか」

 証人「私がよく理解していなかったことと、石川さんの説明も具体的でなかった。私はある定期預金から返せばいいと考えましたのですが、石川さんは定期預金を崩しては駄目だと」

 弁護人「小沢さんの4億円はどこにあったのですか」

 証人「私はいずれかの団体の預金の中に含まれていると思っていました」

 弁護人「それでは返済する際に、よく分からず困りはしませんか」

 証人「結局、分からなかったので、残高から推測して返すことにしました」

 弁護人「どうして石川さんに聞かなかったのですか」

 証人「石川さんには17年の収支報告書を作る際、16年分も含めてうかがったが、石川さんも記憶が曖昧(あいまい)な感じで、よく教えてもらえなかったので…」

 弁護人「18年3月の時点で、すでに分からなかったということですか」

 証人「はい」

 《ここで弁護人は週刊誌から、事務所費に関する質問を受けていたことを池田元秘書に確認する。取材に対し、回答の原案は池田元秘書が作成している》

 弁護人「土地購入代金について、どのように認識していましたか」

 証人「購入にあたり(銀行から)借り入れたと石川さんから聞いていたので、そのお金で支払ったのだと認識していました」

 弁護人「文案を作成したときに事実と異なると考えましたか」

 証人「借入金で買ったという認識だったので、そのまま回答しました」

 

【小沢被告第8回公判(4)】
「気が狂わんばかりに怒鳴り、そして懇願された」 検事調べの“異常性”強調
2011.12.8 13:54 (3/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120813570009-n3.htm

 《弁護人の質問は、池田元秘書が逮捕された後の22年1月27日の調書に移る》

 弁護人「『銀行融資で支払ったことは事実と異なる』と調書にありますが、どうしてこういう調書になったのですか」

 証人「事実関係として、銀行からの借り入れよりも前に土地代金の支払いがされていると検事から聞きました。客観的にみて事実と違うと。私は虚偽の回答をしたつもりはないのですが、事実と違うことを認めたのでそういう調書になりました」

 《弁護側は池田元秘書の取り調べに対し、威圧や強要があったと主張している。質問は、池田元秘書が逮捕された直後の取り調べの様子に移る》

 弁護人「取り調べは毎日あったのですか」

 証人「はい。1日も休まずにありました」

 弁護人「1日どれくらいの時間取り調べを受けましたか」

 証人「午後1時から夜遅くまで。午後11時を過ぎるときもありました」

 弁護人「どう感じましたか」

 証人「初めての経験でした。長時間の拘束だったので、つらい思いでした」

 弁護人「収支報告書を大久保さんに報告したと認めていますが、事実ですか」

 証人「していなかったので、事実と違います」

 弁護人「なぜ異なる調書になっているのですか」

 証人「弁護士から、大久保さんが報告を受けているという話を聞いたので、同調して進めていました」

 弁護人「西松(建設の違法献金)事件のとき、収支報告書について、小沢さんのことをどう供述しましたか」

 証人「年に1度、(収支の)差額を報告していたと伝えました」

 弁護人「収支報告書の原案についてはどうですか」

 証人「小沢代議士に見せていないといいました」

 弁護人「このとき、××検事(法廷では実名)は納得しましたか」

 証人「はい。押しつけ的なことはなかったので、理解いただけたと」

 

【小沢被告第8回公判(4)】
「気が狂わんばかりに怒鳴り、そして懇願された」 検事調べの“異常性”強調
2011.12.8 13:54 (4/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120813570009-n4.htm

 弁護人「21年3月20日に作成された調書については、署名を拒否しています。どうしてですか」

 証人「私が西松(建設)からの寄付金を認識して、虚偽の収支報告書を作りましたという内容でしたので、違うと拒否しました」

 弁護人「××検事はどんなふうに署名を求められましたか」

 証人「気が狂わんばかりに怒鳴り散らされました。しかし、最後は頭を何度も下げられ、署名してくれと懇願されました」

 弁護人「頭を下げて懇願されるというのは異常なように思われますが、どう感じましたか」

 証人「とにかくなりふりかまわない印象です。気が萎えそうになりがらも、怖いと思いました」

 《池田元秘書は平成22年1月に逮捕される直前の21年12月24~26日に検察による任意の取り調べを受けている》

 弁護人「3日間呼び出されましたね」

 証人「はい」

 弁護人「年末のクリスマスの忙しい時期だと思いますが」

 証人「西松の時も苦しかったので、できれば受けたくありませんでした。23日にクリスマスをやって、家族に内緒で取り調べを受けたので、早く終わらせたかったです」

 弁護人「担当検事は誰ですか」

 証人「××検事です」

 弁護人「取り調べの手法はどうでしたか」

 証人「かなり急いでいるようでした。早く調書作りたい感じで、質問よりも調書作りが主でした。仮定の話もよくされました」

 《弁護人の早口の質問に、池田元秘書はよどみなく当時を振り返っていく》

 

【小沢被告第8回公判(5)】
「弁護士の言うこと、ろくなことない」と念仏のように…手錠かけられ「人生終わった」
2011.12.8 14:43 (1/5ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120814460011-n1.htm

Trl11120811550005p1 民主党の小沢一郎元代表

 (11:30~12:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、池田光智元秘書(34)に対する弁護側の反対尋問が続いている》

 《小沢被告は、かつての秘書が座る証言台を見据え、その証言にじっと耳を傾けている》

 《逮捕前後に、池田元秘書を取り調べた××検事(法廷では実名)とのやりとりについて、弁護側がより細かくただしていく》

 弁護人「××検事が『可能性についてよく話をした』ということですが、具体的にはどういうことですか」

 証人「記憶にないところを否定すると、『可能性についてまで否定すると、嘘をつくのと同じだ』とよく言われていました。そういう可能性の話をされて、同調してしまったこともありました」

 弁護人「逮捕前の任意の取り調べの段階で、西松建設事件の(大久保隆規元秘書に平成17年の架空計上の報告をしたという)供述を維持したのはなぜですか」

 証人「このとき、西松建設事件の裁判が始まったかどうかの時期で、前回と違う供述をすれば、裁判や大久保さんに迷惑がかかると思いました。争点にもなっていないと聞いていたので、確認ということで『はい、はい』という感じで認める形になりました」

 弁護人「小沢さんには報告はしていたんですか」

 証人「一切報告していません」

 弁護人「平成21年12月25日付の調書に『平成16年の収支報告書の支出のうち、3億5000万円は(世田谷区)深沢の土地代金です』と記されていますが、こういう供述をされたのですか」

 証人「これは一覧表に含まれる支出です」

 

【小沢被告第8回公判(5)】
「弁護士の言うこと、ろくなことない」と念仏のように…手錠かけられ「人生終わった」
2011.12.8 14:43 (2/5ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120814460011-n2.htm

 弁護人「一覧表の話なのですか」

 証人「このときは一覧表の話しかしていませんでした。××検事もそう認識していたと思います」

 弁護人「一覧表に3億5000万円が含まれていると供述したんですか」

 証人「きちんとした資料を見せられない中で、××検事から『そういう大きい金額の記載があると小沢代議士も質問するのではないか』と言われました。私は記憶がないといったが『記憶がないでは駄目だ。嘘を言っているのか』とよく言われた。そういう質問があったかもしれないといったら、そういう調書ができあがったのだと思います」

 弁護人「具体的に××検事はどういう質問をしたのですか」

 証人「『入っていれば小沢さんも気づくんじゃないのか』と」

 弁護人「どう思ったんですか」

 証人「そういう数字が入っている資料があるのかなと思いました。あまりかたくなでも変かなと思い、入っているならそういう話かもと思いました」

 《池田元秘書は、このときの取り調べで××検事の手元には「一覧表があったと思う」と証言。しかし、資料は見せられないまま取り調べが進んだと主張した》

 《一方、前日の12月24日の取り調べでは一覧表を見せてもらったが、数字の内容について細かく聞かれることはなかったという》

 弁護人「事実と違う調書にサインすることに小沢さんに迷惑がかかると思わなかったのですか」

 証人「この程度のことなら、何か問われることはないと思いました。だったら早く終わりたいと思い、サインしました」

 

【小沢被告第8回公判(5)】
「弁護士の言うこと、ろくなことない」と念仏のように…手錠かけられ「人生終わった」
2011.12.8 14:43 (3/5ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120814460011-n3.htm

 弁護人「21年12月25日の別の調書ですが、『簿外で借りた4億円』という表現がありますが」

 証人「そんな言葉は使っていません。検事さんが作った言葉だと思います。簿外の意味が分からなくて、私が『収支報告書に入らないお金という意味ですか』と××検事に聞きました。『そうです』ということでしたので、サインしました」

 弁護人「裏金だという説明はありましたか」

 証人「なかったです」

 《弁護人は、池田元秘書が逮捕された22年1月15日の状況について確認を始めた》

 弁護人「どこで逮捕されましたか」

 証人「私の実家にいたときに、夜9時ごろに逮捕され、連行されたと思います」

 弁護人「手錠ははめられましたか」

 証人「東京に来てからだと思いますが、はっきり覚えていません」

 弁護人「事前の連絡はありましたか」

 証人「翌日昼1時にお伺いすることになっていたのですが、逮捕については特にないです」

 弁護人「どう思われましたか」

 証人「びっくりしました」

 弁護人「手錠をかけられてどう思いました」

 証人「人生の終わりだと思いました」

 弁護人「裸にされ身体チェックもされたのですか」

 証人「全部脱がされました」

 弁護人「どう思いました」

 証人「屈辱的でつらい思いをしました」

 弁護人「逮捕容疑は理解できましたか」

 証人「口頭で言われて、中身はよく理解できませんでした」

 弁護人「逮捕時に調書を作成していますね。どのような経緯で作成したのですか」

 証人「罪状を読み上げられたので、異議を申し上げ、弁護士にあわせてほしいと申し上げたが、そういうのは後でいいと言われました。サインは拒否できないとも言われました」

 

【小沢被告第8回公判(5)】
「弁護士の言うこと、ろくなことない」と念仏のように…手錠かけられ「人生終わった」
2011.12.8 14:43 (4/5ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120814460011-n4.htm

 弁護人「調書作成時間は何分ですか」

 証人「数分です」

 弁護人「この調書がどういう内容とイメージしていましたか」

 証人「それまで土地の記載が問題になっていたので、それだと思いました」

 弁護人「そういう調書になっていますか」

 証人「今でも分かりません」

 弁護人「弁解録取書というのは分かりましたか」

 証人「よく分からないです」

 弁護人「ここには『詳しいことはよく思い出して話します』と記されていますが、あなたの言葉ですか」

 証人「××検事が作ったのでサインしました。××検事から逮捕時に『詳しいことは明日以降に聞くから』という言葉もありましたので、それを書かれたんだと思います」

 弁護人「逮捕翌日の裁判官の勾留質問では、大久保さんへの報告と共謀を否定していますね」

 証人「はい」

 弁護人「なぜですか」

 証人「実際に報告していなかったし、共謀の意識もなかった。逮捕された以上は、本当のことを話したいと思いました」

 弁護人「××検事は共謀を否定したことについて聞かれましたか」

 証人「『なんであんなことをいったんだ』とぼやくように言っていました」

 弁護人「21年12月25日付の調書の訂正は求めましたか」

 証人「正直に話そうと思い、訂正を申し入れました。ですが、『このときの記憶が正しい』と言って供述を維持するように言ってきました」

 弁護人「逮捕後の××検事の取り調べで、何か印象的なものはありましたか」

 証人「私が非常に苦しかったので、1月以降取り調べに応じない時期がありました。それについてかなりしつこくやられました。両親や妻を呼んで、みんなに迷惑がかかるぞと脅しをかけられ、できるだけ逆らわないようにしました」

 

【小沢被告第8回公判(5)】
「弁護士の言うこと、ろくなことない」と念仏のように…手錠かけられ「人生終わった」
2011.12.8 14:43 (5/5ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120814460011-n5.htm

 弁護人「××検事の取り調べは夜遅くまで続きましたか」

 証人「夜は午後11時まで。朝はだいたい午前10時からでした」

 弁護人「どんな心理状況でしたか」

 証人「夕食以降厳しくなって、最後のほうになると疲れて朦朧(もうろう)としています。早く終わらせたかったです」

 弁護人「休憩時間はどれくらいですか」

 証人「昼食と夕食、それにトイレぐらいでした」

 弁護人「××検事は弁護士について何か言っていましたか」

 証人「弁護士の言うことを聞いたら、悪いことになると。ろくなことはないと毎日念仏のように言っていました」

 弁護人「弁護士からはどんなアドバイスがありましたか」

 証人「事実と違う調書にはサインするなということでした。ですが、終わった取り調べの内容をこちらから報告することが多く、対応は具体的に受けたことはないです。励ますことが主でした」

 弁護人「実際には事実と違う調書にサインしていますね」

 証人「多少自分に不利でも、情状面もあるので、できるだけ抵抗しない方が悪くならないのではと思い、サインしました」

 弁護人「毎日一緒に取り調べられていると、検察官にはどういう感情を抱くのですか」

 証人「検察官は厳しいときもあれば、優しいときもありました。『処分を決めるのは私たち』ともおっしゃっていたので、確かに目の前の人たちが決めるから、弁護士よりも検察官のいう通りにいたほうがいいというか…。何を信じていいのかという心境でした」

 《ここで午前の審理は終了した。大善文男裁判長は午後1時半からの再開を告げ、池田元秘書に退廷を促した。池田元秘書は足早に法廷をあとにした》

 

【小沢被告第8回公判(6)】
「オレをなめくさってるのか!」悔しくて怖くて涙…1時間 
2011.12.8 15:37 (1/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120815390012-n1.htm

 (13:30~14:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、1時間半の休憩を挟んで、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の反対尋問が再開された》

 《大善文男裁判長が小沢被告の入廷を促す。かなり間を置いて、小沢被告が入廷する。いつものように裁判長に深々と頭を下げ、弁護側の席に着く。続いて池田元秘書が入廷し、小沢被告と目を合わすことなく証言台に座った》

 《男性弁護士が立ち上がり、池田元秘書の捜査段階での供述調書の内容について質問を再開する》

 《問題の土地の不動産登記は、売買代金を入金した平成16年10月ではなく、翌年1月にずらされている》

 《弁護側は登記時期をずらすことを、前任の会計事務担当だった石川知裕衆院議員=同=が、小沢被告から了解を取っているということを池田元秘書が聞いたことがあるという記載があるこを挙げた上で質問を切り出す》

 弁護人「(調書を作成した)検事はだれですか」

 証人「××検事(法廷では実名)です」

 弁護人「(この記載は)事実ですか」

 証人「異なります」

 弁護人「なぜ(事実と異なる)調書が作成されたのですか」

 証人「石川さんの性格や普段の行動から推察し、大事な事項は先生に報告、了承を取るのは、当たり前の話だと(××検事から)いわれ、そういう可能性の話ならば、あるのではないかと申し上げたところ、こういう調書ができました」

 弁護人「否定しなかったのですか」

 証人「否定すると嘘つき呼ばわりされる。『記憶がないヤツには、いつまでも付き合ってられない。記憶を補うのが自分(検事)たちの仕事だ。石川さんの話も総合して調書を作っている』といわれ、同調してしまった」

 

【小沢被告第8回公判(6)】
「オレをなめくさってるのか!」悔しくて怖くて涙…1時間 
2011.12.8 15:37 (2/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120815390012-n2.htm

 《池田元秘書は逮捕前の任意の聴取でも調書を作成しているが、そこには、平成17年分の収支報告書提出に際し、16年の土地代金を計上すると報告し、小沢被告は了承したと記載されている。弁護士はこの点も指摘していく》

 弁護人「逮捕前は報告の時期を明示していないが、逮捕後に作成された調書では時期が明確に示されている。どういう経緯があったのか」

 証人「はっきりとした記憶にありません。時期的なことに注意を払っていなかったので…。しかも、ちょこちょこ日付とか表現を(検事が)変えることは多々あるので気にしていなかった」

 弁護人「池田さんの方から時期を明示したことはありましたか」

 証人「ありません」

 弁護人「報告したにもかかわらず、具体的な描写は(調書には)一切ありませんね」

 証人「記憶もないし、報告したこともありませんので、具体的なシチュエーションがないのは当然です」

 弁護人「調書の中には、小沢さんが『おう、分かった』と了承したくだりがありますが。これは、どういう経緯があったのですか」

 証人「普段、報告する際に、了解したら(小沢被告が)どういう反応が返ってくるのかと(××検事から)以前に聞かれ、答えたことがあります。引用したのだと思います」

 弁護人「(調書にサインはしたが)間違いがあればいつでも訂正できるという説明があったのではないですか」

 証人「はい」

 弁護人「可能性の問題を挙げただけだと、訂正を求めなかったのですか」

 証人「そういう文章を作る人に説明しても変えてくれないし、たとえやってくれても語尾をあいまいにする程度なので」

 《池田元秘書は、自身の弁護士に、検察官が自分の意図とは違う調書が作成されたと手紙で訴えていた。弁護人は、この点も確認していく》

 弁護人「手紙は平成22年1月4日付ですが、この日に書いたのですか」

 証人「2月4日の間違いです」

 弁護人「それだけ混乱していたのですね」

 証人「はい」

 

【小沢被告第8回公判(6)】
「オレをなめくさってるのか!」悔しくて怖くて涙…1時間 
2011.12.8 15:37 (3/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120815390012-n3.htm

 弁護人「この手紙はどこで書いたのですか」

 証人「(千葉県の)鎌ケ谷です」

 弁護人「どこで出したのですか」

 証人「書いたのは勾留中の拘置所内でしたが、出そうとしたら保釈されたのでその足で出しました」

 《ここで男性弁護士は手紙の内容を示す。そこには××検事が可能性の問題を事実にすり替えたという、弁護側がこれまで尋ねてきたような内容の記述がある。弁護側は調書が無理やり作り上げられたものだと主張したいようだ》

 《男性弁護士は、池田元秘書が小沢氏の関係5団体の収支を小沢被告に年1回報告した際に作成した収支一覧表についての調書の記載に関し、2、3質問した後で再び検事の取り調べ状況を尋ねる》

 《池田元秘書の担当検事は途中、××検事から△△検事(法廷では実名)に代わった》

 弁護人「交代の理由は」

 証人「突然でしたが聞いていません」

 弁護人「△△検事に調書の訂正を求めましたね」

 証人「はい」

 弁護人「△△検事の反応は?」

 証人「非常に怒りまして××のときは認めたのに突然立場を変えるのかよ。オレをなめくさっているのかと怒られました」

 弁護人「それでも違うと主張したのですね」

 証人「その調子で恫喝(どうかつ)され、悔しくて涙を流す場面もありました」

 弁護人「涙を流したのはどれくらいの長さでしたか」

 証人「1時間くらいでした」

 弁護人「涙の理由は?」

 証人「聞いてもらえないという悔しさと恐ろしさもありました。関西弁でまくし立てるように『ふざけるな』と怒られ、(△△検事は)殺気だった感じや見た目も恐ろしいので、とんでもない人に代わったと、暗い気持ちになりました」

 《うっすらと目をあけた小沢被告は、やりとりに、じっと耳を傾けている》

 

【小沢被告第8回公判(7)】
「悪いようにはしない…」恫喝一転、甘い言葉にぐらり
2011.12.8 16:56 (1/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120816570013-n1.htm

 (14:00~14:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の証人尋問が続いている》

 《池田元秘書は平成22年1月15日に逮捕されたが、翌16日以降、小沢被告、大久保隆規元公設第1秘書(50)=同=への虚偽記載の「報告・了承」を否定。21日に担当検事が××検事(法廷では実名)から△△検事(同)に代わった後、29日にこれを認める経過をたどった》

 《弁護側は長時間の取り調べや、他の被告が自白したという嘘の事実を告げて供述を引き出す「切り違え尋問」によって自白を強要させられたとして、捜査の違法性を立証する構えだ》

 弁護人「△△検事の印象はどうでしたか」

 証人「××検事より年配で体格も大きい。目つきも鋭く、雰囲気を持った方だな、と思いました」

 弁護人「△△検事の言葉で印象に残っているものはありますか」

 証人「『別件逮捕できるんだぞ』とか。『弁護士の言うことは聞くな、俺たちがお前のことを決める』とも言われました」

 弁護人「いつからですか」

 証人「最初の、初日の取り調べからです」

 弁護人「△△検事の取り調べはいつも高圧的でしたか」

 証人「いつもいつも、ではなく、ときに優しく接してくださることも。『いい加減認めちゃえば。悪いようにはしないよ』と甘い言葉をかけられました」

 《大久保元秘書との共謀を認めるよう迫られたと振り返る池田元秘書に対し、弁護士は「切り違え尋問」の状況について尋ねていく》

 

【小沢被告第8回公判(7)】
「悪いようにはしない…」恫喝一転、甘い言葉にぐらり
2011.12.8 16:56 (2/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120816570013-n2.htm

 弁護人「大久保さんとの共謀を追及する中で、△△検事は大久保さんの供述について話していましたか」

 証人「私からの報告があったことを大久保さんが認めている、と言われました」

 弁護人「いつからですか」

 証人「最初のうちからそれとなく言われていましたが、心ならず調書にサインした29日の前、27、28日ごろからは何度も言われました。『大久保や石川はもう認めている。調書も進んでいる。自分だけ認めず、取り残されている』と」

 《池田元秘書は29日夜の取り調べで、調書に署名した。弁護側は前日以降の過酷な取り調べ状況について強調していく》

 弁護人「前日は何時まで取り調べがありましたか」

 証人「夜12時すぎまでありました」

 弁護人「△△検事はなんと言っていましたか」

 証人「先ほど申し上げたように自分だけ取り残されている、ということや『認めなければ大久保さん、石川さんの取り調べがますます厳しくなる』『捜査が拡大する』『保釈がなくなる、勾留が延びる』などと言われました」

