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2011年3月30日 (水)

2011年3月分、東京新聞「こちら特報部」のリストです。

 2011年3月分、東京新聞「こちら特報部」の全記事リストです。「こちら特報部」のWeb記事は他の記事とは違い、リード部分の紹介と最後に【こちらは記事の前文です】と購読の案内が来るスタイルです。

 以前から、東京新聞は原発関連は勿論のこと、他の問題でも大手紙よりも頑張っていると注目していました。あとで「特報部」関連で何か調べる時の自分用のメモエントリーです。(2011年3・11発災の今月分からアップ)※

※なお、テキスト公開が確認出来た最初の「こちら特報部」は2001.04.23ので、テキスト公開が確認出来た最後のは2007.03.24のです。

 

風評被害、いわきで何が…
2011年3月31日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011033102000039.html

 首都圏に電力を供給する東京電力福島第一原発の事故で、風評被害により一時“陸の孤島”と化した福島県いわき市。市民らの必死の働きでようやく人や物が戻りつつある。事故直後のマスコミ撤退により情報発信が途絶えたことが、追い打ちをかけたという。何が起きていたのか検証した。 (出田阿生、熊谷通信局・柏崎智子)

 

原発事故賠償 誰が負う
2011年3月30日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011033002000038.html

 福島第一原発の事故が深刻化する事態を受けて、数兆円ともいわれる損害賠償を誰が担うかという議論も本格化し始めた。政府が肩代わりする案、東京電力を国有化する案などもささやかれているが、一方で「国は原発賠償をするべきではない」とあくまで東電の責任を問う声も根強い。 (篠ケ瀬祐司、小国智宏)

 

政府は安全繰り返すけど 内部被ばく 軽視する日本
2011年3月29日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032902000069.html

 「人体に影響を及ぼす値ではない」−。福島第一原発の放射性物質漏えい事故で連日、政府はこう繰り返す。一般人への放射線の影響を否定する根拠が、胸のエックス線検診などと比較した漏斗状の「被ばく安全基準」だ。しかし、これは一回の外部被ばくの目安にすぎず、内部被ばくの実情が軽視されているという。原爆被害者でもある沢田昭二・名古屋大名誉教授(79)や識者に聞いた。 (秦淳哉、出田阿生)

 

どうなる復興予算 27兆円?原発影響底知れず
2011年3月28日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032802000045.html

 東日本大震災の復興には膨大な税金が必要になる。肝心なのは復興ビジョンだ。枝野幸男官房長官も27日の記者会見で「財源問題よりも復興ビジョン固めを先行させるべきだ」と語ったが、政府・与党の関心はあくまで財源問題。議論を覆っているのは、政治的駆け引きばかりだ。何が本当は問われているのか。経済、財政分野の有識者たちに聞いてみた。 (佐藤圭)

 

「風評」で動かぬ復興 解決策は早く正確な情報
2011年3月27日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032702000063.html

 東日本大震災で家族や家を失い、避難所で途方に暮れる被災民がいる一方で、目に見えない二次被害に苦しんでいる人たちもいる。制御不能に陥った福島第一原発の放射能汚染で、政府の避難指示圏や屋内退避圏から外れたものの、「風評被害」で身動きがとれないというのだ。あまり世間に注目されず、物流も途絶えてSOSを発する“忘れられた”被災民たち。彼らを救う手だては−。 (鈴木伸幸、中山洋子、秦淳哉)

 

被災地の新聞社、奮闘中
2011年3月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032602000090.html

 未曽有の被害をもたらした東日本大震災。激震と巨大津波は、地元密着の新聞社にも大打撃を与えた。それでも「報道の灯」は消えはしなかった。余震が収まらず、放射線の恐怖も追い打ちをかける中で、パソコンが壊れればメモを書き、印刷ができなければ手書きの壁新聞を作り、被災者に生活情報を伝え続けている。 (小国智宏、佐藤圭)

 

国難なのに「顔」見せぬ政治家 “剛腕”にも失望感
2011年3月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032502000056.html

