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2011年5月31日 (火)

5月の菅直人の「首相動静」記事を採録しておきます。もうウンザリ早くやめて欲しい。

 菅直人は、地震被災をも己の政権延命に使おうとする政治センスゼロ、ただの馬鹿と再確認しました。依然として政局から目を離せません。参考情報として毎日追加して記 録していきます。日付は5月31日にしておきます。「首相動静」は朝日と時事がありますが、時事の方が見やすくてかつ詳しいので時事の「首相動静」を採録 します。

 なお、各動静記事末尾でリンク紹介されていた記事中や、その他Webで目に付いたものを資料として採録しておきます

※参考:オープン・ソース・インテリジェンス(OSINT)について

関連:
4月の菅直人の「首相動静」記事を採録しておきます。

 

 一番下が1日、上が最新です。

首相動静(5月31日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110531-00000020-jij-pol

時事通信 5月31日(火)7時41分配信
 午前6時2分、福山哲郎官房副長官が公邸に入った。
 午前8時8分、福山氏が出た。同9分、公邸発。同11分、国会着。同12分、院内大臣室へ。同16分、閣議開始。
 午前8時35分、閣議終了。同36分から同51分まで、枝野幸男官房長官。同52分、院内大臣室を出て、同55分、衆院第1委員室へ。同9時、衆院東日本大震災復興特別委員会開会。
 午後0時5分、衆院東日本大震災復興特別委休憩。同6分、衆院第1委員室を出て、同7分、国会発。同9分、官邸着。同10分、執務室へ。
 午後1時38分から同50分まで、福山官房副長官。同51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同53分、国会着。同55分、衆院第1委員室へ。同2時、衆院東日本大震災復興特別委再開。
 午後4時1分、衆院東日本大震災復興特別委散会。同3分、衆院第1委員室を出て、同4分、国会発。同6分、官邸着。同7分、執務室へ。
 午後4時50分、執務室を出て、同52分、官邸発。同57分、東京・平河町の都道府県会館着。同59分、全国知事会議に出席し、あいさつ。同5時25分、同所発。同29分、官邸着。同31分、執務室へ。
 午後6時11分から同7時3分まで、福山官房副長官。
 午後7時19分、執務室を出て、同20分、官邸発。「党内分裂を避ける自信はありますか」に「…」。同26分、東京・虎ノ門のホテルオークラ着。同ホテル内の中国料理店「桃花林」でルース駐日米大使と食事。福山官房副長官同席。
 午後8時56分、同所発。同9時、公邸着。同1分、民主党の鳩山由紀夫前首相が入った。(了)

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最終更新:5月31日(火)21時22分

 

首相動静(5月30日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110531-00000000-jij-pol

時事通信 5月31日(火)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時31分、公邸発。同38分、皇居着。帰国の記帳。
 午前9時48分、皇居発。同54分、官邸着。同55分、執務室へ。
 午前10時15分、執務室を出て、同16分、官邸発。同34分、東京・代々木神園町の明治神宮会館着。
 午前11時5分から同44分まで、恩賜財団済生会創立100周年記念式典に出席し、あいさつ。
 午後0時1分、同所発。同22分、東京・三番町の千鳥ヶ淵戦没者墓苑着。拝礼式に参列、献花。同43分、同所発。同51分、官邸着。同52分、執務室へ。
 午後1時43分、岡田克也民主党幹事長が入った。
 午後2時、岡田氏が出た。
 午後2時12分、玄葉光一郎国家戦略担当相が入った。
 午後2時27分、玄葉氏が出た。
 午後2時48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同59分、東京・神田司町の小谷歯科医院着。治療。
 午後3時11分、同所発。同25分、官邸着。同27分、執務室へ。
 午後4時14分、与謝野馨経済財政担当相、藤井裕久首相補佐官、大串博志民主党衆院議員が入った。同20分、仙谷由人官房副長官が加わった。
 午後4時50分、与謝野、仙谷両氏が出た。同59分、藤井、大串両氏が出た。
 午後5時28分、松本剛明外相、北沢俊美防衛相、梅本和義外務省北米局長、高見沢将林防衛省防衛政策局長が入った。
 午後6時12分、全員出た。同13分、鹿野道彦農林水産相、大塚耕平厚生労働副大臣、筒井信隆農水副大臣が入った。
 午後6時34分、大塚氏が出た。同40分、鹿野、筒井両氏が出た。
 午後6時41分から同7時41分まで、海江田万里経済産業相、枝野幸男、福山哲郎正副官房長官、細野豪志首相補佐官。同42分、執務室を出て大会議室へ。同43分から同8時4分まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同室を出て、同5分、執務室へ。
 午後8時6分から同19分まで、植松信一内閣情報官。
 午後9時28分、執務室を出て、同29分、官邸発。同30分、公邸着。
 31日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月31日(火)0時27分

 

首相動静(5月29日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110530-00000000-jij-pol

時事通信 5月30日(月)0時3分配信
 午前10時45分、フランス、ベルギー訪問を終え、政府専用機で羽田空港着。同55分、同空港発。
 午前11時15分、公邸着。
 午前11時54分、枝野幸男官房長官が入った。午後0時1分、福山哲郎官房副長官が加わった。
 午後0時39分、枝野、福山両氏が出た。
 午後0時56分、公邸発。同58分、官邸着。同59分、大会議室へ。同1時、東日本大震災復興構想会議開始。
 午後1時37分、同会議を途中退席し、同39分、官邸発。同41分、公邸着。
 30日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月30日(月)0時27分

 

首相動静―5月28日
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201105280336.html
2011年5月29日0時19分

 (現地時間27日)午後、パリのシャルル・ドゴール空港着。政府専用機で同空港発。ベルギー・メルスブルク軍用空港着。コンラッド・ブリュッセルホテル泊。

 (現地時間28日)午前、同ホテルで同行記者団と懇談。バル・デュシェス城で日・EU定期首脳協議。午後、ワーキングランチ。EU理事会庁舎で共同記者会見。政府専用機で同空港発。

 

首相動静(5月27日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000014-jij-pol

時事通信 5月27日(金)5時28分配信
 主要国首脳会議(サミット)出席などのため、フランス滞在中。(了)

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最終更新:5月27日(金)5時32分

 

首相動静―5月26日
http://www.asahi.com/politics/update/0527/TKY201105260765.html
2011年5月27日2時56分

 (現地時間25日)午後、パリ市内のホテル・ムーリスでハンガリーのオルバン首相と首脳会談。同ホテル泊。

 (現地時間26日)午前、フランス・ドービル着。ホテル・ノルマンディーでカナダのハーパー首相と首脳会談。午後、主要国首脳会議(G8サミット)会場のビラ・ルセルクルでサルコジ仏大統領による出迎え。G8首脳とワーキングランチ。ドービル国際会議場でG8首脳会議。

 

首相動静(5月25日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000035-jij-pol

時事通信 5月25日(水)7時59分配信
 主要国首脳会議(サミット)出席などのため、フランス滞在中。(了)

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最終更新:5月25日(水)8時2分

 

首相動静―5月24日
http://www.asahi.com/politics/update/0524/TKY201105240586.html
2011年5月24日20時20分

 【午前】8時8分、国会。17分、閣議。40分、枝野官房長官。55分、官邸。57分、民主党の加藤公一衆院議員。9時10分、細野首相補佐官。36分、福山官房副長官、田坂広志内閣官房参与、別所、西宮両外務審議官、外務省の八木経済局長、山田農水審議官、岡田経産審議官、総務省の利根川情報通信国際戦略局長、財務省の中尾国際局長。11時14分、全員出る。31分、英紙フィナンシャル・タイムズのインタビュー。

 【午後】0時11分、民主党の岡田幹事長。45分、社民党の福島党首、服部良一衆院議員。福山副長官同席。1時22分、福山副長官、田坂参与、篠原農水副大臣、伴野外務副大臣、別所、西宮両外務審議官、外務省の梅本北米局長、小寺欧州局長、八木局長、財務省の中尾局長、山田農水審議官、岡田経産審議官、環境省の寺田地球環境審議官。36分、伴野、篠原両氏出る。2時2分、月例経済報告関係閣僚会議。9分、田坂、別所、西宮、梅本、小寺、八木、中尾、山田、岡田、寺田各氏。26分、福山、西宮両氏。54分、両氏出る。4時28分、報道各社のインタビュー。55分、羽田空港。5時22分、主要国首脳会議(G8サミット)など出席のため、政府専用機で仏へ出発。

 

首相動静(5月23日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110524-00000000-jij-pol

時事通信 5月24日(火)0時4分配信
 午前7時40分、公邸発。同41分、官邸着。同42分、執務室へ。
 午前7時49分から同8時48分まで、福山哲郎官房副長官。同49分、執務室を出て、同50分、官邸発。同51分、国会着。同53分、衆院第1委員室へ。同54分から57分まで、桜井充財務副大臣。同9時、衆院東日本大震災復興特別委員会開会。
 午後0時1分、衆院東日本大震災復興特別委休憩。同2分、衆院第1委員室を出て、同3分、国会発。同5分、官邸着。同6分、執務室へ。
 午後0時50分、執務室を出て、同51分、官邸発。同52分、国会着。同54分、衆院第1委員室へ。同56分から同57分まで、小里泰弘自民党衆院議員。同58分から同59分まで、大畠章宏国土交通相。同1時、東日本大震災復興特別委再開。
 午後5時3分、衆院東日本大震災復興特別委散会。衆院第1委員室を出て、同5分、国会発。同7分、官邸着。同8分、執務室へ。
 午後5時19分、執務室を出て特別応接室へ。同20分から同27分まで、ブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長、小倉純二日本サッカー協会会長。鈴木寛文部科学副大臣同席。同28分、特別応接室を出て執務室へ。
 午後5時42分から同52分まで、与謝野馨経済財政担当相。
 午後5時56分から同6時57分まで、鹿野道彦農林水産相、筒井信隆農林水産副大臣。
 午後7時4分、執務室を出て大会議室へ。同5分から同8時4分まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同室を出て、同5分、執務室へ。
 午後8時34分、松本剛明外相、福山官房副長官、外務省の別所浩郎外務審議官、梅本和義北米局長、小寺次郎欧州局長が入った。同55分、梅本氏が出た。同9時22分、福山、別所、小寺各氏が出た。同28分、松本氏が出た。同39分、執務室を出て、同40分、官邸発。同41分、公邸着。
 24日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」

最終更新:5月24日(火)0時26分

 

首相動静(5月22日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000001-jij-pol

時事通信 5月23日(月)0時3分配信
 午前7時17分、公邸発。同25分、東京・元赤坂の迎賓館着。
 午前8時15分、「朝日の間」で中国の温家宝首相との首脳会談開始。松本剛明外相、海江田万里経済産業相ら同席。
 午前9時30分、同会談終了。
 午前9時35分から同57分まで、「彩鸞の間」で日中韓の伝統工芸品鑑賞。同58分、「羽衣の間」で温首相、李明博韓国大統領との日中韓首脳会談開始。
 午前11時35分、同会談終了。
 午前11時46分、「花鳥の間」で共同記者会見開始。
 午後0時20分、共同記者会見終了。
 午後0時28分、迎賓館発。同36分、東京・大手町の経団連会館着。日中韓ビジネス・サミット出席者と昼食会。
 午後1時58分、同所発。同2時9分、迎賓館着。
 午後3時55分、「朝日の間」で李大統領との首脳会談開始。松本外相、海江田経産相ら同席。
 午後4時17分、同会談終了。同19分、迎賓館発。
 午後4時52分、羽田空港着、貴賓室へ。同53分から同5時26分まで、池田克彦警視総監、風岡典之宮内庁次長。同30分から同34分まで、全国植樹祭出席などのため和歌山県を訪問された天皇、皇后両陛下を出迎え。同35分、同所発。同58分、公邸着。
 午後7時36分、細野豪志首相補佐官が入った。
 午後9時21分、細野氏が出た。
 23日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月23日(月)0時3分

 

首相動静(5月21日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110522-00000000-jij-pol

時事通信 5月22日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前11時43分、公邸発。福山哲郎官房副長官同行。同56分、JR東京駅着。午後0時8分、やまびこ261号で同駅発。
 午後1時57分、JR福島駅着。同2時1分、同駅発。
 午後2時18分、福島市のあづま総合体育館着。同19分、同所内の控室に佐藤雄平福島県知事、瀬戸孝則福島市長が入った。松本剛明外相同席。
 午後2時58分、全員出た。同3時1分から同3分まで、あづま総合体育館前で韓国の李明博大統領を出迎え。同4分から同13分まで、同所内の控室で李大統領。佐藤知事、瀬戸市長同席。同18分から同19分まで、同所前で中国の温家宝首相を出迎え。同20分から同41分まで、温首相、李大統領と同所内の避難所を慰問。同42分、同所発。同58分、JR福島駅着。同4時5分、やまびこ260号で同駅発。
 午後5時55分、JR東京駅着。同6時、同駅発。同12分、公邸着。
 午後7時5分、公邸発。「福島訪問の感想を」に「2人(中韓)の首脳が被災の現場や避難所に来てくれて本当に温かい気持ちが伝わった」。同19分、東京・元赤坂の迎賓館着。
 午後8時17分から同18分まで、「朝日の間」で温首相、李大統領と記念撮影。同20分、「花鳥の間」で菅首相主催の夕食会開始。
 午後9時34分、夕食会終了。同35分、日中韓3カ国演奏者による合同演奏会開始。
 午後9時59分、演奏会終了。
 午後10時7分、同所発。同15分、公邸着。
 22日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月22日(日)0時26分

 

首相動静(5月20日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110521-00000001-jij-pol

時事通信 5月21日(土)0時5分配信
 午前7時21分、公邸発。同23分、国会着。同24分、院内大臣室へ。同31分、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)・経済連携協定(EPA)閣僚会合開始。
 午前7時53分、同会合終了。同8時から同14分まで、緊急災害対策本部。同20分、閣議開始。
 午前8時32分、閣議終了。同33分、院内大臣室を出て、同34分、国会発。同35分、官邸着。同36分、執務室へ。
 午前8時46分から同9時9分まで、福山哲郎官房副長官。同10分、執務室を出て南会議室へ。同11分から同21分まで、村井嘉浩宮城県知事。枝野幸男、福山正副官房長官同席。同22分、同室を出て執務室へ。
 午後0時49分、執務室を出て、同51分、官邸発。同53分、国会着。同55分、参院第1委員会室へ。同1時、参院予算委員会開会。
 午後5時9分、参院予算委散会。同10分、参院第1委員会室を出て、同11分、国会発。同13分、官邸着。同14分、執務室へ。
 午後5時19分から同40分まで、金沢一郎日本学術会議会長。浜野潤内閣府事務次官同席。
 午後5時41分から同6時1分まで、植松信一内閣情報官。同2分、外務省の伴野豊副大臣、菊田真紀子政務官、別所浩郎外務審議官、杉山晋輔アジア大洋州局長、丹羽宇一郎駐中国大使が入った。同10分、福山官房副長官が加わった。同14分、福山氏が出た。同15分、菊田氏が出た。同21分、松本剛明外相が加わった。同41分、伴野氏が出た。同7時2分、松本氏が出た。
 午後7時14分、全員出た。
 午後7時15分、執務室を出て首相会議室へ。同16分、細野豪志首相補佐官、別所外務審議官、杉山アジア大洋州局長、丹羽駐中国大使が入った。森口泰孝文部科学審議官、山田修路農林水産審議官、佐々木伸彦経済産業省通商政策局長、前田隆平国土交通省政策統括官、鈴木正規環境省地球環境局長同席。同48分、細野氏が出た。同8時11分、全員出た。同12分、同室を出て執務室へ。
 午後8時53分、執務室を出て、同55分、官邸発。「明日からの日中韓首脳会談への意気込みを」に「福島に両首脳が来てもらえるので、良かったと思います」。同56分、公邸着。
 21日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月21日(土)0時26分

 

首相動静(5月19日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000000-jij-pol

時事通信 5月20日(金)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時25分、公邸発。同26分、官邸着。同27分、執務室へ。
 午前8時46分から同10時34分まで、福山哲郎官房副長官。
 午前11時45分から同57分まで、全国知事会会長の山田啓二京都府知事。福山官房副長官同席。
 午後0時10分から同35分まで、寺田学民主党衆院議員。
 午後0時52分、執務室を出て、同53分、官邸発。同55分、国会着。同57分、衆院本会議場へ。同1時2分、衆院本会議開会。
 午後4時13分、衆院本会議散会。同14分、衆院本会議場を出て、同15分、国会発。同17分、官邸着。同18分、執務室へ。
 午後4時51分、執務室を出て、同52分、小ホールへ。同53分から同5時56分まで、新成長戦略実現会議。同57分、同ホールを出て、同58分、執務室へ。
 午後6時53分、執務室を出て大会議室へ。同54分から同7時45分まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同47分、同室を出て執務室へ。
 午後7時56分から同8時14分まで、平野達男内閣府副大臣。
 午後8時48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同50分、公邸着。
 20日午前0時現在、公邸。来客なし。
(了)

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最終更新:5月20日(金)0時26分

 

首相動静(5月18日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110519-00000002-jij-pol

時事通信 5月19日(木)0時5分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時55分、公邸発。同56分、官邸着。同57分、執務室へ。
 午前10時27分、福山哲郎官房副長官、黒岩宇洋法務政務官、山花郁夫外務政務官が入った。同31分、福山氏が出た。同39分、黒岩、山花両氏が出た。
 午前10時57分、鹿野道彦農林水産相、筒井信隆農水副大臣が入った。
 午前11時31分、鹿野、筒井両氏が出た。同32分、執務室を出て、同33分、特別応接室へ。同34分から同47分まで、福島県浪江町の吉田数博町議会議長ら。福山官房副長官、増子輝彦民主党参院議員ら同席。同48分、同室を出て南会議室へ。同49分から午後0時7分まで、福島県飯舘村の佐藤長平村議会議長ら。福山、増子両氏ら同席。同8分、同室を出て執務室へ。同26分から同46分まで、加藤公一民主党衆院議員。同1時6分から同27分まで、細野豪志首相補佐官。
 午後1時28分から同38分まで、内山晃総務政務官。
 午後2時28分から同35分まで、歌手の石川さゆりさん。福山官房副長官、辻元清美首相補佐官同席。
 午後3時16分から同26分まで、樋高剛環境政務官。
 午後3時30分から同43分まで、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長。
 午後5時58分、執務室を出て、同59分、記者会見室へ。同6時から同33分まで、記者会見。同34分、同室を出て執務室へ。同42分、平野達男内閣府副大臣が入った。
 午後6時56分、平野氏が出た。
 午後6時57分から同7時47分まで、丹羽宇一郎駐中国大使、笹森清内閣特別顧問、杉山外務省アジア大洋州局長。同48分から同55分まで、笹森氏。同56分、執務室を出て、同57分、官邸発。同58分、公邸着。
 午後8時49分、枝野幸男、仙谷由人正副官房長官、民主党の岡田克也幹事長、安住淳国対委員長、玄葉光一郎政調会長、輿石東参院議員会長が入った。
 午後9時46分、全員出た。
 19日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月19日(木)0時26分

 

首相動静(5月17日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000000-jij-pol

時事通信 5月18日(水)0時7分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時5分、公邸発。同7分、国会着。同9分、院内大臣室へ。同17分、閣議開始。
 午前8時46分、閣議終了。同47分から同50分まで、枝野幸男官房長官。同52分、院内大臣室を出て、同53分、国会発。同55分、官邸着。同56分、執務室へ。
 午前8時57分から同9時16分まで、植松信一内閣情報官。
 午前10時19分、環境省の南川秀樹事務次官、寺田達志地球環境審議官、鈴木正規地球環境局長が入った。
 午前11時18分、全員出た。
 午前11時26分から同43分まで、民主党の安住淳国対委員長、斎藤勁国対委員長代理。同45分、執務室を出て、同46分、南会議室へ。シュワブ世界経済フォーラム会長と昼食。福山哲郎官房副長官、田坂広志内閣官房参与同席。
 午後0時33分、同室を出て、同34分、執務室へ。
 午後0時54分、執務室を出て、同55分、官邸発。同56分、国会着。同57分、衆院本会議場へ。同1時2分、衆院本会議開会。同16分、衆院本会議散会。衆院本会議場を出て、同17分、国会発。同19分、官邸着。同20分、執務室へ。
 午後1時27分から同2時5分まで、共産党の志位和夫委員長、市田忠義書記局長、穀田恵二国対委員長。福山官房副長官同席。
 午後2時6分から同19分まで、北沢俊美防衛相。
 午後3時10分から同19分まで、福山官房副長官。
 午後4時7分、執務室を出て、同8分、首相会議室へ。福山官房副長官、外務省の西宮伸一外務審議官、松富重夫中東アフリカ局長、八木毅経済局長、中尾武彦財務省国際局長、岡田秀一経済産業審議官が入った。
 午後5時6分、全員出た。首相会議室を出て、同7分、大会議室へ。原子力災害対策本部開始。
 午後5時30分、同本部終了。同室を出て、同31分、執務室へ。
 午後5時32分から同6時7分まで、中野寛成国家公安委員長、安藤隆春警察庁長官。同8分から同14分まで、中野寛成公務員制度改革担当相、藤巻正志国家公務員制度改革推進本部事務局長。同15分、中野寛成拉致問題担当相、三谷秀史拉致問題対策本部事務局長代理が入った。同18分、東祥三内閣府副大臣が加わった。同25分、中野、三谷両氏が出た。同29分、東氏が出た。
 午後7時から同54分まで、荒井聡民主党衆院議員。
 午後8時40分、執務室を出て、同41分、官邸発。同42分、公邸着。
 18日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月18日(水)0時26分

 

首相動静(5月16日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000000-jij-pol

時事通信 5月17日(火)0時7分配信
 午前7時39分、公邸発。同40分、官邸着。同41分、執務室へ。
 午前7時46分、福山哲郎官房副長官が入った。
 午前8時27分、福山氏が出た。
 午前8時50分、執務室を出て、同52分、官邸発。同53分、国会着。同55分、衆院第1委員室へ。同59分、衆院予算委員会開会。
 午後0時1分、衆院予算委休憩。同2分、衆院第1委員室を出て、同4分、国会発。同5分、官邸着。同6分、執務室へ。
 午後0時51分、執務室を出て、同52分、官邸発。同54分、国会着。同56分、衆院第1委員室へ。同1時、衆院予算委再開。
 午後5時1分、衆院予算委散会。同2分、衆院第1委員室を出て、同3分、国会発。同5分、官邸着。同6分、執務室へ。
 午後5時49分から同59分まで、河野雅治駐イタリア大使。
 午後6時20分、武藤栄東京電力副社長が入った。同41分、海江田万里経済産業相、細野豪志首相補佐官が加わった。
 午後7時11分、武藤氏が出た。
 午後8時42分、海江田、細野両氏が出た。
 午後9時、執務室を出て、同1分、官邸発。同2分、公邸着。
 17日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月17日(火)0時26分

 

首相動静(5月15日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000001-jij-pol

時事通信 5月16日(月)0時5分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前11時58分、安住淳民主党国対委員長が入った。
 午後0時44分、安住氏が出た。
 午後2時5分、仙谷由人官房副長官が入った。
 午後3時2分、仙谷氏が出た。同3分、細野豪志首相補佐官、寺田学民主党衆院議員が入った。
 午後4時11分、福山哲郎官房副長官が加わった。
 午後5時1分、寺田氏が出た。同18分、福山、細野両氏が出た。
 午後6時54分から同7時15分まで、クリストファー・ビーバッハー米国研究製薬工業協会会長、ジェズ・モールディング仏製薬大手サノフィ・アベンティス日本法人社長ら。福山官房副長官同席。
 午後8時45分、岡田克也民主党幹事長が入った。
 午後9時38分、岡田氏が出た。
 16日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月16日(月)0時26分

時事通信

 

首相動静(5月14日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000000-jij-pol

時事通信 5月15日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前10時、公邸発。同1分、官邸着。同2分、執務室へ。
 午前10時14分、執務室を出て特別応接室へ。同15分から同35分まで、佐藤雄平福島県知事。福山哲郎官房副長官同席。同室を出て、同36分、執務室へ。
 午前10時37分から同59分まで、福山官房副長官。同11時28分、執務室を出て、同29分、官邸発。同30分、公邸着。
 午前11時32分、作家の石川好氏、宮本雄二前駐中国大使、伊東信一郎全日空社長、大塚陸毅JR東日本会長、若宮啓文朝日新聞主筆が入った。福山官房副長官、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長同席。
 午後0時31分、全員出た。
 午後3時54分、公邸発。同55分、官邸着。同57分、大会議室へ。東日本大震災復興構想会議に出席。
 午後5時47分、同会議終了。同50分、同室を出て、執務室へ。
 午後6時57分、執務室を出て、同58分、官邸発。「福島第1原発で作業員が死亡されたが」に「本当に気の毒だと思う。原因が放射能被害かどうかしっかり確かめてもらいたいと思う」。同7時、公邸着。
 午後7時1分から同8時28分まで、古賀伸明連合会長。
 午後8時34分、公邸発。同43分、東京・赤坂の日本料理店「球磨川」着。孫正義ソフトバンク社長と食事。福山官房副長官同席。
 午後11時27分、同所発。同35分、公邸着。
 15日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月15日(日)0時26分

 

首相動静(5月13日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110514-00000000-jij-pol

時事通信 5月14日(土)0時6分配信
 午前7時47分、公邸発。同49分、国会着。同50分、院内大臣室へ。
 午前7時57分から同8時14分まで、犯罪対策閣僚会議。同18分、閣議開始。
 午前8時53分、閣議終了。同54分、院内大臣室を出て、同55分、国会発。同57分、官邸着。同58分、執務室へ。
 午前9時5分から同51分まで、福山哲郎官房副長官、寺田学民主党衆院議員。
 午前10時25分から同58分まで、福山官房副長官。
 午後0時44分、執務室を出て、同45分、官邸発。同47分、国会着。同49分、参院第1委員会室へ。同55分、参院予算委員会開会。
 午後5時8分、参院予算委散会。同9分、参院第1委員会室を出て、同10分、国会発。同13分、官邸着。同14分、執務室へ。
 午後5時58分、松本剛明外相、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午後6時50分、松本、杉山両氏が出た。
 午後6時56分から同7時45分まで、細野豪志首相補佐官。
 午後7時47分から同8時5分まで、福山官房副長官。
 午後8時20分、執務室を出て、同21分、官邸発。同22分、公邸着。
 14日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月14日(土)0時26分

 

首相動静(5月12日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000001-jij-pol

時事通信 5月13日(金)0時9分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時31分、公邸発。同33分、官邸着。同34分、執務室へ。
 午前9時39分、北沢俊美防衛相が入った。
 午前10時43分、北沢氏が出た。同44分、海江田万里経済産業相、松永和夫経済産業事務次官、細野哲弘資源エネルギー庁長官が入った。
 午前11時19分、全員出た。
 午前11時32分、執務室を出て、同34分、官邸発。同36分、公邸着。各府省政務官らと昼食。枝野幸男、福山哲郎正副官房長官同席。
 午後0時23分、公邸発。同25分、官邸着。同26分、執務室へ。
 午後0時52分、執務室を出て、同54分、官邸発。同56分、国会着。同57分、衆院本会議場へ。同1時3分、衆院本会議開会。同7分、衆院本会議散会。同8分、衆院本会議場を出て、同9分、国会発。同10分、官邸着。同11分、執務室へ。
 午後1時28分から同2時26分まで、仙谷由人、福山、滝野欣弥各官房副長官。同45分から同54分まで、福山氏、寺田学民主党衆院議員。同55分から同3時まで、植松信一内閣情報官。同1分、松本剛明外相、海江田経済産業相、西宮伸一外務審議官、細野資源エネルギー庁長官が入った。
 午後3時45分、全員出た。同46分から同55分まで、阿久津幸彦内閣府政務官。
 午後3時56分、鹿野道彦農林水産相が入った。
 午後4時36分、鹿野氏が出た。
 午後5時26分、執務室を出て小ホールへ。同27分から同6時14分まで、原発事故経済被害対応チーム関係閣僚会合。同15分、同ホールを出て執務室へ。
 午後7時9分、執務室を出て大会議室へ。同10分から同8時まで、社会保障改革に関する集中検討会議。同2分、同室を出て執務室へ。
 午後8時17分、執務室を出て、同18分、官邸発。同19分、公邸着。
 13日午前0時現在、公邸。来客なし。
(了)

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最終更新:5月13日(金)0時26分

 

首相動静(5月11日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000000-jij-pol

時事通信 5月12日(木)0時7分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時30分、公邸発。同32分、官邸着。同33分、執務室へ。
 午前10時44分、執務室を出て特別応接室へ。同45分から同11時5分まで、清川泰弘福島県双葉町議会議長ら。福山哲郎官房副長官、増子輝彦民主党参院議員同席。同7分、同室を出て南会議室へ。
 午前11時8分から同32分まで、松本幸英福島県楢葉町議会議長ら。福山官房副長官、金子恵美民主党参院議員同席。同33分、南会議室を出て官邸発。同34分、公邸着。各府省副大臣と昼食。枝野幸男官房長官、仙谷由人、福山両官房副長官同席。
 午後0時24分、公邸発。同25分、官邸着。執務室へ。
 午後0時41分から同1時6分まで、日本原子力産業協会の服部拓也理事長。細野豪志首相補佐官同席。
 午後1時51分から同2時48分まで、文部科学省の清水潔事務次官、森口泰孝文部科学審議官。
 午後2時49分、総務省の岡本保事務次官、小笠原倫明総務審議官、久元喜造自治行政局長、椎川忍自治財政局長、久保信保消防庁長官が入った。
 午後3時28分、全員出た。同42分から同55分まで、馬淵澄夫首相補佐官。
 午後3時58分から同4時25分まで、片山善博総務相、内山晃総務政務官。
 午後5時1分から同15分まで、川勝平太静岡県知事。細野首相補佐官同席。
 午後5時16分から同29分まで、平野達男内閣府副大臣、筒井信隆農林水産副大臣。同30分から同47分まで、玄葉光一郎国家戦略担当相、平野氏。
 午後6時3分、執務室を出て、同4分、官邸発。同18分、東京・麻布台の外務省飯倉公館着。各国の在京大使らを招いた会合に出席し、あいさつ。同31分、同所発。同39分、公邸着。同40分、渡部恒三民主党最高顧問が入った。
 午後7時44分、渡部氏が出た。
 12日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月12日(木)0時25分

 

首相動静(5月10日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000001-jij-pol

時事通信 5月11日(水)0時7分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前8時26分、公邸発。同28分、国会着。同29分、院内大臣室へ。
 午前8時42分、経済情勢に関する検討会合開始。
 午前8時57分、同会合終了。同9時4分、閣議開始。
 午前9時34分、閣議終了。同35分から同52分まで、閣僚懇談会。同53分、松本剛明外相、北沢俊美防衛相、枝野幸男官房長官が入った。
 午前10時23分、全員出た。同28分、院内大臣室を出て、同31分、国会発。
 午前10時39分、皇居着。東日本大震災の対応について天皇、皇后両陛下に説明。
 午後0時11分、皇居発。同20分、官邸着。同22分、執務室へ。同26分から同34分まで、細野豪志首相補佐官。
 午後0時45分から同1時まで、馬場有福島県浪江町長。福山哲郎官房副長官同席。同1分、執務室を出て大会議室へ。同2分、東日本大震災復興構想会議開始。
 午後2時7分、同会議を途中退席し、同8分、執務室へ。
 午後3時16分から同39分まで、細野首相補佐官。
 午後5時7分から同47分まで、寺田学民主党衆院議員。同49分、執務室を出て、同50分、記者会見室へ。同51分から同6時27分まで、記者会見。同室を出て、同28分、執務室へ。
 午後6時42分、枝野官房長官、仙谷由人官房副長官が入った。
 午後7時4分、枝野、仙谷両氏が出た。
 午後7時36分、執務室を出て、同37分、官邸発。同39分、公邸着。
 11日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月11日(水)0時7分

 

首相動静(5月9日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110510-00000000-jij-pol

時事通信 5月10日(火)0時6分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時27分、公邸発。同28分、官邸着。同29分、執務室へ。
 午後1時49分から同2時52分まで、環境省の南川秀樹事務次官、谷津龍太郎官房長、白石順一総合環境政策局長、鈴木正規地球環境局長、渡辺綱男自然環境局長。同53分から同3時7分まで、直嶋正行元経済産業相、田中慶秋衆院議員。
 午後5時15分から同39分まで、植松信一内閣情報官。
 午後5時40分から同52分まで、平野達男内閣府副大臣。
 午後6時54分、執務室を出て、同55分から同57分まで、報道各社のインタビュー。「浜岡原発停止についての受け止めを」に「中部電力が浜岡原発停止の要請を受け入れてくださったことは大変良かったと思っています」。同58分、官邸発。同7時10分、東京・赤坂の日本料理店「七福神環」着。松本龍防災担当相と食事。
 午後9時32分、同所発。同37分、公邸着。
 10日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」
震災対応で菅政権は機能しているのか?

最終更新:5月10日(火)0時25分

 

首相動静(5月8日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110509-00000000-jij-pol

時事通信 5月9日(月)0時5分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後1時2分、公邸発。
 午後1時12分、東京・八重洲のアンテナショップ「福島県八重洲観光交流館」着。視察、買い物。同30分から同33分まで、同所で報道各社のインタビュー。「風評被害も補償対象か」に「風評被害を含めて責任があるものはちゃんと補償すべきだ」。同34分、同所発。同43分、官邸着。同44分、執務室へ。
 午後1時59分、執務室を出て南会議室へ。同2時1分から同3時52分まで、喜多埜裕明ヤフー常務執行役員、小林正忠楽天常務執行役員、藤沢久美ソフィアバンク副代表らと懇談。辻元清美首相補佐官、田坂広志内閣官房参与同席。同53分、同室を出て執務室へ。
 午後5時2分、執務室を出て、同4分、官邸発。同5分、公邸着。同6分、斎藤勁民主党国対委員長代理が入った。
 午後5時37分、斎藤氏が出た。同38分、作家の石川好氏が入った。
 午後6時11分、石川氏が出た。
 午後8時37分、岡田克也民主党幹事長が入った。同55分、枝野幸男官房長官が加わった。同9時2分、輿石東民主党参院議員会長が加わった。
 午後10時、枝野、輿石両氏が出た。同12分、岡田氏が出た。
 9日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」
震災対応で菅政権は機能しているのか?

最終更新:5月9日(月)0時25分

 

首相動静(5月7日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110508-00000001-jij-pol

時事通信 5月8日(日)0時4分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時59分、福山哲郎官房副長官、河相周夫官房副長官補、西宮伸一外務審議官、八木毅外務省経済局長、岡田秀一経済産業審議官が入った。
 午前11時37分、全員出た。
 午後1時、松本剛明外相、福山官房副長官、河相官房副長官補、梅本和義外務省北米局長が入った。
 午後1時57分、全員出た。
 午後2時47分、東祥三内閣府副大臣が入った。
 午後3時21分、東氏が出た。
 午後6時26分、枝野幸男官房長官、福山、滝野欣弥両官房副長官、細野豪志首相補佐官、原勝則内閣総務官が入った。
 午後7時28分、細野氏が出た。
 午後7時42分、滝野、原両氏が出た。同46分、枝野、福山両氏が出た。同47分、五十嵐敬喜内閣官房参与が入った。
 午後11時9分、五十嵐氏が出た。
 8日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月8日(日)0時25分

 

首相動静(5月6日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110507-00000001-jij-pol

時事通信 5月7日(土)0時11分配信
 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時27分、公邸発。同28分、官邸着。同29分、執務室へ。
 午前10時、執務室を出て、同1分、閣僚応接室へ。同2分、閣議室へ移り閣議開始。同9分、閣議終了。
 午前10時15分、同室を出て、大会議室へ。同16分から同11時34分まで、緊急災害対策本部と原子力災害対策本部。同35分、同室を出て、同36分、執務室へ。
 午後0時18分、執務室を出て、首相会議室へ。内閣府の東祥三、平野達男両副大臣、松下忠洋経済産業副大臣、阿久津幸彦内閣府政務官、吉田泉財務政務官、国土交通省の市村浩一郎、津川祥吾両政務官が入った。
 午後0時55分、全員出た。同58分、海江田万里経済産業相、福山哲郎官房副長官が入った。午後1時4分、細野豪志首相補佐官が加わった。
 午後1時33分、全員出た。同52分から同2時40分まで、国土交通省の竹歳誠事務次官、佐藤直良技監、宿利正史、増田優一両国土交通審議官、北村隆志総合政策局長。
 午後2時46分から同3時47分まで、農林水産省の本川一善官房長、今井敏生産局長、皆川芳嗣林野庁長官。
 午後3時49分から同4時16分まで、北沢俊美防衛相。
 午後4時32分、海江田経済産業相、福山官房副長官が入った。同36分、細野首相補佐官が加わった。
 午後4時47分、仙谷由人官房副長官が加わった。同5時46分、海江田、仙谷両氏が出た。
 午後6時15分、福山、細野両氏が出た。同20分から同30分まで、寺田学民主党衆院議員。
 午後7時9分、執務室を出て、同10分、記者会見室へ。同11分から同19分まで、記者会見。海江田経産相同席。同20分、同室を出て、同21分、執務室へ。
 午後8時9分、執務室を出て、同11分、官邸発。「久々の夜の外出ですが」に「まあ少し、いろいろな話をしようかと思ってね」。同14分、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京着。同ホテル内の中国料理店「花梨」で仙谷官房副長官と食事。
 午後10時26分、同ホテル発。同31分、公邸着。「久しぶりの夜の外食はいかがでしたか」に「いろいろな話ができて良かったよ」。
 7日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月7日(土)0時25分

 

首相動静(5月5日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110506-00000000-jij-pol

時事通信 5月6日(金)0時5分配信
 午前9時56分、松本剛明外相が公邸に入った。
 午前10時25分、松本氏が出た。同26分、松本氏、福山哲郎官房副長官、別所浩郎外務審議官、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が入った。
 午前11時25分、松本、別所、杉山各氏が出た。同57分、福山氏が出た。
 午後0時57分、松本外相、福山官房副長官、小寺次郎外務省欧州局長が入った。
 午後1時33分、全員出た。同34分から同2時まで、松本外相、福山官房副長官、岡田秀一経済産業審議官、外務省の小寺欧州局長、八木毅経済局長。
 午後2時1分から同41分まで、松本外相、福山官房副長官、杉山外務省アジア大洋州局長。同54分、細川律夫厚生労働相、与謝野馨経済財政担当相、峰崎直樹内閣官房参与が入った。
 午後3時59分、全員出た。
 6日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月6日(金)0時25分

 

首相動静(5月4日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110505-00000001-jij-pol

時事通信 5月5日(木)0時7分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後1時1分、公邸発。
 午後1時40分から同2時28分まで、随行車内で福山哲郎官房副長官。同29分、埼玉県加須市の県立旧騎西高校着。同31分から同34分まで、同所内の双葉町役場執務室で町職員を激励。
 午後2時35分から同3時10分まで福島県双葉町の井戸川克隆町長、埼玉県の上田清司知事、同県加須市の大橋良一市長と同所内で懇談。
 午後3時11分から同7時23分まで、同所内の避難所を視察。
 午後7時24分から同29分まで、同所内で報道各社のインタビュー。「5時間の視察を終え感想を」に「本当にご苦労いただいていることが身に染みて分かった」。同30分、同所発。
 午後8時49分、公邸着。
 5日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月5日(木)0時25分

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000460-yom-pol

 

首相動静(5月3日)

時事通信 5月4日(水)0時6分配信
 午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前中は来客なく、公邸で過ごす。
 午後0時18分、公邸発。同26分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の中国料理店「星ケ岡」で伸子夫人ら家族と食事。
 午後1時41分、同所発。「震災後初めての外食だが、どうだったか」に「おふくろとね、3人でゆっくりしました」。同49分、公邸着。
 4日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月4日(水)0時6分

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首相動静(5月2日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000002-jij-pol

時事通信 5月3日(火)0時5分配信
 午前6時52分、公邸発。同53分、官邸着。同54分、執務室へ。同7時、福山哲郎官房副長官、寺田学民主党衆院議員が入った。
 午前8時7分、福山、寺田両氏が出た。同20分、執務室を出て、同21分、官邸発。同23分、国会着。同25分、参院第1委員会室へ。同30分、参院予算委員会開会。
 午前10時31分、参院予算委休憩。同11時4分、参院予算委再開。
 午前11時52分、参院予算委散会。同53分、参院第1委員会室を出て、同55分、国会発。同56分、官邸着。同57分、執務室へ。
 午後0時6分、執務室を出て、首相会議室へ。
 午後0時7分、原中勝征日本医師会会長、藤田幸久民主党参院議員が入った。同35分、藤田氏が出た。同56分、原中氏が出た。同57分、首相会議室を出て執務室へ。同1時、与謝野馨経済財政担当相が入った。
 午後1時24分、与謝野氏が出た。
 午後1時40分、福島県の内堀雅雄副知事が入った。福山官房副長官同席。
 午後1時53分、内堀、福山両氏が出た。
 午後2時7分、岡田克也民主党幹事長が入った。
 午後2時16分、仙谷由人官房副長官が加わった。同38分、岡田氏が出た。同47分、仙谷氏が出た。同48分、執務室を出て、同49分、官邸発。同51分、国会着。同54分、院内大臣室へ。同3時6分、同室を出て、同8分、参院本会議場へ。同11分、参院本会議開会。
 午後3時28分、参院本会議を途中退席し、同30分、院内大臣室へ。
 午後3時51分、院内大臣室を出て、同58分から同4時18分まで、参院の西岡武夫、尾辻秀久正副議長、鈴木政二議院運営委員長、与野党各会派にあいさつ回り。野田佳彦財務相、枝野幸男官房長官同行。同19分、国会発。同21分、官邸着。同22分、執務室へ。同32分、執務室を出て、同33分、閣僚応接室へ。同34分、閣議室に移り、閣議開始。
 午後5時7分、閣議終了。同8分、閣議室を出て執務室へ。
 午後5時9分から同26分まで、北沢俊美防衛相、枝野官房長官、防衛省の中江公人事務次官、折木良一統合幕僚長。
 午後5時35分から同6時まで、植松信一内閣情報官。
 午後7時57分、執務室を出て、同58分、官邸発。「4日の埼玉県加須市の視察では何に重点をおくか」に「避難されている皆さんの声を聴くことだ」。同59分、公邸着。
 3日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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最終更新:5月3日(火)0時25分

 

首相動静(5月1日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110502-00000000-jij-pol

時事通信 5月2日(月)0時3分配信
 午前6時1分から同7時11分まで、福山哲郎官房副長官、寺田学民主党衆院議員。
 午前8時41分、公邸発。同43分、国会着。同45分、参院第1委員会室へ。同54分、参院予算委員会開会。
 午前11時52分、参院予算委休憩。同53分、参院第1委員会室を出て、同55分、国会発。同57分、官邸着。同58分、執務室へ。
 午後0時48分、執務室を出て、同50分、官邸発。同52分、国会着。同53分、参院第1委員会室へ。同1時、参院予算委再開。
 午後4時35分、参院予算委散会。同36分、参院第1委員会室を出て、同38分、国会発。同40分、官邸着。同41分、執務室へ。
 午後5時56分から同6時17分まで、滝野欣弥官房副長官。同39分、執務室を出て、同40分、官邸発。同42分、公邸着。
 2日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

最終更新:5月2日(月)0時3分

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 以下、資料として採録。

首相はマネジメント能力がない =危機の時のリーダーは小沢さん=
 -民主・川内博史衆院科技委員長インタビュー-
http://www.jiji.com/jc/v?p=politician-interview_kawauchi_hiroshi-01&rel=y&g=phl

10877567 川内博史 インタビューに答える民主党の川内博史衆院科学技術特別委員長(東京・永田町) 【時事通信社】

 民主党の川内博史衆院科学技術特別委員長は5月19日までに時事通信のインタビューに応じた。川内氏は菅直人首相の東日本大震災や福島第1原発事故の対応を厳しく批判。首相には「マネジメント能力がない」などとして退陣を要求した。発言要旨は次の通り。

 -首相の大震災、原発対応のどこが問題か。

 菅さんの政治は要するにパフォーマンス政治だ。格好だけ。被災者や国民に語るべきビジョンを何ら持ってない。支持率を上げようとパフォーマンスに終始している。また、財源がないという「神話」に踊らされて、大震災を理由に増税を図ろうとし、自民党には大連立を働き掛けた。その手法を姑息だと国民は見ている。
 福島県内の学校における放射線量の暫定基準値について、政府は年間被ばく量20ミリシーベルトまで大丈夫だと発表した。通常、われわれが生活しているのは年間1ミリシーベルトだ。一方、年間20ミリシーベルトに達する恐れのある地域は「計画的避難区域」とした。子どもは20ミリシーベルトまで校庭で遊んでも大丈夫だと言いながら、もう一方は20ミリシーベルトになるから避難しなさいと言う。もう、ばらばらだ。首相にはマネジメント能力がない。だから早く代わってくださいと言っている。

 -首相が大震災翌日に被災地や福島第1原発を視察した初動対応については。

 視察することで自分をアピールしようとしたのだろう。福島第1原発が重大な事態となり、早急な対応が求められていたとき、やるべきことは分かっていた。全電源が喪失し、冷却システムが動かないとき、首相がやることは現場に行くことではない。(格納容器の蒸気を外部に放出する)「ベント」を指示し、市町村にはベントでどのくらいの量の放射性物質が出るかなどをきちんと周知し、防護対策を取らせるべきだった
 3月15、16日に最も大量の放射性物質が出ている。広島型原爆でいうと20個分の放射性物質。15日には2号機が(格納容器の)高濃度の放射性物資を外部に放出する「ドライベント」を行っている。そういう時になぜきちんと関係自治体と情報を共有し、ベントの前に住民を避難させないのか、理解に苦しむ。(続く)

 

SPEEDI「自分のために使った」? =民主・川内博史衆院科技委員長(2)=
http://www.jiji.com/jc/v?p=politician-interview_kawauchi_hiroshi-02

【その2】 前ページから続く

10870881 川内博史 首相官邸に届いた緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の予測図。2011年5月19日 【時事通信社】

 -5月以降、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の未公表データが公表されるようになったが。

 政府は事故発生直後から約1週間、放射性物質が激しくふりそそいでいた一番大事な時期にデータを隠していた。これは法律違反だ。新たに分かったことは、3月11日から16日までの間、首相官邸に上がったSPEEDIの放射性物質の拡散予測図は1枚だけということだ。3月12日午前3時から6時までの間、1号機をベントした場合、放射性物質が全て海に向かうという予測図だった。文部科学省が経済産業省原子力安全・保安院に出し、保安院から首相官邸にファクスで送られたという。官邸の誰が予測図を見たかは分からない。官邸の危機管理センターにはSPEEDIの予測図を受け取る端末もなかったから、ファクスで送ったという。保安院と文科省から聞いたことだ。ちょうど首相の(被災地や原発の)視察を控えていた時だ
 結局、さまざまに細かく定められている(原発事故対応の)マニュアルが一切機能しなかった。官邸の対応はお粗末だ。官邸はSPEEDIの情報をもしかしたら知らなかったかもしれない。何を基に避難区域を判断したのか。何のデータも得ず、思い込みで判断したのではないか。風上から風下に逃げて被ばくした住民もいっぱいいる。首相はSPEEDIを自分のためには使ったが、住民のためには使わなかったのではないか。ものすごく深刻な話だ

 -浜岡原発停止の首相の決断は評価するか。

 当然の決断。エネルギー政策を根本から議論し、エネルギー計画、科学技術総合計画も見直し、エネルギーで経済をどう支えていくかという決断があれば、評価に値する。浜岡停止は極めて当たり前の話。「浜岡を停止する、格好いいだろ」という感じで言ったのではないか。(続く)

 

土壌汚染、一部チェルノブイリ並み…専門家推計
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000075-yom-sci

読売新聞 5月25日(水)0時52分配信
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質の土壌汚染が、福島県の一部の地域で、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同程度とする推定結果を河田東海夫(とみお)・原子力発電環境整備機構フェローがまとめた。

 24日の国の原子力委員会で報告された。河田フェローは、文部科学省が実施している放射線量の測定結果などをもとに、同原発周辺の土壌に含まれる放射性セシウムの量を推計した。チェルノブイリ事故で強制移住の基準となった1平方メートルあたり148万ベクレル以上の高濃度の汚染地域は、飯舘村と浪江町の一部など約600平方キロ・メートルに達するとの結果が出た。

 今後の対応として、河田フェローは、「広域な汚染マップを作るとともに、住民が戻るための大規模な土壌修復計画が必要だ」と指摘している。

最終更新:5月25日(水)0時52分

読売新聞

 

危機の時のリーダーは小沢さん =民主・川内博史衆院科技委員長(3)=
http://www.jiji.com/jc/v?p=politician-interview_kawauchi_hiroshi-03

【その3】 前ページから続く

 -山岡賢次副代表らの勉強会「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」は事実上「菅降ろし」の動きと見られているが、震災対応最中の政局的な活動には批判も多い。山岡氏らと今後どう動くのか。

 「総調和の会」の議員の思いは共通していると思う。危機だからこそ真のリーダーを選ばなければならない。「こんな時に何をやっているんだ」「次の首相が誰がいるんだ」という批判は、菅さんを応援するメッセージにしかならない。菅政権応援団の発言だ。
わたしは、危機の時は真のリーダーが生まれると信じている。まず、菅さんには降りていただく。なぜなら国のリーダーとしてふさわしくないからだ。真のリーダーが自然と生まれ、その人の下に結束して、復旧・復興、原発対策に当たるべきだ。私は小沢一郎さんこそが危機の時のリーダーにふさわしいと思う。こういう時こそ小沢さんに首相を任せ、私はそれを全力で支えたい。復興財源に特別会計財源を使うよう財務省に指示し、米国に(米軍普天間飛行場の移設先について)辺野古は不可能と伝え、原発によらないエネルギー計画を確立してほしい

 -小沢氏は刑事被告人という立場で、現実に首相は難しいのではないか。

 私自身は、小沢さんは刑事被告人だが、無罪になると確信している。首相になる資格を十分持っていると思う。

 

「20分訪問」反発招き…首相、5時間滞在
読売新聞 5月4日(水)21時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000460-yom-pol

2011050400000460yom0005view 拡大写真
避難所を訪問し、井戸川双葉町長(右端)らとの懇談で、あいさつを終え一礼する菅首相=代表撮影

 菅首相は4日、東京電力福島第一原子力発電所のある福島県双葉町の住民ら約1200人が集団避難している埼玉県加須市の旧埼玉県立騎西高校で井戸川克隆町長と会談し、町民の帰宅の可否や時期などを年明けに判断する考えを伝えた。

 首相は「東電の工程表が予定通りに進めば年明けには一定の安定状況になる。その時点でモニタリングの結果を含め、それぞれの地域がどういう形で戻れるか判断する」と述べた。

 その後、首相は町民と懇談し、要望を聞いた。町長との会談を含め1時間だった滞在予定は約5時間に及んだ

 首相は4月に別の避難所を訪問した際、避難住民とのやりとりを20分ほどで切り上げようとして反発を招いた経緯がある。

最終更新:5月4日(水)21時27分

 

首相が姑息な延命策 6・22閉会を画策
2011/05/03 01:02
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/505220/

 政府・民主党は2日、平成23年度第1次補正予算の成立を受け、6月22日までの通常国会の会期を延長せず、東日本大震災の本格的な復興策を盛り込む平成23年度第2次補正予算案を次期臨時国会に先送りする方向で調整に入った。狙いは衆院での内閣不信任案可決による「菅降ろし」のシナリオの封印にある。震災復興よりも自らの延命を優先させる菅直人首相の姑息(こそく)な手法に与野党の不信はますます強まる公算が大きい。(加納宏幸)

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記事本文の続き 2次補正の先送り方針は複数の民主党幹部が明らかにした。執行部の一人は「2次補正の編成が終わるのは7月になる。通常国会は延長せずお盆明けの8月中旬に臨時国会を開く」と打ち明けた。

 理由として、復興構想会議が6月末をめどに第1次提言を取りまとめる上、社会保障と税の一体改革の政府・与党案も6月中の取りまとめを目指しており、2次補正の編成作業などに時間がかかることを挙げた。

 この方針を裏付けるように、岡田克也幹事長は2日の記者会見で2次補正の提出時期について「現時点では何も決まっていない」と言葉を濁した。野田佳彦財務相も参院予算委で「復興構想会議の青写真を踏まえ、なるべく早く提出したいが確たることは言えない」と明言を避けた。

 だが、復興構想会議の提言などは言い訳にすぎない。1次補正で国債を発行せず基礎年金の国庫負担2分の1を維持するための「埋蔵金」2兆4897億円を充てたことにこそ、首相の“真意”を読み解くヒントがある。

 「あえて年金財源に穴を開けたのは税制抜本改革を推し進める踏み絵にするためなのか。政権運営を優先させる姑息な対応は震災に乗じた火事場泥棒だ!」

 2日の参院予算委で、公明党の石川博崇氏は政府の対応をこうなじった。2次補正の財源問題と一体改革を結びつけることで野党を協議に引き込もうという意図が透けてみえたからだ。

 そもそも自民、公明両党が1次補正への賛成に転じた契機は、民主党が29日に子ども手当などマニフェスト(政権公約)の見直しに着手することで3党合意に応じたからだ。

 ところが、これが罠(わな)だった。合意文には年金財源の欠損に関し「2次補正予算案編成の際、見直しも含め検討する」との文言が練り込まれていた。つまり2次補正の財源に関する与野党協議は「合意済み」とも読み取れるのだ。

 首相はもともと、今国会を大幅延長し、2次補正まで成立させる算段だった。10兆円規模の復興策をちらつかせれば自公両党は与野党協議のテーブルにつくと考えたからだ。

 ところが、東京電力福島第1原発事故対応での迷走を受け、自公両党で「2次補正編成は『菅抜き』が前提」との声が高まった。

 「このままでは連休明けにも退陣を迫られかねない」。そう考えた首相は、2次補正を先送りし、財源に関する与野党協議で時間稼ぎを画策した。その最中に国会を閉じてしまえば内閣不信任案を回避できると考えたわけだ。

 だが、この姑息さが野党の反発を強めた。

 「政府が責任を果たさないまま会期を終え、2次補正を出さないことは許されない。会期中に出すかが一つの試金石になる」

 国会閉会シナリオを知った公明党の山口那津男代表は2日、記者団を前に語気を強めた。自民党の衛藤晟一(せいいち)参院議員は参院本会議で首相にこう迫った。

 「あなたは復興にとり有害無益だ。一刻も早く退場してもらいたい。首相退陣が復興の第一歩だ!」

 

見透かされた首相の限界
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000063-san-pol
産経新聞 5月4日(水)7時56分配信
【from Editor】

 東日本大震災の復興財源に関連し、国会で「復旧・復興と財政再建までやれれば政治家として本望だ」と答弁した菅直人首相をみて、ふと半世紀前の池田勇人元首相(昭和35~39年在職)のある言葉を思い出した。池田元首相といえば、10年間で国民経済の規模を実質価値で倍増する目標の下に政策を総動員する国民所得倍増計画を掲げたことで知られる。今でいう成長戦略のようなものだ。

 池田元首相が、その看板政策につながる月給2倍論を最初に訴えた際、高名な経済学者の都留重人氏らから批判を浴びた。都留氏は月給が2倍にならなければ「挂冠(けいかん)(=官職を辞める)」するよう要求。これに対して池田元首相はこう反論した。「挂冠どころか、一生をかけている政治家をさえ辞めるくらいの決意をもっている」

 池田元首相がここまで大見えを切った背景には、ブレーンのエコノミスト、下村治氏による理論的な裏付けがあった。日本経済は終戦後の混乱期を脱して勃興期に向かうというのが下村理論の基本認識。一方の都留氏ら名だたる経済論客は高度成長自体に懐疑的だった。結局、その後の経済は所得倍増計画以上の高い成長を遂げ、日本は経済大国へと突き進んだ。

 そんな経済史の一場面と比べたとき、「政治家の本望」と語る菅首相の言葉からは池田元首相ほどの決意も自信も感じ取れない。東京電力福島第1原子力発電所事故などへの対応で後手に回り、消費をさらに冷え込ませかねない、前のめりの増税シナリオで混迷を深める政権の姿をみれば、場当たり的という印象ばかりが強まる。

 実際、震災で大きな打撃を受けた経済界の見方は厳しい。4月27日付で掲載した本紙の主要企業115社アンケートでは菅政権を評価する回答はわずか2%で、震災対応の遅さを批判する声が続出した。日本経団連の米倉弘昌会長も震災後の不安や混乱の元凶は首相らの「間違った陣頭指揮」にあると語り、その指導力を完全に否定した。経団連トップからここまで酷評される首相も珍しい。

 最近は被災地企業の復旧もある程度は進み、生産再開の動きも出ている。だが、メーカーの部品調達難は相変わらずで、震災前の生産水準とはほど遠い。大切なことは、速やかな震災復旧と、新たな成長につながる、その後の復興をいかに果たすかだ。その展望が開けないようでは萎縮した消費者心理も回復しないが、経済界は首相の限界を確実に見透かしている。(副編集長 長谷川秀行)

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疑心暗鬼で迷走する「菅降ろし」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7101&rel=y&g=phl
10787343 Foresightコンテンツ 衆議院本会議で厳しい表情を見せる菅直人首相=2011年4月30日、東京・国会・衆院本会議場【時事通信社】

 東日本大震災への拙劣な対応によって、菅直人首相は野党だけでなく、身内の民主党内からも見放された。そんな状況下にあって、与野党の実力者の中で唯一、菅首相の援護に回っているのが、与党の一角を占める国民新党の亀井静香代表である。

 亀井氏は大震災発生以前の段階から、菅内閣の危機的状況をみかねて、与野党参加の救国内閣の樹立を提唱していた。大震災後はさらにその主張に拍車をかけ、国難を乗り切るための復興実施本部の設置を呼びかけてきた。実施本部の本部長には菅首相、本部長代行には亀井氏が就任して、与野党の首脳級が顔をそろえてオールジャパン体制をつくるのだという。

 だが、各党の態度は厳しかった。4月18日夜、亀井氏は自民党の大島理森副総裁、石原伸晃幹事長と都内のホテルで会談した。大島、石原両氏は亀井氏の提案について、一考の余地があるとして、すぐに拒否はしなかった。だが、ひとつだけ強く言い返した点がある。菅首相の資質についてである。
「首相が本気なのかどうか。それが伝わってこなければ、こちらは『はい、そうですか』とは言えない」

 そして、大島氏はこう付け加えた。
「正直言って、菅さんは信用できない」

 また、大島氏はこれまで接触を重ねてきた民主党の仙谷由人官房副長官に対しても、念を押すように自分の意向を伝えた。 「自民党は菅直人と一緒に沈没するつもりはない」

 一方、公明党では菅政権への協力についてやや柔軟な態度を示してきたのが山口那津男代表である。だが、山口氏はあまりの菅首相の不人気をみて周辺にこう漏らした。
「あの人には徳がなさ過ぎるよ」

「菅さんはダメだ」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7102

10727145 東日本大震災復興構想会議の初会合であいさつする菅直人首相。左隣は五百旗頭真議長=2011年4月14日、東京・首相官邸【時事通信社】

 翌19日、亀井氏はみんなの党にも復興実施本部の設置をもちかけた。前日の亀井氏と自民党とのやりとりを聞き知っていたみんなの党の江田憲司幹事長は復興実施本部設置について、こんなふうに難色を示した。
「提案は党内で真摯に検討します。ただ、自民党が首相を信用できないというのも分かる。あながち嘘じゃない」

 結局、亀井氏の救国内閣構想にしろ復興実施本部設置にしろ、あるいは以前からある民主、自民両党の大連立構想にしろ、その実現の足かせになっているのは菅首相の存在なのである。

 みんなの党に噛みつかれた亀井氏は会談の最後に、こう言わざるを得なかった。
「菅さんはダメだ。それは分かる。だが、被災民には罪がない。何とか協力してもらえないか」

 亀井氏とその他の人々の考え方の違いは、菅首相に能力がないから支えなければならないと思うか、能力がないなら交代させなければならないと思うか、という点にすぎない。なんのことはない。亀井氏本人も菅首相には国家的な危機を乗り切る力がないことを認めているのである。

 いずれにしても、みんなの党の渡辺喜美代表は22日の記者会見で実施本部参加拒否を明言し、自公両党も25日に幹事長、国対委員長会談を開いて不参加を申し合わせた。

亀井氏「首相擁護」の狙いは?
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7103

10602884 東日本大震災の発生から2日後の3月13日、菅直人首相との会談を終えた国民新党の亀井静香代表=2011年3月13日、東京・首相官邸【時事通信社】

 ところで、亀井氏がこれほど菅首相擁護に回っていることに対して、政界ではさまざまな憶測が飛び交っている。

 亀井氏に批判的な議員からは、「復興利権にありつこうとしている」との指摘もある。推測の域を出ない話だが、たしかに、亀井氏は建設相や運輸相を歴任しており、業界とパイプがある。亀井氏ほどの海千山千の議員ならば、復興総額が数十兆円から百兆円にも及ぶと言われる大震災対策に首を突っ込もうとするのではないかという読みをする議員がいてもおかしくはない。

 ただ、復興実施本部に関する亀井氏との会談があった18日、自民党幹部はまったく別の見方を記者団に示した。
「亀井さんは、自分が総理大臣になろうとしているんだよ」

 亀井氏の構想によれば、実施本部の本部長には菅首相が就任し、本部長代行に亀井氏が就任することになっている。このため、実施本部の設置は菅首相延命の材料にはなったとしても、亀井氏の首相就任にはつながらないように見える。

 だが、この自民党幹部は「だから、亀井さんだって復興実施本部がうまくいくとは思ってないんだろう」と解説する。

 その分析はこうだ。復興実施本部はどうせ自公両党の反対でうまくいかない。すると、早晩、菅政権は崩壊する。しかし、ポスト菅政権の枠組みは見えない。首相が交代しただけで民主党政権が存続するのか、民自連立政権ができるのか、民主党が菅支持派と不支持派に分裂して新たな与党が形成されるのか。そうした激動の中で、キャスティングボートを握れるのは、与党にも野党にもパイプがあり、なおかつ菅支持派にも不支持派にも通じている人物である。亀井氏は今回の一連の与野党調整作業をへて、菅首相なき後の政界でそういう独特なポジションを得ようとしている――。こんなふうに、この自民党幹部は読むのだ。

「読み過ぎ」の末に……
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7104

10613584 菅直人首相との会談を終え、官邸を出る民主党の小沢一郎元代表=2011年3月19日午前、東京・首相官邸【時事通信社】

 亀井氏が実際にそんな思惑を持っているかどうか分からない。そんな政界遊泳術がうまくいくともかぎらない。

 しかし、自民党幹部がこんなややこしい読みをすること自体が、今の政界を象徴している。つまり、今の永田町では、この幹部だけでなく多くの議員が菅首相退陣以降の政界の構図を読みに読んでいる、そして過剰に読み過ぎた結果、誰が味方で誰が敵なのかが分からない状況に陥っている。

 4月10日の統一地方選前半戦の投票終了後、民主党中間派の派閥幹部と中堅議員に相次いで誘いの電話が入った。
「そちらから声を上げてくれませんか。そうしたら、こっちも行動を開始します」

 電話の相手は、民主党の小沢一郎元代表の側近と言われる人物である。「声を上げる」とは、菅首相退陣を主張してくれないかという意味である。

 誘われた2人は、もともと菅首相に批判的な人物であり、「菅降ろし」には大賛成だった。だが、2人は躊躇した。相手が小沢氏の息のかかった人物であり、小沢氏を本当に信用できるかどうか不明だったからだ。
「はしごをはずされたら野垂れ死にだ」