 《男性弁護士は聴取記録から、28日夜に午後6時50分から9時7分、9時10分から29日午前0時2分まで、約5時間続いたことを説明し、続ける》

 弁護人「調書の原案は夜の取り調べが始まって、すぐ作成されたんですか」

 証人「午後7時ごろにはできていました」

 弁護人「それから、ずっと署名を迫っていたと?」

 証人「はい」

 弁護人「その日は拒否を貫いたんですね」

 証人「はい」

 弁護人「取り調べ後に独居房に戻り、どう考えましたか」

 証人「明日も続くんだな、と。どう対応したらいいかな。周り(大久保元秘書、石川議員)も認めているというし。認めてしまおうかな、と葛藤(かっとう)がありました」

 

【小沢被告第8回公判(7)】
「悪いようにはしない…」恫喝一転、甘い言葉にぐらり
2011.12.8 16:56 (3/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120816570013-n3.htm

 《翌29日、夕食休憩後の夜の取り調べで「報告・了承」を認めた池田元秘書。後日、この状況を記した弁護士宛ての直筆の手紙が、廷内モニターに示される。手紙には△△検事の発言内容が細かく書かれ、「楽になりたいと思い署名してしまいました」と締めくくられていた》

 弁護人「『素直にすれば悪いようにしない』という△△検事の言葉を、どう受け取りましたか」

 証人「状況が良くなる、不起訴になる、罪が軽くなる、という意味だと思いました」

 弁護人「実際に不起訴にすると言われたんですか」

 証人「言われてはいません」

 弁護人「そう受け取ったんですね」

 証人「はい」

 弁護人「しかし、それは△△検事が決めることではありませんよね」

 証人「組織上、上の人が決めることでしょうが、取調官が報告されるわけですから、情状や処分の関係で、それなりに権限があるのではないか、と思いました」

 《弁護側は、無理に作られた調書で「報告・了承」の詳細が記載されていなかった点を強調。池田元秘書は「事実がなく、検事は状況を聞くこともできないし、私が答えることもできない」と説明する》

 《弁護側はさらに、22年2月3日の調書で小沢被告の関与を明確に認めるまでの経緯を尋ねていく》

 弁護人「1月29日の調書では、小沢代議士に収支報告書の原案を示していたかどうか、明確ではありません。尋ねられていませんか」

 証人「28、29日は主に、大久保さんへの報告内容を聞かれました。小沢代議士への報告は話題になっていませんでした」

 弁護人「29日までに『この程度の調書に署名しても、小沢さんに累は及ばない』と言われたことはありますか」

 証人「この段階ではありません」

 

【小沢被告第8回公判(7)】
「悪いようにはしない…」恫喝一転、甘い言葉にぐらり
2011.12.8 16:56 (4/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120816570013-n4.htm

 《2月3日の調書は、小沢被告に会計収支の一覧表とともに収支報告書の原案を示し、問題の16年の土地購入にからむ会計を17年分に計上したことを伝え、「あーそうか、分かった」と了承を受けていた、という内容だ》

 弁護人「29日以降は全面自供の形になっています」

 証人「心が折れてしまって。できるだけ検事の心証が悪くならないように、と考えていました」

 弁護人「心が折れるとは?」

 証人「事実でないことを認めた虚脱感があり、全て検事に任せよう、と思っていました」

 弁護人「2月3日の調書に署名する際、△△検事は何か話していましたか」

 証人「『小沢代議士を起訴できない』と言っていました」

 弁護人「池田さんが『報告・了承』を認めても、小沢代議士を起訴できない、と」

 証人「この程度の調書では起訴できない。仮に起訴するなら、もっと詳細な状況について調書を作らなければいけない、と。そう言って調書に署名するよう求められました」

 《午前中には表示された会計収支一覧表などを熱心に眺めていた小沢被告も、いつも通りの「無表情」に戻り、目をつぶっている》

 

【小沢被告第8回公判(8)】
「何点か確認させてください!」“無罪請負人”弘中弁護士ついに登場
2011.12.8 17:18 (1/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120817190014-n1.htm

 (14:30~14:50)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、証人として出廷した池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の質問が続いている》

 《男性弁護士は、池田元秘書が平成16年に購入した土地代金を17年分の収支報告書に計上したことについて、「小沢被告に報告・了承した」とする調書について尋ねている》

 弁護人「△△検事(法廷では実名)とはどういうやりとりがあったのですか」

 証人「私は『小沢代議士への報告は年に1度、12月にしかしていません』と申し上げました。すると、△△検事は『じゃあ(調書に)12月って入れてやるよ』っていう感じで、曖昧(あいまい)な表現にして『入れてやっただろう』と」

 弁護人「△△検事は(小沢氏への報告の時期を)3月としたかったのですか」

 証人「そうです」

 弁護人「しかし、池田さんの認識では3月はなかったのですね」

 証人「はい」

 弁護人「この調書に具体的な記載がないのはなぜですか」

 証人「そもそも(事実が)ないことなので、△△検事にも取り繕うことができなかったんだろうと思います」

 《弁護士は別の調書についても尋ねる。池田元秘書が署名した供述調書の中には、池田元秘書が「共謀の意味を誤解していた」という趣旨の文言が出てくる》

 弁護人「『共謀』の意味を誤解していましたか」

 証人「誤解していません」

 証人「当初から共謀はないと申し上げていました」

 弁護人「この調書でいう共謀とはなんですか」

 証人「報告し、了承を得るということです」

 弁護人「明らかな誤記ですが、見落としていたのですか」

 証人「はい。憔悴(しょうすい)しきっていましたので、気づきませんでした」

 

【小沢被告第8回公判(8)】
「何点か確認させてください!」“無罪請負人”弘中弁護士ついに登場
2011.12.8 17:18 (2/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120817190014-n2.htm

 《法廷の大型モニターに池田元秘書が当時、弁護士に宛てて書いた手紙が映し出される。2月4日付だ。「調書を認めなければ、捜査も終わらず罪も重くなる」。弁護側の主張する検察官の「威圧」を告白した内容だ》

 弁護人「この手紙に出てくる検事は誰ですか?」

 証人「△△検事です」

 弁護人「手紙には『この程度の報告で小沢先生や大久保さんには迷惑もかからない』ともある。この検事は誰ですか」

 証人「△△検事から、2月3日と4日の取り調べで言われました」

 弁護人「2月3日の手紙には、『××検事が可能性の話をさせられた』との話も出てきますが、どうして(取り調べをしていた△△検事ではなく)××検事の名前も出てくるのですか」

 証人「△△検事の調書が××検事の調書からの引用が多かったので、弁護士には(手紙を書く以前の)経緯を含めて理解してほしかったのです」

 《さらに弁護士の質問は、池田元秘書の保釈後の取り調べに及ぶ》

 弁護人「検察から呼び出されましたよね」

 証人「はい」

 弁護人「担当の検事は誰でしたか」

 証人「××検事です」

 弁護人「調書は作成されましたか」

 証人「作成されませんでした」

 弁護人「どうしてですか」

 証人「私が保釈前の調書でサインはしましたが、『小沢代議士と大久保さんに報告したり、了承を得たことは全くない』と申し上げたので、調書にしようがなくて作れなかったのだと思います」

 《男性弁護士が質問を終えた。次に、小沢氏の右隣に座っていた“無罪請負人”の弘中惇一郎弁護士が立ち上がり、「何点か確認させてください」と質問を切り出す》

 《池田元秘書は21年12日24日の任意の取り調べで、検察官から陸山会など5団体の収支一覧表を検察官から見せられ、翌25日の取り調べで、「簿外で借りた4億円」との表現がある調書に署名している。池田元秘書は、検察官に「簿外」を「収支報告書に入らない金」と確認した上で署名したと説明していたが…》

 

【小沢被告第8回公判(8)】
「何点か確認させてください!」“無罪請負人”弘中弁護士ついに登場
2011.12.8 17:18 (3/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120817190014-n3.htm

 弁護人「(前日の)24日に一覧表を見ていれば、25日に間違えることはないのではないですか」

 証人「(24日には)きちっと見たわけではなく、こういう一覧表があるのかと分かっただけでしたので」

 弁護人「数字まで識別できるほどには見ていないわけですね」

 証人「そうです」

 弁護人「小沢邸に隣接して陸山会の建物がありますか」

 証人「はい。私邸の一角に駐車場と、書生の住み込み部屋を陸山会で借りています」

 弁護人「貸し主は?」

 証人「地主から借りています」

 弁護人「地続きになっているのですか」

 証人「はい」

 弁護人「借家ですね」

 証人「そうです」

 弁護人「借りている人は誰ですか」

 証人「(小沢被告の)奥様が契約上の借地になり、陸山会が借りています」

 弁護人「なぜ奥さんが?」

 証人「貸し出す方の問題で、政治団体に貸すと手続きなどが複雑になるので、できれば個人にしてほしい、と。直接借りられないので奥さんを通したと聞いています」

 弁護人「地上の建物は誰の名義ですか」

 証人「そこまでは…」

 弁護人「地上の建物は陸山会が使う目的で建てられたのか」

 証人「そう聞いています」

 弁護人「賃料は相場に比べてどうですか」

 証人「当時はよく分かりませんでしたが、石川(知裕衆院議員)さんの方から相場で計算してこうなったと聞いています」

 《弘中弁護士が質問を終えると、大善文男裁判長が30分間の休廷を告げた。小沢被告はじっと時計を見ている》

 

【小沢被告第8回公判(9)】
万が一に備え…外貨預金も 団体の収支「全体でいくらになるんだ?」
2011.12.8 17:50 (1/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120817510015-n1.htm

 (15:20~15:50)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は30分の休廷後、再開し、池田光智元秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する検察官役の指定弁護士の最終尋問が始まった》

 《入廷の際、小沢被告は深く一礼。大善文男裁判長にも一礼し、弁護側の席に着いた。続いて、池田元秘書が入廷した》

 裁判長「どうぞ、中央の席に座ってください。今度は指定弁護士から質問があります」

 証人「はい」

 指定弁護士「それでは、先ほどの弁護人からの質問についてもう少し聞かせてください」

 《指定弁護士は、陸山会が小沢被告の妻の名義で借りているという書生の住居と応接室などがある事務所棟、駐車場についての質問から切り出した》

 指定弁護士「小沢邸の門から入って正面の建物が事務所などで、左手が書生の住居や駐車場ですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「正面の建物は小沢家のものですか」

 証人「書生が事務所として使います」

 指定弁護士「全部がそうですか」

 証人「事務所と応接室は、ご来客があったときに(小沢被告が)使うこともあります」

 《質問は再度、平成17年の収支一覧表に移る。小沢被告は収支一覧表についての質問が繰り返されることに少し疲れたのか、ふぅ、っと息を吐いた》

 指定弁護士「21年12月24日に××検事(法廷では実名)から見せられたのはこの資料でいいですか」

 証人「これでいいと思います」

 指定弁護士「18年、19年の分も××検事から見せられなかったですか」

 証人「これを見せられた記憶はありません」

 指定弁護士「18、19年分についても収支一覧表を小沢被告に見せたのですか」

 証人「はい。毎年同じようにしていました」

 指定弁護士「(取り調べで)16年分がないね、という話はしませんでしたか」

 証人「そこは覚えていません」

 《続いて、指定弁護士は池田元秘書が17年の収支一覧表の内容を小沢被告に伝えた際の状況を確認していく》

 

【小沢被告第8回公判(9)】
万が一に備え…外貨預金も 団体の収支「全体でいくらになるんだ?」
2011.12.8 17:50 (2/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120817510015-n2.htm

 指定弁護士「一覧表は(小沢被告に)見せたのですか」

 証人「見せていません」 指定弁護士「内容だけ知らせたのですか。そのとき、小沢さんの反応はどうでしたか」

 証人「『ああ、そうか』ぐらいだったと思います。17年のときは一つ一つの団体の収入、支出を順に説明したが、『そう言われてもよく分からないから、全体でいくらになるんだ』ということを言われました。それを受けて、団体間の(資金の)移動を除いたものを報告し、『そうか、分かった』ということだったと思います」

 指定弁護士「資料を作り直したということですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「それは17年の収支概算というものですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「同じ日に作り直したのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「確かに記憶にありますか」

 証人「はい」

 《「小沢被告への説明用に再度資料を作った」と証言するのは、一連の裁判のなかで今回が初めてという。その理由について、池田元秘書は「弁護人とのやりとりで思い出した」と説明した》

 指定弁護士「私の方で概算と一覧表の数字を対比すると、概算の方が数字がまるまっている。あとで作ったとは思えませんが」

 証人「12月の段階で報告したので、当然と思います」

 指定弁護士「政治団体の全体の残高が4億円を下回らないように、と考えていたのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「具体的にはどうしていたのですか」

 証人「下回らないようにチェックしていました」

 《指定弁護士の矢継ぎ早の質問に、短く答える池田元秘書。質問は、小沢被告の関係政治団体の資金管理にも及んだ》

 指定弁護士「外貨預金がありますよね。これはいつ崩してもいいものですか」

 証人「はい」

 

【小沢被告第8回公判(9)】
万が一に備え…外貨預金も 団体の収支「全体でいくらになるんだ?」
2011.12.8 17:50 (3/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120817510015-n3.htm

 指定弁護士「小沢さんの了承は必要ですか」

 証人「実際に崩したことはないので、仮定の話は何とも申し上げられない」

 指定弁護士「万が一に供えていたお金ですか」

 証人「万が一の時に崩せばいいということです」

 指定弁護士「石川(知裕衆院議員)さんは、『本件4億円は銀行の定期預金』と証言されているのはご存じですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「石川さんは『その定期預金は崩さないで、4億円を返す』と説明されていることも知っていますね」

 証人「はい」

 指定弁護士「実際にどう返すんでしょうね」

 証人「通常の政治団体の資金で返すということだと思います」

 指定弁護士「今から考えて、当時から石川さんはそう考えていたと思いますか」

 証人「今思えば、そのつもりなんだろうと思います」

 指定弁護士「経理を担当されていて、日常的なやりくりで収支がプラスになったことはありますか」

 証人「記憶が曖昧(あいまい)だが、16年はプラス、17年はトントンで、18年はマイナスという記憶があります」

 指定弁護士「最後の質問にします。5団体の経理の日々の入力は女性秘書が行っていたのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「あなたは月1回チェックするのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「あなたは、女性秘書らの入力で収支報告書を作るのが具体的な役割ですか」

 証人「はい」

 

【小沢被告第8回公判(9)】
万が一に備え…外貨預金も 団体の収支「全体でいくらになるんだ?」
2011.12.8 17:50 (4/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120817510015-n4.htm

 《ここで、指定弁護士が交代し、質問は続けられた》

 指定弁護士「引き続き、質問させてもらいます。あなたは西松建設(の違法献金)事件当時から弁護士に相談していたのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「今はどうですか」

 証人「2人に相談しています」

 指定弁護士「今、あなたは学生ということですが、弁護士への報酬はどなたかから援助を受けているのですか」

 証人「今までの貯蓄と、親からの援助です」

 指定弁護士「政治家個人の収入と、政治団体の収入が混同されてはいけませんね」

 証人「はい」

 指定弁護士「政治家個人の資産と、政治団体の資産も同様ですね」 

 証人「はい」

 指定弁護士「小沢事務所にいたときもそういう認識でしたか」

 証人「はい」

 《会計経理担当者としての認識をただしていく指定弁護士。池田元秘書は、はっきりとした口調で質問に答え続けている》

 

【小沢被告第8回公判(10)】
4億円の定期あるのに、さらに借金「疑問じゃない?」裁判官が素朴な質問
2011.12.8 18:21 (1/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120818220017-n1.htm

 (15:50~16:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する検察官役の指定弁護士の質問が続けられている》

 《指定弁護士は、陸山会など小沢被告の関係政治5団体と、小沢被告個人の会計処理についての疑問を投げかける》

 指定弁護士「小沢被告の個人の現金を預かることはあったのですか」

 証人「私が小沢代議士の個人のお金を預かっていたことはありません。タッチしていません」

 指定弁護士「政治団体から小沢被告個人の(口座への)入金や、逆に小沢被告個人の口座から政治団体にお金を入れることはありましたか」

 証人「陸山会が(小沢被告)個人分の費用を立て替える場合もありましたし、陸山会や他の団体が支払うべきものを(小沢被告が)立て替えているケースもありましたので、判明した際には処理していました」

 指定弁護士「そういう意味ではなく、小沢被告個人のお金を政治団体が預かったり、双方で利用しあうようなケースがあったのでしょうか」

 《問題の土地の取得に際し、小沢被告は4億円を用意して秘書に渡した。弁護側は、その4億円で定期預金を組み、預金を担保にりそな銀行から4億円を借り、土地取得の代金に当てたと主張している》

 《小沢被告は4億円を渡す際に「ちゃんと返せよ」と秘書に告げたという》

 《公判で、秘書らは小沢被告の現金は、あくまでも陸山会が『預かっているだけだ』との主張を展開している》

 証人「そういう意味では(小沢被告から受け取ったという)4億円は預かっているという認識です」

 

【小沢被告第8回公判(10)】
4億円の定期あるのに、さらに借金「疑問じゃない?」裁判官が素朴な質問
2011.12.8 18:21 (2/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120818220017-n2.htm

 指定弁護士「その4億円以外で(預かっている)例はありますか」

 証人「…。経験はありません」

 指定弁護士「あなた自身は、預かった経験がないのですね」

 証人「はい」

 指定弁護士「先輩や同僚から(預かっていると)聞いたことはありますか」

 証人「ないです」

 《指定弁護士は「預かっている」とする4億円の異質性を強調していく。その後、池田元秘書の捜査段階での調書についての質問に切り替える》

 《問題の土地の不動産登記は、売買代金を入金した平成16年10月ではなく、翌年1月にずらされている》

 《池田元秘書は捜査段階で、土地取得をずらすと政治資金収支報告書の(代金分の)つじつまが合わなくなるので、(齟齬が出る分は)寄付を受けたように装い、虚偽記載をしたとする趣旨の内容の調書にサインしている》

 《指定弁護士側は、この部分を読み上げた上で、質問をぶつける》

 指定弁護士「あなたはこう説明したという記載がある調書に署名をしていますよね」

 証人「はい」

 指定弁護士「無理やり、検事に説明させられたのですか」

 証人「実際の現金の出し入れが合わないと認めた部分もありましたが、全体の文章の中で、『虚偽記載した』とか、『つじつま合わせ』とかは言っていません」

 指定弁護士「読んで内容を確認してサインするのではないですか」

 証人「はい。認識として『虚偽の記載』とかは違うと申し上げたが…」

 《ここで、指定弁護士は調書の他の部分を例に挙げて、「記憶がない」「ちょっと分かりません」などと池田元秘書の認識通りの内容になっている部分もあると指摘する》

 指定弁護士「どうして(虚偽記載の)部分だけ認識と違う内容にしなければならないのか」

 証人「それは、検事のテクニックだと思う。重要ではない部分は、私の主張通りにし、肝心な部分は自分たちで作ったのではないか」

 

【小沢被告第8回公判(10)】
4億円の定期あるのに、さらに借金「疑問じゃない?」裁判官が素朴な質問
2011.12.8 18:21 (3/3ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120818220017-n3.htm

 《その後、指定弁護士は事実とは違う内容を調書に記載されたとする池田元秘書に対し、自身の弁護士への相談状況などを尋ねて質問を終えた》

 《続いて、弁護側の弘中惇一郎弁護士が追加で質問。池田元秘書が小沢被告に随行し、飲食費を支払うなどしていたことを確認する。弘中弁護士は、池田元秘書が小沢被告個人の現金と、陸山会の現金の双方を扱っていたことを強調したいとみられる》

 《これに対し、指定弁護士側が再度、手を挙げて簡単な確認を行い、裁判官の質問に移行した》

 《池田元秘書はこれまで、前任の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=から引き継ぎを受けた際、りそな銀行から4億円の融資を受けていることについての説明があったとしている。池田元秘書は、4億円の返済について、担保の定期を切り崩せばよいと当初から考えていたというが、これについて、まず左陪席の裁判官が質問する》

 裁判官「定期で返せばいいと思っていたわけですよね」

 証人「はい」

 裁判官「では、もともと(定期預金の)4億円の資金があり、さらに4億円を借りることに、あなたは疑問をお持ちではなかったのですか」

 証人「当時は、(異動して会計担当の仕事を始めたばかりで)受け身で深く考えませんでした」

 《裁判官の素朴な疑問が投げかけられる。その様子を小沢被告は、じっと聞いている》

 

【小沢被告第8回公判(11)完】
通帳は金庫? 4億円は預かり金? 元秘書発言に裁判官が疑問
2011.12.8 19:21 (1/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120819220020-n1.htm

 (16:20~16:55)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第8回公判は、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する裁判官の証人尋問が続いている》

 《左陪席の裁判官は、小沢被告から、前任の石川知裕衆院議員(38)=同=に渡った4億円の認識について、池田元秘書に尋ねていく》

 裁判官「石川秘書から、4億円の定期預金について『小沢代議士に返す金だから、手をつけるな』という指示はありましたか」

 証人「いずれ返す、とだけ聞いていました。手をつけるな、などという指示はありませんでした」

 裁判官「4億円を返す意識はあったわけですよね。収支報告書に『借入金』として反映させる必要がないというのは、どうしてそう思ったんですか」

 証人「あくまで個人的資産で、一時的な預かり金、と。必要ないと思いました」

 裁判官「『一時的預かり』と石川秘書から説明を受けていたんですか」

 証人「受けていません」

 裁判官「自分で法的、会計的に検討されたことはない?」

 証人「ございません」

 裁判官「その理由を説明できますか」

 証人「(貸借)契約した書類がないというのもありました」

 《収支報告書と並行して17年4月、国会議員に提出義務がある資産公開の報告書を池田元秘書が作成・提出した際にも、小沢被告から陸山会への貸付は記録されていなかった。左陪席の裁判官はこの点についても再び確認する》