 未曽有の国難なのに、政治家の「顔」が見えない。ただ一人、記者会見を続ける枝野幸男官房長官は淡々と広報するだけ。菅直人首相は職務専念を理由に引きこもる。政治家には時にパフォーマンスも求められる。大震災や原発事故の現場で陣頭指揮し、不明者捜索や物資運搬に尽力し、復興に向けて国民を鼓舞するのも務めではないだろうか。被災地出身の国会議員を追った。(篠ケ瀬祐司、秦淳哉)

 

「想定外」という言い訳 原発事故は「想定内」だった 人災隠しのにおいも
2011年3月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032402000059.html

 東日本大震災直後から「想定外」という言葉があふれている。津波で制御できなくなった原発、崩壊した防波堤、空振りの地震予知や緊急地震速報…。自然の脅威に人知は及ばない。だから、現実には「想定外」はあるのだろうが、ドサクサに紛れて多用されすぎてはいないか。どこか、人災隠しのにおいがする。「想定外」が横行すればするほど、次の惨事への備えは甘くなる。 (篠ケ瀬祐司、中山洋子)

 

「原発震災」 建設・計画中14基の行方は
2011年3月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032302000040.html

 石油などの化石燃料を燃やさず、二酸化炭素(CO2)を出さない「クリーンで安全」なエネルギー-。政府や電力会社が進めてきた原子力発電のこんなうたい文句は「原発震災」で地に落ちた。福島第一原発の放射性物質汚染は多くの住民を避難させ、農畜産物を直撃と深刻さを増すばかり。だが、狭い国土でさらに十四基を建設・計画する。政治は新増設にブレーキをかけられるのか。 (加藤裕治、秦淳哉、小国智宏)

 

原発避難民 渦巻く不信
2011年3月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032202000047.html

 福島第一原発の事故で放射線被害を避けた周辺住民が続々と首都圏に身を寄せている。前例のない規模の退避勧告。「緊急」の名に隠れているが、これほどの生活権侵害も例がない。そのとき国は、自治体は、東京電力は何をしてくれたのか。また原発への思いは。不信と不満が渦巻く避難所で聞いた。 (篠ケ瀬祐司、出田阿生)

 

どうする原発行政 作家・広瀬隆氏に聞く
2011年3月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032102000042.html

 反原発のバイブルともなった「東京に原発を!」。あれから三十年後、米国スリーマイルアイランド原発事故と危険レベルが同等の惨事となった福島第一原発。作家の広瀬隆さん(68)は昨年、十五年ぶりに原発に関する本を出版。その中で地震と津波の被害で日本の原発が危機にさらされることを予測し、今回の事故を「人災」と語る。三割の電力を賄う原発行政はどこに向かうべきなのか。 (秦淳哉、鈴木伸幸)

 

阪神大震災「菅原市場」の声 同じ経験、恩返ししたい まずは住まい確保
2011年3月20日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011032002000080.html

 一九九五年一月十七日未明に発生した阪神大震災。被害が集中した神戸市の下町は、瞬く間に火の海と化した。あれから十六年。かつて被災した人たちは、東日本大震災に過去の記憶を重ね、胸を痛めている。当時、焼け落ちたアーケードが被災の象徴となり、仮設店舗での営業再開が復興のシンボルになった神戸市長田区の「菅原市場」を訪ね、住民に話を聞いた。 (出田阿生)

 

地域医療崩壊の危機 長期戦なら自衛限界
2011年3月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031902000085.html

 東日本大震災の影響で、東京電力が14日から始めた「計画停電」は、混迷を極めている。実施か回避か直前まで決まらず、終わりも見えないライフラインの遮断に、地域の不安と疲弊が積もる。とりわけ、救急医療も担う総合病院が「このままでは地域医療が崩壊しかねない」と危機感を募らせている。現場でどんな問題が起きているのだろうか。 (中山洋子)

 

「規制」と「推進」が同居する怪 原子力安全・保安院の研究 
2011年3月18日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031802000058.html

 東京電力福島第一原発の事故勃発以来、連日の記者会見で、すっかりおなじみになったのが「原子力安全・保安院」という組織。「原子力の業界を監視・指導する役所」というのは何となくわかるが、その内情をしっかり把握している人は少ないのではないか。実は、推進一辺倒でブレーキを持たない日本の原子力行政の現状を象徴する役所でもある。 (篠ケ瀬祐司、秦淳哉、佐藤圭)