 菅首相退陣論をぶち上げるのは簡単なように見えるが、実際には政治生命を賭けた行動である。菅首相はあくまでも民主党のトップなのであり、首相に対する反逆行為はかなりの冒険だ。小沢系議員が賛同の声を上げてくれなければ自分だけが干上がる。本当に小沢氏が援護射撃してくれるのかを心配するのは当たり前である。

両刃の剣の「小沢カード」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7105

10768065 「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」の初会合であいさつする鳩山由紀夫前首相(左)。右は民主党の山岡賢次副代表=2011年4月26日、東京・永田町の衆議院第1議員会館【時事通信社】

 また、鳩山由紀夫前首相に近いベテラン議員は、「菅降ろし」を進めるために、水面下で賛同者を集めていたところ、同じように小沢系議員から接触があった。仲間が増えたと喜んでもいいようなものだが、この議員は行動をいったん中断することにした。仲間の議員から「あなたの背後には小沢さんがいるのではないか」と疑われたからだ。

 26日には、小沢氏と近い山岡賢次副代表や鳩山氏らを中心とした民主党議員による「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」(総調和の会)が発足し、初会合に60人以上の議員が出席した。その狙いは菅首相への退陣要求である。また、この他にも反菅首相系の議員グループが次々と動きを開始している。だが、これらの会合の背後にも小沢氏の影がちらついている。

 民主党内は小沢氏を嫌う多くの議員が今も厳然として存在する。小沢氏との連携は、党内最大勢力である小沢系議員の「数の力」をあてにできるという半面、反小沢系議員の離反を招くという意味で、両刃の剣である。

 小沢氏に対する微妙な空気は別として、これらのエピソードで分かるのは、今、民主党内では、誰の背後に誰がいるとか、この動きの裏には誰がいるとか、そんな疑心暗鬼が充満していることだ。その原因ははっきりしている。そうした動きがすべて、菅首相の次の首相を誰にするのかという動きと直結するからである。誰が「菅降ろし」を主導し、誰と誰が組むのかが次期首相レースを決定する大きな要因になるのだ。

 民主党だけではない。自民党も状況は同じだ。自民党は内閣不信任決議案提出の方針を固めながらも、なぜか党幹部の発言が煮え切らない。逢沢一郎国対委員長は4月14日の時点では、不信任案の提出について、「行動を起こさないわけにはいかない」と強気だった。しかし、1週間後の21日になると、「菅政権はなんか安定してきた。いや、安定とまでは言わんけど、低空飛行で安定というか、政局は凪だしなあ」と、周囲に弱音を漏らし始めた。

自民が恐れる「民公連立」
http://www.jiji.com/jc/v?p=foresight_7106

10687993 菅直人首相と会談後、記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=2011年4月5日、東京・首相官邸【時事通信社】

 こうした何とも曖昧模糊とした空気には、民主党内の情勢が読めないことが大きく影響しているが、もうひとつ理由がある。内閣不信任案が成功して、本当に菅首相を退陣に追い込んでしまった後に、自民党にとって困ったことが起きるかもしれないのだ。

 菅首相周辺はこう言う。
「要するに、自民党が恐れているのは、菅が退陣して次の首相が民主党から選ばれたら、民主党と公明党が連立する可能性が出てくることでしょ」

 もともと公明党は、政策的には自民党よりも民主党に近い。その公明党がこれまで民主党と手を組めなかったのは、(1)不人気な菅首相とは連携したくなかった(2)小沢氏とは距離を置きたかった(3)統一地方選までは、自民党との協力関係を壊したくなかった――ことなどが理由だろう。

 統一地方選は終わった。あとは、菅首相が退陣し、後継首相の人選で民主党内が小沢系議員と反小沢系議員の争いになり、負けた小沢系議員が出て行けば、民公連立内閣に向けてジグソーパズルの最後のピースが完成する。民公連立内閣は現内閣よりも強固になる可能性がある。

 ただし、自民党内では菅首相抜きの民自公大連立内閣を目指す動きもある。さらに、社民党や国民新党、たちあがれ日本、みんなの党などの動向を組み合わせると、複雑すぎて誰にも先が見通せない。各党が疑心暗鬼に陥る中で、漁夫の利を得た菅首相が数年先まで続投する可能性さえあるのだ。

 5月2日に東日本大震災復旧・復興の第1弾となる2011年度第1次補正予算が成立。これをもって、政局激動の幕が切って落とされる。どんな組み合わせの内閣ができても、どんな人間が首相に就任してもおかしくない。それが今の政治状況である。

 

広がり欠く「菅降ろし」=民主内、不満増幅も【時事】
  http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011050200718&rel=y&g=pol
 
 東日本大震災の復旧対策を盛った2011年度第1次補正予算が成立し、自民党は後半国会で菅直人首相への退陣要求を強める構えだ。しかし、肝心の民主党 内では「菅降ろし」の動きにブレーキがかかっている。震災復興が依然最優先となる中で党内抗争に突き進むことにためらいがあるのに加え、有力な「ポスト 菅」候補が不在という事情も影響している。
 ◇強気の首相
 「私は首相の立場で、内閣全体としてしっかり大震災という国難に対応したい」。首相は2日の参院予算委員会で、本格的な復興に向けた第2次補正予算案の編成などを念頭に、政権運営に改めて意欲を示した。
 震災対応が内外から批判されている首相は、この日も同予算委で、お盆までに希望者全員が仮設住宅に入居できるようにするとの目標に関し、政府内で事前調整しないままに「私なりの見通し」で発言したと明かし、野党側をあぜんとさせた。
 民主党内では首相の求心力低下に歯止めがかからない。先に「倒閣の動きとは距離を置く」との方針を確認した旧民社党系グループの参院議員が同日開いた会 合では、「菅首相が国会運営の障害だ」などの批判が続出。首相支持派にも小沢一郎元代表グループにも属さない中間派のベテランは、「今のままでいいとは誰 も思っていない。菅降ろしは収束しない」と語った。
 ただ、首相への「嫌悪感」が広がる党内も、倒閣となると二の足を踏んでいるのが実情だ。「両院議員総会を開いても菅さんをクビにはできない。署名なんて するな」。首相批判を強める鳩山由紀夫前首相の側近、平野博文元官房長官はここへきて、若手らに倒閣運動に同調しないよう説いて回っている。
 小沢氏に近い山岡賢次副代表が呼び掛けた勉強会「総調和の会」は先月26日の初会合で、統一地方選敗北などを受け、首相の責任を追及するための両院議員総会開催を求めて署名集めに入ることを決定。だが、顧問に名を連ねた平野氏は初会合を欠席、山岡氏らと一線を画した。
 政府が震災復興と福島第1原発事故への対応に追われる中、「内輪もめしている場合ではない」との党内外の批判を考慮したためだ。実際、初会合の出席者は、小沢氏に近い議員を中心に60人程度と広がりを欠いた。
 鳩山氏も「機が熟して確実に倒せる時まで待つべきだ」との周囲の進言を受け入れ、29日の小沢氏との会談では「今、党が分裂するようなことには慎重であるべきだ」と自重を促した。
 「菅さんを代えて誰にするのか」(閣僚経験者)。低支持率の首相が強気でいられるのは、民主党内の人材不足も背景にある。ポスト菅の一番手とみられた前 原誠司氏は、外国人献金問題で外相を辞任し、後継争いから当面脱落。統一選で惨敗した岡田克也幹事長への風当たりも厳しい。野田佳彦財務相ら名前が挙がる 他の候補にしても、待望論が高まっているとは言い難い。
 ◇谷垣氏「早過ぎる」
 一方、自民党では派閥領袖(りょうしゅう)を中心に内閣不信任決議案の早期提出を求める声が拡大。しかし、可決には民主党から80人近い同調者が出ることが必要で、ハードルは高い。否決されれば菅政権が信任されたことになり、首相を追い込む手だてを失う。
 公明党も早期提出には慎重であることから、自民党の谷垣禎一総裁は周囲に「抜かずの宝刀というわけにはいかないが、今は早過ぎる」と漏らしている。(2011/05/02-23:35)

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※参考:オープン・ソース・インテリジェンス(Wikipediaより)

オープン・ソース・インテリジェンスまたはOSINTとは、公開情報(オープン・ソース:一般公開され利用可能な情報源)から収集された情報を元にする、(機密)情報収集の専門領域を指す。

概説

“合法的に入手出来る資料”を“合法的に調べ突き合わせる”手法で、情報源は政府の公式発表(プレスリリース)、マスメディ アによる報道、インターネット、書籍、電話帳、科学誌その他を含む。具体的には、対象国の軍の編制を割り出すために、対象国の新聞社交欄、ニュースの断 片、高級将校の異動発令などを丹念に集積し、分析するといった手法である。

細かいデータを少しずつ集めて分析するだけでも、相当な精度の情報が得られることがある。媒体入手・分析は駐在国公館で行なわれる事が多い。ラジオ放送は自国領内で受信する。

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

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2011年5月30日 (月)

2011年5月分、東京新聞「こちら特報部」のリストです。

 2011年5月分、東京新聞「こちら特報部」の全記事リストです。「こちら特報部」のWeb記事は他の記事とは違い、リード部分の紹介と最後に【こちらは記事の前文です】と購読の案内が来るスタイルです。

 以前から、東京新聞は原発関連は勿論のこと、他の問題でも大手紙よりも頑張っていると注目していました。あとで「特報部」関連で何か調べる時の自分用のメモエントリーです。(2011年3・11発災月からアップ)※

※なお、テキスト公開が確認出来た最初の「こちら特報部」は2001.04.23ので、テキスト公開が確認出来た最後のは2007.03.24のです。

 

国難時のリーダー像とは 明確なビジョン示せ
2011年5月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011053102000036.html

 菅政権の原発事故や震災復興への対応が「ひどすぎる」として、内閣不信任決議案をめぐる与野党攻防が白熱している。同案が提出された場合、与党・民主党から何人同調するのか“票読み”まで行われているという。六月八日に就任一年を迎える菅直人首相のどこがダメなのか、未曽有の国難時にあるべきリーダー像とは-。被災者の声も交えながら探ってみた。(出田阿生、篠ケ瀬祐司)

 

「原子力村」に東大同窓人脈
2011年5月30日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011053002000039.html

 異論を許さず原発建設を進めてきた「原子力村」。官僚や産業人だけでなく、推進派の学者も「村民」だ。学界はどう原子力行政にかかわってきたのか。学者や技術者らには今、何が求められているのか。福島第一原発事故が収束しない中、あらためて「原子力村」について考えた。(篠ケ瀬祐司)

 

ベガルタ仙台、無敗の快進撃 復興の星に願いを
2011年5月29日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052902000042.html

 サッカーJ1のベガルタ仙台が、向かうところ負けなしだ。東日本大震災で中断したJリーグが再開して一カ月。八戦目の二十八日のホーム戦も横浜F・マリノスの猛攻をしのぎ、1-1の引き分けに抑えた。あきらめることなくゴールに突き進む姿に、被災地の声援は日増しに高まる。上位に踏みとどまり続けるチームに託された“願い”を訪ねた。 (中山洋子)

 

福島原発の作業員被ばくを放置するな
2011年5月28日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052802000034.html

 収束のめどが依然、立たない東電福島第一原発の事故。1号機の燃料は格納容器から漏れ出ているとみられ、汚染水は増すばかり。4号機の使用済み燃料プールも危うい状態だ。人手不足も予測される。被ばくを強いられる下請け労働者らの安全管理はなおざりにされたままだが、夏場に向け、作業環境は悪化する。人手がなくては何もできない。安全管理の構築は急務だ。 (鈴木伸幸、篠ケ瀬祐司、田原牧)

 

原発事故調委員長内定 「失敗学」畑村氏とエレベーター事故
2011年5月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052702000040.html

 政府が立ち上げた東京電力福島第一原発事故の「事故調査・検証委員会」。チェルノブイリ原発事故と並ぶ最悪級の事故の原因を調べる。その委員長に内定したのが、東大名誉教授の畑村洋太郎氏(70)だ。失敗を体系的に分析する「失敗学」や「危険学」の提唱者だが、「こちら特報部」の調べで、2006年に東京都港区で起きたエレベーター死亡事故の調査にもかかわっていたことが分かった。検証してみると…。 (佐藤圭)

 

原発作業員の拠点となったいわき湯本温泉ルポ
2011年5月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052602000056.html

 福島県いわき市の山あいにあるいわき湯本温泉。千年の歴史を持つこの名湯が今、福島第一原発で事故の対応に当たる作業員たちの一大宿泊拠点になっている。放射線の危険にさらされる過酷な現場に、なぜ彼らは向かうのか。全国から集まっている作業員たちの胸の内を聞いた。 (小国智宏)

 

北欧4カ国に学ぶ「自由化」 富士通総研・高橋洋氏に聞く
2011年5月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052502000048.html

 福島第一原発事故を受けて、エネルギー政策を白紙から見直す菅直人政権。電力会社の発電、送電部門の分離も議論することについて、日本経団連の米倉弘昌会長らからけん制する発言が相次いでいる。自然エネルギーの増加は、電気の「安定供給」とは相いれないのか。北欧四カ国は電力自由化政策を進めた成功例だ。日本が参考とすべき点を、富士通総研の高橋洋主任研究員(41)に聞いた。 (篠ケ瀬祐司、秦淳哉)

 

放射能汚染のいまとこれから 京大・今中助教に聞く
2011年5月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052402000049.html

 東京電力福島第一原発からは現在も、放射能が漏れている。事故は収束しておらず、再び大量の放射性物質が飛び散る可能性は消えていない。にもかかわらず、政府や東京電力は情報を統制し続けている。いったい何が起こったのか。今後、どう放射能と向き合っていけばいいのか。反原発の立場で、独自の調査を進めてきた京都大原子炉実験所の今中哲二助教(旧来の「助手」)に聞いた。 (佐藤圭、中山洋子)

 

“原子力銀座”青森県知事選ルポ
2011年5月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052302000042.html

 東日本大震災後、東北地方で初めての知事選挙が青森県で始まった。同県も多くの原子力関連施設を抱えている。福島の原発事故が収束しない中、来月五日の投開票に向けて、有権者はどんな思いで選挙戦を見つめているのか。「誰がなっても…」「核燃まいね(絶対にダメ)」。さまざまな声を拾いつつ、リンゴの花が咲き始めた北の町を歩いた。 (篠ケ瀬祐司)

 

冷やす技術に熱視線 エアコン使わず24度
2011年5月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052202000052.html

 自然を利用した省電力でオフィスや工場、家庭を冷やす方法がにわかに注目を集めている。福島第一原発の事故を受け、政府が電力使用量を15%削減する目標を掲げ、民間にも節電意識が広がっていることが背景にある。「ジオパワーシステム」(山口県美祢市)の地中熱を利用した冷暖房システムもその一つ。全国の事業者から問い合わせが相次いでいる。“熱い”視線が注がれる画期的な技術とは-。 (秦淳哉)

 

核燃料廃棄物 最終処分の行方は
2011年5月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052102000038.html

 大惨禍を引き起こすまで「思考停止」に陥っていた原発政策の未来。「推進」「脱」を超えて、目をそらさないでほしいのが核燃料廃棄物の最終処分問題だ。最終的には地下深い岩盤に埋設するが、受け入れ先は決まらず、「地震大国」ゆえに半永久に安全管理する適地も多くない。原発を稼働し続ける限り、危険な放射能の害はたまり続ける。先々の世代にまで核の後始末を押しつけていいのか。 (出田阿生、佐藤圭)

 

福島の子どもたちはいま 年間被ばく許容基準20ミリシーベルト問題
2011年5月20日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011052002000050.html

福島県の子どもたちの年間被ばく許容量を二〇ミリシーベルトとする“文部科学省基準”が通知されてから一カ月になる。その基準の甘さは内外に衝撃を与えたが、文科省も内閣府の原子力安全委員会も責任の所在を「押し付け合う」ばかりだ。被ばくの軽減策は通知されたが、実施は「地元判断で」と丸投げだ。国の無責任な姿勢の下、子どもたちはどう暮らしているのか。福島市内の学校現場を歩いた。 (中山洋子)

 

震災避難受け入れ 佐賀 手厚さ群抜く
2011年5月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051902000051.html

 東日本大震災の被災者を受け入れている自治体の中でも、佐賀県の支援策は抜群に優れている。被災地から家族全員の往復旅費を支給し、公営住宅の家賃は無料。電気製品から日用品まで提供し、民間企業の採用枠も確保して仕事を紹介する。受け入れ目標は「三万人」-。ところが十八日までに応じた被災者はわずか百七十九人。佐賀県の担当者も拍子抜けするほどの人数だが、被災者にも事情があり…。 (篠ケ瀬祐司、出田阿生)

 

電気はなぜ高いのか 発送電分離の論理
2011年5月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051802000064.html

 東京電力福島第一原発の事故に伴い、電気料金の値上げが実施される公算が大きい。この値上げは家計を直撃するが、東電のような地域独占の電力会社を解体すれば、電気料金は、まだまだ安くなる。実際に安い電気を享受している会社、工場、役所など大口需要家もある。「電力自由化」の恩恵は、なぜ一般家庭に及ばないのか。そのカラクリを-。(小国智宏、佐藤圭)

 

東電の広告 宣伝約90億円の波紋
2011年5月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051702000056.html

 マスコミへの広告・宣伝費は約90億円、交際費は約20億円-。福島第一原発事故の損害賠償をめぐり東京電力の清水正孝社長が参院予算委員会で明かしたカネが波紋を広げている。最近は省エネを呼びかけるCMを目にする機会が多かったが、東電は一部自由化されたとはいえ電力事業で競争の少ない独占企業体だ。法外な費用を識者はどう受け止めたのか。 (中山洋子、秦淳哉)

 

これが「原発天下り村」だ 高額報酬も原資は電力料金や税金
2011年5月16日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051602000049.html

 世情から心が離れる連休の谷間の今月二日、経済産業省は幹部OBの電力会社への再就職状況を公表した。過去五十年に六十八人。これはこれで驚くべき数字だが、調べてみると、電力会社のほかにも、原子力関連の公益法人や独立行政法人への「天下り」の実態が分かった。電力会社に中央省庁、そして関連の公的な法人。一覧にすると、都心に根付いた「原子力村」の存在が浮かび上がってくる。 (篠ケ瀬祐司)

 

地方議員年金廃止の怪
2011年5月15日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051502000019.html

 国会で審議中の地方議員年金制度を廃止する法案で、税金の「付け回し」による議員の“追加優遇”がまたも明らかになった。在任期間が短く年金受給資格を満たさない議員についても、現行では掛け金の49〜56%しか受け取れない「一時金」を80%に増額するのだ。東日本大震災の復旧・復興財源で、基礎年金の国庫負担分を転用するなど国民負担が増す中、地方議員も特権的な年金を供出すべきではないか。 (秦淳哉)

 

ゼオライトは、汚染水処理の切り札か
2011年5月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051402000048.html

 福島第一原発1号機で大量の燃料が溶融する「メルトダウン」が起き、大量の放射能汚染水が流出している。敷地内にたまった約九万トンもの汚染水の処理は危急の課題となっており、東京電力や国が一縷(いちる)の望みをかけるのが「ゼオライト」という鉱物。だが、どうにも苦し紛れの感は免れない。一方で、噂(うわさ)は噂を呼び、町では便乗商法も登場した。 (佐藤圭、中山洋子)

 

推進のアメ「電源立地交付金」 御前崎市、収入の4割超 街覆う原発マネー
2011年5月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051302000048.html

 国策として進められてきた原発政策。福島第一原発事故の損害賠償の支援枠組みでは、東電の責任を重くみて賠償額に上限を設けない方向だ。一方で「国の責任」を考えたとき、原発推進のアメだった「電源立地地域対策交付金」の見直しは避けて通れない。13日から中部電力が全面停止を始める浜岡原発の地元で“交付金漬け”行政の実態を見た。 (篠ケ瀬祐司、小国智宏)

 

東電また“情報操作” 「電力不足キャンペーン」にモノ申す
2011年5月12日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051202000064.html

 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止決定を機に、またぞろ「電力不足キャンペーン」が始まった。中電による電力融通の打ち切りが理由のようだが、「こちら特報部」の調べでは、被災した東京電力広野火力発電所(福島県広野町)が七月中旬にも全面復旧する。そうなれば真夏のピーク時も電力は不足しない。国民を欺くような“情報操作”の裏には、なおも原発に固執する政府や電力会社の姿勢が垣間見える。 (佐藤圭)

 

東電福島第一原発事故 事故調査、刑事責任追及のあり方は?
2011年5月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051102000056.html

 東日本大震災から二カ月。東京電力福島第一原発の事故は現在も進行中だ。「責任追及より事故の収束」という時期を過ぎ、ようやく原因究明の機運が出てきた。菅直人首相は十日、準備中の事故調査委員会について独立性や公開性を強調。だが、この原則はどう担保されるのか。さらに市民感覚では東電や国の責任が問われるべきだが、刑事事件として追及は可能なのか。識者らに聞いてみた。 (出田阿生、篠ケ瀬祐司)

 

「浜岡」だけが特別なのか
2011年5月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011051002000063.html

 浜岡原発が全面停止となる。しかし菅直人首相は同原発の危険性を「特別なケース」と強調。国策として原子力を主要なエネルギーとする方針は崩しておらず、体のいい「ガス抜き」、パフォーマンスのにおいはぬぐい切れない。浜岡原発は本当に「特別」なのか。ほかの原発は危険ではないのか。 (小国智宏、中山洋子)

 

<新日本原発紀行> 志賀(石川)編 過去には臨界隠し、不具合で停止続発
2011年5月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050902000042.html

 北陸電力唯一の原発は、能登半島の中央、石川県志賀(しか)町にある。しかし、1、2号機ともトラブル続きで停止し、現在は稼働していない。周辺は荒波に削られた断崖や奇岩が連なり、「能登金剛」と呼ばれる景勝地だ。大型連休中ににぎわう地元の、ある人気スポットを足がかりに現地を歩いた。 (出田阿生)

 

<新日本原発紀行> 川内(鹿児島)編 増幅する九電不信 3号機増設は凍結
2011年5月8日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050802000061.html

 福島の原発事故は、南西に千二百キロも離れた日本最南端の原発、九州電力川内原発を抱える鹿児島県をも揺るがせている。事故の風評被害により、同県を訪れる外国人観光客は激減。そうした影響からか、保守系が強い県議会の改選で、反原発を掲げる革新系新人が当選するという「番狂わせ」が起きた。さらに川内原発(同県薩摩川内市)の3号機増設は凍結が決まった。このうねりは本物なのか。 (鈴木伸幸)

 

“四重苦”の被災地いわき市は今
2011年5月7日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050702000019.html

 東日本大震災から間もなく二カ月。地震、津波、原発事故、風評の“四重被害”に苦しむ福島県では、復旧作業が進む一方で、手付かずのまま時間が止まった被災現場もあちこちに残る。一部が東京電力福島第一原発から三十キロ圏にかかるいわき市も当初、支援物資や人の流れが止まり、「忘れられた被災地」の様相を呈していた。あれから街はどう変わっただろうか。現場を歩いた。 (鈴木伸幸)

 

<新日本原発紀行> 泊(北海道)編 「海水温0.3度上昇」 沖合「未知の活断層」
2011年5月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050502000093.html

 北海道東部・積丹半島の付け根。北海道電力の泊(とまり)原発は、道内で唯一の原発だ。福島の原発事故を受け、道内でも「泊原発は大丈夫なのか」という声が出るようになった。地元で三十年以上も海水温を測り続け、「脱原発」を訴えている斉藤武一さん(58)は言う。「やっと原発を止めることのできる時が来た」 (小国智宏)

 

<新日本原発紀行> 高浜(福井)編 当初想定津波74センチ
2011年5月4日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050402000068.html

 東京電力の福島第一原子力発電所の事故は、「想定外」の高さの津波がきっかけだった。福井県・若狭湾に面した関西電力高浜原発が想定していた津波高は、わずか〇・七四〜一・三四メートル。震災後に二・三メートルに引き上げられたが、これで大丈夫なのか。現場を歩いて考えてみた。 (篠ケ瀬祐司)

 

いったい誰がどう決めた? 福島県内の学校の被ばく線量基準
2011年5月3日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050302000053.html

 政府が、福島県内の学校などでの被ばく線量を年間20ミリシーベルト以下と定めた問題。先月22日付の「こちら特報部」でもお伝えしたが、この決定に抗議し、内閣官房参与の小佐古敏荘・東大大学院教授が辞任するなど、波紋が広がっている。判然としないのは、誰がどうこの基準を決めたのかという点だ。取材すると、いつもながらの役所と政治家の無責任体質が浮かび上がってきた。 (篠ケ瀬祐司、中山洋子)

 

<新日本原発紀行> 島根編 10キロ圏内に県庁 立地に政治家の影
2011年5月2日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050202000049.html

 全国で唯一、県庁所在地にある原発が中国電力の島根原発だ。島根半島のほぼ中央にある原発から松江市の島根県庁までは約九キロ。原発事故の際、災害対策本部が置かれる県庁は住民避難を指揮する重要拠点でもある。原発誘致の理由を探ると、大物政治家の残像と「原発マネー」に踊らされる自治体の姿が浮かび上がってきた。 (秦淳哉)

 

<新日本原発紀行> 柏崎刈羽(新潟)編 再開カギ握る知事「福島の検証後に」
2011年5月1日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011050102000040.html

 一歩間違えば「フクシマ」になっていたかもしれない。東京電力が「世界最大の原子力発電所」と自慢する柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)。二〇〇七年七月の同県中越沖地震では「想定外」の激しい揺れに襲われ、微量の放射能が外部に漏れた。その東電が、ついに福島第一原発で大惨事を引き起こした。新潟県民の生命と財産を預かる泉田裕彦知事(48)は何を思うのか。 (佐藤圭)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年5月28日 (土)

【必読】ウォールストリート・ジャーナルの「小沢一郎元民主党代表インタビュー:一問一答」(要約の動画あり)

 菅があまりにも無能なので、いよいよ保守系・共和党寄りの米メディアも小沢氏の政治力を無視出来なくなったようです。

 米国は日本の事なんか全然考えていないと思っています。米国は己の国益だけを考えて行動しています。東日本大震災の「お友達作戦」なんかにだまされてはいけない。基本的に日本を属国視していて、金を搾れるだけ搾り取り、日本の富をかすめ取ろうと言うのが本心です。

 今迄その米国はジェラルド・カーティスなどのジャパンハンドラーズを使って無能な菅直人をあやつり上手くやろうとしていた。しかし、その菅直人では日本自体が崩壊してしまうと考え始めたのでしょう。日本が崩壊したのではいくらジャパンハンドラーズ使って色々やっても元も子もないって事です。それ程事態は深刻なんだと思います。

 

※ウォールストリート・ジャーナル(WSJについてのメモ
http://jp.wsj.com/ (日本語版)
http://asia.wsj.com/home-page (英語でアジア版)

 

※記事の末尾に動画埋め込みがありますが、質問者の声が省略されていたり、小沢さんの答え部分も全部ではなく要約だったりします(約4分3秒)。記事末尾にそのまま採録しておきますが、テキストの方が参考になります。なお末尾埋め込みの動画は始まるまで30秒かかったり、各自使っているWeb閲覧のブラウザによっては始まらなかったりするので、検索で見つけたYouTubeを最初にご紹介しておきます。

小沢さんに「国民の命、第一」の政治を託す
JunjiHattori
http://www.youtube.com/watch?v=rrHOHCAS8Os

小沢一郎元民主党代表インタビュー:一問一答
2011年 5月 27日  12:58 JST
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_242207/?tid=1106kan

 小沢一郎元民主党代表はウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、福島原発事故への政府の対応は「遅く、放射能汚染に対する認識が まったくない」と批判するとともに、長年ライバル関係にある菅直人首相について「首相は一日も早く代わったほうがいい」と述べ、対決姿勢を鮮明にした。

 以下はインタビューの一問一答。

Q:東日本大震災と福島第1原発事故以降の政府の対応について、全般的にどう評価しているか。

A:もう2カ月以上、70日になる。原子炉がコントロールできない状況に置かれている

 私は客観的な見方をする学者の先生から、この状況は燃料の熔融や炉が破損して、非常に危険な状況だということを聞いていた。非常に心配していたら、今になって、仕様がなくなってポツポツ認めている。対応が遅く、放射能汚染に対する認識が甘い、というより、まったくないといってもいいくらいの菅内閣の対応だ

画像を拡大する
小沢一郎氏
AFP/Getty Images

小沢一郎氏

 一般自然災害への対応も、私の県も被災県の1つだが、単なる旧来の取り組みと同じだ。役所の積み上げと、査定に任せきりで、民主党が目指した国民主導・政治主導という政治の在り方とは程遠い実態になっている。私もそうだが、ほとんどの人たちが、不安と不満を募らせているというのが現状だ。やはりその最大の原因は、民主党が掲げてきた、政治家が自ら決断して政策を実行するということが行われていないためだ。決断とは、イコール責任だ。責任を取るのが嫌だとなると、誰も決断しなくなる

Q:原発事故で事態をここまで悪くしないようにするために、政府がすべきであった決定や政策はどんなものがあったか。

A:こういう状況になると、東京電力の責任に転嫁したって意味がない。東京電力が悪い、あいつが悪い、こいつが悪いということを言っている。どうでもいいことならそれでいいが、原発の放射能汚染の問題は、ここまで来ると、東電に責任を転嫁しても意味がない。政府が先頭に立って、政府が対応の主体とならねばいかんというのが、私の議論だ。東電はもう、現実何もできないだろう。だから、日一日と悲劇に向かっている

Q:菅首相は統合本部を数日後に設立し、東電に踏み込んだ。あれは十分ではなかったのか。

A:十分も何も、パフォーマンスはどうだっていい。そういうことを気にすべきではない。事態は分かっているのだ。何が起きているかってことは、ほぼ。東電が分かっているのだ。東電が分かっていることは、政府も分かっているのに決まっている。だから、私が言ったように、他人に責任をなすりつける話ではない。政府が主体となって対応策を、どんな対応策かは専門家を集めなければ分からない。それは衆智を集めて、こうだと決まったら政府が責任を取るからやってくれと、そういうのが政治主導だ。それがまったくみられないから、国民はいらいらして不満を募らせ、民主党はだめだとなっている。

Q:小沢氏が指揮を執っていれば、最初の段階でメルトダウンが起きて危ないということは国民に大きな声で言っていたか。

A:言うだろう。隠していたらどうしようもない。それを前提にして、対応策を考えねばならない。当面は福島の人だが、福島だけではない、このままでは。汚染はどんどん広がるだろう。だから、不安・不満がどんどん高まってきている。もうそこには住めないのだから。ちょっと行って帰ってくる分には大丈夫だが。日本の領土はあの分減ってしまった。あれは黙っていたら、どんどん広がる。東京もアウトになる。ウラン燃料が膨大な量あるのだ。チェルノブイリどころではない。あれの何百倍ものウランがあるのだ。みんなノホホンとしているが、大変な事態なのだ。それは、政府が本当のことを言わないから、皆大丈夫だと思っているのだ。私はそう思っている。

Q:なぜ、このタイミングで出てきたのか。

A:隠しようがなくなったからだろう。知らないが。政府に聞いてみるべきだ。

Q:菅首相はアドバイザーを集めて意見を聞いている。聞き方がまずいのか。

A:何を聞いているのだか知らない。集めただけではしようがない。結論を出して何かやらないと。だいたい、原発で食っている連中をいくら集めてもだめだ。皆、原発のマフィアだから。あなた方もテレビを見ていただろう。委員だの何だの学者が出てきて、ずっと今まで、大したことありません、健康には何も被害はありません、とかそんなことばかり言っていた。原子力で食っている人々だから、いくら言ったってだめなんだ。日本人もマスコミもそれが分からないのだ。日本のマスコミはどうしようもない。 

Q:いろいろ聞いてやってみて、だめだったら辞めてもらうということだが、どこまでいったら辞めてもらうのか。どの辺が判断の基準になるのか。

A:どこまでということはない、何もしていないのだから。このまま、ダラダラしていたら、本当に悲劇になってしまう。海も使えなくなる

Q:原子力エネルギーをどう考えるか。 

A:しょせん、過渡的エネルギーとしてはある程度、大口電力供給のためにも仕方がない。だが、高レベルの廃棄物を処理できないからいずれ、新しいエネルギーを見出さなければいけない。そのように私は言ってきた。まさに今、こういう自然災害のなかで、原発の事故まで起きて、これを食い止めると同時に、長期的なエネルギー政策をしっかりと考える必要がある。

Q:菅政権に対する小沢氏の批判だが、今回、事態の深刻さに対して菅政権が国民に対して正直でなかったことにあるのか、それとも、もし政権が強ければ、事態の対応はもっとうまくいっていたということにあるのか。

A:政権が強い、強くないとの表現も間違いではないが、さきほどから言っているように、何か国民生活に関する問題を処理する時に、われわれは、自民党の官僚機構に任せて、おんぶに抱っこの政治はもはやだめだと言ってきた。政治家が自ら決断し、国民のための政治を実行する。今回の原子力の話だけではない

 しかし、それは何かというと、それはイコール責任だ。決断したら決断した者の責任が生じることは当たり前だ。責任のない決断はない。そういうことを主張してきたにもかかわらず、民主党の政権が、特に菅政権が、そうでないという実態に気づき、国民の支持を失っている。政策の実行ができないのなら、総理をやっている意味がないでしょう、ということだ。

Q:問責決議案や不信任案を提出する、提出しないとの話が出ているが、国難といわれる時期、そのような政治家の動きを国民はどう受け止めているとみるか。

A:困難な時だけ仲良く、仲良くというのは日本人の発想で、だからだめなのだと考える。日本のマスコミは全部そうだ。太平の時は誰でもいいのだ。うまくいっている時は。困難、危機の時だから、それにふさわしい人を選び、ふさわしい政権を作るのだ。日本人は発想が逆だ。大陸の人は、発想がそうではない。日本人は平和ぼけしているから。まあまあ争わないで、まあまあ仲良くという話になる。仲良くしたって、何も解決できない。当たり障りのない話をしているだけだ。波風立てずに、丸く丸く。これでは、政治家など要らない。役人に任せていればいい

Q:菅首相を降ろせというなか、強いリーダーはいるのか。

A:何人でもいる。

Q:強いリーダーの代表格というと小沢氏が思い浮かぶ。自分でやろうとの気持ちはあるのか。

A:私はもう老兵だから。老兵は消え去るのみ、とのマッカーサー元帥の言葉はご存知だろうか。消え去ろうと思っていたが、もう一仕事やらねばならないとは思っている。

Q:話題を変える。政治資金規正法違反の話は今、どういう状態で、今後、どういう方針で戦うのか。

A:どういう方針もなにもない。私は何も悪いことをしていない。これは官憲とマスコミによるものだ。旧体制の弾圧だからしようがない。調べてほしいのだが、私は何も不正な金はもらっていない。ただ、報告書の時期がずれていただけだ。こういった例は何百、何千とある。単に報告書を直して再提出するだけで済んでいた話だ、今まではずっと。なぜ、私だけが強制捜査を受けるのか。そこを全然、マスコミは考えない。

 これは民主主義にとって危機だ。政府ないし検察の気に入った者しか政治ができないということになる。ほんとに怖い。あなた方も変な記事を書いたとして逮捕されることになりかねない。そういうことなのだ。絶対にこういうことを許してはいけない。私が薄汚い金をもらっているのなら辞める。

 1年以上強制捜査して何も出てない。だからちょっと報告書の書き方を間違ったといったわけでしょう。現実政治というのは権力だからそうなるんだが。戦前もそう。それを繰り返したんじゃ、だめだ。そんな民主主義は成り立たない。それを心配している。自分はなんてことない。なんの未練もない。政治家をやめれば遊んで暮らせるからそれでいいが。日本の民主主義はこのままだと本当にまた終わりになる。外国が心配しているのはそこだ。日本は本当に民主主義国家かという心配をしている。

Q:震災に話を戻す。復興、復旧にこれからお金がかかっていく。もちろん労力も。一つは第2次予算が出るか出ないかで国会でもめている。第2次予算の緊急性と規模はどのようなものと考えるか。もう一つは、財源は増税にするのか、国債発行にするのか。そのへんはどのようにすべきか。

A:復旧に必要なことは、お金がどれくらいかかったって、やらなくてはならない。あのままでは住めなくなる。再臨界に達するかもしれない。あそこが爆発したら大変だ。爆発させないために放射能を出しっぱなしにしている。爆発するよりたちが悪い、本当のことを言うとだ。ずっと長年にわたって放射能が出るから。だから私は金の話じゃない。日本がつぶれるか、日本人が生き延びるかどうかという話だと言っている。金なんぞ印刷すればいい。その結果、国民が負担することになるが。国家が本当に放射能汚染をここで食い止めるという決意のもとに、徹底して金だろうがなんだろうがつぎ込まなくてはだめだ。国民はそのことをよく理解してほしい。国債でやれば借金だし、いずれ償還分は払わなくてはいけないが。

Q:東電の処理について役所が過去にはいろいろ決めてきた。今回、役所の言うとおりに決めてはいけないと考えるか。

A:東電のことはたいした問題ではない。一私企業がどうなろうが。それが本質ではない。ただ、例えば東電がつぶれるとする。電気の配電やら運営ができなくなる。それから5兆円の社債を出しているから、社債が暴落する。公社債市場が大変になる。それから銀行に何兆円かの借金があるから、それが返せなくなると銀行も大変だ、ということだろう。どうってことはない。要は早く原発の放射能を止めることだ。

Q:民主党が政権をとって間もない2009年10月、インタビューした際、自民党をつぶすことが目的だと言っていた。今回、発言を聞いていると、民主党政権に非常に批判的だが、自民党がむしろリーダーになった方がよいと、日本を救えると見ているのではないか。

A:私はそう見ていないが、国民がそのような状況になってきているということだ。これなら自民党の方がまだいいじゃないかという人が多いでしょう。私が描いていた図とちょっと違うのは、民主党政権がもう少し愚直に政治に取り組んでくれることを期待していた。そうすれば、国民がたとえ個別の政策が少しずつ遅れたとしても、変更したとしても絶対支持してくれると。

 そういう民主党をまず作り上げる。しかし、一方において自民党的、というのは日本的な政党だが、これも必要だと。自民党は事実上つぶれたような状況だが、新しい自民党がまた成長してくれると。そこで2大政党という絵を描いていたのだが。どうにも民主党政権自体がおかしくなって、強烈な支持者であった人たちも、ちょっともう見放した格好になっている

 例えば、何兆円の企業のオーナーである稲盛さんとか、スズキ自動車の鈴木会長とかは、何兆円の企業でありながら、正面切って民主党を応援してくれていた人たちが、本当に一生懸命やっただけに、頭にきちゃって、こんな民主党ぶっつぶせ、もう一度やり直しだと言うくらい失望している。愚直さに欠けた民主党政権でちょっと違った。違ったときは違ったなりに考えなくなくてはならないので仕方ない。だが私の最初の理想は変わらない。日本に議会制民主主義を定着させたいという理想は全然変わっていない。

Q:いま、国会に不信任決議案が提出された場合、それを支持するか。

A:それはどうするかよく考えているところだ。

Q:菅首相はどのくらい政権に留ると考えているか

A:彼はいつまでも留まりたい。だから困っている。それが彼の優先順位の第一だから。だからみんな困っている

Q:先ほど「もう一仕事したいという気持ちを持っている」と言っていたが、どのようなことがしたいか。

A:いま言ったことだ。議会制民主主義を日本に定着させたいという、この理想は全然変わっていない。ところがいま、民主党も国民から見放され、自民党もかつての自民党ではなくなってきている。このままでは日本の政治はぐちゃぐちゃになる。だからそうならないように、老骨にむち打って頑張ろうかということだ。

Q:最近になって、メルトダウンが起きていたとか、原子炉に傷が付いていた、などの情報が次々と出ているが、政府は今まで知らなかったのか

A:知っていたけれど言わなかったということだろう。だから問題だ

Q:どういうことか。

A:知らない。政府のことだから。言うと大変になると思ったから言わなかったのだろう。大変になるというのはどういうことかというと、政府の対応が難しくなると言うことだ。だけど、わたしはそんなことで躊躇しているときではないと考えている。

Q:声が上がればご自身が前面に出られて首相になるということも考えられるのか。

A:私は、あまりにぎにぎしい立場というのは好きではない。もう気楽にしていた方がいいから、自分で好みはしないが、「天命に従う」というのはよくないけど、「天命に遊ぶ」という言葉が好きになった。天命の命ずるまま、もういらないと言われれば去るのみだ。

Q:最後に、菅総理はどのぐらい総理の座にとどまるとみているか。

A:一日でも早く代わった方がいいと思う

 

※↓SOBA:Firefoxを使っていてクリックしても始まらない時には、各OS標準のブラウザで見て下さい。⇒Windowsの人はIE(インターネットエクスプローラー)、Macの人はSafariで見て下さい。

http://online.wsj.com/video/interview--ichiro-ozawa-on-japan-challenges/D0B449B1-9FB1-4B83-869B-14BDF878304C.html

(日本語音声・英語字幕付き)

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 以下、関連情報のメモ。

※ウォールストリート・ジャーナル
http://jp.wsj.com/ (日本語版)
http://asia.wsj.com/home-page (英語でアジア版)

以下、ウォールストリート・ジャーナルについて(Wikipediaを参考にしたメモなど)
ウォールストリート・ジャーナル(英称:The Wall Street Journal、WSJ)ニューヨークで発行される国際的な影響力を持つ日刊新聞。

1889年7月8日創刊で保守系・共和党寄り。

 

概要 [編集]

「ジャーナル」の通称で呼ばれ、全米各地や世界の経済活動、金融に関するニュース記事を掲載している。新聞の名前は、ニューヨークにある経済活動の中心地「ウォール街」(ウォールストリート)に由来する。1889年7月8日の創刊以来発行され続けており、その間にピューリッツァー賞を26回受賞している。

「ジャーナル」のニュース・ソースは一般的に信頼度が高いとされている。社説や特集ページは、典型的な保守派の立場をとっている。また、経済的には、典型的な市場原理主義・新自由主義志向である。

もっとも、前記者のアル・ハントは、編集部とは多少なりとも対立的な視点に立った各週コラムを書いていたし、時にはアーサー・シュレジンガーやクリストファー・ヒッチェンズといった、よりリベラルな書き手の記事が掲載されることもある。内容的には、いわゆる経済新聞であり、証券市場とビジネスの動向についての分析に強いという定評がある。

The Index of Economic Freedomという年次報告書が、「ジャーナル」及び遺産財団の手により発刊されている。

 

日本での配信 [編集]

日本の一般紙では、読売新聞と編集、印刷、販売に関して提携することが発表され、2009年3月2日からアジア版の主な記事の見出しが日本語で読売新聞の夕刊2面に掲載され始めた[4]。

2009年6月に、ダウ・ジョーンズ60%、SBIホールディングス40%の出資で設立された、ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン株式会社によって、2009年12月15日からウェブサイトを開設し日本向けに金融経済ニュースを配信している[5]。

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

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2011年5月27日 (金)

MBS毎日放送、【福島原発】5/31/火★チェルノブイリ原発事故から25年の現状~5/26

 右上のココログ最強検索で「MBS毎日放送」で検索すると他の時期の放送分を探せます。

 順番は、下から昇順です。主に福島原発問題中心ですが、他の話題も採録してます。しかし、全部ではないので、投稿者nyugankenshinさんの所を見て下さい。

 

【福島原発】5/31/火★チェルノブイリ原発事故から25年の現状 1/2
nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=fLLuzUUW5Y4

【福島原発】5/31/火★チェルノブイリ原発事故から25年の現状 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=tIDqmOOuvSw

【福島原発】5/31/火★海洋汚染について
http://www.youtube.com/watch?v=aI4McoB6hH8

【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=mNKfXw0A_Do

【福島原発】5/30/月★「ただちに影響は出ない」と言う言い方 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=FBHEQqldgnk

【福島原発】5/26/木★高圧注水系(冷却装置配管)津波の前に地震で破損か?
http://www.youtube.com/watch?v=HqRP4jXu02U

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原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

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2011年5月26日 (木)

(メモ)「2034年までに原発全廃」 スイスが国家目標【朝日】

「2034年までに原発全廃」 スイスが国家目標【朝日】
2011年5月26日1時0分
http://www.asahi.com/international/update/0525/TKY201105250628.html

 スイス政府は25日、国内に5基ある原子力発電所を、寿命を迎える2034年までに廃炉とし、改修や新規建設はしないとの国家目標を決めた。福島原発事故後、ドイツに続き「脱原発」政策にかじを切った。

 記者会見したロイトハルト環境エネルギー相によると、全閣僚7人が特別会合を開き、(1)老朽化する原発の改修を含む現在の原発態勢の維持(2)改修はせず、今の原発の安全性が保てる間に順次廃炉(3)原発の即時稼働停止、の三つのシナリオを中心に協議。最終的に(2)を選んだ。ロイトハルト氏は朝日新聞の取材に「フクシマが、今後数十年のスイスのエネルギー戦略を変えた」と答えた。

 スイスでは電力使用量の約39%を原発が担っている。今後は、約56%を占める水力発電の割合を高める方針。スイスにはアルプスの水源を活用した水力発電所が500カ所以上あり、まずはこれらの設備を改修するなどして効率を高めるという。さらに、太陽光や風力など再生可能エネルギーの導入も進め、原発分の穴埋めを図る。

 

※後で調べたい関連キーワードのメモ。日本は水資源に恵まれていて、しかも山間部が多く水量の落差を利用出来る恵まれた天然・地理的条件がある。そ の国で原発だらけは馬鹿丸出し。日本は島国であり国境を接しての川上・川下の問題はないので、5の「外部水資源量」は参考データ。km3/年はkm3/年かな?最初の「100,000」は「100,000」万人あたりでしょう。

1、平均年間降水総量の各国比較 – FAO

データ解説

・平均年間降水総量の国別比較・ランキング
・国別平均年間降水総量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・計算式 : 平均降水総量(km3/年) = 総面積 x 平均降水量(mm/年) ÷100,000

 

2、平均降水量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の年間平均降水量の比較・ランキング
・国別年間平均降水量と順位を掲載
・単位はmm/年

 

3、内部水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の内部水資源量比較・ランキング
・国別内部水資源量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・内部総水資源 = 地表水量 + 地下水量 – 重複
・地表水量: 国内の降雨及び国内の地下水の流出から創出される年間の地表の水量(河川の流量)
・地下水量: 国内の降雨から年間で地下に蓄えられる水量
・地表水・地下水の重複: 地下水から河川に流出する水量(再び地下へ吸収される分は除く)

 

4、人口1人当たり内部水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の人口1人当たり内部水資源量の比較・ランキング
・国別人口1人当たり内部水資源量と順位を掲載
・単位はm3/年・人
・内部総水資源は年間の国内の降雨・地下水から創出される地表水量(河川水量) + 年間で蓄えられる国内地下水量
・人口1人当たり内部水資源量 = 総内部水資源÷国内人口

 

5、外部水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の外部水資源量の比較・ランキング
・国別外部水資源量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・外部水資源は国外で創出された国内の年間の水資源量(地表水・地下水)。例えば上流国から流入する河川の水量や国境線のある河川・湖沼の水量などの値。
・条約などで定められた上流国・下流国の取水など、人為的影響を含む

 

6、総水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の総水資源量の比較・ランキング
・国別総水資源量と順位を掲載
・単位はkm3/年
・総水資源量 = 内部水資源量 + 外部水資源量
・内部水資源量 : 国内の降雨によって創出された地表水と地下水
・外部水資源量 : 国外で創出された国内の年間の水資源量(地表水・地下水)
・条約などで定められた上流国・下流国の取水など、人為的影響を含む

 

7、人口1人当たり総水資源量の各国比較 – FAO

データ解説

・世界の約180カ国の人口1人当たり総水資源量の比較・ランキング
・国別人口1人当たり総水資源量と順位を掲載
・単位はm3/年・人
・総水資源量 = 内部水資源量 + 外部水資源量
・内部水資源量 : 国内の降雨によって創出された地表水と地下水
・外部水資源量 : 国外で創出された国内の年間の水資源量(地表水・地下水)
・条約などで定められた上流国・下流国の取水など、人為的影響を含む

 

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知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年5月25日 (水)

ほとんど、やけくそ?アスベストやヘドロが舞う中、中学生が騎馬戦や徒競走。

 この瓦礫の中の運動会を報じた2日後の5月24日、同じ産経の記事で、「被災地のアスベスト 解体現場やがれき近く、防塵マスク必要」と言うのが配信されています。また、5月22日の天気データなどを採録しておきました。産経以外の記事も採録しておきました

(以下転載始め)

2011年05月25日
〔写真〕アスベストやヘドロが舞う中、中学生が騎馬戦や徒競走
http://alcyone.seesaa.net/article/204028329.html

でええ(女川原発の近くに住む2児の母)
http://twitter.com/#!/deeeeez/status/73054412532228096
感動している人多かったようですが、アスベストも含む瓦礫、ヘドロが乾燥した粉が飛ぶ中、わざわざスポーツする意味がわかりません

(略)

《おまけ》

いばらの道(茨城県守谷市=ホットスポット)
http://twitter.com/#!/ibararoad/status/72975092665155585
今日たまたま地元の学校の先生と話す機会がありました。子供達にマスクを着けさせようとしたところ、市の方から「茨城の空気がは汚染されていると宣言するようなもので公立学校として不適切だからやめるように」と指導があったそうです。涙声でおっしゃってました

(以上転載終り)

 

msnSankeiPhoto

JAPAN-EARTHQUAKE Vol.57 陸前高田の中学校が運動会
    2011.05.22
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/Earthquake/201105/522undoukai/

陸前高田の中学校が運動会 「思い出に残る」
2011.5.22 15:56
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110522/edc11052215580000-n1.htm

 東日本大震災で被災し、校舎が使えなくなった陸前高田市の市立小友中学校が22日、隣接する市立小友小学校の校庭を借り運動会を開いた。周辺にがれきが散乱し津波の傷痕が残る中、生徒たちの歓声と笑い声が響いた。

 雨が降るあいにくの天気。開会式で生徒代表が「町の復興のため、地域の人たちに元気になってもらうために頑張ります」と宣誓した。36人の生徒が徒競走や騎馬戦ではつらつとした姿を見せ、保護者らが声援を送った。

 小友中は海岸線から約3キロ離れているが、津波は校舎2階にまで達した。小友小も被害を受けたが、ボランティアや自衛隊が校庭のがれきを取り除き使用できるようになった。

 応援団長の3年、田代祐也君(14)は「地域の人たちに元気を伝えることができたと思う。思い出に残る最後の運動会になった」と満足げだった。

中学校の教室で異例の臨時議会 陸前高田市

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8g20110522ddd1900157g300000 1、周囲に多くのがれきが残る市立小友小のグラウンドで行われた、小友中の運動会=22日午前、岩手県陸前高田市

 

11g20110522ddd1900172g30000 2、保護者らも参加しての綱引き=22日午前、岩手県陸前高田市


12g20110522ddd1900174g30000 3、保護者らも参加しての綱引き=22日午前、岩手県陸前高田市


7g20110522ddd1900123g300000 4、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p8 5、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p9 6、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p11 7、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


1g20110522ddd1900071g300000 8、騎馬戦をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


3g20110522ddd1900079g300000 9、騎馬戦をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


4g20110522ddd1900100g300000 10、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p2 11、徒競走をする生徒=22日午前、岩手県陸前高田市


9g20110522ddd1900162g300000 12、生徒らは元気に体を動かした=22日午前、岩手県陸前高田市


Edc11052215580000p12 13、生徒らは元気に体を動かした=22日午前、岩手県陸前高田市


10g20110522ddd1900166g30000 14、生徒は元気に体を動かした=22日午前、岩手県陸前高田市


 以下、天気データ。

2010522122011年5月22日12時の天気図。なお 5月22日9時から15時までの雨雲の動きをコマ送りにしました


2011522_2 ←陸前高田の天気データがないので、北東に位置するお隣の大船渡市の2011年5月22日の天気データです。9時から15時まで風速は2から4m/sですが、南東、南南東、つまり福島原発の方から風が吹いてます。(スクロールして見るなら


Photo ←なお、陸前高田から見て、福島第一原発は南南東方向185kmのところにあります。



 以下、資料として採録。

被災地のアスベスト 解体現場やがれき近く、防塵マスク必要【産経】
2011.5.24 14:53 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110524/trd11052414540016-n1.htm
Internet Archive 

Trd11052414540016p1 被災地には津波に流された建物のがれきや船などが散乱したままだ=岩手県釜石市(道丸摩耶撮影)


 東日本大震災で、被災地のがれきや解体現場などに含まれているアスベスト(石綿)による健康被害の危険が指摘されている。吸い込むと、数十年後に中皮腫などの深刻な健康被害をもたらす可能性がある。ボランティアなどで被災地を訪れる際は、マスクを正しく着用し、解体現場などにはなるべく近づかないことが肝心だ。(道丸摩耶)

 ◆ボランティアも

 「被災地で、がれきの中を母親を捜して歩く子供を見かけた。マスクはしていたが防塵(ぼうじん)用ではなく、これでは心配だと思いました」と語るのは、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京都江東区)の永倉冬史(ふゆし)事務局長だ。

 永倉さんは、東京労働安全衛生センター(同)とともに3月下旬から数回にわたり被災地を訪れ、現地にアスベストが飛散していないかを調査した。

 「仙台市や宮城県南三陸町、岩手県陸前高田市、釜石市などに行きましたが、いずれもアスベストを含む可能性のある建材が散乱していました」

 一部を分析した結果、アスベストを含んでいないものが大半だったが、永倉さんは「現場ではアスベストかどうか調査せず、解体・撤去作業を進めることもある。アスベストの可能性があると考えて対策を取らないといけない」と警鐘を鳴らす。

(2/3ページ)
 自宅の解体作業を住民や自治体職員が見守る例も多く、がれきの中、物を探すボランティアもいる。自衛隊や警察、消防、業者など解体やがれき処理などの作業に携わる人だけでなく、住民やボランティアで被災地に入る人たちも注意しなければならない。

 ◆現時点では通常値

 被災地には、いまだに海水が流れ込んだままの場所もあるが、今後、乾燥が続けば、アスベストは大気中に飛散する危険が高まる。環境省大気環境課は「アスベストなどの粉塵を防ぐためには、防塵マスクが有効。3月下旬に厚生労働大臣の検定を受けるなどした3種類の使い捨て防塵マスクの増産を要請した」と話す。

 11日には、環境省と厚生労働省が専門家を招いた対策会議を開催。過去の震災でのアスベストの大気濃度などが報告された。今回の震災で環境省が行った予備調査では、通常値を大きく超えた地点はなかった。しかし、アスベストが含まれる危険が高いビルなどの解体現場のほか、船舶の解体作業でもアスベストが飛散する危険は高い。

 「船は通常は陸地にあがらないため危険ではないが、今回は陸で解体せざるを得ない船も多いだろう」(環境省)

(3/3ページ)
 同省やアスベストセンターでは、被災地に防塵マスクを配布し、着用を呼びかけている。また、アスベストセンターは今後、被災地の小学校で児童に着用方法などを教える計画だ。ただ、幼児用の防塵マスクはないため、正しく着用してもアスベストを吸い込む危険はあるという。

 現地を訪れる際は、解体作業などには携わらないとともに、そうした現場に近づかないこと。何より、アスベストの飛散の危険がある場所では、防塵マスクで自衛することが必要だ。

                  ◇

【用語解説】アスベスト(石綿)

 天然の繊維状のケイ酸塩鉱物で、耐熱性に優れることから、断熱材や防音材などとして使われていた(現在は原則として製造中止)。繊維が細かいため飛散しやすく、長期間、大量のアスベストを吸い込むと、数十年の後に肺線維症(塵肺)や悪性中皮腫になる危険が高い。阪神大震災(平成7年)では、ビル解体時にアスベスト濃度が上がった例もあり、アスベストが含まれる建物の解体時には水をまくなどの対策が必要とされる。

                  ◇

節電・夏を乗り切る「家庭の知恵」募集

 東日本大震災は大きな被害をもたらしました。福島第1原発の事故の影響で、電力不足や風評被害も起きています。こうした中で、私たちが今できること、家庭で実践している節電・エコ対策、夏を乗り切る方法、思いついたアイデアなど「家庭の知恵」をお寄せください。「私の“ワザ”」で随時紹介します。住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、〒100-8078 産経新聞文化部生活班まで。

 〈メール〉life@sankei.co.jp

 〈FAX〉03・3270・2424

 

【東日本大震災 今何ができる】被災地のアスベスト【産経】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110524-00000094-san-soci

産経新聞 5月24日(火)7時55分配信
 ■解体現場やがれき近く 防塵マスク着用が必要

 東日本大震災で、被災地のがれきや解体現場などに含まれているアスベスト(石綿)による健康被害の危険が指摘されている。吸い込むと、数十年後に中皮腫などの深刻な健康被害をもたらす可能性がある。ボランティアなどで被災地を訪れる際は、マスクを正しく着用し、解体現場などにはなるべく近づかないことが肝心だ。(道丸摩耶)

 ◆ボランティアも

 「被災地で、がれきの中を母親を捜して歩く子供を見かけた。マスクはしていたが防塵(ぼうじん)用ではなく、これでは心配だと思いました」と語るのは、「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」(東京都江東区)の永倉冬史(ふゆし)事務局長だ。

 永倉さんは、東京労働安全衛生センター(同)とともに3月下旬から数回にわたり被災地を訪れ、現地にアスベストが飛散していないかを調査した。

 「仙台市や宮城県南三陸町、岩手県陸前高田市、釜石市などに行きましたが、いずれもアスベストを含む可能性のある建材が散乱していました」

 一部を分析した結果、アスベストを含んでいないものが大半だったが、永倉さんは「現場ではアスベストかどうか調査せず、解体・撤去作業を進めることもある。アスベストの可能性があると考えて対策を取らないといけない」と警鐘を鳴らす。

 自宅の解体作業を住民や自治体職員が見守る例も多く、がれきの中、物を探すボランティアもいる。自衛隊や警察、消防、業者など解体やがれき処理などの作業に携わる人だけでなく、住民やボランティアで被災地に入る人たちも注意しなければならない。

 ◆現時点では通常値

 被災地には、いまだに海水が流れ込んだままの場所もあるが、今後、乾燥が続けば、アスベストは大気中に飛散する危険が高まる。環境省大気環境課は「アスベストなどの粉塵を防ぐためには、防塵マスクが有効。3月下旬に厚生労働大臣の検定を受けるなどした3種類の使い捨て防塵マスクの増産を要請した」と話す。

 11日には、環境省と厚生労働省が専門家を招いた対策会議を開催。過去の震災でのアスベストの大気濃度などが報告された。今回の震災で環境省が行った予備調査では、通常値を大きく超えた地点はなかった。しかし、アスベストが含まれる危険が高いビルなどの解体現場のほか、船舶の解体作業でもアスベストが飛散する危険は高い。

 「船は通常は陸地にあがらないため危険ではないが、今回は陸で解体せざるを得ない船も多いだろう」(環境省)

 同省やアスベストセンターでは、被災地に防塵マスクを配布し、着用を呼びかけている。また、アスベストセンターは今後、被災地の小学校で児童に着用方法などを教える計画だ。ただ、幼児用の防塵マスクはないため、正しく着用してもアスベストを吸い込む危険はあるという。

 現地を訪れる際は、解体作業などには携わらないとともに、そうした現場に近づかないこと。何より、アスベストの飛散の危険がある場所では、防塵マスクで自衛することが必要だ。

                  ◇

【用語解説】アスベスト(石綿)

 天然の繊維状のケイ酸塩鉱物で、耐熱性に優れることから、断熱材や防音材などとして使われていた(現在は原則として製造中止)。繊維が細かいため飛散しやすく、長期間、大量のアスベストを吸い込むと、数十年の後に肺線維症(塵肺)や悪性中皮腫になる危険が高い。阪神大震災(平成7年)では、ビル解体時にアスベスト濃度が上がった例もあり、アスベストが含まれる建物の解体時には水をまくなどの対策が必要とされる。

                  ◇

 ■節電・夏を乗り切る「家庭の知恵」募集

 東日本大震災は大きな被害をもたらしました。福島第1原発の事故の影響で、電力不足や風評被害も起きています。こうした中で、私たちが今できること、家庭で実践している節電・エコ対策、夏を乗り切る方法、思いついたアイデアなど「家庭の知恵」をお寄せください。「私の“ワザ”」で随時紹介します。住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、〒100-8078 産経新聞文化部生活班まで。

 〈メール〉life@sankei.co.jp

 〈FAX〉03・3270・2424

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最終更新:5月24日(火)7時55分

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 以下、産経以外の記事など。

被災した岩手の中学校が運動会 校庭に響く歓声と笑い【共同】
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052201000386.html

Pn2011052201000442ci0003  周辺に津波の傷痕が残る校庭で開かれた運動会で、騎馬戦をする市立小友中学校の生徒たち=22日午前、岩手県陸前高田市の市立小友小学校

 東日本大震災で被災し、校舎が使えなくなった岩手県陸前高田市の市立小友中学校が22日、隣接する市立小友小学校の校庭を借り運動会を開いた。周辺にがれきが散乱し津波の傷痕が残る中、生徒たちの歓声と笑い声が響いた。

 雨が降るあいにくの天気。開会式で生徒代表が「町の復興のため、地域の人たちに元気になってもらうために頑張ります」と宣誓した。36人の生徒が徒競走や騎馬戦ではつらつとした姿を見せ、保護者らが声援を送った。

 小友中は海岸線から約3キロ離れているが、津波は校舎2階にまで達した。小友小も被害を受けたが、ボランティアや自衛隊が校庭のがれきを取り除き使用できるようになった。

 応援団長の3年田代祐也君(14)は「地域の人たちに元気を伝えることができたと思う。思い出に残る最後の運動会になった」と満足げ。加藤清校長は「未来への一歩を踏み出せた。これからも地域の担い手を育てていきたい」と話した。
2011/05/22 16:34   【共同通信】

 

 共同47ニュース配信と言うことならば、地方新聞は当然報じているわけで、。

笑顔を力にゴールまで 陸前高田・小友中で運動会【岩手日報】
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110523_P

Top110523  陸前高田市小友町の小友中(加藤清校長、生徒36人)は22日、同校そばの小友小校庭で運動会を開いた。あいにくの雨だったが、生徒たちは古里の一日も早い復興への願いを込め、はつらつと競技に取り組んだ。

 保護者や地域住民ら50人以上が応援に駆け付けた。赤組と白組に分かれた生徒たちは、徒競走や騎馬戦で元気な声を響かせた。

 綱引きや応援合戦は保護者らも参加し、一体となって運動会を盛り上げた。PTA会長の佐藤健二さん(49)は「地域の活性化には子どもの笑顔が一番。それを見て親も頑張れる」と目を細めた。

 応援団長の田代祐也君(3年)は「最後の中学校生活にいい思い出ができた。地域の人に少しでも元気になってもらえたらうれしい」と声を弾ませた。

【写真=保護者らと手をつないで競技に励み、笑顔を見せる小友中の生徒たち=22日、陸前高田市・小友小】

(2011/05/23)

 

 同じく東北地方紙の河北新報が「奇跡の」運動会と賞賛。

移転先の校庭で「奇跡」の運動会 陸前高田・小友中
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110523_09.htm

20110522021jd 周囲にがれきの残るグラウンドで騎馬戦を行う小友中の生徒たち=22日、陸前高田市

 東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市小友中は22日、移転先の小友小グラウンドで運動会を行った。同市の小中学校での運動会は震災後初めて。はつらつとした生徒たちの姿に、見守る保護者や住民も沸いた。
 生徒会長の3年佐藤春希君(15)が「運動会ができることに感謝し、思い出に残る日にしよう」と宣誓。全校生徒36人が紅白の2組に分かれ、徒競走やリレー、騎馬戦などに汗を流した。
 校庭の周囲は大量のがれきが残ったまま。加藤清校長は「運動会をやれたこと自体が奇跡。理解を得られないのではないかと不安もあったが、やれてよかった」と目を潤ませた。
 小友中は津波で生徒8人が犠牲になり、校舎は2階まで浸水して使えなくなった。移転先の小友小校庭も今月半ばまで、がれきが散乱していた。
 自衛隊などによるがれき撤去が順調に進み、生徒たちもガラスや金属片などを拾い、整地もした。16日から団体種目や応援の練習を開始した。
 佐藤君は「この1週間、楽しく準備ができ、いい思い出になる運動会になった。支えてくれた人たちに感謝したい」と笑顔で話した。

2011年05月23日月曜日

 

だめ押しで、河北新報ニュースTwitter公式アカウントでツイート。

http://twitter.com/#!/kahoku_shimpo/status/72414917017337857
@kahoku_shimpo 河北新報ニュース
移転先の校庭で「奇跡」の運動会 陸前高田・小友中 http://bit.ly/kPU9N5 
5月23日 河北新報社から

 

こうなると、もうとどまる所を知らず。13万フォロワーのジャーナリストも写真に心打たれちゃってます。

http://twitter.com/#!/sasakitoshinao/statuses/72444889031376896
佐々木俊尚
@sasakitoshinao 佐々木俊尚
周囲に大量の瓦礫が残る校庭で運動会をする生徒たち。写真に心打たれる。/移転先の校庭で「奇跡」の運動会 陸前高田・小友中(河北新報) http://j.mp/l6j1Ph
5月23日 Bufferから

 

 こうなると、もうマンガ。

被災地陸前高田市 笑顔の運動会
http://newsmanga.ocn.ne.jp/social/2011/05/201105_10280_2.html

2011年05月30日配信

周辺にがれきが散乱し、津波の傷痕が残る陸前高田市…。22日、市立小友中学校は隣接する市立小友小学校の校庭を借り運動会を開いた。雨が降るあいにくの天気の中、36人の生徒が徒競走や騎馬戦ではつらつとした姿を見せ、保護者らが声援を送った。

作画:やはぎしげひさ

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 共産党の議員も賞賛。アスベストやヘドロのホコリを吸う懸念などないらしい。

岩永なおゆき 駆けある記
東日本大震災救援・復興に全力!原発からの撤退、自然エネルギーへの転換を!