 裁判官「公開する必要がないものと考えていたわけですね」

 証人「はい」

 裁判官「4億円が表に出せない、という意識はあったんですか」

 証人「表に出せないというよりは、陸山会として公開するものではない、あくまで個人の金だ、という認識でした」

 

【小沢被告第8回公判(11)完】
通帳は金庫? 4億円は預かり金? 元秘書発言に裁判官が疑問
2011.12.8 19:21 (2/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120819220020-n2.htm

 《ここで、右陪席の裁判官の質問に移る。裁判官は資産公開の報告書について、石川議員が内容をチェックした際の状況について確認。池田元秘書は「『これでいい』と、見せてすぐオーケーという感じだった」と振り返り、「4億円」についての説明は受けていないことを強調する》

 《左陪席の裁判官に続き、右陪席の裁判官も「4億円」についての認識が「借り入れ」でなく「預かり」だったという池田元秘書に、詳しく説明を求めていく》

 裁判官「4億円は事務所に置いてあったわけでもなく、政治団体に入っていたわけですよね。それでも『借入金』として計上しないんですか」

 証人「銀行通帳は『金庫』ではないが、一体的に取り扱っている。通帳に預ける形で保管しているという、そういう感覚でした」

 《土地購入にからみ、陸山会の記録上の収支にずれが生じたため、池田元秘書は関係政治団体から17年以前に「仮」の寄付があったという推定のもと、これを17年に「確定」させるとして3億円の寄付を陸山会の収入として記載した。右陪席の裁判官はこの「3億円」という数字に根拠があるのか、疑問を持った様子で尋ねる》

 裁判官「金額について突き合わせをしましたか」

 証人「通帳の残高と各団体の預金残高を見比べたこともありました」

 裁判官「きちんと金額が出ましたか」

 証人「きちんとは出ず、17年と19年の処理で最終的に近い数字になっていきました。ピタピタとは合っていません」

 《最後に、大善文男裁判長の質問が始まる。小沢被告や、会計責任者の大久保隆規元公設第1秘書(50)=同=の「報告・了承」がなかったのか改めて確認していく》

 裁判長「収支報告書を大久保さんに見せなくていいと、引き継ぎを受けたんですか」

 証人「『見せなければいけない』とも、『見せなくていい』ともありませんでした」

 

【小沢被告第8回公判(11)完】
通帳は金庫? 4億円は預かり金? 元秘書発言に裁判官が疑問
2011.12.8 19:21 (3/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120819220020-n3.htm

 裁判長「見せた方がいいと思ったことはありませんか」

 証人「(石川議員が会計を担当した)16年分も(手伝いをしていた)私が全部サインをしていました。(大久保元秘書は)『名ばかり責任者』なのかな、と思っていました」

 裁判長「収支報告書はあなたが作成し、誰にもチェックを受けていなかったんですね」

 証人「はい。自分で完結していました」

 《大善裁判長はさらに、銀行通帳に記されたメモについて尋ねていく。16年の土地購入関係の収支部分には「住」の字を○で囲んだ表記があったが、池田元秘書はこのメモについて、前任の石川議員から「特に気にしなくていい」言われ、土地代金についての説明を受けていなかった、と証言していた》

 裁判長「通帳には他にも書き込みがありますが、これは誰の字ですか」

 証人「石川さんだと思います。17年以降は、必要があれば私が記入していました」

 裁判長「誰かに説明するため、メモしていたんですか」

 証人「説明するというより、分かりやすくするために書いていました」

 《大善裁判長は、池田元秘書の証言で、引き継ぎの有無の基準が不明確だと考えているとみられ、別の場面について尋ねる》

 裁判長「(16年購入の)土地の登記が(17年)1月7日になり、資産と代金支出を併せて17年分の収支報告書に記載するよう石川秘書から求められた、ということですが。どういうきっかけでその話になったんですか」

 証人「石川さんから積極的に引き継ぎがありました」

 裁判長「何となく引き継ぎのときに、ということですか」

 証人「はい」

 

【小沢被告第8回公判(11)完】
通帳は金庫? 4億円は預かり金? 元秘書発言に裁判官が疑問
2011.12.8 19:21 (4/4ページ)[小沢被告 第8回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/trl11120819220020-n4.htm

 《大善裁判長は、再び検察の取り調べ状況について質問していく。弁護側は22年1月20日の取り調べについて、小沢被告への「報告・了承」を池田元秘書が「記憶にない」と否認したところ、検察官は「可能性まで否定するのか。可能性を否定することは嘘を言っているのと同じだ」と迫ったと強調。「詭弁(きべん)と心理的圧迫で調書に署名・押印させた」と主張している点だ》

 裁判長「小沢被告から(収支報告書の記載について)質問を受けることについて、『可能性を否定できるかどうか』と聞かれたんですね」

 証人「はい。それで『(小沢被告から)聞かれるかもしれない』とは答えました」

 裁判長「(捜査段階)当時の記憶として、質問を受けたり説明したことは一切なかったんですか。それともしたか、しなかったか、という記憶がなかったんですか」

 証人「記憶がありませんでした」

 《最後に、この9日後の1月29日に池田元秘書がサインした調書について尋ねる。18年3月に作成された17年分の収支報告書の「原案」を、3月よりも以前に示し、土地代金の計上についても報告していたとする内容だが、「虚偽内容の調書」と主張する池田元秘書の説明に、納得いかない部分があるようだ》

 裁判長「『原案』についてどうして話が出てきたんですか」

 証人「検事から言われました。詳細を聞かれないまま、『原案』という言葉がまぎれこんでいました」

 裁判長「話題に全く出ていないのに、『原案』という言葉が登場したんですか」

 証人「はい、何もありませんでした」

 裁判長「質問も一切なく?」

 証人「一切なく、『原案』の言葉が入ってきました」

 《午後5時に近づいたところで、大善裁判長が閉廷を告げる。退廷を促された池田元秘書は裁判官に一礼し、足早に法廷を後にする。途中で小沢被告に会釈すると、小沢被告も軽く会釈を返すが、表情は硬いままだった》

 《次回公判は15日に開かれ、石川議員の取り調べを担当した検事らの証人尋問が行われる》

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2011年12月 7日 (水)

小沢さんの第7回公判(2011年12月7日)の記録記事を採録。

 小沢さんの第7回公判関係の産経記事です。産経はニュアンスを変えてしまうような改ざんをする事があるので参考記事です。注意して読んで下さい。

関連:
産経の悪質改ざん部分と、(中塚議員紹介原文)2011年2 月22日小沢一郎「倫理委員会の皆さんへ 私の主張」

小沢さんの第8回公判(2011年12月8日)の記録記事を採録。

小沢さんの第6回公判(2011年12月1日)の記録記事を採録。

 

参考:小沢さんの公判データ。

 次回傍聴したい場合や、確定判決後に判決文を調べたい時、事件名・番号などが参考になります。

裁判所名     東京地方裁判所  刑事第11部

事件名     政治資金規正法違反 平成23年特(わ)第111号 

 

【小沢被告第7回公判(1)】
元秘書“3人目の男”登場 「日本変えるリーダー、この方しかない」
2011.12.7 11:42 (1/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120711430002-n1.htm

 (10:00~10:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判が7日、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=の後任の事務担当者、池田光智元私設秘書(34)=同=が出廷する》

 《小沢氏の元秘書としては3人目の証人尋問。前回までの公判で、石川議員、大久保隆規元公設第1秘書(50)=同=はともに虚偽記載や小沢被告との共謀を大筋で認めた調書を否定しており、池田元秘書も同様の方針とみられる》

 《池田元秘書は石川議員の衆院選出馬にあわせ、平成17年7月から陸山会など小沢被告の関係5団体の経理事務を引き継いだ。元秘書3人のなかで、小沢被告への4億円返済の経緯を知る“唯一”の立場にあったとされる。法廷では何を語るのだろうか》

 《法廷は東京地裁最大規模の104号。前回まではほぼ満席だった傍聴席には空席が目立つ。小沢グループの国会議員の姿も見える。裁判長の呼びかけで小沢被告が入廷する》

 《傍聴席から向かって左側のドアから紺のスーツに白いシャツ、薄紫色のネクタイ姿の小沢被告が姿を現す。入廷前に一礼、裁判長に向かってさらに一礼する。いつもは女性弁護士の右隣に座るが、今日は男性弁護士2人に挟まれるように座った》

 《続いて、裁判長は証人の池田元秘書の入廷を促す。小沢被告と同じ紺のスーツに白シャツ姿。会釈をしながら傍聴席までゆっくり進むと、小沢被告と目を合わせることのないまま、証言台に立った。小沢被告は目を閉じたままだ》

 

【小沢被告第7回公判(1)】
元秘書“3人目の男”登場 「日本変えるリーダー、この方しかない」
2011.12.7 11:42 (2/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120711430002-n2.htm

 《裁判長が名前を尋ねた後、偽証罪などについて説明をし、証言台の前に座るように促した。池田元秘書はマイクの位置を細かく調整するなど、居心地悪そうにしている。検察官役の指定弁護士が立ち上がり、尋問を始める》

 指定弁護士「まずは証人の経歴を簡単におうかがいします。学歴、職歴を教えてください」

 証人「早稲田大学政経学部政治学科の卒業です。その後、小沢一郎事務所に入所し、退職。その後、千葉の若井康彦(衆院議員)事務所に3カ月ほど務めましたが、そこも辞め、現在は学生をしております」

 指定弁護士「大学4年のころから小沢被告の書生をしていましたね」

 証人「はい」

 《その後、指定弁護士は池田元秘書が平成12年12月から岩手・水沢の地元事務所に、17年1月から21年10月まで東京・赤坂の小沢一郎事務所に勤務していたことを確認。池田元秘書は「はい」「そうです」と答えていく》

 指定弁護士「学生時代は(政治サークルの)『鵬志会』に所属していましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「新進党の学生組織にも所属していましたか」

 証人「はい」

 指定弁護士「鵬志会は(弁護士の)南(裕史)さん、(元秘書の)樋高(剛衆院議員)さん、石川さんも所属していましたね」

 証人「南さんは重複してないので分かりませんが、樋高さん、石川さんはいらっしゃいました」

 指定弁護士「多くの政治家を輩出しているサークルですね」

 証人「設立から年数がなく、それほど多くはありませんが…」

 指定弁護士「そのころから政治家を志していた?」

 

【小沢被告第7回公判(1)】
元秘書“3人目の男”登場 「日本変えるリーダー、この方しかない」
2011.12.7 11:42 (3/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120711430002-n3.htm

 証人「はい」

 指定弁護士「新進党の代表は小沢被告ですが、当時から小沢被告を評価していましたか」

 証人「はい」

 指定弁護士「どんな政治家と評価していましたか」

 証人「これからの日本を変えていくリーダーとして、この方しかないと思っていました」

 《指定弁護士は池田元秘書が小沢被告に心酔していた様子を語らせ、“命令”に逆らえなかった状況を印象づけたいようだ》

 指定弁護士「実際会ってみてどうでした?」

 証人「(小沢事務所に)入所して、その思いがかなり強くなりました」

 指定弁護士「小沢被告からは仕事の上で、どのような指示を受けましたか。二、三紹介してください」

 証人「仕事の上で?」

 指定弁護士「抽象的かも知れませんが…。ええ、では礼儀作法についてはどうでしたか」

 証人「はい。礼儀作法に対しては厳しく、とくにお見送りするときの礼儀作法はしっかりするようにと」

 指定弁護士「節約については?」

 証人「物を大事にするように、という心構えを教えていただきました」

 指定弁護士「節約について、石川さんを厳しく叱咤(しった)したことがあったかと思いますが」

 証人「私の調書にあると思い、そのことをおっしゃっているかと思いますが…。えー、(コピーをする際に)裏紙を使わなかったということで怒られたことがありましたが、我々が政治家になるために必要な『粗末なことはしない』という思いを指導いただいたと思っています」

 《この裏紙の話は法廷で何度も語られたエピソードで、指定弁護士側は小沢被告が事務所経費について細かな指示を与えていた実態を示す“証拠”とみているが、池田元秘書は「指導いただいた」と、これをうまくフォローする》

 

【小沢被告第7回公判(1)】
元秘書“3人目の男”登場 「日本変えるリーダー、この方しかない」
2011.12.7 11:42 (4/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120711430002-n4.htm

 指定弁護士「あなたは小沢被告に指示、意見できる立場でしたか」

 証人「場合によると思いますが、代議士が勘違いをしたり、間違っていることがあれば、意見を申し上げることもありました」

 指定弁護士「小沢被告の利害に関することで、あなたの独断で行えることはありましたか」

 《「抽象的すぎて答えられないと思います」。ここで弁護側は意見する。裁判長が「質問を変えて下さい」と促す》

 指定弁護士「あなたの独自の判断でできたこと。任されていたことはありましたか」

 証人「当時、経理の担当として、経理全般を任されていたので、私の判断で行っていました」

 《小沢被告への報告・了承を否定する“伏線”なのだろうか。池田元秘書は「私の判断」という言葉を使う》

 《指定弁護士はその後、池田元秘書が、東京などにある小沢被告関係の4つの政治団体の会計や資金集めを担当。小沢被告が代表の「民主党岩手県第4区総支部」の入金に関する処理をしていたことを確認する》

 指定弁護士「民主党岩手県第4区総支部には、小沢被告以外の代議士も所属していましたか」 

 証人「それはないと思います」

 指定弁護士「それでは、小沢被告以外から指示命令を受けることは?」

 証人「そもそも、指示命令というのがよく分からないのですが、それはないと思います」

 《指定弁護士は民主党の支部である「民主党岩手県第4区総支部」が小沢氏の“財布の一つ”だったことを立証したいようだ。質問は東京・世田谷の問題の土地に移る》

 

【小沢被告第7回公判(1)】
元秘書“3人目の男”登場 「日本変えるリーダー、この方しかない」
2011.12.7 11:42 (5/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120711430002-n5.htm

 指定弁護士「17年1月に東京勤務になってからは、前任の石川さんから土地について何を聞きましたか」

 証人「秘書寮を建てるための土地で、買ったということを聞きました」

 指定弁護士「代金についても聞きましたか」

 証人「はい。聞きました」

 指定弁護士「1月に?」

 証人「はい」

 指定弁護士「1月7日に本登記をされましたが、そのとき本登記を行うことも知っていましたか」

 証人「本登記をやったときは知りませんでしたが、その後1月7日にやったということは知りました」

 指定弁護士「1月に?」

 証人「1月中か、3月までの間か分かりません」

 《指定弁護士は石川議員ら先輩秘書との関係について聞き始める》

 指定弁護士「石川さんは上下関係に厳しい先輩でしたか」

 証人「はい」

 指定弁護士「どういうところで」

 証人「まあ、些細なことでよく注意されたり、怒られたりしました」

 指定弁護士「石川さんは小沢被告とどう接しましたか」

 証人「どのように? まあ、礼儀正しく」

 指定弁護士「意図をくんでいろいろと配慮していましたか」

 証人「まあ、いろいろ考えながら、仕事をされていたと思います」

 《指定弁護士は続いて大久保元秘書との関係について聞く。小沢被告は目を閉じたまま、じっと話に聞き入っているように見える》

 

【小沢被告第7回公判(2)】
「昔のもの参考に…」 会計業務引き継ぎ漠然と 「政治資金規正法は勉強してない」
2011.12.7 12:19 (1/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120712200003-n1.htm

 (10:20~10:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する検察官役の指定弁護士側の証人尋問が続けられている》

 《小沢被告の事務所では当時、大久保隆規元秘書(50)=同=が、まとめ役として他の秘書らの勤務スケジュールなどを管理していた。指定弁護士側は、この点を尋ねていく》

 《大久保元秘書は、議員会館で陳情などを受ける仕事をし、池田元秘書は赤坂の事務所で、陸山会など政治団体の会計事務を担当していた》

 指定弁護士「大久保さんが東京事務所のまとめ役だったのですね」

 証人「年長者だったのでそういう存在でした。ただ別の仕事内容でしたので、仕事面では上下関係はありませんでした」

 指定弁護士「小沢被告の自宅では、毎朝、秘書らの打ち合わせがありましたよね」

 証人「はい」

 指定弁護士「大久保さんと打ち合わせをすることはなかったのですか」

 証人「ほとんどありませんでした」

 《指定弁護士は大久保元秘書とのつながりを強調したい構えだが、池田元秘書は打ち消していく》

 指定弁護士「大久保さんと一緒に秘書寮に住んでいたことがありますよね」

 証人「あの~。隣の家に住んでいたことはありますが…」

 《質問の趣旨が分からないのか、池田元秘書の回答も途切れ途切れに。ここで指定弁護士側は収支報告書に関する質問に切り替える。池田元秘書は平成17年に異動し、赤坂の事務所で会計を担当し始めた》

 

【小沢被告第7回公判(2)】
「昔のもの参考に…」 会計業務引き継ぎ漠然と 「政治資金規正法は勉強してない」
2011.12.7 12:19 (2/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120712200003-n2.htm

 《池田元秘書は17年7月、前任の元秘書、石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴中=から会計事務を引き継いだ》

 指定弁護士「異動はだれが決めたのですか」

 証人「…。代議士や大久保さんが決めたと思いますが…」

 指定弁護士「石川さんと一緒に勤務していた時期もありましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「赤坂の事務所では、だれの指揮・監督を受けていましたか」

 証人「石川さんです」

 指定弁護士「石川さんが退任した後は?」

 証人「組織としては上がいないので、自分の責任でやっていました」

 指定弁護士「決裁を上げる際は?」

 証人「そういうのはありませんでした」

 指定弁護士「新しい物事が起きたときは、だれに相談していましたか」

 《ちぐはぐなやりとりが続き、ここで弁護側の弘中惇一郎弁護士から「質問が抽象的すぎませんか」と横やりが入る。ただ、裁判長は苦笑しながらも、回答するように池田元秘書に促す》

 証人「代議士や議員会館の人(秘書)に相談することもあったと思います」

 《指定弁護士は、石川議員と池田元秘書の事務引き継ぎなどについて確認した後、核心の収支報告書の質問に切り替える》

 指定弁護士「会計を担当するようになり、政治資金規正法を改めて勉強したことはありましたか」

 証人「ありません」

 指定弁護士「政治資金規正法の本は事務所にありましたか」

 証人「体系的な本があったかもしれませんが、熟読したことはありません」

 指定弁護士「(政治資金収支報告書を作成する際に)分からないときは、どうしていたのですか」

 

【小沢被告第7回公判(2)】
「昔のもの参考に…」 会計業務引き継ぎ漠然と 「政治資金規正法は勉強してない」
2011.12.7 12:19 (3/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120712200003-n3.htm

 証人「手引きがありましたので、それを参考にしていました」

 指定弁護士「総務省がネットで記しているものですか」

 証人「出版社が出しているものを参考にしていました」

 指定弁護士「平成17年分の収支報告書の作成で(引き継ぎを兼ねて前任の)石川さんの手伝いをしましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「いつごろですか」

 証人「平成17年の2~3月ごろです」

 指定弁護士「石川さんからの引き継ぎで、どう教えられたのですか」

 証人「すべて教えてもらったわけではなく、総合的でした。『あとは昔のものを参考にしてくれ』といわれ、翌年に作成した際には実際に過去のものを参考にしました」

 指定弁護士「(平成17年の収支報告書を作成した後から石川衆院議員が秘書を退任するまでの)4~7月に何か教わったことはありますか」

 証人「改めて教えてもらったことはありません」

 指定弁護士「政治資金収支報告書を記載する際、領収書と付き合わせたことはありますか」

 証人「それはいたします」

 指定弁護士「政治資金規正法では、会計帳簿をつけることを義務付けていますが、そうした帳簿は日常的につけていましたか」

 証人「どういうものが正式なものか分かりませんが私の場合は、コンピューターに入力していました」

 《簡単な確認事項の質問を繰り返す指定弁護士。小沢被告は時折、顔をしかめながら、じっと目を閉じて質問に耳を傾ける。指定弁護士は小沢被告の関係5団体の特徴について質問する》

 指定弁護士「陸山会の収入と支出の割合は、どうでしたか」

 

【小沢被告第7回公判(2)】
「昔のもの参考に…」 会計業務引き継ぎ漠然と 「政治資金規正法は勉強してない」
2011.12.7 12:19 (4/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120712200003-n4.htm

 証人「収入より支出の方が多く、他の団体から入金していました」

 指定弁護士「おおよその収入はいくらでしたか」

 証人「…。記憶がほとんどありませんが、2億円か、その前後だったと思います」

 指定弁護士「支出は?」

 証人「だいたい同じだったと思います」

 《指定弁護士は、さらに細かい各政治団体の特徴を尋ねた後、再び収支報告書の作成に質問を戻す》

 指定弁護士「石川さんの収支報告書の作成の手伝いをした際、実際にどのようなことをしたのですか」

 証人「石川さんが支出と収入をまとめたシートを手渡され、通帳と照らし合わせて間違いがないか確認しました。あるいは、寄付者の住所に誤りがないかを調べました」

 指定弁護士「陸山会には複数の口座がありましたね」

 証人「…。そうです」

 指定弁護士「理由はありましたか」

 証人「昔は金融機関が多かったからだと思います」

 指定弁護士「複数の口座があれば、寄付する人が振り込みしやすいということもあったのですか」

 証人「そういう理由は考えられると思います」

 《ここで公判のやりとりを記録する係員の交代を裁判長が告げる。小沢被告はじっと目を閉じたまま微動だにしない》

 

【小沢被告第7回公判(3)】
マルジュウ!? 陸山会通帳に複数記載 石川議員は「気にしなくていい」
2011.12.7 12:35 (1/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120712360005-n1.htm