 

築地移転先、地震で弱点露呈 豊洲が液状化
2011年3月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031702000038.html

 築地市場の移転が予定されている東京都江東区の豊洲地区が、大地震の影響で液状化に見舞われている。市場移転経費を含む都の新年度関連予算案は先日、都議会で成立した。だが、土壌や地下水が有害物質で高濃度に汚染された旧東京ガス跡地に「都民の台所」を造ることに反対の声は根強い。四月の都知事選の争点にも再浮上する中、液状化現象は移転計画も流動化させるのか。 (出田阿生、小国智宏)

 

反骨の技術者が語る福島第一原発の暴走 4号機も爆発、最悪の事態は
2011年3月16日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031602000052.html

 東京電力福島第一原発が暴走している。政府はこれまで「大丈夫」を繰り返してきたが、15日には2号機の格納容器につながる装置の損壊、4号機では使用済み核燃料の冷却機能喪失が懸念される事態に陥った。こうした「悪夢」を冷静に指摘してきた元技術者らがいる。技術者のプライドから発言してきた。第一原発で本当は何が起きているのか。彼らの声に耳を傾けてみたい。 (出田阿生、中山洋子)

 

被災地 岩手・野田村で復興作業始まる 津波、重労働…危険隣に
2011年3月15日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031502000056.html

 東日本大震災に伴う大津波が襲った岩手県野田村。約50人の死者・行方不明者を出し、同県北部で最大の被災地となった。海寄りの住宅地は“焼け野原”状態。「こちら特報部」の記者2人は14日、同村を訪ね、かろうじて崩壊を免れた家屋で片付けを手伝った。作業中、「太平洋沖合で津波」との情報が駆け巡る。住民たちは今も恐怖と隣り合わせだ。 (佐藤圭、篠ケ瀬祐司)

 

隠しきれない不安…涙 体育館1800人すし詰め 大津波被害の八戸 避難所ルポ
2011年3月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031402000042.html

 東日本大震災に伴う大津波に襲われた青森県八戸市。町全体が消滅する事態はまぬがれたが、市内各地に設置された避難所では、九死に一生を得た人たちが不自由な生活を強いられている。電気が復旧するなど落ち着きを取り戻しつつあるが、復興への道のりは険しい。震災発生から三日目を迎えた十三日、津波の被害が最も大きかった八戸港近くの小中野中学校を訪ねた。 (篠ケ瀬祐司、佐藤圭)

 

福島第1原発爆発、炉心溶融の衝撃 「絶対安全」甘すぎた、「政府はごまかすな」
2011年3月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031302000058.html

 日本の原発の「安全神話」が崩れ去った一日となった。東京電力福島第一原発1号機の炉心溶融に続く爆発事故。放射能漏れも起きており、深刻な事態に陥った。過去の米国のスリーマイル島原発や旧ソ連のチェルノブイリ原発の惨事を生かせなかったのか。「地震大国」での原発依存の限界と制度設計の甘さを識者に聞いた。 (出田阿生、秦淳哉、小国智宏、加藤裕治)

 

【本紙原発報道の一部】
<こちら特報部>福島第1原発爆発 炉心溶融の衝撃(上)
2011年3月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2012/kikuchikan/06-1.html

2012kikuchikanimage061 事故を起こしたチェルノブイリ原発4号炉を覆う巨大な「石棺」。今も放射線を放出し続けているという=2006年4月、常盤伸・元モスクワ特派員撮影
写真

 日本の原発の「安全神話」が崩れ去った一日となった。東京電力福島第一原発1号機の炉心溶融に続く爆発事故。放射能漏れも起きており、深刻な事態に陥った。過去の米国のスリーマイル島原発や旧ソ連のチェルノブイリ原発の惨事を生かせなかったのか。「地震大国」での原発依存の限界と制度設計の甘さを識者に聞いた。(出田阿生、秦淳哉、小国智宏、加藤裕治)

 「ついにスリーマイル島原発事故と同じになってしまった」と話すのは環境団体「たんぽぽ舎」の柳田真代表。柳田氏は十二日午後、「必要な情報が出されていない」と東京電力に要望書を提出したばかりだった。