東日本大震災ボランティア活動報告(4)
http://kuromame55myhome.blog99.fc2.com/blog-date-20110524.html

(略)

 こんなときに運動会かと
 おそらく思った人もあったでしょう。

Dscn6062 DSCN6062.jpg

 しかしあえて運動会をおこなった
 生徒をはじめとした

 住民のみなさん。

 被災したみなさんの
 復興へのなみなみならぬ

 決意と心意気を感じました。

12g20110522ddd1900174g30000s

 ※サンケイ「フォトトップ」より


 

東日本大震災:陸前高田で運動会 笑顔と歓声はじける
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/05/22/20110523k0000m040046000c.html

周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日、武市公孝撮影

 東日本大震災で校舎が被災した岩手県陸前高田市立小友(おとも)中学校(加藤清校長)の運動会が22日、隣接する小友小学校の運動場で行われた。大量のがれきが周囲に散乱するなど津波の爪痕が生々しく残る中、地域を巻き込んだ運動会は笑顔と歓声に包まれた。

 同市内の小中学校では被災後、初の運動会。地域住民や自衛隊、ボランティアが運動場のがれきを片づけ、開催にこぎつけた。

 この日はあいにくの小雨だったが、生徒36人は徒競走や騎馬戦、リレーなどの競技に全力を出した。保護者らも応援合戦や綱引きに取り組んだ。3年の佐藤未来(みき)さん(14)は「中学最後の運動会。できるとは思っていなかったので、すごく楽しかった」と話した。

 観戦に訪れた黄川田幸吉さん(74)は「久々に子供たちの元気な姿が見られて、元気をもらえた」と表情をほころばせ、加藤校長は「これからも笑いがはじけるような思い出を一つ一つ作っていきたい」と語った。【松本光央】

毎日新聞 2011年5月22日 19時59分(最終更新 5月22日 20時21分)

 

毎日も負けず劣らず写真集。

東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/10.html

9 周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日午前11時35分、武市公孝撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/11.html

11 周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会で入場行進する生徒たち=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日午前9時52分、武市公孝撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/12.html

12 周りにがれきが残るグラウンドで行われた小友中学校運動会=岩手県陸前高田市の小友小学校で2011年5月22日午前10時45分、武市公孝撮影


 ただし、同じ日で震災関連の写真も、。

東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/1.html

10 炊き出しの鯨汁を食べる男の子=宮城県女川町で2011年5月22日午前11時48分、久保玲撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/2.html

1 一時帰宅を前に、注意事項を聞く住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前9時2分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/3.html

2 一時帰宅のため、上下別タイプの防護服を着る住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/4.html

3 一時帰宅のため、上下別タイプの防護服を着る住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時3分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/5.html

4 一時帰宅のため、上下別タイプの防護服を着る住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時2分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/6.html

5 ペットのためのケージを手にバスに乗り込む住民たち=福島県田村市で2011年5月22日午前10時33分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/7.html

6 陸上自衛隊第1師団が一時帰宅の中継基地に設けた除染所=福島県田村市で2011年5月22日午前11時16分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/8.html

7 陸上自衛隊第1師団が一時帰宅の中継基地に設けた除染所内の「シャワー所」=福島県田村市で2011年5月22日午前11時24分、西村剛撮影


東日本大震災=5月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110522/9.html

8 中継基地の体育館に戻り、持ち出した荷物を抱えて靴カバーをはずしてもらう住民ら=福島県田村市で2011年5月22日午後1時27分、西村剛撮影


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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年5月24日 (火)

MBS毎日放送、5/24/火★小出先生の国会報告、他。(5月24日、5月25日分)

【福島原発】5/25/水★ブラックジョークとしてのチャイナシンドローム 1/2
nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=2238SosnReU

 

【福島原発】5/25/水★ブラックジョークとしてのチャイナシンドローム 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=Iv4AXqiGHu4

 

【福島原発】5/24/火★小出先生の国会報告 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=JhhwFdCufUM

 

【福島原発】5/24/火★小出先生の国会報告 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=K-oh8Yq6iMA

福島県民全体を避難させるのが無理なら、少なくとも子供全員を避難させるべき。

 

【福島原発】5/24/火★昨日の参議院行政監視委員会の記者レポート
http://www.youtube.com/watch?v=-RRpGSZYQxQ

関連:【必見】小出裕章氏他、後藤政志氏、石橋克彦氏、孫正義氏、参議院行政監視委員会のネット中継YouTubeが出ました。

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2011年5月23日 (月)

【必見】小出裕章氏他、後藤政志氏、石橋克彦氏、孫正義氏、参議院行政監視委員会のネット中継YouTube。

 な、なんと、国会中継が終了した3時間後にYouTubeが出てます。ご紹介します。また、雑談日記内検索でヒットした参考人各氏についての記事を同じく後ろの方でご紹介しておきます。

追記(7月2日):国会会議録が1カ月も過ぎてからやっと出ました。後ろで採録しました。参考人意見は小出裕章先生からですが、後藤政志さん石橋克彦さん孫正義さんなど各参考人意見の開始部分と、質疑開始部分に頁内ジャンプのリンクをはっておきました。また、小出先生と、石橋先生の英文テキストを見つけたので採録しておきます

追加:動画と、ギロチン破断についてのメモを書いておきました

 

関連:国会会議録が出るのに先立ち、TwitterのDMで、民主党若手のホープ、中村哲治議員からPDFで出ているのを教えて頂きました。参議院のイントラネットでPDF版が出ているとの情報です。この中村議員から教えて頂いた6月23日の時点では、1カ月も過ぎているのに、未だに国会会議録は出ていませんでした。
5月23日参議院行政監視委員会の会がやっと出ました(原発問題で参考人は小出裕章、後藤政志、石橋克彦、孫正義の各氏)

 

↓参議院インタネットTVの中継中の
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

5月23日(月)13:00からの参議院行政監視委員会です(←クリックで中継が開きます)

議題:「原発事故と行政監視システムの在り方」
日時:5月23日(月)13:00より
参考人:
・小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
・後藤政志氏(原子炉格納容器設計者)
・石橋克彦氏(地震学者、神戸大名誉教授)
・孫正義氏(ソフトバンク社長)

小出裕章氏、
1、今迄あったのは水素爆発、恐いのはこれから起こるかも知れない水蒸気爆発。(水蒸気爆発と水素爆発について)(3月14日の福島第一原発3号機の爆発について
2、東京も既に汚染されている。

 

↓最初に参考人陳述トップバッターの小出先生の部分だけ版、その後で、合計約3時間17分の完全版です。

参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」小出裕章氏 1/2(8分55秒)
by sievert311
http://youtu.be/GASMdrWqUOY

 

参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」小出裕章氏 2/2(8分18秒)
http://youtu.be/jygNyahW1UM

 この動画で1分56秒の所からと、同じく下記通しの完全版動画の14分5秒の所からは必見箇所です。小出さんが、中部電力のホームページを例に原子力村の安全神話について話しています

 

↓他の参考人の部分、また参考人陳述後議員からの質疑部分も含めた完全版です。約3時間17分あります。最初にご紹介した「小出先生の部分だけ版」の31秒の所から始まっています。始めの挨拶部分が少しだけないです(聞く際の利便性のために時間をメモしました。)

参議院・行政監視委員会 5月23日「原発事故と行政監視の在り方」3時間17分20秒
http://youtu.be/bskLGjF5FN0

リクエストによる埋め込み無効なのでリンク先で見てください

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 以下、時間のメモ。探す時の参考にして下さい。なお動画は削除されてます。完全版で見てください。

 

参議院USTREAM中継 脱原発への道 1/2(2時間59分51秒)
by JunjiHattori
http://www.youtube.com/watch?v=8WNFcNOkzIY

最初から(以下「から」は略)
小出裕章参考人:

16分46秒
後藤政志参考人:

34分8秒
石橋克彦参考人:

57分40秒
孫正義参考人:

1時間9分5秒から質疑。

1時間9分44秒
ふじわら参院議員:

1時間13分45秒
孫正義参考人:原発の是非について、国民による直接投票を一度やるべき。

1時間16分3秒
自民党あかいし参院議員:(SOBA:水蒸気爆発と盛んに間違えて言っている。)

1時間19分45秒 (水蒸気爆発と水素爆発について
小出裕章参考人:ご質問頂きましたのでお答えしたいと思います。今あかいしさんが「水蒸気爆発が起きた」と仰いましたけれども、起きたのは水蒸気爆発ではなく水素爆発です。1号機から4号機まですべての所で水素爆発が起きています。ただし、今迄の経過を見ると格納容器は一定程度の閉じ込め機能をもっている状態だと私には見えます。(略)行政や東電が出してきているデータである程度分かってきてますが、(略)現在の所だと揮発性のものを中心にして、原子炉に含まれていた内の多分10%くらいが(外に)出てきていると思います。今後の事ですが、私が恐れているのは水蒸気爆発、と言う爆発です。さきほど後藤さんも少しその事を話して下さいましたけれども、水蒸気爆発が起きて圧力容器が損傷する、そして格納容器が損傷すると言うような事態にいたってしまうと恐らく原子炉の中に含まれている不揮発性のものも含めて大量に環境に出て来る事になるだろうと思いまして、それを私は危惧してます。そう言うようにならないためになんとか事故を終息させなければならない訳で、そのために今福島の現地の作業員の方達が大変な被爆をしながら苦闘を続けていると言う事です。なんとかその苦闘が実を結んで欲しいと私は願っていますけれども、それでも完全に水蒸気爆発が起こらないと言うように私には断言出来ないで今現在いると言うそう言う状態です。それから原子炉の中にどれだけのウラン、あるいは核燃料があるかと言う事ですけれども、さきほど一番始めに私は話しを聞いて頂いた時に広島型原爆で燃えたウランが800gであるのに対して原子力発電所では1基が1年間ごとに1トンのウランを燃やすと聞いて頂きました。つまりそれだけの核燃料生成物、放射性物質を原子炉の中に蓄えながら動いてきている。それぞれ2年3年という長期間に渡って蓄えながら動いている訳ですから、1号機2号機3号機4号機それぞれがそれぞれの原子炉の中に広島原発1000発2000発と言う、そう言うような放射性物質を内包しているものなんだと、それくらい危険なものなんだと認識して頂きたいと思います。以上です。

1時間22分55秒
後藤政志参考人:

1時間26分10秒
石橋克彦参考人:

1時間27分33秒
孫正義参考人:

1時間30分21秒
公明党たにあい参院議員:

1時間34分4秒
小出章裕参考人:

1時間36分21秒
後藤政志参考人:

1時間37分57秒
石橋克彦参考人:

1時間42分13秒
孫正義参考人:

1時間46分22秒
後藤政志参考人:

1時間47分48秒
みんなの党てらだ参院議員:

1時間52分25秒(情報公開関連のここは重要)
小出章裕参考人:(通し動画で1時間57分28秒の所から3月15日の東京の空の放射能測定値は、チェルノブイリの時に日本に飛んできた放射能に比べれば何百倍何千倍、距離が近いせいもあるけれど飛んできていました。京大原子力研究所所長から「パニックを煽ることになるからデータを出すな」と言われた

小出先生が紹介していた3月15日の東京の空の放射能測定値データは
(2) 安全ゼミ資料の13ページ目⇒ (2011年3月18日 第110回原子力問題安全ゼミのプレゼン資料「京都大学原子炉実験所 小出裕章 もうやめよう、原子力(pdf)」)

(↓クリックで拡大します)
20110318_12011年3月18日 第110回原子力問題安全ゼミ動画の3分25秒から、2011年3月15日の東京の空の放射能測定値データを説明する小出さん。


20110318_2 ←2011年3月15日で採取地は東京都台東区。


20110318_3←これが小出さんが出すなと言われたデータ。


20110318koidepdf13p_2 ←見やすいように安全ゼミ資料(pdf)の13ページ目をキャプチャ。東京都台東区で採取した空気中の放射性物質(採取日2011年3月15日)

2011年5月23日参議院行政監視委員会で小出氏さんは、「このデータをださない方がいい」と言われた事を紹介した。


1時間56分32秒
後藤政志参考人:原発関連は核兵器との関連からか、伏せ字、マーキングが多い。

1時間59分44秒
みんなの党てらだ参院議員:

2時間0分34秒
石橋克彦参考人:次は首都圏直下、さらに今世紀半ば頃、あるいは3・11震災で引き金が引かれ早まっているかも知れない西日本直下の地震が危ない。

2時間3分40秒
孫正義参考人:

2時間6分50秒
石橋克彦参考人:

2時間8分38秒
共産党たむら参院議員:

2時間10分10秒
石橋克彦参考人:

2時間16分28秒
共産党たむら参院議員:

2時間18分27秒
後藤政志参考人:

2時間18分59秒
小出章裕参考人:

2時間20分11秒
石橋克彦参考人:独立した規制機関をぜひ確立しなければならない。2009年JCOの事故の時には原子力安全委員会がもう少しちゃんと働いていた。委員長のすみたさんが現場に入って活躍された。それがなぜダメになったかと言うと、2001年1月中央省庁再編で原子力安全委員会のかぎ庁が解体された。原子力安全委員会はまったく牙を抜かれたようなところがあり、経済産業省(原発推進)に全てが集中されてしまった。原子力推進と原子力規制とが、。圧倒的に保安院の力が強くなって安全委員会の影が薄くなった。そう言う事実・状況があります。以上です。

2時間21分44秒
中山参院議員:

2時間27分35秒
小出章裕参考人:

2時間30分50秒
後藤政志参考人:

2時間32分7秒
石橋克彦参考人:

2時間33分45秒
孫正義参考人:風力発電の環境アセスメントの最後の関門が原子力保安院、なぜ原発推進の保安院が、。

2時間37分16秒
おおしま理事参院議員:次に止めるべき原発はどこか、言いづらければエリアでもいい。

2時間41分8秒
後藤政志参考人:

2時間42分7秒
小出章裕参考人:

2時間43分41秒
石橋克彦参考人:心配なのは若狭湾、ただしエリアより古いもの、沸騰型のマークⅠが心配。

2時間44分32秒
孫正義参考人:

2時間44分58秒
たじま政務官

2時間46分13秒
まつむら理事参院議員

2時間48分20秒
石橋克彦参考人:耐震バックチェック

2時間50分23秒
民主党かざまき参院議員

2時間55分24秒
小出章裕参考人:ホームページ資料、東京は1時間空気を吸っただけで2万マイクロシーベルト。

2時間57分45秒
孫正義参考人:

 

参議院USTREAM中継 脱原発への道 2/2(15分53秒)
http://www.youtube.com/watch?v=TxR7ZfDohow

始めから
小出章裕参考人:

30秒
孫正義参考人:体内被曝の線量を公開しないようだが何故公開しないのか、何故議論しないのか。体内被曝の所に合わせて適切なアルファ、ベータの線量も公表すべきではないのか。それを計測する計測器が税関で500台原発の事故以来止まったままである。実にもったいない。

1分40秒
だじま政務官

4分40秒
民主党かざま参院議員

5分18秒
よこやま参院議員

6分45秒
孫正義参考人:スマートグリッド、「電田プロジェクト」

7分35秒
やまざき参院議員:

7分56秒
石橋克彦参考人:

8分52秒
ふじわら参院議員:

10分44秒
たじま政務官:

11分18秒
ふじわら参院議員:

11分30秒
委員長:

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 以下、注目関連記事や、雑談日記内のココログ最強検索結果で出てきた記事など。

※小出裕章氏については、MBS毎日放送出演YouTubeの紹介エントリーが多数あります(声のみの出演)。その1その2その3その4その5その6

 

※石橋克彦氏が「浜岡の次に危ないのは、若狭湾」と言っていた関連で下記記事。

 まず、1級資料で書かれていた若狭湾の津波史実を関西電力が無視していたという話し。

若狭湾の津波 関電が調査検討【NHK】
5月26日 21時28分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110526/k10013139861000.html

全国で最も多くの原子力発電所が集中する福井県の若狭湾で、およそ400年前、地震とともに波で家が流され、多数の死者が出たとみられる記述が、複数の文献に記されていることが分かりました。関西電力は、これまで津波による大きな被害の記録はないと説明してきましたが、誤解を招くものだったとしたうえで、東日本大震災で想定外の事態が起きたとして、当時、津波の被害があったのか、調査を検討するとしています。

福井県の若狭湾は、関西電力や日本原子力発電などが運転する全国でも最も多い14基の原発が集まる場所です。原発は、建設時に過去の地震や津波について調査を行うことが義務づけられていて、関西電力は、調査の結果、若狭湾で、津波による大きな被害の記録はないと、これまで地元の住民や自治体に説明してきました。しかし、東日本大震災のあと、日本の中世の歴史を研究している敦賀短期大学の外岡慎一郎教授が調べたところ、京都の神社に伝わる「兼見卿記(かねみきょうき)」という文書に、天正13年(西暦1586年)に起きた「天正大地震」で、若狭湾を含む沿岸で波が起こり、家が流され、多くの人が死亡したという記録があることが分かりました。また当時、日本に来ていたポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスが書いた「日本史」の中でも、同じ天正大地震の記述として、若狭湾とみられる場所で「山と思われるほど大きな波に覆われ、引き際に家屋も男女もさらっていってしまった」と記されていることが分かりました。これらの資料は、国史の編さんにも使われる歴史資料としては一級のもので、NHKの取材に対し、関西電力は、昭和56年には2つの文献の内容を把握していたが、信ぴょう性がないと社内で判断し、住民や自治体には、津波による大きな被害の記録はないと説明してきたとしています。しかし、これまでの説明が誤解を招くものだったとしています。そのうえで、東日本大震災で想定外の事態が起きたとして、文献の記述のような被害が大きな津波で起きたのかも含め調べるため、ボーリング調査など科学的な調査を検討するとしています。関西電力は「どのくらいの大きさの津波に備えるのかは、文献の調査だけでなく、活断層の動きから計算する科学的なシミュレーションも行っているので、これまでの津波の高さの想定に問題はなかったと考えている。ただ、東京電力福島第一原発の事故を踏まえ、見直していくべきところは見直していく」と話しています。

 

 雑談日記の検索で出てきた石橋克彦氏関連は下記、

その1、雑談日記エントリー中

※衆議院予算委員会公聴会(2005年2月23日 )石橋克彦(いしばしかつひこ)神戸大学 都市安全研究センター教授 「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」石橋教授が原発震災を強く警告(全文)

 

その2、雑談日記エントリー中で資料採録した下記記事、

風知草:再び「浜岡原発」を問う=山田孝男【毎日】
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110502ddm012070108000c.html

 4月28日朝、首相と関係閣僚が顔をそろえる「経済情勢に関する検討会合」で、出席者の一人が「浜岡原発(中部電力)は止めるべきだ」と発言した。電気事業を所管する経済産業相は反論を避けた。その他の出席者も、不意の問題提起に応答をためらい、沈黙をまもった。議論は回避されたが、政府要人による浜岡原発停止要求は、この問題に敏感な霞が関と電力業界に強い衝撃を与えた。

 いま、政府は、福島以外の原発の制御は考えていないように見えるが、実情は違う。楽屋裏では、散発的に次のような会話が交わされている。

 「浜岡はあぶない」「そうは言っても、他の原発と区別して止める(法令上の)根拠がないでしょう」「予見しうる危険を防ぐのが政治では」「不用意に踏み込めば自治体を刺激し、全原発に波及して収拾がつかなくなりますぞ」--。

 政府内でも、ついに浜岡原発停止論が広がるか、そうは問屋が卸さぬか、まさしく微妙な段階にさしかかった。

 浜岡原発は静岡県御前崎市にある。何が問題か。まず、東海地震の予想震源域の真上に建っている。地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授(66)に聞けば、揺れを生む断層面が真下の浅い所にあり、地盤が軟弱。巨大地震がくれば激しい地盤隆起が避けられず、立地条件の悪さという点で突出している。

 一方、政府の地震調査研究推進本部は「今後30年間にマグニチュード(M)8クラスの東海地震が起きる確率は87%」と予測(08年)、東海を最重点に地震防災を進めてきた。

 それでも浜岡原発は動き、増設され、運転差し止め請求訴訟でも原発行政が勝った。「M8に見合う耐震安全性は十分」という司法判断だが、3・11並みのM9ならどうか。

 浜岡は、制御設備の「外部電源の信頼性が福島より格段に高い」から、福島と同じにはならないと元科学技術庁原子力局長が主張している(東京新聞4月29日朝刊)。この人は「潜在的リスクがあるから停止」は短絡という意見である。

 筆者は先週、霞が関の技術系官僚2人(いずれも専門は原子力以外)に取材したが、うち1人は、こちらが驚くほど強い調子で原子力官僚の経済優先・安全軽視を批判した。

 「彼らは外部電源としか言わないですね。福島も『電源さえつながれば』と言って50日たつけど、何も変わらない。結局プラント(機械設備)の中しか見ていない。自然によってガードを崩されるという想像力、安全思想が欠けている」

 2人とも要職を占めるベテラン。政権の司令塔不在を嘆いたあたりは予想通りだが、「浜岡は止めるべきです」と異口同音に語った点が意外だった。

 環太平洋地域では過去50年にM9クラスの巨大地震が5回起き、うち3回は最近7年間に集中している。浜岡の海岸には高さ10メートルの砂丘があるとか、12メートルの防波壁を新設するとかいうけれども、福島原発は十数メートルの津波に洗われている。

 折も折、中部電力は、点検休止中の浜岡原発3号機を7月に再開したいと言い出した。真夏の電力不足による混乱回避へ布石を打ったのだろうが、民間企業に大局判断は無理というなら、政府が出るしかない。安全を守る国家意思を明確にして政治をリセットするためにも、日本の技術に対する国際的不信をぬぐうためにも、まず浜岡原発を止めてもらいたい。(毎週月曜日掲載)

英訳

    浜岡原発3号機:7月に再開…中電計画「地元の同意前提」
    中部電力:浜岡原発 防波壁15メートル超に引き上げ
    反原発デモ:東京で行われる 市民ら1000人が参加
    浜岡原発:6号機先送り 中部電、大震災で新設計画見直し
    地震:静岡の震度6強で負傷者40人 浜岡原発は異常なし

毎日新聞 2011年5月2日 東京朝刊

 

風知草:浜岡原発を止めよ=山田孝男
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/news/20110418ddm012070049000c.html

 中部電力の浜岡原子力発電所を止めてもらいたい。安全基準の前提が崩れた以上、予見される危機を着実に制御する日本であるために。急ぎ足ながら三陸と福島を回り、帰京後、政府関係者に取材を試みて、筆者はそう考えるに至った。

 福島に入った私の目を浜岡へ向かわせたのは佐藤栄佐久・前福島県知事(71)だった。郡山に佐藤を訪ねて「首都圏の繁栄の犠牲になったと思うか」と聞いたとき、前知事はそれには答えず、こう反問した。

 「それよりネ、私どもが心配しているのは浜岡ですから。東海地方も、東京も、まだ地震が来てないでしょ?」

 5期18年(5期目半ばで辞任後、収賄で逮捕・起訴。1、2審とも有罪で上告中)。国・東京電力との蜜月を経て原発批判に転じた佐藤が、恨み節を語る代わりに首都圏の油断を指摘してみせたのである。

 浜岡原発は静岡県御前崎市にある。その危うさは反原発派の間では常識に属する。運転中の3基のうち二つは福島と同じ沸騰水型で海岸低地に立つ。それより何より、東海地震の予想震源域の真上にある。

 「原発震災」なる言葉を生み出し、かねて警鐘を鳴らしてきた地震学者の石橋克彦神戸大名誉教授(66)は、月刊誌の最新号で、浜岡震災の帰結についてこう予測している。

 「最悪の場合、(中略)放射能雲が首都圏に流れ、一千万人以上が避難しなければならない。日本は首都を喪失する」「在日米軍の横田・横須賀・厚木・座間などの基地も機能を失い、国際的に大きな軍事的不均衡が生じる……」(「世界」と「中央公論」の各5月号)

 これが反原発派知識人の懸念にとどまらないことを筆者は先週、思い知った。旧知の政府関係者から「浜岡は止めなくちゃダメだ。新聞で書いてくれませんか」と声をかけられたのである。原発輸出を含む新成長戦略を打ち出した内閣のブレーンのひとりが、浜岡に限っては反原発派と不安を共有し、「原発を維持するためにこそ止めるべきなのに、聞く耳をもつ人間が少ない」と慨嘆した。

 福島のあおりで中部電力は浜岡原発の新炉増設の着工延期を発表したが、稼働中の原子炉は止まらない。代替供給源確保のコストを案じる中電の視野に休止はない。ならば国が、企業の損得や経済の一時的混乱を度外視し、現実の脅威となった浜岡原発を止めてコントロールしなければならないはずだが、政府主導の原発安全点検は表層的でおざなりである。

 なるほど民主党政権は無残だが、自民党ならみごと制御できたとも思わない。空前の大災害であり、しかもなお収束のめどが立っていない。

 向こう1000年、3・11ほどの大地震や津波がこないとは言えないだろう。列島周辺の地殻変動はますます活発化しているように見える。そういうなかでGDP(国内総生産)至上主義のエネルギー多消費型経済社会を維持できるかと言えば、まず不可能だろう。

 いま、首相官邸にはあまたの知識人が参集し、「文明が問われている」というようなことが議論されている。ずいぶんのんきな話だと思う。

 危機は去っていない。福島の制御は当然として、もはやだれが見ても危険な浜岡原発を止めなければならない。原発社会全体をコントロールするという国家意思を明確にすることが先ではないか。(敬称略)(毎週月曜日掲載)

英訳

    中部電力:浜岡原発 防波壁15メートル超に引き上げ
    反原発デモ:東京で行われる 市民ら1000人が参加

毎日新聞 2011年4月18日 東京朝刊

 

追記(2013/02/10):どうも原子力村は発災直後から、何かというと津波を持ち出します。しかし、実際には津波の前に配管の破断があったという説が強いです。

 以下、下記放送での関連情報です。
2013年1月27日(日)/55分枠  24:50~
3・11大震災 シリーズ 活断層と原発、そして廃炉 アメリカ、ドイツ、日本の選択
制作=日本テレビ

20130206_95630←以下、原発敷地に活断層がありずれた場合の


20130206_95649←ギロチン破断の模式図です。


20130206_95715←原発には、冷却用だけでなく配管がはりめぐらされており、延べ100kmあるとの事です。仮に活断層でやられなくても、大きな揺れでダメージを受ける可能性は捨てきれないでしょう。地震の多い日本には原発は不適なのです。


 上記、ギロチン破断の模式図は下記動画の1分33秒から出てきます。

活断層と原発、そして廃炉 アメリカ、ドイツ、日本の選択
LunaticEclipseNuke23
http://youtu.be/ZonQ3oq57fU

 デーリーモーション動画版もあります

 

 以下、院長の独り言さんの所で見つけた熊本日日新聞の記事。スクロールして見るなら

2011060505_福島原発事故に先立つこと11年5か月前の東海村JCO臨界事故、左の記事は事故翌日1999年10月1日熊日朝刊2面の記事です。まるで、福島原発の事故を報じていると錯覚させられる様な記事。原子力村は全然進歩してないのが分かります。その時から無責任体質は全然変わっていない。


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 「国会会議録検索システム」からの国会会議録です。(公開は1週間~10日後)今回は1カ月以上経ってからやっと出ました。

 

会議録:2011年05月23日 177回参議院 行政監視委員会 第4号

177-参-行政監視委員会-4号 平成23年05月23日

平成二十三年五月二十三日(月曜日)
   午後一時一分開会
    ─────────────
   委員の異動

(略)

    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         末松 信介君
    理 事
                大島九州男君
                風間 直樹君
                川合 孝典君
                藤原 良信君
                松村 龍二君
                寺田 典城君
    委 員
                足立 信也君
                石橋 通宏君
                大久保潔重君
                加賀谷 健君
                神本美恵子君
                武内 則男君
                難波 奨二君
                室井 邦彦君
                山根 隆治君
                赤石 清美君
                岩井 茂樹君
                宇都 隆史君
                岸  信夫君
                高階恵美子君
                中西 祐介君
               三原じゅん子君
                宮沢 洋一君
                谷合 正明君
                横山 信一君
                田村 智子君
                山下 芳生君
                中山 恭子君
   大臣政務官
       経済産業大臣政
       務官       田嶋  要君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        富山 哲雄君
   政府参考人
       内閣官房原子力
       発電所事故によ
       る経済被害対応
       室長       北川 慎介君
       内閣府原子力被
       災者生活支援チ
       ーム事務局長補
       佐        菅原 郁郎君
       資源エネルギー
       庁長官      細野 哲弘君
       資源エネルギー
       庁原子力安全・
       保安院長     寺坂 信昭君
       資源エネルギー
       庁原子力安全・
       保安院審議官   黒木 慎一君
   参考人
       京都大学原子炉
       実験所助教    小出 裕章君
       芝浦工業大学非
       常勤講師     後藤 政志君
       神戸大学名誉教
       授        石橋 克彦君
       ソフトバンク株
       式会社代表取締
       役社長      孫  正義君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関
 する調査
 (原発事故と行政監視システムの在り方に関す
 る件)
○参考人の出席要求に関する件
    ─────────────

○委員長(末松信介君) ただいまから行政監視委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告をいたします。
 去る二十日までに、浜田和幸君が委員を辞任され、その補欠として三原じゅん子さんが選任されました。
    ─────────────

○委員長(末松信介君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として、理事会協議のとおり、内閣官房原子力発電所事故による経済被害対応室長北川慎介君外四名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さように決定いたします。
    ─────────────

○委員長(末松信介君) 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査を議題といたします。
 本日は、原発事故と行政監視システムの在り方に関する件について参考人の皆様方から意見を聴取した後に質疑を行います。
 御出席をいただいております参考人は、京都大学原子炉実験所助教小出裕章さん、芝浦工業大学非常勤講師後藤政志さん、神戸大学名誉教授石橋克彦さん及びソフトバンク株式会社代表取締役社長孫正義さんの四名でございます。
 この際、参考人の皆様方に一言御挨拶を申し上げます。
 本日は、大変御多忙のところ当委員会に御出席をいただきまして、本当にありがとうございます。
 参考人の先生方また孫社長様の御意見等につきましては、集約した資料を調査室が作成をいたしまして、それぞれ委員にお配りをいたしています。
 今日は、先生方から、今日まで取ってきた政府の原子力の発電所の事故に対して改善すべき点はないのかどうかという点、あるいは日本の原子力について、エネルギー行政についてどうかということについて、積極的かつ、批判的な御意見でも結構であります、御忌憚のない御意見を述べていただければと思います。
 委員一同重く受け止めますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 議事の進め方でございますが、小出参考人、後藤参考人、石橋参考人及び孫参考人の順にお一人十五分程度御意見をお述べいただき、その後、午後四時ごろまでをめどに質疑を行います。
 なお、御発言は着席のままで結構でございます。
 それでは、まず小出参考人にお願いをいたします。

(中部電力のホームページを例に原子力村の安全神話について小出さんが鋭く批判している部分はこちらから←クリックで頁内ジャンプします。なおipadだと文字数が多い頁はいきなり落ちてホーム画面になる事があるので、アドレスバー末尾、URL後ろにある「リーダー」をクリックしてリーダーモードにすると落ちずに読めます。)
○参考人(小出裕章君) では、始めさせていただきます。(資料映写)
 私の今日の資料はこちらに見ていただきながら話を進めたいと思いますし、皆さんお手元に資料が既に配られていると思いますので、それを御覧いただきながら聞いてください。
 今日は、原子力をこれまで進めてきた行政に対して一言私は申したいことがあるということでここに伺っています。(ここから始まる英文テキストはこちら

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
小出裕章参考人の全身全霊をかけた舌鋒鋭い原発批判
http://youtu.be/CEUxUdlJP0k

注意:ipadで見るとこの動画が表示されなかったり、他の関係ない動画が表示されることがあります(原因不明)。その時は上記リンク先を開いてください。

 まず、私自身は原子力に夢を抱いて原子核工学科というところに入った人間です。なぜそんなことになったかというと、原子力こそ未来のエネルギー源だと思ったからです。無尽蔵にあると、石油や石炭は枯渇してしまうから将来は原子力だということを信じてこの場に足を踏み入れた人間です。ただし、入ってみて調べてみたところ、原子力というのは大変貧弱な資源だということに気が付きました。
 今、これからこのスライドに再生不能エネルギー資源というものの量を順番にかいていこうと思います。
 まず、一番多い資源は石炭です。大変膨大に地球上にあるということが分かっています。ただし、今かいた四角は究極埋蔵量です。実際に経済的に掘れると分かっているのは確認埋蔵量と言われているものなわけですが、この青い部分だけだということになっています。
 では、この四角が一体どのくらいのことを意味しているかというと、右の上に今ちいちゃな四角をかきましたが、これは世界が一年ごとに使っているエネルギーの総量です。ということは、石油の現在の確認埋蔵量だけでいっても数十、数字で書きますとこんなことになりますが、六十年、七十年はあるし、究極埋蔵量が全て使えるとすれば八百年近くはあるというほど石炭はたくさんあるということが分かっています。その次に、天然ガスもあることが分かっている。石油もある。そして、オイルシェール、タールサンドと言っている現在は余り使っていない資源もあるということが既に分かっているわけです
 そして、私自身は、こういう化石燃料と呼ばれているものがいずれ枯渇してしまうから原子力だと思ったわけですが、原子力の資源であるウランは実はこれしかないのです。石油に比べても数分の一、石炭に比べれば数十分の一しかないという大変貧弱な資源であったわけです。ただ、私がこれを言うと、原子力を進めてきた行政サイドの方々は、いや、それはちょっと違うんだと。そこに書いたのは核分裂性のウランの資源量だけを書いたろうと。実は、自分たちが原子力で使おうと思っているのは核分裂性のウランではなくてプルトニウムなんだと言うわけです。つまり、非核分裂性のウランをプルトニウムに変換して使うからエネルギーとして意味があることになるということを言っているわけです。
 どういうことかというと、こういうことです。まず、ウランを掘ってくるということはどんな意味でも必要です。それを濃縮とか加工という作業を行って原子力発電所で燃やすと、これが現在やっていることなわけです。しかし、これを幾らやったところで、今聞いていただいたように原子力はエネルギー資源にならないのです。そこで、原子力を推進している人たちは、実はこんなことではないと言っているわけですね。ウランはもちろん掘ってくるわけですけれども、あるところからプルトニウムというものにして、高速増殖炉という特殊な原子炉を造ってプルトニウムをどんどん増殖していくと。それを再処理とかしながら、ぐるぐる核燃料サイクルで回しながらエネルギー源にするんだと言ったわけですね。最後は高レベル放射性廃物という大変厄介なごみが出てきますので、それをいつか処分しなければいけないという仕事を描いたわけです。
 ただ、プルトニウムという物質は地球上には一滴もありませんので、仕方ないので現在の原子力発電所から出てくるプルトニウムというのを再処理して、高速増殖炉を中心とする核燃料サイクルに引き渡すという、こういう構想を練ったわけです。
 しかし、この構想の一番中心は高速増殖炉にあるわけですが、この高速増殖炉は実はできないのです。日本の高速増殖炉計画がどのように計画されて破綻していったかということを今からこの図に示そうと思います。
 横軸は一九六〇から二〇一〇まで書いてありますが、西暦です。何をこれからかくかというと、原子力開発利用長期計画というものができた年度を横軸にしようと思います。縦軸の方は一九八〇から二〇六〇まで数字が書いてありますが、これはそれぞれの原子力開発利用長期計画で高速増殖炉がいつ実用化できるかというふうに考えたかというその見通しの年度を書きます。
 原子力開発利用長期計画で一番初めに高速増殖炉に触れられたのは、第三回の長期計画、一九六八年でした。そのときの長期計画では、高速増殖炉は一九八〇年代の前半に実用化すると書いてあります。ところが、しばらくしましたら、それは難しいということになりまして、次の原子力開発利用長期計画では、一九九〇年前後にならないと実用化できないというふうに書き換えました。それもまたできなくて、五年たって改定されたときには、高速増殖炉は二〇〇〇年前後に実用化すると書き換えたわけです。ところが、これもできませんでした。次の改定では、二〇一〇年に実用化すると書きました。これもできませんでした。次は、二〇二〇年代に、もう実用化ではありません、技術体系を確立したいというような目標に変わりました。ところが、これもできませんでした。次には、二〇三〇年に技術体系を確立したいということになった。では、次の長期計画ではどうなったかというと、実は二〇〇〇年に長期計画の改定があったのですが、とうとうこのときには年度を示すこともできなくなりました。私は、仕方がないので、ここにバッテンを付けました。そしてまた五年後に長期計画が改定されまして、今度は原子力政策大綱というような大仰な名前に改定されましたが、その改定では二〇五〇年に一基目の高速増殖炉をとにかく造りたいという計画になってきたわけです。
 皆さん、この図をどのように御覧になるでしょうか。私は、ここに一本の線を引きました。どんどんどんどん目標が逃げていくということを分かっていただけると思います。これ、横軸も縦軸も一升が十年で、この線は何を示しているかというと、十年たつと目標が二十年先に逃げるということなのです。十年たって目標が十年先に逃げたら絶対にたどり着けません。それ以上にひどくて十年たつと二十年先に目標が逃げているわけですから、永遠にこんなものにはたどり着けないということを分からなければいけないと私は思います。
 ところが、こういう長期計画を作ってきた原子力委員会というところ、あるいはそれを支えてきた行政は一切責任を取らないということで今日まで来ているわけです。
 日本は「もんじゅ」という高速増殖炉の原型炉だけでも既に一兆円以上の金を捨ててしまいました。現在の裁判制度でいうと、一億円の詐欺をすると一年実刑になるんだそうです。では、一兆円の詐欺をしたら何年の実刑を食らわなければいけないんでしょうか。一万年です。原子力委員会、原子力安全委員会、あるいは経産省、通産省等々、行政にかかわった人の中で「もんじゅ」に責任のある人は一体何人いるのか私はよく知りません。でも、仮に百人だとすれば、一人一人、百年間実刑を処さなければいけないという、それほどのことをやってきて結局誰もいまだに何の責任も取らないままいるという、そういうことになっているわけです。原子力の場というのは大変異常な世界だと私には思えます。
 次は、今、現在進行中の福島の事故のことを一言申し上げます。
 皆さんは御存じだろうと思いますけれども、原子力発電というのは大変膨大な放射能を取り扱うという、そういう技術です。今ここに真っ白なスライドがありますが、左の下の方に今私は小さい四角をかこうと思います。──かきました。これは何かというと、広島の原爆が爆発したときに燃えたウランの量です。八百グラムです。皆さんどなたでも手で持てるという、そのぐらいのウランが燃えて広島の町が壊滅したわけです。
 では、原子力発電、この電気も原子力発電所から来ているわけですけれども、これをやるために一体どのくらいのウランを燃やすかというと、一つの原子力発電所が一年動くたびに一トンのウランを燃やす、それほどのことをやっているわけです。つまり、それだけの核分裂生成物という放射性物質をつくり出しながらやっているということになります。
(SOBA:ここから原子力マフィアの安全神話関連)
 原発は機械です。機械が時々故障を起こしたり事故を起こしたりするというのは当たり前のことです。原発を動かしているのは人間です。人間は神ではありません。時に誤りを犯す、当たり前のことなわけです。私たちがどんなに事故が起きてほしくないと願ったところで、破局的事故の可能性は常に残ります。いつか起きるかもしれないということになっているわけです。そこで、では原子力を推進する人たちがどういう対策を取ったかというと、破局的事故はめったに起きない、そんなものを想定することはおかしいと、だから想定不適当という烙印を押して無視してしまうということにしたわけです。
 どうやって破局的事故が起きないかというと、これは中部電力のホームページから取ってきた説明の図ですけれども、たくさんの壁があると、放射能を外部に漏らさないための壁があると言っているのですが、このうちで特に重要なのは、第四の壁というところに書いてある原子炉格納容器というものです。巨大な鋼鉄製の容器ですけれども、これがいついかなるときでも放射能を閉じ込めるという、そういう考え方にしたわけです。※

※追記(2013/02/07):小出さんが紹介した中部電力のホームページにある、「HOME>エネルギー・環境・原子力>原子力発電について>原子力発電所の安全対策>放射性物質を閉じ込めるしくみ」の頁です⇒http://www.chuden.co.jp/energy/nuclear/nuc_safety/nucs_shikumi/index.html  しかし、発災翌年の2012年5月頃に姑息にもこの頁を削除しています。

201205chudenhp ←中部電力のホームページで検索しても出て来ません。但し、ウェブ・アーカイブでは放射性物質を閉じ込めるしくみ」の頁をまだ確認出来ます


(↓クリックすると拡大します)
20120503nucs_shikumi_pho_01 ←「放射性物質を閉じ込めるしくみ」頁の「放射性物質を閉じ込める多重の壁」の説明画像。


20120503nucs_shikumi ←HOME>エネルギー・環境・原子力>原子力発電について>原子力発電所の安全対策>「放射性物質を閉じ込めるしくみ」の全体頁ですが、中部電力は既に削除してますスクロールして見るなら

2012年5月のゴールデンウィーク明けまで図々しくもこの頁を表示してたのが確認出来てますが、その後5月中旬頃に反省や検証の言葉もなく、理由を説明するでもなくこの頁を削除してます。

 以下、上記頁の一つ前「HOME>エネルギー・環境・原子力>」の頁。

20120503energy2012年5月3日から入ったウェブ・アーカイブで確認すると、まだ「原子力発電について 原子力発電所の安全対策」のリンクがあるのが分かります。スクロールして見るなら


20120516energy2012年5月16日から入ったウェブ・アーカイブでは、「原子力発電について 原子力発電所の安全対策」部分のリンクを反省や検証の言葉もなく、理由を説明するでもなくいきなり削除してますスクロールして見るなら


(追記(2013/02/07):終わり)

 原子炉立地審査指針というものがあって、その指針に基づいて重大事故、仮想事故という、まあかなり厳しい事故を考えていると彼らは言うわけですけれども、そういう事故では格納容器という放射能を閉じ込める最後の防壁は絶対に壊れないという、そういう仮定になってしまっているのです。絶対に壊れないなら放射能は出るはずがないということになってしまいますので、原子力発電所はいついかなる場合も安全だと。放射能が漏れてくるような事故を考えるのは想定不適当、そして想定不適当事故という烙印を押して無視するということにしたわけです
 ところが、実際に破局的事故は起きて、今現在進行中です。大変な悲惨なことが今福島を中心に起きているということは、多分皆さんも御承知いただいていることだろうと思います。ただ、その現在進行中の事故にどうやって行政が向き合ってきているかということについても、大変不適切な対応が私はたくさんあったと思います。
 防災というものの原則は、危険を大きめに評価してあらかじめ対策を取って住民を守ると。もし危険を過大に評価していたのだとすれば、これは過大だった、でも住民に被害を与えないでよかったと胸をなで下ろすという、それが防災の原則だと思いますが、実は日本の政府がやってきたことは、一貫して事故を過小評価して楽観的な見通しで行動してきました。国際事故評価尺度で当初レベル4だとかというようなことを言って、ずっとその評価を変えない。レベル5と言ったことはありましたけれども、最後の最後になってレベル7だと。もう余りにも遅い対応の仕方をする。
 それから、避難区域に関しても、一番初めは三キロメートルの住民を避難指示出す。これは万一のことを考えての指示ですと言ったのです。しかし、しばらくしたら今度十キロメートルの人たちに避難指示を出しました。そのときも、これは万一のことを考えての処置ですと言ったのです。ところが、それからしばらくしたら二十キロメートルの人たちに避難の指示を出す。そのときも、これは万一のことを考えての指示ですというようなことを言いながら、どんどんどんどん後手後手に対策がなっていったという経過をたどりました。
 私は、パニックを避ける唯一の手段というのは正確な情報を常に公開するという態度だろうと思います。そうして初めて行政や国が住民から信頼を受ける、そしてパニックを回避するのだと私は思ってきたのですが、残念ながら日本の行政はそうではありませんでした。常に情報を隠して、危機的な状況でないということを常に言いたがるということでした。SPEEDIという百億円以上のお金を掛けて、二十五年も掛けて築き上げてきた事故時の計算コード、それすらも隠してしまって住民には知らせないというようなことをやったわけです。
 それから、現在まだ続いていますが、誰の責任かを明確にしないまま労働者や住民に犠牲を強制しています。福島の原発で働く労働者の被曝の限度量を引き上げてしまったり、あるいは、住民に対して強制避難をさせるときの基準を現在の立法府が決めた基準とは全く違ってまた引き上げてしまうというようなことをやろうとしている。本当にこんなことをやっていていいのだろうかと私は思います。
 現在進行中の福島の原発事故の本当の被害って一体どれだけになるんだろうかと、私は考えてしまうと途方に暮れます。失われる土地というのは、もし現在の日本の法律を厳密に適用するなら、福島県全域と言ってもいいくらいの広大な土地を放棄しなければならなくなると思います。それを避けようとすれば、住民の被曝限度を引き上げるしかなくなりますけれども、そうすれば、住民たちは被曝を強制させるということになります。
 一次産業は、多分これから物すごい苦難に陥るだろうと思います。農業、漁業を中心として商品が売れないということになるだろうと思います。そして、住民たちはふるさとを追われて生活が崩壊していくということになるはずだと私は思っています。
 東京電力に賠償をきちっとさせるというような話もありますけれども、東京電力が幾ら賠償したところで足りないのです。何度倒産しても多分足りないだろうと思います。日本国が倒産しても多分あがない切れないほどの被害が私は出るのだろうと思っています、本当に賠償するならということです。
 最後になりますが、ガンジーが七つの社会的罪ということを言っていて、彼のお墓にこれが碑文で残っているのだそうです。一番初めは、理念なき政治です。この場にお集まりの方々は政治に携わっている方ですので、十分にこの言葉をかみしめていただきたいと思います。そのほかたくさん、労働なき富、良心なき快楽、人格なき知識、道徳なき商業と、これは多分、東京電力を始めとする電力会社に私は当てはまると思います。そして、人間性なき科学と、これは私も含めたいわゆるアカデミズムの世界がこれまで原子力に丸ごと加担してきたということを私はこれで問いたいと思います。最後は献身なき崇拝と、宗教をお持ちの方はこの言葉もかみしめていただきたいと思います
 終わりにします。ありがとうございました。

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○委員長(末松信介君) 小出参考人、ありがとうございました。
 次に、後藤参考人、お願いいたします。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」後藤政志氏 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=ra2_pqrFqL8&feature=share&list=UUCYLPZRhhAbIQurnQHJj2xg

注意:ipadで見るとこの動画が表示されなかったり、他の関係ない動画が表示されることがあります(原因不明)。その時は上記リンク先を開いてください。

○参考人(後藤政志君) 後藤でございます。よろしくお願いいたします。
 私は、一九八九年からなんですが、十数年にわたって東芝で原子力プラント、特に原子炉格納容器の設計に携わってまいりました。原子炉格納容器と申しますのは、放射性物質を外に出さない、事故のときに閉じ込めるという容器でございます。その設計を担当しておりました。その立場から、原子力事故、今回の事故及び原子力事故というのはどういうものであるかということを若干お話をさせていただきます。(資料映写)
 原子力安全のシステムを考えますと、福島第一原発に限らないんですけれども、よく言われますように、原子炉を止める、止めるというのは核反応を止めるという意味です。制御棒というのがありまして、それが燃料棒の間に入りますと核反応は一旦止まります。しかし、今回止まったわけです、福島の第一、一号から三号全部ですね。ですけど、これが実は止まったというのは運がいいという面があるんです。既に何回も制御棒の事故を起こしている。地震で制御棒が必ず入るとは断言できなかったんです。今回は良かったということなんです。
 それは、福島第一原発の三号とか志賀一号で臨界事故というのを起こしています。ちょっと先へ回しますと、次のページにリストがあるんですけど、十数件にわたって制御棒が脱落あるいは誤挿入、つまり制御棒をコントロールを失った事故があって、しかもそれは二十年以上にわたって隠されていたんです。そのうち二件は臨界に達している。臨界というのは、予期せずに核反応が進むわけです、原子炉の中で。これはとんでもない話なんですね。
 私は、原子力の仕事に携わったときに、制御棒だけは絶対事故を起こさないというふうに確信、確信というより周りからそう言われていましたし設計者もそう言っていましたから、これだけはないだろうと思っていたんですね。ところが、二〇〇〇年代になったらこれだけ分かってきたわけです。この段階で私は、格納容器の問題もありましたけど、制御棒でこれだけの事故を起こすということは、これは原子力成立しない、技術的にというふうに思いました。
 さて、次ですが、今回は制御棒はうまく入ったわけです。で、冷やす、閉じ込めるということになりますが、冷やすという意味は、原子炉を止めましてもその後、崩壊熱と申しまして、ずっと長期にわたって、一年オーダーにわたって冷やし続けないと燃料が溶けてしまいます。今回は冷やそうとしたんですけど、地震で電源が来なくなって、津波あるいはそのほかの原因もあると思いますけれども、機器類、ポンプ類が動かなくなった。それで、特に水没したものもございますから、それによって多重、つまりいっぱい付けてある機械類が、全部ポンプ類が動かなくなって冷却ができなくなった、こういうことになります。
 それで、炉心、つまり燃料がだんだん水面に出てきて溶けてくるわけですね、中から熱が物すごく出てますので。その熱で水蒸気と反応して、被覆管というんですけれども管があって、そこから水素が出て、今回爆発等も起こりました。この事故の経緯で、最近メルトダウンとかいう話、初めて出しましたけど、これはもう十一日か十二日の段階、三月の十二日の段階で炉心の損傷、炉心の冷却ができなくなっていて格納容器の圧力も相当に上がっている、この段階でほぼもうこういう道に行くのは間違いないという形だったわけですね。
 炉心、つまり圧力容器も壊れ、非常に不安定な状態で、それでもずっと何とか必死で作業を通じて冷却を維持してきた。今でも不安定なんです。原子力プラントの中のシステムで冷やしているわけじゃないんです。外から付け足して、一部回復した部分ございますけど、基本的には、装置が駄目になったので外から人海戦術で何とか維持してきてここに来ていると、そういう不安定な状態だということです。しかも、閉じ込め機能も失っています。
 これを設計の方から申しますと、こういうふうに、大きく見まして、設計の想定の範囲とそれから制御不能な範囲というふうに考えますと、通常状態とか過渡状態とか事故と書いていますけど、要は、そのある事故ですね、冷却材喪失事故というのは、水が出ちゃうとかそれから電源がなくなるとか、そういうことも原子力プラントは当然考えているんです。そこでこういうふうに設計しているんですが、今回のように、止める、冷やす、閉じ込めるという機能を、地震、津波、そのほかの、多分これは機器の故障、それから人為的なミスも絡むと思います、それでここに書いたのは、シビアアクシデントといういわゆる制御不能な状態になる、これが今回の事故なんですね。こうなりますと、水素爆発とか水蒸気爆発とか再臨界とか、非常に危機的な問題を生みます。
 図で御説明申し上げますと、炉心が溶けて落ちますと、それが圧力容器、厚さ十数センチの厚い容器の中に落ちます。ここで冷却ができなければそのまま溶けて下に落ちます。更にここで冷却できないと、そのままコンクリートを侵食してどこまでも行く、これをブラックジョークですけどチャイナ・シンドロームといっておりますね。この段階で冷却をするために水を入れます。水を入れますと、溶融物、非常に高温の溶融物に水が接触すると水蒸気爆発の危険性が極めて高いんです。これは火山においてマグマが水と接触したときの爆発です。こういう現象を起こします。更に冷却をしていきますと、その段階で冷却がうまくいけばいいんですけど、ここにありますように流れていきますと、格納容器の鋼板、鉄板ですね、大体厚さ二、三十ミリなんですが、それを溶かしてしまいます。そういう壊れ方もあると。これは事故ですから、どのプロセスへ行くかはその経過によって変わります、当然。ですけど、どれを行ってもおかしくなかった。
 今回は、ここの、少なくとも水蒸気爆発ですね、これは起こっていない、水素爆発は起こりました。何かといいますと、中の水素が格納容器のあるところから出まして、上で爆発したんです。これがもし格納容器の中で爆発現象を起こしていて、そのまま格納容器が破壊していたときには、今の桁違いの被害になります。今回は、格納容器はまだ、一部損傷していますけど、爆発的に全部出たんではないんですね。爆発は建物の、つまり格納容器の上で爆発して、一部出ていた放射能が飛んだだけ、そういう関係になります。
 原子力技術の特徴について申し上げます。
 私の理解では、非常に技術が細分化している、これは全般の原子力に限らない面もあるんですけれども、特に原子力においては、全体像が把握しにくい、技術者はなかなか周囲の仕事を知らない形になってしまう。そうしますと、設計の段階での監理、設計の、どういうふうに変更するかとか、設計したものがこれでいいのかという、デザインレビューとかいうんですけど、いろんな分野の人間が集まってそれを審査したりする。そういうことをやってきているんですけど、どうしても技術というのは、非常に危機感を持って、例えば事故が起こるとか安全はどうだということを考えながらデザインレビューしていれば意味がありますけれども、こんな事故は起こるはずないと思ったデザインレビューというものは形骸化します、形式的にやるだけなんです。私の経験している中でも最初のころはかなりデザインレビューがしっかりしていた、それから五年、十年たつに従って非常に形骸化していった、そういうふうに思います。これは安全審査についても言えます。そういう形で、どうも見ていますと、技術の分かる専門技術者が本当にいるのか、審査にという印象を受けます。
 それからさらに、事故が多発しているということです。これは軽水炉、つまり今回の福島の事故に限らない。軽水炉と申しますのは沸騰水型と加圧水型の二種類ございますけれども、今日本で使われている通常の発電所の原子炉で、今回の事故だけではなくていろんなところで事故が多発している。
 細かいことは省略しますけど、同じく高速増殖炉「もんじゅ」も実用化していないどころかトラブルの連続。一部燃料棒を交換するために、燃料を交換するために入れた装置が、機械がちょっと引っかかっちゃった、それで落っこっちゃったんですね。ちょっと傷ついたわけです。それを持ち上げようと思ったら、引っかかって上がらない。普通、機械ではよくあることです、そんなものは。一週間もありゃ直ります。ですけど、それはナトリウムがあるから見えない。出そうと思うと、燃料を出せばいいんですけど、燃料はナトリウムの中にないと危ないので、そうすると、それを出すための装置が壊れている、何もできないという状態が半年、一年続くんです。こんなのは技術じゃないんですね。設計の立場からいったら、何を考えているのか。そんなこと、一つのものが壊れて何もできないのは技術じゃありません。設計の立場からそういうふうに見えますということなんですね。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」後藤政志氏 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=S7INkuS5k6o&feature=share&list=UUCYLPZRhhAbIQurnQHJj2xg

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 それからもう一つは、やはり安全設計と被曝労働、これは問題がある。被曝を前提にした安全設計というのは私は非人間的だと思います。五分で行ってきて入ってやるわけですね。そのときに、仮にそれが、そういうやり方がいいとしても、難しいのはコントロールができないんですよ。確実に被曝をあるオーダーに抑えるなんて、そんなことは私は信じられません、人間というのはどうしてもミスもありますし。そういうことを考えますと、これはとても私は人間的な労働だとは思えません。
 それから、処分ができない大量の放射性物質、これもよくトイレなきマンションと言われています。
 さて、現在の事故をどう見るかといいますと、炉心を冷却、続けています。確かに現在、全体の温度は百何度とか百数十度オーダーまで落ちてきています。ですけど、まだ依然として、もし冷やすことをやめればそのまま進むわけですね、事故は。そういう関係になっている。
 しかも、溶けた溶融物が、メルトダウンしたと言いましたね、そうしますと、圧力容器の中にあるのか格納容器の中にあるのかすらはっきりしない。全く中は分かっていないんです。ただし、水を入れたら、何か冷えているらしい。つまり、技術的に見ますと、ちゃんとした、分かってコントロールできているわけじゃないんです。そうであろうといった推測でやっている。これは、最初のメルトダウンと言ったのがよく分かりますよね。最初に全く、炉心、一部燃料損傷と言っていたのがメルトダウンだった。これだけ違うわけですから、今の状態に対してどれだけ責任を負えるんですか。中を見れるんですか。圧力温度は正しいんですか。どれ一つ私は疑ってみざるを得ないという状態にあるわけですね。
 もちろん、今の状態が以前よりは少し楽になってきているのは明らかです。ですけど、事故というのはそういうところから、思わぬところから発展して大きな事故になるわけです。そうしますと、これからもずっと安定させてやることがいかに難しいかということを言っているわけです。
 あと、同時に、一号機、二号機、三号機とも格納容器が損傷しています。格納容器が損傷していることは、そのまま放射能が外に出ているということです。外に出ています既にたまった十万トンに近い放射性物質を帯びた水が海や地下水に漏れ続けているんです。これは今、大量に、めちゃくちゃに漏れているとは申しません、もちろんコンクリがありますからね。ですけど、容器じゃないんです。格納容器のように閉じ込め機能を持っていないんです。ですから、コンクリートが割れたらそこから行きますし、土のところから行く、流れていくわけです。そうすると、現在は大なり小なり放射性物質を垂れ流している状態が続いていると、そういう認識です。それは、何とか早く既存の陸上タンクなり、メガフロートかバージでもいいです、格納機能を持ったところに入れる方が先決だと思います。その上で処理をすべきと思います。
 原子力の技術について考えますと、どれも究極の選択になっている。先ほど申しましたように、冷却しようとする。冷却に失敗すると、失敗するといいますか、水を入れると水蒸気爆発を起こす。あるいは、格納容器がそうなんですが、今回、格納容器の圧力が上がり過ぎたのでベントすると。どういうことかと申しますと、格納容器は放射能を閉じ込めるための容器ですから、それをベントするという意味は、放射能をまき散らすということを意味しているんです。つまり、このままほうっておくと格納容器が爆発しちゃう、最悪だと。だけど、漏らすということは、逆に放射能を出すんですよ、そのまま。人に向けて放射能を出しているんですよ、これは。何でその認識がないかということなんです。そのときに、格納容器のベントをするということの意味をどれだけみんなが分かっていたかということなんです。そこは非常に重たい問題なんです。特にこの問題は説明が非常に私は間違っていると思います。きちんとした説明していないと思います。
 また、安全をどう見るかですが、状況が把握できないということは非常に問題だということ。もう一つは、安全性の哲学といいますか、安全の考え方が不在だというふうに思います。確実でないことを安全とは言えませんので、多分大丈夫だとか危険な兆候がないからいいだろうとか、グレーゾーン問題と呼んでいるんですが、こういう問題が論理的に起こり得ることは、いつ起こるか分からないわけですから、そうすると、そういう理屈の上で、ある形で起こり得る事故というのは論理的に起こり得るんですね。これは、その上に安全技術を築くのは砂上の楼閣だというふうに思います。
 これ、グレーゾーン問題と申しますけれども、これはちょっと省略させていただきます。
 福島の原発事故は直接的には地震と津波でした。ですけど、それに機器のトラブルとかあるいは人為的なミスが重なっているだろうと思います。そういうことから、最終的には事故解析やるわけですけど、基本的には自然条件の設定が間違っていたこと。津波は例えば何メートル、間違ったとして仮に対策をこれからするとしても、どれだけまでやればいいかというのは非常に問題です。地震も同じです。
 また、たとえ津波や地震の一部対策をしても、それでこういうシビアアクシデントが起こらないかというと、そんなことはないんです。落雷でも台風でも竜巻でも、ある多重にどこかをやられてしまえば、あるいはそんな外的条件なしで、機器が故障してそれに人為的なミスが重なるとシビアアクシデントになります。つまり、シビアアクシデントは発生確率が小さいとして無視してきたんです、これが。これが最大の問題です。これは原子力安全委員会の責任が重大だというふうに私は思っています。また、シビアアクシデントは原子力の特性であって不可避であると。つまり、地震、津波はその入口であるというふうに理解しております。
 これは規制のことで細かくは省略させていただきますが、一九九二年に既に原子力安全委員会で対策を取ることを言っていた。しかし、それは法的な規制をしない、民間の自主的な規制によると、こういう話でした。
 図の上でちょっと概念を申し上げますと、横に時間、縦に出力といいますか、取りますと、通常のものは他のエネルギーシステムの場合には横にだんだん寝てきますけれども、原子力は赤のように立ち上がってくるわけです。それを途中で安全装置を働かせて抑え込むんです。その安全装置は何重にもなっています、確かに、四重にも五重にも。でも、それが全部突破されると、自然と原子力は駄目な方向に行ってしまうんですね、制御不能の状態になる。これが特性なんですね。これが原子力の特徴だと思います。
 それを事故防止ができるかどうかということで、事故の発生防止とか事故の影響緩和とかを考えまして、どういう対策をしてもある確率で、確率は小さいけれどもそういう事故が起きてしまうという場合には、それは受忍できない技術だと。つまり、ある技術だったら全部使っていいわけじゃなくて、その技術は本当に大事故を防げるのか。防げないとしたら、起きたときの影響はどの程度か。それが受忍できない技術はやめるべきだと、そういう意味です。
 したがいまして、我々は最悪の事故の可能性を考慮する必要がある。今度原子力事故を起こせば、日本は確実に壊滅すると私は思います。原子力をこれ以上進めるというのであれば、絶対にシビアアクシデントを起こさないことを証明する必要があります。工学的にはそのようなことは私は不可能だと考えています。つまり、危険な原発から段階的に止めるなりするしかない。そうしますと、完璧な事故対策を模索するというよりも、新たな分野へのエネルギーシフトの方がはるかに容易であろうというふうに考えます。
 膨大な原子力予算を他の技術へ向ければ解決可能ではないか。あらゆる原子力関連の利権、そういうものを許してはいけない。そういうものからもう一度エネルギー政策全体を見直して原子力から脱却していくということが現実的だろうと思います。
 以上です。ありがとうございました。