 (10:40~11:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、検察官側の指定弁護士による、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する証人尋問が続いている》

 《池田元秘書は平成17年1月以降、前任の会計担当者の石川知裕衆院議員(38)=同=から引き継ぎを受けた。指定弁護士は池田元秘書が、16年10月の土地購入にからむ収支記録を確認した経緯について、さらに尋ねていく》

 指定弁護士「16年10月ごろに、大きな資金の移動があったことに気づきましたね」

 証人「通帳に『マルジュウ』という記載が複数あり、石川さんから『特に気にしなくていい』といわれたのを覚えているので、そうだったと思います」

 《指定弁護士は廷内モニターに銀行通帳記録を表示。「住」という字が「○」で囲まれた支出記録が随所に登場する。5000万円、6000万円、2000万円…。10月前後に多額の収支が並ぶ。石川議員が小沢被告から受け取った4億円を分散入金した上で、土地購入の際に集約した記録だ》

 指定弁護士「9~10月のマルジュウについて、石川さんに尋ねましたか」

 証人「いいえ。特に意味を聞きませんでした」

 指定弁護士「石川さんから説明はありましたか」

 証人「『特段気にしなくていい』といわれた以外にはありません」

 

【小沢被告第7回公判(3)】
マルジュウ!? 陸山会通帳に複数記載 石川議員は「気にしなくていい」
2011.12.7 12:35 (2/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120712360005-n2.htm

 指定弁護士「『気にしなくていい』とはどういう意味だと思いましたか」

 証人「私の(収支報告書の)チェックリストにも入っていなかったので、私がチェックするものでない、と思いました」

 指定弁護士「石川さんが自分でやると言ったんですか」

 証人「言われてはいませんが…。私の立場では言われたことだけをやっていたので、(マルジュウについては)石川さんがやるだろう、と思いました」

 指定弁護士「このマルジュウは、誰の字ですか」

 証人「石川さんで間違いないんじゃないでしょうか」

 《石川議員から説明がなかったのか改めて確認する指定弁護士に対し、池田元秘書は「まったく、ありませんでした」と強調。質問は引き継ぎ後の17年分の収支報告書に移る》

 指定弁護士「土地代金の支払いだったことは、いつ気づいたんですか」

 証人「17年分の収支報告書を作成するときです」

 指定弁護士「18年ということですね」

 証人「そうです」

 指定弁護士「石川さんからこう処理しろ、と説明を受けたことはありますか」

 証人「細かくはありませんでしたが、(16年に購入した土地を17年)1月に登記したので、資産の欄に計上して、併せて支出も載せるよう言われました」

 《指定弁護士は、石川議員が作成した土地代金に関する収支一覧表のエクセルデータをモニターに示す。16年10月29日の土地代金の支出などについて「(石川議員から)パソコンを見ながら教わった」と答えた池田元秘書に対し、指定弁護士が切り込んでいく》

 

【小沢被告第7回公判(3)】
マルジュウ!? 陸山会通帳に複数記載 石川議員は「気にしなくていい」
2011.12.7 12:35 (3/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120712360005-n3.htm

 指定弁護士「(16年分の支出を17年分の収支報告書に記載することについて)小沢被告に説明をしたことはありますか」

 証人「ありません」

 指定弁護士「捜査段階で、17年分の支出のうち3億5000万円は(16年の)土地代金です、と認めたことはありますか」

 証人「ありません」

 指定弁護士「そのように供述していませんか」

 証人「全くありません」

 指定弁護士「そういった調書が作成されたことはありますか」

 証人「調書はあります」

 指定弁護士「いつごろですか」

 証人「12月の取り調べだったと思います」

 《池田元秘書は今回の事件で、21年12月下旬に任意の事情聴取を受け、翌22年1月に逮捕された。池田元秘書はこの段階で、16年の土地代金を17年分の収支報告書に計上したことについて、「小沢被告に報告し、了承を得た」とする調書に署名している》

 《弁護側は「捜査が違法・不当だった」と主張、調書の信用性が争われており、指定弁護士が追及を強めていく。自身に関わる重要なやり取りが続くが、小沢被告はこれまでの公判と変わらず目をつぶり、無表情で耳を傾けている》

 

【小沢被告第7回公判(4)】
「土地売買の確認」は12番目…池田ノートに21項目の手書きメモ 
2011.12.7 14:17 (1/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714190006-n1.htm

 (11:00~11:30)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、証人として出廷した池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する検察官役の指定弁護士の質問が続いている》

 《法廷では、池田元秘書が平成22年1月に逮捕される直前の21年12月24~26日に行われた、検察による任意の取り調べをめぐる質問が続いている》

 《指定弁護士は、池田元秘書が16年に支払った土地代金を17年分の収支報告書に計上したことについて、「小沢被告に報告、了承を得た」とする調書に署名した理由を聞く》

 指定弁護士「あなたの判断で内容を認めましたか」

 証人「はい」

 指定弁護士「なぜ調書に署名したのですか」

 証人「(陸山会など5団体の)全体の収支の総額についての取り調べを24日から受けていました。検事が一覧表を持っていて、その中に3億5000万円の金額が入っていたら、『あまりに大きい数字なので、小沢さんから説明を求められる可能性があるのではないか』と聞かれました」

 「記憶がなかったので、否定するのも問題だと思い、そういう話が出てもおかしくはないですねと話しました。私は可能性の話をしたのに、そういう調書ができてびっくりしました。抗議もしたのですが、押し切られてサインしました」

 指定弁護士「弁護人からどういうふうに取り調べに臨むように言われていましたか」

 証人「記憶にないことに応じては駄目だと言われていました」

 指定弁護士「この事件は10月ごろから新聞報道されています。やがて小沢被告にも影響が及ぶと判断したのでは?」

 

【小沢被告第7回公判(4)】
「土地売買の確認」は12番目…池田ノートに21項目の手書きメモ 
2011.12.7 14:17 (2/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714190006-n2.htm

 証人「調書に応じないと家に帰してもらえませんし、この程度で(小沢)代議士に累が及ぶことはないと押し切られました」

 《池田元秘書は、西松建設の違法献金事件での検察官による取り調べを振り返りながら続ける》

 証人「西松のときの取り調べはなかなか帰らせてもらえなかった。密室の中で取り調べられ、署名しないと帰れない雰囲気で、とても拒否できる状態ではありませんでした」

 指定弁護士「西松のときにそういう経験があるのに、任意の取り調べで調書にサインしたのですか」

 指定弁護士「はい。早く済ませたいとサインしました」

 《指定弁護士の質問は、東京・世田谷の問題の土地へと移り、法廷の大型モニターに土地取引の合意書が映し出される。目を閉じていた小沢被告も目を開いてちらりとモニターを見るが、すぐにまた目をつむる》

 指定弁護士「これを見たことは?」

 証人「あることは知っていましたが、中身は読んだことはありません」

 指定弁護士「よく見たこともないのに、石川さんの言うとおりにしたのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「土地の本登記の時期をずらしたことについて、石川さんからはどんな説明がありましたか」

 証人「代表選か何かの選挙が、収支報告書の公開時期に重なるので、影響することを考慮して1年ずらした、と説明を受けたと記憶しています」

 指定弁護士「いつ説明を受けました?」

 証人「よく分かりません」

 指定弁護士「誰が土地を買おうと言ったのですか」

 証人「知りません」

 指定弁護士「土地購入の理由は知っていますか?」

 証人「秘書寮にするためと聞いていました」

 指定弁護士「本登記の時期をずらしたことは?」

 

【小沢被告第7回公判(4)】
「土地売買の確認」は12番目…池田ノートに21項目の手書きメモ 
2011.12.7 14:17 (3/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714190006-n3.htm

 証人「後になって、石川さんから聞きました」

 指定弁護士「本当に代表選に影響するという説明を受けたのですか」

 証人「はい。代議士には、代表になって総理を目指してほしいという声がたくさんありました。その可能性があることに勇気付けられた記憶があります」

 指定弁護士「別の理由は?」

 証人「聞いていません」

 《小沢氏は目を閉じたり、開いたりしながらじっと聞いている》

 指定弁護士「17年から収支報告書を作成する立場になりましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「16年の陸山会のメーンの通帳によく分からない入出金があると、(引き継いだ)作業に支障があるとは思わなかったのですか」

 証人「16年分は、石川さんのところで完結しているので、(支出が収入を)超えることはないと思っていました」

 指定弁護士「石川氏からの引き継ぎをノートに書いていましたか」

 証人「はい」

 《大型モニターに池田元秘書のノートのコピーが映し出される。法廷で「池田ノート」と呼ばれるものだ。「石川さんへの質問」と題し、21項目の引き継ぎが手書きで箇条書きにされている。12番目には「土地売買の確認」とある》

 指定弁護士「リストアップするということは、石川さんに分からないことを聞く態勢があったわけではないですか」

 証人「日常業務で忙しいこともありましたし、石川さんには上下関係で簡単に質問できる感じではなかった。石川さんが辞めると聞いて作成したものです」

 《池田元秘書は背筋を伸ばし、指定弁護士の質問によどみなく答え続けている》

 

【小沢被告第7回公判(5)】
4億円は「載せなくていいお金」と認識 「よく分からないが、漠然と…」と池田元秘書
2011.12.7 14:29 (1/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714300008-n1.htm

 (11:30~12:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、池田光智元秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する検察官役の指定弁護士の証人尋問が続いている》

 《池田元秘書は、指定弁護士の質問に「はい、はい」と相づちを打ち、はっきりとした口調で質問に答えていく。小沢被告は、目を閉じじっと耳を傾けている》

 指定弁護士「(平成16年)10月29日に4億円の出入金がありますね」

 証人「はい」

 《小沢被告名義で銀行から借り入れた4億円のことを指しているのだろう》

 指定弁護士「16年の収支報告書で処理したのですか」

 証人「よく分かりません」

 《池田元秘書が会計事務の担当者になったのは平成17年。前任は、石川知裕衆院議院=1審有罪、控訴中=だった》

 証人「石川さんがどの金額をどう処理したかは分からないんです」

 指定弁護士「16年の収支報告書に定期預金の額は載っていましたか」

 証人「載っていると思ったが、石川さんから報告を受けていないので、石川さんがどう思っていたのかは分かりません」

 《続いて、指定弁護士は再び「マルジュウ」について、池田元秘書の認識を問う。陸山会の通帳の出金記録に「住」という字に「○」がついたマークがいくつもついていたものだ》

 指定弁護士「このマルジュウというのは、石川さんが16年の収支報告書で処理していたという認識ですか」

 証人「私はそういう理解です」

 

【小沢被告第7回公判(5)】
4億円は「載せなくていいお金」と認識 「よく分からないが、漠然と…」と池田元秘書
2011.12.7 14:29 (2/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714300008-n2.htm

 指定弁護士「この金額について、(政治団体などの)通帳とつきあわせた記憶はありますか」

 証人「ありません」

 指定弁護士「17年12月にチェックしていたのではないのですか」

 証人「チェックはしたが、マルジュウを含め、それがどういう意味かは分からなかった」

 《指定弁護士の方を向き、はっきりとした口調で答える池田元秘書。指定弁護士は腕を組み、質問を続ける。事務担当者としての会計処理の確認方法について聞き始める》

 指定弁護士「(銀行から借り入れた)10月29日の4億円に関しては、通帳と突き合わせれば分かるのでは?」

 証人「たくさんの出入金が複雑にあると感じていた。通帳がたくさんあって、たくさん出し入れもあって、よく分からなかった」

 指定弁護士「突き合わせはしていたのですか」

 証人「部分的な事務作業のなかで突き合わせていた。だからといって、全体が分かるというわけではなかったです」

 指定弁護士「10月29日の分は、政治団体の通帳と突き合わせれば分かるのではないのでしょうか」

 証人「たぶん石川さんの一覧表に入っていなかったので、確認しなかった」

 《池田元秘書の要領を得ない回答に、指定弁護士は少しいらだった様子を見せて同様の質問をくり返した》

 指定弁護士「石川さんにこのことについて聞いたことはありますか」

 証人「18年3月に、17年の収支報告書の作成に当たって、計算が合わないところがあったので、原因を調べようとしたが、特定できず、石川さんに電話したことがあります」

 

【小沢被告第7回公判(5)】
4億円は「載せなくていいお金」と認識 「よく分からないが、漠然と…」と池田元秘書
2011.12.7 14:29 (3/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714300008-n3.htm

 指定弁護士「マルジュウは何かと聞いたのですか」

 証人「聞いたことはない。18年3月に初めて(計算が)合わないと分かった。それまでは問題になるとは、日常の作業のなかでは分からなかった」

 《この答えに対し、指定弁護士はこれまでの尋問で、17年12月に収支の一覧表を作成したという池田元秘書の供述との整合性を追及していく》

 指定弁護士「12月に一覧表を作成するのではないでしょうか」

 証人「はい。ですが、平成17年1月から12月のものなので」

 指定弁護士「16年の数字は確認しないということですか。繰越残高で計算するのでは?」

 証人「16年の分を確認することはしません。17年の分だけ分かればいいので」

 指定弁護士「(16年)12月末の政治団体の預金残高を確認しましたか」

 証人「残高を確認することはあると思います」

 指定弁護士「確認されたんですね?」

 証人「はい」

 指定弁護士「計算が合わなかったのでは?」

 証人「それぞれ(政治団体の通帳の額が)ずれていたのかもしれないが、全体を代議士に報告していたので問題はありませんでした」

 指定弁護士「17年の収支報告書を作るに当たって、どこまでさかのぼって検討するのですか」

 証人「ちょっと(検討)したかどうかの記憶が曖昧です」

 指定弁護士「では、陸山会の16年期首の繰越残高を見てみましょうか」

 《当時の陸山会の通帳がモニターに映され、指定弁護士が繰越残高を示しながら質問を始める。目を閉じ、じっと法廷のやりとりを聞き入っていた小沢被告も、このときばかりは手元のモニターに視線を移した》

 

【小沢被告第7回公判(5)】
4億円は「載せなくていいお金」と認識 「よく分からないが、漠然と…」と池田元秘書
2011.12.7 14:29 (4/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714300008-n4.htm

 《指定弁護士は、16年期首の段階では通帳と関係団体の収支の残高が「ほぼ一致する」と説明。問題となっている17年期首の残高について質問した》

 指定弁護士「17年期首だと、4億円ずれていましたね」

 証人「そうだと思います」

 指定弁護士「であるならば、16年の入出金に大きな原因があるのでは?」

 証人「その資料だけを見ればそう推測できます。でも、いろいろ政治団体があるので…」

 指定弁護士「このずれの原因に思い当たるものは?」

 証人「…」

 《考え込んでしまった池田元秘書。ここで弁護側が助け船を出すように、異議を唱えた》

 弁護人「異議。いつの段階の認識を問われているのか」

 指定弁護士「17年12月の段階です」

 証人「何が原因というのかはよく分からないです」

 指定弁護士「『マルジュウ』が大きなずれの原因だとは思いませんでしたか」

 証人「はい。それは思いました」

 指定弁護士「よく分からなかったにしろ、『マルジュウ』を平成16年に記載すれば、17年は計算が合うだろうと思いませんでしたか」

 証人「4億円は代議士からのお金という話もありましたし、(収支報告書に)載せないでもいいと思っていました」

 指定弁護士「16年の収支報告書に小沢被告からの4億円は載っていないと知っていたということですか」

 証人「思っていました」

 指定弁護士「このマルジュウに4億円が含まれていると思いませんでしたか」

 証人「漠然と…」

 指定弁護士「これを記載しないから合わなかったのでは?」

 

【小沢被告第7回公判(5)】
4億円は「載せなくていいお金」と認識 「よく分からないが、漠然と…」と池田元秘書
2011.12.7 14:29 (5/5ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120714300008-n5.htm

 証人「載せる必要のないものを載せませんでした」

 《指定弁護士は再度、政治団体との通帳の突き合わせをしなかったのか、質問を繰り返す》

 指定弁護士「石川さんが責任者だったなら、石川さんに訂正させるのが筋ではないですか」

 証人「原因は石川さんでは分からなかった。電話でも分からなかった」

 指定弁護士「石川さんの電話での回答は?」

 証人「『きちっとやっているはずだから、君もきちっとやってくれ』と」

 指定弁護士「検察の取り調べにはそう答えていますか。2月3日付けの調書では『架空の記載をしておけ』と(石川議員から言われたと)供述したとなっているが違うのですか」

 証人「はい。違います」

 《ここで大善文男裁判長が午前の審理の終わりを宣告し、午後1時半からの再開を告げる。池田元秘書は裁判長と指定弁護士側に一礼して退廷。小沢被告は池田元秘書のほうを見ることなく、じっと前を見据えたままだった》

 

【小沢被告第7回公判(6)】
被告と銀行どっちのお金? 単純に「戻せばいい」と4億円返済 池田元秘書
2011.12.7 15:27 (1/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120715280009-n1.htm

 (13:30~14:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、約1時間半の休憩を挟んで、池田光智元私設秘書(34)に対する検察官役の指定弁護士側の証人尋問が再開された》

 《大善文男裁判長が小沢被告の入廷を促す。小沢被告は廷内に入る前と、裁判長の前を通る際に深々と一礼し、弁護側の席着いた。その後、池田元秘書が入廷し、証言台に着いた》

 《問題の土地を購入する資金の4億円は小沢被告が用意していたが、その後、りそな銀行からも、その4億円を担保に融資を受けていた》

 《小沢被告は4億円を秘書らに渡す際、「ちゃんと返せよ」と話したという》

 指定弁護士「まず(小沢被告から受け取った)本件4億円について聞いていきますが、ひとつだけ確認させてください」

 《指定弁護士は、池田元秘書に4億円の融資を受ける際のりそな銀行の通帳を示す。そこには、小沢被告の政治2団体から各2000万円の入金があったことが記載されていた》

 指定弁護士「(池田元秘書の前任だった)石川(知裕衆院議員)さんは、この入金を(政治資金収支報告書に)記載しましたか」

 証人「知りません」

 指定弁護士「載せるとか載せないとかを、石川さんから聞いたことはありますか」

 証人「ありません」

 指定弁護士「小沢被告からの4億円については、どう聞いていましたか」

 証人「確か(政治団体の口座の中に)入っているとか…。代議士(小沢被告)からの4億円もあるからとか、ほんの数秒聞いた程度でした」

 指定弁護士「4億円借りていると聞いたのではないのか」

 証人「ちょっとはっきりしていないが『あるから』とかだったと思う」

 指定弁護士「あなた(池田元秘書)自身の公判では『陸山会が借りた』という表現を使っていたはずだが」

 

【小沢被告第7回公判(6)】
被告と銀行どっちのお金? 単純に「戻せばいい」と4億円返済 池田元秘書
2011.12.7 15:27 (2/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120715280009-n2.htm

 証人「借りているという表現を使ったかもしれないが、ニュアンスは『あるから』だった」

 《指定弁護士は小沢被告の4億円についての質問を続ける》

 指定弁護士「『陸山会は運転資金として4億円を借りている』という、あなたの(捜査段階での)調書もあるが、そういう説明をしたのか」

 証人「とにかく4億円については、(前任の石川議員から)意味とかはまったく聞いていなかったので検察官にもうまく説明できなかった」

 指定弁護士「(小沢被告への)利息とか、契約書とかはあったのか」

 証人「見たことも、聞いたこともありません」

 《指定弁護士側は、4億円についての質問を続けるが、これが小沢被告から借りた4億円なのか、りそな銀行から借りた4億円なのか、区別が難しく、弁護側から再三、異議などが出る》

 指定弁護士「(小沢被告から受け取った)4億円は使用していないのですね」

 証人「(使用)していないと思う」

 《ここで、指定弁護士は再びりそな銀行の通帳を示す。4億円の融資を受ける際に、4億円の定期を担保にしたため、陸山会の口座残高は300万円になった時期があった》

 指定弁護士「(小沢被告から受け取った4億円を担保にしたということは)使用したことにならないのか」

 証人「当時、どこの(政治団体の)口座に(小沢被告から受け取った4億円が)入っていたのか認識がなかったので、よく分かりません」

 指定弁護士「陸山会がりそな銀行から定期預金を担保に4億円を借りたが、その原資は何だと思っていたのですか」

 証人「政治団体のお金をあてたと認識していた」

 指定弁護士「政治資金収支報告書に(小沢被告から受け取った4億円を)記載したかどうかは知っていましたか」

 証人「直接、その4億円を載せたか聞いていないので分からないが、代議士から預かった4億円は載せる性質のものではないと思っていた」

 

【小沢被告第7回公判(6)】
被告と銀行どっちのお金? 単純に「戻せばいい」と4億円返済 池田元秘書
2011.12.7 15:27 (3/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120715280009-n3.htm

 指定弁護士「載せる性質のものではないと認識したのはいつですか」

 証人「17年1、2月の(石川議員から)引き継ぎを受けてから、(自らが収支報告書を作成する)18年3月までの間です」

 指定弁護士「どうして載せる必要がないと思ったのですか」

 証人「そのお金は代議士個人のお金であって、政治団体が単に預かっているだけのものなので(載せる必要がないと思った)」

 指定弁護士「石川さんが載せる必要はないとか、載せろとか指示はしていたのですか」

 証人「聞いていません」

 《続いて、指定弁護士側は、りそな銀行から融資を受けた4億円についての質問に切り替える》

 指定弁護士「だれが借りたのですか」

 証人「陸山会が借りたと思います」

 指定弁護士「書類上では小沢被告になっているのではありませんか」

 証人「小沢代議士を通した形で陸山会が借りた」

 指定弁護士「転貸ではないのですか」

 証人「(意味が)よく分かりません」

 指定弁護士「その4億円は、どの口座に入金されたのですか」

 証人「よく分かりません」

 《りそな銀行から借りた4億円は、平成17年10月に2億円、平成18年3月に2億円を返済した》

 