 「東電が情報を隠す上に、政府も安全だとごまかし続け、住民に適切な避難指示を出していない」と怒りに震える。

 爆発は午後三時半すぎだったが、枝野幸男官房長官が発表したのは、二時間以上も後だった。

 福島原発の事故が、一九七九年三月に起きたスリーマイル島の原発事故と共通するのは、原子炉の熱を冷やす冷却水が失われて“空だき”になっていた点だ。

 スリーマイルでは大量の放射性物質が発生する炉心溶融が起き、周辺八十キロ圏内の住民が被ばくしたが、全体の放射能漏れは少なかった。「周辺に飛行場があって原子炉が入る建物を非常に堅固に建設したことが幸いした」と柳田氏。

 しかし、福島第一原発の1号機は建設から四十年と老朽化している。

 NPO法人原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「今回の地震は断層四百キロで、大津波が来た。だが東電は断層が数十キロ程度、津波も数メートルくらいにしか想定していなかったと思う」と指摘する。

 伴氏らは、原発が受ける津波被害の危険性について、設備が浸水▽冷却水の取水口が土砂で埋まる▽引き潮で取水自体が困難になる-などとして対策を取るよう繰り返し指摘してきた。しかし、電力会社は「海辺でも高台に建設しているから大丈夫」「冷却水が失われる事態はあり得ない」と言い続けてきたという。

 原子炉の爆発事故としては一九八六年、旧ソ連のウクライナにあるチェルノブイリ原発事故がある。大量の放射性物質が大気中に放出された。

 長年チェルノブイリの取材を続けてきたカメラマンの本橋成一氏は「放射能放出は放射線量を測る機器に数値が示されるだけ。人間の感覚だけでは分からない怖さがある」。しかも放射能は長年消えず、蓄積されて被害を拡大させるという。

 今回の爆発は建屋が吹っ飛んだが、原子炉格納容器は壊れていないという。本橋氏は「もし炉心が爆発する事態となれば、最低でも三十キロ以上離れた場所に引っ越さなければならない。チェルノブイリでは百二十キロ離れたゴメリの放射能汚染が激しかった。風向きや雨によっては離れた場所も危険になる」と語る。

 「もともと政府は原発は『絶対安全』と主張し続けてきた。今回は想像以上の地震とするが、これに耐えられる強い基準の原発を造ろうとする発想はやめるべきだ」

 チェルノブイリ原発では、原子炉をコンクリートで覆った「石棺」から今も強い放射線が観測されるという。「当初、旧ソ連が情報を正確に伝えず、かなり後になって住民を避難させて被害が拡大した。政府は情報を正しく伝えるべきだ」

 

【本紙原発報道の一部】
<こちら特報部>福島第1原発爆発 炉心溶融の衝撃(下)
2011年3月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2012/kikuchikan/06-2.html

2012kikuchikanimage062 東京電力福島第1原発の度重なる避難指示で、疲れた表情を見せる男性=12日午後6時、福島県浪江町で
写真

 爆発への“導火線”は福島第一原発で冷却用の給水ポンプが停止し、緊急時の電源も作動しなかったことだ。一連の事態に、経済産業省原子力安全・保安院の幹部は「想定外」としてきた。

 だが京都大原子炉実験所の小出裕章助教(原子核工学)は「こんなに大きな地震が起きるとは思っていなかったということなのかもしれないが、もともとの想定が甘すぎた」と切って捨てる。

 「国は、原発は多重防護システムが施されており、『絶対安全』で事故は起こらないと断言してきた。しかし、どんなシステムでも科学技術的に言って、事故の可能性がゼロということはあり得ない」と続ける。

 「太平洋側はプレートの境界があり、地震も津波が来ることも十分に予想できたはず。こんな場所に原発を建設したこと自体に無理がある」

 安全な設計制度ではなかったのか。発電所が全所停電することを「ブラックアウト」と呼んで、小出氏らは再三、その危険性を指摘。しかし、電力会社側は「複数のディーゼル発電機でバックアップするから大丈夫」と説明してきたという。