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○委員長(末松信介君) もっとお時間が必要だと思います。後藤参考人、ありがとうございました。
 次に、石橋参考人、お願いいたします。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」 石橋克彦 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=dvwOIwR99rE&feature=share&list=PL5DCC456C557587AB

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○参考人(石橋克彦君) 石橋です。どうぞよろしくお願いします。
 ちょっと私、目の手術をしてから日が余りたっていないものですから、ちょっとまだ見るのが不自由で、もたもたして少し時間をオーバーするかもしれません。あらかじめお許しください。
 インターネット中継にはこういうスクリーンの方がよかったのかもしれませんけど、何か委員会の審議は基本的に紙ベースだと伺っておりましたので、私の資料は紙だけです。お手元にありますダブルクリップで留めたものです。資料一から七までと、それから追加が二点とじてあると思いますけど、時間が限られていますので、この一枚目のA4の「(要点)」と書いてあるレジュメに沿って御説明します。細かいところは、御関心があればまた後で質問していただければと思います。

(石橋先生のここから始まる英文テキストはこちら
 まず、0と書いてあります。六年前、二〇〇五年の二月の二十三日の第百六十二回国会の衆議院の予算委員会の公聴会※に私、出席しまして、原発震災というお話もいたしまして警鐘を鳴らしたつもりだったんですけれども、残念ながらこの国会の中ではそれが響かないで、役に立たなかったようで大変残念に思っておりますということを最初にちょっと言わせていただきます。今日の私の意見が多少なりともお役に立てばいいと願っております。※(リンク先では「石橋公述人」で頁内検索)
 次に1.でありますけれども、福島第一原発の大事故は、大津波によって非常用ディーゼル発電機が全部死んでしまった、全電源喪失が起こって冷却ができなくなったからであるというふうに言われておりますけれども、実は、津波の前に地震の揺れそのもので重大事故が発生した可能性がかなり大きいと思います。これは非常に重要なことなんですけれども、殊更何かそれに触れないように社会の中ではされている感がありますので、ここで強調しておきたいと思います。
 田中三彦さんという方が、既に四月の初めに発売されました岩波書店の「世界」の中に書いていらっしゃいますし、それから四月の末に発売された「科学」の中でも書いていらっしゃいますけれども、要するに、地震の激しい揺れによってまず一号機では配管の破損がどこかで生じたであろうと、それによって冷却材の喪失が起こった、つまり冷やすという機能が喪失した、これがメルトダウンにつながったという推定です。田中さんの議論は、東京電力から公開されておりますデータ、圧力容器の中の水位、圧力、それから格納容器の中の圧力、そういうデータを詳細に点検されての議論であります。
 二号機では、地震の激しい揺れによって圧力抑制室に損傷が生じた可能性が大きい。これは閉じ込める機能が喪失されたわけです。これで放射能も漏出しますし、それから水素が漏れ出てそれが二号機の水素爆発につながったのであろうという、そういうことを田中さんは主張しておられます。
 これは、私は地震学が専門でありますけれども、地震学的にも十分あり得ることです。東京電力から公表されております原子炉建屋の一番下の基礎版というところの揺れが、耐震設計で想定している揺れより、二号機、三号機、五号機の東西方向の揺れではそれをオーバーしています。それから、たしか十六日にほかの地震のデータも公表されましたけれども、地下の記録なんかでも、耐震設計の基準とする地震動を、これは今後更に分析してみなければ正確なところは分かりませんけれども、オーバーしていた可能性があります。
 ただ、その想定より超えた度合いは二〇〇七年の柏崎刈羽のときに比べるとそれほど甚だしくはないんですけれども、超えているということ自体非常に重要ですし、今回地震学的に大変注目すべきことは、振動の時間が非常に長かったわけです。M九・〇という。地下で地震波を出している時間自体がべらぼうに長くて、三分ぐらい出していたんですけれども、それを受けた福島第一原発の揺れも非常に長時間続いたために、その長時間の繰り返しですね、繰り返し荷重というものによって損傷を起こしたことは十分考えられるわけです。
 一方、非常に重要なことは、五つ目の黒ポツに書いてありますけれども、福島第一原発は、二〇〇九年に原子力安全・保安院と原子力安全委員会によって耐震安全性が確認されています。つまり、止める、冷やす、閉じ込めるという機能がちゃんと備わっているというふうに認められたわけです。ですけれども、今回それは誤りであった可能性が大きい。ですから、これはまだ断定はできませんけれども、この問題は非常に重要ですから厳重に議論する必要がある。
 ところが、今のところはそこを何となく避けているようです。何か聞くところによりますと、本日、東京電力から何か発表があるみたいで、津波が来るまでは配管の破損なんかは生じなかったんだというような発表があるようなことをちらっと聞きましたけれども、とにかくこれはもう公開の場で厳重に議論されなければなりません。
 想定の揺れを既に超えているということ自体、二〇〇六年に改定された耐震設計審査指針に問題があるということを意味していますし、それから、もしその重大事故が地震の揺れで起こったとすればなおさらのこと、全国の原発の耐震バックチェックというのが二〇〇六年、二〇〇七年以降行われておりますけれども、それの審議のプロセス及びその結果、その信頼性が失われるわけで、これは全部やり直す必要が出てまいります。
 それから、二番目ですけれども、2.、三月三十日に原子力安全・保安院が電力会社に指示を出しまして、全国の原発について津波の緊急安全対策をするようにという指示を出しました。これは、全国の原発が福島第一原発のような大津波を被って全電源喪失、全交流電源喪失というような事態になっても大丈夫なように緊急安全対策をしなさいということで、全部の電力会社が電源車を用意したり、それから高いところに応急的な貯水槽を設けたり、ホースをたくさん用意したり、それを操作する訓練をしたり、そういうことをやっていまして、これでその安全性がまた格段に上がったようなことが言われていますけれども、この一連の事態は非常に大きな問題を含んでいます。
 二つありまして、一つは先ほど言いました第一点の問題を無視していることです。津波対策だけすれば大丈夫だなんてものではないわけで、耐震設計審査指針を見直してバックチェックもやり直さなければ安心とは言えません。それから二つ目の問題としては、保安院自らが全国の原発で大津波と全電源喪失ということを想定しなさいと言ったわけですけれども、そういうことを想定すること自体が原子炉立地審査指針というものに反しています。
 この原子炉立地審査指針というのが資料三に一枚紙で付いておりますけれども、これは一連の安全審査指針類の一番本に来るものでありまして、昭和三十九年に原子力委員会が決定したものです。
 この一枚紙、以下を略してあるんですけれども、この最初のところだけが書いてあります。原子炉立地審査指針の基本的な考え方として、原則的立地条件として、その一・一の二行目の終わりから、「万一の事故に備え、公衆の安全を確保するためには、原則的に次のような立地条件が必要である。」。その(1)ですね、「大きな事故の誘因となるような事象が過去においてなかったことはもちろんであるが、将来においてもあるとは考えられないこと。また、災害を拡大するような事象も少ないこと。」、こういうことが原則的に立地条件として必要であるとうたっているわけです。
 ところが、大津波等、それによって全電源喪失という大きな事故ですね、これを全国の原発で想定しましょうというわけですから、これは驚くべきことです。そんなものはその立地の条件に反しているわけです。
 そもそも人間の良識というか常識から考えて、大津波をかぶるおそれのあるような場所で原発を運転するということ自体、私は正気のさたではないと思います。これはあたかも真冬に暴風雪警報が出ている北アルプスで六十歳、七十歳代の熟年ツアー登山をやろうなんて言っているようなもので、とてもおかしい。要するに、たかが原発です、要するに、たかが発電所なわけです。例えば、遭難した漁船を救うための巡視船なんというのはどんな荒波でも航海しなきゃならないでしょうけれども、発電するために何もこんな危ないものを大津波のあるところで頑張って運転することはないと私は思います。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」 石橋克彦氏 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=PnRcymz-SDQ&feature=share&list=PL5DCC456C557587AB

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 それから三番目、原子力安全・保安院と原子力安全委員会というものが、現状では残念ながら、これが原発擁護機関になっています。福島第一原発の事故、三・一一以降を見ていてもそうでありますけれども、今までお二人の参考人からもそういうお話ありましたけれども、私が直接かかわった例としては、二〇〇七年、柏崎刈羽原発が新潟県中越沖地震で被害を受けて全七基が止まったということがありまして、そのとき私は新潟県の小委員会の委員として議論に加わっていたんですけれども、運転再開に向けて、何人かの研究者から存在が指摘されている柏崎刈羽原発の沖合の海底活断層、非常に長大な海底活断層、これを無視しました。東京電力は、長さ三十六キロの断層だけ、その一部分だけを取り上げて、そこにM七・〇の地震を想定したんですけれども、可能性としてはもっと長大な六十キロぐらいの長いものがある可能性がある、そういうものは原発の場合は安全サイドに立って当然考慮しなければいけないんですけれども、それを無視しました。これはある意味、もう原発耐震偽装と言ってもいいことでありまして、これは詳細は資料四に書いてあります。そういうことを保安院、安全委員会も率先してというか、組織的に行ったわけです。
 これに関しては、資料四の追加という別の、後ろの方にあると思いますけれども、私はそのことをこの資料四のように岩波の「科学」という雑誌に書いたんですけれども、さらに、毎日新聞に一般向けに投稿しました。ところが、それに対して原子力安全委員会は、毎日新聞社に私が書いたその「発言席」という原稿、だから書いた責任は私にあるわけですけれども、私には何も言ってこないで、毎日新聞社にあの記事はおかしいから訂正しろ、何か取り消せというようなことを言っていった。そういうことまでありまして、非常に問題であると思います。
 実は、こういう原発を擁護するについては、非常に多くの地震、地質の専門家、研究者、それが加担しています。海底活断層を無視することに加担している。これは、日本活断層研究会という学会のシンポジウムのときの議論なんかでも、もうあからさまにそういうことが出てまいりました、ちょっと詳細は省略しますけれども。
 こういう状況は、研究者の倫理ということもありますけれども、もっと根深くは、政府系の研究機関あるいは国立大学、有名旧国立大学、そういうところの研究者が加担せざるを得ないような構造的な問題があります。反対意見があっても、まあ良心的な人はせめて黙っているぐらいのことしかできないという構造があります。これは国民にとって非常な不幸であります。
 それから四番目、そもそも日本列島は、地球上で最も原発建設に適さない場所です。資料五というのに一枚紙で地図がありますけれども、これ、世界中の地震をプロットしますと、地球上では地震というのは線状ないしはベルト状に起こっているわけですけれども、非常に活発な地震活動のベルトの中に日本列島は全域がすっぽり入ってしまうわけです。これが、面積でいいますと、日本の国土とそれから領海等の排他的経済水域の一部を合計した場合、地球の表面積の〇・三%弱ですけれども、その範囲内に実に地球の全地震の約一〇%が集中しています。(SOBA→参考:気象庁の「地震と火山」頁
 こういうところには、そもそも原発は造るべきではないのです。それはもう欧米では常識なことです。ドイツやアメリカの原子炉の規制の条件、それから、現実に日本だったらごみみたいな活断層が問題になって原発が閉鎖されたというような実例を見ても、もしフランス人やドイツ人が日本列島に住んでいれば、彼らは絶対にこんなところに原発は造らないであろうと。もう常識的なことです。日本が異常なんだと思います。
 省略しましたけど、レジュメに書いてあります(1)から(4)まで、非常に基本的な原発とそれから地震に関する条件というものがありまして、そういうことを考えれば、地震列島における原発は、制御された安全の範囲で大丈夫だから運転しようというのでは困るのです。先ほど後藤さんのお話にもありましたけれども、それでは困る。本質的な安全でなければ日本列島の上に住んでいる人間にとってはもう全く不幸であって、本質的安全というのは原発が存在しないことであると思います。
 これに関して、一番最後にあります資料五の追加という漫画がありますけれども、これは昨日、思い付いて急いでかいたんですけれども、もうこういうことでもかかなければ余りにも分からない。特に経済界の人、あるいは政治、行政、そういう話を聞いている一般国民、どうもまるで分かっていないらしいというのでかきました。
 原発というのは、本質的には世界中で同じ問題を抱えています。これは、小出さん、後藤さんから御説明があったような深刻な問題があります。ですけれども、私、地震学をやっている人間として、現実的なことを考えると、やっぱり日本の原発はフランスやドイツやそういうところの原発とは違うんです。何が違うかというと、日本の原発は地震付き原発であると。フランスやドイツと同じ原発があって、それを日本列島に建てた場合、たまたま近くで地震が起こるかもしれませんよなんというそんな生易しいものではなくて、もう日本の原発が全て、まるでおんぶお化けみたいにこうやって地震がくっついているわけで、地震とセットになってあるわけです。ですから、地震付き原発なんていうものはあっては困ると、そういうことであります。
 したがいまして、今後、新設、増設というのはやめてほしい。建設計画中のものもやめるべきでしょう。耐震設計審査指針に不備がある可能性が非常に高いとさっき言いましたけれども、現に今不備がある、その基準地震動の策定に不備があるわけで、それを再改定しなければいけないというような議論もありますけれども、もうその新設、増設をしなければ設置許可のための指針というのは要らなくなるわけで、私としては、むしろリスク評価のための指針あるいは安全運転を管理する保安のための指針というものを厳重に作り直した上で、早急に第三者機関を設立して日本列島の全原発に関してリスク評価をして、順位付けをして、リスクの高いものから順に今あるものも閉鎖していくということを真剣に考えなければいけないと思います。
 筆頭は浜岡原発でありますけれども、これは、津波対策が完了するまで取りあえず閉鎖なんてものではなくて、永久に閉鎖する必要があります。といいますのは、東海地震による地震の揺れ、それから大きな余震の続発、それから地盤の隆起、変形、それから大津波、それら全て恐ろしいのでありまして、津波対策さえすれば大丈夫というものではありません。
 これ、資料六にありますけれども、私、二〇〇九年に新政権が誕生したときに期待を込めて、浜岡を止めてほしい、原発震災を回避することが新政権の世界に対する責任であるということを書きましたけれども、残念ながらそれはやっと福島第一原発の悲劇を経験した後でなければ実現しなかった。
 この資料六の最後に書いてありますが、「手をこまぬいていれば、薬害エイズやBSE問題を超絶した不作為の大罪を犯すことになるだろう。」と、二〇〇九年に私は書きましたけれども、結局、その不作為の大罪を犯してしまったことになります。これは、でも決して現在の政府の責任だけではなくて、二十七年間の歴代の政府が積み重ねてきた国民に対する、あるいは世界に対する罪であると思います。
 それからもう一つ、浜岡以外の原発は大丈夫というふうなことが言われていますけれども、とんでもないことでありまして、もうこれはちょっと省略しますが、下に五つ黒ポツが書いてありますようにいろんな理由があって、若狭湾の原発群を始めとして、日本全国、危険な原発はたくさんあります。それらについて早急に点検をして、順次閉鎖に向かっていくことが必要です。
 済みません、あと最後に一つだけ5.を追加します。
 そうはいいましても、まだ我々は当分原発に付き合っていかなければなりません。それから、止めたからといってそれで安全なわけではなくて、使用済核燃料が原発に保管されている、それをあともう何十年も安全に管理しなければいけない。その間には地震が起こるでしょう。そういうことで、原子力災害対策特別措置法であるとか原子力防災指針、あるいはそれによるEPZの範囲、そういうものは早急に改めなければなりません。
 最後にちょっと紹介したいのは、この資料七にありますものですけれども、これはアメリカのコネティカット州で出ているこういう冊子ですけれども、(資料提示)これ二十ページぐらいのこういう冊子がコネティカット州、ニューヨークの北東にあるところですが、そこで出ています。これは何か。コネティカット州原子力発電所非常事態対策ガイドというものです。平常時からこういうものが近隣住民に漏れなく配られていて、そこには、非常事態とはどんなものであるか、つまり、私たちは非常に安全なように原発を運転していますけれども、それでもなおかつ非常事態が生じるかもしれませんということで、非常事態とはどういうものか、屋内退避、避難を指示されたらどうするか、避難移動を指示されたらどうするか、それから子供が学校、保育所に行っている場合はどうするか、そういうことが簡潔ですが漏れなく記されています。こういうものが常時配られているわけです。それから、電話帳にもちゃんと避難場所が出ています。
 そういうことを日本では何もしてこなかった。いきなりもう避難しろ、飯舘村なんて四十何キロ離れていても急に出ていけ、もう牛も置いていけ、何も置いていけと、余りにもひどいわけで、これからは早急にこういうものを原発周辺の人々に配る必要があると思います
 以上です。

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○委員長(末松信介君) 石橋参考人、ありがとうございました。
 次に、孫参考人、よろしくお願いいたします。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」 孫正義
http://www.youtube.com/watch?v=QZQS8yUhYi8&feature=share&list=PL5DCC456C557587AB

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○参考人(孫正義君) よろしくお願いします。(資料映写)
 今、先生方から話がありましたように、原発の大いなる恐ろしさ、問題点はもう国民が十分知っておるとおりでございます。
 では、さて、原発への依存度をこれから徐々に下げていかざるを得ない、できるだけ早く下げていかなきゃいけないという中で、代わりに何のエネルギーで国民生活を維持していくことができるのか、あるいは産業を維持することができるのかということで私なりに拙い知恵を少し絞ってみました。
 今までは、事故前で原発による電気の供給というのは約三〇%、水力を入れた自然エネルギーが一〇%、その他が火力ということですが、十年後のイメージとして見ると、原発への依存度は事故後の現在の半分近くぐらいまでは少なくとも下げていかざるを得ないだろうと。四十年以上過ぎた原発は使うわけにはいかないね、地震の真上とかひびの入っているもの、これも止めなきゃいけないねというふうに、当然安全運転を強いられる。それを、じゃ何で賄うのかと。CO2を増やすわけにもいかない。したがって、省エネと自然エネルギー、ここしか結局答えはないのだろうと。省エネももちろん限界がありますので、エネルギーを供給するという意味でいくと自然エネルギーしか答えはないのだろうというふうに思います。
 そこで、現在、水力を含めて約一〇%として、これを十年後には、例えば二〇%ぐらい増加で自然エネルギーの構成比を上げるというミックスにならざるを得ないでしょうと。もし二〇%増加で増やすとしたら、何の自然エネルギーで賄うのかと。例えばの例として、太陽光を七割、風力を二割、その他を一割だと、この十年間で増加させるものとして。こういうふうに仮置きで置いてみました。
 十年後にはヨーロッパではもう三〇%、四〇%にするという国が続々と出てきておりますが、日本も三〇%ぐらいにまでは持っていくと。仮にこうするとするならば、どういうことが自然エネルギーを普及させるために必要かということで考えました。
 七ページ目が、例えばでございますけれども、ドイツは、固定買取り制度、全量買取り制度がちょうど十年前、二〇〇〇年に始まりまして、六十一円。その後、もっと加速しなければいけないということで改定されて、一キロワット当たり六十五円で全量買取り。そこから急激にドイツでは太陽光発電ブームが起きました。このように一回どんどん拍車が掛かってきますと、自然と産業界のエコシステムが回るようになるという例でございます。
 したがって、日本でもできるだけ早く、できることであれば後送りすることなく、今国会でヨーロッパ並みの全量買取り制度の法律を是非決めていただきたい。このときにおいては、党派を超えて、国難における日本の政治の決断として、是非今国会で決めていただきたいなというふうに思いますが、当然、送電網への電力会社による接続義務、あるいは用地の規制緩和というものがございます。
 この全量買取りの制度に今現在の素案では住宅用は入らないということになっておるようですが、ヨーロッパなどでは住宅用もこの枠にたしか入っているというふうに僕は記憶しておりますが、この事業用の多目的発電、メガソーラーに加えて住宅用もこういうもので促進してはどうかというふうに思います。
 送電網への接続義務、結局、幾ら太陽光あるいは風で発電しても電力会社が送電網につながないと意味がないので、これを、この下半分のところに、「ただし、電気の円滑な供給に支障が生ずるおそれのあるときを除く」と。こういうただし書がいつもくせ者でありまして、私どもは電気通信でこのただし書でいつもやられてまいりましたので、是非こういうただし書をやたら連発せずに、発電したらちゃんとつながるということを是非きっちりと担保していただきたい。
 そこで、今日新たに奇妙な名前のプロジェクトを提案します。電田プロジェクト、第二電電ではございません。電田プロジェクト、電気の田んぼという意味でございます。どうしてかといいますと、太陽発電をするのに膨大な土地が要ります。日本に膨大な土地は余り余っておりません。しかし、休耕田それから耕作放棄地、これが合わせて五十万ヘクタール以上あるということでございます。もしここに太陽光発電のパネルを敷き詰めるとどのくらいの発電ができるか。もし、全部じゃなくて二割だけここに敷き詰めたとすると、五十ギガワットの発電能力があります。これはピーク時間における原発五十基分と。現在、日本では二十基の原発が動いておりますので、大体昼間のピーク時間に一番電気が食うと、ピークマネジメントが大切なわけですけれども、そのくらいの威力のある太陽光発電が場合によってはできると。もちろん夜とか雨の日は使えませんけれども、少なくともピーク対策に大いに役立つだろうということでございます。
 しかし、今までですと、農地には農地以外のことをやっちゃいけないという日本のルールがあります。原則不許可というふうになっておりますが、ただし、公益性の高い事業に使用する場合は可というふうになっております。今国難のときで、電気が足りないという国難ですから、まさに公益性の高い発電というものは、農地であったとしても仮設置することができるという法解釈を是非すべきではないかと。法は人を守るためにある、人が国難で一番今苦しんでいるときに、人を守るための法解釈として、今の法を変えることなく、単にその法をしっかりと解釈することによって、この国難がもしかしたら救われるかもしれないということでございます。
 つまり、農地は農地のままで、農地の上に仮設置としてボルトで留めた、この斜めに置いただけの太陽光パネルというのは、そこに人が住むわけではない、工場を建てるわけでもない。したがって、いざ日本の農業の自給率の問題で農地が足りないというときには、いつでもこれを取り外してまた耕すことができるという意味で、まあ畑の上にビニールハウスを建てたりするぐらいですから、仮設置のものはこれは農地のまま建ててもよい。電気の田んぼ、どちらも太陽の恵みで成り立っているということで電田プロジェクトというふうに勝手に名付けましたが、一時的設置のものは認めるというふうにすべきだと思います。
 二番目が屋根。これは既に総理を中心に真剣に検討しておられるようでございますので、是非頑張っていただきたい。
 ということで、屋根で例えば十年間で二十ギガワット、電田プロジェクトで五十ギガワット、その他で三十、合計百ギガワットの太陽熱発電、これを実施したと仮に仮定します。これはピーク時間における原発百基分に相当しますけれども、もちろん夜とか雨の日を使えるわけではないので、ならして考えるともちろんそれよりも低いわけですけれども、その太陽に加えて、風、地熱その他で五十ギガワット、合計百五十ギガワットの発電容量を持ったとすると、自然エネルギーだけで日本の昼も夜も雨の日も含めたオールトータルの年間の発電量の約二〇%を賄うことができる。
 つまり、自然エネルギーは必要だけれども力弱しと、頼るに足らずというのが今までのイメージですが、二〇%をやるんだという覚悟を持って、そういうビジョンを持ってすれば、そこから逆算すれば、実は日本には使われていない休耕田だとかその他がたくさんあるということでございます。使われていない土地を国難のときに生かしましょうということでございます。これを、先ほど言いましたように、二〇〇九年度の年間の、雨の日も夜も含めたトータルの発電量一千百十二テラワットアワーということですけれども、それの約二〇%を今申し上げた太陽、風力、地熱その他で賄うことができるということでございます。諦めるのはまだ早いと。国難において建設的な、プロダクティブな建設的な代替案というものを是非、後送りすることなく、しかも柔軟な発想でやってみてはいかがかということでございます。
 つまり、従来のエネルギーの基本計画は二〇三〇年までに原子力発電を五〇%以上にすると、今思うと恐ろしい計画をしていたことになりますが、少なくとも、これをそのまま突き進むべきだという日本人は余りいないのではないかということでございます。これを白紙から見直すということですが、見直すのであれば是非、後で後悔しないで済むような見直し方、しかも大きく大局から物を見て、まず大掛かりな大くくりのビジョンを持って、そしてそれを着実に実現するための知恵を出してはどうかと、子供たちに安全な未来を提供するためにということでございます。
 以上です。ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 孫参考人、貴重な御意見ありがとうございました。ただし書には注意をいたしておきます。

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 以上で参考人の方々からの意見聴取は終わりました。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑1】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/55dirfQwuzA

 これより質疑を行います。
 本日の質疑はあらかじめ質疑者を定めずに行います。質疑及び答弁の際は、挙手の上、委員長の指名を待って着席のまま御発言くださいますようお願いいたします。
 なお、質疑の際には、まず各会派一名ずつ指名させていただき、その後は会派にかかわらず御発言いただけるよう整理いたしてまいりたいと思います。
 また、質疑の時間は限られておりますので、委員の一回の発言は三分程度となるよう御協力をお願い申し上げます。
 それでは、質疑のある方、挙手を願います。
 じゃ、藤原委員。

○藤原良信君 三分でございますから、大変限られた時間でございます。
 まず、参考人の皆様、大変貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。
 座って失礼いたします。
 私は、まず今回確認できたことは、大きく言って三点でございます。原子力が一番生産コストが安いと、そう言われてまいりましたけれども、結果的に一番高いエネルギーの構築につながっているということを確認がされたということ。もう一点は、我が国には、大変恐縮ですけれども、完全な原子力の専門家がいなかったということが明らかになってしまった。といいますのは、いまだに事故が起きて解決していないということです。これは数か月たっております。それから、それを管理する行政が機能不全であったということ。大きく分けてこの三点が極めて確認をされた恐ろしいことであります。
 そこで、主権在民の立場でお話しされております孫参考人にお尋ねいたします。
 主権在民の原則に基づき、国会が国民に代わって政府と官僚機構の活動を監視するのが本来の私は行政監視であると考えてございます。今回の原発事故に関しては、主権在民がひどくないがしろにされていると思っております。この原発を進めることに当たりまして、安全の確保は、今お話しされたように絶対条件であるはずでございます。それができなければ原発利用は終わってしまうはずでありますが、国会審議で、原子力安全委員会の委員長、班目委員長さんが、事故は想定を超えたものだったという驚くべき発言をされております。あってはならない発言でございますけれども、そう述べられてあるのであります。これは、主権者、国民の利益はどこに行ってしまったかということになっていってしまう。主権在民がひどくないがしろにされてしまっているのを表してあると思います。これは徹底的に国民の安全が軽視されないよう検証しなければなりませんが、それが当行政監視委員会の役割であると私は思っております。
 そこでなんですが、原子力行政は原子力基本法に基づいて行われるようになっておりますが、同法では、「原子力安全委員会は、原子力の研究、開発及び利用に関する事項のうち、安全の確保に関する事項について企画し、審議し、及び決定する。」と規定しているのであります。第五条第二項であります。つまり、現行法上、原子力安全委員会が要であり、それが機能しなければ原発の安全は確保できないわけです。ところが、現実は機能不全であることが明らかであります。
 さらに、それを是正する内部統制というのが実はあるのであります。どこにあるかというと、総務省の行政評価・監視であります。行政監視なんです。ところが、これも機能不全であることが明らかとなりました。
 これらを是正をしていかなきゃならないのが国会の役割でありまして、当委員会でもあるのであります。
 私は、そういう意味で主権在民が非常にないがしろにされている現状につながっていることを鑑みると恐ろしいことでありますので、今参考人からいろいろ御意見いただきましたけれども、孫参考人、主権在民の立場で様々発言されておりますけれども、私のただいま申し述べましたことに関しましての御意見を賜りたいと思います。

○参考人(孫正義君) いや、もう全く同感でありまして、そもそもこれだけ恐ろしい事故を多くの国民は理解していなかったのではないかと、私も含めてですけれども。したがって、その主権在民という観点からいくと、原発事故は、周辺住民ということですが、その周辺の定義がもうほぼ日本中になってきていると。つまり、原発は日本中に点在しておるわけですので、これは国民が一度直接選挙で、あるいは直接投票で原発を継続的に受け入れるべきかどうかというのを国民に問う場があってもよいのではないかという気がするぐらいの状況であります。
 特に、子供たちを抱える親にとっては、自分の代だけではなくて自分の子の代、孫の代に対してまで責任があると、心配があるということでございますし、プルトニウムが一度出てしまうと半減期になるだけで二万四千年ということですけれども、千年に一回の津波だとか地震は想定外だったと言いますけれども、二万四千年の中には千年は二十四回来るわけでございますので、千年に一回のものを想定外とそもそも言ってはならないというぐらいの状況だと。
 そういう意味で、現在住んでいる世代の人々と、子の代、孫の代、これから生まれてくる人たちの世代に対してまで我々が責任を持たなければいけないという観点からすると、まさに主権を持っている人々に、国民に一回きっちりと問う場があるべきではないかと、この原発を今後どうするかということについては。特に安全レベルを上げるべきだというふうに私は思います。

○藤原良信君 ありがとうございます。
 三分でございますから、以上で終わります。

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SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑2】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/6pal9VsCJ2Y

○委員長(末松信介君) 赤石委員。

○赤石清美君 自由民主党の赤石清美と申します。
 本日は、四名の参考人の先生方、お忙しい中わざわざ当委員会にお運びいただきまして、大変ありがとうございました。また、大変貴重な御意見をいただきまして、非常に参考になりました。
 そこで私は、この国会の中でも原発の問題は様々な委員会の中で議論されております。その議論の中でも明らかにならなかった点について、四名の参考人の先生方にお伺いしたいと思います。
 まず最初に、小出参考人に御質問いたしますけれども、水蒸気爆発というものが何基かで起こっております。ところが、三月十一日から三月十五日までの間、どれだけの放射性物質が大気に放出されたのかが、データがないとか機械が故障しているとかということで明らかになっておりません。そこで、一基当たり、水蒸気爆発が起こるとどのぐらいの放射性物質が外に出されるのか、放出されるのかということをまずお伺いしたいと思います。
 それから二つ目。今、それぞれの原子炉に燃料棒、燃料のペレットが入っているわけですけれども、これがジルコニウムの合金の中に密閉していると理解しておりますけれども、この一基辺りの原子炉にどのぐらいの二酸化ウランあるいは核燃料が入っているのかについてお伺いしたいと思います。
 次に、後藤参考人に御質問をしたいと思いますけれども、先ほど、非常に最悪の状態が想定されるとありましたけれども、この圧力容器、そして原子炉容器がもし最悪の状態になったときに、これが壊れたときですね、どのようなことが想定されるのか、我々にはまだそのことが分かりません。どれだけ恐ろしいことなのかについて、これもできれば放射線量で示していただければというふうに思っています。
 それから二つ目。現在、第一原発から半径二十キロ圏を災害対策基本法に基づく警戒区域、それから二十キロ以上離れた地域のうち、葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町、こういったところの計画的避難区域、そして二十キロから三十キロの計画的避難区域から外れる大部分を緊急時避難準備区域に設定しておりますけれども、これの妥当性についてお伺いしたいと思います。
 それから、石橋参考人に御質問いたしますけれども、浜岡原発で止めて、今先生は浜岡は当然だというふうにおっしゃいましたけれども、それぞれの原発が全てリスクを持っているということは私も今日聞いて分かりました。じゃ、具体的にこの原発のリスクの順位についてどこかで議論されているのか、また、そういう議論された結果が公表されているものがあるのか、この点についてお伺いしたいと思います。
 四人目の孫先生にお伺いしますけれども、脱原発戦略、先ほどいろいろ聞きました。代替エネルギーも聞きました。しかし、私は、この二十一世紀で最も大事なのはエネルギーの貯蔵技術をどうするかと。つくることも大事ですけれども、現在、貯蔵をする技術がないわけですけれども、この技術の可能性について孫先生の御見解をお願いしたい。
 以上の質問にお答えいただきたいと思います。失礼いたしました。

○参考人(小出裕章君) 御質問をいただきましたのでお答えしたいと思います。
 今、赤石さんが水蒸気爆発が起きたというふうにおっしゃいましたけれども、起きたのは水蒸気爆発ではなく水素爆発です。一号機から四号機まで全てのところで水素爆発が起きています。ただし、今までの経過を見る限りは、格納容器という容器は一定程度まだ閉じ込め機能を持っているという、そういう状態だと私は見えます。
 そういう状態の中でどれだけの放射性物質が外部に漏れてきたかということですけれども、それは、行政がこれまでに様々なデータを測定している、東京電力が測定するという中で、それなりには私は分かってきていると思います。そして、放射性物質というのは端的に言うと何百種類もの種類がありまして、非常に揮発性のものもあるし、揮発しにくくて外に飛び出しにくいというものもあるわけですが、現在までのところだと、揮発性のものを中心にして、原子炉の中に含まれていたうちの多分一〇%とかそのぐらいが私は出てきているのだと思います。
 今後のことですけれども、私が恐れているのは水蒸気爆発という爆発です。先ほど後藤さんも少しそのことを話してくださいましたけれども、水蒸気爆発が起きて圧力容器が損傷する、そして格納容器が損傷するというような事態に至ってしまうと、恐らく原子炉の中に含まれている不揮発性のものも含めて大量に環境に出てくることになるだろうと思いまして、それを私は危惧しています。何とかそういうような事態にならないように事故を収束させなければいけないわけで、そのために今福島の現地の作業員の方たちが大変な被曝をしながら苦闘を続けているということです。何とかその苦闘が実を結んでほしいと私は願っていますけれども、それでも完全に水蒸気爆発が起こらないというように私には断言できないで今現在もいるという、そういう状態です。
 それから、原子炉の中にどれだけのウランあるいは核燃料があるかということですけれども、先ほど一番初めに私は話を聞いていただいたときに、広島原爆で燃えたウランが八百グラムであるのに対して、原子力発電所では一基が一年間ごとに一トンのウランを燃やすと聞いていただきました。つまり、それだけの核分裂生成物、放射性物質を原子炉の中に蓄えながら動いてきている。それぞれ二年、三年という長期間にわたって蓄えながら動いているわけですから、一号機、二号機、三号機、四号機、それぞれがそれぞれの原子炉の中に広島原爆千発、二千発という、そういうような放射性物質を内包しているものだと、それほどの危険なものなんだということを認識していただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 御質問の原子炉容器ですね、原子炉圧力容器が壊れた場合というお話ですが、一般的に考えますと、事故のときに壊れる壊れ方ですね、一番最初の、初期の段階でぼんと爆発的に行く、例えば水蒸気爆発が起こるとか、そういう形ですと圧力容器本体が飛びます。その場合には格納容器も一緒に壊れるモードになります。これはアルファモードと言いますけれども、そういう状態になりますと、先ほど小出参考人がおっしゃったように、中にある放射性物質が全部出てしまうと、そういう現象になり得ます。ただし、それは非常にエネルギーの高い状態です。だんだんエネルギーが少なくなってくると、圧力容器本体がそれほど飛ぶようなエネルギーにはなってこないだろうというふうに思います。
 それと、圧力容器の損傷というのは、そういう爆発的な現象だけではなくて、例えば特に加圧水型で多いんですが、非常に古いプラント、原子力プラントの寿命は何によって決まるかと申しますと、原子炉容器、原子炉圧力容器に中性子が当たりますと鋼材が脆化します。脆化というのは、金属というのは普通引っ張ると伸びるんですが、もろくなって割れます。これ脆性破壊と言います。こういう現象を起こしますと、一気にばらっと割れちゃうわけですね。こういう割れ方というのは普通は高温ではないはずなんですけど、原子炉の場合には非常に熱い状態になりますけど、中性子で劣化した状態で、例えば緊急にECCS、つまり緊急炉心冷却系で水をばんと入れます。その瞬間に、熱衝撃と言うんですけれども、急激にぐっと締まるんですね。その段階で割れる可能性があるんです。これが一番怖いモードで、運転している段階で緊急炉心冷却が働いてずぼんと割れる、これは古いプラントにあり得ます。これも同じです。もしそうなったら、もうどうしようもない状態になる。つまり、原子炉容器が壊れる壊れ方というのは、確率的にそんなに大きいとはもちろん申しません。ですけど、そのリスクが古くなればどんどん上がるということ、それから事故時には、そういう爆発的な現象があったときには原子炉本体でも決して安全ではないということ、そういうことになるかと思います。
 それからもう一つ、避難区域でしょうかね。申し訳ございませんが、避難区域に関しまして、いわゆる放射能の汚染に関して専門ではないので厳密なことを申し上げることはできないと思います。ただ、私のレベルの知識で、技術屋としての知識から申しますと、爆発的な現象とか、特に十二日の夜の段階で格納容器の圧力が二倍以上になっている、格納容器をベントしようと思ったけど、一つのバルブは開いたけどもう一つは開かなかった、そういう状態で爆発した場合を考えますと、これは最悪ですよ。近所にばあっと、大変なことになる。
 そうしますと、今でも、その想定しているというのは何をもって想定しているかなんですね。ですから、想定するというのはあくまでそこの爆発的な現象があったときを想定しているとしても、その規模、在り方によって全然変わってくるわけです、距離が。つまり、今の妥当かどうかというのは、壊れ方によるということになるわけです。最悪を考えたら、そういう今のレベルではないということは間違いございません。

○参考人(石橋克彦君) お答えします。
 御質問は、たしか浜岡以外の原発について、そのリスクの評価あるいは順位付けが行われているかどうかということだったと思うんですけれども、全く行われていません。
 現在の政府の見解は、私の理解では、五月六日ないし九日以来は浜岡だけはリスクがあると、大津波に対して、だけどほかの原発は言ってみればリスクゼロだということになっていると思います。
 そんなことはないということをさっき私申し上げたんですけれども、では、それらのリスクをどこか別のところで具体的に評価しているか、さらに順位を比べたりしているかというと、残念ながら全くありません。私は、それこそ国会の場で、現在の原子力安全・保安院でもあるいは原子力安全委員会でもない第三者機関を新設して、言ってみれば事業仕分みたいな感じで、公開の場で科学的、合理的にそのリスク評価あるいはリスクの順位付けをするようにということを国会の場で議決していただきたいと考えているくらいであります。
 以上です。

○参考人(孫正義君) 大規模の電気を貯蔵するという技術はどうしてもコストの高いものになって、今まであるのは揚水発電ということで、昼間電気がたくさん食うわけですけれども夜は余り電気が食わないということで、夜中に発電した部分を揚水で上に揚げておいて、昼間たくさん使うときに発電用にもう一回水を落とすと、そういうやり方でやっていますが。
 それはそれでありますけれども、これからの流れとしては、そういう大規模なものを更に造っていくというよりは、各家庭で一日分とか三日分とかいう電気を貯蔵するということはそう大きなコストでなくてできると思いますが、大規模に電気を長期間保存するというのは非常にコスト的に見合わないことなので余りはやらないだろうと。
 それよりは、これからは、今までは原子力優先主義と、原発優先主義という形で発電がなされて、一回稼働させると安定的に使うことのできる原発をということでございましたけれども、これからは自然エネルギー優先主義というふうに発想を切り替えて、太陽の恵みがあるとき、風の恵みがあるとき、自然の恵みのあるときはその一番害の少ない自然エネルギーを優先して使って、それがないとき、雨のとき、日が照ってないとき、その他について、風が吹いていないときは化石燃料を使ってバッファーとして補完していく、そういうことをダイナミックにコントロールすると。
 つまり、スマートグリッドがこれからは世界的に一番着目されている技術で、大規模に貯蔵するというよりは、より頭を使ってスマートに多くの場所で作られたものを切り替えながらやっていくと。そのときの重要順位を従来の原子力中心主義から自然エネルギー中心主義に切り替えるという発想の転換が大切で、これまで規制の問題についても逆だったものを今回、発想の転換で逆転させるということが大切だと思います。

○赤石清美君 四名の先生方、大変ありがとうございました。これからもそれを参考にして国会の中で大いに議論していきたいと思います。
 ありがとうございました。

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○委員長(末松信介君) 谷合委員。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑3】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/3bXB7XqXZFY

○谷合正明君 公明党の谷合です。今日は四人の参考人の皆様には、まず心からお礼を申し上げたいと思います。
 まず、私の方から、小出参考人、後藤参考人、石橋参考人に同じ質問をさせていただきます。そして、孫参考人にエネルギーの観点で質問をさせていただきます。
 まず、三人に共通した質問ですが、私、公明党でございますが、私たちも国会にこの今回の原発事故の事故調査委員会を設けるべきではないかということを提言をさせていただいております。その点におきまして石橋参考人の考えと共鳴をさせていただいたところでございますが、なぜなら、これは政府に置くのではなく国会に置くということが一つポイントになろうかと思っております。当然、国会議員だけがやるわけじゃなくて、国内外の専門家の知見を含めたそうした機関が、第三者機関が設置されるべきだと思います。
 その際に何を議論、明らかにしなければならないのかと。当然、この事故の原因だと思います。津波だけなのか、地震による影響はどうだったのか。もう一つは、政府、行政がやってきた意思決定の過程を明確にクリアにしていくということだと思います。昨日から今日にかけて、細野補佐官が海水注入をめぐる発言で、当時の状況がどうだったかこうだったか、二転三転しておりますが、まずこうした意思決定の過程、また情報の公開性がどうだったのかということをしっかり検証しなければならないと思います。
 そういう今回の福島原発に限った調査とともに、もう一つ、私はこの原子力行政、原子力安全・保安院の在り方、原子力安全委員会の関係であるとかという行政としての、行政機関がしっかり機能してきたのかという検証、そしてこの原子力行政に関するキャリアシステム、人事の問題、こうしたことも広く取り上げていくべきだと思いますが。
 こうした国会における第三者委員会というのを提言するだけでは駄目ですから、これ実現に向けてしっかり各党に働きかけていきたいと思うんですが、三人の御参考人の皆様にお伺いしたいのは、まず、この国会につくった場合に何をまず優先順位としてここの議論として検証すべきであるかということのお考えをお示ししていただきたいというふうに思います。
 そして、孫参考人には、エネルギー政策で、私もこの再生可能エネルギーの導入拡大と省エネルギー、これを追い求めていくしかないだろうと思います。ところが、その省エネルギーについて、孫参考人の最初の説明であると、やはりちょっと限界があるような感じで受け止めたんですが、むしろ私は、この両輪になるべきじゃないかと。ヨーロッパ、EU等ではネガワット、ネガティブのネガにワットというネガワットという考えがあって、百万キロワットを節約すれば百万キロワットつくったと同じような考えだという考えであります。まだまだ日本のエネルギー効率は世界に比べて先進的ではありますが、例えばこの日本の中でエネルギーのロスというものが大体平均六〇%環境中に捨てられているとも言われております。
 そういう意味では、私はこうした省エネルギーについてもこれから、今後、政策の資源の投入であるとか、そうした政府、行政の意思決定、民間も含めた意思決定が必要であると思いますが、そうしたことについての御所見を伺いたいと思います。
 以上です。

○参考人(小出裕章君) 御質問ありがとうございました。
 議会の中に原子力に関して調査をする委員会をつくると、つくってくださるということは半ば有り難いとも思いますが、今私が一番必要だと思うこと、やるべきだと思うことは、現在進行中の福島の事故をいかにしたら迅速に収束できるか、いかにしたらば作業員の人たちの被曝を少なくできるか、住民の人たちの悲惨さを少なくできるかという、そのために全力を尽くすべきときだろうと思います。
 これまでの原子力行政のどこに責任があった、欠陥があった、これからをどうすべきであるということはもちろん重要なことですけれども、それより前に、まずは今のこの事態に全力を出して向き合うべきだろうと思います。それができたときに初めて、これから原子力というものをどうするかという議論をすればいいと私は思いますが。
 今事故が進行している福島の原子力発電所というのは東京電力の発電所ですが、東京電力の給電範囲とは関係ないところにあるのですね、福島県内。福島第二原子力発電所もそうです。もう一つ東京電力は原子力発電所を持っています。柏崎刈羽原子力発電所、世界最大の原子力発電所ですけれども、それも東京電力の給電範囲ではありません。東北電力の給電範囲に造るということを東京電力はやってきたわけです。電力の一大消費地である東京だけには決して原子力発電所を建てないで、万一の事故があったらやはり困るということで、原子力発電所の立地だけは過疎地に押し付けてきたという歴史があるわけです。どうしてこんな不正が今日まで見逃されてきたのかと。行政あるいは多分議会の方もそうだろうと思いますけど、そういう不正を今日まで見逃してきたのかということを根本的に問うような委員会を是非ともつくっていただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 私は、今対策というのは小出参考人おっしゃいましたが、それはそのとおりだと思うんですが、今のことですね。同時に、現在動いているプラントに対してのリスクといいますかね、危険性について早急に当たる必要があるので、とにかく地震、津波は当然なんです。それ以外も含めまして総合的に、老朽化した原発も含めて、早急にそういう原発に対する評価をしながら、事故原因とかそういうことを同時並行にやっていくべきじゃないかというのが一点です。
 そのときに一つ、条件と申しますか絶対必要なことがございまして、今までなぜ安全が保てなかったかということなんですね。これはどの組織についても言えます。それは利害が絡んでいたら駄目です。自分たちの、ある者の利害、ある企業でも、ある学者でも同じです。私でも同じです、技術者でも。その人の利害が優先する、つまり安全性の議論をするときには不確定な要因がいっぱいあります。そのときにバイアスが掛かったら一発でそっちに行っちゃいます、不確定ですからね。証明はできないんですよ、完全な証明というのは。安全、危険と論争になるわけです、当然。そのときに安全性を確保するという議論は、そういうことからフリーになった状態で議論がなされるというのは最低限度です。その形を取らない限りはまた事故は繰り返しますというのが私の思いです。
 ちょっとお答えになったか分かりませんが、そういう形で、思いでつくっていただけたらと、つくることは非常に重要だと、国会で、思います。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 国会にそういう審査機関というか委員会というか、そういうものをつくっていただくのは非常に有り難いことだと思います。
 小出参考人のおっしゃったことはもちろん非常に大事で、小出参考人のお気持ちも痛いほど分かりますけれども、それこそ極端な言い方をすれば、あした若狭湾で大地震が起こるか、泊の沖合の海底活断層が動くか、伊方の沖の中央構造線が動くか分からないわけです。ですから、やっぱり現在動いている原発に関しても厳重に考えなければいけない。そのために福島第一原発でなぜこういうことになったのかということをきっちり検証することは、もうやっぱりこれはこれで非常に急ぐべき絶対必要なことだと思います。それを御提案のように国会でやっていただくというのは非常に有り難い、国民の一人としても有り難いことだと思います。
 御質問は、その優先順位はどうかと、何からやったらいいでしょうということだったと思うんですけれども、幾つかおっしゃったことに私は優劣が付け難いと思います。
 私は地震が専門ですので、福島第一原発の事故に関してはそもそもその地震、津波の想定がどうしてこんなことになってしまったのかというようなことが私の専門ですけれども、ですから、そういうこともそもそもやらなければいけないけれども、それから審査にどういう問題があったのか、それから、特に二〇〇九年に保安院、安全委員会が大丈夫だと言った耐震バックチェックの議論はどういうふうに行われてどういう問題があったのか、それも大事ですし、もう全てやっぱり大事だと思います。工学的なことはもちろん大事だし、それから事故処理の誤りもそれもやっぱり大事で、結局全てをやってほしいと思います。
 一つ是非お願いしたいのは、国会であれどこであれ、事故調査委員会であるとかなんとかというと、今の日本でも、非常に悲しいことに、すぐに海外から専門家を呼んでとか言うわけですよね。日本にだって人はいるじゃないかと私は思うわけです。ここにいらっしゃる小出参考人、後藤参考人、あるいは先ほど私が名前を挙げた田中三彦さん、そういう方々は非常に見識も高くて、知識も豊富で、考え方も合理的で、しかも非常に熱意あふれていらっしゃる。そういう方のことを例えば大手のマスコミなんというのは全く無視しているわけです。で、すぐに海外と言う。まるでこれは、古代の大和朝廷が反原発の人たちを隼人か蝦夷のごとくに人間じゃないと思っているように思います。本当に私はもう怒り心頭に発しています。
 国会の場であれば、それこそ主権在民の立場に立って適切と思われる方、今回は、私なんか物の数ではありませんけれども、今回こうやって呼んでいただいたのはさすがに参議院の行政委員会だと思いますけれども、そういうふうに日本にいる人材をもう一〇〇%活用していただきたい。その上で、もちろんそれを国際的に検証してもらうとかはいいでしょう。例えば鈴木達治郎さんという原子力安全委員会の委員長代理が、何か海外の人を呼んでとかアメリカの何とかNRCの人を呼んでとかおっしゃったみたいですけれども、そういうことは後から考えてほしい。まず真っ先に日本人、私たちの手でやりましょうということです。
 以上です。

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SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑4】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/VTW0IA-z_hw

○参考人(孫正義君) まず、私の直接質問ではありませんが、国会でそういういろんな委員会とか安全調査とかをするときに、こういう先生方がまずその中に入っていることが一番大きな第一歩じゃないかと。今日そういう先生方を呼ばれたというのは大変に大きな前進だと思いますが、是非、安全委員会だとか保安委員会だとかそういうところにも、こういう意見を持っておられる方の声が押し潰されないようにしていただきたいなというふうに切に願います。
 私への直接の質問ですけれども、省エネのところは、先ほどはあえて触れませんでしたけれども、おっしゃるように大変重要な部分でありまして、特に、皆さん御存じのように、電力も通信も同じですが、ピークのところの電気が一番コストが掛かって発電容量的にも大変に難しいと。また、それを超えてしまうと大停電というリスクがあるということなので、ピークカットをいかにするか、ピークシフトをいかにするかということがかなり要だというふうに思っております。
 そこで、電気の料金を今原発の事故があって値上げしなきゃいけないという議論が始まっておりますが、是非そのときに、一律の単なる値上げとかではなくて、そのピークシフトを念頭に入れた値段の検討をすべきではないかと。例えば、真夏と真冬がピークが来るわけですね。昼間にピークが来るわけです。ですから、真夏と真冬と昼間に電気代は高いと。真夜中はうんと安いと。真昼の真夏のピークのところに産業用、工業用の電気が膨大に使われていると。本来そういうものは、在庫を春とか秋のうちに作って、しかも真夜中の電気代、安いときのものを使って作ってと。ですから、そういう時間差によって電気代は十倍ぐらい差があった方がいいんではないかと。フランスではそのぐらいの差を出しているという、フランスだかドイツだか、そのぐらいの差を出しているという話も聞きます。
 つまり、ピークシフトをするためには、明快なシフトの理由を提供し、産業界は、経済活動をしておりますから当然電気のコストを計算して、そういう明確なめり張りが付けば、それに合わせて労働時間だとか在庫の生産期間を自らの意思で調整するようになる。計画停電のように無理やり押し付けてということではなくて、自らのインセンティブに合わせて行うようになる、そういう電気料金制度。単純一律値上げというのが最も愚策であろうというふうに思います。
 それからもう一つは、一般家庭用の電気代もそうなんですけれども、これも、昼間の時間と夜中の時間が一般家庭用の一般電気料金は差が付けられてない、これもおかしいのではないかということで、季節変動、時間変動、そのためにスマートメーターを一般家庭にも一日も早く、これはマストで義務付けて取り付けて、今一般家庭に付いている一般的なメーターでは時間管理がなされてないので、時間差による電気料金の差を付けられないという問題があるので、これは技術的にそういうメーターをただ取り付けて価格差を付ければ、人はおのずとそれに合わせて行動するようになる、それがあるべき議論だというふうに思います。一番効果的省エネがそこだと思います。

○委員長(末松信介君) 谷合先生、よろしいですか。

○谷合正明君 はい。ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 後藤参考人。

○参考人(後藤政志君) 済みません、一つ追加で申し上げたいことがございます。
 これから調査とか、特に安全性とかそういうこと、原発の技術にかかわるところに関しましてはどういう人材が要るかということでございます。
 もちろん、広い範囲の学者、大学の先生とか必要なんですが、やはり技術におきましては技術の現場の経験者、設計の経験の、つまり私は格納容器ですけれども、多少は勉強しているつもりなんですけれども、やはり格納容器周辺は分かりますけれども遠くなると分からないわけですね。分かる人間をきちんと入れて人を組んで、必要な人間、人材を入れてちゃんと評価をするということが絶対条件だと思います。ある肩書で、こういう肩書、どこどこ大学にしろ企業にしろ、肩書でやるのは絶対やめた方がいいです。中身においてきちんと評価ができる人間を入れない限り意味がないということが一点です。
 それともう一つは、先ほど申しましたように、企業にいますと、企業はどうしても利益団体ですからあるバイアスが掛かりますね。それはまた、そのままじゃ難しいわけですね。そうすると、現役でない人であるなり、中立になられる立場の方でそういうキャリアのある方、そういう人を入れることが必要だというふうに思います。
 以上です。済みません。

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【質疑5】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/x4xshwfvdag

○委員長(末松信介君) 寺田委員。

○寺田典城君 みんなの党の寺田でございます。
 どうも、参考人の四人の方々には感謝申し上げます。ありがとうございます。勉強になっています。
 私は、一九四〇年生まれでございまして、七十歳です。ですから、世界第二次大戦というのもよく記憶していますし、私は、日本はまた大きな間違いを世界に起こしたなと、率直にそのように思っています、特に政治には責任があると。
 そして、ある面では産業なり役所、要するに官僚ですか、それから学問も一体になって、こういうなれ合いの結果がこういうふうな原発事故なり、想定外という言葉に出るんですが、それこそ巨大な防波堤、防潮堤というんですか、それも乗り越えるような津波も起きているということなんですね。
 私、特に、今過去を振り返ってみますと、東北六県、北海道の知事会というのは毎年二回、三回開くわけですが、その都度、福島県の佐藤栄佐久知事からは原発の問題については指摘を受けていましたけれども、東北六県、七県で、北海道も含めて、新潟も入っていますけれども、具体的な取り上げはされなかったことは事実で、これもっと、もう少しきちっと対応しておれば変わったのかなと思ったりもしております。率直に反省していますが。
 ただ、情報開示が徹底してなされなかった。福島原発でも含めて、原子力については鉄壁の固さが政府それからもちろん各省庁あったというのは、それから産業界が経済コストということも含めて原子力政策を推し進めていったということなんです。
 ところが、日本は、今考えてみますと、戦争に負けたけれども、世界で二番目の経済大国にも、ギリシャ神話よりも神話的な復活も遂げていますし、それからジャパン・アズ・ナンバーワンとか、今は落ち込んでいますけれども。その中でやはり、何というんですか、しっかりした総括は絶対的にしなきゃならないというのは私の政治的な考えで、これは社会運動としてもしていこうと、そう思っています。
 それと、今は原発を収束させることが、今は原発との戦争になっていると思うんで、闘いになっていると思いますので、するべきだと思うんですが、一つ、小出先生と後藤先生には、何というんですか、情報公開度ですね、これだけ言論の自由であってメディアがあふれている社会で、原発行政に対する情報公開度の度合いはお二方どのように考えていらっしゃるのか、その辺を一つお聞きしたいと思います。
 それと、石橋先生と孫会長さんには、これだけ財政が破綻しております、その中で復興はどうするのか。地震学から、あのような大きな津波に対応するような、何というんですか、防潮堤が必要であるのかないのかも含めて、地震学から。孫さんは多額納税者でございますから、税の使い方についてある面では今、まあ自然エネルギーのお話はよくお聞きしていますので、そういう点も含めて。何というか、私は、あの大きな防潮堤がある面では、申し訳ないことを言うんですが、あれが安全だという神話になって、私は宮古から名取まで全部見ました、ずっと海岸筋を、全てがあのとおり破壊されているような状況ですから、そういうことも含めてお聞きしたいと思います。ひとつよろしくお願いします。
 以上です。

○参考人(小出裕章君) 今情報公開について御質問をいただきましたので、幾つかお答えしたいと思います。
 私は、一九七三年の秋から愛媛県にある伊方原子力発電所に対する裁判というのを一時期かかわったことがあります。私自身も証人として出廷しました。そのころに国を相手にいろいろな論争をして、この安全性を問うためにはこういう資料が必要なんだということでしきりに要求したのですけれども、国の方から出てくるのはほとんどは白抜きです、資料が出てくると。それは、伊方の原子力発電所は基本的にはウェスチングハウスという米国のメーカーが造っていたわけですけれども、ウェスチングハウスの企業機密だということでほとんどのデータは出てこないという、そういう中で裁判を続けたことがありました。
 原子力というと、そういう常に企業機密というのが付きまとってきて情報が公開されないということはありましたし、その一端は実は核という問題、核兵器の技術開発と共通しているという部分がたくさんあるのでなかなかその情報公開になじまないということがあったのではないかと私は思います。
 それから、現在の福島事故の経過の中でも、私は情報公開ということで幾つか経験をしたことがあります。
 例えば、私自身は放射性物質を測定するということを自分の仕事の一つにしております。その仕事の中で、三月十五日に、この東京の空の空気の中にどれだけの放射能が飛んできていたのかということを測定したことがありました。その測定値はかなり高いものでした。一九八六年にチェルノブイリという原子力発電所で事故が起きて、日本にも放射能がたくさん飛んできたことがあって、日本中それが問題にされたことがあったのですが、そのときのチェルノブイリのときに飛んできた放射能に比べれば何百倍、何千倍も強いというような、そういう放射能が、まあ距離が近かったせいですけれども、福島からこの東京に到達していたのです。そのことを多分、行政の方は把握していたはずだと思いますけれども、そういうデータはなかなか出てこないという事態に私は直面したわけです。
 私は、それを測定して、京都大学原子炉実験所の中のセミナーで公表をすることにしました。そのときに、原子炉実験所の所長から声が掛かってきまして、ちょっと待てと。そういうデータを公表するとパニックをあおることになると。ですから、データはなるべく公表しない方がいいというふうに所長は私に言ったのです。その所長は私は結構信頼を寄せている所長で、話は彼とはよく合うと私は思っていますけれども、それでも一つの組織のヘッドになってしまうと、国が恐れているパニックということと軌を一にして、情報をなるべく統制して出さないようにしようという、そういう力が働いたということがあったと思います。
 多分、行政の方はもっともっとずっと厳しく測定データ等の統制をしたのだろうと私は思いますし、個人の名前は言えませんが、私の同僚でも、たくさんの圧力を受けて自分が調査をしたデータを公表できないというようなことがたくさんありました。
 そんなことがないように、私としてはパニックを抑える唯一の道は、情報を常に公開して、政府は信頼できるというふうに住民に思ってもらうということが一番だと思いますので、今後は是非ともそちらの方向に行ってほしいと願います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 私の立場ですと、実は私自身も思い出したんですが、格納容器というものを設計しておりましたから、工事認可といいますか設計上の図書を出します。そこのところに、今、小出参考人がおっしゃったように伏せ字というんですかね、こことここは数字を出さないというマーキングするんです、伏せちゃうんです。これ、言っていることは、一つには特許とかそういう企業秘密ということになっているんですけど、やるときに決してそれがどこまでが企業秘密か必ずしも定かではないんですね。担当のところでこれやれと言ってだあっと附箋していたのを伏せていくような。極端なことを言うと、この数字とこの数字を足したらこれになるのが明らかなのに何でこれを伏せるんだという、そういうばかな話をしていた記憶があります。
 そのときに私は非常に矛盾を感じましたのは、事原子力のような安全にかかわるようなところでそんなこと許されないと思ったんですね。何を根拠にそれできるんだろうということは、安全性ということを全面的に我々を信頼しろと、やっている側ですが、一〇〇%、だから出さないということになるんだろうと思ったんですね、私はそのとき。ところが、実際にやってくると、今度は安全ということをきちんと考えていないと。そういう状態との情報開示との矛盾があるということが一点です。
 それともう一つ、先ほどもちょっと触れましたから思い出しましたのは、非常に大事だと思いましたのは、日本では、私の場合ですと一九八九年から原子力の仕事を始めましたけど、九〇年に入った直後くらいですね、海外と共同研究やっていたときです。シビアアクシデントですね、過酷事故と日本語で言います。こういうことは存在しなかったんです、そこまでは。存在してはいけないことだった、日本では。日本では過酷事故は存在しない、スリーマイル、チェルノブイリがあってもですね。なぜかというと、非常に信頼性が高くて、安全に造り込んでいて、チェルノブイリとは炉型が違う、スリーマイルのような失敗はしない、改善もしたと、こう言っていたわけです。だから、研究をやるときにも過酷事故と言えないんですよ。ビヨンドDBAとかいうんですけど、設計条件を超えるという表現を取るんですね。そうすると、海外の人、びっくりするんですよね、何でそういう言い方するのと。いや、日本では存在しないんだって、そういうばかな話になったんですね。これ、漫画みたいですけど、本当にそういうことがあったわけです。
 それからしばらくして、一九九二年に、原子力安全委員会の方から、やはり過酷事故というのは存在し得ると、しかし、工学的に十分安全に造り込んでいるから特に対策を要さない、だから義務化しない、規制しない、ただし事業者の自主的努力でやってくれと、これが現状なわけです。ですから、非常にねじれた関係になっているわけですね、情報開示の話とちょっとずれますけれども。
 そういう意味で、つまり、情報開示というのは、何が正しいことといいますか、何が真実か、そのことをストレートに出して持っていかない限りは、ゆがみがずっと出てくるのは当然だというふうに思います。それが、原子力には非常にそういうことが多かったというふうに私は思っております。
 以上です。

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【質疑6】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/akytDUh7wlM

○寺田典城君 財政的に破綻していますので、石橋さんと孫さんには先ほど、どのような復興を、地震学から、石橋さんからお聞きしたいということと、ああいう大きな防波堤が飛び越えてまで来て命をなくしているという、あれがあるからかえってまた、安心して生活したかも分からないけれども事故にもつながったことがあるんじゃないのか、想定外だとよく出ているんですが。孫会長さんには、多額納税者でございますので、これから日本の復興の税の使い方についてどうお考えになるか。その二点、ひとつ。

○委員長(末松信介君) 石橋先生にも復興のお話ですか。

○寺田典城君 石橋さんの復興の話とですね。

○参考人(石橋克彦君) 財政難の折から、巨大な防波堤が一体どう役に立つかどうかというのは、原発の前に造る防波堤ではなくて、一般住民の一般的な話ですね。やっぱりケース・バイ・ケースだと思うんですよね、だから、非常に一律にはちょっとお答えしにくいと思うんですけれども。
 ちょっと御質問の趣旨からは外れますけれども、復興ということでいえば、もちろん今回の被災地、非常に広大な被災地の、東北地方からもう千葉県ぐらいまでに至る、つまり関東地方にまで及ぶ、ああいう東日本の広大な被災地の復興というのがまず第一ですけれども、もうこれは全国的な出来事でもありますから、日本全体の広い意味での復興というか、それも考えなきゃいけないと思うんですけれども、それに関連して一言言っておきたいのは、次はやっぱり首都圏直下の大地震とか、それからほぼ確実に今世紀半ばぐらいまでに起こるであろう、あるいは、三月十一日の超巨大地震によってもっと早く引き金を引かれるかもしれない西日本の超巨大地震というのが日本の命運を左右することだと思うんですよね。
 首都圏から九州まで三月十一日のようなことが起これば、もうこれは本当に大変なことでありまして、これに対する備えはやはりしなければいけない。もう西日本の太平洋岸では、各自治体も津波の想定の見直しなんかをしていると思います。場所によっては巨大な防波堤を新たに、津波防潮堤を造ろうとしているところもあるかもしれませんが、それはやっぱりその地域地域の状況によって違ってくると思います。
 ただ、私個人としては、私個人の基本的な考え方は、最新の技術を駆使して鉄とコンクリートで大自然に立ち向かって、もう大自然と全面戦争みたいにするというのは私は反対でありまして、大自然の摂理に逆らわずに、人間の方が自然を畏怖して、畏敬して、譲るべきところは譲ると、だから住み方を変えるというようなことの方が大事だと思っております。ですけれども、例えば住宅の高地への移転なんていうのがどうしてもできないとか、あるいは住民がそれは嫌だというようなところは、低地に住み続けてその前に、前面に防波堤を造らざるを得ないところもあるかもしれませんので、それはその場所その場所で考えていくよりほかないだろうというふうに思います。
 以上です。