【小沢被告第7回公判(6)】
被告と銀行どっちのお金? 単純に「戻せばいい」と4億円返済 池田元秘書
2011.12.7 15:27 (4/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120715280009-n4.htm

 指定弁護士「平成17年10月の2億円は、どういう方法で返済しましたか」

 証人「定期預金が4億円あったので、2億円を切り崩して返済した」

 指定弁護士「小沢被告に(返済する際に)返すように言われましたか」

 証人「解約する際には確か書類が必要で、小沢代議士にお願いして署名してもらった」

 指定弁護士「さらに平成18年3月にも返済したのはどうしてか」

 証人「当時、事務所の収支がマイナスになっていたので、運営費を切りつめようと、私なりに返済した方が利息を支払わなくて済むと考えた」

 指定弁護士「小沢被告にも報告したのか」

 証人「私の方から説明し、『確かにもったいない』と了承を得た」

 指定弁護士「定期預金で返済しようとする前に、小沢被告の4億円の返済にあてようとは思わなかったのか」

 証人「その4億円が(小沢被告から受け取った)本件4億円という認識がなかったので、単純に『戻せばいい』と思った」

 《小沢被告から受け取った4億円に、りそな銀行から借りた4億円…。指定弁護士は、細かく内容を確認していく。小沢被告は時折首をかしげながら、じっとやりとりに耳を傾ける》

 

【小沢被告第7回公判(7)】
資産公開も聞きかじりで処理「すいません、きちっとやっていれば…」
2011.12.7 16:20 (1/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120716210011-n1.htm

 (14:00~14:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、検察官役の指定弁護士による、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する証人尋問が続いている》

 《16年分の政治資金収支報告書では小沢被告から陸山会が受けた4億円の記載をしていないため、池田元秘書が作成した17年分の収支報告書に、土地購入の直前に関係政治団体から寄付があったと記載された。池田元秘書本人の裁判で虚偽記載・不記載が認定されたこの点について、指定弁護士が尋ねていく》

 指定弁護士「計3億円の寄付があったということですが、なぜこのような記載をしたんですか」

 証人「数字上、それだけの移動がないと購入できないような感じの状況でした。おかしいと思い、『仮』として、それだけの移動があったものを『確定』すればいいと思い、土地購入の資金が分かるように記載しました」

 指定弁護士「何年、どこの団体から『仮』の寄付があったんですか」

 証人「具体的にどこどことはいえないが。当時調べてみたが、状況が理解できず、資金残高から推測しました」

 指定弁護士「陸山会の『マルジュウ』(「住」の字を○で囲んだもの。前任会計担当の石川知裕衆院議員(38)=同=が、土地購入関係の収支について銀行通帳に記録していた)をやれば確定できると思わなかったですか」

 証人「『マルジュウ』を理解できなかったので。(購入原資の)特定ができないまま、これだけの移動があったんだろうと思いました」

 《指定弁護士は失笑しながら追及する》

 指定弁護士「都合のいい数字を入れただけじゃないんですか」

 証人「石川さんにも確認したが、『きちんとやっている』といわれたので、そのような処理をしました」

 

【小沢被告第7回公判(7)】
資産公開も聞きかじりで処理「すいません、きちっとやっていれば…」
2011.12.7 16:20 (2/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120716210011-n2.htm

 指定弁護士「分かりにくいですが、端的にいえば17年分に繰り越しを含めた資金が6億1000万円あり、支出が4億7000万円ある。ほかに3億5000万円の土地は買えなかったわけですよね」

 証人「そういう状況でした」

 指定弁護士「それでも3億5000万円の出金があるというのを、おかしいと思わなかったんですか」

 証人「私は記載していないから矛盾があるとは思わず、過去の(他団体からの資金)移動が載っていないから数字が合わないと思いました」

 《苦しい弁明が続く池田元秘書。指定弁護士側は次に、17年4月に小沢被告が衆院議長宛に提出した「資産等補充報告書」の作成状況について尋ねていく》

 《議員の個人資産保有状況の変更について報告する書類で、指定弁護士側は収支報告書と同様、この作成についても小沢被告への報告があったと立証しようとする》

 指定弁護士「衆院議長に提出する公的書類ですよね。小沢被告の了解を得ましたか」

 証人「こういう報告書は任されていました。特に(報告)していないと思います」

 指定弁護士「誰に任されていたということですか」

 証人「当時は石川さんから。私の経理の仕事の1つで、私の責任でやる、と」

 指定弁護士「作成内容も任されていたんですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「内容も? 書く内容ですよ?」

 証人「はい」

 《指定弁護士は報告書を廷内モニターに表示。定期預金を担保に借り入れた転貸金4億円を、小沢被告が陸山会に貸し出したことが示される》

 

【小沢被告第7回公判(7)】
資産公開も聞きかじりで処理「すいません、きちっとやっていれば…」
2011.12.7 16:20 (3/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120716210011-n3.htm

 指定弁護士「誰が誰の判断で記載したんですか」

 証人「私が。私の判断で記載しました」

 指定弁護士「資産状況について、他人から聞いたりしていない?」

 証人「いいえ、自分で作成しました」

 指定弁護士「作成はいいんですよ。情報もあなたが判断して載せたということですか」

 証人「はい。石川さんから一切の書類を渡され、過去のを見て出せと、言われていたので」

 《この年の1月に会計担当に就任したばかりの池田元秘書が、資産の移動状況について独断で判断できるのか。指定弁護士の攻勢に、池田被告はやや動揺した様子が証言にも反映される》

 指定弁護士「一定期間について、資産変動の補充があったか、誰からも聞いていないんですね?」

 証人「…はっきり記憶がありません。(小沢)代議士に、口頭で聞いたことはあったかもしれませんが。この17年の(報告書)提出について、改まってそのときに聞いた記憶はありません」

 指定弁護士「(小沢被告の)奥さんに尋ねていませんか」

 証人「ちょっと記憶にありません」

 指定弁護士「(苦笑して)最後にもう一度聞きますけど、議長に提出する公的な書類を、聞きかじりの知識で提出しても問題ないと思ったんですね」

 証人「多分、当時はそれでいいと思ったんです…」

 指定弁護士「広く報道される性質の報告書ですよね」

 証人「そういう面もあります」

 指定弁護士「それをあなたの、来たばかりのあなたの判断で作ったんですか。個人資産の記載をあなただけで、ということがあるんですか」

 《執拗(しつよう)な追及を受け池田被告の声は度々裏返り、か細くなっていく。大善文男裁判長から「大きな声で」と注意を受ける》

 証人「…当時は深く考えないでやったかもしれません。…すいません。もう少しきちっとやっていれば…」

 

【小沢被告第7回公判(7)】
資産公開も聞きかじりで処理「すいません、きちっとやっていれば…」
2011.12.7 16:20 (4/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120716210011-n4.htm

 《指定弁護士は、収支報告書に再び質問を移し、小沢被告の認識について質問する。小沢被告は毎年の収入と支出の総額にのみ関心を持ち、土地購入方法など詳細について報告を受けていなかった、というのが弁護側の主張だ》

 指定弁護士「政治家が誰から、どこの企業から寄付をしてもらったか、ということに関心がないんですか」

 証人「代議士は広く寄付をもらっていたので、1人1人までは記憶できていない。秘書がしっかり処理していました」

 指定弁護士「被告は誰から寄付をもらったかも聞かず、支援者に会っていたんですか」

 証人「個別には分からないので、多くの人に寄付をもらっているという思いを強く持って政治活動をしていたと思います」

 指定弁護士「陸山会は資金管理団体で、小沢被告はその代表ですよね。個人からも広く寄付があり、不動産も多く所有する。そういう資金管理団体について、(小沢被告は)特段関心がなかったということですか」

 証人「関連政治団体は5つあり、それぞれ重要です。全体的でないと意味をなさず、とにかくきちんと回っていればいい、と」

 《弁護団と並んで座る小沢被告は指定弁護士側の攻勢にも反応せず、静かに耳を傾けている》

 

【小沢被告第7回公判(8)】
収支の一覧「代議士に見せた」 任意聴取の初日に供述、時期めぐり大もめ
2011.12.7 17:17 (1/2ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120717180012-n1.htm

 (14:30~15:00)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、証人として出廷した池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する検察官役の指定弁護士の質問が続いている》

 《池田元秘書が会計業務を担当していた小沢被告の関係5団体の収支についての質問が行われている。池田元秘書は5団体の収支をまとめた「収支一覧表」を年末に作成し管理していたというが…》

 指定弁護士「17年の収支は(個人献金や経費など)5団体の通常の会計だけで、不動産や他団体への寄付に関係するものは反映されていませんね」

 証人「概算ですから。そうですね」

 《指定弁護士が指示をし、法廷の大型モニターに「収支一覧表」が映し出される。指定弁護士が「17年12月に作成した収支一覧表とはこれのことか」と確認を促すと、池田元秘書は手元に差し出された一覧表の数字を指でなぞり、しばらく考えて「これだと思います」と答えた》

 指定弁護士「あなたは検察官の取り調べに対し、(小沢被告に)『翌年3月に収支一覧表について説明した』などというような供述していませんか」

 証人「していません。報告自体は12月に1度しかしていないので、この収支に関しても12月に報告したと言いました。検察官がどうしても(報告を)3月にしたいようで、12月から3月になりました」

 指定弁護士「あなたは(小沢被告に一覧表を)12月に見せたと?」

 証人「はい」

 指定弁護士「それはいつ(検察官に)話しましたか」

 証人「(21年)12月の(任意の)取り調べから、逮捕後の取り調べまでの全てでです」

 

【小沢被告第7回公判(8)】
収支の一覧「代議士に見せた」 任意聴取の初日に供述、時期めぐり大もめ
2011.12.7 17:17 (2/2ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120717180012-n2.htm

 《指定弁護士は、池田元秘書が署名した「提出前に小沢氏に報告していました」と供述した調書を読み上げる》

 証人「はっきりは分からないですが…」

 指定弁護士「もう一度聞きます。いつ作られた調書ですか」

 証人「覚えていません」

 指定弁護士「(21年)12月24日。任意の取り調べの初日です」

 証人「12月に1度、(陸山会など5団体)全体の収支の報告をしていました。調書でどうして3月になっているのは分かりませんが、時期については特に重要ではないと思い、よく確認しないでサインしました」

 指定弁護士「検察の狙いが小沢被告にあると、小沢事務所で話し合われたのではないんですか」

 証人「当時、争点がよく分かっていなかったので、そこまで理解できていませんでした」

 《弁護側は、検察官による取り調べで威圧による自白の強要があったと主張している。しかし、指定弁護士は、池田元秘書が任意の取り調べの開始直後に、あっさりと小沢被告に不利な証言を行っていると印象付けたいようだ》

 指定弁護士「長い間身柄が拘束されて、やむを得ず署名、押印したというが、この調書は任意の取り調べの最初の日。しかも、これは大久保(隆規元公設第1秘書)氏の事件だ」

 証人「大久保氏が焦点で、小沢氏は関係ないと思っていました。私は特に問題ないと思ってサインしました」

 《池田元秘書を追及する指定弁護士の声が強まる》

 指定弁護士「これは小沢被告が不利になる供述ですよ。重要であるのかどうか、あなたには分からなかったのですか!」

 証人「概括的な内容を報告したものなので、時期について、12月か3月かはあまり考えずに署名しました」

 《小沢被告は椅子の背もたれに体をもたせかけ、目を閉じてじっとやりとりを聞いている》

 

【小沢被告第7回公判(9)】
検察調べ2週間休みなく…「架空の3億円、報告した」と調書にサイン
2011.12.7 18:08 (1/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120718090014-n1.htm

 (15:00~15:10、15:40~16:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、証人出廷した池田光智元秘書(34)に対する指定弁護士の尋問が続く。争点は、小沢被告に政治資金収支報告書の記載について報告したかどうか。厳しい追及が繰り広げられている》

 《指定弁護士は池田元秘書が数字合わせのため、平成17年の収支報告書に記載した3億円に及ぶ「架空の寄付」について質問している》

 指定弁護士「架空の3億円を計上した、という報告は(小沢被告に)したのですか」

 証人「一切報告しておりません」

 指定弁護士「(逮捕後の)21年2月3日の調書では、3億円の虚偽の記載について『報告した』となっているが…」

 証人「そもそも『虚偽』とは言っていない」

 指定弁護士「ごめんなさい、『架空の3億円』を計上したことを小沢被告に報告しましたか」

 証人「それも検事さんが作られたので、よく覚えていない」

 《調書の表現に従って、「虚偽」という言葉を「架空」に置き換えて追及する指定弁護士。これに対し、池田元秘書は語気を強め、「報告していない」という主張を繰り返した。指定弁護士もたたみかけるように質問を続ける》

 指定弁護士「報告したのかどうかについて、検察に聞かれたのですか」

 証人「聞かれたと思うが、『報告していない』とはっきり申し上げた」

 指定弁護士「もし、そう(検察に)申し上げたんだったら、そういう調書になるのではないでしょうか」

 証人「いいえ、全く違う調書になっていました。私はそういう答えをしていないです」

 「3億円の報告をしたのかと聞かれたので、『していません』と申し上げたら、そういう記載になっていました」

 指定弁護士「あなたは検察の取り調べで、『架空の3億円を小沢被告に報告しなかったのか』と聞かれたのでは…」

 

【小沢被告第7回公判(9)】
検察調べ2週間休みなく…「架空の3億円、報告した」と調書にサイン
2011.12.7 18:08 (2/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120718090014-n2.htm

 《ここで、弁護側が「池田元秘書本人が調書の内容を覚えていない中では、本人も答えづらい」と指摘。大善文男裁判長が質問し直すよう指定弁護士に伝えた》

 指定弁護士「検察にはどう聞かれたのでしょうか」

 証人「資金移動があって書いていないものは、小沢さんや大久保(隆規元公設第1秘書)さんに報告したんですか、と聞かれました」

 《しばらく、質問の内容についてのやりとりがあった後、池田元秘書が「調書を見せてほしい」と要請。裁判長がこれを認めた》

 《指定弁護士が池田元秘書のそばに行き、調書を見せる。調書には、逮捕後の取り調べ時に3億円の架空計上を報告したかどうかと検察が尋ねた部分が示されているとみられる》

 証人「架空というのは分かりませんが、こういうことは聞かれ、報告しなかったと申し上げた」

 指定弁護士「大久保さんには報告したんですか」

 証人「報告したことはありません。収支一覧表もございません」

 指定弁護士「ファクスや直接やりとりができるときは直接やりとりしたという供述はしていませんか」

 証人「いつの時点ですか」

 指定弁護士「逮捕後です」

 証人「逮捕されてからは一切、大久保さんに報告したという説明はしておりません」

 指定弁護士「(逮捕される前の)任意(の取り調べ)のときはどうですか」

 証人「『報告した』という調書を作成しました」

 指定弁護士「それが真実だと認めたのですね」

 証人「はい」

 指定弁護士「逮捕されてから供述を変えたのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「どうして任意の時に認めていたのに、供述を変えたのですか」

 証人「任意は12月ですか? 西松事件の時も同様の内容の調書を作成してもらっていたからです。裁判の争点になっていなかったので、大久保さんのほうにも迷惑になると考え、西松事件のときと同じ供述を維持しました」

 指定弁護士「真実を言う姿勢はなかったんですか」 証人「そういう姿勢でした」

 指定弁護士「では、なぜ?」

 証人「西松事件のときにもそういう調書を作成し、そのまま問題になるとは思わずにそのまま(供述を)維持しました」

 

【小沢被告第7回公判(9)】
検察調べ2週間休みなく…「架空の3億円、報告した」と調書にサイン
2011.12.7 18:08 (3/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120718090014-n3.htm

 《任意の取り調べから逮捕までの間に、池田元秘書は、事件について弁護士に相談したことを明らかにした。だが、供述の変遷については「あまり(弁護士に)確認しなかった」と主張した》

 指定弁護士「供述調書にサインしないことも可能だったと思いますが」

 証人「西松事件のときも、2週間休みなく、朝から夜まで取り調べられた。逃げられないと思っていました」

 指定弁護士「自分の発言でなければ、異議を申し立てることもできたはずですが、しなかったんですか」

 証人「異議を申し立てても、内容について(検察が内容を)変えることはほとんどありませんでした。まさに検察が作った調書にサインするかしないかの選択で、異議を申し立てるのはかなり難しかったです」

 《指定弁護士側の質問が一段落したところで、大善裁判長は30分の休廷を告げた。池田元秘書はやや疲れた表情で一度退廷していった》

 《午後3時40分、審議が再開した。裁判長に促され、指定弁護士が尋問を再開する》

 《指定弁護士は、池田元秘書が引き継ぎ用に作成したという会計・経理事務のためのノート(通称「池田ノート」)をモニターに映した。このノートに沿って尋問を進めていくようだ。最初に示されたページには銀行や小沢被告、陸山会の資金の動きが記されている》

 指定弁護士「このページはあなたが書いたものですね」

 証人「はい」

 指定弁護士「これをみると銀行から陸山会が直接借り入れることになっていますが、今回の4億円を銀行から借りたときは小沢被告が間に入っていますね」

 証人「はい」

 指定弁護士「それはなぜですか」

 証人「(前任の)石川(知裕衆院議員)さんから名義上としか聞いていないので分かりません」

 《指定弁護士は次のページに移る》

 指定弁護士「『収支報告書の作成』というページですが、これもあなたが書いたのですか」

 証人「引き継いだものと、自分で書いたものがあると思います」

 指定弁護士「『収支報告書の大枠』というのもですか」

 証人「2004年の収支の状況をまとめたものです」

 

【小沢被告第7回公判(9)】
検察調べ2週間休みなく…「架空の3億円、報告した」と調書にサイン
2011.12.7 18:08 (4/4ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120718090014-n4.htm

 指定弁護士「2004年というのは平成16年ですね。こういう数字を収支報告書を見ずに、別の資料をもとに作ったのですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「続いての『マンション』のページですが、ここに『先生が買いたいところ、ニューオータニのテナント6億円』とありますが、これはどういう内容のものですか」

 証人「これは石川さんから聞いたのを書き取ったものものです」

 指定弁護士「これは陸山会で買うということですか」

 証人「分かりません」

 指定弁護士「このページは陸山会で購入するものが記されているんですよね」

 証人「はい」

 指定弁護士「では、陸山会で買うということはないでしょうか」

 証人「個人か陸山会か、どちらが買うかは記憶にありません」

 《続いて、平成19年に事務所費を公開した点について質問が及ぶ。まずは、平成18年の週刊誌の記事で、陸山会の不動産が、小沢被告個人の名義になっていると書かれたことについて、指定弁護士が質した》

 指定弁護士「この記事に対して、小沢被告の事務所として、陸山会のものと主張したのですか」

 証人「はい。実務上そうしているだけで、『所有者は陸山会』と」

 指定弁護士「記事へ対応として、どのようなことをしたのでしょうか」

 証人「小沢さんが民主党と、陸山会の代表として、記事が間違っていると主張して、損害賠償と謝罪を求めました」

 指定弁護士「それはその後どうなりました?」

 証人「はっきりと覚えていませんが、記事の内容は表現の自由の範疇(はんちゅう)だなどとして、訴えが棄却されたと思います」

 指定弁護士「控訴しても負けたんですか」

 証人「控訴したんですか? 担当だったけど、判決はそこまで深く読み込んでいなかった」

 指定弁護士「では、その後、公開した事務所費の協議に、小沢さんは参加しましたか」

 証人「報告はしたことはあります」

 指定弁護人「この公開の中で、不動産の取得費は17年に支出しているという概略を公表していますね」

 証人「はい」

 《池田元秘書ははっきりとした口調で質問に答えているが、時折、疲れたような表情を浮かべる。小沢被告は、終始じっと前を見たまま、池田元秘書と指定弁護士のやりとりに耳を傾けていた》

 

【小沢被告第7回公判(10)】
「選挙控え、使ってはいけない」被告の4億円を簿外で返済
2011.12.7 18:26 (1/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120718260015-n1.htm

 (16:00~16:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、池田光智元私設秘書(34)に対する検察官役の指定弁護士側の証人尋問が続けられている》

 《小沢被告は平成19年に事務所費を公開した。指定弁護士側は引き続き、この点の質問を重ねる》

 指定弁護士「公開する書類は、小沢被告は目を通していましたか」

 証人「いちいち、ひとつひとつ見ても分からないので…」

 指定弁護士「『いちいち』といっても、民主党のホームページ(HP)上に公開する(重要な)ものですよね」

 証人「大枠で10個か、20個か、事務所費の内訳を載せただけですし、(私が載せるべき項目を)任されていたので、確認はしていないと思います」

 《ここで、指定弁護士は問題の土地について、陸山会に代わって小沢被告が購入したとする、公開した確認書を池田元秘書に示す。書面の記載は平成17年1月17日付となっている》

 指定弁護士「この書類はどういうものですか」

 証人「購入した土地が、小沢代議士個人が購入したことになっているが、本来は陸山会が購入したことを確認するものです」

 《確認書は、個人としての「小澤一郎」と、陸山会代表の「小沢一郎」が交わした文書で、小沢被告のサインが2つ並んでいる》

 指定弁護士「これはだれが署名したのですか」

 証人「小沢代議士に署名していただきました」

 《池田元秘書は、これまで政治資金収支報告書の署名欄は代筆していたと証言している》

 指定弁護士「なぜ、これだけ署名をもらったのか」

 証人「歴代の確認書はこう(小沢被告が自署)していたので、同じようにしていただきました」

 

【小沢被告第7回公判(10)】
「選挙控え、使ってはいけない」被告の4億円を簿外で返済
2011.12.7 18:26 (2/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120718260015-n2.htm