 小出氏は「説明はうそだったことになる」と厳しく批判する。「原発は大企業の意向と国の核開発のために推進されてきた。もういいかげんに原発はやめろと言いたい」

 元京都大原子炉実験所講師の小林圭二氏も、原発の安全性の想定を甘いと考えてきた。

 「志賀原発(石川県)では短めに活断層を評価し、起こり得る地震の想定規模を小さく考えている。島根原発(島根県)では、活断層を見落としていた。浜岡原発(静岡県)では、東海地震の規模をマグニチュード(M)8・5としている。過小だ。安全を保つには最も厳しい事態を想定しなければならない。しかし、なぜか逆に振れる」と嘆く。

 その理由を「原発を造ることが前提になっているからだ。経済的に見合う水準を基に、安全性の基準を決めている」と小林氏は説明する。

 さらに対策も「緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動しないことは考えていない。冷却用の電源がすべて失われる想定もない。私たちはその可能性を指摘し続けてきた。国や電力会社、司法は聞く耳を持たなかったが、福島の原発ではすべてが起きた」と批判する。

 新潟大の立石雅昭教授(地震学)は、二〇〇七年の新潟県中越沖地震での教訓も生かされていなかったと言う。「東電の柏崎刈羽原発(新潟県)で火災が起きたが、外部電源施設が使え、なんとか炉心を冷却できた。その経験を限定的にしか考えず、さらに大きな地震が起きたらどうなるかと検討していなかった」

 そして「地震については、十分な予測をし、万全の対応を取ることは難しい。科学技術で対応できるという考えは甘い。福島原発はこのまま収まるよう祈るしかない。ほかの原発も全機止めてもらいたい」と語った。

 では溶融への対処はあるのか。小林氏は「核燃料の溶融を止めるには、何とかして水を注入し、冷やすしかない。だが燃料棒は二千八百度。水は水蒸気になり、簡単には温度は下がらない。大地震が予想されている浜岡原発はすぐに止めるべきだ」と訴える。

 小出氏も、同様の意見でこう見通す。「スリーマイル島原発事故を思わせる事態。今後はチェルノブイリ原発事故の規模の被害になるか、ならないかの瀬戸際だ」

    ◇

<デスクメモ> 福島原発の施設に近い高台から望む太平洋の海は青く、目がくらんだ。原発の安全性を問う記者の質問を、東電担当者ははぐらかし続けた。福島県に伝えられるトラブルの報告は遅く、情報不足と地元記者は嘆いた。二十五年前のことだが、今もさして変わらない。国も同じだ。情報は命に直結する。(呂)

 

東北・関東大地震直後 東京の表情は
2011年3月12日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031202000038.html

 エレベーターは止まったままだ。ビルの八階にある本紙編集局まで、記者たちは階段で上り下りしている。十一日午後に発生した東北・関東大地震。東京も激しく揺れた。いまだ被害の全容どころか、いつまで余震が続くのかも分からない。避難した人々が集っていた各地の公園も闇に包まれた。大地震発生直後の東京の表情を追った。

  (加藤裕治、篠ケ瀬祐司、佐藤圭、中山洋子)

 

ガソリン急騰の波紋 次は?庶民“音上げ”
2011年3月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031102000048.html

 ガソリンの店頭価格が急騰している。中東・北アフリカの政情不安を背景に原油が高騰し、ガソリンや灯油も一月末から10%ほど上昇。燃料費や輸送費が上がれば、電気やガスなどの公共料金から食料品にまで転嫁の可能性がある。異常気象や新興国の消費増で小麦、コーヒー、砂糖などの値上げはすでに待ったなし。景気低迷で春闘の賃上げ交渉も厳しい中、“値上げの春”の行方は-。 (中山洋子、秦淳哉)

 

数々の舌禍 地元逆なで 沖縄愚弄発言 メア氏どんな人
2011年3月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011031002000048.html

 米国務省高官が昨年末、学生を対象にした講義の中で、沖縄県民について「ごまかしとゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」などと愚弄(ぐろう)したことが明らかになり、波紋を広げている。米政府は火消しに躍起だが、頓挫している米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題は、さらに混迷を深めそうだ。発言したケビン・メア日本部長(56)は、日本での勤務も長い外交官だが、どんな人物なのか。 (鈴木伸幸、中山洋子、出田阿生)

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久 (著)

原子炉時限爆弾 広瀬 隆 (著)

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著)

 

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