○参考人(孫正義君) 先ほど自然エネルギーによる発電ということを申し上げましたけれども、例えば太陽でいいますと、膨大な土地が要ると。今回の東日本の大震災で広大な土地に海の塩をかぶってしまった、しばらく何年間もこれは畑として使えないというような問題があると。あるのに使えない土地、そこに例えば太陽パネルを張る、あるいは風力発電の風車を設置すると。
 防波堤をどんなに高いものを造っても、その巨大なコストと、それから、それでもまたそれを乗り越える波が来たらどうしようというのがあるわけなので、そこに巨大なコストと巨大な防波堤を造るよりは、そこそこの安心できる防波堤は必要ですが、防波堤のすぐそばに今度はまた民家を造るのではなくて、そこは当分の間は太陽パネルを敷くと、あるいは風車を置くということで、民家はできるだけ山裾に近いところに、平家建てではなくて高層住宅にして、万が一のときでも屋上に逃げればいいというような形で、やはり、今、石橋先生もおっしゃいましたように、自然と格闘するのではなくて、自然を想定してそれに見合った町の設計をすべきだろうというふうに思います。
 先ほど自然エネルギーの全量買取り制と申し上げましたけれども、東日本のソーラーベルトというようなものにおいては、その災害地区においては買取り価格を一時的に少し上乗せすると。例えば、三年間以内にそこに着工すれば通常の買取り価格よりも二割、三割上乗せして買い取ると。そうすると、膨大な雇用がそこに生まれますし、復興が促進され、利用できていない、当分何年間も利用できないであろう土地にボルト式で止めたパネルがあると。もし塩害が終わって後々そこをまた再利用しようというときには、パネルをボルトを外してほかに移転すると。あと、塩のメッキ、こういうようなものには三割ほどパネルの製造コストが上がると。パネルの製造コストと後に移転するコスト、ですから、その分のコストを買取り価格に少し上乗せすれば、復興及び有効活用が同時にできるんではないかなと、こういうふうに思います。

○寺田典城君 どうも今日はありがとうございました。

○委員長(末松信介君) じゃ、石橋参考人。

○参考人(石橋克彦君) 済みません、さっき一言言いかけて、そこで言い忘れたんですけど。
 先ほど私、復興というのが東日本大震災の被災地だけではなくて日本全国の問題だということを言いましたけれども、それの関連で、直接今日の話題ではないので恐縮ですけれども、皆さんの頭の隅にちょっと留めておいていただければ有り難いと思うことは、さっき言いましたように、今後、首都圏あるいは中京圏、関西圏、そういうところがもう壊滅的な被害を受ける可能性は十分あるので、今こそ分散型の国土というようなことを念頭に置いた東北地方の復興もしなければいけないと思います。
 例えば、大阪なら大阪を今と同じ、例えば東京がやられたときのための副首都のつもりで最先端の鉄とコンクリートの技術を使ってがっちりするとか、そういうことをやっていたらもう本当に日本は駄目になっちゃうかもしれないので、もっと広く薄く伸びやかに分散型にして、これはエネルギーの問題にも電力の問題にも関係してくるわけで、分散型の発電・送電システム、スマートグリッドとかそういうことにも国土全体としては関係するわけです。
 そういう観点で、これ大変僣越ですけれども、なお一言余計なことを言えば、東北地方の復興もそういう観点で、つまり、東京以西がやられたときのために日本の緩やかな中心に将来なり得るくらいの視野を持って考えていく必要もあるんではないかと考えております。
 以上です。

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SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑7】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/eN2bj1WdAA8

○委員長(末松信介君) ありがとうございます。
 田村委員。

○田村智子君 日本共産党の田村智子です。
 今日は、産業として活用するだけの技術に日本の原子力発電所、達していないと、そういう御指摘を受けましたから、今後、国会の中でも日本の原子力発電所全体をどうしていくのかということを真剣に議論をしていかなければならないと思っています。
 二つに分けてお聞きをしたいんですけれども、まず石橋参考人にお聞きをしたいんです。浜岡原発の問題です。
 この浜岡原発の停止をめぐっては、実は国会では様々な議論が行われています。私たちは、そもそも大きな地震の震源域、起こるであろう地震の震源域に原子力発電所を造ったこと自体が誤りであって、これは一時的な停止ではなくて、やっぱり廃炉を前提とした安全対策を進めるべきだというふうに考えているんですけれども、一方で、金曜日の予算委員会も、東海地震発生の確率が高いから止めたと、これは停止要請の根拠にならないという議論が国会の中で行われました。また、政府自身からも、緊急安全対策が取られて安全性が確認されれば再稼働を認めると菅首相が述べたり、耐震安全対策、耐震の安全対策は適切に講じられてきていると海江田経済産業大臣がコメントしたりしているんですね。このことについて石橋参考人の御意見を是非お聞きしたいと思います。

○参考人(石橋克彦君) 先ほどもちょっと簡単に申しましたけれども、今おっしゃった国会での議論あるいは政府の答弁というのは、私は全く地震の研究者としては納得できません。
 まず、八七%だから取りあえず止めてくれというのは理由になっていないというような議論は、それは私も何かそういう議論があるというのを聞きましたけれども、八七という数字ははっきり言って当てにならないんです。だけれども、ほとんど非常に大多数の地震の研究者が東海地震はほぼ確実に起こると、近い将来起こるでしょうと、数字では表せないけれども、そう思っていることはこれは確実です。
 起こるとすれば、遠州灘のはるか沖合とかそういうところではなくて、駿河湾とそれから駿河湾西岸の陸地を含んで、浜岡の真下も含んで、天竜川河口ぐらいの、そういうまさに今中央防災会議が想定しているああいうところで起こるでしょうというのは、細かい学問的な議論は別として、大局的にはそれはもう一致した見解でありまして、そういう意味では、ターゲットですね、これ地震学者で敵という言葉を使う人がいるんですけれども、私は地震を敵と言うのは好きではありませんので言いませんけれども、まあ原発に対する相手側ですね、そういうもののイメージが非常に明瞭に見えている、そうしてそれが近い将来ほぼ確実に起こるだろうと考えられている、そういうことは非常に重要なことでありまして、これは絶対無視できない。
 そういう真上に建っているものを、取りあえずか永久にかはちょっとまず今は別として、止めましょう、今止めましょう。とにかく一〇〇%というか、私は絶対的に安全でなければ困ると思いますけれども、そうしましょうというこの判断自体は全く問題ないので、したがって、八七%だから止めるというのはおかしいという理屈は全くナンセンスだと思います。
 次に、じゃその耐震、地震の揺れに対する対策が万全であるから津波対策だけが整えばいいかというのは、これは私は全く間違いだと思います。東京電力は、その基準地震動という揺れを一応八百、昔は六百ガルだったものを八百ガルという、ガルというのは加速度の単位ですけれども、最大加速度八百ガルというふうにちょっと上げまして、なお念のため、千ガルまでは耐えるようにするといって耐震補強をしているわけですけれども、私はもっと、つまり二〇〇七年の柏崎刈羽原子力発電所を襲った新潟県中越沖地震のときは柏崎刈羽一号機の下で千六百九十九ガルというものを記録したわけで、そのぐらいに達する可能性は十分あると、否定できないと思いますので、千ガルまで考えているから大丈夫だなんということは到底言えない。
 それから、浜岡のちょっと細かい説明しますと、駿河湾西岸から御前崎を通って、浜岡を通って天竜川河口の東側ぐらいまでは、東海地震が起こればほぼ確実に一、二メートル、場所によっては二、三メートル隆起するだろうと。これはもちろん場所によってそうじゃないところがあるかもしれませんけど、現在の地震学のそれこそ科学的な知見からはそういうふうに隆起する可能性があると考えるのが妥当です。過去、一八五四年の安政東海地震のときにはそういうふうに隆起しました。
 その隆起が、例えば浜岡原子力発電所の敷地全体で一枚岩のように、まるでそこに大きな鉄板が敷いてあるように静々と隆起するのならそれはいいかもしれませんけれども、地殻変動といって、うんと深いところから全体が隆起するわけですけれども、その上に乗っている地盤はそれによって破壊される可能性は十分ある。H断層系とかいろんな断層が浜岡の構内にいっぱいあるわけです。それがずれたことはないよとかいう話もありますけれども、そういう大きな隆起が起こると、一九二三年の関東地震なんかのときもそうでしたけど、上の地面が凸凹に破壊されたりする場所はあるわけで、そういうことが起これば、例えば原子炉建屋とタービン建屋の間で隆起量が違ってくるとか、そういうことも起こるかもしれないし、それから復水器に海水を取り入れる取水管、あるいは排水管、そういう水路があるわけだけど、そういうものが壊れるかもしれないし、それから巨大な、十二メートルと言ったり十五メートルと言ったりしてますけれども、そういう防波壁を造れば大丈夫だと言うけど、そんなものは根底が隆起すれば壊れてしまうかもしれないわけで、地震で壊れて、その少し後に大津波が来れば役に立たないかもしれないわけですから、二、三年掛けて今考えられている津波対策を整えれば大丈夫だなんということは、地震学者としては全く言えません。
 もうまさに浜岡というのは地雷原の上でカーニバルかなんかやっているようなもので……

○委員長(末松信介君) 先生、ちょっと答弁おまとめいただけましたらと思います。

○参考人(石橋克彦君) はい。以上です。

○田村智子君 済みません、もう一点だけ。
 ありがとうございました。是非今度はその提言が生かされるように、やっぱり政治の責任が問われていると思います。
 小出参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど格納容器の専門家は格納容器だけと、その周辺のことは知らないというか分からないのが……(発言する者あり)ごめんなさい、後藤参考人、という御発言があって私もちょっと驚いたんですけれども。そうなりますと、今の東電の事故なんですけれども、事故が連鎖的に次々に起きていくとか、最悪の事態がこうだというようなことを専門的に検討できるような部署というのが果たして東電の中にあるんだろうかということ。
 あと、小出参考人と石橋参考人、済みません、短時間でいいのでもう一点だけお答えいただきたいのは、やっぱりそういう危険性を権限を持って調査をし、監視をし、そして規制をするという機関が日本にないということが非常に問題だと私たちは思っているんですね。
 国際条約である原子力の安全に関する条約の中には、法的権限を持って規制の機関を各国は持つべきだと、それは原子力の発電所の推進機関とは別であるべきだと。そこの機関が建設についても運転や廃止についての措置も権限を持つと、そういう機関をつくることを各国に求めているわけですね。
 やっぱりこれがないと。この事故の収束に当たってもこうした権限を持った規制機関というのをつくること、これ急がれているんじゃないかと思いますが、その点についての御意見を伺いたいと思います。

○委員長(末松信介君) この際、参考人の先生方にお願い申し上げます。
 時間が大分経過をいたしてまいりまして、できましたら答弁は簡潔に、かつ、あんこの部分でぱっとお願いしたいと。たくさんの先生方が引き続き御質問されたいそうでございますけれども、取りあえず一巡目は、田村先生、中山先生までにはより丁寧にお答えいただきますようお願い申し上げます。

○参考人(後藤政志君) 格納容器以外は分からないという話ですが、一般的にかなり細分化してあるというのが一点です。それとあと、電力さんの中ではそれなりに、運転なら運転、全体を通してですね、もちろんやっていらっしゃる方がいる。ただし、こういうシビアアクシデント、こういう状態になると、相当な専門性があって、やっぱりメーカーも多分サポートしていると思いますけれども、ただ、いずれにしてもやっぱり限界があるんですね、みんな。それを総合化するのは非常に難しいことなんです。そういうことを申し上げているわけですね、一般的にです。

○参考人(小出裕章君) 権限を持った委員会というのは是非とも必要だと思います。特に、日本の原子力の場合に一体じゃ誰がそれをまずやるべきだったのかというなら、私は原子力安全委員会こそがそれをやるべきだったと思うのですが、今回の事故経過を見てもそうですけれども、安全委員会はもうほとんど登場の余地すらないという、そういう委員会だったわけですね。ですから、もっと実質的に力のある委員会というものを構成し直さなければいけないと私は思います。
 それから、原子力安全・保安院の方も今日は来てくださっていますけれども、安全・保安院というところも、本来の仕事であれば原子力の安全を守るということが仕事のはずですけれども、それが経済産業省の中にあって、推進をする組織の中に取り込まれてしまっていると。原子力の場合には、全てが原子力を進めるために、規制の仕事すらがその中に取り込まれてしまって、よくこのごろは聞くようになりましたけど、原子力村という一つに囲い込まれてしまうような形で今日まで来てしまったと、そこに不幸があるだろうと私は思います。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 多分、私にも質問されたと思いますのでお答えします。
 おっしゃるとおり、その権限を持ったきちんとした規制機関を是非確立しなければいけないと思います。アメリカのNRCなんというのはもっとずっとスタッフもはるかに多くて強力なわけで。
 あと一つ、知識として御参考までに申し上げますと、今原子力安全委員会の話が小出参考人から出ましたけれども、一九九九年にジェー・シー・オーの事故というのがありました、東海村で。このときは原子力安全委員会がもう少し存在が見えました。委員長代理の住田さんが現場へ飛び込んで中性子線を防ぐということで、非常に活躍なさった。それがなぜ今こうなのか。実は、二〇〇一年一月の中央省庁再編によって原子力安全委員会のかつての事務局であった科技庁は解体された。原子力安全委員会は全くその牙を抜かれたようなところがあります。そうして、経済産業省にほとんど全てが集中されてしまった、原子力推進と原子力規制とが。もう圧倒的に保安院の力が強くなって安全委員会の影が薄くなった。そういう事実、状況があります。
 以上です。

○田村智子君 ありがとうございました。

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SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑8】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/Nn3LDkqj65M

○委員長(末松信介君) それでは、中山委員。

○中山恭子君 今日は貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。
 私自身、原子力、全く素人なものですから、報道を見ながら心配しながら過ごしてまいりました。その非常に初歩的な質問かもしれませんが、報道でいろいろ解説してくださる方々というのが何人もたくさんいらして、政府だけではなくていろんな方が説明してくださるんですけれども、どの話を聞いても、本当だろうかと、これでいいんだろうかというような常に疑いの目を持ちながら発表を見てまいりました。例えば、先ほどお話がありました三月十二日の段階で、多分専門家の方は溶融の可能性もどこかに見えていらしたはずだと思いますが、そういったことについては全く知らされておりませんでした。
 それから、そういった意味で、政府ないし全国に報道する発表については、やはりそういったことも含めて専門の方が、何というか、自信を持った形で発言していれば、それから小出先生おっしゃったように、私自身は自分でも行政の長い生活してきましたけれども、自分が持っている情報と、それから一般の方々が同じ情報を持っていれば判断は大体同じ方向へ行くはずだという考えがございまして、例えば拉致問題に関しましても自分が分かっていることはみんな知っていてほしいという、そういう考えで動いてまいりました。
 日本人というのは、日本人というか日本の人々は信頼できる人々だと言い切れると思っておりまして、何か違うことをしゃべったらパニックが起きるということは決してない、非常に高い質を持った人々であるということを考えた上で発表してもらえたらと思うんですが、ただこの場合、どういう方に発表してもらうということが国民全体で安心した形が取れるんだろうかという思いがありまして、その形をどういう形がいいのか、お考えがあったら教えていただきたいと思っています。
 それから、お三方の話を聞いて共通していることというのが、小出先生は危険を大きめに評価しておく必要がある、それから後藤先生は安全の哲学が不在だ、非常に大きなテーマだと、石橋先生は本質的な安全というものが日本の場合欠けているというお話でございました。
 この安全に対する哲学というんでしょうか、日本の中でこれがないということをみんなでもう一度しっかり考え直す必要があるのではないかと思っております。
 例えば、個別的に、小出先生、福島の土地、福島県くらいの土地が使えなくなるのではないかというお話がありました。これは私どもみんな心配している点なものですから、ちょっと何かお考えがあれば教えていただきたい。それともう一つは、収束できるかどうか、こういったことについて、例えばこういう不安があるとか、可能性はあるけれどもまだまだだというような、その素直なお考えをお知らせいただけたら有り難いと思っています。
 また、後藤先生には、その人為的ミスというのがどこかで生じているのではないかというお話でしたが、その点について。
 石橋先生には、ナマズでしょうか、あれは、地震付きの原発という非常に分かりやすい図をお示しいただきました。その地震から見て、これまでにもお話出ていますけれども、ただ、東日本で地震が起きるということはほとんど私などは分かっておりませんでした。この次の地震に対する備えというもの、それから電力についてどう考えていらっしゃるか、教えていただきたいと思います。
 また、孫参考人には、このみんなが沈んでいる中で、非常に何か光があるようなお話をいただきまして、ありがとうございます。建設的に柔軟に対応できるということで、多くの人々が力を得たことであろうと思っていますが、太陽光の、ちょっと何か心配点があるとしたらどんなことか。また、水力発電については無理なのでしょうか。それから、全体としての電力の在り方を私ども全員でもう一度考え直す必要があると思っております。
 ちょっとたくさんの質問ですが、よろしくお願いいたします。

○委員長(末松信介君) それでは、できましたら簡潔に御答弁をお願いします。

○参考人(小出裕章君) 私、二つお答えしたいと思います。
 まず一つは、現在の福島の事故を収束できるかどうかということですけれども、もちろん、一刻も早く収束したいと私は思っています。強く願っていますけれども、事態は私が思っていた以上にどんどんどんどん悪くなってきていると思います。
 今現在、原子炉を冷やすためにずっと外から水を入れ続けてきたわけですけれども、絶対やらなければいけない仕事だったのですが、そのために既に福島の原発の敷地の中には九万トンもの汚染水がたまってしまっているという、そういう状態になって、その汚染水をどうしていいかすらが分からないという状態に追い込まれてしまっているわけです。その汚染水を何とかしない限りは現場での作業自身が物すごい被曝環境になってしまってできないということにも追い込まれているわけですから、とても苦しい闘いがこれからも続くと思います。
 そして、私は、外から水を入れてそれがあふれるようなことは何とか避けなければならないので、循環式の冷却回路を造るべきだと当初からずっと言ってきました。東京電力もそれを造ろうと努力をしてきているわけですけれども、最近のデータを見ますと、私はもう既にその循環式の冷却回路ができないのではないかというように思うようになってきました。
 それはなぜかというと、既に原子炉が完璧に炉心溶融をしてしまっていて、圧力容器という巨大な圧力がまが既に破損している、そして一部もう格納容器までが破損しているのではないかという、そういう推測が出てきているわけで、そうなってしまいますと循環式の回路はできないと私は思います。
 ですから、もっと現在の状況を厳しく考えて、テクニカルな知識を持っている人たちを集めて、本当にこれから何ができるかということを一刻も早く立案をし直さなければいけないときだと私は思います。
 それから二点目、土地どうするかということですが、日本にはもちろん放射線に関する被曝の法律があります。一般の方々に関して言えば、一年間に一ミリシーベルト以上の被曝は許さないという法律があります。そして、一平方メートル当たり四万ベクレル以上の汚染があるところは放射線の管理区域にしなければいけないという、そういう法律もあります。
 そして、その法律をもし厳密に適用しようとするならば、先ほども私、聞いていただいたように、福島県全体を無人地帯にしなければいけないという、そういう事態に追い込まれるのだろうと私は思います。でも、それは多分不可能ではないかと思います。私は、何とか人々の被曝をしないようにと行政や皆さん議会の方々にも動いてほしいとは思いますけれども、でも、それをどうしてもやってしまうと、人々のふるさとを追う、難民にするということになってしまうわけですから、本当にどういう施策を取るのがいいのかということを真剣に皆さんも考えていただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(後藤政志君) 人的ミスにつきましてお答え申し上げます。
 ヒューマンファクターとかヒューマンエラーとか申しますけれども、技術において一番核になる一つです。安全設計の概念では、考え方では、物が故障する、それから人がミスをするのは当たり前で、前提条件にします。それをしても絶対に事故にならないようにするのが設計です、安全設計です。これがなかったら成立しないんですね。なぜかといいますと、人間というのは非常に、私なんかもよくやりますけれども、右だ右だと言いながら左にハンドル切ったりやるわけですよね。これ、普通にあるんですね、エラーが。そうすると、一万回やったらどのくらいエラーがあるかってあるわけです、実際に起きる。そうすると、人の注意力で頼るというのは無理がある。だから、それは技術でカバーするというのが考え方だと、そういうふうに思っております。原発では特に重要になります。
 今回の地震と津波、事故について申しますと、いろんな今議論があります。例えばベントするタイミングが遅れたとか遅れないとか、これも考えようによってヒューマンエラーと言っていいかどうか、ファクターなんですね。ただ、私はそのことを事故原因に、こいつが悪い、これがいけないという物の見方はしない。それは単に事故のプロセスの一つにすぎないというふうに見ております。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 私は、今後の日本列島の地震活動と原子力発電所という観点でごく簡単にお答えしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
 私のレジュメの下から三行目に、活断層地震が過小評価されている原発として幾つも名前が挙がっておりますけれども、三月十一日の地震の前から日本中の非常に多くの原子力発電所でナマズ付き原発だということは分かっていたわけですが、三月十一日のあの東北地方太平洋沖超巨大地震によって日本列島全体が一層活発化するだろうということを多くの地震学者が言っているわけで、それによって全国のナマズ付き原発のナマズの姿が一層鮮明になってきたというか、もうもぞもぞする感じがしてきたということでありまして、ですから、やはりそれを厳重に念頭に置いた上で今後の原子力政策を考える必要があると思います。

○中山恭子君 もう一言。

○参考人(石橋克彦君) いや、ですから、やっぱり私がここを止めろ、あそこを止めろと言うのはちょっと僣越だと思うので、早急に第三者機関で全国の原発のリスク評価をして、リスクの高い順に閉鎖していく必要が、これはもう本当に急ぐことであります。

○中山恭子君 ありがとうございました。

○参考人(孫正義君) 原発が事故が今回起きてしまったと、これから新たに起きるのをできるだけ早く防ぐというのが今議論されているとおりで、是非それをやっていただきたいと。
 それで、起きてしまった事故の点については、特に私が心配しているのは、福島の子供たち、これを原発の労働者並みの年間二十ミリというレベルで放置していいのかと。是非十ミリとかあるいはそれ以下というふうに基準をできるだけ早く先生方で議論していただき、見直していただきたい。
 もう一点は、今までの政府報告はほとんどがガンマ線だけの報告しかされていないということについても私は重大な疑問を持っていると。特に、体内被曝ということで、是非その点でも再検討いただきたいというふうに思います。
 起きてしまったことと、これから起きないようにするということが二点ですが、三点目は、先ほどから僕が申し上げている代替エネルギーを一日も早くつくらないといけないということなんですが、皆さん御存じだか知りませんけれども、例えば風の、風力の発電をするのに環境アセスメントで三年間ぐらい、今まで調査、手続が必要なんですけれども、その環境アセスメントの最後の難関といいますか、突破すべき門番は原子力安全・保安院が担っているということのようでございます。恐らく皆さんがへえということだと思いますけれども、なぜ風の環境アセスメントで原子力安全・保安院がそこで顔を出してくるのか。是非、そういうことについても見直していただくべきではないかと。代替エネルギーが今まではつくられないようにつくられないようにというような規制になっていたような気がしてならない。
 それから、水についても、これから是非小水力だとかいろんなものも積極的に検討すべきだと思いますが、地熱についても、今八割のところが国定公園内にあると、地熱の有効な資源の場所が。これも是非、国定公園といえども有力な地熱の候補になるところについては柔軟に発想して、国定公園でも余り人が行っていないようなところもたくさんありますので、是非それも見直して、むしろ観光スポットになるような形に変えていくということも可能ではないか。
 ですから、是非今までの発想を変えて、積極的な代替エネルギーで安心、安全の国に変えるということがいいんではないかと思います。

○中山恭子君 ありがとうございました。

○委員長(末松信介君) 質問の希望者の先生方が大変多うございます。十六時を若干回りますケースが出てくるかもしれませんけれども、次の御予定が先生方おありでしたら今のうちにちょっとおっしゃっていただけたら。十六時十分ごろになっても構いませんですか。──御協力ありがとうございます。
 それでは、大島理事。

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SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑9】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/w1QpGbYFLo0

○大島九州男君 今日はどうもありがとうございました。
 今、参議院のホームページが途中、パンクして見れなくなったというような想定外もあるようでございますけれども、四人の参考人の先生方においでをいただきましたことに対して感謝を申し上げます。
 理念なき政治と道徳なき商業ということで、今回の原発の最初の対応について小出参考人と後藤参考人の方にお伺いをしたいんですが、元々、炉を生かそうとしたという、そういう欲の執着があったから対応が遅れたんじゃないかという考え方が一つ。それと、水を入れることによって再臨界を起こすということは、制御棒がちゃんときっちり入っていればそういうことは起こらないはずですよね。そういう懸念があるかないかというのは、どうなっているか分からない状況の中で、メルトダウンしていてもう下の方に固まっていれば、考えられるのは再臨界よりも水蒸気爆発だというようなことは想定できたんではないかと。
 だから、そこら辺で、水を入れるか入れないかというようなことで、一度菅総理が止めたとか止めないとか言われていますけれども、そこら辺の初期の判断についてどうだったかというのをちょっと感想としてお二人、述べていただきたい。
 それで、石橋参考人には、浜岡原発を止めるということを先生は提唱されていて、今回の政府はそれを遅ればせながらでもやったと、そのことについては評価をいただいていると思うんですが、先生、個人的な御意見でいいので、その浜岡原発の後、次のこの原発は止めた方がいいんじゃないのと、もしこれが駄目だと言えないということになれば、地域的にこの地域は起こる確率が非常に高いということを個人的に率直に御意見をいただければと。
 最後に、孫参考人には、三月の七日に、私はニューヨークでデービッド・ロックフェラー・ジュニアと、CO2を使わないでエネルギーを使っていくためにどうするかということの教育を日本でやるためにというのをミーティングをしてきて、すぐ、帰ってきたらこういう震災が起こったと。
 デービッドからメッセージが来たのは、ニューヨークでバスの事故が起こったと。そして十六人ぐらい亡くなったけれども、バスに乗るなとは言わないと。じゃ、それは今ある原子力、この原子力をいかに安全に使っていくかということをやりながら、新しいエネルギー、代替エネルギーをやってCO2を出さないようにしなければならない。まさに化石燃料のロックフェラーがそういうことをおっしゃるということは、本当に道徳のある商業者、ビジネスマンだと、経済人だという、私はそういう理解をしたんですね。
 そういった意味で、孫さんには、今日本の電力は地産地消でそれぞれ、温泉だったら地熱と太陽と風力、山だったら太陽パネルと風力、海だったら水上パネルだとか水上風力、そして潮力の発電、そしてまた川だったら流れてくる水車のような形でやっていく、小さくてもいいからそういった発電をしっかりやっていくということが大変大事だというふうに思っていて、その件に関して孫さんがもっともっと発信をしていただけると大きく動いていくんじゃないかというのもありますので、その見解を一つ。
 田嶋政務官には、今日の議論を聞いていただいて、日本が今後エネルギー政策としてこの自然エネルギーをどれだけ大事に促進していかなきゃいけないかというような思いがあったら是非お願いしたいと思います。

○委員長(末松信介君) 意欲的に五問、御質問をされました。
 それでは、簡潔にお願いをいたします。

○参考人(後藤政志君) 海水を入れた件ですね。遅れた、何か気になって、もし入れると炉が駄目になるとかそういうこともありましたけれども、それは私、それに関しては情報から確かめることができませんので今は保留します。
 そのことよりは、海水を入れるのは当たり前であって、とにかく冷やさなきゃいけない、水がなかったら冷やすと、これが一点です。ただし、ちゅうちょすることがあっても理由を聞かないと分かりません。その当事者が何を心配したか。例えば再臨界の可能性があるのかないのかといったときに、再臨界の可能性なんてないよって言った方が、本当に再臨界は絶対ないと言い切れるかって聞いたら、必ず違うんです。いや、ほとんどないと思うという答えになる。ですから、可能性としてはなしとしないというか、例えばそんな表現を取るとかね。つまり、可能性の問題ですので絶対があり得ないんです、事故時ですから。そうすると、どれがどうだというのは後で検証の問題だというふうに思います。

○参考人(小出裕章君) 今、後藤さんが基本的に答えてくださったのでちょっと別なことを言います。
 私は京都大学原子炉実験所で原子炉とか様々な放射能を扱う現場で働いている人間です。そこでももちろん事故が起きる可能性があります。では、事故が起きたときにその事故を収束させるための知識を一体誰が持っているかといえば、やはり私たち京都大学原子炉実験所の所員だと思います。福島の原発で事故を起こしたときに、その事故をどうやったら収束できるかということは福島の人たちが一番よく知っていたんだと私は思います。
 そういう人たちが一切の電源が使えないという中で大変な苦闘をして事故を収束させようとしていたわけですけれども、それに対して、東京電力の本社が例えば海水を入れたらば原子炉が使えなくなってしまうから困るとか、あるいは、官邸が何かいいかげんな情報でその海水注入をストップさせるというふうなことをやったかのように今報道されているわけですけれども、そういうことは決してあってはならないと思います。
 もう一刻を争うような本当に戦争のような事態が進行しているわけですから、現場というものをとにかくサポートするという、そのような行動が必要だったと思いますし、これからももし、浜岡も今それこそ事故になるかもしれないわけですし、今回のことを教訓にして現場を支えるような体制というのをつくっていただきたいと思います。
 以上です。

○参考人(石橋克彦君) 自然の神様は意地悪ですので、ここと言えば必ずそこではないところで起こると思いますけれども、言えと言われれば、やはり心配なのは若狭湾地域ですね。それと、だけど、どこというよりはやっぱりまず古いもの。実は若狭湾には四十年を超えたものが幾つかあるわけです。ほかにもでも古いものがあります。三十五年以上のものはもっとあちこちにいっぱいあります。やっぱり古い順。それからもう一つは、炉の形ですね。沸騰水型であれば、今回福島第一で問題になったマークⅠ、これは全国各地の古いところにありますから、そういうものです。これはやむを得ずお答えいたしました。

○参考人(孫正義君) ベストミックス、これがキーワードだと思います。ですから、それぞれの地域に一番合ったその太陽なり小水力なり、あるいは風なり地熱なりと、それを分散型で、しかもスマートグリッドでつないでというところがポイントだと思います。

○大臣政務官(田嶋要君) 海江田大臣もよくおっしゃっておりますけれども、やはり安全神話というものがまずあったということだというふうに私も思っております。そういう意味では、まさにいろいろな方からおっしゃっていただいています。今まで原発を推進するというこういうこともあった、国策でやってきた、しかし、そういう経産省だからこそ、こういうことをきっかけにして、本当に全ての先入観を取り除いてもう一度ゼロベースで議論していかなきゃいけない、エネルギー基本計画も含めてしていかなきゃいけないというふうに思っております。
 私は今政務官でございますが、ちょうど、実はたまたま先週、孫さんのお話をしていたところなんですけれども、まさに孫さんのようにああいうビッグな構想をまず打ち上げることも大変私は重要だと思っています。そうすると、恐らく一方で、理想はそうかもしれないけど現実はなかなか安定した電力がとか、そういう議論になりかねないわけでございますが、そういう現実的な思考をしているからこそ、まず理想を掲げてそこに突き進むというベンチャーマインドはこの国には足りないのかもしれない。両面があると思っておりますので、こういったことをきっかけにやはり全てをもう一度考えていかなきゃいけないと私は思っております。

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○委員長(末松信介君) じゃ、松村理事。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑10】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/b7NMpuK8Z-M

○松村龍二君 一つだけ質問をさせていただきます、石橋先生に御質問で。
 ただいまいろいろ答えが出てきたような感じもあるわけですが、私、福井県出身でございまして、若狭に御承知のように十四、原発があるわけでございます。しかし、若狭も非常に平穏なところでありまして、過去には大地震があったということは聞かない。敦賀の近くに活断層があるということは県民もみんな知っておりますけれども、また津波も、かつて秋田の方で津波があったというような思いもなくて、津波もほとんどない地域かなというふうに県民みんな安心している点があるわけで、その点、石橋先生、今日、小出先生始め諸先生がモーゼの預言のように今日を予測されていろいろ警告をしてこられたということに心から敬意を表する次第でございますが。
 ただいま浜岡の次には若狭が危ないんじゃないかというお話もございましたけれども、私がさっき申しましたような一般的な感じから、若狭の方はまだ大丈夫じゃないか、津波があっても三、四メーターぐらいだろうというふうに予測して、現知事始めそういう方だけが役所にかみついているという今日ですけれども、是非このお答えを欲しいのは、私も県知事始め県民に対してこのような議事録をお見せして、こうだから気を付けてほしいという発言するには是非そのお答えが欲しいということでございますので、ひとつ、石橋先生、よろしくお願いします。

○参考人(石橋克彦君) 若狭湾地域ですね、割と広く見て越前海岸からそれから舞鶴の辺りまで、あそこは要するに地震の活動帯です。一九四八年の福井地震、それから一八九一年、濃尾地震、それから一六六三年の寛文の地震、それから丹後地震、一九二七年、そういうものがあの一帯で起こっております。ところが、その間に空いた場所がある。このある程度広い地域で見たときに地震活動地域であるのに空いている場所というのが一番怖いんでありまして、大地震空白域といいます。そういうのが若狭湾にはあって、そういうところに原発が立っています。
 活断層も物すごくたくさんあります。これは前からたくさんあったんですけれども、二〇〇六年、二〇〇七年以降の耐震バックチェックという見直しによって、まあこれもいいところがありまして、海底活断層や何かがぞろぞろ見付かりました。本当にいっぱいあります。敦賀は構内にありますし、美浜、「もんじゅ」、真下にあります。
 というわけで、津波に関しても、例えば高浜原発は〇・七四メートルとか一・三四メートルとかしか想定していなかったけど、とんでもないことで、最近二・三メートルになりましたけれども、これ四、五メートルの津波があるし、もっと沖合の沖トラフというところの海底活断層なんかが動くともっと津波が来る。新潟以西の西日本・日本海岸は大きな津波が来ないと思われていたのはまさにこれ安全神話であって、三・一一みたいなことが将来起こるおそれが非常にあります。
 というわけで、次かどうかは、さっきのは無理に答えましたけど、次かどうかは分かりませんけど、若狭湾一体が非常に危険であることはもう間違いありません。

○松村龍二君 どうもありがとうございました。

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○委員長(末松信介君) じゃ、風間理事。

SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑11】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/8HDTu62y0Jo

○風間直樹君 民主党の風間でございます。
 端的に三点お尋ねをさせていただきたいと思います。
 まず、小出参考人と孫参考人にお尋ねをいたします。
 先ほど、小出参考人が非常に重要なことをおっしゃいました。御自身で測られた事故直後の東京の放射性数値が政府発表のものと違っていたというお話です。ここは行政府を監視する立法府の委員会でございますので、やはり真実の情報を国民に開示する必要があります。そこで、小出参考人が測られた数値の具体的な値をこの場で教えていただければ幸いでございます。
 また、孫参考人におかれましては御自身の会社を経営されていらっしゃいますが、私が知人から聞き及んだ情報によりますと、孫参考人の会社でも何らかの手段を使って事故当時の東京あるいは首都圏における放射性数値を測っていらっしゃったと、こういう話を聞いておりますが、もしそれが事実であるとしたらどのような数字だったのか、併せてお尋ねをしたいと思います。
 二点目でありますが、地震が起きた翌日と翌々日、三月の十二日の土曜日と三月の十三日の日曜日、私は院内で政府から党に上がってくる地震に関する、原発に関する情報を耳に入れておりました。その中で私は非常に感じたのは、この原発の事故に関してこれらの正確な情報を収集し、そして意思決定を行うべき総理官邸あるいは政府において、残念ながら保安院そして東電から正しい情報が適切に上がってきていなかったのではないかという感触でありました。これはあくまでも私の感触であります。ただ、その後、菅総理が幾多の参与を決めたことを見ていますと、やはり総理の下にも保安院や東電から恐らく適切な正確な情報が上がってきていなかったんだろうと私は推測をしています。
 そこで、これは田嶋政務官にお尋ねをしたいんですけれども、恐らく、この保安院や東電といったいわゆる原子力村の人々から、政策判断をし、意思決定をする、総理、官房長官、副長官あるいは経産省の三役に正確な情報が上がってこないという問題は、私は構造的な問題だろうと思っています。つまり、自らの権益を死守したい人たち、それがいわゆる原子力村の人たちですから、この人が政策の意思決定をする政治家に情報を上げないというのは、私は構造上の問題があると思います。そこで、今後、こういった組織の改編が不可欠だと思います。
 ただ、先ほど石橋参考人によりますと、原子力安全委員会が今回全く機能していない理由が、〇一年の省庁再編で科学技術庁がなくなってしまって事務局が骨抜きにされたからだと、こういうお話もございます。そうすると、四月の六日の毎日新聞の報道では、経産省から保安院が分離されて、原子力安全委員会と統合される形で今後検討が進むという報道が出ておりますが、私はそれでも今回の事態を改善することにはならないのだろうと感じています。
 そこで、政務官のお立場では、今後、原子力行政の国民に対する立場から、安全を守り正確な情報を伝えていくためにどのような組織再編が望ましいと考えられるのか、このことを田嶋政務官にお尋ねをしたいと思います。また、小出参考人におかれましては、この点につきまして様々な意見表明をマスコミでしていらっしゃいますので、御意見があれば端的にお尋ねをします。
 最後に一点、浜岡原発ですが、先般、民主党の勉強会で石橋参考人からお話を伺いました。今日の資料にもございますように、東海地震の想定震源域の真上にこの浜岡があるというのが石橋参考人の御指摘の本質であります。したがって、このリスクを避けるためには、つまり大地震による浜岡の破綻というリスクを避けるためには、私は当然この浜岡原発を止めるということが必要になってくるんだろうと思います。しかし、今回官邸の発表は、原発の停止ではなく防潮堤の増設でありました。なぜ原発の停止ではなく防潮堤の増設という決定になったのか、その理由を政務官にお尋ねをしたいと思います。
 以上です。

○参考人(小出裕章君) 私が測定したデータについてお聞きいただきました。その私のデータは、三月十八日に京都大学原子炉実験所の中でセミナーを開いたときにその場で公表しました。そのデータは、京都大学原子炉実験所の中の私たちのホームページに公表してありますので、御興味のある方は見ていただければいいと思いますし、マスコミ等でも取り上げられて報道されました。
 一言で言うとどのくらいであったかというと、私が検出したのは、沃素という放射能、それからテルルという放射能、セシウムという放射能、その中にはいろいろな質量数のものがありましたけれども、そういう放射能が東京のこういう空気の中の一立方メートル当たり数百ベクレルというそのくらいの単位でありました。それで、それは、チェルノブイリのときに八千百キロかなたから日本に飛んできた放射能のレベルからいうと約千倍というぐらいの濃度のものでした。それを東京の皆さんはみんな呼吸で吸い込んでしまっていたわけで、それを内部被曝に換算をしますと、一時間その空気を吸っただけで約二十マイクロシーベルトになってしまうというそのくらいの被曝量でした。それもホームページに公表してありますので、御参考にしていただければいいと思います。
 それから、そういうデータをどうやって収集して整理をして公表すべきかということはとても難しいと思います。物すごい多様なデータを広範囲に集めなければいけないということですので、私のような一研究者がやったデータもあるわけですし、組織的にやっているところもあるでしょうから、そういうものを漏らさずに刻々と集めるというような仕事は大変な仕事になると思います。でも、何とかそれをこれからつくってほしいと思いますし、もし今の日本の行政の中でそれを担うべきところはどこなのかというなら、私は安全委員会だろうと思います。ですから、そこが今もう何の手足もないような状態で、安全委員が数人が実質的にはいるだけというような、そんなことではもう到底できませんので、きちっと組織をつくり上げる必要があるんだろうと思います。
 以上です。

○参考人(孫正義君) 私は今、常時四台の線量計を持って毎日見ております。いろいろ出かけるときもそこに行って見ておるんですが、今日ちょっと家に置いてきてしまいましたけれども、その一台目を入手したのは今回の事故があって二週間ぐらいたってからでございますので、事故直後の数値は分かりません。ただ、ここのところずっと毎日政府で発表して、都内でいえば新宿のところで〇・〇七マイクロシーベルト前後でいつも数値が発表されておりますが、おおむねその倍ぐらいの数値が私の線量計では出ています。
 ただし、最近僕も少し素人ながら勉強して分かったのは、政府が発表しているのはガンマ線だけの数値の発表で、私が最初に持っていたのはガンマ、アルファ、ベータ、三つとも合計した線量を示す数値のものでした。それでいつも倍なんですが、おかしいなと思っていて、最近、政府と同じようにガンマ線だけの線量計のものを入手してみたら、そちらはやはりその政府発表のとほぼ同じ数値、〇・〇七マイクロシーベルト前後でございます。
 ですから、私が今でも疑問に思っているのは、政府が発表している数値にうそはないんだろうと、ただし、それはガンマ線のみを測っていると、本当にガンマ線のみを測っていいのかと。大体、ガンマ、アルファ、ベータ足すと倍ぐらいの数値が出ているけれども、体内被曝のこととかいろいろ考慮するとトータルの線量で見るべきではないかなというのが私の素朴な疑問ですけれども、小出先生、どうなんですか。

○委員長(末松信介君) 小出参考人、孫先生の質問に。

○参考人(小出裕章君) 今、孫さんが非常に重要なことを御指摘くださって、いわゆるガンマ線による外部被曝線量というものと、それを、空気中に漂っている放射能を吸い込んで内部被曝をする場合の線量というのは別に考えなければいけないのです。それで、普通、政府が今公表しているあるいはマスコミに流れているというのは、一時間当たり何マイクロシーベルトという、それが公表されているわけですが、それは外部のガンマ線の被曝線量だけを言っています。
 それで、私、先ほど、東京に飛んできた空気で、それを一時間吸入したらば二十マイクロシーベルトになったと言いました。それはいわゆる内部被曝ですけれども、それを吸入したその場所の外部被曝線量は一時間当たり二マイクロシーベルトでした。つまり十倍多いと、内部被曝の方が。ですから……

○参考人(孫正義君) 内部被曝の方が怖いわけですよね。

○参考人(小出裕章君) そうです。

○参考人(孫正義君) 体内被曝の方がはるかに怖いのに、一番怖い体内被曝のそれを線量として発表しないというのは、何か意図があるのか何なのかというのが僕には分からない。
 ですから、今日この場でまさに先生方がチェックされるべきは、なぜ体内被曝を議論しないのかと、それを議論するに適当であるベータ、アルファのところも併せて計測し、公表すべきではないか。
 ちなみに、それらを計測するような計測器が税関で五百台止まったままであると。これだけ線量計が足りない足りない、僕も入手したくて、たくさん入手して少しでもウエブで公開したいと思っているんですが、入手できない。そのぐらい今売り切れ状態ですが、税関でなぜかしら五百台、事故以来ずっと止まったままだと。実にもったいない話だということでございます。

○大臣政務官(田嶋要君) 私の方に対する御質問に御答弁いたします。
 これ、原発安全にかかわる大勢の関係者の方々ですね、誰か特定な人がサボっていたとか、そういうことは一切私はないというふうに思っておりますが、御指摘いただいたとおり、やはり構造的な問題であろうというふうに思っております。しかし、今現時点では、その構造的な問題を直していくための組織をどうするか、そういう議論はまだ実際にはスタートしている状況にはございません。今は、まず現在進行のこの事故を一日も早く収束をさせるということに全力を挙げている状況でございます。
 しかし、じゃその先どうするかでございますが、これはもちろんいろいろな議論がございますが、もう各方面から御指摘をいただいております推進母体と安全をチェックする母体が一緒にあっていいのかということでございますが、こういった御指摘は以前から民主党の中からも出ておりましたけれども、こういったことをやはり政府としても真摯に考えていかなければいけないというふうに私自身思っているところでございますので、これは現在の東電の道のりというものに基づいて、徐々に安心できる状況に持っていけた段階で可及的速やかにこの組織のことをやっていかなきゃいけない。そして、先ほど科学技術庁のことが御指摘ございました。そういう過去の行政改革が良くなかった面もあったのかもしれない、そういうことも評価をしながら、これから本当にどういった形で実質的にチェックができる安全体制ということを高めていけるかと、このことを取り組んでいきたいというふうに考えてございます。まだその組織のことを議論するには少し時期尚早というふうに思ってございます。
 二点目でございますが、この浜岡に関しましてのそういった判断をしているということでございますが、まず一つは、基本的に耐震安全対策はこれまで適切に講じられているということ、これは何か中部電力の対策が問題があったからということでは今回一切ないということを強調しておかなければいけないと思います。技術基準等の法令上の安全基準は満たしていると。しかし、今回この福島のことによりまして、本当に大きな津波による被害が起きたということで、更なる一層の安心という観点から、短期的には、短期的ということでの安全緊急対策もしっかり行っていただいておりますけれども、しかし一層の安全ということで、例えば防潮堤の設置等そういった中長期の対策をしていただくまではということで、最終的に中部電力が御判断をいただいたものというふうに理解をいたしてございますので、中長期対策が完了して原子力安全・保安院がその内容を評価すれば、もちろん地元の皆様の御同意をいただいた上で運転の再開は可能であるというふうに考えております。
 以上です。

○風間直樹君 石橋参考人の御指摘と資料に基づくと、今政務官おっしゃったその前提、それから現在の法令の枠組みにそもそも安心できないという部分が多々あるという御指摘でございますので、御答弁いただきましたが、ここはやはり根本に遡ってこの問題、我々検討をし直すべきではないでしょうか。その点、強く指摘をしたいと思います。

○委員長(末松信介君) 意見ですか、質問ですか。

○風間直樹君 意見です。

○委員長(末松信介君) はい。じゃ、政務官、意見として受け止めてください。

○大臣政務官(田嶋要君) はい、かしこまりました。

○委員長(末松信介君) じゃ、もう本当に時間限られてきましたけれども、一問一答ぐらいで。
 横山先生。

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SOBA:国会会議録対応部分の動画です。
【質疑12】参議院の行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」
http://youtu.be/uTQfumzgkMU

○横山信一君 じゃ、一問だけお聞きをいたしたいと思います、孫参考人に。
 このサンライズ計画、非常に希望があって、大変に今暗いニュースが多い中で、新しいエネルギー政策を考える上で大きな示唆を与えていただける御意見だったというふうに思っております。この中で、電田プロジェクトということで、あと屋根プロジェクト、この二つ合わせると七十ギガワットの電力ができますよという、そういうお話でございました。
 そうすると、今までの電力事業の枠組みというか、従来の考え方とは、当然ここに出てくる電田プロジェクトや屋根プロジェクトというのは個人が主体になってくると思うんですが、あるいは土地所有者とか法人の場合もあるかもしれませんが、いわゆる電力会社とは違うところからこれだけの大電力を生み出すということで、今までの日本の電力の供給システムとは変わる、大きく構造が変わってくる、そういうことだと思うんですけれども、どういうイメージを、どういう社会をイメージしてこの電田プロジェクトを考えられたのか、そこの点を教えていただければと思いますが。

○参考人(孫正義君) 分散型で、いろんなところで発電すると。IPPと呼んでいますけれども、欧米ではそういうように、電力会社以外の独立系の事業者あるいは個人がどんどん発電をし、それをグリッドにつないでいくというのが当然のように行われております。
 今まで日本はそれをむしろ何か止めるような感じの政策が多かったんですけれども、それは欧米では当然のごとく行われていることなので、単なる理想論ではなくて、十分実現可能な、しかも実例までしっかりと世界では起きていっているという、安心、安全な分散型発電社会ということだと思います。

○横山信一君 ありがとうございます。

○委員長(末松信介君) じゃ、山下先生。

○山下芳生君 一問だけ。一問だけ石橋参考人に質問します。
 レジュメの4.の「日本列島は、地球上で最も原発建設に適さない場所である。」と。その中の、地震列島における原発は制御された安全ではなく本質的安全が必要だと、この概念を少し分かるように御説明いただければと思います。

○参考人(石橋克彦君) 安全には制御された安全と本質的な安全があるだろうと私は思っておりまして、例えば旅客機は超高度にコントロールされ、制御された安全でもって飛んでいる。それでも事故が起こるときは起きる。
 私の考えでは、私は安全論の専門家ではありませんけれども、飛行機の場合、本質的な安全というのは乗らないこと、あるいは飛ばさないことだと思うんですけれども、原発は、もう今はコントロールされた安全でもって、これで大丈夫なんだということでずっと進んできている。私がここに書いたのは、地震列島の原発の本質的安全というのはこれを置かないことであると、そういう意味で本質的安全と申しました。

○委員長(末松信介君) それでは、藤原委員。

○藤原良信君 大変今日はありがとうございました。各委員の先生方からのお話を聞いて、参考に相当なりました。
 そこで、委員長、提案でございます。
 今、いろいろと建設的な、そしてまた課題的な話も出ました。例えば今、田嶋政務官からは組織の見直しは時期尚早というお話ありましたけど、私、そんなことないと思います。
 ですから、一刻も争う状況下が現実に起きているわけでありますので、これらを含めまして、あるいは孫参考人からは線量の、放射線を測るその機材が税関で止まっていると。もしそうだとすればこれは許し難いことでありまして、なぜそんな現象が起きているのか。これ、どこかで止めていると思わざるを得ないこと、思われること自体がこれは政治不信でございます。
 ですから、これを今議事録でまとめられていると思いますので、政府に、今日この行政監視委員会での各委員からの発言を、これを取りまとめて正式なルートで申出をして、そしてお答えをいただくように是非お諮りをいただきたいと思います。
 私は、一番最初に申し上げましたけれども、私どもは主権在民と。国民の代表でこの国会で発言しているわけでありまして、私どもがそういう目線で今後とも行かなきゃならないので、皆様方の意見、そしてこの行政監視委員会、この委員会の存在を問われると思いますので、委員長、提案いたします。
 以上です。

○委員長(末松信介君) ただいま藤原委員から貴重……
 それでは、田嶋経済産業大臣政務官。

○大臣政務官(田嶋要君) 先ほど申し上げた時期尚早というのがやる気のないように取られたら誤解だというふうに申し上げます。
 本当にやらなければいけないというふうに思っておりますが、事故をまず抑えると、今まずこの事故を止めるということに全力を挙げなきゃいけないというのは恐らく皆さん御賛同いただけると思いますが、それに影響のない限りでの議論というのはもうすぐにスタートをさせたいというふうに思っております。
 よろしくお願いします。

○藤原良信君 ありがとうございます。
 私も与党の立場でありますし、当委員会の理事でもあります藤原良信でございますので、どうぞよろしく政務官もお願いしたいと思います。
 委員長、よろしくお願いいたします。

○委員長(末松信介君) 今、藤原委員からいろいろな御提言ありました。
 私もいろいろ聞いておりまして、経産委員会には入っておるんですけれども、質問もさせていただきましたけれども、今何が起きているかということが正確に伝わっていないと。それと、これからどうなるかという見通しがはっきりしないということですよね。だから、そういう根本的なところに対して国民が不安を抱いて、皆さんがこれから先どうなっていくかということについて勝手な議論を始めてしまうということになろうかと思うんですよ。
 ですから、今日いろんな提案がありましたし、さっきの孫先生の話がありましたけれども、線量計が税関で止まっているということとか、こんな話というのは事実かどうかということ、事実だったらやっぱり問題ですから、きちっと我々この委員会、理事会でまず協議しますけれども、諮らしていただきまして、正式に御質問を関係部局に申し上げていきたいと思います。回答もちょうだいしたいと思うんです。
 今日いろいろと三時間以上の議論を政務官もお聞きをいただいたと思いますし、寺坂保安院長も今日おられましたので、しっかりと海江田大臣にもこのことをお伝えをいただきたいということを思います。
 それでは、理事会で協議をさせていただくということで留め置きたいと思います。
 他に御発言もないようですので、本日の質疑はこの程度にとどめます。
 それでは、参考人の方々に一言お礼の御挨拶を申し上げます。
 予定では四時ということでありましたけれども、もう四時十八分、長時間にわたりまして御協力をいただきまして、本当にありがとうございます。
 今日は、四人の先生方にはフランクな情報とフランクな御意見をいただけたということが一番大きな我々喜びでございます。それぞれ、先生方から非常に貴重なキーワードとなるようなお話をいただきました。
 小出参考人からは、今はとにかく福島の事故をまず収めることが先決であると、責任者探しはその後と、反省と検証はしっかりその上でやっていくべきだということのお話がありました。そして、保安院は原子力事業の安全を確保することが責務であって推進役に単になってはならないという、そういうお話もちょうだいしました。
 後藤参考人からは、安全性に利害が絡んでは駄目だと、現場の分かる人間を活用することというお話をちょうだいしました。
 石橋先生からは、日本の原発は地震付き原発であるということを肝に銘じよというお話でございます。想定の中であろうと想定の外であろうと、原発が、起こったときには、アメリカのコネティカット州の住民の方々に配られておられるそういったマニュアルというのも用意しておくべきであると、避難マニュアルについてもそれぐらいのことは用意せよという御提言もちょうだいをいたしました。分散型国家の建設につきましても御提案をいただきました。
 そして最後に、孫正義先生からは、原発優先主義から自然エネルギー優先主義に切り替えるべきであると、その大きな機会としてこれをとらえるべきであるということであります。自然の恵みをもっと真剣に活用しなきゃならないというお話をちょうだいをいたしました。批判する人間も大切にすべきであるという御提案もいただきました。
 とにかく体内被曝につきましては、国会でしっかり議論できるように、先ほどの藤原委員からの御提案もありましたけれども、我々、内部で協議をいたしてまいりたいと思います。
 貴重な御意見をいただきましたことに深く感謝申し上げまして、お礼の御挨拶に代えさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)
    ─────────────

○委員長(末松信介君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
 行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長(末松信介君) 御異議ないと認めます。
 なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
 本日はこれにて散会をいたします。
   午後四時二十分散会

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 以下、資料として採録。

水蒸気爆発

Phreatic 水蒸気爆発による噴火

水蒸気爆発(すいじょうきばくはつ、英語:phreatic explosion)とは、水が非常に温度の高い物質と接触することにより気化されて発生する爆発現象のこと。

分類 [編集]

界面接触型(contact-surface steam explosivity)と全体反応型(bulk interaction steam explosivity)の2種類に大別される[1]。

界面接触型
    水の中に金属溶融体のような熱い細粒物質が落ちると、その周囲に薄い水蒸気の膜が形成される。この薄膜はしばらく安定に存在するが、何らかの原因により不安定化し、衝撃波とともに破壊される。この破壊現象を界面接触型の水蒸気爆発と呼ぶ。原子炉で炉心溶融が発生したときに冷却水の中に高温物質が落下すると、このタイプの水蒸気爆発が発生する可能性がある。

火山における水蒸気爆発の模式図。帯水層にマグマが貫入することによる水蒸気爆発

600pxphreatic_eruptionnumberssvg 全体反応型
    密閉空間内の水が熱により急激に気化・膨張することにより、密閉していた物質が一気に破砕されて起きるタイプの水蒸気爆発。例えば、地殻内のような密閉した空間に帯水層があった場合、そこへマグマが貫入することによって大量の水蒸気が急激に発生すると、このタイプの水蒸気爆発が起こる。その際にマグマも一緒に放出された場合、特にマグマ水蒸気爆発と呼ぶ。

 

水素爆発(Wikipediaより)

1、気体の水素(水素分子)によるガス爆発。水素#水素分子およびガス爆発を参照。
2、水素原子の核融合反応によるエネルギー放出の急激なもの。水素爆弾における反応。原子核融合を参照。

チェルノブイリ原子力発電所事故や福島第一原子力発電所事故など、核分裂反応を利用する原子力発電所の事故(冷却機能の喪失)により起きる爆発は上記1である[1]。燃料被覆管のジルカロイが高温の水蒸気と反応して水素が発生し、次いで水素が酸素と反応して爆発する。

    Zr + 2 H2O → ZrO2 + 2 H2
    2 H2 + O2 → 2 H2O

原子力事故におけるこのような爆発はしばしば2の核爆発と混同されるが、全く別の現象である[2][3]。

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 以下、小出裕章さんと、次ぎに石橋克彦さんのプレゼン部分英文テキストを資料として採録。

The Truth About Nuclear Power: Japanese Nuclear Engineer Calls for Abolition
http://www.japanfocus.org/-Koide-Hiroaki/3582

Koide Hiroaki
Introduction and translation by Sakai Yasuyuki and Norimatsu Satoko

(略)

On May 23, 2011, the Government Oversight Committee of the House of Councillors (the Upper House) invited four guests to address members of the Diet – Koide, Ishibashi Katsuhiko, a seismologist who has long warned of the reactors’ vulnerability to quakes, Goto Masashi, a former Toshiba nuclear engineer who now defies the industry, and Son Masayoshi, President of telecommunication giant Softbank and, since 3.11, an outspoken proponent of renewable energy. The unprecedented government effort to seek advice from staunch critics of nuclear power policy is indicative of fresh winds blowing at a time when the government is calling for a sharp increase in renewable energy and curbing of nuclear power and the nuclear power giants and their supporters in the bureaucracy are fighting back.

Thousands across the nation and overseas watched Koide’s criticism of the government being webcast, sharing through Twitter the excitement of seeing their best kept secret being unveiled in a grey business suit, at the centre of Japanese politics - the very centre he has exposed throughout his career. At the same time, a human chain was being formed around the building of the Ministry of Education, Sports, Science and Technology (MEXT) where Fukushima parents and their supporters rallied to protest against the ministry’s decision to raise the allowable radiation exposure level.2 Viewers of the two simultaneous events had one eye on the relentless Koide, and the other on teary and angry Fukushima parents.

This is Koide’s presentation.

I came here today to offer my candid advice to the Japanese government and its administrators who have managed the country’s nuclear power policy to today. I entered the field of nuclear engineering with high hopes and dreams, because I believed that nuclear power was the energy source for the future. Oil and coal would be exhausted some day, but nuclear power was inexhaustible, so I thought nuclear power was the way forward. However, once I entered the field, I realized that nuclear power was actually a very poor energy source. Let me explain why.

画像(Uranium is scarce)

Shown in the figure above are the remaining non-renewable energy resources on this earth. The largest deposits are of coal. It is known to exist on our planet in enormous quantities. The white square indicates the total reserves. What is known to be commercially exploitable is called proven reserves, the blue part of the square. Now look at the tiny square on the top right corner of the slide. This is the world’s total annual energy consumption. The proven reserves of coal alone can provide 60 to 70 years worth of global energy demand. If we could use the total reserve of coal, it would provide 800 years’ worth of world demand. Next to that, we have reserves of natural gas, oil, and other sources that we are not really using right now, like oil shale and tar sands.

I had thought that these fossil fuels would someday be exhausted and nuclear energy was the future, but in fact, the world’s reserve of uranium is only a fraction of that of oil, and a small percentage of that of coal. Uranium is actually a very scarce resource.

But when I say this, people in the pro-nuclear camp say that I’m wrong. They argue that what I am talking about is only the amount of fissile uranium resource, which is limited, but by converting non-fissile uranium to plutonium, we can make nuclear energy that is recyclable.

Failure of the “nuclear fuel cycle” and fast breeder reactors

画像(Nuclear Fuel Cycle)

Let me explain. To produce nuclear energy, we must start by mining uranium. After enrichment and processing, we burn nuclear fuel in reactors. But this itself does not make nuclear energy a source of energy. So nuclear energy proponents say we can go beyond this process and actually make nuclear energy a recyclable source of energy. By using specific reactors called fast breeder reactors (FBR), we can breed plutonium and by reprocessing it, we can complete the nuclear fuel cycle, and make plutonium a source of energy. In the end, the cycle leaves us very troublesome high-level radioactive wastes, so we must find a way to dispose of these sometime in the future.  This was their scenario.

Plutonium is not a naturally-occurring substance, so they planned to use plutonium that is generated as a by-product of existing nuclear power plants, then use it in the nuclear fuel cycle in which the key technology is FBR. However, this FBR, which is the heart of this grand scheme of a nuclear fuel cycle, is actually impossible.

Now I will show you how the Japanese FBR plan was envisioned and then faltered.

画像(We can Never Catch FBR)

In the graph shown, the horizontal axis indicates the years between 1960 and 2010, when the Long-Term Plan for Development and Utilization of Atomic Energy (the “Long-Term Plan” for short) was in place. The vertical axis covers from 1980 to 2060, indicating the target years that the Long-Term Plan projected the FBRs to be practical.

The first mention of the FBR was in the 3rd Long-Term Plan in 1968, in which they stated that the FBR would be practical by the first half of the 1980s. But they soon found this goal difficult to achieve, and in the next Long-Term Plan they revised to say that by around 1990 the FBR would succeed. Failing again, the Plan was revised five years later, they rewrote that the FBR would become practical by around the year 2000. But this again failed. In the next revision, they wrote that it would become practical by 2010. This too failed. Next, they stopped using the word “practical,” and changed the objective to “establishing systematized techniques” in the 2020s. But this again turned out to be impossible. Next, they put the goal off to 2030 for establishing systematized techniques. What happened in the next revision? When they revised the Long-Term Plan in the year 2000, they could not even show the projected year at all. And again, five years later, they revised the Long-Term Plan, this time giving an exaggerated name like the “Fundamental Principles on Atomic Energy Policy.” In this revision, the plan stated that anyhow they wanted to build the first fast breeder reactor by 2050.

Please have a look at the graph. I drew a line here to illustrate how their goal has been slipping away. Each division indicates ten years for both horizontal and vertical axes. This line means that the goal moves ahead by twenty years with the passage of every ten years. If the goal is postponed by ten years every ten years, we can never achieve it. This case is even worse. The goal is postponed by twenty years every ten years, which that tells us that we can never ever fulfill the FBR plan.

But neither the Atomic Energy Commission of Japan, which spelled out these long-term plans, nor the government, which has supported the Commission, has been held responsible, to date.

Japan has wasted more than one trillion yen only for the prototype FBR, the Monju. In terms of the present judicial system, one receives a year of imprisonment for a fraud of one hundred million yen. Then, how long a sentence should be meted out for a fraud of one trillion yen? Ten thousand years. I don’t know how many people are responsible for the Monju with the government - the Atomic Energy Commission, the Nuclear Safety Commission, the Ministry of Economy, Trade and Industry, then the Ministry of International Trade and Industry, and so forth. But suppose one hundred people responsible, each should be sentenced to one hundred years in prison. This fraud is enormous, but no one has taken any responsibility for it so far. That’s the reality. It seems to me that the nuclear energy business is extremely abnormal.

Next, I would like to talk about the ongoing accident in Fukushima.

The supposedly invincible “five barriers” that failed in Fukushima

Though I think most of you are already familiar with this matter, nuclear power generation is a technology that deals with huge amounts of radioactivity. Please look at the small square at the lower left corner here. This is the amount of uranium that burned when the Hiroshima atomic bomb exploded: 800 grams. That amount, which you can easily lift by hand, burned and annihilated the city of Hiroshima.

画像(Enormity of Generated Radioactivity)

Now, how much uranium is necessary for nuclear power generation? It requires one ton of uranium to run one nuclear power plant for one year. This gives you an idea of the enormity of the highly radioactive fission byproducts generated as a nuclear power plant operates.

A nuclear plant is a machine. It is expected that machines go wrong and cause accidents. It is we humans who operate the machine. Humans are not God. It is only natural that humans make mistakes. No matter how we wish that no accidents occur, there is always the possibility of a catastrophe. So what measures did the nuclear policymakers take to deal with the possibility of accidents? They just assumed catastrophic accidents would seldom occur. So they decided to ignore the possibility by labelling it as an “inappropriate assumption.”