 指定弁護士「日付は平成17年1月17日になっていますが。署名もこの日付にしてもらったのですか」

 証人「あとで、気付いたもので、この日ではありません」

 指定弁護士「事務所の問題を公表する2、3日前だったのではありませんか」

 証人「過去のもの(陸山会など政治団体が不動産を購入した際)には確認書がついているのに、そうなっていなかったので、私の落ち度だと(して後で作成した)」

 《ここで指定弁護士側は週刊誌から、この時期に事務所費に関する質問を受けていたことを池田元秘書に確認した》

 指定弁護士「回答の原案はあなた(池田元秘書)が作成しましたね」

 証人「はい」

 指定弁護士「それを元にいろいろな人が意見し、最終的な回答ができあがりましたね」

 証人「はい」

 《指定弁護士は、池田元秘書が作成した原案の上に手書きで修正を加えた3種類の案を示す》

 指定弁護士「この(3種類の案の)中に小沢被告から電話で指示されたものもありますね」

 証人「はい。2種類目です」

 《小沢被告の関与を強調した後、指定弁護側は、小沢被告が用意した問題の土地購入資金4億円の話題に切り替える。小沢被告は4億円を秘書に渡す際に「ちゃんと返せよ」といっていたとされる》

 指定弁護士「4億円を小沢被告に返済したのは平成19年5月ですよね」

 証人「はい。19年5月です」

 指定弁護士「どういう資金から返済したのですか」

 証人「各政治団体に入っているお金から返済しました」

 《問題の土地を購入する際に小沢被告は4億円を用意したが、その後、りそな銀行からも、さらに4億円の融資を受けている》

 《池田元秘書は、小沢被告が用意した4億円について、小沢被告の関係5団体のどこに入金されているのかは「分からない」と証言していた》

 

【小沢被告第7回公判(10)】
「選挙控え、使ってはいけない」被告の4億円を簿外で返済
2011.12.7 18:26 (3/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120718260015-n3.htm

 指定弁護士「どこに入っているのか、分からない現金を返す必要があったのですか」

 証人「特定できないといっても、資金の残高から見て返済すべきだと考えた」

 指定弁護士「返済した具体的な日付は?」

 証人「5月2日です」

 指定弁護士「その前日、つまり5月1日に引き出していますね」

 証人「はい」

 指定弁護士「返すにあたり、陸山会の口座を通していますね」

 証人「一度、(陸山会の口座に)集めました」

 指定弁護士「政治資金収支報告書には、この返済の記載はありませんね」

 証人「もともと小沢代議士から預かっているものを返したので、政治団体の収支とは関係がなく、載せる性質のものではなかった」

 《ここで、指定弁護士側は、池田元秘書が作成した寄付の一覧表を示し、簡単な質問を続けた後で再び4億円の返済に質問を戻す》

 指定弁護士「4億円の返済について(引き継ぎを受けた前任者の)石川(知裕衆院議員)さんから指示は受けていましたか」

 証人「受けていません」

 指定弁護士「なぜ、この時期に返済したのか」

 証人「ひとつは寮が完成したのもあります。また選挙も控えた時期で、小沢代議士の資金を使ってはいけないという考えもありました」

 指定弁護士「この時期は事務所費の問題が騒がれ、小沢被告も土地購入を気にして、ぼやいていたのではありませんか」

 証人「週刊誌に事実と反することも書かれていましたし、おっしゃることもあったかも知れません」

 指定弁護士「4億円を返済したのは、こうしたマスコミの追及を逃れる目的もあったのではないですか」

 証人「メディアどうこうではなく、私の判断で返済しました。しかも、もともと(小沢被告)個人のお金で、戻すことを追及される性質のものではありません」

 《小沢被告は、時折、まゆをひそめ、首を回しながら公判を静かに聞いている》

 

【小沢被告第7回公判(11)】
旧新生党の資金移動「小沢被告から相談受けた」 迂回献金を認識!?
2011.12.7 18:59 (1/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120719000016-n1.htm

 (16:30~17:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、検察官側の指定弁護士による、池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する証人尋問が続いている》

 《指定弁護士は、平成17年分の政治資金収支報告書に記載された、土地登記直前の関係政治団体からの3億円の寄付について引き続き尋ねていく。指定弁護士側は「架空」と指摘。池田被告は過去に実際に寄付があり、「仮」として記載されていなかったものを確定させた、と説明している》

 指定弁護士「単純に7億円の資金があり4億円の土地を買うなら、銀行融資を受けたり、複雑な作業をする必要がなかったわけですよね」

 証人「説明を受けていません。後で石川さんから話を聞きましたが、当時、定期預金のことなど、一切話を聞いていなかったので分かりません」

 指定弁護士「今はおかしいと思いませんか」

 証人「(土地購入)当時の状況判断が分かりません。現場にいなかったので、推測しても仕方がありません」

 指定弁護士「判断に小沢被告は関わっていませんか」

 証人「直接聞いていません。立ち会っていないので分かりません」

 《続いて、指定弁護士は小沢事務所側が保有していた8つのマンションについて、一連の報道を受けて5つを処分していた点に言及した後、21年の衆院選について尋ねていく》

 《衆院選にからみ、小沢被告側は民主党の立候補予定者92人の政治団体に計4億4900万円を寄付したが、陸山会はその原資が不足していたため、迂回献金の疑いも指摘される手法で、旧新生党の資金がプールされる政治団体「改革フォーラム21」から3億7000万円の寄付を受けていた》

 

【小沢被告第7回公判(11)】
旧新生党の資金移動「小沢被告から相談受けた」 迂回献金を認識!?
2011.12.7 18:59 (2/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120719000016-n2.htm

 《こうした「無理」のある資金移動の背景について、指定弁護士は土地代金4億円を簿外で小沢被告に返済し、政治団体の資金が枯渇したことにあると指摘。池田元秘書に疑問をぶつける》

 指定弁護士「3億7000万円は、小沢被告の関係政治5団体では足りませんよね」

 証人「まあそうですね」

 指定弁護士「その資金について、小沢被告から相談を受けましたか」

 証人「はい。いつだったかは覚えていませんが。『改革フォーラムから陸山会に寄付ができるかどうか』みたいな話があって、直接では上限額があるので、他団体からであれば、という説明をしました」

 指定弁護士「それは7月に(各政治団体に)寄付をした後ですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「(候補予定者側への)寄付の後で、改革フォーラムの資金をどう処理するか相談を受けたんですね」

 証人「はい」

 《21年の衆院選では、小沢被告がいったん陸山会に3億7000万円の現金を貸し付け、それを原資に91人の候補予定者側に分配。その2日後に全額の返済を受けている。返済の原資には改革フォーラム21の3億7000万円が充てられたとされており、小沢被告からの相談はそれに関するものだったとみられる》

 《指定弁護士はさらに、今回の事件のほかにも巨額の虚偽記載があったことを強調しようと、17年分の収支報告書に不記載の出入金各4億円があったことについて追及するが、弁護側から記載の必要性について異議が出たこともあり質疑がかみ合わない。再び話題を変え、検察の取り調べについて聞いていく》

 

【小沢被告第7回公判(11)】
旧新生党の資金移動「小沢被告から相談受けた」 迂回献金を認識!?
2011.12.7 18:59 (3/3ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120719000016-n3.htm

 指定弁護士「陸山会事件では被疑者の立場となった。問題を認識していましたか」

 証人「(購入した)土地の(収支報告書への)計上時期と、(裏献金が土地代金の原資の一部と指摘された)水谷建設との関係についてです」

 指定弁護士「小沢被告に事件が及ぶ可能性について、理解していましたか」

 証人「場合によってはあると思っていました」

 《池田元秘書は逮捕前の平成21年12月24~26日の任意の聴取で、収支報告書の虚偽記載、不記載について小沢被告に報告したことを認める調書に署名。翌22年1月15日に逮捕された際も、容疑に対する認否を表明する「弁解録取」で容疑を認めていた》

 指定弁護士「(12月)26日以降も、すぐに聴取に応じられる状況にいましたか」

 証人「年末は。年明けはそうでない時もありました」

 指定弁護士「所在を隠していたんですか」

 証人「取り調べが苦しかったので。任意の聴取であれば、受けないように、と思っていました」

 指定弁護士「逮捕された後、『弁解録取』で容疑を認める調書を作成していますね」

 証人「突然逮捕され、内容を読み込めないまま、検察官にとりあえずサインしろ、とせかされました」

 指定弁護士「逮捕容疑は『間違いない』という内容を、事務的に処理したんですか」

 証人「早くして、と言われて。先に進まなければ、と考えていました」

 《午後5時を回り、小沢被告も疲れた様子でしきりに首や肩を動かしている》

 

【小沢被告第7回公判(12)完】
「調書は強要」「検事は恐ろしい方」…閉廷後“師弟”が会釈交わす
2011.12.7 19:22 (1/2ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120719230018-n1.htm

 (17:00~17:23)

 《資金管理団体「陸山会」をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第7回公判は、証人として出廷した池田光智元私設秘書(34)=1審有罪、控訴中=に対する検察官役の指定弁護士の質問が続いている》

 《指定弁護士は、池田元秘書が平成22年1月15日に逮捕された後、検察官による威圧や強要があった弁護側が主張する取り調べについて尋ねる》

 指定弁護士「逮捕された後には、弁護士と接見しましたか」

 証人「記憶が曖昧(あいまい)ですが、後で接見したんだと知りました。夜か朝かは、ちょっと記憶にありません」

 指定弁護士「(裁判官による)勾留質問はどうでしたか」

 証人「『わざとやったわけではない』と申し上げました」

 指定弁護士「取り調べでは『わざとやったわけではない』と供述しましたか」

 証人「はっきりしませんが、共謀はないということを(調書に)きちんと書いてもらったので、署名しました」

 指定弁護士「(取り調べの途中で)検事は変わりましたか」

 証人「変わりました」

 指定弁護士「変わったことをどう考えましたか」

 証人「とても恐ろしい方に変わったので、より厳しい取り調べになるのかと思いました」

 指定弁護士「取り調べでは、大久保氏についても何点か調書がありますね」

 証人「いろいろあって、どういった調書にサインしたか分かりません。いずれにせよ、(検察官が)可能性や仮定の話をよくして、強要されたのを覚えています」

 指定弁護士「不利益な調書が作成されたということですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「取り調べの検事が変わってからは?」

 証人「同じように大久保氏に対して、共謀はないと説明しました」

 

【小沢被告第7回公判(12)完】
「調書は強要」「検事は恐ろしい方」…閉廷後“師弟”が会釈交わす
2011.12.7 19:22 (2/2ページ)[小沢被告 第7回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111207/trl11120719230018-n2.htm

 指定弁護士「調書はそうなっていますか」

 証人「そうなっていませんが、(収支報告書の虚偽記載と不記載を)小沢先生に報告していないと、きちんと申し上げました」

 《指定弁護士はさらに質問を重ねていく。逮捕から約2週間後の「1月29日囲以降」について尋ねる》

 指定弁護士「1月29日くらいまで頑張ったが、その後は折れて認めたということですが?」

 証人「はい。それまでは頑張った。その後も認識自体は変えていません。さまざまな圧力をかけられて屈してしまった」

 証人「1月29日の後も大久保氏との共謀、小沢先生への報告は事実でないとずっと言っていました」

 指定弁護士「しかし、1月29日以降は折れて署名したということですか」

 証人「はい」

 指定弁護士「他の調書はどうですか?」

 証人「他の調書も私の言ったことと全く違う調書があったが、サインしたものもあります」

 指定弁護士「どうしてサインしたのですか」

 証人「大久保さんや小沢先生など他人を巻き込んではいけないと思い、かたくなに真実と違うと申し上げた。私のやったことについては、納得がいかなくても署名してしまったものもあります」

 《指定弁護士は法廷の大型モニターを使い、池田元秘書の供述調書の署名と押印を1件ずつ確認していく。小沢被告も手元のモニターをじっとみつめている》

 《約30件の調書の確認に要したのは約10分。池田元秘書が確認を終え、大善文男裁判長が「内容を確認して署名したということでいいですね」と念を押すと、池田元秘書は「はい」と答えてうなずいた》

 《大善裁判長が閉廷を告げた。池田元秘書は大きく一礼して法廷を後にする。退廷途中に池田元秘書が小沢被告に会釈すると、小沢被告も軽くうなずいて応じていた》

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年12月 6日 (火)

原発から至近7.5kmなのに、大本営報道するカルト国家⇒警戒区域解除後、「町南部に生活拠点」 福島・大熊町長(朝日)

 この記事は、大熊町に居住していた人々の考えや意見を取材もしていなければ、行政の見解を検証する専門家に取材した記事部分もない。行政側の考えをただ垂れ流しているだけ。これって要するに大本営発表記事。

 「ついにここまで来たか」、実に気味の悪い記事です。今の日本は、国・行政・マスゴミがカルトのオウム真理教状態(かと思うと、バランスをとるかのような記事も)。この国民洗脳記事を書いた関根慎一(SHINICHI SEKINE)の記事が英文朝日でないか探したら似たような記事を11月9日に書いてるのを見つけました。ただし、下記「警戒区域解除後〜」の日本国民洗脳記事は英語版では出してません。出せないのでしょう(笑)

 

(以下転載始め)

2011年12月5日23時21分
警戒区域解除後、「町南部に生活拠点」 福島・大熊町長(朝日)
http://www.asahi.com/politics/update/1205/TKY201112050495.html

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏の警戒区域にある福島県大熊町の渡辺利綱町長は5日、警戒区域の解除後の対応について「10~15年間は過ごせる3千人規模の集合住宅をつくり、役場や医療機関も整備したい」と語った。放射線量が比較的低い同町南部に当面の生活拠点をつくり、除染を進めて居住可能な地域を広げていく考えだ。

 

渡辺氏は同町内を視察中、同行した記者団(※注)の質問に答えた。渡辺氏が拠点の候補地としたのは、原発から7.5キロにある同町大川原地区で、年間の推定放射線量は約22ミリシーベルト(文科省調べ)。比較的短期間で、避難区域の設定基準となる年間20ミリシーベルトを下回ることが見込まれる地域だ

 大熊町は近く、各地に避難した全住民を対象に意向調査を行い、来春をめどに町の復興計画をまとめる。拠点をつくり徐々に居住可能な地域を広げていく構想には、国側も「非常に有力な考え方だ」(細野豪志原発相)と支持している。(関根慎一)

(以上転載終り)

(※注)SOBA:下で紹介する地図を見て頂きたいのですが、福一原発まで至近距離の所です。地図上の図示表現ではまさに爆心地のような感じです。渡辺・大熊町町長の視察シーン、記者の同行シーンの写真を是非見させて頂きたいものです。

SOBA:関連知識で被ばく線量について、一般人の年間被爆限度は1年間に1ミリシーベルト、放射線業務従事者の場合は5年間の積算で100ミリシーベルト (平均で1年間あたり20ミリシーベルト)、但し1年間に限り放射線業務従事者の場合は最大50ミリシーベルト、また緊急事態の場合は放射線業務従事者の場合1 回の作業に限り100ミリシーベルト(→小出裕章氏の解説中1分21秒のところから)。 また1ミリシーベルトは、1000マイクロシーベルト。動画などで放射線計測器を見ながら「マイクロシーベルト」と言っている時は「/時間」なので、年間 積算は1時間当たりの放射線量を×24時間×365日して年間換算する。なお比較したくなる、「平常値」についてのメモ

 文科省測定の汚染地図で大熊町大川原地区の位置を確認してみました。大熊町大川原地区は福島第一原発から西南西方向7.5kmの至近距離(赤×を地図に入れておきました)。先月ビックリした福島被曝駅伝のコースどころではないです。

134137スクロールして見るなら。原発と大熊町大川原地区と駅伝コース(福島県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計地図で)。Fukushima NPP and Ekiden Marathon running course.(2011/11/20)※

※以下余談:「Fukushima NPP〜」を追加してグーグル検索を試してます。2011/12/10 8:57現在、追加して丸一日経つのにWeb検索でも画像検索でもグーグル検索にまったく現れません。現在グーグルに見える猛烈な情報統制の荒野に我々はいるようです。

Mスクロールして見るなら。原発と大熊町大川原地区と駅伝コース(福島県内の地表面から1mの空間線量率の地図で)。Fukushima NPP and Ekiden Marathon running course.(2011/11/20)


 

Cs134137スクロールして見るなら。原発と大熊町大川原地区と女子駅伝コース(福島県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計地図で)。Fukushima NPP and women (young female) Ekiden Marathon running course.(2011/11/13)


M_2スクロールして見るなら。原発と大熊町大川原地区と女子駅伝コース(福島県内の地表面から1mの空間線量率の地図で)。Fukushima NPP and women (young female) Ekiden Marathon running course.(2011/11/13)


 

850pxスクロールして見るなら。原発に至近なだけでなく、航空地図で分かる様に山の裾野が迫っている地域です。除染しても、すぐに山から流れてくる放射線核種で再度汚染される事が予想される地域です。山の除染が一体どれくらい出来るのか?


関連投稿:
【必見】NHKスペシャル、汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~、2006年4月16日(日)放送。低線量被ばくについてなど)

関連:「嗚呼この日本、キチガイ国家」シリーズ。
東日本大震災:借り上げ住宅 福島県が新規募集の停止要請(←自主避難妨害・福島縛りつけ、ってこりゃカルトも真っ青)

11月20日強行、セシウム137汚染放射線管理区域縦断、挺身隊竹槍突撃玉砕、福島被曝駅伝は文部科学省に最大の責任がある。(11月20日福島駅伝)

駅伝の二日後に報道発表「福島の河川など放射線測定値公表 環境省」、このカルト国家、キチガイ役所、キチガイマスゴミ。(11月13日福島女子駅伝)

放射線管理区域相当エリア、福島で第27回東日本女子駅伝をやった、滅び行くカルト国家、オウム真理教キチガイ国民。(11月13日福島女子駅伝)

 

 後ろで、日本語版の元記事も採録。

Study starts on 'long-term no-return zones' in Fukushima
November 09, 2011
http://ajw.asahi.com/article/0311disaster/life_and_death/AJ2011110916955
Internet Archive 

By SHINICHI SEKINE / Staff Writer

Aj2011110916999m The government started discussions on establishing "long-term no-return zones" in areas with high radiation levels near the crippled Fukushima No. 1 nuclear power plant.

The administration of Prime Minister Yoshihiko Noda is also considering extending assistance for a "two-stage return," whereby new towns are created in areas of low radiation levels to prepare for a future return of evacuees.

Radiation levels will soon be measured in the no-entry zone within a 20-kilometer radius of the nuclear plant. Areas that are designated long-term no-return zones will be announced when a state of cold shutdown is achieved at the plant, which the government plans by the end of the year.

The government has not decided on the length of the ban on entry to these zones, but expects it will continue for a long time.

The central and local governments may lease out or buy up land from residents of the zones and provide them with public-run "reconstruction housing."

A science ministry survey in mid-October found that annual human exposure to radiation exceeded the evacuation threshold of 20 millisieverts at 37 of 50 measurement locations in the no-entry zone. Annual exposure exceeded 100 millisieverts at 15 locations, where more than 10 years will be needed for the figure to fall below 20 millisieverts.

The government plans to start model projects in the no-entry zone to verify how far decontamination measures can lower radiation levels. The results will be used to calculate how many years it will take before residents can return and to designate areas where a return will remain difficult in the longer term.

The designation will also include areas where everyday life is expected to remain difficult, even if the radiation levels are low, because of scant prospects for a recovery in infrastructure.

The town of Okuma in Fukushima Prefecture, in which part of the Fukushima No. 1 plant lies, has already incorporated a "two-stage return" in its draft reconstruction design.