Here’s how they denied the possibility of catastrophic accidents. I took this illustration from the website of Chubu Electric Power. They claim that there are multiple barriers to keep radioactivity from leaking out. The most important barrier of them all is the fourth one, the reactor containment vessel. This is a huge vessel made of steel, and they adopted the idea that this vessel can always contain radioactivity, regardless of what happens.

画像(Five Barriers to Contain Radioactivity (from Chubu Electric Power's website)

They claim that, according to the Guidelines in Reactor Site Evaluation, they have serious accidents, or “virtual accidents of a fairly serious kind” in mind. According to their claim, even if such an accident occurs, there is absolutely no possibility of the containment vessel, the final barrier to contain radioactivity, being breached. A radioactive leak would be impossible. Therefore, nuclear power plants are safe under any circumstance whatsoever, and any other assumption is an “inappropriate assumption.”

But a catastrophic accident has actually occurred, and is still going on. Tragic events are underway in Fukushima, as you all know. And the government’s responses to the ongoing accident have, in my view, been highly inappropriate.

The government hid information and delayed evacuation

The principle of disaster prevention should be about taking preemptive measures on the basis of a reasonable overestimation of risks in order to protect people. If it turns out to really be an overestimation so that such measures are not necessary, that is okay too, because people will not have been harmed.

However, what the Japanese government has actually been doing is the opposite: it has underestimated the risks and acted on optimistic assumptions. First, they said it was a Level 4 event on the International Nuclear Event Scale and stuck to that for a long time. Then they raised it to Level 5, but it was not until the last moment that they admitted that it was a Level 7 accident. Their response was way too late.

The government also delayed decisions in evacuation directives. First, they evacuated those within a 3 km radius, saying it was a precautionary order for the worst case scenario. Then soon after, they evacuated those within a 10 km radius, again saying this was a “just in case” measure. Then they expanded the evacuation zone to the 20 km radius, again saying that this was preparing for the worst. In fact, they were all belated, reactive measures, instead of being precautionary.

I believe disclosing accurate information is the only way to avoid panic. That way people would trust the administration and the government. However, the Japanese government acted in the opposite way. They consistently hid information, repeatedly saying that the situation was not critical. The government spent more than 10 billion yen in the last 25 years to develop the radiation dispersion simulation system called SPEEDI (the System for Prediction of Environmental Emergency Dose Information), but they hid the simulation results from the public and did not let local residents know the risks.

画像(Government officials listen to Koide's presentation)

The government has also been forcing plant workers and local residents to sacrifice without making clear who is responsible. They have raised the radiation dose limit for the workers at Fukushima Daiichi. They have also raised radiation dose limits for local residents in deciding on compulsory evacuation. Are they really allowed to do such things? I find myself at a loss when I think about the true scale of the damage caused by the Fukushima Daiichi accidents.

If we apply the current Japanese law strictly, we would have to abandon an area that would be as large as the whole prefecture of Fukushima. The only way to avoid this is to raise the radiation dose limit for residents, and that would mean forcing increased radiation exposure on residents.

I think that primary industry will suffer tremendously. Agriculture and fishery among others will have difficulty selling their produce and their catch. Residents will be forced out of their homeland and their lives will be shattered.

Some say we should make TEPCO pay proper compensation. But no matter what they pay, or even if they pay to the extent that they go bankrupt, it will not be sufficient. Even if TEPCO goes bankrupt multiple times, it will not be enough. The damage from the accident will be so enormous that even the whole country of Japan going bankrupt might not pay for it. This of course is if they are really going to pay for the damage.

The seven sins of nuclear power

In closing, I would like to quote the “seven social sins” that Mahatma Gandhi warned against, and which are inscribed on his memorial. The first is “Politics without Principle.” To those who gathered here today, I would like you to take these words deeply to heart. Gandhi’s other sins, such as “Wealth without Work,” “Pleasure without Conscience,” “Knowledge without Character,” “Commerce without Morality,” all apply to electric power companies, including TEPCO. And with “Science without Humanity,” I would challenge academia and its all-out involvement with the nation’s nuclear power policy, and that includes myself. The last one is “Worship without Sacrifice.” To those who have faith, please take these words to heart, too. Thank you very much.


Koide Hiroaki is Assistant Professor at the Kyoto University Research Reactor Institute. He is the author of Genpatsu wa iranai (We don’t need nuclear power plants), Gentosha Runessansu Shinsho, July 2011), Genpatsu no uso (The Lie of Nuclear Power), Fusosha Shinsho, June 2011, and Kakusareru genshiryoku – kaku no shinjitsu (Hidden truths of nuclear power), Soshisha, January 2011).

Sakai Yasuyuki is an engineer based in Aichi prefecture, working for one of the largest automotive parts suppliers. He studied Ecological Economics, Values & Policy at Rensselaer Polytechnic Institute.

Norimatsu Satoko, a Japan Focus Coordinator, is Director of Peace Philosophy Centre. She leads youth and community members in learning issues such as Article 9, historical reconciliation in Asia, nuclear disarmament, and US military bases in Okinawa.

Recommended citation: Koide Hiroaki, "The Truth About Nuclear Power: Japanese Nuclear Engineer Calls for Abolition," The Asia-Pacific Journal Vol 9, Issue 31 No 5, August 1, 2011.

 

 以下、石橋克彦さんのプレゼン部分英文テキスト。

Sunday, May 29, 2011
On 23rd May 2011, Mr. ISHIBASHI, Katsuhiko (born in 1944, Professor Emeritus, Kobe University) spoke at the Committee to Audit Administration in the 177th Session of the National Diet. Following is the full text.
http://abolition-of-nuclear.blogspot.jp/2011/05/on-23rd-may-2011-mr-ishibashi-katsuhiko_29.html

I thought I had warned enough at the public hearing of the Budget Committee of the House of Representatives at the 162nd Session of the National Diet on 23 February, 2005.  I wish to reiterate here to express my deep disappointment that my earlier warnings had no influence and therefore of no use during the Session.  I therefore hope that today, my opinion may be useful to some extent.
            
It has been reported that Fukushima Daiichi disasters were due to chain of reactions: big tsunami, disabled emergency diesel generators, loss of all the electric power sources and inability to cool.  However I think there is a high possibility that this severe accident was caused by earthquake shocks before tsunami.
It is very crucial and I wish to emphasize it strongly because common atmosphere tells us as if one should not talk about it.

Mr. TANAKA, Mitsuhiko (former technical expert of nuclear reactor) wrote the same in the magazines, Sekai and Kagaku in April.  Regarding the No.1 Reactor, strong quakes might have damaged some pipelines, which lead to loss of coolant.  In other words, cooling ability was lost.  It is assumed that this loss of coolant caused melt down.  Tanaka’s discussion is based on thorough checks of data such as open data by TEPCO, water level in pressure vessel, pressure and pressure within containment.  It is highly possible that suppression pool was damaged by strong earthquake shocks in the No.2 Reactor.  So this means a loss of function to shut.  Mr. Tanaka wrote that this might have lead to leaks of radioactivity and hydrogen, hence hydrogen explosion in the No.2 Reactor.  I am a seismologist. Loss of coolant is quite possible from seismological point of view.  Shakes at the bottom of the foundation board in the nuclear reactor building, as reported by TEPCO, exceeds shakes presumed by earthquake-resistant structure in NO.2, NO.3 and NO.5 Reactors in east-west direction shakes.  Furthermore, there is a possibility that seismic motion exceeded the level of earthquake-resistant structure with regard to records taken underground, although its accuracy should wait for further analysis.  Even in case of excess, it may not be extreme as compared to the case of Kashiwazaki-Kariwa in 2007.  The excess itself alone is very critical.  I should like to call your attention, in the Fukushima case, to the fact that duration of shakes was very long.  Duration caused by underground seismic waves at the magnitude 9.0 level was about 3 minutes.  This is very long.  Likewise, Fukushima Daiichi was affected by these waves and shakes were long.  Therefore, it is possible that lasting and repeated weighting might have caused damages.
On the other hand, it is very important to know that safety against earthquakes of Fukushima Daiichi nuclear power plant was confirmed by the National and Industrial Safety Agency and Atomic Energy Commission in 2009.  In other words, it was recognized that stopping, cooling and shutting functions were equipped.  But this accident implies that confirmation on safety against earthquakes was wrong.  I cannot yet conclude it but the issue is so important that it needs to be seriously discussed.  But at present, it seems to be somehow avoided.  I overheard that TEPCO might announce something today, something to the extent that pipelines were not damaged until tsunami came.  Once again, this issue should be discussed seriously and made open to public.  The very fact about excess beyond presumed shakes means problems in the guidelines to check on earthquake-resistant structure, revised in 2006.  Furthermore, if we assume that this serious accident occurred because of earthquake shakes, then the whole process of deliberations, related results and reliance would be lost.  Since 2006/ 2007, back checks have been conducted in all nuclear power plants in Japan.  We may have to re-do the whole process all over again.

Here is my second point. On 30th March, Nuclear and Industrial Safety Agency instructed electric power companies to take emergency safety measures against tsunami with regard to all the nuclear power plants in Japan.  In other words, this instruction perhaps was to implement emergency safety measures at all the nuclear power plants in Japan so they would be OK even in situations similar to the case of loss of all sources of alternating current electricity due to big tsunami as per the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant.  So all the electric companies took actions such as acquiring vehicles which can generate electricity, building temporary water tanks at higher places, storing lots of hoses as well as simulations to operate these equipments.  These actions raise very serious problems.  One of the 2 problems is that the afore-mentioned first point was ignored.  Measures against tsunami alone do not guarantee safety.  Guidelines to check on earthquake resistant structures should be reviewed. Back-checks must be undertaken again. The second problem is that Nuclear and Industrial Safety Agency instructed all the nuclear power plants in Japan to assume big tsunami and loss of all the power sources. This assumption itself is not in accordance with Guidelines to Check Locations of Nuclear Power Plants.  A copy of the Guidelines to Check on Locations of Nuclear Power Plants, a one-page document Reference No.3 is the very basis of related guidelines on safety checks and was approved by the Atomic Energy Commission in 1964.  Basic thinking contained in the Guidelines to Check Locations of Nuclear Power Plants, in particular, conditions of locations, basically goes as follows: in order to be prepared for an unlikely accident and to secure public safety, basic conditions of locations are necessary: locations where no past events with incitement to bring big accidents took place, where such events would never occur in future and where events to maximize disasters may be few.  It is clearly stated in the guidelines that such basic conditions of locations are necessary.  But now they urge to assume that big tsunami and related loss of all power sources may cause accidents in all the nuclear power plants in Japan.  This is surprising as it is clearly against conditions of locations.  Based on human common sense and conscience, I think it is crazy to operate nuclear power plants where big tsunami may occur.  As if a group of seasoned people in their 60’s and 70’s organizes a tour to climb the Northern Alps (in Japan) in the middle of winter after a snow storm warning, this is just not right.  In short, it is only nuclear power plants, just electric power plant, so they think.  There is no need, I think, to operate such a dangerous structure where big tsunami may come if its purpose is only to generate electricity.

Thirdly and to my regrets, Nuclear and Industrial Safety Agency and Nuclear Safety Commission are now supporting nuclear power plants.  I get similar impressions following 3.11 Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant’s accident.  May I refer to a case I was directory involved?  In 2007, Kashiwazaki-Kariwa nuclear power plants were damaged by Chuestu Offshore Earthquakes in Niigata Prefecture and all the 7 reactors stopped.  At that time, I participated in discussions of the Niigata Prefecture Sub-Committee as its member.  Several researchers pointed out that there existed submarine active fault off the coast of Kashiwazaki-Kariwa Nuclear Power Plants.  Nevertheless, TEPCO ignored this very huge submarine active fault.  TEPCO picked only a part of the 36km fault and assumed earthquakes at the magnitude 7.0 level to take place there.  In case of nuclear power plant, we must consider naturally such issues with safety first in mind, but TEPCO did nit respect it.  This, in a sense, can be interpreted as camouflage of earthquake resistance of nuclear power plant.  Please refer to the document Reference No.4 for details.  Nuclear and Industrial Safety Commission and Nuclear Safety Commission had taken such actions with initiatives or rather, systematically.  I wrote about it in the magazine “Kagaku” by Iwanami Publishing Company as well as in the readers’ column in the Mainichi Newspaper.  I am responsible for what I had written but the Nuclear Safety Commission never said anything to me.  Instead, they complained to the Mainichi Newspaper Company to correct or to delete my   article because they said the article was incorrect.  I remember this well and think it is a serious problem.  Actually, with regard to supporting nuclear power plants, there are quite a few experts and researchers on seismological geology.  They are a part of those who ignore submarine active faults.  It became explicit in discussions during a symposium of Japan Active Faults Research Group.  Such a situation may come from researchers’ ethics but more fundamentally, from organizational problems which leave researchers no choice but to support in government-linked research institutes and national and famous former national universities.  Conscientious people with different opinions can only remain silent.  That’s the best they can do due to organizational problems.  Japanese people are quite unfortunate in this regard.

The fourth point is that the Japanese Islands are most unsuitable on earth to build nuclear power plants.  Earthquake plots of the world show that earthquakes occur either on lines or belts.  Therefore, the whole Japan is completely covered with belts of earthquake activities.  The total area of Japanese territories, territorial waters and exclusive economic zone add up to a little less than 0.3% of the surface of the earth.  And about 10% of the total earthquakes concentrate within the same area.  Nuclear power plants should not be built on such places.  It is a common sense in Europe and the United States of America, as you can see in conditions to restrict nuclear reactors in Germany and the USA and the fact that certain nuclear power plants were shut down due to small active faults which might be treated like a trash in Japan.  It is so common that French and German people in Japan would never build nuclear power plants in such places like Japan.  I think Japan is not normal.  As I pointed out so far, there are very basic conditions regarding nuclear power plants and earthquakes.  So, nuclear power plants on an archipelago with earthquakes should not be operated just because they are safe within controlled safety measures.  Without fundamental safety, it is completely unfortunate for people living in Japan.  Fundamental safety, I think, means no nuclear power plants.  I also attached a cartoon on this subject.  This idea just occurred to me yesterday and I drew it in a hurry.  The subject is so difficult that people may not understand without something like cartoons, especially those in economic circle, politicians, public servants in administration and ordinary people who have certain knowledge.  My concern that they may not understand at all without cartoons resulted in the reference. (Cartoon: nuclear power plant with a catfish)  Nuclear power plants all over the world have fundamental common problems.  Mr. KOIDE Hiroaki (born in 1949 Assistant Professor of Kyoto University Research Reactor Institute) and Mr. GOTO Masashi (Visiting Lecturer, Shibaura Institute of Technology) have pointed out serious problems.  But as a realistic seismologist, I think that Japanese nuclear power plants are different from those in France and Germany.  What is the difference?  Japanese nuclear power plants always come with earthquakes.  Suppose we build nuclear power plants, the same model as those in France or Germany, in Japan but earthquakes might occur just near-by!  No way.  It is not that simple.  All the nuclear power plants in Japan stand with earthquakes on their backs.  They come as a set like inseparable monsters.  Henceforth, no more new installations or expansions please.  Even those now under the process of planning should be stopped.  Earlier on, I referred to highly possible loopholes in Guidelines to Check on Earthquake-Resistant Structure.  Actually, there are loopholes.  As there was a loophole in setting standards of seismic motion, certain discussions urge revision again.  But if we do not go for new installations and expansions, guidelines to approve construction will not be needed.  I rather think that the following is necessary and deserves serious considerations; strict revisions of guidelines to evaluate risks or guidelines to maintain control of safe operations, then immediate founding of a third-party organization in order to evaluate risks regarding all the nuclear power plants in Japan and to rank them and shutting them starting from the top of the list with the highest risks.  The top is the Hamaoka Nuclear Power Plant.  It is shut now temporarily until measures against tsunami will have been completed but it needs to be shut down for ever.  Because shocks by (possible) Tokai Earthquakes, big continuous after shocks, upheaval and transformation of ground and huge tsunami will be awfully dreadful.  Measures against tsunami alone will not suffice for safety.  In 2009 when the new political power was born, I wrote with strong expectations to ask for stopping the Hamaoka Nuclear Power Plant and that the new administration’s responsibility vis-à-vis the world would be to avoid disasters by nuclear power plants.  I am sorry to say that it was realized only after they experienced the tragedy of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant’s accident.  I also wrote in 2009 that if we would sit and wait, we might commit a big crime of forbearance far beyond AIDS caused by transfusion of HIV-tainted blood products and BSE (Bovine Spongiform Encephalopathy) problems.  After all, we have committed a crime of forbearance.  Its responsibility goes not only to the current administration. It is also the past administrations’ crime, accumulated in 27 years, against people in Japan and the world.
One more point is that nuclear power plants except the Hamaoka are said to be OK.  This is out of question.  There are many dangerous nuclear power plants all over Japan and those in the Wakasaa Bay are the top on the list.  It is necessary to undertake immediate inspection of all these plants and to shut them down one by one.

And here is my last point. Despite my proposals presented so far, we must live with nuclear power plants for a while.  Stopping them does not guarantee safety.  Spent nuclear fuel is stored in nuclear power plants. This fuel must be kept safely under control for years to come.  And earthquakes may occur.  Therefore, the Nuclear Power Disaster Counter-Relief Act, Guidelines to Prevent Nuclear Power Plants Disasters and areas covered by EPZ (Emergency Planning Zone) must be revised as soon as possible.
I would like to introduce here a booklet of about 20 pages prepared by the State of Connecticut, situated in the northeast to New York of the United States of America.  Its title goes “Guidebook of Measures to Take in Emergencies at the Nuclear Power Plants in Connecticut”.  It is distributed normally to every household in the neighborhood.  It contains simple but thorough explanations such as; what it means by emergency, we operate nuclear power plants with utmost safety but emergencies might occur, what to do when residents are instructed to remain indoors and to evacuate themselves to other locations, what if children are in schools or nurseries.  Again, such a booklet is always in circulation.  Their telephone directory shows locations of shelters.  Such practice was never carried out in Japan.  Residents close to the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plants were told suddenly to leave to safer places.  In case of Iidate Village, 40 km away from the Fukushima Daiichi, people were told to evacuate immediately, leaving their livestock behind.  This is too harsh.  I believe that, from now on, residents around nuclear power plants should receive something similar to this booklet without delay.  Thank you

 

 以下は、上記石橋さんのプレゼン中、5点の部分を書きだしたもの。

Thursday, May 26, 2011
On 23rd May 2011, Mr. ISHIBASHI, Katsuhiko(born in 1944 Professor Emeritus of Kobe University) spoke at the Committee to Audit Administration in the 177th session of the National Diet. Five major points are the following.
http://abolition-of-nuclear.blogspot.jp/2011/05/on-23rd-may-2011-mr-ishibashi-katsuhiko.html

1)It has been reported that Fukushima Daiichi disasters were due to chain of reactions: big tsunami, disabled emergency diesel generators, loss of all the electric power sources and inability to cool. However I think there is a high possibility that this severe accident was caused by earthquake shocks before tsunami.
<ellipsis>
Mr. TANAKA, Mitsuhiko (former technical expert of nuclear reactor) wrote the same in magazines, Sekai and Kagaku in April.  Regarding the No.1 Reactor, strong quakes might have damaged some pipelines, which lead to loss of coolant.  In other words, cooling ability was lost.  It is assumed that this loss of coolant caused melt down.  Tanaka’s discussion is based on thorough checks of data such as open data by TEPCO, water level in pressure vessel, pressure and pressure within containment.  It is highly possible that suppression pool was damaged by strong earthquake shocks in the No.2 Reactor.  So this means the loss of function to shut.  Mr. Tanaka wrote that this might have lead to leaks of radioactivity and hydrogen, hence hydrogen explosion in the No.2 Reactor.  I am a seismologist. Loss of coolant is quite possible from seismological point of view.  Shakes at the bottom of the foundation board in the nuclear reactor building, as reported by TEPCO, exceeds shakes presumed by earthquake-resistant structure in NO.2, NO.3 and NO.5 reactors in east-west direction shakes.
<ellipsis>
I should like to call your attention, in the Fukushima case, to the fact that duration of shakes was very long.  Duration caused by underground seismic waves at magnitude 9.0 level was about 3 minutes.  This is very long.  Likewise, Fukushima Daiichi was affected by these waves and shakes were long.  Therefore, it is possible that lasting and repeated weighting might have caused damages.
On the other hand, it is very important to know that safety against earthquakes of Fukushima Daiichi nuclear power plant was confirmed by the National and Industrial Safety Agency and Atomic Energy Commission in 2009.  In other words, it was recognized that stopping, cooling and shutting functions were equipped.  But this accident implies that confirmation on safety against earthquakes was wrong.
<ellipsis>
The very fact about excess beyond presumed shakes means problems in the guidelines to check on earthquake-resistant structure, revised in 2006.  Furthermore, if we assume that this serious accident occurred because of earthquake shakes, then the whole process of deliberations, related results and reliance would be lost.  Since 2006/ 2007, back checks have been conducted in all nuclear power plants in Japan.  We may have to re-do the whole process all over again.   

2)On 30th March, Nuclear and Industrial Safety Agency instructed electric power companies to take emergency safety measures against tsunami with regard to all the nuclear power plants in Japan.
<ellipsis>
Measures have been taken but left at least 2 big problems.  The afore-mentioned point in ① was disregarded.  Measures against tsunami alone do not guarantee safety.  Guidelines to check on earthquake resistant structures should be reviewed. Back-checks must be undertaken again. The second problem is that Nuclear and Industrial Safety Agency instructed all the nuclear power plants in Japan to assume big tsunami and loss of all the power sources. This assumption itself is not in accordance with guidelines to review location of nuclear power plants.
<ellipsis>
Basic thinking contained in guidelines to review location of nuclear power plants, in particular, conditions of location basically goes as follows: in order to be prepared for an unlikely accident and to secure public safety, basic conditions of location are necessary: location where no past events with incitement to bring big accidents took place, where such events would never occur in future and where events to maximize disasters may be few.  It is clearly stated in the guidelines that such basic conditions of location are necessary.  But now they urge to assume that big tsunami and related loss of all power sources may cause accidents in all the nuclear power plants in Japan.  This is surprising as it is clearly against conditions of location.  Based on human common sense and conscience, I think it is crazy to operate nuclear power plants where big tsunami may occur.
<ellipsis>
In short, it is only nuclear power plants, just electric power plant, so they say.  There is no need, I think, to operate such a dangerous structure where big tsunami may come if its purpose is only to generate electricity.      

3)To my regrets, Nuclear and Industrial Safety Agency and Nuclear Safety Commission are now supporting nuclear power plants.  I get similar impressions following 3.11 Fukushima Daiichi nuclear power plant’s accident.  May I refer to a case I was directory involved?   In 2007, Kashiwazaki-Kariwa nuclear power plants were damaged by Chuestu Offshore Earthquakes in Niigata Prefecture and all the 7 reactors stopped.  At that time, I participated in discussions of the Niigata Prefecture Sub-Committee as its member.  Several researchers pointed out that there existed submarine active fault off the coast of Kashiwazaki-Kariwa nuclear power plants.  Nevertheless, TEPCO ignored this very huge submarine active fault. TEPCO picked only a part of the 36km fault and assumed earthquakes at the magnitude 7.0 level to take place there.  In case of nuclear power plant, we must consider naturally such issues with safety first in mind, but TEPCO did not respect it.
<ellipsis>

4)The Japanese Islands are most unsuitable on earth to build nuclear power plants.
Earthquake plots of the world show that earthquakes occur either on lines or belts.  Therefore, the whole Japan is completely covered with belts of earthquake activities.  The total area of Japanese territories, territorial waters and exclusive economic zone add up to a little less than 0.3% of the surface of the earth.  And about 10% of the total earthquakes concentrate within the same area.  Nuclear power plants should not be built on such places.  It is a common sense in Europe and the United States of America, as you can see in conditions to restrict nuclear reactors in Germany and the USA and the fact that certain nuclear power plants were shut down due to small active faults which might be treated like a trash in Japan.  It is so common that French and German people in Japan would never build nuclear power plants in such places like Japan.  I think Japan is not normal.
<ellipsis>
Nuclear power plants all over the world have fundamental common problems.  Mr. KOIDE Hiroaki (born in 1949 Assistant Professor of Kyoto University Research Reactor Institute) and Mr. GOTO Masashi (Visiting Lecturer, Shibaura Institute of Technology) have pointed out serious problems.  But as a realistic seismologist, I think that Japanese nuclear power plants are different from those in France and Germany.  What is the difference?  Japanese nuclear power plants always come with earthquakes.
<ellipsis>
                                                                                             

5)For a while we must live with nuclear power plants.  Stopping them does not guarantee safety.  Spent nuclear fuel is stored in nuclear power plants. This fuel must be kept safely under control for years to come.  And earthquakes may occur.  Therefore, the Nuclear Power Disaster Counter-Relief Act, Guidelines to Prevent Nuclear Power Plants Disasters and areas covered by EPZ (Emergency Planning Zone) must be revised as soon as possible.
<ellipsis>

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原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

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2011年5月22日 (日)

放射能汚染茨城県坂東市、小学3年570人に『さしま茶ふれあい学習』で雨中の茶摘みと、セシウム汚染の茶葉天ぷらってアホか。

 トンデモない事が起きたものです。特に小学生くらいなら尚更のこと、学校へ行けば教師と生徒の関係は絶対、生徒は従わざるを得ない。教師が、教育委員会が、そして周りの父兄が子供たちを守らなくて誰が守るのか。それにしても、罪深きは枝野の「ただちに健康に影響はない」に代表される無責任・デタラメな菅民主党政権です。またそれを無批判に垂れ流したNHKを始めとしたマスゴミも共犯者です。「デタラメもみんなで言えば恐くない」ってか。フザケルな。(特に内部被爆の恐さ

※参考:5月18日の28SOBAのTwitter(ツイッター)反響の返事Twitterは後ろで、

28SOBA 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し、早速刺身にして数十人の人が車座になって食べているニュース。中に若い母親と5、6歳くらいの男の子で、その男の子が刺身を食べているアップ。思わず「なにこれ、大丈夫かよ内部被爆」とのけぞったが
7:05 AM May 20th webから

 

関連:
茨城の子供たちが、マスク無しで雨の中「お茶摘み」|さしま茶基準値越え出荷自粛要請
http://savechild.net/?p=851
2011年5月19日|投稿者 watanabe | Leave a Comment

 

茨城でも生茶葉から基準値超える放射性物質 さしま茶など出荷自粛要請【産経】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000590-san-soci

産経新聞 5月16日(月)20時21分配信
 茨城県は16日、同県北部の大子町と同県西部の境町で採取された生茶葉から国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県は両町に当分の間、平成23年産の茶葉の出荷を自粛するよう要請した。境町は特産品「さしま茶」の産地として知られる。大子町は14、19年度の「全国手もみ茶品評会」で全国1位の評価を受けた奥久慈茶の産地で、生茶葉の生産量が県内最多。

 県農林水産部によると、大子町の生茶葉からは放射性セシウムが1キログラム当たり570ベクレル、境町からは同894ベクレルを検出し、ともに基準値(同500ベクレル)を上回った。ただ、実際にお茶として飲む抽出液の検査では、ともに基準値を大きく下回った。また、生茶葉、抽出液のいずれも放射性ヨウ素は検出されなかった。

 さしま茶はすでに出荷が始まっており、県と境町は出荷先や出荷量を調べている。

【関連記事】
魚介類には「解除ルール」なし…基準づくりは困難
埼玉の狭山茶は基準値以下 放射性セシウム
放射性物質はどこまで?神奈川など茶葉から検出
作業員死亡で浮かび上がる過酷で劣悪な作業環境、高まる疲労
放射線 正しく怖がるために ぶれない対応大事

最終更新:5月16日(月)20時21分

 

散歩道:小学生が「さしま茶」摘み--坂東 /茨城【毎日 茨城版】
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110512ddlk08040169000c.html

 古くからの地域の特産、「さしま茶」の理解を深めようと、坂東市内の小学児童らが11日、同市岩井の県立農業大学校で茶摘みを楽しんだ。

 県茶生産者組合連合会坂東支部が主催する「さしま茶ふれあい学習」に、13小学校の3年児童約570人が参加。生産者から茶の歴史や新茶の芽の摘み方を教わり、小雨の降る中傘をかざし、黄緑色の新芽を楽しそうに摘んでいた。その後、茶の製造工程を見学し、新茶のてんぷらを試食した。

 初めて茶摘みをした同市立岩井第一小、塚本若菜さん(9)は「新芽を上手にたくさんとれた。お茶のてんぷらは苦くなく、さくさくとしておいしかった」と話した。【宮本寛治】

    東日本大震災:小玉スイカ、生産者らPR 風評被害乗り越え /茨城
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    火災:古河で納屋全焼、男性の遺体発見 /茨城

毎日新聞 2011年5月12日 地方版


 以下、Google検索からも徹底的に消しまくった『さしま茶 ふれあい学習』HPの写真とテキストデータを再現しておきます。すべて写真はクリックすると拡大します。

※なお、実際のホームページをキャプチャしてから、阿修羅にアップしました。長いHPでキャプチャ画像のファイルサイズが大きいので(8.9MB)、両サイドをカットし、前半後半に分けました。どちらも画像が出てからクリックで拡大します。スクロールして見る事が出来ます。

ホームページのURLは(←証拠隠滅、消されてます)
http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/sasimacya-hureai.html

茨城県坂東市は、平将門ゆかりの地。
豊かな農産物(野菜・お茶・お米)は坂東市の主要ブランド品です。

Photo ロゴ画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/head-rogo.jpg


    【後援】 : 茨城県坂東市教育委員会  ℡:0297-35-2121(代表)
平成23年度 5月11日(水) 『さしま茶 ふれあい学習』 

Photo_2 1、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-01.jpg

■5月11日水曜日、坂東市にある茨城県立農業大学で、平成23年度、恒例の『さしま茶ふれあい学習』が開催されました。あいにくの雨でしたが、坂東市の小学3年生を対象とした13校が参加しての合同学習会です。


Photo_3 2、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-02.jpg

■市内13校の小学校が6班に分かれ、交代にローテーションを組みながらの学習会。元々全国的に【さしま茶】で知られる、猿島地区が学習会の始まりでしたが旧岩井市と猿島町が合併し、坂東市になってから規模が大きくなりました。


Photo_4 3、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-03.jpg

■写真は第3班の第一小学校の児童。 坂東市の職員が『おはよう』のあいさつをすると元気に『おはようございます!』の返事が返ってきました。


Photo_5 4、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-04.jpg

■坂東市教育長のあいさつ。


Photo_6 5、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-05.jpg

■つづいて、これは先生の手作りでしょうか? スケッチブックの絵を使って、お茶ができるまでの工程をやさしく説明されました。


Photo_7 6、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-06.jpg

■茨茶生産連坂東支部長のお茶についての説明を熱心に聞く児童たち。


Photo_9 7、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-07.jpg

■これから茶畑に行って実際にお茶摘みを体験します。


Photo_8 8、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-08.jpg

■新芽がまぶしい、一面新緑の茶畑は、ほのかにお茶の葉が香るような気がします。


Photo_10 9、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-09.jpg

■元気にお茶の新芽を摘んで、カメラに向かって見せる児童。


Photo_11 10、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-10.jpg

■先生と一緒に2列になってお茶摘み。中には初めてお茶の葉に触れる児童もいたのでは?


Photo_12 11、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-11.jpg

■児童と一緒にお茶摘みをする先生も、とても楽しそうです。


Photo_13 12、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-12.jpg

■児童が摘んできたお茶の葉を、『坂東市くらしの会』の皆さんがてんぷらにして子供たちにふるまいます。


Photo_14 13、画像http://www.iwai-sakura.jp/sasimacyahureai/c-13.jpg

■皆さんが腕によりをかけて作る美味しいお茶のてんぷら。 中には初めて食べる児童もいたのではないでしょうか・・・。


NEXT
・・・ 主催 ・ 協力 ・・・
主催 : 茨城県茶生産者組合連合会坂東支部   
後援 : 坂東市・坂東市教育委員会       
協力 : 茨城県立農業大学校園芸部 ・ 坂東地域農業改良普及センター 
    /坂東市くらしの会      

【参加学校名】
七重小学校     弓馬田小学校     飯島小学校     神大実小学校
岩井第一小学校     岩井第二小学校     七郷小学校     中川小学校
長須小学校     生子菅小学校     逆井山小学校     沓掛小学校
内野山小学校     *     *     *

Copyright ⓒ 坂東市観光協会 All rights reserved.


 以下、資料として採録。

28SOBAへのRE

kinchan_tmk 私も見ました。子どもを利用した政府の意図的な情報操作。見え見えです。でもネットでもこれだけ情報収集出来る今、子どもと一緒に汚染された食べ物を喜ん でいる大人が多過ぎます。無知は「罪」です。 RT @28SOBA: 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸の @hanayuu
6:59 PM May 20th HootSuiteから

yohnosuke559 一瞬ですが見ました。同じ感想です。 RT @28SOBA 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し、早速刺身にして数十人の人が車座になって食べているニュース。中に若 い母親と5、6歳くらいの男の子で、その男の子が刺身を食べているアップ。思わず
6:13 PM May 20th webから

Triamonds 新鮮で美味しい!だから問題ないんだと言いたい?ひえ~っ! @28SOBA @o_oku
5:29 PM May 20th twitbeam[ツイットビーム]から o_oku宛

water0901 @news_disaster @28SOBA思います…。すごい心配(;_;)嬉しそうに食べてて、悲しい。
5:19 PM May 20th Keitai Webから news_disaster宛

news_disaster 見ました!生魚はいいねといってるやつ、引きました"@28SOBA: 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し刺身にして食べているニュース。中に若い母親と5、6歳くらいの男の子 が刺身を食べているアップ。なにこれ、大丈夫かよ内部被爆とのけぞった
5:01 PM May 20th Twitter for Androidから

osono o_oku 見た。のけぞった。RT @28SOBA 他に見た人いますか。確か一昨日のNHK、三陸のどこかの港で初めて水揚げを再開し、早速刺身にして数十人の人が食べているニュース。中に若い母親と5、 6歳くらいの男の子で、刺身を食べているアップ。思わず「なにこれ、大丈夫かよ内部被爆」とのけぞった
4:58 PM May 20th webから

hurati @28SOBA 観ました。おじいちゃんの膝にも小さな男の子が。中年以降はいいけれど。。情報がないということは本当に怖いことだと思いました。
4:56 PM May 20th webから 28SOBA宛

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

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2011年3月18日第110回原子力問題安全ゼミ動画と「京都大学原子炉実験所 小出裕章 もうやめよう、原子力」プレゼン資料。

3/18京大原子炉ゼミ1「もうやめよう、原子力ほんとうに」小出裕章1/2
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/a6sVZA1wMRU

アップロード日: 2011/03/18

 

3/18京大原子炉ゼミ2「もうやめよう、原子力ほんとうに」小出裕章2/2
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/vfMg_QQ3NZA

 

3/18京大原子炉ゼミ3「原子炉に水が無くなると炉心は?」海老沢隆
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/KPm8fYe6xII

 

3/18京大原子炉ゼミ4「チェルノブイリ事故と日本の汚染」今中哲二1/2
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/SbYNxMy-7RU

 

3/18京大原子炉ゼミ5「チェルノブイリ事故と日本の汚染」今中哲二2/2
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/k92SKbfydIM

 

3/18 京大原子炉ゼミ6「第110回原子力安全問題ゼミ質疑応答1/3」
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/JBmm17kHSFs

 

3/18京大原子炉ゼミ7「第110回原子力安全問題ゼミ質疑応答2/3」
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/Rh4BmgZelFE

 

3/18京大原子炉ゼミ8「第110回原子力安全問題ゼミ質疑応答3/3」
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/zKfBiw7vhjM

 

3/18京大原子炉ゼミ9「第110回原子力安全問題ゼミ報告後質疑応答1/2」
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/U6slotA3cX0

 

3/18京大原子炉ゼミ10「第110回原子力安全問題ゼミ報告後質疑応答2/2」
miyagoshiyoshiro
http://youtu.be/_ESBALtWYQo

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2011年5月21日 (土)

なぜ根拠なき楽観シナリオを垂れ流し続けるのか、校庭の土壌除去を行った郡山市の英断と政府の無為無策、5月20日(金)

福島原発事故続報1・なぜ根拠なき楽観シナリオを垂れ流し続けるのか 5月20日(金)
by videonewscom
http://www.youtube.com/watch?v=59YfuzGzbus

 

福島報告続報・校庭の土壌除去を行った郡山市の英断と政府の無為無策 5月20日(金)
http://www.youtube.com/watch?v=HC_H-0xtEI8

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年5月20日 (金)

小出裕章氏:核燃料露出の1号機は既に人類未体験ゾーンへ、矢ヶ崎克馬氏:最大の脅威は内部被曝のリスク、5月19日(木)

 被ばく線量についてのメモを追加

 二番目のYouTube、矢ヶ崎克馬氏の内部被爆についての指摘は重要。追加で5月20日衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会の国会会議録を採録しました崎山比早子参考人 の「ミリシーベルトとはなにか」「放射線とDNA切断と癌との関係」についての話しはとても勉強になります。同じ衆院科技委員会・武田邦彦(中部大教授)参考人意見のYouTube「日本には政府がなかった」も参考で採録

 

小出裕章氏:核燃料露出の1号機は既に人類未体験ゾーンへ  5月19日(木)
by videonewscom
http://www.youtube.com/watch?v=D9JSXVtNpkM

(↓クリックで拡大)
129


東電発表、5月20日(金)の現状。

1号機で、

1、圧力容器内で水がない事が分かった(確認出来ない事が分かった)。なお圧力容器内は圧力があり、温度は100度くらい。

2、メルトダウンしている。

3、核燃料がどこにあるか確認出来ていない。

4、圧力容器に小さな穴が空いているようだ。

 

矢ヶ崎克馬氏:依然として最大の脅威は内部被曝のリスク 5月19日(木)
http://www.youtube.com/watch?v=SALUz7FJr2A

矢ヶ崎克馬(琉球大名誉教授)
藍原寛子

7分58秒から、12分10秒から、内部被爆の問題

130  飛ぶ距離はアルファー線は4.5cm。ベーター線はここでは10mと書いてあるが、エネルギーの高いベーター線の場合は10m飛ぶ場合もあるが、通常はベーター線の場合は1m。

 今迄外で「何マイクロシーベルト」と言っていたのはガンマー線(γ線)の事で、外部被爆の話し。内部被爆についてはアルファー線(α線)、ベーター線(β線)の話しになる。健康にとっては、内部被爆の方が深刻な話し。

14分39秒から、

131_2  アルファー線は4.5cmしか飛ばないが、逆に言うと4.5cmの短い距離を飛ぶ間に放射線の全エネルギーを出すという事。


 23分22秒のところから。

132 ←ガンマー線は突き抜ける時に何カ所傷つけるのに対して、アルファー線は狭い範囲で10万回くり返し、一点集中で細胞を傷つける。日本の基準はICRPをモデルにしているだけで、実際健康に重大な影響のある内部被曝に関係するアルファー線やベーター線について全く考慮していない。


133 ←ガンマー線の場合は突き抜けてしまうので一つのDNAを傷つけるだけなので修復出来る可能性が高い。

それに対して、アルファー線やベーター線は周辺を全部傷つけてしまうので、その傷ついた遺伝子同士が結びついてしまって異常が起き、将来ガン化する危険性がある。

ICRPが内部被爆を考慮していないと言う事を菅政権がどれだけ理解していたかは疑問。ECRRはもっと基準が厳しい。20ミリシーベルトを子供に当てはめたのは恐らく世界でも初めて。閾値ではなく我慢値。

ICRP:国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、International Commission on Radiological Protection: ICRP)

ECRR:欧州放射線リスク委員会(European Committee on Radiation Risk, ECRR)

※関連知識で被ばく線量について、一般人の年間被爆限度は1年間に1ミリシーベルト、放射線業務従事者の場合は5年間の積算で100ミリシーベルト (平均で1年間あたり20ミリシーベルト)、但し1年間に限り放射線業務従事者の場合は最大50ミリシーベルト、また緊急事態の場合は放射線業務従事者の場合1 回の作業に限り100ミリシーベルト(→小出裕章氏の解説中1分21秒のところから)。また1ミリシーベルトは、1000マイクロシーベルト。動画などで放射線計測器を見ながら「マイクロシーベルト」と言っている時は「/時間」なので、年間積算は1時間当たりの放射線量を×24時間×365日して年間換算する。なお比較したくなる、「平常値」についてのメモ。(関連:国会質疑中の被ばく線量について

 

※追記:武田邦彦中部大教授、年間Sv基準や除染関連でいいこと言ってると思っていたが、元は原発推進御用学者だったとは。

衆院科技委員会・武田邦彦「日本には政府がなかった」2011.05.20
by badcombad
http://www.youtube.com/watch?v=bUj1neKf6hY

 

H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 1/2
by kusooyajisan
http://www.youtube.com/watch?v=MgVcB5ohOGw

 

H23/05/20 衆院科学技術特別委員会・【中部大教授 武田邦彦】参考人意見 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=R8QV2NswBqk

 

※内部被爆について。

矢ヶ崎克馬(参考人 琉球大学名誉教授) 1/3
Tachikar0127
http://www.youtube.com/watch?v=hFXBl77g9-k

 

矢ヶ崎克馬 (参考人 琉球大学名誉教授) 2/3
http://www.youtube.com/watch?v=ZmsBOoqi6m4

矢ヶ崎克馬 (参考人 琉球大学名誉教授) 3/3
http://www.youtube.com/watch?v=GhRVmo4XrN8

放射能問題・文科省や電力会社の教育方針への疑問
oyaji3p2
http://www.youtube.com/watch?v=K4obWRm2Xyk

年間20ミリシーベルト問題・久住静代(原子力安全委員会委員)答弁
oyaji3p2
http://www.youtube.com/watch?v=ui8uSeL_qB4

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 1 /4
dekasuginop
http://www.youtube.com/watch?v=xVzk1CQcgEI

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 2 /4
http://www.youtube.com/watch?v=LyI7MZpJuXE

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 3 /4
http://www.youtube.com/watch?v=WInsH4Cop-s

5月20日 科学技術特別委員会 自由質疑 4 /4
http://www.youtube.com/watch?v=5-Pdbv5qxt4

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 参考人意見は、「国会会議録検索システム」からの国会会議録です。(公開は1週間~10日後

※関連:下記委員会にも武田邦彦さんは出られています。
177 - 衆 - 文部科学委員会 - 10号
平成23年05月18日
委員長 田中眞紀子君

参考人
(長崎大学名誉教授)長瀧重信君
参考人
(福島県伊達市長)仁志田昇司君
参考人
(中部大学教授)武田邦彦君
参考人
(静岡県立静岡がんセンター総長)山口建君
参考人
(原子力安全委員会委員長)班目春樹君
文部科学委員会専門員佐々木努君

 

2011年5月20日、衆議院、科学技術・イノベーション推進特別委員会

 久住静代参考人
 矢ヶ崎克馬参考人
 崎山比早子参考人
 武田邦彦参考人

崎山比早子参考人の「ミリシーベルトとはなにか」「放射線とDNA切断と癌との関係」についての話しはとても勉強になります。また、原発推進派ネット工作員からしつこく流される放射能は健康によいのだ何チャラの「ホルミシス効果※」についての質疑はここ

※放射線ホルミシス効果(Radiation hormesis)、放射線ホルミシス学説。

※以下、衆議院 Internet TV へのリンク。

 久住静代(参考人 原子力安全委員会委員)  9時 02分  14分
 矢ヶ崎克馬(参考人 琉球大学名誉教授)  9時 16分  15分
 崎山比早子(参考人 高木学校 元放射線医学総合研究所主任研究官 医学博士)  9時 31分  13分
 武田邦彦(参考人 中部大学教授)  9時 44分  19分

177 - 衆 - 科学技術・イノベーション推進特別委員会 - 5号
2011年、平成23年05月20日

参考人
(原子力安全委員会委員)久住静代君
参考人
(琉球大学名誉教授)矢ヶ崎克馬君
参考人
(高木学校)
(元放射線医学総合研究所主任研究官)
(医学博士)崎山比早子君
参考人
(中部大学教授)武田邦彦君

本日の会議に付した案件
 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件(放射線の健康影響について)
     ――――◇―――――

○川内委員長 これより会議を開きます。
 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件、特に放射線の健康影響について調査を進めます。
 本日は、本件調査のため、参考人として、原子力安全委員会委員久住静代君、琉球大学名誉教授矢ヶ崎克馬君、高木学校・元放射線医学総合研究所主任研究官・医学博士崎山比早子君及び中部大学教授武田邦彦君、以上四名の方々に御出席をいただいております。
 この際、参考人各位に一言委員会を代表してごあいさつを申し上げさせていただきます。
 本日は、御多用のところ当委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。
 次に、議事の順序について申し上げます。
 まず、参考人からそれぞれ十五分程度で御意見をお述べいただき、その後、委員からの質疑に簡潔、端的にお答えを願いたいと存じます。
 なお、念のために申し上げますが、御発言の際にはその都度委員長の許可を得て御発言くださるようお願い申し上げます。また、参考人は委員に対して質疑をすることができないことになっておりますので、あらかじめ御承知おき願いたいと存じます。
 それでは、まず久住参考人にお願い申し上げます。

○久住参考人 皆様、おはようございます。原子力安全委員会の久住でございます。
 本日は、このような発言の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。委員長初め皆様にお礼申し上げます。
 それでは、私は、御用意いたしました、パワポ形式になっておりますが、資料に基づきまして御説明をさせていただければと思います。
 内容は三つございまして、原子力災害時の安全委員会の対応、二番目に安全委員会の助言の活動について、それから三番目に放射線防護に関する助言の基本的考え方、私ども安全委員会の基本的考え方について御説明申し上げたいと思います。
 お開きいただきまして、パワーポイントの三ページ目でございますが、まず、原子力災害発生時の対応といたしまして、私ども原子力安全委員会では、原子力災害対策特別措置法に規定する原子力災害が発生した際には、緊急助言組織を立ち上げるとともに、同法に基づき、原子力災害対策本部長、内閣総理大臣に対し、技術的助言を行うこととされてございます。
 技術助言組織とはということで下に書いてございますが、私どもは約四十名の専門調査委員の方々に御協力いただくようにしております。
 それから、次の四枚目、原子力防災体制でございますが、私どもは、右上の方にございますように、原子力災害対策本部に対して技術的助言をさせていただきますとともに、総理官邸にございます緊急時参集チームに参画しております。
 五枚目でございます。
 原子力安全委員会が行う技術的助言についてでございますが、一番最初は緊急事態応急対策の実施に関する技術的事項、二番目に緊急事態応急対策を実施すべき区域の変更に関する事項、三番目に緊急事態応急対策を実施すべき区域内の居住者等に対し周知させるべき事項の変更に関する事項、四番目に原子力緊急事態の解除に関する事項が主なものでございます。
 六枚目でございますが、私どもは、この助言をさせていただくために、日ごろからいろいろな指針を用意してございます。
 主に、一つは「原子力施設等の防災対策について」という、通常防災指針と言っております指針でございます。この防災指針は、放射性物質の放出の態様、緊急時環境放射線モニタリング、周辺住民に対する防護対策等の原子力防災対策の技術的、専門的事項について基本的な考えを示したものでございます。下半分に主な目次を示してございます。
 おめくりいただきまして七ページでございますが、この防災指針に関連いたします指針といたしましては、私どもは、環境放射線モニタリング指針等々七つの指針あるいは報告書を用意いたしまして、それらに従って助言を申し上げているところでございます。
 八枚目でございます。
 二番目に、助言活動について申し上げます。
 三月十一日十六時に、原災法十条に至ったとの認識のもと、第十六回原子力安全委員会臨時会議が開催され、緊急助言組織の立ち上げが決定されました。※

※SOBA:ここの所は東電が経済産業省の原子力安全・保安院に行った、午後4時の「異常事態」の通報(10条通報)に続き、午後5時に行った「緊急事態」を知らせる通報(15条通報)の関連ですね

 また、地震等による交通や通信の渋滞から、関係者への情報伝達や参集困難が予測されるため以後の委員会は実効的に、かつ柔軟に開催することを決定いたしました。
 以来、原子力安全委員会は、緊急技術助言組織の調査委員や専門委員の協力を得て二十四時間体制で、原子力対策本部や原子力災害対策現地本部等に対して助言を発出してまいりました。
 九ページ目でございますが、発出いたしました助言の主なものは右半分にございますが、避難区域の見直し、計画的避難区域の設定等々でございます。左半分にございますのは、これは私ども安全委員会のホームページでございますが、このような形でホームページに、公開された助言ということで一覧表を出してございます。今後、整い次第、さらにこれは追加していく予定でございます。
 最後に、三番目でございますが、これらの助言をさせていただく際に、私どもが基本的にはどういうことを考えて助言していたかということを、この助言活動の公表に伴いまして、私どもの説明責任を果たすという意味でも、公表させていただきました。
 ちょっとここは読み上げさせていただきます。
 「放射線防護に関する助言に関する基本的考え方について」これは、きのうの第三十三回安全委員会臨時会議において安全委員五人の合意事項として取りまとめたものでございます。
 「はじめに 平成二十三年三月十一日に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、原子力安全委員会は、直ちに緊急技術助言組織を立ち上げて以降、これまで、緊急事態応急対策調査委員、専門委員等の専門家の協力を受け、政府の原子力災害対策本部や関係行政機関等への助言を行ってきた。同発電所の状況は、安定化の方向にあるとはいえ依然として予断を許さず、また事故の長期化に伴って、また、事故の影響が広い範囲に及んでいることによって、周辺住民等の放射線防護に関わりをもつ社会的課題が数多く生じている。原子力安全委員会は、今後とも必要に応じ、政府の原子力災害対策本部や関係行政機関等による総合的な判断に資するため、放射線防護に関する技術的助言を行っていくこととしているが、この際、これまでの助言について、当委員会として、いかなる考え方に基づいて行ってきたのかを広く示すことは、自らの説明責任を果たす上で意味のあることであるとの認識のもと、以下にその基本的考え方を示すこととする。」といたしております。
 おめくりいただきまして十一枚目でございますが、基本的考え方の柱が四つございまして、まず一つが「放射線防護を踏まえた総合的判断の必要性」「東京電力福島第一原子力発電所の事故に関し、今後の周辺住民(避難を余儀なくされている方々を含む。)の生活支援、産業活動、土地利用等に向けた判断を行うに当たっては、周辺住民の生活や社会活動を過度に制限することを避けつつ、放射線被ばくによる健康影響に対する適切な防護を担保することが必要である。このためには、最新の科学的知見や国際的な基準を踏まえた放射線防護の考え方に基づき、さらに環境、健康、社会、経済、政治、倫理等に配慮した判断を行うことが重要である。」
 二番目でございます。「放射線防護の対象としての現状の特殊性(ICRPのいう緊急被ばく状況、現存被ばく状況、計画被ばく状況の併存と移行)」「今回の事故においては、事故が収束に至らない状態が今後ともある程度の期間にわたり継続する可能性がある。また、施設の周辺では、地域によってさまざまなレベルでの環境放射線の測定結果が得られているが、これらの地域では、通常どおり、または通常に近い態様での生活や社会活動が維持されている。このことにより、汚染レベルの異なる地域間での物流や人の移動が生じている。すなわち、状況が異なる地域が明確に隔てられることなく隣接するとともに、それぞれの状況が時間とともに変化しており、これによって問題が複雑化しているともいえるので、放射線防護に関わりをもつ判断においては、この点について十分留意することが必要である。」
 三番目でございます。「異なる被ばく状況が併存する状況での最適化の努力」「周辺住民の生活支援、産業活動、土地利用等に向けた判断においては、避難を始めとする生活や社会活動への制限と、健康に影響を及ぼすには至らないものの平常時を上回る放射線被ばくの受容という、個々人にとっての異なる負担の間のトレードオフを扱うこととなる。生活や社会活動を過度に制限することなく、放射線防護における最適化を達成するため、適切な管理や除染・改善措置等による線量の低減が考慮されるべきである。今後、施設の安定化や事故収束に伴って、周辺住民にとって「通常」と考えられる生活状態が回復し、社会的・経済的活動が再開される地域が拡大されていくためには、とくに除染・改善措置が果たす役割が大きいといえる。」
 四番目でございます。「利害関係者の関与、透明性、総合的判断」「このような総合的な判断においては、地元自治体や地元住民との情報交換や意見交換、ならびに協議を充分に図ることが望ましい。さらに、放射線による人への健康影響(晩発影響)を考慮する一方で、防護措置や除染・改善措置を講ずることに伴う経済的影響、心理的影響および社会的影響を含めたあらゆる側面に対しての配慮が必要である。」
 おめくりいただきまして十五枚目でございます。
 これはICRPの緊急被曝状況、現存状況、計画状況についての定義を引用してございます。
 また十六枚目には、先ほどお示ししました参考レベルのバンドについて御説明させていただいております。
 緊急被曝状況というのは二十より大きく百までということで事故の直後。それから、現存被曝状況というのは一より二十ということで、これは非常にいろいろな御議論があるかと思いますけれども、私どもは通常の計画被曝状況では一ミリ以下ということで公衆の方々の安全を管理してございますが、今回は残念ながら年間一ミリシーベルトということで管理が難しいところが生じております。そのときに、それでは日常生活、あるいはそこは避難の区域にして全く何もできないのかというと、そうではないのではないかというのがICRPの一番新しい二〇〇七年勧告、特にチェルノブイリの教訓を生かした勧告でございました。
 これが一より二十ミリシーベルト以下ということで、現存被曝状況ということで、特に事故の復興段階としておりますが、福島の場合は緊急事態があって復興段階ということではなく、初めから放射性物質のフォールアウトによりまして復興段階と称するところからスタートせざるを得ないところも生じているのではないか、先ほど複雑化しておるということを申し上げさせていただきましたが、このようなことではないかと思っております。
 それから、最後の十七枚目ですが、これは、我が国の放射線防護に関する法令等と国際基準の関係ということで、釈迦に説法でございますが、まず、UNSCEARと申します国連科学委員会の報告書、それから、それを受けた国際放射線防護委員会の防護の枠組みの勧告、さらに、それを受けて、IAEAによる国際安全基準の策定、それを各国のそれぞれの放射線防護の法令、規則等々に適用させていくのが現状でございます。
 我が国におきましても、放射線審議会を含め安全委員会もこのような体系で放射線防護に対する考え方を示させていただいております。
 以上でございます。

○川内委員長 久住参考人、ありがとうございました。
 次に、矢ヶ崎参考人にお願いいたします。

○矢ヶ崎参考人 委員の先生の皆さん、おはようございます。矢ヶ崎克馬でございますが、私は、本日は、放射線の人体に影響を及ぼすということに関しまして、その基礎になる物理的な考察をさせていただきます。
 私の大学での専門というのは物性物理学といいまして、磁石や超電導や半導体、そういったことを基礎科学的に扱ってまいりましたが、本日は、一般科学の立場でこの現象についてお話ししたいと思います。
 一般科学というのは、現象と本質を論じる、科学の倫理を論じる、測定と背後の実態等を論じる、そういう分野の科学でございますけれども、すべての科学の基礎に一般科学が位置しております。
 自己紹介はこれで終わりますが、私の発言はレジュメに趣旨が書かれておりますが、きょうはプレゼンテーションで、絵を見ていただきながら御説明したいと思っております。
 まず、今、私どもが放射線、放射能、そういったことを盛んに議論しておりますが、これを、どんなところからの言葉の意味があるかということをまず確認させていただきたいと思っております。
 一番左側には原子の姿がありまして、原子というのは一番ど真ん中に原子核がありまして、その周りを電子が回っております。この電子の数は、真ん中に含まれているプラスの電気量と同じものがありますけれども、今、放射能というのは、この原子核にかかわることでございます。
 ある種の原子核で、すべての原子核ではありませんが、核分裂で出てくる原子はすべてこれから説明する性質を持っておりますけれども、ここの原子核がエネルギーが高いものですから、余分なエネルギーを外に捨てようといたします。そのときに三種類の放射線と呼ばれるものを放出します。原子核から捨てられるもの、これが、例えばベータ線というのは電子が速いスピードで出てまいりますけれども、そういう非常にエネルギーを持った状態のもので、これが放射線と呼ばれるものです。
 放射能というのは、原子核から放射線を出す能力というような意味で放射能、そういう言葉が使われております。このアルファ、ベータ、ガンマというのはかなり性質の違うものでございますが、まずは、放射線が作用するのは、今度は、こちらを、作用される方の、体を構成しているような原子で例えますと、この一番外側の電子が影響を受けます。でも、私どもの体は、原子が孤立しているということはありません。すべて分子になっております。
 次をお願いいたします。
 これは、一番単純な水素原子が水素の分子になる、そこの絵をかいておりますが、水素の原子は、プラス一価の原子核に電子が一個回っている、そういう状態でございます。
 ところが、日常は水素分子として燃料に使われておりますが、この分子、重い原子同士がつながるのは、電子がペアをつくる、これが決定的なポイントでございます。それなものですから、放射線がこの分子を構成しているペアの電子にどう作用するか。これが後、生物的にどんな影響が出てくるかというようなことの一番基本になります
 次をお願いいたします。
 放射線は、この分子に衝突をいたします。衝突するとき、一番外回りの電子というのは、もうすべてと言い切っていいんですが、ペアの電子のつがいになって、原子と原子をつなげている役割を持っております。これが、放射線がぶつかると、ここにある電子が原子の外に飛び出してしまう、吹き飛ばされてしまうわけです。このときに、この電子がここにいたのが、原子から離されてしまうという意味で、電離という言葉を使います。
 それで、私ども生物が受けても、鉄やその他の無生物が受けても、すべて放射線の基本作用は分子がちょん切られる、これがまず押さえておくべき基本的なプロセスでございます。
 次をお願いいたします。
 これは、私どもの体を構成する分子はたくさんの種類があります。いっぱいありますが、一番典型的に健康に害を与えるものは、DNAの分子を切断する、これがどういう結果をもたらすか、ここを考察することがポイントになります。
 まず、ここにかいてある、DNAというのは、二本のたくさんつながった分子が全く同じものが二つ用意されております。これが細胞分裂などできちっと同じ遺伝子を伝えていくために、一本では同じものがコピーできない、二本用意されているというのがDNAの姿ですが、まず、この絵は、DNAの一本だけ分子切断が行われてしまう、二本目は大丈夫である、そういう絵をかいてありますけれども、この場合、分子が切断されても生物学的な修復作用で、もとに戻りたいという再結合が起こります。再結合が、周囲に健全なものがずっと並んでいますと、比較的高い確率できちっともとどおりになります
 このタイプの切断をするのはガンマ線といいまして、相互作用が非常に弱いものですから、ところどころ分子切断をして、エネルギーを余らせて我々の体を突き抜けて外に出てしまう。それで、外部被曝が主にこういうタイプの分子切断をすると判断しております。
 次をお願いいたします。
 ところが、アルファ線、ベータ線というのは非常に相互作用が強いものでありまして、アルファ線というのは、体の中ではたった四十マイクロメートルという距離しか進みません。四十マイクロメートルというのは、この紙の厚さぐらいが四十マイクロメートルというものでありますが、でも、この四十マイクロメートルの間で全部エネルギーを使い切るということで、ちょっとしか飛ばないという結果になっております。それで、四十マイクロメートルのところに何と十万個も分子切断を行っていきます。そうすると、DNAの二本の分子は両方とも切られてしまう。それで、この場合には、生物学的に、もとに戻ろうとしても、間違ってつながってしまう。間違ってつながってしまったものが生き延びると、遺伝子の変性ということにつながりまして、これから生物学的に非常に大きな影響が出てくるところでございます。
 次をお願いいたします。
 今、福島の原発での放射能というのは、原子炉から放射性のほこりが舞い散って出ているものでございます。この絵にかいてある一粒一粒が放射能のほこりと考えていただきますと、ほこりですから、体の中に吸い込んだり飲み込んだりしてしまう。これが内部被曝ということの原因なんですが、この放射性のほこり、例えば一マイクロメートル、一マイクロメートルというのは一ミリメートルの千分の一の大きさでございますけれども、これが目には見えない。目には見えないけれども、原子の数でいくと一兆個の原子が詰まっております。そうすると、その放射性原子がそれだけあるものですから、飲み込んだほこりが体の中に入って、体の中で放射線がばんばん出てくる、それが内部被曝でございます。
 実は、内部被曝は、アルファ線もベータ線も、短くしか飛ばないものも全部、体にきいてくるものですから、外部被曝よりもはるかに高い被曝量を与えます。
 次をお願いいたします。
 これは放射性のほこりが体の外にあるときですが、例えば、ベータ線はたかだか一メートルしか飛ばない、一メートル以上離れたところにほこりが存在すると、体に当たるのはガンマ線だけだ。ですから、外部被曝というパターンをここに示しておりますけれども、外部被曝はガンマ線だけにやられる、そういう理解が近似的に成り立ちます。
 ガンマ線もあらゆる方向に飛んでいくんですが、体の方向に向かったものだけが被曝に当たります。ところが、このほこりが体の中に入ってしまいますと、あらゆる方向に出た放射線、それから、短いものも長いものも全部、先ほどの分子切断にきいてきてしまいます
 そういう意味で、内部被曝というのは、外部被曝というものよりも非常に大きな被曝を考慮しなきゃいけない。これが、実は日本では、内部被曝ということが決定的に無視されているというのが学会の姿でございまして、大変困った状態であると私は思っております。
 次をお願いいたします。
 これが、チェルノブイリ事故の後の子供の甲状腺疾患それから甲状腺腫、そういったものがどんなふうに年々あらわれているかということですけれども、特徴的なものは、一九八六年にチェルノブイリの爆発がありましたが、この五年後あるいは六年後に子供の疾患が急激にふえております
 それで、千人当たりの数で示しておりますが、何と、九五年以後は、十人に一人、千人に百人の割合で子供の疾患があらわれております。これは現場の病院などでしっかり確認できることなんですけれども、これをどんなふうに放射線と結びつけるかということに関しては、いろいろ見解が分かれるというような情けない状況でございます。
 次をお願いします。
 これは実は、被爆者の方々が現在どういう健康不良状態を持っているかというようなことで、ちょっと読みにくいところがありますが、上は腰痛、二番目が高血圧、視覚障害、神経痛など、ずっと二十項目にわたって、一九八五年から一九九〇年、千二百三十二人の被爆者の方の健康状態を調べたものでございます。一般国民という白い枠、これは厚労省のデータでありますけれども、何と、そのいずれの項目も数倍しております。
 これで、やはり、私がまず物理的にお話し申し上げました、こういうプロセスがある以上、福島県を中心にして、子供たちにも大人にも、今お見せしたようなそういう症状、疾患が必ず出てまいります。それに対して、私どもの社会がどういうふうに保障していくか、どういうふうに健康管理をしていくか、これが一番大事なことで、かつ、今きちっと被曝を防止することが将来の莫大な医療費、そういうものを軽減しつつ、健康を保持するという意味で大変重要な課題となっております
 準備した絵は、皆さんに全部お話しすることができませんでしたが、基本的なことは、私がお話ししたいことはそれでございますので、どうぞよろしくお願いします。(拍手)