According to the plan, a "new town" with a concentration of public facilities will be created in an area of low radiation levels to prepare for the eventual return of all evacuees. The central government plans to extend assistance to similar initiatives.
By SHINICHI SEKINE / Staff Writer

Photoスクロールして見るなら

記事中で紹介されている福島原発の地図です。


 以下、日本語版の元記事。

2011年11月9日3時4分
原発20キロ圏に帰還困難域 政権、低線量地居住を検討
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201111080694.html

Tky201111080717  野田政権は東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域内で、放射線量が高い地域を「長期帰還困難地域」とする方向で調整に入った。放射線量が低い地域に生活拠点をつくって、将来の帰還に備える「2段階帰還」への支援も検討する。近く警戒区域内で線量を測定し、年内をめどにしている原発の冷温停止状態の達成にあわせて該当地域を公表する考えだ。

 長期帰還困難地域では立ち入り禁止の措置が長く続く。対象住民には国や自治体による土地の借り上げや買い上げ、復興公営住宅の提供などを検討する。

 10月中旬の文部科学省の調査によると、警戒区域内で避難の目安とされる年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルト以上だったのは、50地点中37カ所だった。20ミリシーベルト未満に自然に下がるまでに10年以上かかる100ミリシーベルト以上の地点も15カ所にのぼった。

 政権は警戒区域内で除染のモデル事業を始め、放射線量がどれだけ下がるかを検証する。その結果を踏まえて帰還に必要な年数を計算し、長期間帰還することが困難な地域を決める。線量が低くてもインフラ復旧のめどが立たず、社会生活が難しいところも含める

 福島第一原発が立地する福島県大熊町は、放射線量が低いところに公共施設を集めたニュータウンをつくり、将来の全面帰還をめざす「2段階帰還」を町の復興構想案にすでに盛り込んでいる。政権はこうした試みを支援する方針だ。(関根慎一)

関連記事
 高線量の柏、高濃度セシウム検出 原発由来?土壌が類似写真付き記事(10/23)
 年内冷温停止を明記 政府・東電の改訂版工程表(10/17)
 浄化処理施設で作業中の男性2人が被曝 福島第一原発(8/29)
 放射線量、除染なしで2年後に4割減 対策本部が試算(8/25)
 原発周辺地域の居住禁止、最低10年 菅政権が調整(8/22)

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 以下、資料として採録。

20111270300 ←朝日新聞デジタルのページ。


〈ニュース圏外〉性急な「安全宣言」に潜むリスク
2011年12月7日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/TKY201112060654.html?ref=comtop_middle_open
Internet Archive 

Tky201112060650 破産申請後の狭山茶の在庫一掃セール。半値以下の茶を客が買い求めていった=11月6日午後、埼玉県入間市


Tky201112060652 東京市場における牛肉卸売価格


 次々と発覚する農作物の放射能汚染。行政による「安全宣言」の意味って……。

 農林水産省を担当していると、「国に安全宣言を出してほしい」という陳情を取材することが多い。

 放射性セシウムによる汚染で一時、肉牛が出荷停止された福島、宮城、岩手、栃木の4県。福田富一・栃木県知事は10月、代表して「4県の牛肉は安全だと国で宣言してほしい」と鹿野道彦農水相に求めた。

 解除から1カ月以上過ぎても牛肉汚染発覚前の価格に戻らない。福島県は半値だ――。知事は切実な実情を説明してこう迫った。

 「福島の牛肉を大臣に食べてもらって、安全だと言うのも一つの方策。知事が声をはりあげても消費者は戻らない。ぜひ」

 4県の牛肉の価格低迷は深刻だ。この半月前、4県のJA全農が合同で催した「安全宣言大会」の東京市場のせりを取材に行ったことがある。他県産だとピピピピッと値が上がっていくのに、4県、とりわけ福島県産では開始価格から少し動くだけで値が止まる。「わっしょい、わっしょい」と盛り上げる4県関係者の声がむなしく響いた。

 とはいえ、こうした現状が、農水相が報道陣の前で福島県の牛肉を食べてみせて「安全です」と言ったとして、変わるのか。農水省の畜産部で尋ねてみると、否定的な意見が多い。

 ある幹部は、2001年にBSE(牛海綿状脳症)問題が起きた当時の記憶をたぐった。「あのとき、焼き肉を食べて見せてさんざんに言われましたよね……」。大臣として対応に当たった武部勤元農水相と坂口力元厚生労働相が焼き肉をほおばったが、世間からは「パフォーマンスだ」「消費者をばかにしている」といった批判が出た。

 どんな効果があったんですか? 取材に応じてくれた坂口さんに聞いてみた。「あれはマスコミの皆さんに言われてやっただけ」と苦笑しながら、こう続けた。「BSEのときは風評被害を防ぐために牛の全頭検査に踏み切った。そこまでやるなら、と国民の安心感を得ることができた」。安全宣言に必要なのは「根拠」だというのだ。「軽々と安全宣言は出せない。あとで覆れば『安全宣言』という言葉は汚れて信頼されなくなる」

 BSE対策では危険部位の除去とえさの管理、全頭検査で再発防止に自信がもてた。だが、放射能汚染はどこから問題が噴き出すか予想が難しい。農水省の担当課の一人はつぶやく。「4県は全頭検査をしている。出回るものは安全と地道に言うしかない。単なるパフォーマンスならやらない方がいい」

■知事「取り戻せないミス」

 事故後、「安全宣言」に失敗した例が埼玉県だ。

 6月、狭山茶の主産地のサンプル検査を終えて上田清司知事が打ち出した安全宣言。ところが9月に厚生労働省が流通品を対象に行った検査がきっかけとなって、国の基準値を超えた製茶が次々に見つかった。

 あおりを受け、狭山茶を取り扱う県内大手の製茶会社が経営に行き詰まった。自己破産を申請した会社を先月訪ねてみると、深緑の茶畑に囲まれた敷地の倉庫を開放し、在庫処分セールを開催中だった。

 社長(52)の部屋に入ったとき、壁一面に貼られた新聞記事の切り抜きに圧倒された。ミートホープ、事故米、船場吉兆……過去の食品事件の数々だ。その時々に貼って他山の石とし、戒めにしてきたという。茶葉のセシウム汚染を報じた朝日新聞の記事もあった。

 「うちは正直にやってきたけど、つぶしちゃったなあ」と社長は力なく笑った。もともと、5年ほど前から経営は下降線だったが、原発事故後に加速した。神奈川県の茶葉で基準値超えが出て売り上げは前年より2割減った。9月の狭山茶の基準値超えが発覚して、だめ押しになったという。直後の「お彼岸セール」の売り上げが前年の半分になり、資金繰りに窮した。「一度『安全』と言ったものが覆れば、不信感は大きいよね」

 知事らが安全宣言を出す背景には、一刻も早い消費回復を切望する生産者らの期待がある。が、裏目に出たときの反動が大きい。基準値を超す茶葉の流通を防げず、上田知事は9月15日の記者会見で「どんなに反省しても取り戻せないミス」と悔やんだ。

 恨めしくないですか? 社長にそう尋ねると「恨む気はない。最初にもっと検査をやっていてくれれば、とは思うけど……」と淡々と話してくれた。

 そして、福島県のコメでも、佐藤雄平知事の安全宣言から1カ月たって、次々と基準値を超えるコメが見つかっている。「宣言は何だったのか」。嘆く農家の声が新聞各紙に載った。(井上恵一朗)

 

Monday, Dec. 5, 2011

Decontamination project tests high-pressure sprays
Nuclear cleanup effort under way in Okuma
Kyodo
http://www.japantimes.co.jp/text/nn20111205a1.html
Internet Archive 

FUKUSHIMA — A government cleaning project designed to decontaminate radioactive areas around the crisis-hit Fukushima plant was shown to the media Sunday during a demonstration at the center of the hot zone in Okuma, Fukushima Prefecture.

Nn20111205a1a Hot or not?: A worker in full face mask and protective suit checks radiation levels at a bus stop bench near the Okuma town office in Fukushima Prefecture on Sunday. KYODO

Using high-pressure water sprayers, a joint venture led by major contractor Obayashi Corp. has been working for a week to clean up the area based on a detailed plan drawn up by the Japan Atomic Energy Agency.

The project is being carried out to confirm the effectiveness, safety and economic efficiency of the decontamination plan and will focus on cleaning up areas within 20 km of the plant and other areas residents fled from.

The agency began monitoring radiation levels in Okuma on Nov. 18. The town is one of two hosting the Fukushima No. 1 power plant, which suffered core meltdowns in multiple reactors after the March earthquake and tsunami knocked out its cooling systems. The reactors have since released massive amounts of radioactive matter into the air, land and sea.

Sunday's shift began at the Okuma town office, about 4 km southwest of the plant. The radiation level 1 cm above the top of the three-floor building, which was about 16 microsieverts per hour before treatment, dropped to about 10 microsieverts per hour following a 10-minute wash down.

Longer washings resulted in diminishing returns, with readings of 9.28 microserverts after 15 minutes and 8.92 microsieverts after 20 minutes. Changes were also minimal after switching to hot water.

The water used to wash down the building was pooled in a large water tank for examination to see whether it can be reused following treatment at a purification facility.
Miyagi thyroid testing
KYODO

SENDAI — The Miyagi Prefectural Government on Sunday began testing the thyroids of 83 children of elementary school age and below in the town of Marumori, which is on the border with Fukushima Prefecture, to examine the impact the nuclear crisis has had on their health.

While the radiation level in the prefecture north of the crippled nuclear plant's host is estimated to be below the annual limit of 1 millisievert in most areas, two areas of the town gave off readings of 4.1 millisieverts and 2.8 millisieverts, raising concern among residents — particularly those with children — it said.

Miyagi is now considering testing the kids for internal radiation exposure using a whole-body counter, it said.

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

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映画『PRIPYAT』公開前緊急シンポジウム動画と、ドイツ語版『PRIPYAT』YouTube(全100分)

 映画『PRIPYAT』公開前緊急シンポジウムがなかなか参考になり、面白いです。

 以下、いくつかのメモ。

映画『PRIPYAT』
オーストリア人のニコラウス・ゲイハルター監督(Nikolaus Geyrhalter)

アテネ・フランセでの上映予定。
『プリピャチ』は神田アテネフランセで6日~10日まで毎日2回上映。
問い合わせはアテネフランセ文化センター(TEL 03-3291-4339)
3時半、7時の2回。入場料は1200円。

※アテネフランセ文化センターに電話で聞いた情報のメモ。席は120でこぢんまりした会場、12月3日のニコラウス・ゲイハルター監督トーク&上映の時でも来たのは96人程度と言っていたのでそれほど混まないかも。普段から混まないので予約や整理券の発行はしていないとの事でした。

 

(以下転載始め)
http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~germ-off/06news.html
2011年10月27日  Dokumentarfilm „PRIPYAT“ von Nikolaus Geyrhalter wird am 3.12. und vom 6. bis 10.12. 2011 in Athénée Français (Tokyo) aufgeführt.

ニコラウス・ゲイハルター監督作品『プリピャチ』上映:12月3, 6-10日, アテネフランセで
---
『いのちの食べかた』で日本でも有名になったニコラウス・ゲイハルター(Nikolaus Geyrhalter)監督が、 「ナレーションや音楽を排し、モノクロの映像で記録」したチェルノブイリ原発事故後の立入制限区域で生きる人々を撮ったドキュメンタリー映画が公開されます。 場所は、アテネ・フランセ文化センター。 ウクライナ北部の街「プリピャチ」(PRIPYAT)がタイトルになっています。 公開日は、2011年12月3日(土)、12月6日(火)ー12月10日(土)の合計6日間。ニコラウス・ゲイハルター監督も来日予定だとか。 詳細は、プリピャチ をご覧ください。 1999年の作品で、イスタンブール映画祭国際ドキュメンタリー賞、オディヴェーラス映画祭グランプリ、ニヨン映画祭審査員賞・観客賞、 ディアゴナーレ・オーストリア映画祭グランプリ、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリを獲得したものです。
ニコラウス・ゲイハルター監督は、自分の制作会社 「ニコラウス・ゲイハルター・フィルム・プロダクション」(geyrhalterfilm - NGF)を持ち、 精力的に作品を生み出しているオーストリアの映画監督です。目下オーストリアで公開中の Michael も、 話題の映画で見てみたいですね。
(以上転載終り)

 

録画日時 : 2011/11/29 16:58 JST
映画『PRIPYAT』公開前緊急シンポジウム
third_journal
http://www.ustream.tv/recorded/18816038

(登壇者)向かって右から
○渋谷哲也 ドイツ映画研究者 @Tshibutani
○日隅一雄 NPJ(News for the People in Japan)ジャーナリスト、弁護士 @yamebun
○開沼博 社会学者。『フクシマ論』著者 @kainumahiroshi
○烏賀陽弘道 ジャーナリスト(うがや ひろみ)
○小嶋裕一 ジャーナリスト津田大介氏のデータマン @mutevox

25分13秒から 命がけで避難する時に物資調達する人の話し。

34分46秒から 安全神話について。

36分40秒から 現地の労働者の意識。

38分58秒から 労働の内容。危険な所はどや街からかき集め、その周辺部の、多少安全な部分は地元に人にやらせている可能性。

43分20秒から 戻る人の理由と社会温度差変化の可能性。

47分58秒から 避難選択の前提になる情報の開示、チェルノブイリ原発事故から学んでいない現状。

51分36秒から 東電が出してきた資料と誤った説明。

53分20秒から 科学者のありがちな態度の「欠如モデル」について。

54分23秒から 100ミリシーベルト、20ミリシーベルトなどの数値と免責の論理について。

59分30秒 Twitterの声からの紹介。

1時間1分5秒から 映画『PRIPYAT』に話しを戻して、。

1時間5分3秒から 海外から来た線量計を配っていない話しや、OBの老人作業ボランティアがいたことを知らせないなど、行政・国による情報の隠し方について。

1時間11分38秒から 映画「アンダー・コントロール」の話しから。行政による「放射線管理の論理」の欺瞞(原発の現場を変わると積算線量をチャラにするとか)。

1時間20分18秒から 民主主義国家のそぶりの裏で他の国では当然に認められている民主主義の手段をすべて奪われている日本の現状。

1時間38分2秒から 日本の中の先進国と後進国。

※SOBA:旧来からの観光地、宮城県の松島だけでなく、大内宿など元々あった宿場町を観光地として復活させた所など東北各地を旅行しました。旧来の所だけでなく、新しく知恵を働かせて作った所など、経済的に豊かな所も増えてきたのに、そこも今回汚されてしまいました。

1時間50分2秒から 国民的な問題(エネルギー政策)なのに地元の問題にすり替えられ歪曲・矮小化されている原発問題。

1時間59分23秒から 70年代以降新設出来なくなったのは結局原発新設に反対した地元の力だった。

2時間3分10秒 開沼博氏、予定により退席。

2時間3分35秒 3・11以降に生まれた社会全体での意識の変化。

2時間12分52秒 戦費調達から生まれた源泉徴収の仕組み。それが未だに残っている。

2時間13分50秒から インターネットやTwitterから生まれて来ている学者と市民との連携。

2時間18分22秒 ネットから生まれたジャーナリスト木野龍逸氏の話し。岩波から本。

http://twitter.com/#!/yamebun/status/134383871084068864
@yamebun 情報流通促進計画
岩波書店から年明けに出版予定の東電原発会見検証本完成のため、今週頭から木野さん、編集者と3人で缶詰め状態が続いております。ちょっと疲れてきましたが、興味深い本になりつつあると思います。ご期待いただいてよいかと思います。また、2月出版予定の岩波ブックレットの準備も進んでいます。
11月10日 HootSuiteから

木野龍逸 (Ryuichi KINO)
@kinoryuichi

2時間20分50秒から 鎌仲ひとみ監督について。

2時間22分2秒から YouTubeに出ている、ドイツ語版字幕の映画『PRIPYAT』について。※

※映画『PRIPYAT』はドイツ語版ならYouTubeで見る事が出来ます。

 15分区切り版(最後だけ10分)と10分区切り版とあります(どちらも計100分)

 先ず、15分区切り版。

「プリピャチ、チェルノブイリ原発事故から20年、その生活の日々」
[Doku] Pripyat - 20 Jahre Tschernobyl - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 1/7 (15分3秒)
by INU.ID
http://youtu.be/IyP4IacWB8M

[Doku] Pripyat - 20 Jahre Tschernobyl - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 2/7 (14分53秒)
http://youtu.be/HgZel5nveZQ

[Doku] Pripyat - 20 Jahre Tschernobyl - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 3/7 (15分2秒)
http://youtu.be/ErmmdleAO1A

[Doku] Pripyat - 20 Jahre Tschernobyl - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 4/7 (14分59秒)
http://youtu.be/nhAIygKkAr8

[Doku] Pripyat - 20 Jahre Tschernobyl - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 5/7 (15分2秒)
http://youtu.be/U2iEPEPPdFE

[Doku] Pripyat - 20 Jahre Tschernobyl - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 6/7 (14分54秒)
http://youtu.be/5xHnsVTXLHY

[Doku] Pripyat - 20 Jahre Tschernobyl - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 7/7 (9分28秒)
http://youtu.be/k6VJDYP3RHk

 

 以下、10分区切り版。

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 01 (9分56秒)
by Kernl32
http://youtu.be/G4RLvZ282PE

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 02 (9分58秒)
http://youtu.be/3QPW4j30IgI

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 03 (9分49秒)
http://youtu.be/zXEq5EFmqmE

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 04 (9分58秒)
http://youtu.be/Fmr1pWnBf3Y

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 05 (9分52秒)
http://youtu.be/0-5CQ1WuNjo

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 06 (10分)
http://youtu.be/WO7MJ4d77_E

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 07 (9分59秒)
http://youtu.be/M-8fcrdha4k

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 08 (9分58秒)
http://youtu.be/efprqoo8dmc

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 09 (9分58秒)
http://youtu.be/sWkl-SWJaSw

Pripyat - Leben und Arbeiten bei Tschernobyl 10 (9分48秒)
http://youtu.be/Qbqfj7ScJ-M

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2011年12月 2日 (金)

東日本大震災:借り上げ住宅 福島県が新規募集の停止要請(←自主避難妨害・福島縛りつけ、ってこりゃカルトも真っ青)

 今の日本は、国・行政がオウム真理教の麻原。産経・読売・朝日など原子力村マスゴミがカルト・オウム真理教の広報担当と言ったところか。

東日本大震災:借り上げ住宅 福島県が新規募集の停止要請(毎日)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111202k0000e040173000c.html
Internet Archive 

 東日本大震災被災者向けの「民間賃貸住宅借り上げ制度」を利用して多くの県民が他県に自主避難している福島県が、全国の都道府県に対し、今月末で同制度の新規受け入れを打ち切るよう要請していることが分かった。福島県災害対策本部によると、11月下旬に事務レベルで要請、近く文書で正式に連絡する。年度替わりの来春に自主避難を検討している人や支援者からは「門戸を閉ざすのか」と戸惑いの声が上がっている

 新規打ち切りの理由について、同対策本部県外避難者支援チームは(1)災害救助法に基づく緊急措置で、恒常的な施策でない(2)避難先の自治体から「期限について一定の目安が必要」と指摘があった(3)東京電力福島第1原発の「ステップ2」(冷温停止状態)が、政府の工程表通りに年内達成が見込まれる--などと説明している。既に同制度で避難している人は引き続き入居できる。

 同制度は、避難先の自治体が一定額までの借り上げ費用を肩代わりし、福島県を通じて国に請求、最終的に国が負担する仕組みだ。例えば山形県への避難者は最長2年間、自己負担なしで入居できる。

 福島県は5月、同県全域を災害救助法の適用範囲と46都道府県に周知。これを機に、国が定めた避難区域外の県民も制度を利用し山形、新潟両県などへの自主避難が急増した。

 福島市の自宅に夫を残して岩手県北上市に5歳の長男と自主避難している主婦、広岡菜摘さん(31)は「来春から夫と家族3人で一緒に暮らせるように福島県外の場所を探している。経済的な負担が既に相当あったので、新規受け入れがなくなると困る」と話す。

 避難希望者のネットワークづくりに取り組む市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さん(50)=福島市=は「小中高校生のいる家庭は来年3月の年度替わりで自主避難を検討している人が多い。除染で安心感が高まれば別だが、年内で避難する緊急性がなくなったとは言えない。県民が流出するのを防ぐのが狙いでは」と疑問を呈した

 福島県によると、同制度利用者のみの統計はないが、公営住宅も含めた県外の「住宅」には4万6276人(11月16日現在)が身を寄せている。【安藤龍朗、浅妻博之】

毎日新聞 2011年12月2日 15時00分

 

 放射線管理区域で駅伝をやっただけでなく、今度は福島県自身が「借り上げ住宅の新規募集停止要請」って(絶句)

11月20日放射線被曝、第23回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会 2011ふくしま駅伝のコース(スクロールして見るなら)Fukushima NPP and Ekiden Marathon running course.(2011/11/20)(福島県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計地図で)
134137

スクロールして見るなら。(福島県内の地表面から1mの空間線量率の地図で)

M_3

 

11月13日放射線被曝、第27回東日本福島女子駅伝コース(スクロールして見るなら)Fukushima NPP and women (young female) Ekiden Marathon running course.(2011/11/13)(福島県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計地図で)
134137_2

スクロールして見るなら。(福島県内の地表面から1mの空間線量率の地図で)

M_4

関連:
11月20日強行、セシウム137汚染放射線管理区域縦断、挺身隊竹槍突撃玉砕、福島被曝駅伝は文部科学省に最大の責任がある。(11月20日福島駅伝)

駅伝の二日後に報道発表「福島の河川など放射線測定値公表 環境省」、このカルト国家、キチガイ役所、キチガイマスゴミ。(11月13日福島女子駅伝)

放射線管理区域相当エリア、福島で第27回東日本女子駅伝をやった、滅び行くカルト国家、オウム真理教キチガイ国民。(11月13日福島女子駅伝)


 

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2011年12月 1日 (木)

小沢さんの第6回公判(2011年12月1日)の記録記事を採録。

 小沢さんの第6回公判関係の産経記事です。産経はニュアンスを変えてしまうような改ざんをする事があるので参考記事です。注意して読んで下さい。

関連:
産経の悪質改ざん部分と、(中塚議員紹介原文)2011年2 月22日小沢一郎「倫理委員会の皆さんへ 私の主張」

小沢さんの第7回公判(2011年12月7日)の記録記事を採録。

小沢さんの第5回公判(2011年11月30日)の記録記事を採録。

 

参考:小沢さんの公判データ。

 次回傍聴したい場合や、確定判決後に判決文を調べたい時、事件名・番号などが参考になります。

裁判所名     東京地方裁判所  刑事第11部

事件名     政治資金規正法違反 平成23年特(わ)第111号 

 

【小沢被告第6回公判(1)】
小沢被告宅や庭、車の掃除…「政治家になるための訓練」
2011.12.1 11:46 (1/5ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120111470004-n1.htm

 (10:00~10:20)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第6回公判が、東京地裁(大善文男裁判長)で始まった。前日に引き続き、会計責任者だった、大久保隆規元秘書(50)=1審有罪、控訴中=が出廷する》

 《大久保元秘書は、小沢被告の“側近中の側近”だった。元秘書の石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴中=や、池田光智元秘書=同=ら他の秘書を監督・指導する立場にも》

 《さらに、陸山会の会計責任者の立場にもあった大久保元秘書。だが…。11月30日の第5回公判では、検察官役の指定弁護士の質問に対し、あくまでも会計責任者就任は「慣例に従っただけ」と説明。政治資金規正法上の重要な立場だったことや、法的な義務を負うことなどは、「考えたこともない」「知らない」と繰り返した》

 《第6回公判では、指定弁護士側に対する弁護側の反対尋問が予定されている》

 《法廷は東京地裁最大規模の104号。裁判長の呼びかけで、この日も小沢被告の入廷から始まる》

 《小沢被告は法廷に入る際と、裁判長の前を通りかかる際に一礼し、弁護側の席に着いた。前日に続き、濃紺のスーツに身を包んでいる》

 