○川内委員長 矢ヶ崎参考人、ありがとうございました。
 次に、崎山参考人にお願いいたします。

○崎山参考人 皆さん、おはようございます。崎山です。よろしくお願いします。
 私は、この絵を、二つかいてあるんですが、それを全部説明しますと時間がありませんので、体の設計図であるDNA、体に一番重要な分子のDNAに放射線がどう影響するかということをお話ししたいと思います。
 私たちの体は、成人は約六十兆個の細胞からできています。この六十兆個の細胞も、初めは一つの受精卵から始まっているわけです。この受精卵が分裂して、分化して、最終的にいろいろな体の器官をつくる。この最終分化した細胞は、それぞれ形や機能も全然違いますけれども、この一番初めにあった受精卵と全く同じものを一分子だけ持っています。それがDNAなんですね。
 DNAがなぜそのように変わらないかということを、次にお話ししたいと思います。
 これは、DNAの模型図です。DNAというのは二重らせん構造をとっていて、このようにリボンのようにかいたバックボーンの真ん中に向けて塩基が飛び出しています。その塩基は、アデニン、チミン、グアニン、シトシンという四種類で、この対のつくり方としては、アデニンは必ずチミンと、グアニンは必ずシトシンとしか対をつくりません
 ですから、人間のDNAは三十二億塩基対ありますけれども、その対というのは、A―T、G―C、その二種類しかないわけです。それが延々と配列されているわけですけれども、この塩基の三つが一つのアミノ酸を決めるということになっています。
 ですから、DNAというのは、どういうアミノ酸がどういう順序で並んでいるか、言いかえれば、どういうたんぱく質をつくるかという情報がDNAの中に組み込まれているわけです。
 DNAは、細胞が分裂するときに必ず二倍になります。そのときに、この結合が切れて、これが一つの鋳型になって新しいものができるということになっていまして、これは巻き戻した図ですけれども、古いDNAの片一方が鋳型になって新しいものがここにできる。これもそうです。ですから、新しくできた二対のDNAは必ずもとのDNAと同じ配列を持っている。
 次のスライドをお願いします。
 こういうふうに複製が同じというか、正しくできるということが、何回DNAが複製されても、もともとの一代目のDNAと同じ配列を持っているということで、DNAが変わらない。六十兆個の細胞になってもDNAの配列は変わらないということです。そのDNAの配列が変わらないということが、体の恒常性を保つために非常に重要なことなんです。
 次のスライドをお願いします。
 こういう重要なDNAに放射線はどういう影響を与えるかということですけれども、まず、影響は放射線の量に比例してふえます。一ミリシーベルトというのを盛んにマスコミでも言われるようになりましたけれども、一ミリシーベルトを被曝するということは一体どういうことなのかということですが、一つ一つの体を構成する細胞の核、この中にDNAが入っているわけですけれども、平均して一本放射線が通る、そういうものが一ミリシーベルトです。ですから、皆さん、一ミリシーベルト被曝したということになりますと、全身の細胞の核に一本ずつ放射線が通ったことになります。千ミリシーベルト被曝しても、千本通るわけですが、一ミリシーベルトで起きたことが千倍になるだけです。その傷の質というのは変わりません。ですから、量的な差だということです。これが放射線に安全量がないと言われるもとなんですね。
 次のスライドをお願いします。
 これはDNAの化学構造をかいたものですけれども、ここに先ほどのリボンのような背骨、この五炭糖と燐酸がずっと延々続いているわけですけれども、その中心に向かって塩基が飛び出しています。相手方もそうです。この結合の仕方は、化学結合のエネルギーで結合しています。このエネルギーというのは弱いわけですけれども、例えば診断用エックス線のエネルギーといいますと、この結合のエネルギーの一万五千倍から二万倍ぐらいのエネルギーを持っています
 ですから、そういうものがDNAの上を通りますと、簡単にDNAは切れてしまいます。その切れ方が、エネルギーが大きいので、単純に切れるわけではなくて、DNAの周りにはたくさんの酵素があります、たんぱく質があります、そういうものも巻き込んで傷をつけますので、非常に複雑な傷になります
 自然にもDNAというのは毎日切れていますけれども、それを体は治しているわけです。ところが、放射線のような高エネルギーで切れた複雑な傷というのは、正しく治すことが難しい。間違えやすい傷が起きるわけです。そういうところでこの配列が変わって、違うアミノ酸がここへ入ると、ここに変異が起きるわけです。それが子孫に伝わって、がんの原因になっていくわけです
 次のスライドをお願いします。
 がんになるのは低線量ですけれども、たくさんの放射線を一度に全身に浴びると、例えば六千から七千ミリシーベルトを一度に浴びると、ほとんど一〇〇%の人が死亡します。五〇%の人が死亡するのは、大体三千から四千ミリシーベルト浴びると五〇%が死にます
 こういう大量の放射線を一度に浴びた場合に、比較的短時間の間に、皮下出血とか脱毛とかいろいろな症状が出てきます。この症状は、時間的に急性なので、急性障害というふうにいいます。その急性障害は、放射線を浴びた人だれかれなしにあらわれるので、確定的影響とも呼ばれています
 この急性障害のあらわれる一番軽い症状というのは、リンパ球や白血球の一時的減少です。これが起こる線量というのは、百から二百五十ミリシーベルト。この線量以下ですと、直ちに健康に影響を与える量ではありませんという説明がよく出てきますけれども、そういう線量になるわけです。低線量域ですね。
 この低線量域が安全、安心でないということは、これが原因になって、数年から数十年後にがんになる、発がんが起こるということで、それで安心、安全ではないということなんです。この発がんというのは、だれかれなしではなくて確率的に出てくるので、遅く出てくるから晩発障害、確率的影響ということで、確率的に出てくるのでそういう影響だということになっています。
 次のスライドをお願いします。
 がんは一つの遺伝子の変化によって起こるものではありません。たくさんの遺伝子が変化して、それでがんになるということ、これは、がん研究者の間でも定説となっているがんの多段階説です
 ここで放射線によるがん遺伝子の活性化がありますと、放射線によって遺伝子の不安定化ということも起こりますので、環境にあるほかの放射線とか化学物質なんかによって変化が起きて、だんだんこの階段を上っていくという感じで、ここには時間がかかりますから、老人にがんが多いというのは、この階段を上る時間が多いということなんですね。
 次のスライドをお願いします。
 それでは、どういう線量でどのぐらいの発がんが起こるかということなんですが、一ミリシーベルトを一万人の人が浴びると、その中で一人がんになる。十ミリシーベルトを浴びると十人ががんになる。百ミリだと百人。これは、これ以下の線量だと安全だ、がんが出ない、そういう閾値はないという閾値なし直線説です
 このモデルは国際放射線防護委員会が出しているわけですけれども、もとになったのは広島、長崎の被爆者です。その被爆者のリスクに二分の一を掛けたのが、この防護委員会のモデルです。
 次、お願いします。
 今の発がんの閾値なし直線説を採用している機関というのは米国科学アカデミーで、これから出ているBEIR7という報告書があります。それにもはっきり書いてあります。それから国連科学委員会、UNSCEARに書いてありますし、今の国際放射線防護委員会、ICRP、それから欧州の放射線リスク委員会、ECRRも、こういうところの機関は閾値なし直線説を採用しています。
 ということは、放射線には安全量はないということが国際的な合意事項になっているということなんです。ですから、防護というのは、その前提に立って行わなければならないというのが国際放射線防護委員会の見解だと思いますので、これからも、防護のことについて、国会議員の皆さん、よろしくお願いいたします。
 どうもありがとうございました。(拍手)

○川内委員長 崎山参考人、ありがとうございました。
 最後に、武田参考人にお願いいたします。

○武田参考人 武田でございます。
 きょうの朝のテレビを見ておりましたら、福島県の小学校は、二十ミリシーベルトという基準を文部科学省が出している、それから計算して、ややいかがわしい計算でありますが、一時間に三・八マイクロシーベルトまでいいと。これを下回っても御父兄が納得しない、だから運動させることができないんだというようなニュースが出ていました。
 こういった御父兄の気持ちはどこから出てくるかといいますと、原子力発電所が何か事故を起こしますと、漏れる放射線量、放射線量というのは不安定なものがいっぱいあるんですけれども、公開するような場合にベクレルというのを使うんですけれども、大体、億単位、数億ベクレルが普通の放射線が漏れたときの値であります。
 数億ベクレル漏れますと、社会にはどういうことが起こるかというと、新聞には一面にでかでかと出て、原子力発電所から数億ベクレルの放射性物質が出たと。国は大騒ぎをして、研究員を派遣したり、原子炉がとまったり、再開するのに三年かかったり、こういうふうにするわけですね。それが数億ベクレルなんですよ。
 今回福島原発から出た量は、それの一億倍なんですね。数京ベクレルから数十京ベクレルですね。ですから、通常新聞が大騒ぎし、国家が大騒ぎする量が数億ベクレルに対して、今回福島原発から出た量は何十京ベクレルなんですね。ということは、何十億倍なんですよ。通常国家が大騒ぎするレベルの例えば二十億倍、そういった量が今回の福島原発から出たわけですね。
 ふだん、数億ベクレルが出たときに、大変危険だというので原発を数年とめてやるということをやる政府が、それの一億倍出たら安全だと言ったわけですね。これを理解するというのは、普通には到底できません。ですから、普通の心境としては、これはうそだというふうに思うのが当然であります。
 したがって、現在、福島県を中心とした方々、特にお母さん方が非常に強い不安感を持っておられるということは、政府発表を中心としたものがつくり出した非常に強い不信感というか、そういうものであろうと私は思います。
 例えは難しいんですけれども、一円でも節約しなきゃならないと言っていた人が、突然、十億円を前にして捨てなさいと言っているようなものですから、それを庶民が理解するということはもう無理であります。
 もう一つ、テレビでこういうふうに言っていました。
 御父兄に二十ミリシーベルトが安全であるという説明ができないというんですね。それは当然できないわけです。二十ミリシーベルトは一ミリシーベルトよりも発がんリスクが二十倍になるということですから、二十倍になると言わなきゃいけないということですね。しかし、二十倍になるのをどうして我慢させるのか、私たちの将来を担っている子供たちになぜ我慢をさせるのかということをしっかりと説明しないと、お上が二十ミリと決めたからそのとおり信じなさいなんていうのは、江戸時代じゃないので、皆さんが納得しないのも当然であります
 ここのところも非常に大きな問題があって、実際にお子さんを育てておられて、福島の小学校に通わせているお母さんたちの気持ちをわかって、今までの政府がやってきたものとの整合性をとってもらわないと、これは解消しない問題であるというふうに思います。
 それから、論点の第二点なんですけれども、ちょっと科学的に振りまして、私は、ずっと科学の分野で原子力をやってきて、こんなになって深く反省しておりまして、自分は原子力をやってきたのは本当によかったのか、こんな結果になるような技術をやってきたのかという非常に深い自責の念があるのでありますが、これはどこにあるかというと、一年一ミリシーベルト以上は危険であるということに基づいているわけですね。
 最近、一年百ミリシーベルトまで大丈夫だと言われる人がいて、私が非常に残念に思うのは、原子力の技術体系全体が一年に一ミリシーベルト以上は危険だということによって原子炉は設計され、研究がなされ、すべての法体系がそろっているわけですね。
 技術というのは、技術自身が独立して存在するわけじゃなくて、もし一年に百ミリシーベルトまで大丈夫ならば、現在の原発は安全なんです。福島原発ですら、もしも一年百ミリシーベルトという基準に変えるんだったら、あれは化学工場の火災事故と変わらないんですよ。原子力発電所の事故が危険なのは、そこから放射線が漏れて一ミリシーベルト以上の被曝をするからこそ、国家としても乗り出すような大事件なわけですね。
 ですから、今回、一年に二十ミリシーベルトとか一年に百ミリシーベルトとかは大丈夫であるということになりますと、原子力技術全体を全部変えなきゃいけませんし、原子力の安全基準から設計基準からを全部変えなきゃいけません。そして、今エネルギー議論なんかがありますが、もしも一年に二十ミリシーベルトとか百ミリシーベルトが安全であれば、別に自然エネルギーとかなんとか言わなくても原子力をやればいいわけですね。
 ですから、一年に何ミリシーベルトぐらいまでが日本人としての被曝として安全であるということをどこに定めるかによって、原子力政策から、エネルギー政策から、現在の被曝に対する補償から、全部変わるということですね。
 ですから、そこについて私は、今ほかの参考人から御説明があったように、現在の国際的に一年一ミリシーベルトと決まっているものを今さら変えることはないと。それを変えていたら、私たちは何のために放射線とか原子力をやるときに防御をしてきたか、何のために設計してきたのかといえば、私は原子力の仕事をずっとやってきましたけれども、原子力の機器を発注すると、普通の機器の五倍ぐらい値段がするんです。それはなぜするかといったら、一年一ミリシーベルトだから高いんですね。それで重工の会社はもうけてきたわけです。だけれども、突然今、百ミリシーベルトまでいいというのだったら、普通の、五分の一の安い機械を買えばいいわけですから、全部の体系が変わるわけですね。
 その中で、文部科学省が一年二十ミリというふうに変えたということは極めて大きな影響もあり、それが主に子供に対して適用されているということは非常に大きな問題であろうと思います。
 これは忌憚なく述べさせていただけば、私の技術論というのは、人間は空を飛ぶべきではないから飛行機はいけないというような議論はとらないんです。もちろん人間が空を飛ぶべきじゃないかもしれません、初期の飛行機は次々と墜落しましたから。だけれども、それがクリアされて安全な飛行機になれば飛べるということですね。
 原子力発電所もそうで、原子力自体をやるべきではないという議論、私はそういう考えではありません。原子力発電所が社会に対してよい影響を与え、悪いことをしないというのであれば、墜落しない飛行機になるわけですから、それは科学技術として採用すべきだ。
 しかし、そこのところをはっきりしておかないと、あいまいにして事柄をやると、今度の原子力発電所の事故は、原子力発電所がエネルギー政策上必要であるから原子力発電所は安全だというような論理の逆転が今度の事故を招き、多くの人を苦しめたんじゃないかというふうに思います。
 最後の論点ですけれども、現在、福島原発から放射性物質が残念ながら出たわけですね。一応、一年一ミリシーベルトを守るということを前提にお話ししますと、もやもやっとした放射性物質が出て、これは国が一番最初に間違ったことを言いましたから、多くの人が間違っていますが、放射線は距離の自乗に反比例するなんておっしゃったものですから、皆さんが原子炉から離れれば大丈夫だと思っておられますけれども、放射線自体は光ですから、自分の目で福島原発が見えなくなったら放射線は来ません。現在、中性子は出ていませんからね。
 ですから、放射線というのは、福島原発の見えないところ、自分の目で見えないところには来ません。現在来ている放射線というのは、福島原発からどかんと爆発したときに、火山の灰のように風に流れてずっと行ったものですね。これはだから、今度の場合、西北に流れました。
 これは例えば、政府でいえば、気象庁が全力を挙げて風向きを予測しなきゃいけなかったのに、気象庁は、SPEEDIがあるから、これは原子力安全委員会が持っているんだからそっちがやれ、こう言った。今度はSPEEDIの方は、余り放射線が大きいからこれを発表しないんだという。国民は、税金を払ってSPEEDIをつくり、気象庁を持っているにもかかわらず、どこに放射性物質が飛んでくるか全くわからない状態で最初の被曝をしてしまったわけですね。
 私は、しようがないから、ブログを書くとき、これはもうブログを書いて付近にいる人を逃がさなきゃいけないと思ったものですから、そのときに私が参考にしたのはドイツ気象庁のデータだったんです。
 私はとても悲しい思いをしました。日本が科学技術立国でありながら、気象庁が、細かく花粉の状況とか火山の噴火の状況の予想図を出しているにもかかわらず、国民の命に極めて重要なことになると引いてしまったわけですね。原子力委員会のSPEEDIもそうです
 だから、まず第一に、私たち技術者は、原子力をやっている人たちは、国民の命を原子力から守るのが第一ですから、起こってしまった事故は仕方ないので、それに対して最大に損害を少なくする行為をすべきだった。そういう意味では、極めて大きな不作為による被曝を福島の人たちにさせてしまったという感じがいたします
 ところで、ふわっと飛んでいくわけですから、単なる粉なんですよね。放射性物質というのは単なる粉なんです。粉と言ってもいいし、ちりと言ってもいいし、ごみと言ってもいいし、何でもいいんですけれども、そういったものなんです。大きさは大体花粉みたいなもので、重さは黄砂ぐらいのものだ。
 そうすると、飛んでいきますから、三月はどうだったかというと、空間の線量が高いわけです。それで、福島原発から放射線が来たんじゃなくて、この部屋でも結構今ありますけれども、ここの部屋に福島原発から飛んできた放射性物質が何億とあるわけですね。そこのちっちゃいところから我々は弱い放射線の合計を受けて、それで現在ここは、自然放射線〇・〇二に対してその十倍であるとか、そういった量になっているわけですね。
 だから、三月の最初は空気が汚れているわけです。四月の初旬になりますと、私のブログの読者から寄せられるデータをずっと整理しますと、地面に落ちますから、地面が非常に高くなる。そのころ、私は、お子さんを外出させるときは手を引かないで、だっこしてくださいと言ったんですね。やはり下よりか上に行かなきゃいけません。
 四月の下旬から連休になりますとそれが流れまして、屋根に乗った放射性物質は、といに出てきます。それから、散ったものは吹きだまりに集まります。それから、現在は、側溝からさらに進んで升のところに移っています。
 この前、福島県に行って測定してきましたら、普通のところが〇・九マイクロシーベルト・一時間に対して、側溝の溝をはかりますと九マイクロシーベルトでした。九マイクロというと物すごく多くの被曝をしますから、絶対に子供を近づけちゃいけない。だから、僕はそこの人に、黄色い枠をしてくださいと言ったんですね、子供が近づかないように。
 このことは何を言っているかというと、放射線を防御しなきゃならない国としては、時々刻々、正しくやらなきゃいけない。ところが、自治体なんかで放射線の量をはかっているんですよ。それで、地上十五メートル、五階なんかではかっているところがあるんです。それに文句を言いますと、いや、機械が高いから、壊されるといけないから五階ではかっているんだというんですよ。五階なんかに人はいませんからね。赤ちゃんは特に危ないわけですけれども、〇・五メートルぐらいではかってくれなきゃいけない。だから、公表されるデータ自身がいいかげんなわけですね。これは命にかかわることだから、そんな機器の値段なんか言っていないで、やはりちゃんとしたデータを国民に提供するということが非常に重要だと思います。
 それから最後に、粉でありますから、除けるんですね。それで、校庭だったら校庭の表土を取る。チェルノブイリのデータを見ますと、はっきりはわかりませんが、二十年で二十センチ沈んでいますので、一年に一センチの割合。だけれども、日本は雨が降るので、もうちょっと進行するとします。ですから、梅雨の前に、福島県の汚染されたところをとにかくのけてほしいんですよ。これはぜひ先生方のお力で、のけてほしい。
 今は逆の方向に行っているんです。要するに、汚いものがもうそこにある。もしもお母さんが放射性物質が目で見えれば、絶対にふきます。ふいて取ろうと思います、だって、そこに毒があるわけですから。なぜそれをどけないのか。
 それをどける努力をせずに、基準を二十ミリに上げたり、放射性物質が入っている野菜が基準以下だから安全宣言なんかしたって、無駄なんですね。問題は被曝の量を減らすということですから、そのためには、現在立入禁止になっているような高いところは自衛隊なんかの協力も得てできるだけ早く除染しないと、もう一回風が吹きますと、道路に落ちている粉は、舞い上がってほかに行きます。ですから、早くとめなきゃいけない
 それから、もちろん福島市のある程度のところは汚れておりますから、これの表土を一番早いうちに取ればいいんですよ。この前福島に行ったら、残念ながら、もう稲を準備しちゃっているところがあるんです。土をまぜちゃったら下の方に行きますから、これはもう二十年ということになるわけですね。ですから、できるだけ早くやらなきゃならない。
 それから、小学校の土をひっくり返すというのがあるんですけれども、何をやっているのという感じですね。ひっくり返せば、低レベル廃棄物というか、そういう放射線を帯びたものが土の中に入ります。雨が降れば地下水に行きますね。セシウムは土とのなじみが深いからすぐには移動しないかもしれませんが、ずっと移動していくわけですね。地下水に移動したらとても厄介なことになるわけです。ですから、この際、非常に強い決意を持って福島のところを除く。
 これは私の論で、違った御意見もあると思いますが、科学技術は原発をつくる技術だけじゃないんです。原発の技術というのは、原発が壊れたときに、それを速やかに除染して、何でもなかったことのように生活できるようにするというのも技術なわけですね。これも原子力発電所をやる上においては極めて重要な技術なわけです。
 日本は科学技術立国でありますし、経済力も非常に強いのですから、世界に先駆けて、私は、原発が爆発したら多少困るけれども、きちっと住民を避難させて速やかにそこを除染したら、除染したらというのは放射性物質を除いたら、一年以内に必ずそこで普通に住めるようになる、そういう国であるということを示してもらいたい、それも実は原子力をやる上での技術の一つじゃないかというふうに思います。
 それからもう一つ、先ほど別の参考人から御説明がありましたように、一年一ミリシーベルトを上げると、日本はもう既に汚染された国なんですね。我々が自由に海外旅行に行き、海外のレストランで安心して食べ、海外から輸入される水を安心して飲むのは、世界じゅうがICRPの基準で一年一ミリだからなんです
 それを日本だけが一年二十ミリにしたら、日本の農産物ばかりでなく、すべての製品、テレビに至るまで輸入禁止がかけられても文句は言えないわけですね、赤ちゃんを抱いて日本に旅行に来たら二十倍の被曝をするということを国際的に宣言しているわけですから。もちろん、健康にも影響がありますし、日本に与える経済的な影響は極めて高いというふうに思います。
 私は技術者ですので、いろいろ政治的なことは別にいたしまして、ぜひ、できるだけ早く日本の技術力を動員して、まず第一に梅雨の前、第二には風が吹く台風の前に、すべて除いて、木なんかに、葉っぱなんかにはつきますから、適当に、夏ぐらいには雑草も葉っぱも全部切って、回収できるフィルターのついた焼却装置で焼却すれば、福島を一年以内に安全に住めるところに戻すということが極めて重要なことではないかというふうに思います。(拍手)

○川内委員長 武田参考人、ありがとうございました。
 以上で参考人の意見の開陳は終わりました。
    ―――――――――――――

○川内委員長 これより参考人に対する質疑に入ります。
 参考人に対する質疑は、理事会の協議に基づき、まず、各会派を代表する委員が順次質疑を行い、その後、各委員が自由に質疑を行うことといたします。
 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。空本誠喜君。

○空本委員 おはようございます。民主党の空本誠喜でございます。
 本日は、参考人の皆様におかれましては、本当にお忙しい中御出席いただきまして、ありがとうございます。
 貴重なお時間でございます。早速質問をさせていただきます。
 まず、福島県、そしてその近郊における汚染の問題についてお聞きしたいと思います。
 現在、かなりの地域、また私も、東北自動車道もしくは東北新幹線を、線量計を持って測定をしながら動いたことがございます。最近も、先週福島に行ってまいりました。その中で、やはりいろいろな地域で点在してホットスポットが今あるようでございます。そういった中で、これから、今福島県の方々が避難されておりますが、そういった方々がいつ戻れるのか、そういったことを考えていかなければならないかと思います。
 菅総理が五月四日、埼玉県で避難されている双葉町の町長さんの方に、年明けにはもう一度モニタリングを行って、それで結果を出して、帰れるかという判断をするというふうなことをおっしゃっておりますが、チェルノブイリのときに強制移住ということがございました。九一年に強制移住の正式な法律がウクライナとかでできたりしております。そのときには、年間五ミリシーベルトで強制移住という形をとっております
 また、八六年、チェルノブイリ事故があってすぐは、旧ソ連邦においては若干甘い数値がありまして、しかし、これは国際的な非難を相当浴びました。さらに、これが一因となってソ連邦の崩壊にもつながっていった、国の崩壊につながっていったということもございます。
 そういった中で、今、線量マップ、汚染マップと言われておりますけれども、かなりの地域で高濃度の汚染がされている。五ミリシーベルト・年間、こういったものではなく、その数十倍、数百倍でございます。そういった地域において、これから移住、もしくはリエントリー、もう一回戻れるか、そういったことをどういうふうに判断されるかお聞きしたいと思います。
 まず、久住先生から御意見をいただければと思います。

○久住参考人 お答え申し上げます。
 先生おっしゃるとおり、チェルノブイリにおきましては、事故の五年後に、五ミリシーベルトということで強制移住ということが法律上も決められたと承知しております。
 現在、福島県におきましては、関連の地域でそれより高い地域がございますが、先ほど来、別の参考人の方もおっしゃいましたけれども、非常に計画性を持ってうまくその汚染された地域を除染、改善措置をしていくということで、できるだけ広い地域に対して、住民の方々が帰れるような努力をするということがまず第一に必要ではないかと思います。
 では、その限度をどうするかということでございますけれども、私は先ほど、チェルノブイリの教訓も生かしてということで、その後国際的に議論された数字を示しましたが、私ども安全委員会といたしましては、国際的な基準に沿って、放射線の防護に対する助言を申し上げます。ただ、それをどのように判断され、総合的な判断が必要ということを先ほど申し上げましたけれども、どのように総合的に判断されていくかということは、議員の皆様初め行政の判断ではないかと思っております。

○空本委員 大変厳しい状況に今福島はございます。そういった中で、特に発電所近くの地域においては、除染をしても大変厳しい。ということならば、早い時期に、避難されている方々に対して正しい情報、そして、移住が必要ならば、そういった地域に移住していただくような対策を早期に提示すべきだと思うのですが、武田先生、そういった点で御意見をいただければありがたいのですが。

○武田参考人 日本の技術力、工業力、財力をもとにして、福島原発の近くも含めて一年一ミリシーベルトに下げて、数字をいじくるのではなくて、一年一ミリシーベルトに下げるということが不可能であるということは、私は全然そう思っていません。きちっと動員をして予算をかけてやれば、私は大地を取り戻すことができると思いますし、日本は国土が非常に大切ですから。
 今は、例えば年明けまでに帰れることを検討すると言っておられますけれども、何をして下げるのかということが全く示されておりません。これこそ、国が真っ先にやる。どうしても三ミリシーベルトぐらいまでしか下がらないというのであれば、その具体的な方法と時期を示して、そして説明をすべきだというふうに私は思います。

○空本委員 ありがとうございます。
 その中で、小学生の校庭の使用についての二十ミリシーベルトという値、先ほど申し上げましたが、チェルノブイリで強制移住が年間五ミリシーベルトです。これで二十、文部科学省の方は九・九九というような数字を出してきておりますけれども、大変厳しい状況にあることは間違いございません。そういった中で二十ミリシーベルトを与える。
 そして、そういった中でもう一点気になるのは、先ほど先生方からDNAに対する影響というのがございました。放射線を百ミリシーベルト以上与えると、顕著な、有意な、見えてきやすいと。本当は、レス百ミリシーベルトでも実際はその確率はありますということがございます。
 そのときに、一点お聞きしたいのは、年間百ミリ当たった場合と、例えば十年で百ミリ当たった場合、年間十ミリずつ当たった場合、そういったときの健康影響について、どのような影響があるか、どのような違いがあるか、崎山先生にお聞きしたいのですが。

○崎山参考人 それは線量率の問題で、例えば百ミリシーベルトを一遍に浴びる場合と一年かけて浴びる場合とは違う、そういう実験データはあります
 そのために、ICRPは、六十年近く追跡調査した広島、長崎のデータ、そのリスクに二分の一を掛けているんです。二分の一を掛けて、先ほどお示ししましたような結果が出ているわけです。
 二分の一を掛けることが妥当かどうかということには議論がありまして、例えばヨーロッパの放射線リスク委員会は、それは掛ける必要はない、二分の一は多過ぎる、一でいいと。それから、アメリカの科学委員会は一・五分の一でいいと。だから、ICRPは一番過小評価して二分の一にしているわけです。ですから、あのデータはもう既に、分割というか遷延照射を考慮に入れたリスクであるということなんです。

○空本委員 ありがとうございます。
 年間の線量と、そして逆に累積の線量の考え方。線量、浴びた全量と浴びている率、これの考え方がやはり私たちはなかなかわかりづらいと思うんです。そこをしっかり理解しながらといいながらも、人工的に浴びる放射線というのは、発がんのリスク、確率的な影響のリスクを必ず持っているということを考えるならば、校庭の年間二十ミリシーベルト適用というのは、子供たちにとって、また妊婦さん、胎児にとってやはり影響を及ぼす可能性があるというふうに考えてよろしいでしょうか。崎山先生。

○崎山参考人 もちろんそうなんですが、特に胎児とか小児は細胞分裂が盛んですから、放射線に対する感受性は大人よりもずっと高いわけです。
 研究者によっては、年齢にもよりますけれども、ゼロ歳から九歳までで被曝した場合と、四十歳で被曝した場合では、そのリスクが十倍ぐらい違うと。これは広島、長崎の傷害調査でもそういうふうに言われています。ですから、特に子供の場合は注意しなければいけないということです。

○空本委員 ありがとうございます。
 本当に、子供さん、また妊婦さん、胎児の問題というのは大変重要な問題でありまして、感受性が高いということは間違いございません。その中で、今、年間二十ミリシーベルトを基準にしながら学校の、暫定的、夏休みまでと言っておりますけれども、これはやはり危険であるということは間違いないと思います。
 そういった観点で、即刻、安全委員会の方、しっかりと文部科学省に意見をいただきたいので、最後、久住先生からお願いしたいんですが。

○久住参考人 ただいま先生言われましたとおり、文部科学省は夏休み明けまでということを言っておりますが、先ほど私が一から二十ミリのバンドで、現存被曝状況と放射線防護的に申しますけれども、考えたということを申し上げました。あの場合は、必ずしも二十にしなければいけないというものではもちろんないわけです、先生御存じのとおり。もちろん、一から十の間、ただ、十といったときは十から一を目指す、できるだけ努力をして目指すという精神が入っておりまして、たとえ二十にしても、二十からできるだけ早く一を目指すという精神は入ってございます
 私どもが文部科学省から事前に御相談を受けましたときには、いろいろ文部科学省のモニタリングデータ等を見せていただきますと、セシウムと沃素の割合が半々のところまで、フォールアウトが初めのときは、沃素が十でセシウムが一だったというように割合を記憶しておりますが、沃素の方は半減期が短いので、一対一まで減衰しておりました。その時点で一対一であるということは、沃素の影響というのは間もなく消えるであろう、計算上は一カ月では消えるであろうという計算をいたしました
 それから、室内と室外ではかってみますと、室内では校庭の十分の一の線量であるということを確認いたしました。ということで、私どもは、文部科学省は一から二十ということを言ってこられましたけれども、そのとき私どもは、多分、二分の一になり十分の一になるという見込みでもって、そのバンドで開始されることは支障はないのではないでしょうかという御返事を申し上げたという趣旨でございます。それも、一年間そのまま累積してしまうということではなくて、あくまで、夏休みの終わるまでにいろいろな手段をとってくださいよという精神を込めて申し上げたつもりでございます。

○空本委員 ありがとうございます。
 とにかく、安全委員会から強く言っていただかなければこれは動きませんので、お願いいたします。
 そして、最新のパブリケーション一一一、二〇〇九年版では、一から二十の低い方でとれというふうに勧告されております。それをとるべきでありまして、また、一から二十のバンドの上は、九〇年勧告においては二十は職業人です。全くもって理解の仕方が違っております。そういった意味でも、正しい助言そして指導をお願いいたします。
 ありがとうございました。

○川内委員長 次に、松野博一君。

○松野(博)委員 自由民主党の松野博一でございます。
 参考人の皆さん、よろしくお願いいたします。
 私たちが政治の場で判断、決断をしなければいけませんことは、放射線被曝がもたらす影響と生活や社会活動の制限のバランス、放射線防護の最適化という言葉もいただきました、まさにこの点でございます。
 生活や社会活動の価値に関しては、個々の議員が自分たちの価値観に応じて判断をするしかありません。また、放射線の被曝量に関しては、情報の開示が正確に迅速に行われているということを前提にすれば、客観的な数値であります。もちろん、今このことが問題があるというふうには認識をしておりますが、私たち素人が一番わからない問題というのは、放射線被曝量が与える具体的な健康被害というのがわからない。ですから、放射線防護の最適化に対する判断が混乱をしているということだと思います。
 そして、専門家の方々にさまざまな御意見をお伺いしても、専門家の中でもこのことに対する評価にかなりばらつきがあるように感じておりますので、この点を中心にお話をお伺いしたいというふうに思います。
 まず、久住参考人に質問をさせていただきます。
 学校の生徒の被曝量の話が続きました。一ミリシーベルトから二十ミリシーベルト以下に努めるという表現だと思いますが、これは学校生活での被曝量だというふうに思います。その生徒が例えば通学ですとか家庭生活で受ける被曝量を加えると、この数値を上回る可能性があるという認識でよろしいんでしょうか。

○久住参考人 その件に関しましては、先日文部科学省が、学校での影響は十数%、それ以外は自宅といいますか、学校以外であるという計算をされましたけれども、それはそのようであるかと思います。

○松野(博)委員 そうしますと、上限を超えてくる可能性もあるということだと思います。
 崎山参考人にお伺いをしたいと思うんです。
 先ほどの説明の中で、細胞一個のDNAの放射線による切断に関するお話をいただきました。上限が二十ミリシーベルトを超えてくる可能性があるということは、細胞一個に年間平均二十回放射線が通り、二十回切断が起こるというふうなことでよろしいんでしょうか

○崎山参考人 細胞一個に放射線が通っても、必ずしもDNAに傷がつくわけではないわけです、ほかを通るかもしれませんから。傷がついたとしても、重要な遺伝子が傷がつかなければそれでいいわけなんですね。
 ですから、そういうのは全部確率の問題で、公衆が、大人全部含めて、二十ミリシーベルトを浴びると一万人に二十人ががんになるということがICRPの勧告であるわけです。ですから、二十回通ったとしても、必ず二十個傷ができるということではない。一ミリシーベルト通った場合は、大体三十個の細胞に一つの割合で複雑な損傷が出る、そういうような実験結果はあります。

○松野(博)委員 もう一度、崎山参考人にお聞きをします。
 そうしますと、具体的な、将来の発がん性以外の面で、年間二十ミリシーベルトを超える被曝量を生徒が受けた場合にどのような健康被害が出るか、手短に教えていただければと思います。

○崎山参考人 一般に知られているのは発がんですね。広島、長崎の人は、発がん年齢になったときに、被爆していない人に比べて余計がんが出る。それが、計算だとICRPのあのグラフなわけです。
 そのほかに、広島、長崎の人の健康をずっと追跡調査していますと、虚血性心疾患とか脳梗塞とか消化器疾患、気管支疾患、そのようながん以外の非がん疾患というのも線量に比例してふえているということはわかっています。

○松野(博)委員 久住参考人にお伺いをします。
 今、崎山参考人がお話しをいただいた二十ミリシーベルトレベルの健康被害に関しては、久住参考人はどのように評価をされていますでしょうか。

○久住参考人 崎山参考人は、高線量被曝である原爆被爆者に対して、今回は低線量率の被曝でございますけれども、それが影響としては二分の一であるということで二分の一にしているというお話でございますが、私といたしましては、がんにつきましては、国際的に認識されておりますことは、百ミリシーベルト以下では明らかな影響は検出できないということでございます。
 ICRPは、御存じのとおり、千ミリシーベルト受けたときに五%がんになる、今、崎山参考人もおっしゃったとおりですけれども、五%がんになると言っておりますので、百ミリシーベルトでは〇・五%ということになります
 ただ、その〇・五%が、今、日本の半分ぐらいの方ががんになるという状況を考えますと、それを検出できるかというと、なかなかそこは検出が難しい。確かに、DNAが傷ついたり修復が難しかったりということは放射線の影響としてございますが、それが病気として出てくるまでにはかなりのステップが、これはほかの参考人もおっしゃいましたけれども、必要です。
 ですから、私どもは、本当に臨床的な影響として出てくるかということを考えますと、二十ミリでは影響は明らかなものは検出できないであろうと思っております。ただ、お子さんの場合は、とはいえども、これから長い人生があるわけですから、いろいろなことを考えなきゃいけませんので、できるだけ低い線量に保つ努力をするということは非常に重要であると考えております。

○松野(博)委員 それぞれに立派な見識をお持ちの参考人の方々からお聞きをしても、それぞれ、放射線の健康被害に関する認識は大分違いがあるんだろうというふうに思います。
 例示として、学校での被曝線量の制限を考えますと、一方の相対する生活や社会活動の面で考えられますことは、一つは、子供たちが教育を受ける権利、これから上がってくる個人の利益と子供たちに教育を受けさせるという社会的な利益があります。その利益と子供たちの受ける健康被害のバランスで判断をしていくということでありますが、これが全く危険であるという判断であれば、学校を休校するか、もしくは放射線の影響がない地域で学校を再開するしかありません。この判断を私たちはしなければいけないわけであります。
 参考人の皆さんに最後にお聞きしたいのは、これは政治家が判断をすることだという答えかもしれませんが、この一ミリから二十ミリシーベルトという制限の中で学校を続ける、授業を運営していくという判断に関して、久住参考人はお立場でなかなか発言が大変かと思いますので、他の三人の先生方にそれぞれ、個人的にはどう御判断をされるかについて御所見をお伺いしたいと思います。

○矢ヶ崎参考人 まず、報告しておかなければならないことは、福島市内の一つの小学校の原発事故の際の避難マニュアル、それを拝見させていただきましたけれども、これは全く、地震のときの避難様式とさして変わりないものでありました。ということは、放射性のほこりがどんどん舞ってくるのに、事故だといったときに子供たちにさせるマスクもない、ほこりが来るから帽子をかぶせてビニールかっぱでもやらなきゃいけない、そういう、実際に子供をプロテクトするという考え方が一切ないんですね。
 安全神話というのは、単なる原子炉のやり方ではなくて、人権に対する無視、これが決定的ではないかと判断いたしました。今、日本のような文化国家で、被曝している人たち一人一人に放射線のバッジも与えられない、そういう人権無視というような基本行政が現実にあったということで非常に愕然としております
 二十ミリの問題も、こういうきめ細かい住民、子供たちに対する視点があるならば、被曝を二十ミリまで上げて、それでたくさん被曝してもその場しのぎをしようというような考え方は絶対出てこないはずです。
 被曝ということに関しては、私はICRPの基準そのものに異議を唱えて、科学そのもの、人間の健康自体をきちっと第一に上げた基準ではない、原子力発電所を運営していくために、この程度までしないと運営できないから、みんなが得られる利益のために犠牲になっても我慢してくれ、そういう考え方で構成されています。要約の十四番目にそういうようなことが明記されておりますけれども、そういう考え方そのものをきちっと改めて、主権在民といいますけれども、それを基本に見直して、あらゆる手で今すぐ除染に当たる、そういうことを行政が踏まえて、全部国でやっていかなきゃいけない。
 それで、小学生のことなんですけれども、安全な場所で教育を受けさせるということを国家的な意味できちっとやるべきであると思います。今のように、二十ミリという数字遊びをして、それで、やるかやらないかだなんという時期ではない。即刻、安全なところで教育をする手だてをきちっと講じなきゃいけない。今そこに住んでいる人の健康を守るという、いろいろな具体的な手だてがあるわけなんですけれども、それを実施しながら、子供たちに対しても、例えばバスで通学できる範囲に安全なところが獲得できるならば、朝一時間目は犠牲にしてでもみんなで行って、夕方最後の時間を犠牲にしてでもみんなで帰ってくる、そういう安全なところで教育させる。高学年ならば、まとめて集団疎開みたいなこともする。本当に、住民主権のそういう施策をしないと、数字遊びをしている限り住民は救われないと思います。

○崎山参考人 チェルノブイリの事故があってから二十五年ですけれども、現在のチェルノブイリの状況というのが福島の二十年後だと考えていいと思うんですね。一番汚れているところは強制移住区域よりも汚れているところがあるわけですから、そこにずっといるということはほとんど考えられないぐらいだと思います。
 それで、原子力は危険だということをずっと反対してきた人は言っていて、危険であるということを安心、安全と言いくるめて原子力行政というのは進んできたわけです。それで、この事故が起こって、そのツケを次世代に回すという構図が今の二十ミリシーベルトを強制する構造だというふうに思っています。
 ですから、こういうことになった責任者は、もちろん政府も含めてですけれども、将来の世代の健康ということを一番考えてできる限りのことをやるべきだ、命が一番大切なんですから、何をおいても彼らを安全なところに移住させるなり、すべての努力をそのために尽くさせるべきだ、二十ミリシーベルトを押しつけるべきではないと私は思います。

○武田参考人 私は原子力に反対なわけでもないし、今まで私の研究もそうでありましたが、それはどこにその信念があるかといったら、一年一ミリシーベルトを守るというところにあります。
 先ほど陳述のときに申し上げましたように、技術というのは完全なものではありませんが、ある合意をなしてそれを実施するのが技術者としての責務でありますから、一ミリを二十ミリにするということを決めることはできません。なぜできないかというと、再三述べられているように、百ミリ以下は明確な学問的な結論が出ないわけであります。明確な学問的な結果が出ていないのに、二十ミリが安全であるということは科学者としては言えません。それは、二十ミリはわからないということしか言えません。
 それから、社会的な合意では一年一ミリですから、もちろんその範囲にとどめるべきである。しかし、この問題は、原子力発電所をつくったときに、それに対して被曝するときにどうするか、例えば水はちゃんと国家が用意するのか電力会社が用意するのか、子供たちが被曝したら疎開の小学校は用意しておくのかしておかないのかといった、原子力発電所を世の中に置くということに対して日本社会がどのような対応をするかということが、法律上も電力会社の倫理上も我々技術者の側もほとんど抜け落ちていたということなので、それにさらに輪をかけて、子供たちに二十ミリシーベルトというのが安全であると。これはいろいろな人が安全であるとは言っていないとか言っていますけれども、現場では父兄に対して、父兄が安全ですかと聞くことに対して安全ですと答えざるを得ないわけですね。だって、そこで児童を遊ばせるわけですから。
 ですから、そういうような小手先のことではなくて、もう少しがっちりとした、反省すべきところは反省して、今被曝している人たちをどうするかということを非常に早急に、もう二カ月もたちましたから、私は、決めて行動していかなければいけないと思います。

○松野(博)委員 ありがとうございました。

○川内委員長 次に、斉藤鉄夫君。

○斉藤(鉄)委員 公明党の斉藤鉄夫です。
 きょうは参考人の先生方、本当にありがとうございます。
 それでは、時間も十分と限られておりますので、四人の先生方に質問を最初にだっとさせていただいて、あとお一人ずつ答えていただければと思います。
 まず、久住原子力安全委員ですけれども、ちょっときょうの本題からそれますけれども、今ごろになってメルトダウン、かなり初期の段階から起こっていたということを我々知らされて、愕然としております。もしそうであれば、住民の安全を守るためのいろいろな措置等、別な手を打つべきだったのかもしれません。そういう中で、原子力安全委員会が、初期の段階で時々刻々と出てくるいろいろなデータを見て、メルトダウンという事象を想定しなかったのか、どのような議論があって、燃料の炉心溶融は起きていないというふうに判断されたのか、そのことをお聞きしたいと思います。
 それから、矢ヶ崎先生には、お話の中で、チェルノブイリの後の子供の甲状腺障害やがんのお話をしていただきました。そのときに先生が、いろいろな意見があって、大変情けないことにという言葉をおっしゃいました。どんな意見があって、何が情けないのか、そこをお話しいただきたいと思います。
 それから、崎山比早子先生には、大変勉強になりました。ありがとうございました。地球ができて四十五億年、生命が生まれて三十五億年と言われておりますけれども、その三十五億年の間、地球上、表面はある意味で放射線場だったと思うわけです。そういう中で、生命の進化に放射線がどのような影響を与えてきたのか、また放射線がどのように地球上で変化してきたのか。また、高等生物になってからの放射線影響というと、当然、初期のころの放射線影響とは違ってくるということも考えなくてはなりません。そういうことも、現在の科学の最先端の知見を教えていただければ、このように思います。
 それから、武田先生、私も技術者でございまして、そういう意味では、まさにじくじたる思いでございますけれども、これもきょうのテーマからちょっと外れるかもしれませんが、今回、総理が浜岡原子力発電所の停止を要請されました。このことについての先生の御見解。それから、日本の技術の粋を集めて除染をすべきだ、まさにそのとおりだと思います。ただ、想像しますに、大半を占める山岳地帯、山、それから野原、こういうところでの除染をどうするかというのが一番大変だと思うんですが、それについてのお考えがあれば教えていただければと思います。

○久住参考人 非常に難しい、私の専門外のところでございますが、メルトダウンに関する事実関係だけをお答えさせていただきます。
 私ども安全委員会は、保安院が東電に対する規制を行いますが、その保安院から、現状についてもどのようにそれを評価したかという報告を受けるという立場にございます。
 メルトダウンに関しましては、先般、保安院が今現状の炉心の状況という図を持ってまいりましたときに、私どもの安全委員長、班目委員長は、非常に不正確な図というような表現で保安院に対する強い意見を言われたと思います。
 私ども安全委員会では、いろいろな状況を判断いたしまして、委員会の中では、メルトダウンが起きているのではないかということは早い段階から想定しておりました。ただ、ではそれがどうやって確認できたのか、東電がどのように、あるいは保安院がどのようにそれを確認できるのかということは私どもはわかりませんので、今回のメルトダウンの報告というのは、実態が確認できた段階での報告と思っておりますが、想定はいたしておりましたというのが正直なところでございます。
 お答えになっておりますかどうか。失礼します。

○矢ヶ崎参考人 実は今、世界で、被曝をどういうふうに見るかという見方に、大きく分けて二つ存在してしまっております。一つはICRPで、率直に申し上げますと、これは、内部被曝を全く見ない尺度でいろいろ計算やその他見方をやっております。もう一つはヨーロッパ放射線リスク委員会、これは、内部被曝をきちっと科学的に見てどういう結果があるか、そういうことを見ている集団がございます。
 日本では、特に内部被曝を見ないということで、チェルノブイリの結果も原爆症認定集団訴訟などで示されましたけれども、被爆者の見方も随分違うものがあります。
 具体的には、私も著書に書きましたが、アメリカが原爆を投下したすぐ後、アメリカと日本の科学者を動員して内部被曝を隠すようにいたしました。これは目的からすると、核兵器を通常兵器と同じように見せて、放射線で長期的に人々に病害を与えるということはないという姿を描こうとしたわけです。
 具体的な手段は、非常に単純なんですけれども、枕崎台風という物すごく大きな台風で、広島なんかは床上一メートルの大洪水に見舞われた後で測定をやらせて、ほこりですから大部分洗われちゃったけれども、辛うじて土の中に残っているその量で、この量しか初めからなかった、そういう極めて複雑な計算をしていますけれども、そういう科学操作をいたしました
 この結果が、被爆者の認定基準、一九五七年に原爆医療法が定められましたけれども、このときに、直接被爆といって、核分裂が六百メートル上空で起こりますけれども、そのときに地上に放射線が降り注いでおりますが、爆心地から二キロメートルまではその影響がある。この二キロメートル以上遠いところの人は一切放射線は浴びていない、そういう基準で今の被爆者認定基準がつくられております
 これが実は住民の実態と全く離れているものですから、二〇〇三年から三百六人の原爆症認定集団訴訟というものが起こったわけです。そのときに、集団訴訟で訴えた人たちは、がんにかかっている、健康被害を受けている。それで、基本的には、二キロよりも遠い、原子雲、キノコ雲が広がった範囲に住んでいた人たちが中心ですけれども、原子雲があるということは、実は、放射線が雲のところにあるものだから、雲ができて雨が降る、そういうところで、非常に濃い放射能のほこりがまき散らされた領域なんですが、そこに住んでいる方が、自分の病気は放射線のせいだからということで訴訟を起こしたわけなんです。
 裁判所は、何が本質であったか、そういうことを一生懸命追求しました。十九回裁判がありましたが、すべて内部被曝を認めて原告勝訴ということにいたしました。これをきちっと集団として認知していないのが、日本の放射線化学の人たちでございます。
 チェルノブイリを見るときも、現実にはいろいろな疾病がたくさん出ている。ただ、患者さんあるいは亡くなった方の原因がまさにこのチェルノブイリの放射能でつくられた、そういう側面の追求ができないんですね。それだものですから、放射線が原因と考えることはできないということで、いろいろな疾病の患者さんがいるということは抜きにして、認められない、それがないんだ、そういう表現までしてしまっている状況でございます。
 ECRR、ヨーロッパ放射線リスク委員会が、一九四五年から八九年までの間に放射線で亡くなった世界の人の数が六千五百万人と推定しております。それに対して、ICRPの基準でいうと百十七万人しかありません。この差が内部被曝の、みんな世界じゅうでほこりを散らされたものがカウントされていない、そういう状況です
 さらに一言つけ加えますと、今、何ミリシーベルトというような数字というのはすべて外部被曝で、外から放射線が飛んでくる基準で語っておりますけれども、内部被曝は、体の中に入った物質の量で被害が決まってきます。例えば沃素131だったら、一千万分の一グラム体の中に入っただけで一シーベルトというような大きな被害が与えられる。このことに関してきちっと議論できている日本の科学の現状ではありません。

○崎山参考人 生物は発生のときからずっと放射線にさらされて生きている、だから放射線は危険じゃないというような教育がずっとやられてきました。文科省とか電力会社が子供たちに配付する教材には、ずっとそういうふうに書いてあります
 でも、生命が生まれたのは、宇宙線が全然届かない深海です。それで、だんだん進化していって浅い海に出てきた。それが浅くまで生きられるようになったのは、バンアレン帯というものができて地球に降り注ぐ宇宙線が少なくなった。だから、深海から上の方に出てきても生物は生きられたわけです。それで爆発的に生命がふえて、陸上に上がったのはなぜかというと、紫外線があって、紫外線がずっと強かったら生物は生きていられないわけです。オゾン層ができて紫外線が遮られたので生物は陸上に上がれた、そういう経緯があるわけです。
 ですから、逆に言ってみれば、生物というのは、そういう宇宙線とか紫外線とかが少なくなったところにずっとふえていった、そういうふうな見方もできるわけですね。
 そういう見方をしないで、生物は生まれたときからずっと放射線にさらされている、だから安全だというような教育、文科省や電力会社がやった教育というのは全く間違えているんだろうと。
 それで、放射線というのは、一ミリシーベルトが安全というわけではないわけです。安全量は存在しないというのが国際的な合意なんです。なぜ一ミリシーベルトとしたかというと、それは、それより低くしたらもう原子力産業は成り立たない、そういうことなんですね。
 それで、放射線作業者が五年間で百ミリシーベルト、一年間で五十ミリシーベルトというふうに決めているのも、放射線作業者が何も一般の人たちよりも放射線に感受性が低い、彼らにがんができにくいというわけではないわけです。そういうふうに設定しないと産業が成り立たない。
 だから、暫定基準とか規制値とかいうものは、生物学的とか学問的な基準で決めたのではなくて、社会的、経済的な理由からそういうものが設定された、そういうふうに認識した方がいいと思います。

○武田参考人 私は、現在、福島原発は壊れていますけれども、日本の原発の中で一番安全なのは福島原発だと思います、もう壊れていますから。
 一番危険なのは、私は「もんじゅ」だと思います。「もんじゅ」の危険性の第一は、「もんじゅ」の事故を隠しているということですね。そういう体制の中では巨大技術を安全に運行することはできません
 それから、二番目は浜岡原発で、これはとまりましたけれども、まだ二、三年は燃料がありますので、十分に気をつけなきゃならない。ただ、福島原発が津波でやられたから浜岡原発は防波堤をつくるなんというつまらない議論で浜岡原発が議論されている限りは、やはり技術的には危ないと思います。
 次に危ないのが日本のほかの原発で、原子炉を除いて、システムとして全体を考えれば、青森県の東通原発が震度四で全電源を失いましたけれども、それを見てわかりますように、国民の被曝という点で考えれば、震度三から五ぐらいで設計されているわけで、別に、福島原発が震度六で壊れたところで何も驚くことはないわけですね。
 今度、事故が起こって私が何を思ったかというと、福島原発は震度五ぐらいで壊れるようになっているわけですよ、原子炉だけは違うけれども、全部終わって見れば。そのことは何もショックではありませんでした、残念でしたけれども。問題なのは、次々と出てくるうそです。このぐらいうそが多くつかれるのであれば、日本は巨大技術をやる資格はないというふうに思いました
 それから、除染ですけれども、私もいろいろ計算をしまして、町の中はどういうふうになる、それから山野はどうだ、重機の入るところ、重機の入らないところをやりまして、福島原発の周りの五キロぐらいのところに全部汚染された土地を戻すと、やはり十五メートルぐらい上がっちゃうなという気がします。ただ、できないことではないし、状況を見ていますと、それを十分の一ぐらいにすれば、表土を一センチぐらい取れば、土を入れかえることなく、ことし実施してしまえば、一ミリシーベルトの枠の中に入る可能性がある、そういうふうに思っています。
 それから、特に葉っぱとか木々については、ちょっとこびりつく性質もあるので、夏ぐらいになって、土の上に載ったものがもう一回風で吹かれると葉っぱなんかにつきますので、適切な時期に雑草とか木の葉を全部切って、木自体は切る必要はありませんが、回収つきの焼却炉をつくって、そこでそれを順次燃やしてきれいにしていくということが必要かと思います。

○斉藤(鉄)委員 ありがとうございました。終わります。

○川内委員長 次に、吉井英勝君。

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
 きょうは、四人の参考人の皆さんに貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。
 私は、最初に、医学、物理学をやってこられたお三方に伺っておきたいと思うんですが、あらかじめいただいておりました資料の中で、久住参考人は、四月十日の臨時会議で、二十ミリシーベルトに急に上がるということを大変心配されるのではないかと思いますが、しかし、あくまで、一年間に百ミリシーベルトまでは、確定的影響という、被曝をしたときに短期間にあらわれる身体的影響も、長期的に起こってくる晩発的、確率的影響も起こらないということをはっきり御理解いただきたいというお話でありました。
 では、百ミリまで大丈夫というお話になりますと、その場合の考え方としては、閾値を幾らにとれば、そこから上は確定的にリスクが出てくるけれども、もちろん、そこまでは発がんのリスク等あるんだけれども、そっちは確率的リスク、要するに、確率的リスクと確定的リスクの両方のお考えということになってくるのかなというふうに思うわけです。
 その考え方について、先ほどDNAについてのお話のときに、閾値を考えないで確定的というお話もありましたので、久住参考人、矢ヶ崎参考人、崎山参考人から、この点についてのお考えをまずお聞かせいただきたいと思います。

○久住参考人 お答え申し上げます。
 確定的影響と申しますのは、放射線の被曝を受けたときに短期間にあらわれてくる影響でございまして、これは先ほど崎山参考人からも御説明がございましたように、百ミリ以下では、確定的、被曝直後あるいは二、三カ月の間にあらわれてくる影響はないという意味でも、私も同様な考えで申しました。
 それから、確率的影響というのは、次の世代ではなく、その後の長期的な被曝を受けた人の影響、主にがんの影響、悪性腫瘍の影響でございますけれども、それは先ほども申しましたけれども、今、ICRPあるいは国際的な理解では、千ミリシーベルト、一シーベルトで五%であるということですと、百ミリシーベルトというと〇・五%、千人に五人ということになります。
 現在、日本人ががんで亡くなるという割合が、先ほど半分ぐらいと申しましたけれども、軽く見積もりまして三〇%、四〇%といたしますと、千人のうち三百人か四百人ががんで亡くなるということになります。そのうちの五人を検出できるかということになりますと、私どもは、臨床的影響というのは疫学調査という手法でやっておりますので、その方法では検出ができない。
 放射線防護委員会、ICRP、あるいは今の国際防護基準が、ゼロから比例して線量がふえればふえるほど多くなるということを採用しておりますのは、あくまで百ミリシーベルトを、しっかりした閾値とは申しておりませんけれども、ここにはいろいろな科学的データがまだ不備なところもございますので、はっきりとそうは申しておりませんけれども、百ミリシーベルト以下では少なくとも明らかな影響は検出できないという認識のもとに、だけれども、放射線防護のためにはできるだけ安全サイドを考えましょうということで、閾値を設けないで、ゼロから比例的に増加するという考え方をとりましょうということで、ここは若干、全くの科学的なところと違う、放射線防護での世界という位置づけというように思っております。

○矢ヶ崎参考人 矢ヶ崎でございます。
 数字の問題に関しましては、私は基本的に、国民の被曝をどういうふうにとらえるか、この視点なしには数字を云々することは決してできない、そういう立場でございます。
 具体的には、たとえ二十ミリシーベルトというような値を出すにしても、政府がそのときに、住民の放射線被害をどうやって回避するか。マスクを与える、水を与える、帽子を与える、バッジを与える、そういうことを総力を挙げてやって、国民との合意で、ここの土地を守る人がどうしても離れがたいというような、そういうことに対してどういうふうに協議していくか。それは住民と政府の間のかかわりで協議でき得る事柄だと思いますけれども、今は逆の立場。
 原子力発電所がこういうふうに危機的な状況になったときに、住民はそのままにしておいて、被曝だけはたくさん、ここまでやっても法的には触れない、だから、二十ミリシーベルトまでいったって法的には面倒見ないし、東電に責任とれとも言わない。そういうことを国家で決めているというような、そういうまさに住民切り捨ての数字が進んでいる、ここのところに日本の政治の構造のおかしさがあるんじゃないかなと、一住民としては痛切に感じます。
 二十ミリシーベルトだなんということは、ヨーロッパ放射線リスク委員会などの人間の健康第一ということで考えるところでは、とんでもない数字になります
 日本の数字云々というのは、被爆者のことで申し上げましたけれども、実際は、二キロ以上で放射線をさんざん浴びている人たちもいっぱい病気にかかっているんですよ、がんでも亡くなっている。この人たちをゼロラインだということで、それよりもちょっとはみ出した人だけ被爆者と勘定して、それでいろいろな症状がないとかあるとか言っている、それが日本の状態です。
 ですから、数字云々という前に、住民に対する視点をどういうふうにするか、大事な日本の国民をどういうふうに守るか、この視点がない限り、絶対に私は何ミリシーベルトと数字が出ても納得するものではありません。

○崎山参考人 今、原子力安全委員の方からおっしゃられた、これはずっと前から東大の放射線科の准教授なんかもおっしゃっていたんですが、日本は、大体二人に一人はがんで死ぬ、それが〇・五%ふえるだけだ、そういう議論が医師から出されたということは非常に問題だと思うんですね。〇・五%死亡率が上がるということはすごいことですよ、もしほかのことでしたら。
 あと、被曝というのは一様になされているもので、例えば二人に一人はがんで死ぬというのは、日本は世界で一番長寿国です。がんというのは大体が老人の病気ですね。天寿を全うしていくということは、先ほどお見せしましたように、がんの多段階説ですから、いろいろな遺伝子の変化が積み重なってがんになる。そういう時間軸の上に立って、五〇%の人ががんで死ぬ。
 この場合、特に子供たちが二十ミリシーベルト浴びるということは、子供たちの将来、例えば、今六十歳の人が放射線を浴びて、二十年後、三十年後にがんになっても、その人の寿命かもしれない。でも、ゼロ歳から九歳とか、小学校、高校生ぐらいの人が二十ミリシーベルトを浴びて、だって、彼らの方が放射線の感受性が高いわけですから、老人よりも早くがんになるかもしれませんし、発がん率も高くなるかもしれない
 そういうことを一様に、なべて、〇・五%死亡率が上がるから大したことないというような議論は、もうほとんど論外だと私は思います。

○吉井委員 時間が参りましたので、武田参考人への質問は、後の自由質疑のときにまたお願いしたいと思います。
 どうもありがとうございました。

○川内委員長 次に、阿部知子君。

○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。
 本日の参考人のお話、本当に役立ちました。
 今回の福島の事故は、一九五三年以来のいわゆる原子力の平和利用ということが本当に可能なのかどうかという大きな問題を突きつけていると思います。もちろん、我が国は被爆国で、いわゆる核兵器等々の問題は廃絶を願うものですが、その一方で、平和利用ということは国民的合意も得てやってきたことだと思います。
 しかし、一たん事故が起きると、一番伝えなきゃいけない情報が避難している人にも伝わらないという状況。それから、未来が見通せない、子供たちはどうなるのかという不安に今国民が立たされていると思います。
 この委員会は、一つでも前向きに物事を提言しながらやっていこうという委員会だと理解しておりますので、その観点から、おのおの聞かせていただきます。
 まず、久住委員に関しては、私は、いわゆるSPEEDIがスピーディーに情報伝達されないために、当日あるいは翌日、逃げる方向が風下に向かってしまったり、非常に余分な被害をふやしたと思います。
 例えば、赤宇木というところの避難所に逃げられた方、これは浪江のちょっと先あたりだったと思いますが、ここは、簡単な数値でいうと、年間になると百ミリシーベルト以上のところに行ってしまうような、しかしそこが避難所になっておりました。これは本人にも伝えられない。そして、今もその方たちは、恐らく自分が受けたトータルの被害を把握できていないと思うんですね。
 早速にやっていただきたいのは、聞き取りと、健康手帳を今回避難している皆さんにぜひ持っていただきたい。県外避難の方もおられますので、あのときの私の歴史はどこにあったのかということをきちんと個人個人に持っていただくということが、今ぜひ安全委員会にやっていただきたいことです。
 一点目は、なぜ情報がスピーディーに伝わらなかったのか。そして、今後のことを考えると、個人管理の手帳ということを安全委員会から強く強く強く言っていただきたいが、いかがでしょうか。

○久住参考人 お答え申し上げます。
 先生がおっしゃいます情報を的確に早く伝えるということは、私どもも非常に重要であると認識しております。それが住民の方々を被曝から守るという意味で非常に重要なことかと思います。
 SPEEDIを使ってなぜスピーディーな情報を伝えなかったかということでございますが、まず、SPEEDIはもともと文部科学省が持っているものでございます。私どもは途中から、安全委員会どうぞお使いくださいということでお借りしているというのが現状でございます。
 それは、通常、事故、いろいろな場合を私ども防災訓練等でいたしますが、その場合には、発電所からの放出量がわかっておりまして、それに対して、では、風向き等々考えまして、どの方向へプルームといいますか放射線の多い空気が流れるかということをSPEEDIで予測いたしまして、そこのところを避難する等々いたしますが、今回は、まず発電所からの放出量がわからない、その状況で私どもは文部科学省からSPEEDIをお使いくださいと託されたわけですが、どういうふうに使うことができるだろうかということを考えまして、実は文部科学省の実行されますモニタリングを私どもが評価するということで、文部科学省からデータをいただくことになっております。
 私どもは、逆に、その文部科学省が実施されるモニタリングデータが、プルームというか放射線の量の多い空気、そこをうまくつかまえておれば、それを逆算することによってどのぐらい放出されたかがわかるのではないかということで、一生懸命そのあたりの測定をしてくださいということを文部科学省にお願いしまして、何点か確認できたところでSPEEDIの結果を公開させていただいたというのが現状でございます。
 おっしゃるとおり、早く風向きをということでございますが、ちょっと私どももそこは、初めの時期は、SPEEDIも含めて、持っていなかったというのが事実でございます。
 それから健康影響の問題でございますが、ここは非常に重要なことでございまして、今既に経産省の支援チーム等々でいろいろなことをされていると思いますが、これは私の個人的な意見かもしれませんけれども、各県あるいは各自治体は、疾病登録あるいはがん登録のようなものを持っておられます。既にそういうものがありますので、そういう既にあるものを強化して、住民の方々を網羅できるような形で、どういう影響が出たかというのをきっちりと押さえていくということが重要ではないかと思っております。

○阿部委員 私が申し上げた意味はちょっと違うんですね。
 これは矢ヶ崎さんと崎山さんに同時に伺います。
 実は、私は小児科の医者です。赤ちゃんが生まれたとき、お母さんたちに母子手帳を持っていただきます。その子がどこでどんなふうに暮らしたか、どんな疾病にかかったか、予防接種はどう受けたか、履歴、ヒストリーがわかります。私は東大におりましたので、よく福島からがんの患者さん、子供を診ておりました。
 これから先、もし私の前に患者さんとして来た子が、では、この子の履歴の中にはどんなことがあっただろうか、今のような方法ではたどることができません。一人一人が持つことが重要なのです。さっき、矢ヶ崎先生はフィルムバッジ、これも一人一人です。あと、線によって、アルファ、ベータ、ガンマが分析されます。そこまでいかないと、実は今の医学統計の中で、がんの確率が何%、何%といっているのは外から探っているようなもので、中、内実を見ていないと思います。
 今回、私は悲惨さはチェルノブイリを上回るくらいと思っています。だからこそ個人管理の手帳を持つべきだと思います。お二人に、同じ質問です。

○矢ヶ崎参考人 私も全く同じ意見を持っております。
 今、具体的には三日ほど前も郡山や丸森、福島に行ってまいりましたけれども、そのときに住民の皆さんから、自分の子供は日ごろぜんそくを持っているが、のどが非常に渇いて、からからのせきが出るようになった、甲状腺がはれるようになった、卵巣の右側がはれている、そういう訴えを聞きました。
 これが放射線とどういう因果関係があるかということはきちっと統計学的に見ないとわかりませんけれども、おっしゃるように、すべての住民に、福島だけでなくて、全国民的な規模できちっと健康管理手帳を記録してもらうということが大変重要です。これは、福島だけではなくて、比較的安全なところの人々と福島を比較することによって、放射線の害ということがきちっとあぶり出される、そういう統計を示し得るものになります。そういう意味で、ぜひこれは実現させていただきたいと思っております。

○崎山参考人 原発労働者が放射線管理手帳を持っているような感じだと思うんですが、そういう記録をつけておくことは重要ではあるわけですけれども、予防にはならないわけですね。がんになってしまったときに、もとをたどって放射線であるかもしれない可能性を証明するためには記録を残すということが大切だとは思いますけれども、まずやることは、そういうこと以前に、がんにならないように、皆さんが、特に国会議員の方が力を注いで、それにならないようにしていただきたいと思います。

○阿部委員 ちょうどよくつないでいただきました。
 では、予防のために何をするかということで、武田参考人にお尋ねいたします。
 私は全く同じ考えで、今、降り注いだ、土や木々やいろいろな、屋根の上にもある放射線をまず除染する、それなくして膨大な健康被害は防止できないと私は思います。そして、かなりの可能性でできると思います、一年かどうかは別として。
 残念ながら、ここで時間となりましたので、またぜひ、除染を早めるべきだ、強めるべきだ、全力を挙げるべきだということを随所で発信していただきたいと思います。
 終わらせていただきます。ありがとうございました。

○川内委員長 以上で各会派を代表する委員の質疑は終わりました。
 これより自由質疑を行いたいと思います。
 この際、委員各位に申し上げます。
 質疑のある委員は、挙手の上、委員長の許可を得て後、発言をしていただくようにお願いいたします。また、発言の際には、所属会派及び氏名を述べた上、お答えいただく参考人を御指名いただくようにお願いいたします。
 なお、理事会の協議によりまして、一回の発言時間は三分以内ということにさせていただきたいと存じます。委員各位の御協力をお願い申し上げます。
 それでは、質疑のある方は挙手をお願いいたします。

○馳委員 おはようございます。自由民主党の馳浩と申します。
 武田参考人には、先般、文部科学委員会でもお世話になりました。あのときちょっと話題になりましたね。プールは今後どうかということで、各市町村は、小中学校を抱えていて、迷っておりました。先生として、学校における今後のプールの使用について、見解をお願いします。
 もう一つ、実は大変な課題は、放射性廃棄物の処理の問題ですね。
 私は、これは二つの流れが必要かなと思うのは、一つには、環境省が所管をする法律に基づいて廃棄物の処理をしていくという流れと、当然、その前段階として、モニタリングと評価を適切に行う、評価の分野にはもちろん医療分野も入る、この流れで処理の方針をつくらなきゃいけないと思うんですね。
 これは久住さんと矢ヶ崎さんに聞いた方がいいのかなと思いますので、今後、膨大にあふれている、大気中、地表、水、海洋、原子力施設以外へ出てしまった放射性廃棄物の処理についてのガイドラインをどうすべきかということについての所見をお伺いしたいと思います。
 以上です。

○武田参考人 今回の事故が毎年続くわけじゃありませんので、多くの人にとっては一生に一度ぐらいの体験であると思いますから、被曝をする機会の起こるようなプールとかそういったものは別なものにかえるということを積極的にやるべきだと思います。
 それから、もちろん福島の除染を最優先にすべきだと思いますけれども、通学路なんかで非常に放射線の高いところと低いところがあります。したがって、できるだけ早く詳細に、どこがどのように汚れているかということを示すということが大切だと思います。
 これは、多くの福島以外のところでも、もちろん気流の関係とか雨の関係で非常に高いところと低いところがあります。それが非常に不完全な形で公開されている。そこら辺の人が行動をとることが難しい、こういう状態になっていますので、ぜひ全部を合わせて、除染の前でも、個人の被曝が減るような具体的な行動をとっていただければと思っています。

○久住参考人 先生御指摘のごとく、放射性廃棄物の問題は非常に深刻な問題だと思います。
 私はまず第一点、非常に重要なことは、どの程度の汚染をされているのか、それがどの程度の量があるのか、そこをしっかり見きわめること、そして、それが一般の方々が住んでいらっしゃるところの関係、人への影響はどのような状況が考えられるのか、まず、そういう実態をしっかり把握することが重要であろうかと思います。
 その次に、汚染の程度あるいは量によってそれぞれ対応を決めていくべきかと思いますが、これにつきましては、現在、保安院を中心にいろいろな実際の実態把握をされていますので、それを踏まえた上で、私どもも一緒に考えさせていただければというように思っております。

○矢ヶ崎参考人 まず、住民の生活の及ぶところから除染をするというのが大変大事ではないかと思っております。
 今、除染した土砂なんかをどういうふうに処理するかということで、政府は、そこにとどめておけ、そういうことをやっておりますけれども、とにかく生活の場面から汚染を取り除く、その処置をどういうふうに工夫するか。地下水の問題もいろいろあって複雑ですけれども、とにかく住民の生活第一、ここのところを徹底して、ある程度犠牲にしなきゃいけないもの、これは当然出てくるわけです。これだけの汚染が地球上に振りまかれている。処理して少なくするわけにはいきませんので、そういう観点で迅速に処理をしてもらわなければいけないということ。
 もう一つは、やはり東電で、こういう国策民営といいますけれども、振りまいたんだから、全部処理してもらうという視点、それは、一つの持っていき方として踏まえて、それを行政などがどういうふうに処理していくかというそこのところの問題は、とにかく、今申し上げましたように、住民の生活場所を第一優先してやっていただく、これがとても大事じゃないかと思っています。海が犠牲になりますけれども、全世界的にもう申しわけないことをしております。でも、住民の生活現場第一ということで、よろしく対処していただけたらありがたいと思います。

○小川委員 民主党の小川淳也と申します。
 参考人の先生方、きょうはありがとうございます。
 まず、久住先生にお尋ねいたします。
 いただいた資料の十一ページで、今後の適切な防護の担保について、「環境、健康、社会、経済、政治、倫理等に配慮した判断を行う」という記述がございますが、なぜこれは環境、健康への配慮を第一にというふうにならなかったのか、政治に配慮するとはどういうことなのか
 そして、精神的な意味で二十ミリシーベルトをよしとしていない、精神は込めていますというお話をきょういただきました。本来御議論をいただきたいのは精神論ではなく政策論でありまして、二十ミリシーベルトをよしとしていないのであれば、いつまでにどの程度に下げるべきだというのがまさに具体の政策論であります。この点についての御見解を具体的にお聞かせいただきたい
 そして、武田先生、工学博士ですのでちょっと具体的にお聞きしたいんですが、今なお水路をもって冷却に努めようとしているこの方針は、冷やす、とめる、閉じ込めるですか、有効なのか、それとも別に方法があるのか、あり得るのか、この点の御見識をお聞きしたいと思います。

○久住参考人 御説明いたしました十一枚目のスライドでございますけれども、恐れ入りますが、その前の十枚目のスライドに、七行目ぐらいに書いておりますが、原子力安全委員会は、今後とも必要に応じ、政府の原子力対策本部等々による総合的な判断に資するためと書いてございまして、私どもは、放射線防護の立場で助言をさせていただきますということをまず申し上げております。
 それで、環境、健康、社会、経済云々のどれが優先してということではございませんで、並べる順番が適切であるかどうかというのは議論がございますけれども、これは順番がどうこうということではございませんで、総合的に放射線防護の立場では助言をさせていただきますが、実態は、例えば先ほど来お話がございます学校の状況につきましても、私どもは、福島県のどの地域にどのぐらいの学校があって、お子さんがどれぐらいいらっしゃるというような実態を承知しているわけではございません。それは所掌される省庁が把握されていらっしゃるわけですから、放射線防護からはこのように考えますが、環境の問題、健康の問題等々、いろいろな問題に配慮して総合的な判断をお願いしたいということを申し上げているところでございます。
 それからもう一点、二十ミリを精神的によしとしたということでございましたが、今、非常に残念ながら、日本の、特に福島県においては、年間一ミリシーベルト以下で維持できるところが非常に少なくなっているというのが実態かと思います。
 そのような中で、では、子供たちを学校へ、学校を閉鎖して教育をしないのか、あるいは疎開をさせるのか云々かんぬん、いろいろな取捨選択があろうかと思いますが、二十ミリをよしとしたということではなくて、一から二十ミリの参考レベルで学校を開きたいという文部科学省の御意見でございましたので、先ほど来申しましたように、実態上二十ミリといえども、現状のモニタリングデータを見ますと、セシウムと沃素のバランスあるいは校内と校外の状況を考えますと、二分の一なり十分の一なりに下げることができるということであれば、短期間に限って、一から二十というバンドの参考レベルの中で学校を開かれることは差し支えないと思います
 ただ、その参考レベルのバンドの意味は、先ほど申しましたように、必ず最大の努力をして年間一ミリシーベルトに近づけるということが原則でございます。これはALARAの精神というか原則でございますので、それを含んだものです。それをもって配慮していただきたい、総合的に判断していただきたいということでございます。

○武田参考人 ああいう巨大な原子力発電所は巨大戦艦みたいなもので、いろいろな小さなアイデアがあっても、沈没していくときはもう仕方がないんですね。ですから、その意味で、水をかけていくのが最適であるかどうかということはいろいろ細かい異論はあるんですね。水は入れない方が、中性子を吸収しないから、再臨界が起こらないからいいとか、液体窒素を使った方がさらにいいんじゃないかと。私は、しかし、総合的に考えて、このまま少しずつおさめていくというのが最善ではないかと思います。
 それよりか、今一番問題なのは、もう福島原発は別にどうということはないので、福島原発がおさまるまでほかの作業は進めない、まず原発がおさまるのを待とうというような見解がありますが、工学的に言って、原発が最終的におさまるのは約十五年かかりますから、したがって、原発とはもう切り離して福島のために次の活動をしなければいけない、そこが非常に重要ではないかというふうに思います。

○吉野委員 自由民主党の吉野正芳と申します。
 私のところです。福島県です。私の選挙区が第一原発のところです
 それで、内部被曝と外部被曝なんです。私は、内部被曝の方が大変だと思っています。でも、今、世の中で出ているのは、二十ミリシーベルトがいいか、一ミリがいいか。外部被曝をきょうも議論されています。SPEEDI、三月十一日、事故の起こった十八時から一時間ごとに発表しています、予測図。どういう形で汚染されているか。三月二十三日に初めてプレス発表されました。内部被曝から発表されたんです。一番外側、汚染されていない、百ミリシーベルトです。これは、三月十二日から二十三日までの約十日間の累積で、一番外側が百ミリです。一番濃いところ、一万ミリシーベルトです。次に発表されたのが四月の十一日です。二回目です。これは何と外部被曝で発表しているんです。ここにごまかしがないかどうかなんです。
 そして、私は一番心配なのは、なぜきちんと内部被曝でやらないのか。今、外部被曝、外部被曝。この辺をちょっと先生方にお聞きしたいんですけれども、外部被曝もこれは大きな基準となろうかと思いますけれども、一番もっと大事な、そして長期に、もう体の中にあるわけですから、セシウム、三十年間も。これが常に三十年間出ているわけなので、内部被曝の線量がどう健康に悪影響を及ぼすのか、この辺のところをお聞きしたいと思います。
 そして、武田先生。私のところ、土壌汚染、本当に一センチ取ればいいんです。なぜ今取らないのかなんです。そして、それをどこに置くのか。津波被害、地震被害で瓦れき、私のところは仮置き場で一時ストップです。これをどこに持っていけばいいのか、この辺のところ。先ほど、燃えるものは焼却する。煙で放射性物質は取れると思います。焼却灰に濃縮されると思うんです。この濃縮された焼却灰の放射性物質をどうして取るのか、この点をお伺いしたいと思います。
 質問は、久住先生……

○川内委員長 内部被曝についてはどの先生にお聞きしますか。

○吉野委員 最後は久住先生で、あと矢ヶ崎先生と崎山先生、医学的な問題ですからお聞きしたいと思います。

○久住参考人 先生御指摘のあった内部被曝は非常に重要かと思います。ただ、いろいろなケースケースによって、内部被曝が非常に有意に考えられるときとそうでないときとございます。例えば学校の場合は、文部科学省の概算では、内部被曝の影響は外部被曝の二、三%であるというような、子供の普通の状況での計算をされております。私どもももちろん、それに対しまして、内部被曝も重要であるということを申し上げております。
 それは一つには、例えば東電で女性の従業員の方が随分内部被曝で線量を受けられていますが、これは、大勢の人がある一定の建物の中に出たり入ったり、洋服とか靴とかいろいろなところに放射線をつけて張りつく。それが空中を舞って、それを吸入することによってかなり線量が上がってしまうというようなことがございますので、例えば学校についても、子供たちがそういう状況になる可能性というのは体育館ではないか。体育館で子供たちがいろいろ運動するときに、そういう内部被曝の問題を最大限に考えておかないといけないのではないのでしょうかというようなことは、文部科学省に対して助言で申し上げております。
 ただ、実態的には、そのようなケースによって内部被曝がかなり重要な線量になることがございますけれども、今考えております中では、矢ヶ崎先生は大分強く、非常に重要であるとおっしゃっておりますけれども、現在の生活の中では、内部被曝の線量というのは比較的低く保てるのではないかなと思っております。
 ただ、内部被曝、外部被曝の問題は、一つには、まず外部被曝というのは、どのぐらいの線量かというのを知ることが非常にたやすいといいますか割にわかりやすい。内部被曝は、どの程度かというのを知るのに、いろいろ計算等々ございますので、若干時間、日にちがかかります。
 それで、とにかく緊急時に判断するときには、まず外部被曝で判断して、その後、内部被曝の状況が非常に大きくきいてくるということであれば内部被曝で再検討しましょうというような考えに国際的にはなっているかと思いますので、私どももそれに従って助言をさせていただいているということでございます。

○川内委員長 続いて、矢ヶ崎先生。
 たくさん質問をしたい先生方がいらっしゃいますので、参考人の先生方も簡潔、端的にお願いします。

○矢ヶ崎参考人 簡潔にしたいと願っておりますが、済みません。
 先ほどグラフでお見せしましたチェルノブイリ周辺の子供の甲状腺の疾患など、これは完璧に内部被曝によります。外部被曝に比べて、内部被曝は二、三%しかない、そういうことを言われていますが、実態は研究されていない。これがそういう言葉になってしまっているというところが実態だと思います。
 例えば、沃素が、外部被曝としてカウントされるときには、ちょっとエネルギーの単位が入りますが、ガンマ線〇・三六一メガエレクトロンボルト、これが内部被曝で、沃素が体の中に入ったときに、沃素がベータ線を出して、同時にガンマ線を出して、キセノンに変わる。キセノンというのが安定化するためにガンマ線を出すという、この三つが内部被曝では完璧にかぶさってきます。沃素一本の、一個の被曝にしても、外部被曝の四・五倍、エネルギーがここに費やされてしまうんです。
 ホール・ボディー・カウンターだなんということで、内部被曝がわかるというふうに言っておりますが、これもガンマ線だけで測定しているということで、内部でベータ線が出てアルファ線が出る、一切カウントできません。そういう意味で、ホール・ボディー・カウンターは、測定上、それがひどい値があっても、実態の数十分の一しか見ていない実態があります

○崎山参考人 内部被曝の場合の問題は食物とか飲料水だと思うんですが、食べている、口にするものがすべて、線量というか放射能の量がわかっているわけではないということですね。知らないで食べてしまうということが一番問題で、外部被曝の場合は線量計で線量がわかりますね。そういう意味で、内部被曝というのは、かなり、農産物とか畜産物、それから魚、水産物の汚染問題と絡んできて、そういう産業とも絡んでくるので、ちゃんとした、線量をはかるというシステムをきちっとしていないとわからないということがあると思うんです。
 汚染地区で、自家製につくったものを食べているという場合ですと、外部被曝よりも内部被曝の方が多くなる可能性はあるわけです。ただ、その線量というのがわからないというのが一番問題で、ホール・ボディー・カウンターでやっても、今おっしゃったように、なかなかベータ線なんかははかれませんので、そういう意味では非常に問題であると思います。問題であるというのは、線量がわからないということもあると思います。

○武田参考人 私が決断をできて、装置をつくれる立場にあれば、事故直後は別にして、四月の上旬には、まず第一に放射線で汚れたものを蒸留する蒸留装置を発注します。濃縮されたものが減容されましてドラム缶に詰まりますから、それをとりあえずしまっておく仮の貯蔵所をつくります。さらに、各所から集まってくる土壌を洗浄する装置をつくります。洗浄した汚水がありますから、その汚水を蒸留して除くことができますから、その装置をつくります。
 それからさらに、樹木もしくは野菜ですね。大変に悲しいことを言わなきゃいけませんが、福島でとれる野菜は汚染されたものが出てくるわけであります。福島の現在の汚染された地域でとれる野菜とか農作物で汚染されていないものをとるということは不可能でありますので、それを認めて、買い上げて、焼却をして、そこからの放射性物質を回収する。とりあえず、洗浄装置、蒸留装置、焼却装置、それに回収装置をつけたものを、直ちに私だったらつくります。
 それは、放射線がこれだけ大量に何京ベクレル出たということは、同時に、それを除去することを実施しなければ、全く手も足も出ないわけであります。
 それから、これを言いますと政治的には問題だろうと思いますが、私は政治家でないので十分に言わせていただきますと、既に青森には放射性物質を処理する大きな装置があります。それを折衝して、同じく原子力発電所から出てくる廃棄物も、それから不幸にして今度漏れた廃棄物も科学的には同じものでありますから、それを日本全体としてどのように処理するかということを決めなければいけないと思います。また、青森県の鰺ケ沢町のように、みずから放射性廃棄物を引き取るというふうに手を挙げているところもあるわけですから、これは震災前でありますが、したがって、そういうところとの折衝も開始して、福島県を汚したものをできるだけ早く影響のないところに格納していくということをとにかく早くやっていく。工学的にも技術的にも必ずできるものでありますので、実施すべきだと思います。

○太田委員 参考人の皆さん、きょうは本当にありがとうございます。
 福島県から選出されております民主党衆議院議員太田和美と申します
 私の選挙区は、原子力発電所から五十キロ、そして七十キロの圏内のところにありますが、特に、私の事務所の前は問題になりました薫小学校ということで、二十ミリシーベルトを超えた学校が事務所の前にございます。
 今、参考人の皆さんにちょっとお尋ねをしたいのが、いろいろな形で皆さんが学説をお話しされる中で、低放射線量は体にいいということをしきりに言う方たちが最近ふえてまいりました。おかげで、国の姿勢、県の姿勢もこの低放射線量について危機意識が余りにも低いのではないかというふうに私は率直に感じておりまして、今、郡山で歩いておりますと、マスクをする方たちがもうほとんどおられないような状況になっております。このホルミシス効果についてどういうふうに皆さんがお考えになられているのかということを、まず一点、お尋ねさせていただきたいと思います。
 そして、原子力安全委員会の久住さんの方にお尋ねをしたいんですけれども、参考レベルのバンドについて、例えば二十から百までは、緊急時被曝状況について、常に対策を必要とするということがここに特徴として書かれています。そして、一より大きく二十までというのは、線量低減を目指すいうことで、これは、つまり、ALARAの考えによって一ミリにしていかなければいけないということは、安全委員会も最近声を大にして言っていただいていると思いますけれども、そのことについて、文科省やそれぞれの各省庁に対して本当にどのような働きかけをしているのか、具体的にその対策を教えていただきたいんです。
 例えば、この間、議事録を読んでおりましたら、文部科学委員会で高木大臣が、郡山は率先して土を移動いたしました、その土のことについて国としてどういうふうに対策をしているのかと言ったら、これは市が独自で単独でやったことなので的確なアドバイスをしたいと思います。アドバイスじゃなくて、国の責任で対応していかなければならないというふうに私は感じております。そのところを安全委員会としてどう思われているのか。よろしくお願いいたします。

○川内委員長 それでは、まず、四人の参考人の先生方への御質問から答えていただきます。久住先生は、二つありますから、最後に答えてください。
 では、武田先生からまずお願いします。低線量について、余りにも危機意識がなくなってきているのではないかと。

○武田参考人 もちろんそれは、文部科学省が二十ミリまで安全だと言ったものですから、福島県に、私も薫小学校にも参りましたが、何しろ、周りはみんな、安全だ、安全だ、あなたは変人じゃないか、放射線が怖いというのは変人じゃないか、こういうふうに言われる人が多いわけですね。それから、例えば土をのけて子供に対する被曝量を減らそうと思うと、文部科学省が決めた三・八よりか低いのに何で減らすんだと
 こういうふうに、原子力安全委員会が言っておられることと全く違うことが現地では言われているということが極めて大事なことだと思います。
 それから、時間もないので簡単に付言しますと、現在、既に子供たちが被曝している最中に、一ミリがいいとか百ミリがいいとか、何とか効果があるなんということは、私は発言すべき時期ではないと思うんです。それは、事柄が終わって、できるだけ子供たちの被曝を抑えて、大地を取り返した後、学者の先生方がもう一回ゆっくり議論して、一年百ミリだろうが千ミリだろうが決めていただければいいことであって、今までずっと、一番最初、冒頭に述べましたように、億ベクレルでも危ないと言っていた、今の一億分の一でも危ないと言っていた国が今急にそんなことを言うのは非常に不見識であるというふうに思います。
 また、文部科学省は神様ではないので、二十ミリが安全だとか、そういうことを決めることすらできないというふうに私は思っています。

○崎山参考人 低線量が体にいいというあれは、ホルミシスという考え方で、一時、十五、六年前、盛んに言われたんですね。でも、そのホルミシスをサポートする科学的なデータはありません
 それで、先ほど御紹介しました、アメリカの科学アカデミーから出ている低線量電離放射線の生物影響という報告書があるんですけれども、それにも、ホルミシスをサポートするようなデータはない、そういうふうに書いてあります
 ホルミシスは、東大のお医者さんがそういうことをネットで言っていらっしゃるんですけれども、それはまるきり科学的な根拠はないということです

○矢ヶ崎参考人 低線量という概念そのものは、外部被曝だけを考えて言っていることでございまして、実は、先ほどからほかの委員からも、(資料を示す)先生方は見えませんね。こちらに線量を書いて、こちらに死亡率などを書いておりますが、ずっと直線的に低くても確率があるという話がありました。
 ところが、内部被曝を考えると、内部被曝というのは、非常に微量な放射性元素を体に取り入れるだけで十分大きな被曝がありまして、それをいろいろ、ミルクの中の放射性物質の量などで系統的にとってみると、こんな直線的に減少するのじゃなくて、ぐうっと同じように高い発症率が続いてすっと小さくなる、低線量まで十分大きな効果がある、これが今いろいろ各地で世界的に出されている現状でございます。
 ホルミシス効果というのは、先ほど、DNA、二重鎖が両方ちょん切られる、こういったようなところにはまるっきり意味のない現象なんですが、細胞のほかの活性酸素、水なんかに当たって活性酸素がたくさんつくられるところで、それについての効果が云々だなんというところでの議論がされたことがありますけれども、これが健康に対する主流では決してありません

○久住参考人 ホルミシス効果につきましては、先生方が既に言われましたように、科学的には根拠がないというのが現在の考え方かと思います。
 確かに、いろいろな実験をしてまいりますときに、生体防御反応というのがございますので、いろいろな外からの要因につきまして体はいろいろな反応をいたしますから、あたかもそれがいい方向へ働くものがふえたときには、よかったというような評価になるのかと思いますが、実態としては、今、科学的には余り証明されていなく、世界的には根拠がないというふうに認識されていると思います。
 それからあと、ALARAの精神をどのように文科省に伝えたのかとか、改善措置に生かしてはどうだという御意見がございましたけれども、私ども安全委員会は、週に二回、安全委員会を公開で開いております。そこへ各関係省庁からいろいろな状況の御報告をいただきます。それに対しまして私どもはしっかり意見を申し上げているという形で御意見を伝えるというのが、一番正式な伝え方かと思います。
 ただ、それだけではなく、実態的には、いろいろな形で情報を交換し、あるいは考え方を述べさせていただき、お互いに議論しておりますので、その場ではしっかり申し上げているというのが現状でございます。

○遠藤(乙)委員 公明党の遠藤乙彦でございます。
 大変貴重な御意見、ありがとうございました。
 私は、モニタリングのあり方はどうあるべきかということ、それと食物連鎖ということで、二点お聞きしたいと思います。
 モニタリングについて、今国民が一番関心があるのは放射線の影響でありますので、まず、モニタリングをきっちりして情報を提供することが非常に大事だと思います。
 具体的ケースで申し上げますと、実は私、地元は栃木県でございまして、きのうも、お茶の葉っぱから規制値を超えるものが出たということで出荷停止になっている地域があります。あと、牧草についても、国の主導で県の農政部が県全体を五つの地域に分けて、それぞれ一カ所ずつモニタリングをして、マルかバツか決めているんですね。
 実は、県の西部、広い地域ですが、そこは牧草がバツになった、県の東部は、隣接しているわけなんですけれども、そこはマルになったということなんですけれども、実際に畜産業者から、そんないいかげんな、こんな漠たるモニタリングじゃ納得できないということで意見が出ております
 学問的に見て、どれぐらいの範囲、メッシュでやれば意味のあるモニタリングになるのかということが一つ。これについて、御意見を伺いたいと思います。
 もう一つ、食物連鎖で、暫定基準値が出ておりますけれども、やはり食物連鎖ということから考えると、今の暫定基準値というものはどう考えたらいいのか。
 この二点につきまして、どなたでも結構ですので、御意見を賜れればと思います。

○川内委員長 モニタリングについて御専門はいらっしゃいますか。武田先生、コメントがあれば。

○武田参考人 まず、チェルノブイリの甲状腺がんの発生は、主に、放射線で汚れた草を食べた牛によって、牛乳によってなされました。したがって、牛乳は極めて危ないわけであります。
 今先生がおっしゃったように、栃木県であれ何であれ、現在は福島原発の近くの草はすべて汚れているわけでありますので、牧草を食べさせることは、現実的に、やってはいけないことだと思います。それをしますと、今度は牛乳を買う方のお母さんの立場になれば、全く牛乳が買えなくなる、日本国内の牛乳が買えなくなる、そういう事態になりますので、これはもうチェルノブイリのときの経験がありますから、それをしっかりと守るということが重要だと思います。
 それから、モニタリングは、空間線量にしても空中にしても、まずデータがきちっと整理されたものがないということで、ほとんど判断ができない状態に現在ありますので、これをできるだけ早く、今は恐らく、空間の線量もしくは各所の土壌、それから土、草、ここら辺で最も信頼のできるデータは、個人がはかったものを集積して計算するというのが最も便利な状態にあります。空間的には、高さによってもすごく、十倍ぐらい違いますから、そこのところは非常に急いで出していかなければいけないと思います。

○矢ヶ崎参考人 お答えそのものではないんですけれども、今、野菜などのモニタリングを厚労省が各県でさせております。ここで大きな問題は、よく水洗いして、蒸留水で洗ってから検査にかけなさい、そういうことがされております。ところが、野菜が流通する、家庭に届くルートにかかってくる野菜は、水洗いできておりません。そういう意味で、食の安全を守るべき国の政策が、洗った後を国民に知らせているデータとしている、ここら辺は大きな現実とのギャップがあります。モニタリングの、食の安全の責任をとっていないんですね。そこのところが一つ大きな、既にやられていることで問題になると思います。
 もう一つは、民間の人にも各自治体にも測定の仕方を統一していっぱいデータを出してもらうということが、きめ細かいデータがきちっとした実態をあらわすデータに結びつくものですから、モニタリングはたくさんやった方がいい。特に、海のものに対しては物すごく重視すべきであると思います。

○豊田委員 民主党の豊田潤多郎でございます。
 武田参考人に二点、お伺いといいますかお聞きしたいと思うんです。
 実は私、今回の原発の、どうしてこういう事故になったか、また、その事故がどうしてこんなに拡大し収束しないのかということの基本的な部分は天災かもしれませんが、かなり人災の要素が大きくなってきているのではないかと思っています。
 その点で二つお聞きしたいんですけれども、第一に、初動の対応というのが大変ミスがあったのではないか。私は、ずばり、アメリカの言うこと、アメリカの意見や助言というものを素直に早く取り入れて対応していれば、かなり事態は収束に向かっていたのではないかという気がしています。
 実は、私は、スリーマイルの問題が起きたときに、役所に入って若かったんですが、ニューヨークの勤務でちょうどアメリカに行っておりまして、そのときにスリーマイルの問題が起きました。連日連夜、今の日本と同じような形で報道がなされていて、あれは最後はメルトダウンで、幸運にもおさまったということですけれども、しかも一基だけだったんですが、今回は四基が一度に起きているという大変悲惨な状況です。
 そのスリーマイルの経験と、かつ、核戦争に備えて放射能というものに対する大変な装備のあるアメリカの意見というのをどうして素直に政府が聞かなかったのか、そういう意味で人災ではないかというのが私の思いなんですが、先生の御意見というか感想があれば、お聞かせ願いたい。
 それから二番目は、三号機の問題なんです。いわゆるMOX燃料なんですが、これは先生が、一番怖いのは福島じゃなくて「もんじゅ」だと言われている。まさに、「もんじゅ」はプルサーマルのメッカみたいなものなんですけれども、私が聞きました情報によりますと、アメリカといえども、プルサーマル、いわゆるMOX燃料の扱いは余りノウハウがない。基本的に、これは全部フランスが一手販売でやっているということです。
 地震が起きて原発の事故が起きたときに、三号機の関係、プルサーマルの関係でフランスの技術者がちゃんと配備されていたんですけれども、事故直後にフランスが帰れということを言ってその技術者を引き揚げさせた。東電も政府も、MOX燃料が問題になったときの対応のノウハウ、マニュアルすらない。その中でこういう問題が起きてしまって、いわゆるブラックボックスになっているという状況なんですね。
 一番怖いのは、いろいろ硼素だとかセシウムがありますけれども、プルトニウムというのは最悪の放射性物質と言われているわけでして、これから三号機が恐らく、一号機は安定しているとかなんとか言っていますけれども、恐らく三号機はかなり悲惨なことにまたなるのではないかと……

○川内委員長 先生、質問をまとめてもらえますか、もう時間がないので。

○豊田委員 済みません。わかりました。
 ということで、二番目の問題は、プルトニウムの関係で三号機の対応、これについて先生はどういうふうな見解を持っておられるか。この二点です。

○武田参考人 今回は全く、初動は、国というのがないんじゃないかと思うような状態でしたね。
 御存じのとおり、原子力発電所の事故というのは、最初の一撃でほとんど九〇%の被曝が決まってしまう。きょう随分議論されていますけれども、内部被曝は、飛んできたものを呼吸すれば直ちに体の中に入ってしまうということで、私も自分で福島の原発の近くの人の内部被曝を計算してみましたけれども、大変な量の内部被曝であります。したがって、逃げるということ、マスクをするということ、そういった初動操作がほとんどなされなかったということで、はっきり言えば、日本には政府がなかったということは非常に明らかであるというふうに思います。
 これの根本原因は、私は長く、四十年ぐらい原子力の仕事をしてきましたけれども、徐々に徐々に原子力行政というのは甘くなって、保安院なんという、安全を管理するのか推進を管理するのかわからないようなものが次々とできて、データが出てこない。
 一方、魚の放射線の規制値がなかったことでわかるように、事故が起こらないから、事故が起こることを想定したことは考えるなということが長く続いたことによって、今回のように、飲み水も被曝も何ら防御することができないという状態で福島県の人が被害を受けたことは、原子力に携わる者としても非常に残念ですし、また申しわけないことをしたと私なんかは思っています。
 それから、三号機なんですけれども、プルトニウムの炉が始まる、やはりこれもウランと同じである、何にも変わりないということで、ほとんど検討がなされずにスタートした
 それから、「もんじゅ」の件もそうですが、前に事故を起こして、配管がちょっと割れてどうなったということがほとんど思想的には改善されずにまた再開された。しかも、事故ということを表に出さないで処理されているというようなことで、やはりこれは早急に、我々が原子力発電所というものをもし動かすならば、事故に対して、はっきりとした指針とか技術的なもの、退避体制、それを整えなければ、私は、同じタイプの飛行機が一個墜落したわけですから、その原因を追求するまでほかの原発はとめて、安全なものから再スタートするということをしなければ、巨大技術の安全は保てないというふうに思っています。

○吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。
 先ほど武田参考人にお伺いできませんでしたので。
 内部被曝がきょうの議論でも大事なことになってきたと思うのです。要するに、炉心溶融したわけですから、さまざまな核種のものが出てしまっているわけですね。半減期の短いもの、長いものがありますから、核種ごとのモニタリング、どれぐらいの線量のものがどう出ているかというモニタリング、しかも固定したポイントで累積線量率がどうなっていくか、このことの調査というのが最も大事な一つだと思いまして、これは武田先生と矢ヶ崎先生のお二人に聞きたいと思ったんです。
 時間が来ていますので、これで終わります。

○武田参考人 国民の健康を守るという点で今一番抜けておりますのは、ストロンチウムとかプルトニウムという非常に重要なものが測定値すら出てこない。アメリカではプルトニウムが出てきて、アメリカで出てきているのに日本で何でないのかとよく私は聞かれるんですけれども、いや、日本の政府がはからないからだ、こういうふうに答えざるを得ない。ハワイで検出されて、福島で検出されないんですかと。
 三号機は相当程度ぼんと上に来ましたから、当然そこからプルトニウムとかストロンチウムのような比較的重たいものが出ているはずで、これは私は、これからの原子力のことを考えても、早くはかって公表して、特に魚なんかもそうですけれども、海水に出たのは初めてですので、もっとデータをはっきり出して、そして、避難するなら避難する、食材からの被曝を下げるなら下げるということを非常にはっきりと言わなきゃいけない
 先ほどの三号機の質問もそうですけれども、三号機を動かしながらプルトニウムの測定をしない、一週間で出るプルトニウムの測定値を、内部で検討しなきゃならないから一カ月かかるというようなことを言っておるわけですから、全く被曝される方のことを考えずに動いているというふうに思います。

○矢ヶ崎参考人 今御指摘のことに加えて、メルトダウンしたときに、部分的にしろ核分裂が起こりました。そこに対するデータというのはほとんど提供されておりません。
 それから、私ども内部被曝を問題にする者は、飛んでくるほこりがどれだけの粒径であるか、そういう大きさの分布など、内部被曝を評価する上で非常に大事なんですが、一つもデータがございません。そういう点で、きちっとデータを出して国民に知らせる、まずこれをやることがとても大事だと思っております。

○川内委員長 先生方、参考人の先生方にお聞きになられたいことがまだまだたくさんあろうかと思いますが、申し合わせの時間が参りました。
 これにて参考人に対する質疑は終わりました。
 この際、参考人各位に一言御礼を申し上げます。
 参考人各位には、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。
 未曾有の原子力災害に対して、国会として、あるいは、この委員会はことし設けられたんです、科学技術・イノベーション推進特別委員会、原子力行政も担当する委員会でございますので、この未曾有の事故に対して政府の対応が不十分であるとするならば、国会として政府に対して申し上げなければならないこともあるのではないかということで、きょうこうして参考人質疑を行わせていただいたということでございます。
 いただいた意見を今後の委員会の審議に十分に反映させて、国民の皆さんに安心をしていただけるように、福島の皆さんが安心をして生活できるように、委員会としても精いっぱい努力をしてまいることをお誓い申し上げさせていただき、委員会を代表しての厚い厚い御礼にかえさせていただきたいというふうに思います。本当にありがとうございました。(拍手)
 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
    午後零時二分散会

※SOBA(以下、Wikipediaよりメモ):
ホルミシス効果、ホルミシス効果(ホルミシスこうか、英: hormesis)とは、生物に対して通常有害な作用を示すものが、微量であれば逆に良い作用を示す生理的刺激作用のこと。ホルミシス(hormesis)とは、ギリシャ語のホルメ(horme)に由来する。このホルメはホルモンの語源でもある。意味は、「刺激する」である(英語では、to excite)[1][2]。特に自然放射線の人体への健康効果を指す場合は、放射線ホルミシス効果(Radiation hormesis)、また放射線ホルミシス学説ともい[3]。ホルメシスとも表記される。

 

関連:
【必見】NHKスペシャル、汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~、2006年4月16日(日)放送。低線量被ばくについてなど)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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2011年5月19日 (木)

小出裕章氏5月16日〜19日【福島原発】冠水-やる価値も無い作業 冷温停止の概念、全UTube6本。

 MBS毎日放送です。

【福島原発】5/19/木★1.冠水-やる価値も無い作業 2.冷温停止の概念
by nyugankenshin
http://www.youtube.com/watch?v=Y1gVd1UL2hY

 

【福島原発】5/18/水★「国会に行って言いたい事を言ってきます」 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=Y5ztkhNTbpA

【福島原発】5/18/水★「国会に行って言いたい事を言ってきます」 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=kJHdpk42zbI

4分30秒のところから、5月23日(月)参議院の行政監視委員会に参考人召致された件について。他の参考人情報などについては以下、

議題:「原発事故と行政監視システムの在り方」
日時:5月23日(月)13:00より
参考人:
・小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
・後藤政志氏(原子炉格納容器設計者)
・石橋克彦氏(地震学者、神戸大名誉教授)、
・孫正義氏(ソフトバンク社長)

【福島原発】5/17/火★2号機・3号機もメルトダウン?!-未知の世界 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=qmmA7VeamYk

【福島原発】5/17/火★2号機・3号機もメルトダウン?!-未知の世界 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=xoLCVYmlhtQ

【福島原発】5/16/月★東電すら事態の把握が出来ないのなら、なお深刻
http://www.youtube.com/watch?v=s3oUBGj-9g8

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2011年5月17日 (火)

【必見】2011年5月15日放送、NHKのETV特集 「ネットワ―クで作る放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」

  NHKがYouTubeを削除したので、2、4、5、6を入れ替えました。なお再度NHKが削除するのに備え代わりのVeoh動画も用意しました。なおポイント部分を録音し阿修羅にアップしたのでリンクをはっておきます。さらにその部分の画像も適宜キャプチャしていますのでご紹介しておきます。雑談日記は二段がまえ三段がまえで徹底的に抵抗します。

※このNHK ETV特集動画中、何度か見えたポケット計測器について購入方法など徹底的に調べました(NHK ETV特集動画中に出てきたサーベイメーターのメモ、その1その2その3)。

※福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後の、原発から300km汚染地図関連記事と資料を採録

※関連知識で被ばく線量について、一般人の年間被爆限度は1年間に1ミリシーベルト、放射線業務従事者の場合は5年間の積算で100ミリシーベルト (平均で1年間あたり20ミリシーベルト)、但し1年間に限り放射線業務従事者の場合は最大50ミリシーベルト、また緊急事態の場合は放射線業務従事者の場合1 回の作業に限り100ミリシーベルト(→小出裕章氏の解説中1分21秒のところから)。また1ミリシーベルトは、1000マイクロシーベルト。動画などで放射線計測器を見ながら「マイクロシーベルト」と言っている時は「/時間」なので、年間積算は1時間当たりの放射線量を×24時間×365日して年間換算する。なお比較したくなる、「平常値」についてのメモ

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 1/7 (14分30秒)代わり
http://www.youtube.com/watch?v=5SPJrGVjrq8
by goodmotherfucher
hisutaminZ

(↓クリックで拡大、下でご紹介しているVeoh動画でキャプチャ、以下同じ
00343alokapdr111映像に登場している放射線衛生学の木村真三さん(43)も使っている、また京大今中哲二助教授(原子炉工学)も使っている(左の画像、最初から3分43秒のところ)放射能からの線量測定器、どこのかと調べてみたら、日立アロカメディカル株式会社の、AlokaポケットサーベイメータPDR-111でした。ところが、AlokaのHPでは値段が出ていません。ネットで調べたら20万円と書いているのもあります。手のひらに載るような電子機器で、政府が本当に国民の健康を心配し、国民を啓蒙しようとするなら政策として大量生産を会社に勧め普及に努めても良い。しかし、実際はそうはなっていない。3・11の初期対応を見てもむしろ被害を実際以上に小さく見せ情報を隠そう隠そうとばかりしていたのは明らか。信頼のおけない菅政権に出来るはずもないですが、こう言う信頼出来る機器の値段がどうなるかにも注目したいと思います。

※以下、AlokaポケットサーベイメータPDR-111について調査。東京支店に電話したが直接扱っていない部署との事で、販売代理店を案内された( 一般の店にも卸してないとの事だった)。専門の販売代理店は「千代田テクノル」、電話:03-3816-2931。女性が出て話してくれた。値段は245000円。納期は今年10月以降で現在なら11月か12月になる見込み。現在全国からもの凄い量の注文が来ていて生産が間に合わないとの事だった。なお、PDR-111の仕様とか技術的な関連については三鷹本社の計測システム営業部が担当。電話:0422-45-5131、所在地は〒181-8622 東京都三鷹市牟礼6-22-1)資料の郵送を約束してくれたので、後でpdfにしてアップします。なお僕はこのPDR-111を入手しましたが、高価です。一般の人がゼロコンマ二桁の値からのおおよその線量数値を知りたいぐらいであればエステーのエアカウンターSくらいでも良いのではないかと思います。

※HPでの説明:
ポケットタイプサーベイメータ PDR-111
小型軽量のポケットタイプサーベイメータ
環境γ放射線レベルを精度良く測定できる、サーベイメータです。
設定した値でアラームを発報する機能を持っています。

※参考情報として、武田邦彦中部大教授がブログで推奨しているECOTEST TERRA MKS-05(ガイガーカウンター放射線測定器)です。ウクライナ製で軍隊も使っているとのこと。当初「価格:128,100円(税込)」と高値で出てましたが、その後かなり安くなったようです。雑談日記内での武田邦彦中部大教授

 

00114 ←3月15日の朝、東京に初めて放射能が到達した日のフィルターを京都大学原子炉実験所に送り分析してもらった所、大量のヨウ素131が検出され話題となった。


00042 ←木村真三さん(43)放射線衛生学、かつて放射線医学総合研究所に勤め東海村臨界事故の調査を手がけた。その後、厚生労働省の研究所に移り自主的にチェルノブイリの調査に出かけた。福島の事故が起きると職場の上司は自発的な調査をしないように指示した。その後、厚生労働省の研究所退職。


00357 ←以下、調査に協力した、京大、今中哲二助教授(原子炉工学)


00410 ←広島大学、遠藤暁准教授(原爆放射線医科学研究所、機械システム工学専攻)


00425 ←広島大学大学院工学部工学研究科、静間清教授(環境放射能)


00448 ←長崎大学、高辻俊宏環境科学部・准教授(放射線生物物理学)


00506 ←岡野眞治さん(84)、環境放射能測定の草分け。戦後理化学研究所で仁科芳雄氏に師事、1954年ビキニ政府調査船俊鶻(しゅんこつ)丸で調査、1986年チェルノブイリ原発事故ではNHK取材班と共に現地に赴き独自の測定機器で調査、国際的な評価を得た。


00543 ←『ネットワ―クで作る放射能汚染地図 ~福島原発事故から2ヶ月~』


■録音1、動画1/7の6分32秒から1分41秒間、通しのVeoh動画では 0.06.32から0.08.13
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/407.mp3

(↓クリックで拡大、下でご紹介しているVeoh動画でキャプチャ、以下同じ
00635 ←3月16日、田村市立常葉小学校にて土壌採取。なお3月16日は大気中の放射線量が最大になった日で時折雪が降っていた。


00724 ←9種類の放射線核種が見つかったが、目立ったのはヨウ素131。半減期が8日間と短いが、吸い込むと甲状腺ガンの原因となる(特に女児、画面棒グラフの縦軸は対数目盛で3月15日換算)。量は1平米あたり515万ベクレル。土壌を採取したあたりの空間線量は1.91から1.93μSv/h(マイクロシーベルト/毎時)、平常値を0.05μSv/hとすると32倍前後。なおシーベルトは人体への影響の度合いを加味した放射線の量を表す単位。(ベクレルについて)(「平常値」についてのメモ


■録音2、動画1/7の8分3秒から2分16秒間、通しのVeoh動画では 0.08.03から0.10.20
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/408.mp3

00832 ←(通しの映像で8分32秒の所)3月16日は大気中の放射線量が最大になった日、時折雪が降っていた。事故後、原発から半径20km以内が避難地域、20kmから30kmが屋内退避地域に指定された。この日木村さんは西から東へとサンプリング調査をした。


00845 ←原発から西へ22kmの田村市都路町、避難する車が行き交っていた。この町は屋内退避の地域だったが既に脱出した人が多く町は閑散としていた。


00925 ←この町の土壌からは24万ベクレルのセシウムが検出された。チェルノブイリでは移住が保障されるゾーンの汚染。特にセシウム137は半減期が30年と長いので汚染を長引かせる。(ベクレルについて


00958 ←木村さんはここで放射能をよく吸着する松の葉をサンプルとして採取した。松の葉は広島大学に送られ、静間清さんによって放射線の量が視覚化された。


01011 ←松の葉に付着した放射性物質の発するエネルギーは黄色で、より強い部分は赤で現される。都路(町)の松の葉にも強い放射性物質が点在していることが分かる。


■録音3、動画1/7の10分25秒から2分59秒間、通しのVeoh動画では 0.10.25から0.13.25
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/409.mp3

20km圏内に入り、10分48秒の所で「振り切れてます」と言っている時はAlokaポケットサーベイメータPDR-111(19.99μSv/hまで)なので20μSv/hで振り切れていると言うこと。

01131 ←(通しの映像で11分31秒の所)民家の敷地周辺で計測。


01136250μSv/h、既にこの地域で現在のチェルノブイリの汚染状況が一番高いと言うレッドフォレストを超えていた


01149 ←250μSv/h。


01217車中でも大型の計測器の針が振り切れている。300μSv/h

SOBA:メーター部分の数値と表示窓右下に見える「121」からALOKAのTGS-121(後継機種は131)のようです。測定レンジは、計数率:0-10、0-100、0-1.000S-1。1cm線量当量率:0~30~30、0-300μSv/h、表示上段:計数率 下段:1cm線量当量率。

始めに戻る

01247そのあと、車中で40μSv/h、さっきの300μSv/hの所がホットスポットと分かった


■録音4、動画1/7の13分27秒から1分39秒間、通しのVeoh動画では 0.13.27から0.15.07
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/410.mp3

01356 ←(通しの映像で13分56秒の所)福島原発のある大熊町へ向かう、国道6号線は前方が地震で断裂していた。


01403 ←長者原と言うこの場所からは2.4km先の福島第一原発の煙突が見える(上の道路の写真から見て、向かって左手の方角)。


01417 ←断裂した道路の先には、持ち主が逃げ出した自動車が放置されていた。


01428 ←この日は福島第一原発に向かって西風が吹いていた。放射線量は120μSv/hを示していた(もし西風でなく、東にある福島第一原発の方からの風だったら一体どれほどの放射線量になるのか)。(録音続く)

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 2/7 (14分30秒)通しの動画で14分30秒から
http://youtu.be/ojV07XqP_bQ

01443 ←(録音の続き)自動車の放射線量を測る。


01447300μSv/hで針が振り切れていた


01503 ←行く手が閉ざされた道で持ち主が逃げ出した後に残された車、そこには原発から吹く風を浴び続けた痕跡が残されていた。


■録音5、動画2/7の40秒の所から2分1秒間、通しのVeoh動画では 0.15.12から0.17.14
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/411.mp3

01517 ←(通しの映像で15分17秒の所)原発から4kmの地点(双葉町山田)に戻り、木村さんはホットスポットと思われる場所でサンプルを取る事にした。ここの放射線レベルは300μSv/hを上回っていた。1号機で爆発が起こった3月12日、取るものも取り敢えず住民が避難してから時間が止まったような民家、


01603 ←ここの土からは1平米あたり1億6千6百万ベクレルのヨウ素131、2千120万ベクレルのセシウムが検出された。(ベクレルについて


01610 ←これまでの地点、常葉町(35km)、都路町(22km)に比べ、双葉町山田(4km)は圧倒的に大きな放射能の量だった。

※括弧内は福島第一原発からの距離。


01641 ←(通しの映像で16分41秒の所)西から東へ向けての調査が終わると木村さんは3月20日からは南から北へサンプリングの調査をした。福島第一原発から20から30km以内の三つの地点(葛尾村、川内村、いわき市末次)の放射能の値、セシウムを見ると末続町と葛尾村では約15倍の開きがあった。原発からの距離は同じでも放射能汚染には濃淡がある事がわかる。汚染のまだらな分布に関わらず原発から半径20から30kmのエリアは一律に屋内退避地域とされていた。避難の判断は住民自身にゆだねられ混乱が生じていた(※)。

※福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後の、原発から300km汚染地図関連記事と資料

■録音6、動画2/7の9分30秒の所から3分21秒間、0.24.00から0.27.22
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/412.mp3

02402 ←3月の末、木村さんは岡野さんから借りた装置を車に積み福島の汚染地帯に向かった。


02533 ←(通しの映像で25分33秒の所)幹線道路を南北に走って測定した放射線量のデータを岡野さんが地図に落とした。1時間当たり1μSv/h以下を青、1から2μSv/hは緑、2から5μSv/hを黄色、5から10μSv/hをオレンジ、10μSv/h以上を赤の丸で記した。1000m級の山で原発から隔てられた南西部では放射線量は低く、逆に北部で高くなっている(※)。

※福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後の、原発から300km汚染地図関連記事と資料

02617 ←(通しの映像で26分17秒の所)国道339号線沿いに極めて濃厚な汚染地帯がある事が分かった。ここは30km圏ラインの境目、浪江町の北西の端にあたる。


02625 ←3月27日


02632 ←浪江町赤宇木に向かう車中、既に20μSv/h以上振り切れている

←SOBA:この、僕も持っているAlokaポケットサーベイメータPDR-111は19.99μSv/hが計測限度です。ポケットタイプの場合、ネットで時々見る、安い線量計で「僕のは100μSv/hまで測れる」とかってありますが、ほとんど意味ないです。福一の壊れた原発近くの超汚染の場所は別にして、それ以外の所では20μSv/hまで測れれば十分(参考汚染地図)。

 ALOKAは高価ですが、AEMモード(ACCURACY ENHANCING MODE)で厳密に測るのとは別に、この様に動きながらの車中で測定値の変化をリアルタイムで追う事が出来ます。こう言う所が高価な機種の大きな特徴です。僕も、水戸街道(6号線)を松戸、柏経由、竜ヶ崎まで車で行った時に助手席の似顔絵@nigaoe に頼んで線量をウォッチしてもらった事があります。早川由紀夫先生の汚染ルート地図が実感出来る測定結果でした。柏あたりはかなり汚染されてますね。なお安価な線量計だと動きながらの計測は出来ませんので、道路脇に何度もとめて測るようにすればいい。ちょっと大変でしょうが、それなりの計測は出来ます。(「ポケット計測器について購入方法など調べたこと」に戻る)。

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02640 ←(通しの映像で26分40秒の所)浪江町赤宇木、木村さんと岡野さんたちが発見したホットスポットだ。


02652 ←集会所に第一原発の近くから逃れてきた人たちがいると聞いた。


02700避難所の外側で20μSv/hが振り切れていた

※SOBA:来るまでの車中でも20μSv/hが振り切れていたので、実際にはそれ以上のはず。数日後そのレポートが以下であります。

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 3/7 (14分30秒)通しの動画で28分59秒から
http://youtu.be/HB2JwrpvNnk

■録音7、動画3/7の3秒の所から38秒間、通しのVeoh動画では 0.29.02から0.29.40
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/413.mp3

02933 ←岩倉公子さん「私も原発に勤めてた時がありましたね、30代の時に。その時は勤め口があってみんな意気揚々としていましたけれど、いまこの様な生活を送って、毎日が夜寝る時も朝起きても空しくて口惜しくて、原発・東電が凄く憎く思ってます。電気がなくともね、夜暗くても、そう言う生活でもいいから原発はもう絶対欲しくないですね。」


■録音8、動画3/7の2分18秒の所から3分26秒間、通しのVeoh動画では 0.31.20から0.34.46
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/414.mp3

03120 ←浪江町赤宇木の集会所、人々の情報源はTVだけだった。インターネットはおろか携帯電話も不通になっていた。役場が避難所として認可していないため支援物資もない。食料は農家から分けてもらったり、自分達で持ち寄ったもので凌いで来た。


03158 ←卵は近くの養鶏場が人手不足で困っていると聞き、手伝いに行った時にもらったもの。


03228 ←取材班はその養鶏場を訪ねた。高橋清重さんは4万羽の鳥を飼育し、3万個の卵を出荷してきた。しかし、原発事故が起こってから養鶏場は危機に瀕していた。鳥の餌が届かないと言う。「放射能を恐れ配達に来ない」と高橋さんは言った。


03317 ←(通しの映像で33分17秒の所)3万羽のニワトリ。餓死する鳥も出始めていた。


03337 ←鶏冠が黒くなり死にかけている。


03401 ←数日後、再び取材班が訪ねるとニワトリの声はなかった。3万羽が餓死していた。


03411 ←餓死したニワトリ。


03501 ←高橋さんは1950年、シベリア抑留から生還し50羽の鳥から始めた。しかし、原発事故は高橋さんから全てを奪った。


■録音9、動画3/7の6分5秒の所から8分25秒間と、YouTube4/7の始めから1分25秒間で計9分50秒間、通しのVeoh動画では 0.35.06から0.44.52
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/415.mp3

03506 ←(通しの映像で35分06秒の所)3月28日、赤宇木集会所の放射能汚染がどのくらいのレベルなのか木村真三さんが調査にやって来た。


0351780μSv/h


03551 ←集会所の脇の土壌を採取した所、高濃度の放射能が検出された。セシウムだけで400万ベクレル、ヨウ素131は2320万ベクレル、原発から4kmの山田地区の数値に次ぐ汚染濃度。(ベクレルについて


03623_2 ←集会所の裏手にある畑でキノコを採取した。キノコはセシウムを吸収し濃縮する事が知られている。1kgあたりのセシウムは42万ベクレル、食用の椎茸などの基準値の840倍の量だった。


03857_2 ←木村真三さんが赤宇木集会所にあがり汚染を説明する。避難者の駐車の所で80μSv/h、部屋の中で20μSv/h。普通に生活する所が0.06μSv/hとすると、1300倍強、部屋の中で300倍強の汚染(平常値を0.05μSv/hとすれば、外は1600倍、部屋の中でも400倍の汚染)。飯舘の3倍にショックを受けた村民は、木村さんの話しを聞いた二日後の3月30日に集会所を去る事にした。赤宇木が計画的避難区域に設定されたのは集会所から人々が去ってから12日後の事だった。計画的避難区域と言うのは年間20ミリSv/hを超える事が予想され、一定の期間をおいて退避が求められる区域だが、赤宇木はその中でも突出した汚染地域だった。集会所の人々はそれを知る事が出来ずにいた

 実は文部科学省は2号機が爆発した3月15日から放射線量の計測を始め、HPで公開していた。

03952_2 ←文科省のHPの画面。


04002_2 ←(通しの映像で40分02秒の所)3月15日の計測ポイントは3箇所、いずれも高い数値を示しているが、地名は伏せられている。計測地「3」は車外で330μSv/hで日本の平常値の5500倍。(平常値を0.05μSv/hとすると、6600倍)(スクロールして見るなら)※

※この資料は、
福島第一原子力発電所の20Km以遠のモニタリング結果[平成23年3月16日(水曜日)1時05分時点]  (PDF:209KB)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/19/1303726_1501.pdf
文科省がリンクを切ったので、保存していたのをアップしておきます⇒1303726_1501.pdf←上記画像は総頁2頁中の1頁、下記地図画像は2頁の所です)。


04031_2 ←添付された地図を見ると計測ポイントは原発から北西の方向が選ばれていた。計測地「3」は浪江町赤宇木付近だった。文部科学省は既にこの地域に注目していた。(スクロールして見るなら


04048 ←3月16日、枝野の記者会見。 文科省のデータは官邸に上げられていたが、枝野「本日文部科学省においてモニタリングを頂き、」


04053_2 ←「文部科学省から公表される数字について専門家の皆さんの先ずは概略的な分析の報告に基づきますと、直ちに人体に影響を与えるような数値ではないと」。屋内退避地域にある赤宇木が特別な扱いになる事はなかった。


04132_2 ←(通しの映像で41分32秒の所)文科省は3月23日からは放射線の積算量についても計測を始めていた。


04142_2 ←「32、文科省測定中」の表示、NHK取材班はそのモニタリングポストを見つけた。23日以前の積算量を考慮に入れると集会所の人々が脱出した3月30日迄に25ミリSv/hを超えていた


04209_2 ←屋内にいる時間を考慮に入れても赤宇木集会所に居続ければ、原子力安全委員会が避難の基準としている年間50ミリSv/hを数ヶ月で超える事は明らかだった。


04216_2 ←(通しの映像で42分16秒の所)浪江町臨時役場(二本松市東和支所内)文科省の計測データは浪江町にはどう伝わっていたのか。


04235_2 ←32番は赤宇木の計測量。町はデータの存在を知っていた。(スクロールして見るなら


04239_2 ←しかし、地名が伏せられたデータを町は重要視していなかった。積算量が突出していたにも関わらず、。(スクロールして見るなら


04240_2 ←SOBA:文科省HPのpdf資料「1303727_1719.pdf」の1頁目です(※)。赤線の所がNHKが突き止めた箇所。文科省はこの日13時、14時、15時と3回計測してます。(スクロールして見るなら

※その後文科省は、下記最初のURLはサイトマップにリダイレクトさせ、ファイル自体は削除してます。要するに証拠隠蔽

福島第一原子力発電所の20Km以遠のモニタリング結果(平成23年3月16日~4月9日)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1304749.htm

3月17日(木曜日)
福島第一原子力発電所の20Km以遠のモニタリング結果[平成23年3月17日(木曜日)19時00分時点]  (PDF:116KB)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/19/1303727_1719.pdf
文科省がリンクを切ったので、保存していたのをアップしておきます⇒1303727_1719.pdf←NHKが突き止めたのは総頁5頁中の1頁の所です)。

 

ETV ネットワ―クで作る放射能汚染地図 4/7 (14分30秒)通しの動画で43分30秒から
http://youtu.be/kL-icXIOri0

始めからは録音9の8分22秒の所からの続きで、このYouTubeの1分25秒まで。

04259 ←浪江町馬場有町長。「文科省のHPにあっただけで、正確、正式(な連絡)ではない」


04415 ←スクリーニング会場。


04422

←赤宇木集会所の人の中にはスクリーニングを受けた結果基準値を超え除染が必要になった人もいた。


04428 ←文部科学省への取材では、「32」の地名を伏せていたのは風評被害が広がるのを恐れたからと言う事だった。

SOBA:この線量計はメーター部分の数値表示などから、GMサーベイメータ(アロカ製TGS-136型)のようです。「放射線測定に関するガイドライン (PDF:1853KB) - 文部科学省」の総枚数28の内8、9、10に出てきます。
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■録音10、動画4/7の3分54秒の所から4分6秒間、通しのVeoh動画では 0.47.24から0.51.27
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/416.mp3

04729 浪江の中心部と赤宇木地区を結ぶ国道114号線を走った。町なかでは放射線の値は大きくなかったが、


04757 やがて道路は緩やかな勾配をのぼりながら川に沿ってできた谷間に入って行った。20キロ圏を出たあたりから線量が上がり始め、バーグラフは振り切れスペクトルは表示されなくなった。30μSv/h振り切れ40μSv/h。原発前が70μSv/hなのから考えてもかなりの線量。20キロ圏内が立ち入り禁止になる前日だった為、荷物を取りに自宅へ帰る避難民の車が目立った。


04914 これは岡野さんの装置が記録したこの谷の汚染状況。20キロにもわたり高濃度の放射能が沈着している事が分かる。


04919 岡野さんは川沿いの谷間では天候の変化が激しい事と関係したのではないかと見ている。


04955 3月12日の1号機の爆発後、風は北向きに吹いていた。14日の3号機の爆発後、南向きに変わり放射能は磐城・東京方面に向かった。15日朝6時の2号機の爆発後、風向きは北西に変わり、福島市では午後5時に放射線量が急上昇している。赤宇木を襲った放射能はこの風に運ばれたと思われる。(この部分の映像をくり返し見られる様にコマ送りにしました 、関連コマ送り画像


05023 15日夜半の冷え込みで谷には雪が降った。狭い谷間に滞留していた放射能は雪に捕捉されて地表に落ち、土壌や植物に吸着されて行った。赤宇木の集会所にいた岩倉さんの日記によれば2週間で4日間この谷に雨や雪が降っていた。


05042 この放射能の流れは、国道114号線が行き着く福島市へと続き、一部は分岐して飯舘村に入った。浪江町を貫いた国道114号線から399号線に入り北上するとやがて峠にさしかかる。文部科学省のモニタリングポストが点在するこのあたりもホットスポット。峠を下ると飯舘村、人口はおよそ6千人、働き手の3分の一が農業を営んでいる。

 

■録音11、動画4/7の8分3秒の所から2分47秒間、通しのVeoh動画では 0.51.32から0.54.20
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/417.mp3

05135 飯舘村では京都大学と広島大学を中心とした学術調査団が3月下旬から汚染状況を調べ始めていた。


05142 調査団は村役場の協力の下、村内の汚染状況の全貌をつかもうとしていた。


05207 村内の主要な道路から130箇所もの地点を選び、放射線量を測定していく。


05216 汚染の深刻さは調査団の予想を超えていた。


05226 飯舘村の大半は30キロ圏外にあるため、避難地域に指定されていなかった。しかし、強い放射線が測定された。土壌に吸収された放射線核種によっては汚染が長期化する。調査団は村内5箇所で土壌のサンプルを採取。放射性物質の種類を特定した。


05342 4月上旬に公表された報告書によれば、130箇所で計測した放射線量から汚染マップが作られた。汚染は村の全域に及んでいた。測定された線量には幅があり、北部に比べ赤宇木地区と接した南部一帯は大きな値を示していた。採取地点の全てで半減期30年のセシウム137を検出、汚染の長期化は農業の盛んな飯舘村にとっては死活問題。

 

■録音12、動画4/7の10分56秒の所から3分18秒間、通しのVeoh動画では 0.54.25から0.57.45
http://www.asyura.us/bigdata/bigup1/source/418.mp3

05448 何時もなら農繁期となる4月を迎えても飯舘村の田畑に人影はなかった。飯舘村の専業農家、菅野宗夫さん。


05514 土壌汚染が明らかになり村では今年は農作物の作付けを一切行わない事を決めていた。妻の千恵子さん


05525 「今は水に浸している時なんです。何にもできなくて」夫婦にとって田植えを出来なくなったのはこれが人生で初めて。「素籾のまま、種籾に罪はないよね、、、ほんとに種籾に罪はない」