【小沢被告第6回公判(1)】
小沢被告宅や庭、車の掃除…「政治家になるための訓練」
2011.12.1 11:46 (2/5ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120111470004-n2.htm

 《少し間を起き、裁判長が証人の大久保元秘書の入廷を促した。小沢被告とは決して目線を合わそうとはしない。小沢被告もじっと前を向いたままだ。弘中惇一郎弁護士が率いる弁護団の反対尋問が静かに滑り出した》

 弁護人「大久保さんの現在の職業は?」

 証人「会社役員です」

 弁護人「政治の世界からは離れているのですか」

 証人「離れています」

 弁護人「離れたのはいつですか」

 証人「昨年の3月末だったと思います」

 弁護人「現在のお勤めの会社の業務内容は?」

 証人「おもちゃの卸売問屋です」

 弁護人「どこにあるのですか」

 証人「(岩手県)釜石市です」

 弁護人「大久保さん自身の仕事内容は?」

 証人「非常勤扱いではありますが、取締役を務めております。不定期ですが、会社のいろいろな相談にのっています」

 弁護人「今、会社はどのような状況に置かれていますか」

 証人「先の(東日本)大震災の津波で会社も被災いたしまして、現在、再建中です」

 《大久保元秘書は、丁寧に答えていく。続く自身の経歴の質問には、釜石市議を2期務めたことや、同市長選に立候補して落選、平成11年11月に小沢被告の事務所に入ったことなどを説明した》

 弁護人「(小沢被告の事務所に)入門してから書生の仕事はしましたか」

 

【小沢被告第6回公判(1)】
小沢被告宅や庭、車の掃除…「政治家になるための訓練」
2011.12.1 11:46 (3/5ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120111470004-n3.htm

 証人「私の場合は途中から入門したものでありますから、年齢的には38歳でしたし、秘書の立場でありました。ただ、朝6時に起床し、書生と1時間ほど作業をし、しばらくして事務所に出勤していました。当面は書生の仕事も継続していました」

 弁護人「書生の仕事をする趣旨は?」

 証人「政治を志す若者が社会に貢献できる人間になろうとする中で、仕える師匠の家や庭、車をきれいにする。そういうことができないで、社会全体をきれいにすることはできない。基本的な政治家になるための訓練だと思っていました」

 《弁護人は経歴などを尋ねた後、秘書の仕事内容への質問に徐々に切り替えていく》

 弁護人「その後、大久保さんは議員会館の責任者になっていますよね。いつですか」

 証人「平成12年の6月とか7月だったと思います」

 弁護人「小沢さんのところに来て半年ほどで、議員会館の事務所責任者になっていますね。どうしてですか」

 証人「東京事務所の責任者の先輩と、サポートしていた先輩ら3人が選挙に出ましたので」

 弁護人「残った人から大久保さんに決まったのはどうしてですか」

 証人「私が年齢が上だったということと、事務所に入って浅かったですが、自身の地方政治の若干の経験を買われたと思います」

 弁護人「秘書の取りまとめ役と議員会館の事務所責任者はイコールですか」

 証人「(東京の事務所には議員会館の事務所のほかに)赤坂の個人事務所もありますが、(秘書は)どちらかに配属されます。(取りまとめ役の秘書は)議員会館はもちろん、赤坂の秘書を含めて、仕事上ではなく、人間関係をまとめているようなものです」

 

【小沢被告第6回公判(1)】
小沢被告宅や庭、車の掃除…「政治家になるための訓練」
2011.12.1 11:46 (4/5ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120111470004-n4.htm

 《大久保元秘書は、仕事の取りまとめはしていないことを強調する》

 弁護人「では、取りまとめ役はどのような仕事がありますか」

 証人「週末の(秘書の)休みを決めることや、年末年始、お盆の長期の各人の休みの取り方の調整がひとつあります。あとは、各地で選挙がある際、派遣する秘書の人選を決め、指示を出します」

 弁護人「人事業務をまとめることですね」

 証人「はい」

 《弁護人も、取りまとめ役は、仕事内容ではなく人事・労務関係上のまとめだと印象づけていく》

 弁護人「(前任から)会計責任者の業務に関する引き継ぎはありましたか」

 証人「それは特にありませんでした」

 弁護人「会計責任者に就任して、業務内容に変化はありましたか」

 証人「特別ありませんでした」

 弁護人「では、陸山会の会計事務はだれが担当していましたか」

 証人「(赤坂の)個人事務所で働いている秘書がおこなっていました」

 《大久保元秘書は、第5回公判で東京事務所の責任者が慣例で陸山会の会計責任者になると説明した。ただ、大久保元秘書は会計責任者就任後、盛岡事務所に異動し、東京を離れていた時期があった。弁護人はこの点も確認していく》

 弁護人「盛岡に異動後も会計責任者を続けておられますね。どうしてですか」

 

【小沢被告第6回公判(1)】
小沢被告宅や庭、車の掃除…「政治家になるための訓練」
2011.12.1 11:46 (5/5ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120111470004-n5.htm

 証人「特別、気にもとめていなかったと思います。(前任の)会計責任者は選挙に出馬し、事務所を離れられましたが、私は辞めたわけではない。あまり気にしなかったです」

 《弁護側は、証拠改竄(かいざん)事件で実刑判決が確定した前田恒彦元検事による大久保元秘書への捜査段階での違法な取り調べを主張している。弁護人は、徐々に核心に触れていく》

 弁護人「平成21年3月、いわゆる西松事件で、大久保さんは取り調べを受けていますね。平成21年3月6日付の調書では、大久保さんは、自身のことを『陸山会の会計責任者です』と説明しています。こう述べたのですか」

 証人「はい」

 弁護人「この時期、本当に会計責任者だったのですか」

 証人「いいえ。その調書のときは忘れていましたが、(別の秘書に)代わっていたことを後で思いだしました」

 弁護人「(会計責任者では)なくなっているのに、会計責任者と答えたのはどうしてですか」

 証人「(代わっていたことも)気にもとめていないほどの認識しか(会計責任者には)なかった。うっかり忘れて対応してしまいました」

 《弁護人は、大久保元秘書の会計責任者の立場の認識が浅かったことを印象づけたいようだ。小沢被告はひとつひとつ確認するかのように、じっと公判に耳を傾けている》

 

【小沢被告第6回公判(2)】
広大な秘書寮「先生の政治力安定させる“直系”増やすため」
2011.12.1 12:16 (1/3ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120112180006-n1.htm

Trl11120112180006p1大久保隆規元秘書(右)への弁護側の反対尋問を聞く小沢一郎民主党元代表(左)(イラスト・勝山展年)


 (10:20~10:40)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第6回公判は、大久保隆規元公設第1秘書(50)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の証人尋問が続いている》

 《弁護人は、事件当時の秘書の配置状況について確認した後、小沢被告の自宅で毎朝行われていた「顔合わせ」についても尋ねていく》

 《石川知裕衆院議員(38)=同=は前回公判までに行われた証人尋問で、この会合で先輩秘書の樋高剛衆院議員に土地購入について相談し、登記の延期をアドバイスされた、と証言していた》

 《弁護側はこの場のやり取りに大久保元秘書、小沢被告が関与していなかったことを強調していく構えだ》

 弁護人「顔合わせには誰が出席していましたか」

 証人「東京勤務の秘書です。集合して顔を合わせあいさつし、出かけていきます」

 弁護人「時間はいかがですか」

 証人「何もなければすぐに出ていきます。短ければ1、2分のことも。ミーティングというものでもないので、長くても5分から10分くらいです」

 弁護人「大久保さんにとって、小沢さんと直接話をする機会はほかになかったんですか」

 証人「何かあれば打ち合わせしますが、それ以外にもお諮りすることがあれば先生の随行の人に連絡をつないでもらったり、先生が赤坂の個人事務所に入るとき、空き時間に訪ねたり。朝だけでもありません」

 

【小沢被告第6回公判(2)】
広大な秘書寮「先生の政治力安定させる“直系”増やすため」
2011.12.1 12:16 (2/3ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120112180006-n2.htm

 弁護人「朝は、具体的に何をするんですか」

 証人「スケジュールの確認です。議員会館担当の女性秘書がスケジュール表を持って『今日はこう』と先生に確認していただいたり、後日の予定について出欠の確認をとったり、というのがメーンです」

 《弁護側はさらに、陳情の窓口役だった大久保元秘書がその点についても小沢氏に報告していないことを強調していく》

 弁護人「陳情について、小沢さんに報告していましたか」

 証人「いえ、私の裁量で判断していました。よほどのことであれば報告しなければならないが、例えば地元自治体の陳情であれば、『なるべく地元の要望に応えるように』と先生から言われていたので、それに基づいて自分なりに工夫していました」

 弁護人「朝の集まりで、大久保さんが政治資金団体に関する事務的な事柄を報告することはありましたか」

 証人「そのようなことは全くありませんでした」

 弁護人「なぜですか」

 証人「その担当ではないので。(会計)担当秘書の石川氏、池田氏が、先生が個人事務所に行った折にやれば済む、その程度の話です」

 《弁護側は、小沢被告にとって収支報告書の記載が関心事でなかったことについても、繰り返し確認していく。弁護団に並んで審理に耳を傾ける小沢被告は表情を変えることはない》

 弁護人「当時、政治家の小沢先生は何に関心がありましたか」

 証人「自由党と民主党の交流(合併問題)があり、“小泉劇場”も続いていて、何とか本当の改革を実現しなければと。大きな仕事に集中して取り組み、日本の時間の間に合ううちに大きな改革を成し遂げることを念じていた」

 

【小沢被告第6回公判(2)】
広大な秘書寮「先生の政治力安定させる“直系”増やすため」
2011.12.1 12:16 (3/3ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120112180006-n3.htm

 弁護人「収支報告書にはどの程度関心を払われるべきでしたか」

 証人「私の認識では、担当(石川議員、池田元秘書)が間違えているわけがない、粛々と滞りなく作業が進んでいるんだろうな、と思っていました」

 《小沢被告の認識について尋ねる弁護人と自身の認識について答える大久保元秘書は、ややかみ合っていない。質問は問題の世田谷深沢の土地購入に移っていく。大久保元秘書は購入理由について「中堅どころの秘書が結婚を控え、住居が必要になった」と前日同様に返答。弁護側は476m2という広大な土地について質問する》

 弁護人「4区画も取得した理由はなんですか」

 証人「その広さがあれば、結婚した秘書だけでなく、独身用の寮もさらに建てられます。先々のことも考えました」

 弁護人「秘書が増えるかもしれないという考えがあったんですか」

 証人「個人的には、小沢先生を慕い政治を志してくる若者が、事務所を巣立って国会議員になれば、小沢先生を支えるようになる、と。“直系”が増えることが小沢先生の政治力を安定させる。さらに巣立っていく優秀な若者を増やしていければいい、と考えていました」

 弁護人「小沢さんの秘書が自宅近くに住むメリットは?」

 証人「『大きな家族』というか、バラバラに住むより、何かあればすぐ先生に会える、事務所全員が心をひとつにして、というのがいいな、と感じていました」

 弁護人「(秘書らの)家族ぐるみということか」

 証人「仕事のメリットではないが、私も夏休みなど、家族を小沢先生にご紹介、お会いしてもらい、記念写真を撮ったりしました。中堅どころ(の秘書)が結婚して子供が生まれ、先生に名前をつけてもらったり、記念写真を撮ってもらって、それを子供が宝物にするとか。とてもうれしいことですから」

 《小沢被告への忠誠心が言葉の端々に表れる大久保元秘書。小沢被告は特に感じるところもない様子で反応を示さない》

 

【小沢被告第6回公判(3)】
「石川は同志」上下関係を否定 口調滑らかに
2011.12.1 12:56 (1/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120112590007-n1.htm

Trl11120112180006p1大久保隆規元秘書(右)への弁護側の反対尋問を聞く小沢一郎民主党元代表(左)(イラスト・勝山展年)


 (10:40~11:00)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第6回公判は、会計責任者だった大久保隆規元公設第1秘書(50)=1審有罪、控訴中=が証人出廷し、弁護側の反対尋問が続く》

 《弁護人は平成16年当時の秘書寮の使用状況や、小沢被告の下で働いていた秘書たちの身の上などについて質問する》

 弁護人「秘書寮について何か問題はありましたか」

 証人「女性秘書2人で共同生活をしていましたので、プライバシーが確保されない。往々にして人間関係のあまりよくない者同士でも住まないといけないとなると生活しにくい」

 弁護人「3つの秘書寮は1号邸、2号邸、3号邸と呼んでいた?」

 証人「はい」

 弁護人「小沢さんの奥様の所有する物件と知っていましたか」

 証人「はい」

 弁護人「陸山会が有料で借りて住んでいると認識していた?」

 証人「わかりませんでした」

 弁護人「どのように認識していましたか」

 証人「奥様の建物を先生の活動のために使っていると思っていました」

 《大久保元秘書は3つあった寮にはすべて秘書が住んでいたほか、岩手県に住む男性の独身秘書など4人が上京して勤務する予定があったことなどを説明した。また、同じ建物に同居していた20代の独身の女性秘書2人の関係が悪かったことも明らかにし、秘書寮の手狭さが仕事に悪影響を及ぼしていたことに言及した》

 

【小沢被告第6回公判(3)】
「石川は同志」上下関係を否定 口調滑らかに
2011.12.1 12:56 (2/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120112590007-n2.htm

 弁護人「(平成16年ごろ)一般の人から小沢先生の秘書になりたいという申し出がありましたね」

 証人「はい」

 弁護人「申し出があった場合に、どうしましたか」

 証人「私が秘書が必要であるか、適性があるかどうか、受け入れが可能であるかどうかを考えました」

 《新しく東京で働く秘書が増えることを強調する弁護人と大久保元秘書。続いて、弁護人の質問は大久保元秘書と、同じく元秘書で第3、4回公判で証人出廷した石川知裕衆院議員=1審有罪、控訴中=との関係に移る》

 弁護人「石川さんから『(世田谷区深沢の)売買契約を延期したい』と聞いたとき、どのように思いましたか」

 証人「具体的なことをはっきり覚えているわけではありませんが、民主党代表選挙が来年あるとか、解散総選挙が近いとか、どちらかの選挙を想定していたと思っていました」

 弁護人「石川さんをどのように評価していますか」

 証人「私は地方議員の経験はありますし、多少の知識もあります。石川は先に入門して小沢先生の薫陶を受けていましたし、国政を目指していて国政にかかわる知識は私が全く太刀打ちできない。本当に勉強になるなと思っていましたし、その一面を評価していました」

 弁護人「昨日は石川さんに事務的仕事を任せていると言っていたが、上司と部下(の関係)とは違うのですか」

 

【小沢被告第6回公判(3)】
「石川は同志」上下関係を否定 口調滑らかに
2011.12.1 12:56 (3/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120112590007-n3.htm

 証人「上司、部下ではない。同志というか、お互いに事務所の仕事を頑張って、小沢先生に大きな仕事をしてもらいたいと思っていました」

 《大久保元秘書は会計責任者で、実際に会計事務を担当していたのが石川衆院議員であるが、あくまでも上下関係がなかったことを強調する。次に弁護人は収支報告書の宣誓書についての質問を始める》

 《収支報告書には会計責任者の署名、捺印(なついん)する宣誓書が添付される。平成16年の陸山会の宣誓書には、当然、大久保被告の名前が記されている》

 弁護人「(平成16年の)収支報告書について、昨日は宣誓書に署名、捺印するのが『うっすらとわかっていた』と発言したのはどういうことか」

 証人「明確に宣誓書があって、会計責任者が署名、捺印するというのが全くわからなかった。署名、捺印するところがあるんだろうなとは思っていました」 

 弁護人「西松事件の際に、平成21年3月6日の検察官調書では宣誓書について『自分で署名、押印したのは間違いない』とありますが、覚えていますか」

 証人「はい」

 弁護人「しかし21年3月15日の検察官調書では『代書してもらったこともあったかもしれない』となっています。なぜですか」

 証人「3月に任意の事情聴取のために出頭したら、ほどなく逮捕されてしまった。この先いったいどんなことになるのだろうと考え、この事件を広げたくないと。自分のところだけで終わらせたいと。会計責任者らしく振る舞うようにした」

 

【小沢被告第6回公判(3)】
「石川は同志」上下関係を否定 口調滑らかに
2011.12.1 12:56 (4/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120112590007-n4.htm

 《大久保元秘書は前日の第5回公判での発言と同様、身に覚えのない罪を認めて責任をとることで事件の幕引きを図ろうと思ったと主張する》

 《前日の指定弁護士の質問の際には『覚えていない』を連発したが、この日の公判では具体的な状況などを説明するなど滑らかな口調で答える大久保元秘書。弁護人は引き続き、西松事件の際の検察官調書について質問を続ける》

 

【小沢被告第6回公判(4)】
拘置所では畳3枚、トイレと一緒に生活「情けない」
2011.12.1 13:22 (1/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120113250008-n1.htm

 (11:00~11:30)

 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる虚偽記載事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の第6回公判は、大久保隆規元公設第1秘書(50)=1審有罪、控訴中=に対する弁護側の反対尋問が続いている》

 《弁護側は、平成21年3月6日の東京地検特捜部の取り調べで、大久保元秘書が収支報告書の宣誓書に自ら署名をしたとしたが、その後の取り調べで、代書の可能性もあると供述を変えたことについて、質問を重ねる》

 《弁護側は宣誓書の署名と供述調書の署名を大久保元秘書に見せる。大久保元秘書は宣誓書は自分の署名ではないが、供述調書は自分の署名だと証言。その上で、弁護側は特捜部の取り調べについての質問を切り出す》

 弁護人「最初の逮捕はいつですか」

 証人「平成21年3月3日のことでした」

 弁護人「どのような事件で逮捕されましたか」

 証人「いわゆる西松事件です」

 弁護人「逮捕したのは東京地検特捜部ですか」

 証人「はい」

 弁護人「どんな事件ですか」

 証人「西松建設から政治献金を受けたのに、記載をしなかったという罪に問われました」

 

【小沢被告第6回公判(4)】
拘置所では畳3枚、トイレと一緒に生活「情けない」
2011.12.1 13:22 (2/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120113250008-n2.htm

 弁護人「西松建設から受けたとされたものはどこから受けたものですか」

 証人「新政治問題研究会と未来産業研究会という政治団体からいただいたご寄付でしたが、それが西松建設からの献金という疑いを受けました」

 弁護人「大久保さんは、自分が捜査対象だと予測していましたか」

 証人「何のものか分からないから行って聞いてみようという軽い気持ちでした」

 《大久保元秘書は、逮捕の前日、法務省から東京の事務所に連絡があり、陸山会の会計責任者に話を聞きたいと要請を受け、翌日、岩手県盛岡市から駆けつけ東京地検に出向いたと話した。その後、「法務省」の担当者は特捜部の検事だと判明したとする》

 《大久保元秘書は、東京地検内で事情聴取を受けている途中で、検事から逮捕状が示され、虚偽記載の容疑でそのまま逮捕、勾留された》

 弁護人「逮捕され、どう感じましたか」

 証人「何のことか、どうして逮捕されるのか、憤りを感じました」

 弁護人「否認しましたか」

 証人「否認しました」

 弁護人「当時の小沢さんの役職は何でしか」

 証人「民主党の代表でした」

 弁護人「当時の政治情勢はいかがでしたか」

 証人「民主党の代表として、いよいよ政権交代が現実となる期待感と、当時の政権への不信感が高まっていました。コツコツやっていけば、いずれ政権交代が実現し、小沢先生の政治改革が実現するのを楽しみにしておりました」

 

【小沢被告第6回公判(4)】
拘置所では畳3枚、トイレと一緒に生活「情けない」
2011.12.1 13:22 (3/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120113250008-n3.htm

 弁護人「このタイミングでの逮捕はどう思いましたか」

 証人「謀略だと思いました」

 証人「その時に、そういった罪で逮捕されたのは、あなただけでしたか」

 弁護人「同じようなことをしている議員もいるということでしたが、私だけ逮捕されました」

 《大久保元秘書は、一連の事件は小沢被告を失脚させるための「謀略」だったと主張する》

 《小沢被告は微動だにしない》

 《大久保元秘書は、21日の勾留期間中、朝昼晩と取り調べを受けたと話した。その間に、自宅や地元の事務所などが家宅捜索され、他の秘書も事情聴取を受けたことを耳にし、「他の人は逮捕されないといい」と思っていたと話した》

 《大久保元秘書は21年3月24日に起訴され、小沢被告は5月に党代表を辞任した。大久保元秘書は「本来ならやめる話ではないが、政治の世界なのであえて身を引かれたのかなと思った」と当時を振り返った》

 《弁護人は、大久保元秘書が勾留されている間、東京拘置所の独居房でどのように過ごしていたか質問した》

 弁護人「どういう様子でしたか」

 証人「畳が3枚あって、奥に板の間1枚、トイレと簡単な洗面所コーナーがありました」

 弁護人「入ってみてどうでしたか」

 証人「トイレと手洗いが狭い空間にあって、息苦しい感じを覚えました。トイレと一緒に生活や就寝することは日常にはないことなので、気持ちの上で慣れるのがしんどかったです」

 

【小沢被告第6回公判(4)】
拘置所では畳3枚、トイレと一緒に生活「情けない」
2011.12.1 13:22 (4/4ページ)[小沢被告 第6回]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111201/trl11120113250008-n4.htm

 弁護人「食事は?」

 証人「独居房の中でしました」

 《大久保元秘書は、平日朝30分間の運動と週2回の風呂以外は独居房にいたと話した》

 弁護人「どういう気持ちでしたか」

 証人「情けない。外の景色も見えない。非常に抑圧された気持ちで、早く外に出たいと毎日思っていました」

 《大久保元秘書は5月26日に保釈された》

 弁護人「どんな気持ちでしたか」

 証人「たぶん外に出たら出たで大変だろうと想像したが、それでも太陽の下で暮ら